JP2000508915A - 拡網板 - Google Patents

拡網板

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JP2000508915A
JP2000508915A JP9538475A JP53847597A JP2000508915A JP 2000508915 A JP2000508915 A JP 2000508915A JP 9538475 A JP9538475 A JP 9538475A JP 53847597 A JP53847597 A JP 53847597A JP 2000508915 A JP2000508915 A JP 2000508915A
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ラーセン,ヘルギ
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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K73/00Drawn nets
    • A01K73/02Trawling nets
    • A01K73/04Devices for spreading or positioning, e.g. control thereof
    • A01K73/045Devices for spreading or positioning, e.g. control thereof for lateral sheering, e.g. trawl boards

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、トロール漁に関連して拡張力を生成するのに使用することが可能な、拡網板(20)に関する。この発明に従った拡網板は、少なくとも2つの翼(1〜3)を含み、これら翼は、長手方向に延びる多数のリブ(5、6、10、17、26、27)の間に懸架されて、拡網板を通じて流れる水流がその中を通過する、少なくとも1つの先細りするチャネルが形成されるようにする。チャネルは、水が牽引速度に対して高速で、わずかに下方の方向にかつチャネルの出口から延びる隣接する下方翼または中間翼のそれぞれの端部に沿って排出されるように、湾曲されて形成される。これにより、拡網板の迎え角が大きい場合においても、乱流の発生が防がれる。

Description

【発明の詳細な説明】拡網板 発明の背景 本発明は、請求項1の前文に特定する、拡網板に関する。 拡網板は特に、トロール網を広げるのに使用される。2枚の左右対称の拡網板 が、トロール網の各側にそれぞれ接続される。拡網板は、トロール船とトロール 網との間に、ケーブルによって接続される。 このような拡網板は、GB−A−2 161 351号より公知である。この 拡網板は、横方向に装着された細長い水中翼手段を多数含み、各水中翼手段は、 1つまたは1対のブレード翼を含み、それら水中翼手段は、互いに対して平行で ある2つの真っ直ぐな細長い装着手段を含む装着フレーム内に、水流の方向に縦 に、間隔をおかれて配される。それぞれの水中翼または水中翼の各対は、コード が装着フレームを基準としてずらされるように、かつ、そのオフセット角が先導 する水中翼手段のものの方が後続の水中翼手段のものよりも大きくなるように配 される。 1実施例において、水中翼は対として配されるが、各水中翼手段は部分的に重 なる上方または先導するブレード翼および、より狭い下方または後続のブレード 翼を含み、翼の各対の間に、溝(チャネル)または細長い窪み(スロット)を形 成する。 文献GB−A−2 161 351号は、装着フレームに5対の水中翼が配さ れた実施例を示す。 拡網板の下側には、トロール船へとつながるケーブルを取付けるための多数の 固定点を有するブラケットが設けられ、装着フレーム上には、トロール網用の取 付け点が設けられる。これら固定点によって、拡網板の迎え角を含む、拡網板の 機能を調節することが可能となる。 上述の拡網板は、海底付近における操業にも海中における操業にも好適である 。 先行技術文献DE−A−0 562 243号は、横方向に装着された多数の 細長い水中翼を含む拡網板を示す。それら水中翼は、装着フレーム内に長手方向 に間隔を置いて配され、1つの水中翼の後縁が隣接する水中翼の前縁と隣り合せ となるように配される。水中翼は、先導する水中翼が後続の水中翼よりもフレー ムからのオフセット角が大きくなるように配され、それにより、側面から見て、 複数の水中翼が全体として、翼(つばさ)の輪郭のような形状を生み出すように される。 発明の目的 上述の拡網板によって発せられる横方向の力または揚力は、水中翼が通過する 水流にさらされた際に、その水中翼の湾曲した輪郭によって生成される力によっ て得られる。湾曲した水中翼の上側には圧力不足または真空が生じ、かつ、水中 翼の下側には過剰圧力が生じる。これは、飛行機の翼によって発せられる力と同 様であって、この場合、エーロフォイルの下側よりも上側において、気流の速度 は速くかつ圧力は低い。 エーロフォイルの分野で知られているように、翼の迎え角が増すと、それにつ れて、翼の上側の圧力不足および翼の下側の圧力が増す。しかしながら、表面摩 擦または抗力は、気流が層流から乱流へと変化する、迎え角のある程度高めの臨 界角において、突如増加する。この時点において、抵抗係数は急激に増す。 通常、拡網板は、操業中の拡網板の下側における圧力を最大にするために、上 述の臨界角よりさらに高い角度がつけられる。したがって、先行技術においては 、拡網板の力学を、拡張効率、抗力および高い迎え角に対する安定性等の点で、 改善する試みがなされてきている。しかしながら、これらの特性は、先行技術に おいても未だ完全に達成されてはいないことがわかっている。 したがって、本発明の主要目的は、拡網板の広範囲の迎え角にわたって、表面 摩擦を増大させることなく、所与のサイズの拡網板構造における圧力不足または 真空の有効面積を増すことである。 本発明の副次的な目的は、以下の特徴を有する拡網板を提供することである。 すなわち、拡張力を増しかつ抗力を低減するという点で流体力学的な効率を高め る等の、改善された動作特性を提供して、動力消費を減じる拡網板であり、かつ 、拡網板の重量および容積を最小にすることにより、拡網板を船上に引き上げる 等の取扱いが容易にされた、拡網板である。さらに、安定性があり、トロール網 を 引く際の広範囲にわたる速度下でも、トロール網の最初の操作および最終操作中 にも、ぐらつくことのないような、拡網板を提供することもまた1つの目的であ る。さらに、拡網板が反転することのないようにしてケーブルがもつれることを 防ぐこともまた1つの目的である。さらなる目的は、丈夫であって、海底の衝撃 や、摩耗することと裂けることに対して耐性のある、拡網板を提供することであ る。 以上の目的は、請求項1で特定した本発明によって、非常に満足のいくレベル まで達成されている。 独立の請求項1に記載の本発明に従えば、噴射の原理が、翼間に形成された1 または複数のチャネルによって利用されている。これらチャネルは、流れの方向 で先細りしており、それにより、ベルヌーイの方程式[面積1×速度1=面積2 ×速度2;ここで、1および2はそれぞれ、チャネルの開始部および終端部にお ける断面を示す]に従って、チャネルの終端部における水の速度がチャネルの入 口における速度よりも、または、牽引速度と比較して、より高速にされる。この 速度の増加により、チャネルの後端の口における圧力が低下する。この1つのま たは複数のチャネルから排出される、チャネルに沿ってかつチャネルの端部でわ ずかに下方に向かう高速の水流は、それら1つのまたは複数のチャネルの曲率に より、拡網板の迎え角が大きい場合においても、翼のまわりに、具体的には翼の 端部において、乱流が発生するのを有効に防ぐ。 1つのまたは複数のチャネルから排出される比較的高速の水流が、ある程度の 操舵効果をもたらし、それにより、拡網板がより安定となり、ぐらつきが防がれ ることもまた信じられている。 本発明に従った拡網板において、5°から45°までの広範囲にわたる迎え角 において層流が保証されることが、テストによってわかった。 請求項2に記載の本発明に従えば、チャネルのための出口は、拡網板の上方の 位置から見て、拡網板を基準として水が部分的に後方に向かってかつ部分的に側 方へと流れるように、配される。これにより、圧力不足の領域は、上から見て、 拡網板の中央上に生ずることとなり、拡網板の安定性に悪影響がもたらされない ようになる。 特に請求項4から請求項9で特定した発明にしたがって重なり合う翼を使用す ることによって、圧力不足の広い有効面積を得ることが可能となり、したがって 、比較的小型の拡網板においても、全体として高い拡張力を生成することが可能 となる。 請求項10および請求項11で特定されるように、本発明の拡網板の改善され た操舵特性および海底における機能性は、拡網板の最も外側に位置づけられた第 1のリブに沿って配されたフィンと、対向するリブ上のフィンの側面に位置する キールによって達成される。 請求項12に従ったキール、後縁およびフィンの丸みが付けられた設計、かつ したがってこれらの部品間で鋭い隅部が除去されることにより、拡網板が海底の 物体に捉えられることがなくなり、かつ、船とトロール網とを接続するためのケ ーブル布線、またはその目的のための他の物体が、拡網板に絡みつくことが確実 に防がれる。さらに、拡網板の低い抵抗係数が達成される。 請求項13に従って、代替的な、より丸みが付けられた設計が達成されている 。 請求項14で特定した本発明に従えば、拡網板をトロール網に取付けるための 装着手段は、拡網板の上側に、中央のリブの延長線上に配置される。装着手段を この位置に設けることが有利なのは、圧力不足が上方から見て拡網板の中央部分 近辺に発生するためである。これにより、翼およびリブに求められる構造的な強 度、およびしたがって、拡網板の重量を最小にすることが可能となる。 他の多くの利点が、添付の図面を特に参照する以下の説明から明らかとなろう 。 図面 図1は、本発明の一実施例に従った、操業中の2つの拡網板を示す。 図2は、図1とは別方向から見た、操業中の本発明の一実施例を示す。 図3aは、本発明に従った拡網板の第1の実施例を示す。 図3bは、図3aにおける第1の実施例の上面図である。 図3cは、第1の実施例の側面図である。 図4aは、本発明に従った拡網板の第2の実施例を示す。 図4bは、第2の実施例の上面図である。 図4cは、本発明の第2の実施例の側面図である。 図5aは、本発明の第3の実施例を示す。 図5bは、第3の実施例の上面図を示す。 図5cは、第3の実施例の側面図を示す。 図5dは、第3の実施例の翼の側面図を示す。 図6は、第4の実施例の上面図を示す。 図7は、第5の実施例の上面図を示す。 図8は、第6の実施例の上面図を示す。 図9は、第7の実施例の上面図を示す。 説明 図1および図2において、本発明に従った2枚の左右対称の拡網板20が、ト ロール網22、23を位置づけかつ広げるために操業している状態が示される。 これら拡網板は、牽引船21とトロール網22、23をつなぐケーブルに連結さ れている。図1において、トロール網22は海中におけるトローリングのための ものが示されており、図2においては、別のトロール23が海底付近で操業する ものとして示されている。 図3a〜図3cは、本発明に従った拡網板の第1の実施例を示す。この拡網板 は、下方翼1と、中間翼2と、上方翼3とを含み、これらの翼は、2つの平行に 延びる外側のリブ5および6によって、かつ、下方の中央リブ10ならびに、多 数の中間の中央リブ17および18によって、互いに比較的近接して積重なるよ うに配される。翼1〜3は、好ましくは、中央線に対して左右対称である。 図3bに示すように、拡網板の上側の翼2および3の各々の少なくとも後方部 分は、上から見て実質的に三角形の輪郭を描き、両翼は下方翼の上方の、上から 見てそれらを覆う位置から、やはり上から見て下方翼1の中央付近の位置へと延 びて、三角形の上方翼の後方の点がこの中央に配置されるようにされる。下方翼 1は、上方の翼2および3の下から延びて、終端部を形成する。 輪郭を見ると、翼1〜3は湾曲が付けられて、下方翼および上方翼のコードが 拡網板の中央線から見て上方翼のコードの方にずらされるように配され、また、 翼とリブとの間に形成されるチャネルが流れの方向に先細りするように、配され る。 図3a〜図3cに示す実施例においては、リブ17、18および翼1〜3が中 を水が流れる4本のチャネルを形成する。しかし、より多くのリブ、かつしたが ってより多くのチャネルを設けて、翼の剛性および拡網板の強度を高めるように してもよい。 図3a〜図3cに従った実施例においては、拡網板の上方翼3は丸みが付けら れて、中間および下方翼の上にわずかに延びて拡網板の耐久性が改善されるよう にしている。以下の実施例でわかるように、この特徴は必要に応じて省略するこ とも可能である。 図3a〜図3cに示す本発明の第1の実施例および図6〜図9に示す実施例に 従えば、1対の側板13および14が、上方翼2および3の側部に配されて、チ ャネルがさらに先細りするようにされる。これにより、チャネル内の流れの速度 の増加により、乱流を発生することなく、迎え角をより大きくすることが可能と なる。 図4a〜図4cに示すように、最小で2つの翼および3つのリブを利用するこ とが可能であり、それにより、2つのチャネルのみを形成することが可能である 。この発明の形態は、もちろん、より経済的に製造できるが、その拡張力は、よ り多くの翼を有する実施例と比較して小さくなる。 翼の曲率によって、水流が十分に高い速度で通過する際には、各翼の上側に圧 力不足が発生し、また、揚力または拡張力が発生する。 導入部で述べたように、チャネルが先細りする輪郭を有するために、チャネル の終端部において水流の速度が増し、それにより、チャネルから流れ出す水の速 度が通常、2倍から3倍に増す。さらに、翼は、チャネルの終端部で水が下方翼 に向かってわずかに下方に、かつそれに沿って排出されるように、設計される。 これにより、例外的に高い迎え角の場合においても、乱流の発生が防がれる。 図5a〜図5dに、本発明の第3の実施例を示す。これは、大部分が上述の実 施例と同様ではあるが、側板は設けられていない。この形態においては、安定性 はやや低いものの、拡張力は、側板を使用する実施例と比較してより大きい。 図5a〜図5cに対応するこの実施例に従つた、外側のリブ5または6に隣接 する部分における翼を、図5dに輪郭で示す。ここでは、線Aは下方、中間およ び上方の翼と垂直であり、上方および下方のチャネルの入口に対応する。距離ha1 およびha2は、線A上のそれぞれの入口におけるチャネルの高さを示す。線B および高さhb2は、中間および上方翼の間の距離を示し、線Cおよび距離hc1は 、下方翼と中間翼との間の距離を示す。 高さhb2またはhc1は、それぞれのチャネルの入口の高さha2またはha1の約 3/4を占める。この実施例において、チャネルの高さは、それぞれのチャネル の内側のそれぞれの入口の正面縁部から測定して、それぞれの入口の高さの約1 .35倍に対応する位置において、約3/4に低下する。 翼のパラメータに変更が加えられる場合、たとえば翼の曲率が変えられる場合 には、この先細りを修正することが必要であると考えられる。 図5dに示すように、上方および中間の翼は点または領域DおよびEにおいて 、隣接する下方または中間翼と出会う。この点または領域は、上から見て、拡張 板の中央線上に位置づけられる。 点Dにおいて、上方翼は好ましくは5°〜15°の間の角度で、中間翼に近づ く。点Eにおいては、中間翼はまた、好ましくは5°〜15°の間の角度で下方 翼に近づく。 図6および図7に従った実施例において、上方または中間翼の後縁の形状の修 正案を示す。後縁は、拡網板の中央線で左右対称な丸みを付けられた部分を示し 、ここで、後縁は、中央下方の点から拡網板の2つの前方の隅部へと、中央線に 対して斜めの角度で延びる。 拡網板の一方側に、キール11が最も外側のリブ5に沿って配される。このキ ールは、装着部分8を含む。このキール11によって、拡網板は海底と接触しそ の上を滑るようにされ、反転することなく天然の障害物を避けることが可能とな る。 キールの反対側には、最も外側に位置づけられたリブ6に沿って延びかつそれ から突出するフィンが設けられる。 フィン7およびキール8によって、拡網板には方向における操舵特性が与えら れ、それにより、拡網板は図1および図2に示される上向きの位置で動作できる ようになる。 フィン7、キール8および翼1の後縁は、ほぼ丸い輪郭を描く。これは、種々 の構成要素間の接合部付近における乱流を減じかつしたがって抗力を減じるとい う点から有利である。さらに、この拡網板は、より鋭い縁部を有する拡網板と比 較して、海底上の物体または牽引船もしくはトロール網につながるケーブルと絡 み合うおそれが少なくなり、また、おそらくはそれらを損傷するおそれも少なく なる。 本発明に従ったすべての実施例について、第1の装着手段24は、拡網板の中 央線上に、下方翼1の下側に設けられたリブ上の装着孔の形で設けられる。 図3aおよび図4aに従った実施例においては、第1の装着手段24と平行に 第1の補助装着手段12もまた設けられる。 これら装着手段は、ケーブルを船に装着するための点の役割を果たし、ケーブ ルを装着手段に蝶番式に取付ける位置に従って、拡網板の迎え角を調節すること が可能となり、それにより拡網板を実際の負荷に適応させることが可能となる。 図5aに示した実施例に、第1の補助装着手段12の代替例を示す。ここでは 、種々の装着点29を有する横方向に配向されたバー28が設けられている。 すべての実施例について、第2の装着手段16は、トロール網に固定するため に、上方翼2および3の頂部に設けられる。この装着手段もまた、装着点の調節 を可能にする。 必要に応じて、第2の補助装着手段15が、翼1の後方部上に設けられてもよ い。これにより、トロール網からの引っ張り力がより均一に分散されるようにな る。 拡網板の規模は何ら制限を加えられてはいないが、本発明に従った拡網板の重 量は、通常、2〜5トンの間であり、それより重くすることも可能である。この ような拡網板では、非常に大きな力が生じることが考えられ、非常に大きな拡網 板の場合には、翼をさらに補強することが必要である。 この目的のために、図5a〜図5dに従った実施例においては、中央リブと外 側のリブとの間に2つの強化リブ26、27が挿入されている。しかし、拡網板 の構造的な強度を強化するために、より多くの強化要素を翼の間に設けることも 可能である。ねじり剛性を強化するためには、強化手段は、拡網板の前方から見 て、翼と直角の角度からそれたさまざまな角度で配することも可能である。 チャネルの入口には、ある種の格子または網を設けることも有利であろう。こ れにより、石等の大きな物体が入口に詰まることが避けられ、それにより、拡網 板の変形を防ぐことが可能となる。 図8および図9は、拡網板の幅対長さ比をそれぞれ約1:3および3:1にし た、2つの変形例を示す。図8に従った拡網板は、最大の拡張力を提供するが、 その安全性は最適とは言えない。これに対して、図9に従った拡網板は、安定性 は増すが、持ち上げ効果は比較的小さい。後者の拡網板はたとえば、海底におけ る操業に特に適用することが可能である。 上述の実施例に関連して述べた特徴は、特定的なものではなくそれら実施例を 説明するためのみに記載したものである。これらは、本発明に従った拡網板を特 定の用途に適用するために、互いに取換えることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,D K,EE,EE,ES,FI,FI,GB,GE,GH ,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.トロール網(22)等の物体とトロール船(21)との間に接続されて、そ の物体に牽引力の方向を基準として横方向の力を加えるための拡網板(20)で あって、前記拡網板は、下方翼(1)および上方翼(2、3)ならびに、おそら くは多数の中間翼(2、3)と、少なくとも2つの実質的に平行に配向されかつ 長手方向に延びるリブ(5、6、10、17、18、26、27)とを含み、前 記翼(1〜3)は、拡網板が水中で移動する方向に湾曲し、かつ、それらの間に 少なくとも1つのチャネルを形成する拡網板であって、 各チャネルについて、前記下方翼(1)または前記中間翼(2、3)が、各チ ャネルにおける前記上方翼または前記中間翼(2、3)の後縁の後ろに長手方向 に延びる端部を形成し、 少なくとも1つのチャネルが水流の方向に先細りして、前記チャネルを通じて 流れる水が方向を変えて、比較的高速で、前記中間翼および/または前記下方翼 (1、2)のそれぞれの端部の上面に向かってわずかに下方にかつその上面に沿 って排出されることを特徴とする、拡網板(20)。 2.拡網板の中央線を基準として互いに左右対称であって拡網板の上から見て流 れの方向に延びる、少なくとも2つのチャネル出口が設けられ、前記出口は、後 方および側方を指して、水が拡網板の上方の位置から見て拡網板(20)に入る 水流の方向を基準として後方および側方に流れるようにすることを特徴とする、 請求項1に記載の拡網板(20)。 3.前記チャネルの高さはチャネルの内側のその正面縁部からある距離において 約3/4に減じられ、前記距離は、入口高さを約1.35で乗じたものに対応す ることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の拡網板。 4.上方翼または中間翼(2、3)の前縁は、拡網板の上方から、拡網板が水中 で移動する方向に垂直の方向から見て、隣接する下方翼または中間翼(1、2) の前縁の前方に配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の 拡網板。 5.前記翼は拡網板の上方から見て中央線を基準として左右対称であって、中間 翼または上方翼(2、3)の中央軸の近くの後縁の中央部分は、上方翼または中 間翼(2、3)の後縁の中央部分の両側の各側部と比較して、隣接する下方翼ま たは中間翼(1、2)により近接することを特徴とする、前掲の請求項のいずれ かに記載の拡網板。 6.1つの中間翼または上方翼(2、3)の後縁の中央部分は、上方から見て、 その正面縁部から拡網板(20)の長さの約50〜80%に対応する位置まで延 びることを特徴とする、前掲の請求項のいずれかに記載の拡網板。 7.上方翼または中間翼(2、3)の後縁は、拡網板の上方の位置から見て実質 的に三角形を有することを特徴とする、請求項6に記載の拡網板。 8.上方翼または中間翼(2、3)の後縁は、拡網板の上方の位置から見て丸み が付けられていることを特徴とする、請求項6に記載の拡網板。 9.下方翼(1)の後縁は、拡網板の上方の位置から見て丸みが付けられている ことを特徴とする、前掲の請求項のいずれかに記載の拡網板。 10.拡網板の最も外側のリブ(6)上に操舵用フィン(7)が設けられ、かつ 、操舵用フィン(7)とは反対側の最も外側のリブ(5)にキール(11)が設 けられることを特徴とする、前掲の請求項のいずれかに記載の拡網板。 11.前記キール(11)には装着部分(8)が設けられることを特徴とする、 請求項10に記載の拡網板。 12.キール(11)およびフィン(7)は拡網板の上方から見て湾曲した部分 を描き、下方翼(1)の丸みが付けられた後縁によって規定される湾曲が、キー ル(11)およびフィン(7)に滑らかに続くことを特徴とする、請求項10ま たは請求項11に記載の拡網板。 13.上方翼(2、3)は上方から見て丸みが付けられた湾曲を描き、かつ、キ ール(11)およびフィン(7)も拡網板の上方から見て湾曲した部分を描き、 それによって、下方翼(1)の丸みが付けられた後縁と上方翼(2、3)の丸み が付けられた前縁とによって規定された湾曲が、キール(11)およびフィン( 7)に滑らかに続くことを特徴とする、請求項10または請求項11に記載の拡 網板。 14.牽引される物体に接続するための第1の装着手段(24)が拡網板(20 )の上側に、中央のリブ(18)の上方にかつ好ましくはその延長に、また、 上方翼または中間翼の中央の後縁の近くに設けられ、第2の装着手段(16)が 拡網板(20)の下側に配されることを特徴とする、前掲の請求項のいずれかに 記載の拡網板。 15.拡網板の長さ対幅比が1:3から3:1の範囲内であることを特徴とする 、前掲の請求項のいずれかに記載の拡網板。 16.少なくとも2つのチャネルを形成する少なくとも3つの翼(1〜3)を有 し、拡網板の中央線において上方翼または中間翼が隣接する中間翼または下方翼 に、それぞれの翼が出会う点において好ましくは5°から15°の間の角度で接 近する、前掲の請求項のいずれかに記載の拡網板。 17.2つの側板(13、14)が、拡網板の中央線を基準として斜めの角度で 配された翼の正面縁部に近接して配されて、翼(1〜3)の間に形成されるチャ ネルをより先細りさせる、前掲の請求項のいずれかに記載の拡網板。
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