JP2000507540A - アルカリ性産業廃棄物に含まれるナトリウムの回収方法 - Google Patents
アルカリ性産業廃棄物に含まれるナトリウムの回収方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明はアルカリ性産業廃棄物、またより具体的には「赤泥」およびBayer法による水酸化アルミニウム製造から出るナトリウム廃液に含まれるナトリウムを、イオン交換樹脂によって回収する方法に関するものである。それはナトリウムを樹脂(5)の上に選択的かつ定量的に固定するために、アルカリ性廃棄物(1)、一般的に「赤泥」とRH+型の陽イオン樹脂(2)、好適にはカルボキシル樹脂を水性懸濁の形で接触させ、ついで石灰の懸濁(6)、好適には石灰乳による移動によってNaOH(8)の形でそれを定量的に抽出することをもって成る。つづいて、カルシウムを固定した樹脂(9)は塩酸希釈溶液(10)によってCaCl2の状態(12)でカルシウムを溶離して最初の工程で再利用(2)するために再生される。
Description
【発明の詳細な説明】
アルカリ性産業廃棄物に含まれるナトリウムの回収方法
技術の分野
本発明はアルカリ性産業廃棄物、もっと具体的には「赤泥」およびBayer
法による水酸化アルミニウム製造から出るナトリウム廃液に含まれるナトリウム
を、イオン交換樹脂によって回収する方法に関するものである。
現状技術
専門科学文献に広く記載されているBayer法は、熱による電気分解によっ
て金属アルミニウムに加工されるか、または、そのまま工業アルミナとして使用
されるためのアルミナ生産の主要な方法である。
この方法によれば、ボーキサイト鉱石は、消化液とも呼ばれる、濃縮水酸化ナ
トリウム(またはソーダ)の水溶液によって高温で、ボーキサイトの水酸化アル
ミニウムを可溶性にするために消化される。ついで、この消化の結果得られたア
ルミン酸ナトリウムの過飽和溶液は、「赤泥」と呼ばれる酸化鉄が豊富な鉱石の
未消化残留物によって構成される固相から分離される。次に、アルミン酸ナトリ
ウムの過飽和溶液は分解される、すなわちプライマーの存在の下に水酸化アルミ
ニウムの沈殿によって飽和を解除してから、ソーダを再充填し、ボーキサイト鉱
石消化液として再利用される。赤泥はこの泥がしみこんだアルミン酸ナトリウム
液を回収するために上澄みを取ることによって数回洗浄した後、一般的に廃棄さ
れる、なぜならこの副生成物を利用する可能性はきわめて限られているからであ
る。
赤泥は、主として、鉱石の中に前から存在していた複雑なシリコアルミン酸塩
の形でシリカに結合した主として酸化鉄と水酸化鉄、酸化チタンと水酸化チタン
、酸化アルミナと水酸化アルミナだけでなく、脱珪酸物質とも呼ばれる、遊離ソ
ーダが、シリカおよびアルミナと結合することによるナトリウム消化の際に形成
される、Xが陰イオン2Cl-、2OH-、SO4 2-またはCO3 2-でありえる、一
般式Na2O、Al2O3、2SiO2、1/3(Na2,Ca)X、mH2Oの水酸
化方ソーダ石族の化合物などの、不溶性の物質によって構成される。この様ソー
ダ化合物は、赤泥内に固定された総ソーダの90%以上にあたるが、もちろん水
で洗浄して回収することはできない。更に、結合して、すなわち随伴によって泥
の中に失われたソーダの量はボーキサイトのシリカ含有量が高いほど増加する。
例として、乾燥させた泥の主要成分の重量含有率は下記の比率で変動する可能
性がある:
Al2O3 10から20%
SiO2 5から20%
Fe2O3 30から60%
TiO2 5から10%
CaO 1から4%
Na2O 4から12%
溶解損失その他:100%の補足
したがって、シリカの重量含有率が5%以上のボーキサイトをアルカリで消化
する場合には、生産されたアルミナ1トンあたりNa2Oで100Kg程度のソ
ーダが赤泥内に随伴されて損失されることが頻繁にある。シリコアルミン酸ナト
リウムの形で補足されたこのソーダは乾燥させた赤泥内にNa2Oで10重量%
、さらには12重量%になることがある。
赤泥内へのソーダの損失を減らすために数多くの方法が提案された。とりわけ
、洗浄され、水に懸濁させた赤泥をSO2、H2SO4などの硫黄化合物またはシ
リカを固体残留物の状態に保ちながらナトリウム化合物を可溶性にすることがで
きる炭酸によって消化させることをもって成る、酸による方法が知られている。
例えば、FR2372238(US4119698)は、濾過によってシリカ
から分離された、硫酸塩の形の金属成分、アルミニウム、鉄、チタン、ナトリウ
ムとカルシウムの大部分を溶解するために高温(250から300℃)で赤泥の
硫酸消化を実現している。つぎに選択的にチタン、鉄およびアルミニウムを除去
して硫化ナトリウムだけを溶液内に残す。きわめて厳しく、したがって実現が困
難な消化条件、ならびに液体・固体分離の数多くの作業を考慮すると、この方法
は実施コストが非常に高いものになり、くわえて、Bayer法の主回路で直接
再利用が可能な形で回収されたナトリウムを利用できないことは明らかである。
FR2576149(US4668485)は100℃未満で泥の水性懸濁液
内にSO2を吹き込んで赤泥内のナトリウム化合物の選択的消化を実現している
。ナトリウムと一部のアルミニウムは亜硫酸塩の形で溶けて通過する。石灰で苛
性化して、亜硫酸カルシウムの形で亜硫酸陰イオンを沈殿させ、Bayer回路
で直接再利用可能なアルミン酸ナトリウムの形でナトリウムとアルミニウムを溶
けたままにしておく。この方法によって赤泥から抽出したナトリウムをより良く
利用することができるが、低温でのSO2による消化条件では一部がコロイド状
態に移行する可能性があるシリカの分離、ならびに苛性化の副生成物である、重
亜硫酸カルシウムの再処理によって課される問題のために実施が非常に困難であ
ることは変わらない。
石灰による泥の直接苛性化からなる赤泥の塩基性処理法も知られている。温度
と石灰濃度の特定の条件において、脱シリケート化生成物内のナトリウムをカル
シウムに置換することができる。
これを実現しているのがUS4486393で、100℃に近い温度で遊離ソ
ーダをなお含有している最後の洗浄水の中に泥を懸濁させ、一方では脱シリケー
ト化生成物のナトリウム化合物に代わり、ソーダを遊離させるだけでなく、これ
らの脱シリケート化生成物からアルミナ化合物の一部を抽出するための十分な量
の石灰と接触させることによってそれを実現している。しかしながら、この実施
が容易なこの方法ではソーダ化合物の30から40%しか抽出できない。はるか
に高い温度(約300℃)でこの同じ作業を実施することによって、US448
3830は赤泥内のナトリウム化合物の90%超を回収するが、それと引き換え
に、高圧オートクレーブ設備を始めとする、投資だけでなく運転コストについて
も非常に高価な処理手段を使用しなければならないという不便がある。
解決すべき課題
90%程度のナトリウム化合物の抽出の収率を、しかももっとも低いコストで
直接利用可能な生成物の形で、保証する、投棄前の赤泥内のものを始めとする、
アルカリ性産業廃棄物内に随伴されたナトリウムを回収する方法の開発が、当業
者の達成すべき目標であることに変わりはない。
発明の目的
本発明による方法は次の二重の確認に基づいてこの問題を解決する:
・中酸性(そのpka定数で定義)でRH+型の本質的に不溶性の陽イオン樹脂
は、一般的に赤泥などの固体の形のアルカリ性残留物と直接接触して、ナトリウ
ム化合物を定量的に固定する。
・ナトリウムは前記樹脂にいったん固定されると、今度は別の固体、石灰に接触
してソーダの濃縮溶液の形で、しかも定量的に、遊離することができる。
もっと正確に言えば、本発明はアルカリ性産業廃棄物、とくに赤泥およびBa
yer法による水酸化アルミニウム製造から出る高濃度ナトリウム廃液に含まれ
るナトリウムを回収する方法において、下記の作業の過程を含む方法に関するも
のである:
(1)RH+型の陽イオン交換樹脂を選択し、
(2)適切な温度で均質な水性懸濁を形成する前記廃棄物内に含まれる全てのナ
トリウムを固定するために十分な量のアルカリ性廃棄物と、この樹脂を直接接触
させ、
(3)ナトリウムの樹脂への移動と固定を保証するのに十分な接触時間の後、ナ
トリウムを含んだ樹脂を脱ナトリウム化したアルカリ性廃棄物から分離し、後者
を投棄できるようにし、
(4)ついで、水の中に樹脂と石灰の懸濁を形成するために、好適には石灰乳の
状態の石灰とナトリウムを含む樹脂を接触させることを特徴とし、
(5)適切な温度での十分な接触時間の後、カルシウムを含む樹脂から、すぐに
利用できるソーダの濃縮溶液を分離し、
(6)容易に除去できる中和カルシウム塩を形成するために希釈した無機酸でカ
ルシウムを溶離して最初の工程で再利用するために陽イオン樹脂RH+を再生さ
せる過程。
アルカリ性廃液の投棄の前の中和、さらにはそこからとくに溶解したナトリウ
ムを抽出するためにイオン交換機と接触する水の単なる無機物の除去は、酸性陽
イオン樹脂の周知の用途分野である。固定されたナトリウムはつぎに陽イオン樹
脂を再生する強酸によって溶離され、結晶化によって回収可能なナトリウム塩の
溶液を形成する。
反対に、赤泥のような一般的に固体状態の、アルカリ性産業廃棄物からのナト
リウムの樹脂による抽出は、水酸化方ソーダ石などの複雑なシリコアルミン酸ナ
トリウムの形で結合しているので、すくなくとも90%のナトリウムが不溶性で
あることを考えると、全く驚くべき結果になる。
この方法は樹脂をアルカリ性廃棄物、この場合には赤泥と、60℃以上の、好
適には75℃と95℃の間に含まれる温度の水の中に30分間から2時間、攪拌
しながら懸濁させて直接反応させる。RH+で表した、使用される陽イオン樹脂
は不溶性の基質にグラフト化された酸の定数pkaの値によって測定される酸性
によって特徴づけられる。
この樹脂は、強酸性(pka#0)のスルホン酸樹脂R−SO3H、弱酸性(
pka#6)のメタクリル樹脂R−CH=CR−COOHとすることができるが
、強く結合しているにもかかわらず陽イオンH+に置換されるナトリウムの定量
的固定だけでなく、一般的にHClである強い無機酸によって固定された陽イオ
ンの溶離によって完全な再生も保証するカルボキシル樹脂R−COOH(pka
#4.5)などの中酸性(2と5の間に含まれるpka)を示す樹脂が好適には
用いられる。
これらの樹脂は本質的に不溶性であるが、赤泥などの固体廃棄物を消化して、
そこからナトリウムを抽出することができることが分かった。脱ナトリウム化し
た固体廃棄物から、樹脂の粒子を単純なフィルターにかけて分離した後、樹脂に
固定したナトリウムを、懸濁した別の固体、好適には石灰乳の形態の石灰Ca(
OH)2と前記樹脂と接触させて、NaOHの状態で溶解した。このとき陽イオ
ンCa2+は下記の反応で2つの陽イオンNa+と置換される:
2RNa++Ca(OH)2→2RCa2++2NaOH
赤泥のナトリウムの消化の場合と同様、全く意外なことに、陽イオン交換反応
は固体の間で、しかも定量的に生じる。
実際には、重量で5から10%増しの化学理論量の石灰を反応させる。この様
にしてBayerラインで直接再利用可能な比較的濃縮された(25から40g
NaOH/リットル)の純粋なソーダ溶液が得られる。
ここで注意するのは、二重に荷電したカルシウムイオンCa2+が一価のナトリ
ウムイオンよりも容易に樹脂に固定されるので、30℃を超える温度、好適には
50と90℃の間に含まれる温度で攪拌しながら1から3時間の間維持され、ナ
トリウムを含む樹脂と石灰乳の均質な懸濁を形成することによって、樹脂に固定
されたナトリウムのほぼ全量がNaOHの形で溶解することになる。
RCa2+の形でカルシウムを含む樹脂はつぎにナトリウム溶液をフィルターに
かけて分離され、pH<3の強酸希釈溶液によってカルシウムを溶離して再生さ
れる。とくにHClによるカルシウムの溶離は、H2SO4の存在の下で、きわめ
て溶けにくいCaSO4に容易に変換できる、また恒久的な溶離酸としてのHC
lの再利用とCaSO4の投棄を可能にする塩化カルシウム(CaCl2)のかな
り濃縮された溶液の回収を可能にする。
同じように有利に、例えば、化学工業の酸性残留廃液に由来する、希釈されて
いるが不純な強酸を再生した酸として使用することができる。陽イオンに対する
樹脂の選択性は、実際にこれらの廃液を中和してから、陰イオンの随伴による樹
脂の汚染の恐れなしに投棄すること可能にし、したがって、何回も再生サイクル
を繰り返した後でもこの樹脂の優れた反応性を保証することができる。
したがって、ナトリウムの高い抽出率が得られるだけでなく、高い純度のソー
ダ溶液の形でのその回収も実現できる。
さらに投資をほとんど必要とせず、運転コストも高くないこのナトリウム回収
法は実施が非常に容易なことも分かる。
エネルギーの所用が低く、ポリマーの物質の付着なしに単なるフィルターにか
けることによって懸濁した固体(不溶性の残留物、赤泥、石灰)から樹脂が非常
に容易に分離できるだけでなく、Na+による陽イオンH+の、ついでCa2+によ
る2Na+の、最後に2H+によるCa2+の置換反応は定量的なので、ナトリウム
抽出の高い収率(ナトリウム化合物の90%程度)を得るためにカラム内で作業
する必要がないことにも注意しなければならない。単純でコストのかからない「
バッチ式」の工程の実施も十分に適用できる。
本発明による方法の実施は操作過程を概略として示す図1を参照する以下の詳
細な説明によっていっそう明らかになるだろう。
方法の実施
乾燥重量でAl2O3が54.22%、Fe2O3が12.01%、TiO2が、
2.83%、Na2Oが0.16%、溶解損失その他が25.18%、またとく
にSiO2が5.6%含まれるWEIPAのオーストラリア産ボーキサイトを全
てが315μを通るように粉砕し、ついで少量の石灰を添加して、一般的にに0
.5と0.8の間に含まれるNa2Oのg/リットル単位のソーダの濃度に対する
溶解したAl2O3のg/リットル単位の濃度のRP比によって、ならびに160
gNa2O/リットルを一般的に超えるソーダの濃度によって特徴づけられる、
Bayer法から得られたアルミン酸ナトリウム分解液内に懸濁することによっ
て8分間255℃で消化する。
冷却させた後、上澄みを取り、ついで濾過によって、分解させるためのアルミ
ン酸ナトリウムの過飽和溶液を、消化されなかった固体残留物または赤泥から分
離し、後者は洗浄水のソーダ含有率が1g Na2O/リットル未満になるまで懸
濁と上澄み除去によって水で洗浄する。このとき乾燥平均組成が:
Al2O3が17.12% SiO2が16.71% Na2Oが9.87%、
そのうち少なくとも9/10が化合物
Fe2O3が34.53% TiO2が8.78% CaOが2.38%
溶解損失その他が10.61%
である洗浄した産業汚泥に対して乾燥固体で7.4kg相当の含浸汚泥14kg
のロット1を採取して、1時間の間85℃で攪拌した反応装置内でカルボキシル
樹脂2、RH+型のIMAC HP336(登録商標)12.1kgと混合する
、このときこの前記樹脂1kgは、最良の条件で、Na2Oで表したナトリウム
を60から70g固定できるものとする。
この処理の後、混合物3を0.5mmでフィルターBにかけてナトリウムを含む
樹脂5を脱ナトリウム泥4から分離し、後者は投棄することができる。この様に
処理した汚泥の分析結果は次の通りである(乾燥状態で):
Al2O3が17.59% SiO2が17.7% Na2Oが1.01%
Fe2O3が35.72% TiO2が8.98% CaOが2.44%
溶解損失その他が16.56%
このように、この処理によって、消化後の泥からNa2Oの90.1%が抽出
されたことが確認される。
ナトリウムを含む樹脂5は、ついで液内のソーダ濃度が規則的に増加して2時
間後にカルシウムイオンによる固定したナトリウムの全量の樹脂上の交換に相当
する36gNaOH/リットルで安定する均質な懸濁を攪拌によって形成するた
めに60℃で(その懸濁粒子の全体が100マイクロメートル未満のサイズを有
する)石灰乳6と混合Cされる。このとき、懸濁7を濾過Dして、Bayerラ
インで直接再利用できる濃縮したナトリウム液8(Na2Oが約28g/リット
ル)からカルシウムを含む樹脂9を分離する。
カルシウムを含む樹脂9は最後に、鉄(Fe2+およびFe3+)、アルミニウム
、亜鉛とクロムの塩などの金属塩を含有する不純な塩酸溶液10と低温で混合さ
れる。不純な塩酸溶液のカルシウム含有率が徐々に上昇し、そのpHが1時間後
に3前後で安定することが確認される。
フィルターFにかけることによってRH+の形で再生樹脂2が分離され、ミネ
ラルを除いた水で安全洗浄の後、最初の工程で再利用される。溶離酸溶液10内
に存在する金属塩の全量が不純物のどの陰イオンも固定しない樹脂の再生能力を
全く損なわずに塩化カルシウム系の溶離された溶液12内に完全に存在すること
が認められるので、その優れた陽イオン選択性が確認される。この特性は、後述
の本発明による別の実施例の対象であるBayer法による水酸化アルミニウム
製造から得られた濃縮されるナトリウム廃液処理でとくに明らかにされる。
最後に本発明による方法の実施の変型において注意すべきこととして、濾過H
の後に、投棄15することができる不溶性硫化カルシウムの不活性残留物とRH+
の形で樹脂の再生のために一部または全部が再使用可能な不純な塩酸10a(
反応生成物)を含有する酸性濾過物16を単離することができる、不純な硫酸1
3(例えば、酸洗い硫酸)と、約60℃の温度での、懸濁14の形の硫酸カルシ
ウムの希釈溶液との接触による沈殿Gによって、塩化カルシウム系の中和溶離液
12の、廃液としての、投棄を避けることができる。
別の実施例
この応用はBayer法による水酸化アルミニウム製造の結果得られるナトリ
ウム廃液からのナトリウムの抽出に関するものである。この場合、アルカリ性産
業廃棄物を構成するのは赤泥などの固体ではなく、フミン酸ナトリウム、炭酸ナ
トリウム、硫酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウムなどの不純物を含有し、例えば
、Bayer回路で沈殿したトリヒドロアルミナの洗浄水や赤泥などに由来する
約
30gのNa2O/リットルを含有するナトリウム廃液によって構成される。こ
の場合では、先の実施例における重量で約10%のNa2Oを含有する乾燥固体
で7.4kg相当の含浸汚泥14kgの採取1を30g Na2O/リットルのナ
トリウム液25リットルの採取に代え、ついで同じ操作方法に従うだけでよい。
またカルボキシル樹脂2との接触過程Aにおいて、主としてNaOHの形で液内
に含まれるナトリウムの全量を樹脂が固定するのに30分で十分であり、他方、
フミン酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウムな
どの不純物の各種の陰イオンは固定されない。それらは、この場合、もはや脱ナ
トリウム汚泥4ではなく脱ナトリウム液の形で投棄される。この手段によって、
苛性ソーダの損失なしに、Bayer回路から不純物、とくにフミン酸ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウムを除去することができる。
方法の利益
最小のコストで、純粋なソーダの濃縮溶液などの利用価値が高い形で、アルカ
リ性産業廃棄物内に随伴されたナトリウムの少なくとも90%を回収するという
本発明による方法の主たる目的がうまく達成されたとき、この方法は、中和を保
証し、そのことによって、投棄の前の特殊な中和作用を避け、例えば、樹脂の再
生のための補助物質などの残留した酸の使用を可能にすることによってその他の
有益な可能性を提供する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年9月27日(1997.9.27)
【補正内容】
請求の範囲
1.アルカリ性産業廃棄物、とくに赤泥またはBayer法による水酸化アルミ
ニウム製造から出るナトリウム廃液に含まれるナトリウムを回収する方法におい
て、均質な水性懸濁を形成するようにRH+型の陽イオン交換樹脂が前記アルカ
リ性産業廃棄物と直接接触させられ、ナトリウムの樹脂の上への移動と固定を保
証するに十分な接触時間の後、前記樹脂が脱ナトリウム化されたアルカリ性廃棄
物から分離される方法であって、
a)水の中に樹脂と石灰の懸濁を形成するためにナトリウムを含む樹脂を好適に
は石灰乳の状態の石灰と接触させ、
b)適切な温度での十分な接触時間の後、カルシウムを含む樹脂から、すぐに利
用可能なソーダの濃縮溶液を分離し、
c)除去が容易な中和カルシウム塩を形成するために希釈無機酸でカルシウムを
溶離して最初の工程で再利用するためにRH+陽イオン樹脂を再生する:
ことを特徴とする方法。
2.RH+型の陽イオン樹脂がカルボキシル樹脂であることを特徴とする、請求
項1に記載の方法。
3.樹脂をアルカリ性廃棄物、例えば水中に懸濁させた赤泥と接触させる温度が
、60℃以上、好適には75℃と95℃の間に含まれることを特徴とする、請求
項1または2に記載の方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C22B 26/10 C22B 3/00 L
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.アルカリ性産業廃棄物、とくに赤泥およびBayer法による水酸化アルミ ニウム製造から出る高濃度ナトリウム廃液に含まれるナトリウムを回収する方法 において、下記の予備作業過程の手順を含む方法: ・RH+型の陽イオン交換樹脂を選択し、 ・適切な温度で均質な水性懸濁を形成する前記廃棄物内に含まれる全てのナトリ ウムを固定するために十分な量のアルカリ性廃棄物と、この樹脂を直接接触させ 、 ・ナトリウムの樹脂への移動と固定を保証するのに十分な接触時間の後、ナトリ ウムを含んだ樹脂を脱ナトリウム化したアルカリ性廃棄物から分離し、後者を投 棄できるようにし、 ・ついで、水の中に樹脂と石灰の懸濁を形成するために、好適には石灰乳の状態 の石灰とナトリウムを含む樹脂を接触させることを特徴とし、 ・適切な温度での十分な接触時間の後、カルシウムを含む樹脂から、すぐに利用 できるソーダの濃縮溶液を分離し、 ・容易に除去できる中和カルシウム塩を形成するために希釈した無機酸でカルシ ウムを溶離して最初の工程で再利用するために陽イオン樹脂RH+を再生させる 過程。 2.RH+型の陽イオン樹脂がカルボキシル樹脂であることを特徴とする、請求 項1に記載の方法。 3.樹脂をアルカリ性廃棄物、例えば水中に懸濁させた赤泥と接触させる温度が 、60℃以上、好適には75℃と95℃の間に含まれることを特徴とする、請求 項1または2に記載の方法。 4.樹脂をアルカリ性廃棄物、例えば水中に懸濁させた赤泥と接触させる時間が 、30分と2時間の間に含まれることを特徴とする、請求項1から3のいずれか 一つに記載の方法。 5.脱ナトリウム化されたアルカリ性残留物を含有する懸濁から、樹脂をフィル ターにかけて分離することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載 の方法。 6.ナトリウムを置換するために樹脂と接触させる石灰の量が5から10%増し の化学理論量であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一つに記載の 方法。 7.ナトリウムを含む樹脂と石灰乳の接触温度が30℃を超え、好適には50と 90℃の間に含まれることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一つに記載 の方法。 8.ナトリウムを含む樹脂と攪拌状態に維持された石灰乳の間の接触時間が1時 間と3時間の間に含まれることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一つに 記載の方法。 9.カルシウムを含む樹脂がフィルターにかけて、ソーダ濃縮溶液から分離され ることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一つに記載の方法。 10.カルシウムを含む樹脂が、pH<3の塩酸希釈溶液によって低温でカルシ ウムを溶離した後、再生されることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一 つに記載の方法。 11.溶離塩酸が金属塩を含有する不純なHCl溶液であることを特徴とする、 請求項10に記載の方法。 12.RH+の形で再生された樹脂が塩化カルシウム系の中和された溶離溶液の フィルターによって分離されることを特徴とする、請求項1から11のいずれか 一つに記載の方法。 13.濾過の後に、投棄することができる不溶性硫化カルシウムの形でカルシウ ムを沈殿させるために塩化カルシウム系の中和溶離液が硫酸希釈液と接触させら れ、反応生成物である、塩酸を含有する濾液はRH+樹脂の再生のために一部ま たは全部が再利用されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。 14.アルカリ性産業廃棄物が最大約30gのNa2O/リットルと、フミン酸 ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウムなどの不純 物を含有するナトリウム廃液であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
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