JP2000508017A - 結晶コポリマー及びその製造方法 - Google Patents

結晶コポリマー及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000508017A
JP2000508017A JP9535530A JP53553097A JP2000508017A JP 2000508017 A JP2000508017 A JP 2000508017A JP 9535530 A JP9535530 A JP 9535530A JP 53553097 A JP53553097 A JP 53553097A JP 2000508017 A JP2000508017 A JP 2000508017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystalline copolymer
producing
copolymer
crystalline
glycolide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9535530A
Other languages
English (en)
Inventor
アンドリュー エム. ライカス
ヒルドガード アイ. クラマー
Original Assignee
アメリカン サイアナミッド カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アメリカン サイアナミッド カンパニー filed Critical アメリカン サイアナミッド カンパニー
Publication of JP2000508017A publication Critical patent/JP2000508017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/82Preparation processes characterised by the catalyst used
    • C08G63/823Preparation processes characterised by the catalyst used for the preparation of polylactones or polylactides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L17/00Materials for surgical sutures or for ligaturing blood vessels ; Materials for prostheses or catheters
    • A61L17/06At least partially resorbable materials
    • A61L17/10At least partially resorbable materials containing macromolecular materials
    • A61L17/12Homopolymers or copolymers of glycolic acid or lactic acid
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L31/00Materials for other surgical articles, e.g. stents, stent-grafts, shunts, surgical drapes, guide wires, materials for adhesion prevention, occluding devices, surgical gloves, tissue fixation devices
    • A61L31/04Macromolecular materials
    • A61L31/06Macromolecular materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/06Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from hydroxycarboxylic acids
    • C08G63/08Lactones or lactides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】 グリコリドと光学的に不活性なdl-ラクチドとからなる結晶性コポリマーが開示されている。このコポリマーは、62重量%以下のグリコリドを含んでいる。また、このコポリマーの製造方法と、これを材料素材とする、優れた特性を備えた吸収性の医療具とが開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 結晶コポリマ−及びその製造方法 技術分野 本発明は、グリコリド(glycolide)とdl-ラクチドをベースとするコポリマー (共重合体)組成物に関するものである。さらに特定すれば、本発明は、62重 量%以下のグリコリドを含んだ結晶コポリマー組成物(crystalline copolymer c omposition)と、生体吸収性医療具の製造に利用可能となるかかる組成物の製造 方法に関するものである。 背景技術 dl-ラクチドとグリコリドからなるコポリマー材料及び外科用具が広く知られ ている。このようなコポリマー及びこれに類するものに関連する米国特許には、 特許番号第3620218;2636956;39102497;3918455;3937223;4137921;4157437; 4243775;4443430;4835139;5013553;5198220;5242910;5229469;5317065; 5320624;5384133;5395747;5403713;5425984;5431679;5439884及び5470340号があ る。dl-ラクチドとグリコリドから製造されるもののごとき医療用レベルの生体 吸収性コポリマー(bioabsorbable copolymer)として望ましい物性は、その結晶 化度(degree of crystallinity)によって大きく影響される。 米国特許第5320624号のごとき特許は、ラクチドとグリコリドから誘導され た組成物(ラクチド成分(lactide moiety)が支配的)が、結晶度の減少のごとき 予期できなかった好特性を有していることを開示している。従って、光学的に不 活性である(optically inactive)dl-ラクチドを38重量%以上含有する、その ようなコポリマーは特徴的にアモルファス(amorphous)であるか、あるいは結晶 性を有しないとされてきた。同様に、ラクチドとグリコリドの結晶コポリマーを 開示する米国特許第4157437号は、その大部分が、結晶性であることが知られて いる光学的に活性であるラクチドを含んでいることを必須としている。物性を改 善するこ とを目的として結晶性となるように特にデザインされた光学的に不活性で、特徴 的にアモルファスであるdl-ラクチドとグリコリドとからなる生体吸収性コポリ マー医療具に関しては何の言及もない。 発明の開示 本発明は、約62重量%以下のグリコリドと、約38重量%以上の光学的に不 活性なdl-ラクチドとから成り、結晶性となる予期せぬ特徴を備えた新規な組成 物を提供する。公知技術においては、このような組成物は特徴的にアモルファス であるとされていた。しかし、本発明となるコポリマー組成物は、生吸収性であ り、分断分子構造(segmented molecular architecture)を有している。これはdl -ラクチドの多数とグリコリドとの結合体(linkage)及びこれらの混合体(mixture )を含んでおり、予想に反して結晶性である。このような組成物の結晶性は予想 できないものである。なぜなら、dl-ラクチド連鎖は特徴的には非結晶性すなわ ちアモルファスだからである。 本発明となるコポリマー組成物の製造方法は、イニシエータ(initiator)を利 用した高反応性モノマー連鎖の複数段階(ステップ)による環分断共重合化(rin g-opening copolymerization)が関与する。 以下で詳細に解説する結晶性組成物の製造に使用される適当な方法には触媒も 利用される。この触媒のタイプと使用量は、重合化と、本願明細書に記述されて いる環式エステル(cyclic ester)のトランスエステル化速度(transesterificati on rate)に大きく影響を及ぼす。塩化第一錫・二水和物(stannous chloride di hydrate)やオクトエート第一錫(stannous octoate)のごとき錫ベースの触媒が好 ましい。 さらに、その組成物のインヘレント粘度(inherent viscosity)あるいは分子量 はポリマー化に使用されるイニシエータの量によって大きく左右される。繰り返 すが、本発明の新規な組成物の製造方法は、以下で詳細に説明されている。 本発明となる結晶組成物は、医療用具の分野において有用である。なぜなら、 この組成物は生吸収性に優れており、同一組成物のアモルファスコポリマーより も優れた物理的及び引張り特性を備えている。この結晶組成物から製造される医 療具は、アモルファスのものよりも常温/常圧条件下での形状安定性に優れてい る。これらの優れた物理的物性は、物体の低温運搬や冷蔵保存が不要であるとい う観点から、経済的・商業的に重要な改良を提供する。 従って、本発明の1目的は、常温/常圧条件下で変形せず、低温運送/保存を 要しない新規な結晶性コポリマー組成物の提供することにある。 本発明の別な目的は、医療具の製造に有用な新規な結晶コポリマー組成物を提供 することにある。 本発明の別な目的は、本発明の新規な結晶コポリマー組成物から製造され、改良 された特性を備えた吸収性医療具を提供することにある。 本発明のさらに別な目的は、本発明の新規な結晶組成物の新規な製造方法を提供 することにある。 本発明の他の目的は、本発明の新規な結晶組成物から得られた吸収性医療具を提 供することにある。 発明の最良実施態様 本発明により、光学的に不活性であるdl-ラクチドとグリコリドとから製造さ れるもののごとき医療レベルの生体吸収性コポリマーの望ましい物性が、その結 晶化度によって大きく影響を受けることが発見された。しかしながら、今日まで の研究では、医療具の製造に使用される合成組成物の物性を改善することは、結 晶度の‘減少’にあるとされてきた。 本発明は、これとは逆に、特徴的にはアモルファスとされている組成物の‘増 加した’結晶化度によって改善された物性を提供させている。本発明の新規で予 想外の結晶組成物は、約62重量%以下のグリコリドと約38重量%以上の光学 的に不活性であるdl-ラクチドとからなるものである。さらに好適には、約50 重 量%のグリコリドと約50重量%の光学的に不活性なdl-ラクチドとからなるも のである。従来技術の考えと製造方法に従えば、このような組成物は特徴的にア モルファスとされてきた。 本発明の新規な結晶組成物の新規な製造方法は、2段階(ステップ)以上の環 分断共重合化反応(ring-opening copolymerization)が関与するが、好適には、 2段階の連続的付加(による)共重合化反応(sequential addition copolymeriz ation)によって結晶化度を増加させるものである。 この共重合化は1種または複数種のイニシエータと触媒とを使用して達成され る。本発明の結晶コポリマーの製造に適したイニシエータはアルコール系である が、これに限定はされない。適したアルコール系のイニシエータとしては、1- ドセカノール(docecanol)、1,4-ブタンジオール(butanediol)、1,5-ペン タンジオール(pentanediol)、1,6-ヘキサンジオール(hexanediol)、1,10 -デカンジオール(decanediol)、イノシトール(inositol)、ペンタクリトリトー ル(pentacrythritol)、マンニトール(mannitol)、ソルビトール(sorbitol)、エ リスリトール(erythritol)、エチレングリコール、及び1,3-プロパンジオー ル(propanediol)を例示できるが、これらに限定されるものではない。好適には 、ラウリルアルコール、すなわち、1-ドセカノール(docecanol)が選択的にイニ シエータとして使用され、ポリマーブロック特性を増加させ、すなわち、鎖長(s equence length)を増長し、コポリマーの結晶化度を増加させることができる。 コポリマーのインヘレント粘度あるいは分子量は重合化に使用されるイニシエ ータの種類と量とに直接的に影響を受ける。本発明の新規な結晶コポリマーにお いては、30℃であるヘキサフルオロイソプロパノール(hexafluoroisopropanol )のごとき溶媒内、0.5g/dlの濃度において、0.5dl/gよりも大きな値の インヘレント粘度であることが望ましい。しかし、強度が不要である場合には、 制御可能な放出装置用(controlled release device)としては0.3から0.8d l/gの範囲のインヘレント粘度、好適には0.5から0.6dl/gの範囲のイン ヘレ ント粘度が好ましい。高強度を要しない成型可能な装置の製造には、0.05か ら0.3dl/gの範囲のインヘレント粘度が好ましい。さらに、0.05から0 .1dl/gの範囲のインヘレント粘度が適当な成型性を付与するために必要とな るのである。 ファイバーとして利用する際の適当なインヘレント粘度は、例えば2.0dl/ gのごとき0.8dl/g以上の範囲であるが、適切な伸長特性(tensile property )を提供するのに最も好適には約1.0dl/gである。これらの望ましいインヘ レント粘度を達成するには、イニシエータ/dl-ラクチド比(initiator/dl-lacti de ratio)は約1:60以上であるが、好適には約1:100である。 本発明となる結晶組成物の適切な融点は少なくとも140℃であるが、好適に は160℃以上である。 本発明の環式エステルの重合化及びトランスエステル化速度は使用する触媒に よって直接的に影響を受ける。適した触媒としては、塩化第一錫、ジブチル錫ジ ラウレート(dibutyl tin dilaurate)、ジブチル錫ジアセテート(dibutyl tin di acetate)、ジブチル錫ジクロリド(dibutyl tin dichloride)、塩化第二錫ペンタ ヒドレート(stannic chloride pentahydrate)、アルミニウムイソプロポキシド( aluminium isopropoxide)、アンチモニトリオキシド(antimony trioxide)、フッ 化第二錫(stannic fluoride)、クエン酸第一錫(stannous citrate)、酢酸第一錫 (stannous acetate)、アンチモニトリフルオリド(antimony trifluoride)、錫テ テライソプロポキシド(tin teteraisopropoxide)、酸化鉛(lead oxide)、テトラ イソプロピルチタネート(tetraisopropyl titanate)、チタニウムアセチルアセ トネート(titanium acetyl acetonate)、テトラオクチレングリコールチタネー ト(tetraoctylene glycol titanate)、ボロントリフルオリドエテレート(boron trifluoride etherate)、アルミニウムトリクロリド(aluminum trichloride)、 塩化第一錫ジヒドレート(stannous chloride dihydrate)、及び第一錫オクトエ ート(stannous octoate)を例示することができるが、これらに限定はされるもの では ない。 生体系で利用されるときに優れた特性を発揮させるべく、本発明のコポリマーを 製造するためには、塩化第一錫ジヒドレート(stannous chloride dihydrate)と 第一錫オクトエート(stannous octoate)が好適な触媒となる。必要とされる重合 化時間を制御するために最も好適に選択される触媒は、塩化第一錫ジヒドレート である。生体内で錫ベースの触媒が優れた生体吸収特性を有していることは知ら れているものの、本発明にかかる組成物を製造するには他の触媒でも構わない。 本発明の適した反応条件は、約160℃から240℃の温度での反応であるが 、最も好適には約180℃から200℃である。重合化は約1時間から4時間に わたってこの温度範囲で実施されるが、好適には約2時間から3時間をかけ、2 %から30%の範囲、好適には約10%の望ましい結晶化度を達成することがで きる。 ここに記載する反応条件は、経済的で商業的に望ましい時間で本発明となる組 成物を提供するためのものである。 多種の生体吸収性で埋め込み可能な医療用装置は本発明の新規なコポリマーか ら、全体的または部分的に製造が可能である。このような装置はプラグ、ファス ナー、ピン、骨スクリュー、及び他の埋め込み用装置(器具)であるが、これら に限定はされない。前述のごとく、本発明の新規なコポリマーは常温/常圧下で 形状が安定しており、そのような医療具の低温輸送や低温保管の必要はない。冷 蔵を不要とすることは本発明のコポリマーを経済的で十分に商業ベースに乗せる ことを可能とする。 以下の例は、本発明となる新規な結晶コポリマーの数例をさらに詳細に説明す るためのものである。以下の例で本発明の新規な組成物のスコープを限定する意 図はない。 例: I 1段階反応 例1から例6:dl-ラクチド/グリコリドが50/50から75/25であるコ ポリマー 6種類のコポリマーを、グリコリドと、光学的に不活性なdl-ラクチドとから 調整した。グリコリドとdl-ラクチドの環分断重合化は、1-ドデカノール(l-dod ecanol)をイニシエータとして全モノマー濃度に対して0.4モル%と、塩化第 一錫ジヒドレートを触媒として全モノマー濃度に対して0.001から0.00 5モル%の濃度範囲内で使用して行った。モノマー、イニシエータと、触媒との 混合物を、窒素雰囲気、180℃、回転数が28rpmから35rpmの撹拌リアクタ ーの中に投入した。反応温度は、180℃から200℃にまで15分間かけて上 昇させた。さらに45分間、撹拌と加した。全反応時間は2.5時間であった。 得られたコポリマーを粉末化し、110℃、0.2mmHgで16時間かけて乾燥 した。その分析結果は表1にまとめてある。 分子量は、HFIP(Hexafluorisopropanol)を溶媒とする0.5g/dl溶液の インヘレント粘度を30℃似て測定し、これから算定した(表1)。 全6種類のコポリマーを1段階反応で製造したが、これらの物性は各組成によ って影響されることが解った。結晶ポリマーは、グリコリド量の多い組成物で得 られた(例5と例6)。結晶性を有したポリマーからアモルファスのポリマーへ の移行は、非結晶性光学的不活性dl-ラクチド鎖が増加すると観察できる(例1 、例2、例3、例4)。これらのものは、本発明には向かない。 II 2段階反応コポリマー(sequential addition copolymer) 例7〜14 : dl-ラクチド/グリコリドが50/50から25/75コポリ マー 連続追加重合化反応を利用して、グリコリドと光学的に不活性なdl-ラクチド とから、8種類のコポリマーを製造した。 dl-ラクチドとグリコリドの環分断重合化はイニシエータとして1-ドデンカノ ール(l-dodencanol)、すなわち、ラウリルアルコール(lauryl alcohol)0.40 モル%と、触媒として塩化第一錫ジヒドレートを全モノマー濃度に対して0.0 05モル%、使用して行った。 コポリマーは、まずグリコリドと光学的に不活性なdl-ラクチドのプレポリマ ー(prepolymer)を所望するモノマーの含有割合で合成し、続けて、前記グリコリ ドを追加し、所定時間、反応させて調整した。 最終的に得られるコポリマーの結晶化度に影響を及ぼす、結晶可能なブロック 鎖長は、第2段階(ステップ)におけるグリコリドの割合を調整することにより 制御された。 この重合化反応は、2 CV−リアクター内にて実施した。モノマー、イニシ エータ、及び触媒の混合物を、180℃、窒素雰囲気のリアクターに投入し、約 28rmpから35rpmで撹拌した。反応温度は15分間かけて180℃から200 ℃に上昇させた。撹拌と加熱をさらに60分から145分間継続した。全反応時 間は2時間から2.5時間であった。 プレポリマーに変換した後、溶融したグリコリドを撹拌しながら加え、プレポ リマー内にグリコリドを均等に分散した。この反応は、15分から45分間続け た。 得られたポリマーを粉末化し、110℃、0.2mmHgで19時間かけて真 空乾燥した。得られた組成物とポリマー特性を表2に示した。 分子量は、HFIP(Hexafluorisopropanol)を溶媒とする0.5g/dl溶液の インヘレント粘度を30℃似て測定し、これから算定した。 dl-ラクチドに対するグリコリドの全体的な組成は、例7〜11、及び例12 〜例14の場合とそれぞれ同一であるが、2段階の重合化プロセスの利用によっ て異なるレベルの結晶化度を備えたコポリマーが提供される。 最終コポリマーの溶融温度と結晶化度は、第2段階反応で追加されるグリコリド 量が増加するにつれて増加した。 A.例7 ステップ1: 時間: 2.25時間 温度: 180℃。15分間かけて200℃に上昇させた。200℃で120 分間継続させた。 投入量: グリコリド:97.53g、dl-ラクチド:151.35g SnCl2・2H2O:23.69mg、 1-ドデカノール:1.574g ステップ2: 時間: 15分間(及び30分間)時間カット 温度: 200℃ 追加投入量: グリコリド:24.34g B.例8 ステップ1 時間: 2.25時間 温度: 180℃。15分間かけて200℃に上昇させた。200℃で120 分間継続させた。 投入量: グリコリド:97353g、dl-ラクチド:151.35g SnCl2・2H2O:23.69mg、 1-ドデカノール:1.574g ステップ2 時間: 65分間 温度: 210℃ 追加投入量: グリコリド 24.334g C.例9 ステップ1 時間: 2.25時間 温度: 180℃、ついで、20分間かけて200℃にまで上昇させた。20 0℃で115分間維持した。 投入量: グリコリド:85.53g、dl-ラクチド:151.35g SnCl2・2H2O:23.69mg、 1-ドデカノール:1.574g ステップ2 時間: 15分間(及び30分間)時間カット 温度: 200℃ 追加投入量: グリコリド:36.51g D.例10 ステップ1 時間: 2.25時間 温度: 180℃、ついで、20分間かけて200℃にまで上昇させた。20 0℃で115分間維持した。 投入量: グリコリド:73.20g、dl-ラクチド:151.35g SnCl2・2H2O:23.69mg、 1-ドデカノール:1.574g ステップ2 時間: 15分間(及び30分間)時間カット 温度: 200℃ 追加投入量: グリコリド:48.68g E.例11 ステップ1 時間: 2.25時間 温度: 180℃、20分間かけて200℃にまで上昇させた。 200℃で115分間維持した。 投人量: グリコリド:21.92g、dl-ラクチド:136.27g SnCl2・2H2O:21.32mg、 1-ドデカノール:1.409g ステップ2 時間: 15分間(及び30分間)時間カット 温度: 200℃ 追加投入量: グリコリド:87.78g F.例12 ステップ1 時間: 2.25時間 温度: 180℃、15分間かけて200℃にまで上昇させた。 200℃で120分間維持した。 投入量: グリコリド:6.09g、dl-ラクチド:227.02g SnCl2・2H2O:22.69mg、 1-ドデカノール:1.574g ステップ2 時間: 15分間(及び30分間)時間カット 温度: 200℃ 追加投入量: グリコリド:63.85g G.例13 ステップ1 時間: 2.25時間 温度: 180℃、20分間かけて200℃にまで上昇させた。 200℃で115分間維持した。 投入量: グリコリド:13.99g、dl-ラクチド:113.51g SnCl2・2H2O:11.85mg、 1-ドデカノール:0.787g ステップ2 時間: 15分間(及び30分間)時間カット 温度: 200℃ 追加投入量: グリコリド:10.49g 前述の例7〜14で製造されたこれら8種類のコポリマーのそれぞれは、予想 外に結晶性であった。これまで、このような配合割合からなる光学的に不活性な dl-ラクチドとグリコリドとのコポリマーは、特徴的にアモルファスであるもの として知られていた。しかし、本発明の新規な結晶コポリマーは吸収性医療具に 必要な望ましい物性を有している。 加えて、前述の例は、光学的に不活性であるdl-ラクチドとグリコリドの特定 なコポリマーの製造に関するものでもあるが、これらの例は本発明の説明を目的 としたものであり、限定は意図されていない。 本発明の精神とスコープとから逸脱することなく本発明の多くの異なる実施例が 当業者には想起されようが、本発明は本明細書の実施例に限定されるものではな く、「請求の範囲」によってのみ限定されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 約38重量%以上の光学的に不活性であるdl-ラクチドと約62重量%以 下のグリコリドとを含んでいることを特徴とする結晶性コポリマー組成物。 2. 前記結晶性コポリマー組成物の融点が、少なくとも140℃以上であるこ とを特徴とする請求項1記載の結晶性コポリマー組成物。 3. 前記結晶性コポリマー組成物のインヘレント粘度は、0.3dl/gから2 .0dl/gであることを特徴とする請求項1記載の結晶性コポリマー組成物。 4. 前記結晶性コポリマー組成物は、押出加工によって吸収性医療具に形成さ れることを特徴とする請求項1記載の結晶コポリマー組成物。 5. 前記結晶性コポリマー組成物は、成型加工によって吸収性医療具に成形さ れることを特徴とする請求項1記載の結晶性コポリマー組成物。 6. 前記結晶性コポリマー組成物は、延伸加工によって吸収性医療具に成形さ れることを特徴とする請求項1記載の結晶性コポリマー組成物。 7. 前記結晶性コポリマー組成物の結晶化度は、2%から30%の範囲内であ ることを特徴とする請求項1記載の結晶組成物。 8. 約62重量%以下のグリコリドと、光学的に不活性であるdl-ラクチドと からなる結晶性コポリマーの製造方法であって、 a. 光学的に不活性なdl-ラクチドモノマーと、グリコリドモノマーとの混合 物を調整するステップと、 b. dl-ラクチドとグリコリドとの結晶性コポリマーを得るべく、連続した2 段階の重合化工程にて前記混合物を重合化するステップと、 を含んでいることを特徴とする結晶性コポリマー製造方法。 9. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記結晶性コポリマーの融点は、少なくとも最低140℃以上であることを 特徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 10.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記結晶性コポリマーのインヘレント粘度は、0.3dl/gから2.0dl/gで あることを特徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 11.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記結晶性コポリマーの結晶化度は、2%から30%の範囲内であることを特 徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 12.前記結晶化コポリマーの製造方法において、 前記モノマー混合物に、1種または複数種のイニシエータが加えられることを 特徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 13.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記モノマー混合物に、1-ドデカノールがイニシエータとして加えられている ことを特徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 14.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記モノマー混合物に、エチレングリコールがイニシエーターとして加えられ ていることを特徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 15.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記モノマー混合物に、1種または複数種の触媒が加えられていることを特徴 とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 16.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記モノマー混合物に、錫ベースの触媒が加えられていることを特徴とする請 求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 17.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記モノマー混合物に、塩化第一錫ジヒドレートが触媒として加えられている ことを特徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 18.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記モノマー混合物に、第一錫オクトエートが触媒として加えられていること を特徴とする請求項8記載の結晶性コポリマーの製造方法。 19.約62重量%以下のグリコリドと、光学的に不活性なdl-ラクチドとから なる結晶性コポリマーの製造方法であって、 a. 光学的に不活性なdl-ラクチドとグリコリドとを含むブロックコポリマー を調整するステップと、 b. 該ブロックコポリマーに対してグリコリドモノマーを追加混合し、得られ るコポリマー−モノマー混合物内での前記グリコリドの全量を約62重量% 以下とするステップと、 c. このコポリマー−モノマー混合物を重合化し、光学的に不活性なdl-ラク チドとグリコリドとからなる結晶性コポリマーを得るステップと、 を含んでいることを特徴とする結晶性コポリマーの製造方法。 20.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記結晶性コポリマーのインヘレント粘度は、0.3dl/gから2.0dl/gで あることを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製造方法。 21.前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記結晶性コポリマーの結晶化度は、2%から30%の範囲内であることを特 徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製造方法。 22. 前記結晶化コポリマーの製造方法において、 前記ブロックコポリマーを調整するために、1種または複数種のイニシエータ が加えられることを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製造方法。 23. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記ブロックコポリマーを調整するために、1-ドデカノールがイニシエータ として加えられていることを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製 造方法。 24. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記ブロックコポリマーを調整するために、エチレングリコールがイニシエー ターとして加えられていることを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマー の製造方法。 25. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記ブロックコポリマーを調整するために、1種または複数種の触媒が加えら れていることを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製造方法。 26. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記ブロックコポリマーを調整するために、錫ベースの触媒が加えられている ことを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製造方法。 27. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記ブロックコポリマーを調整するために、塩化第一錫ジヒドレートが触媒と して加えられていることを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製造 方法。 28. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記ブロックコポリマーを調整するために、第一錫オクトエートが触媒として 加えられていることを特徴とする請求項19記載の結晶性コポリマーの製造方法 。 29. 前記結晶性コポリマーの製造方法において、 前記結晶性コポリマーの融点は、少なくとも140℃以上であることを特徴と する請求項19記載の結晶性コポリマーの製造方法。 30.埋め込み可能な医療具であって、 約38重量%以上の光学的に不活性であるdl-ラクチドと、約62重量%以下 のグリコリドとで成る結晶コポリマーを含んでいることを特徴とする医療具。 31.埋め込み可能な医療具であって、 少なくともその一部は、約62重量%以下のグリコリドを含んだ、光学的に不 活性なdl-ラクチドとグリコリドとからなる結晶性コポリマーにて製造されてい ることを特徴とする医療具。
JP9535530A 1996-04-01 1997-03-31 結晶コポリマー及びその製造方法 Pending JP2000508017A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US1468196P 1996-04-01 1996-04-01
US60/014,681 1996-04-01
PCT/US1997/005294 WO1997036553A1 (en) 1996-04-01 1997-03-31 Crystalline copolymers and methods of producing such copolymers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000508017A true JP2000508017A (ja) 2000-06-27

Family

ID=21767008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9535530A Pending JP2000508017A (ja) 1996-04-01 1997-03-31 結晶コポリマー及びその製造方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0907338A4 (ja)
JP (1) JP2000508017A (ja)
AU (1) AU2600497A (ja)
BR (1) BR9710651A (ja)
CA (1) CA2250760A1 (ja)
WO (1) WO1997036553A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515837A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 サーモディクス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド 異なる非反復単位を有するポリマーを含むポリマー混合物、ならびにそれを作製および使用するための方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6007565A (en) * 1997-09-05 1999-12-28 United States Surgical Absorbable block copolymers and surgical articles fabricated therefrom
US6206883B1 (en) * 1999-03-05 2001-03-27 Stryker Technologies Corporation Bioabsorbable materials and medical devices made therefrom
US7763769B2 (en) 2001-02-16 2010-07-27 Kci Licensing, Inc. Biocompatible wound dressing
US7700819B2 (en) 2001-02-16 2010-04-20 Kci Licensing, Inc. Biocompatible wound dressing
US6747121B2 (en) * 2001-09-05 2004-06-08 Synthes (Usa) Poly(L-lactide-co-glycolide) copolymers, methods for making and using same, and devices containing same
KR101226811B1 (ko) 2003-09-05 2013-01-28 신세스 게엠바하 섬유-강화 및/또는 증가된 유동성을 가지는 골 시멘트조성물
US8012501B2 (en) 2004-06-10 2011-09-06 Synthes Usa, Llc Flexible bone composite
DE102007036101A1 (de) 2007-08-01 2009-02-05 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Neue glycolidreiche Copolymere
CN113788938B (zh) * 2021-09-15 2023-04-11 杭州锐健马斯汀医疗器材有限公司 一种医用丙交酯聚合物及其制备方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4243775A (en) * 1978-11-13 1981-01-06 American Cyanamid Company Synthetic polyester surgical articles
US4137921A (en) * 1977-06-24 1979-02-06 Ethicon, Inc. Addition copolymers of lactide and glycolide and method of preparation
CA1123984A (en) * 1977-11-16 1982-05-18 Yuzi Okuzumi Block copolymers of lactide and glycolide and surgical prosthesis therefrom
US4443430A (en) * 1982-11-16 1984-04-17 Ethicon, Inc. Synthetic absorbable hemostatic agent
JPH0613602B2 (ja) * 1987-07-14 1994-02-23 三井東圧化学株式会社 d▲l▼−乳酸−グリコール酸共重合物の製造方法
US5320624A (en) * 1991-02-12 1994-06-14 United States Surgical Corporation Blends of glycolide and/or lactide polymers and caprolactone and/or trimethylene carbonate polymers and absorbable surgical devices made therefrom

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012515837A (ja) * 2009-01-23 2012-07-12 サーモディクス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド 異なる非反復単位を有するポリマーを含むポリマー混合物、ならびにそれを作製および使用するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0907338A4 (en) 1999-09-01
WO1997036553A1 (en) 1997-10-09
AU2600497A (en) 1997-10-22
CA2250760A1 (en) 1997-10-09
BR9710651A (pt) 1999-08-17
EP0907338A1 (en) 1999-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4118470A (en) Normally-solid, bioabsorbable, hydrolyzable, polymeric reaction product
US4122129A (en) Normally-solid, bioabsorbable, hydrolyzable, polymeric reaction product
US4095600A (en) Normally-solid, bioabsorbable, hydrolyzable, polymeric reaction product
US4048256A (en) Normally-solid, bioabsorbable, hydrolyzable, polymeric reaction product
JP3218055B2 (ja) 生吸収性セグメント化コポリマー
US4429080A (en) Synthetic copolymer surgical articles and method of manufacturing the same
US4157437A (en) Addition copolymers of lactide and glycolide and method of preparation
CA1213089A (en) Poly(glycolic acid/poly(oxyethylene)triblock copolymers and method of manufacturing the same
JP2986509B2 (ja) 変性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法、およびその用途
US5633343A (en) High strength, fast absorbing, melt processable, gycolide-rich, poly(glycolide-co-p-dioxanone) copolymers
US6770717B2 (en) Sequentially ordered biodegradable lactide (glycolide or lactide/glycolide)ε-caprolactone multi-block copolymer and process for the preparation thereof
US7148315B2 (en) Monomer addition techniques to control manufacturing of bioabsorbable copolymers
JPH04212365A (ja) p−ジオキサノンとε−カプロラクトンの結晶性共重合体
JPH04212366A (ja) 非晶性(ラクチド/グリコリド)とp−ジオキサノンの結晶性コポリエステル
JP2000508017A (ja) 結晶コポリマー及びその製造方法
EP0407617B1 (en) Process for the preparation of a biocompatible polyester
JP4702987B2 (ja) 吸収性コポリラクチドおよびその使用
US7652127B2 (en) Absorbable copolyesters of poly(ethoxyethylene diglycolate) and glycolide
JP3557050B2 (ja) 生体吸収性重合体及びその製造方法
JPH082955B2 (ja) ブロック共重合体およびその製造方法
KR100817905B1 (ko) 생체적합성이 우수한 생분해성 지방족 폴리에스테르 수지 조성물 및 그 제조방법
MXPA98008072A (en) Crystalline copolymers and methods to produce such copolime
CN113881021B (zh) 三元共聚物、缝合线及其制备方法、应用
JP2011006496A (ja) グリコリド/ε−カプロラクトン共重合体からなる縫合糸
KR20210067089A (ko) 생분해성 블록 공중합체 및 그 제조방법