JP2000507362A - 液晶表示デバイス - Google Patents

液晶表示デバイス

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、液晶セルおよび少なくとも1つの反射型偏光板または円偏光された光を発生する手段として少なくとも1つの反射型偏光板を有する組合せ偏光板を含み、この反射型偏光板はラセン状ねじれを有するプレーナ分子配向を有するアニソトロピックポリマー材料の光学活性層を有しており、この材料は配向されて分子ラセンの軸が層に対して横断して伸びており、分子ラセンのピッチが最大ピッチと最小ピッチとの間で少なくとも100nmの差となるように変化している液晶表示デバイスであって、該反射型偏光板がa)少なくとも1つの重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラル重合性メソゲン化合物をb)1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン化合物および(または)少なくとも1つの非重合性カイラルメソゲン化合物、c)開始剤、d)任意に、少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン化合物、e)任意に、染料およびf)任意に、安定剤の存在下で含有するカイラル重合性メソゲン材料の混合物の共重合によって得られる液晶表示デバイスに関する。本発明はまた、このような反射型偏光板の製造方法に関する。本発明はさらにまた、このような反射型偏光板の製造に使用されるカイラル重合性メソゲン材料の混合物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 液晶表示デバイス 本発明は、液晶セルおよび少なくとも1つの反射型偏光板または円偏光された 光を発生する手段として少なくとも1つの反射型偏光板を有する組合せ偏光板を 含み、この反射型偏光板はラセン状ねじれを有するプレーナ分子配向を有するア ニソトロピックポリマー材料の光学活性層を有しており、この材料は配向されて 分子ラセンの軸が層に対して横断して伸びており、分子ラセンのピッチが最大ピ ッチと最小ピッチとの間で少なくとも100nmの差となるように変化している 液晶表示デバイスであって、該反射型偏光板が a)少なくとも1つの重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラル重合 性メソゲン化合物を b)1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン化 合物および(または)少なくとも1つの非重合性カイラルメソゲン化合物、 c)開始剤、 d)任意に、少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン化合物、 e)任意に、染料および f)任意に、安定剤 の存在下で含有するカイラル重合性メソゲン材料の混合物の共重合によって得ら れることを特徴とする、前記液晶表示デバイスに関する。 本発明はまた、上記反射型偏光板の製造方法に関する。本発明はさらにまた、 上記反射型偏光板の製造に使用されるカイラル重合性メソゲン材料の混合物に関 する。 図1は本発明の具体的態様に従う表示デバイスを示す。 図2は本発明の例1に従い得られる本発明による反射型偏光板の透過スペクト ルを示し、ここでa)は透過光を示し、そしてb)は反射光を示す。 図3は本発明の例2に従い得られるつ々の濃度で紫外線染料を含有する本発明 による反射型偏光板の透過スペクトルを示す。 図4は相違する照度の紫外線灯により硬化させた場合の本発明の例3に従い得 られる本発明による反射型偏光板の透過スペクトルを示す。 図5はつ々の硬化時間を用いて本発明の例4に従い得られる本発明による反射 型偏光板の透過スペクトルを示し、ここでa)は透過光を示し、そしてb)は反 射光を示す。 図6は本発明の例5に従い得られる本発明による反射型偏光板の透過スペクト ルを示し、ここでa)は透過光を示し、そしてb)は反射光を示す。 図7はつ々の硬化時間を用いて本発明の例6に従い得られる本発明による反射 型偏光板の透過スペクトルを示し、ここでa)は透過光を示し、そしてb)は反 射光を示す。 図8はつ々の基体上で硬化させた場合の本発明の例7に従い得られる本発明に よる反射型偏光板の透過スペクトルを示す。 図9はつ々の基体上で硬化させた場合の本発明の例8に従い得られる本発明に よる反射型偏光板の透過スペクトルを示す。 図10は本発明の例9に従い得られる本発明による反射型偏光板の透過スペク トルを示し、ここでa)は透過光を示し、そしてb)は反射光を示す。 図11は本発明の例10に従い得られる本発明による反射型偏光板の透過スペ クトルを示し、ここでa)は透過光を示し、そしてb)は反射光を示す。 図12〜19は本発明の同一の数字で表わされる各例に従い得られる本発明に よる反射型偏光板の透過スペクトルを示し、ここでa)は透過光を示し、そして b)は反射光を示す。 従来技術の液晶ディスプレイにおいては、その輝度は光路における光吸収によ り格別の影響を受ける。特に、慣用のねじれネマティック液晶ディスプレイの偏 光板はバックライトにより発射される光度の60%よりも多くを吸収することが できる。従って、偏光板による吸収を減少させ、かつまたディスプレイの輝度を 増大させるために多大の努力がなされている。バックライト直視型液晶ディスプ レイの場合、この減少はまた、パワー消耗の相当な減少およびより長いバックラ イトバルブ寿命を導き、かつまたポータブル型デバイスでは、バッテリイ寿命お よび大きさの改善を導く。 最も広く使用されている偏光板は直線偏光された光を生じさせるシート状偏光 板である。これらの偏光板は、最適条件下に、入射光の光度の最大で50%が直 線偏光された光として透過されるという欠点を有する。これらの偏光板の効率が 低いということ以外に、光の非透過部分を吸収するというもう一つの欠点があり 、これは偏光板を格別に加熱し、これによりその偏光特性に望ましくない変化を 生じさせ、あるいはバックライトが強力であると、偏光板が破壊されることさえ ある。 反射型偏光板を使用することによって、未偏光光を偏光された光に非常に効率 的に変換することができる。この型式の偏光板はラセン状ねじれ分子配向を有す るカイラルメソゲン材料の膜からなる。このような偏光板に未偏光の光が入射さ れると、ラセン状分子構造が、ラセンのピッチとメソゲン材料の平均反射率との 積に一致する波長の入射光と相互反応する。この相互反応は光度の50%をラセ ンのねじれ方向と同一方向の円偏光により円偏光された光として反射させ、他方 、残りの50%および入射光のうちのメソゲン材料と相互反応しない入射光の波 長は透過させる。この反射光は次いで、偏光が消されるか、あるいはその偏光方 向が、例えばディスプレイのバックライトにおいて、鏡により逆向にされること があり、次いで偏光板に再度、向けられる。 この様相で、理論的には入射未偏光光のある波長帯域の100%を円偏光され た光に変えることができる。この波長帯域の帯域幅△λは、方程式△λ=△n× pに従い、メソゲン材料の複屈折値△nおよび分子ラセンのピッチpに依存する 。しかしながら、実際には、利用できるメソゲン材料の複屈折値は0.3よりも 小さく、これにより帯域幅が制限される。一般に、この帯域幅は30〜50nm の範囲の数値を有するが、100nmより大きくなく、これはかなりの用途に対 しては充分ではない。特に、可視スペクトルの実質的部分を包含する帯域幅は、 工業用途にとって非常に重要である。 この問題を相違する反射波長を有する多くの層から形成されている偏光板を使 用することによって克服する試みがなされている。このような方法は、Maurer等 によりSID Digest 1990,110頁に記載されている。しかしながら、これらの多層 状偏光板の光学的品質は分子配向の局所的不秩序、内部散乱または反射により急 速に劣化される。多層状偏光板の厚みが厚いことは、もう一つの問題点であり、 これは視角の制限をもたらす。 ヨーロッパ特許出願EP0606940には、少なくとも100nmの帯域幅 を有するコレステリック偏光板が示唆されている。この偏光板は、カイラルメソ ゲンビスアクリレート、非カイラルメソゲンモノアクリレートおよび染料からな る混合物の光重合により製造される。この混合物を、ポリイミド配向膜を有する 透明基体上に塗布し、次いで紫外線照射によって硬化させる。染料を添加して、 塗布したモノマー混合物の層における紫外線光の強度勾配を重合中に生じさせる 。この強度勾配は、2つのモノマーが相違する反応性を有することから、重合中 に層内でモノマー拡散が生じることによるものと予想される。その結果として、 ポリマー材料の組成が、従って分子ラセンのピッチがポリマー層を横切る方向で 一定に変化され、これが偏光板に広い帯域幅を導く。 しかしながら、上記拡散という概念は、外部の影響に対して非常に敏感である 。すなわち、例えば混合物の組成、照明灯力、基体および特に染料および光開始 剤の僅かな変化さえも偏光板の帯域幅に対して際立った衝撃を与えることができ る。上記EP0606940の表IおよびIIに見ることができるように、例え ば染料濃度の僅かな変化が帯域幅の相当な減少を導く。 この概念のもう一つの欠点は、モノマー拡散および濃度勾配の形成には、比較 的長い硬化時間を要することにある。上記出願において、少なくとも8分の硬化 時間が記載されているが、この時間は大量生産には適さない。硬化時間を短縮す るために高い照明灯力を用いることはできない。何故ならば、当該出願の表Iか ら見ることができるように、これは強度勾配の減少を導き、これによってピッチ 勾配の減少を導くからである。 これとは別に、上記出願には、カイラル二反応性メソゲン化合物を含有する混 合物が記載されているのみである。しかしながら、これらの化合物は非常に高価 であり、かつまた低収率で得られるのみである。 従って、本発明の課題は、反射型広帯域偏光板を提供することにある。偏光板 の帯域幅は好ましくは、光の可視スペクトルの実質的部分を包含していなければ ならない。本発明の課題はまた、特に大量生産に適する効率的で、価格的に効果 的な方法で、このような偏光板を製造する方法およびこのような偏光板を備えた 液晶表示デバイスを提供することにある。本発明のその他の課題およびその従来 技術に優る利点は、下記の説明から当業者に即時に明白である。 本明細書全体にその充分な程度にまで開示されている本発明を用いることによ って、上記課題を達成することができ、かつまた従来技術の欠点を克服すること ができることがここに見出された。 本明細書全体の記載において使用されている、反応性化合物の用語は、重合性 化合物、すなわち1つ(モノ反応性)、2つ(ジ反応性)または3つ以上(多反 応性)の重合性官能基を有する化合物を表わす。 本明細書全体の記載において使用されているものとして、重合性または反応性 メソゲン、重合性または反応性メソゲン化合物および重合性または反応性液晶化 合物の用語は、棒状または板状メソゲン基を有する化合物を包含する。これらの 化合物は中間相を示す必要はなく、あるいはそれら自体が液晶相挙動を示す必要 はない。これらの化合物はまた、他の成分との混合物中で、あるいは純粋な化合 物または混合物が重合された場合にのみ中間相または液晶相挙動を示すことがで きる。 本発明の目的は、液晶セルおよび少なくとも1つの反射型偏光板または円偏光 された光を発生する手段として少なくとも1つの反射型偏光板を有する組合せ偏 光板を含み、この反射型偏光板はラセン状ねじれを有するプレーナ分子配向を有 するアニソトロピックポリマー材料の光学活性層を有しており、この材料は配向 されて分子ラセンの軸が層に対して横断して伸びており、分子ラセンのピッチが 最大ピッチと最小ピッチとの間で少なくとも100nmの差となるように変化し ている液晶表示デバイスであって、該反射型偏光板が a)少なくとも1つの重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラル重合 性メソゲン化合物を b)1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン化 合物および(または)少なくとも1つの非重合性カイラルメソゲン化合物、 c)開始剤、 d)任意に、少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン化合物、 e)任意に、染料および f)任意に、安定剤 の存在下で含有するカイラル重合性メソゲン材料の混合物の共重合によって得ら れることを特徴とする、前記液晶表示デバイスにある。 好ましくは、この反射型偏光板によって透過される光のスペクトルは、少なく とも双峰型ピーク分布を有する。 本発明の好適態様は下記態様にある: ★少なくとも1つの光学リターデーションフィルムを備えており、このフィル ムのリターデーションは、反射型偏光板の動作中に反射される帯域の波長の約0 .25倍である液晶表示デバイス。 ★好ましくは、反射型偏光板と液晶セルとの間の光路に配置されている直線偏 光板を備えている液晶表示デバイス。 ★直線偏光板が、当該偏光板の光学軸とリターデーションフィルムの主要光学 軸との間の角度か30度〜60度であるような様相で配置されている。 ★好ましくは、反射型偏光板とディスプレイに対する光入射源との間の光路に 配置されている光拡散シートを備えている液晶表示デバイス。 本発明のもう一つの目的は、ラセン状ねじれを有するプレーナ分子配向を有す るアニソトロピックポリマー材料の光学活性層を備えた反射型偏光板であって、 この材料は分子ラセンの軸が膜に対して横断して伸びており、この分子ラセンの ピッチは最大ピッチと最低ピッチとの間の差が少なくとも100nmであるよう に変化しているように配向されている液晶表示デバイスであって、この反射型偏 光板が、 A)基体の少なくとも一面上に、 a)少なくとも1つの重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラル重 合性メソゲン化合物を b)1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン 化合物および(または)少なくとも1つの非重合性カイラルメソゲン化合 物、 c)開始剤、 d)任意に、少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン重合性化合 物、 e)任意に、染料および f)任意に、安定剤 の存在下で含有するカイラル重合性材料の混合物を層状に塗布し、 B)該混合物を、分子ラセンの軸が層に対して横断して伸びているような方向 に配向させ、 C)該混合物を熱または活性照射線にさらすことによって重合させ、そして D)必要に応じて、重合した材料から基体の一面または両面を分離する、 ことによって得られることを特徴とする、前記反射型偏光板にある。 本発明の好適態様において、重合した材料は三次元網状構造体を形成している 。もう一つの好適態様は、カイラル重合性メソゲン材料が、 ★1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン化合 物および1つの重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラル重合性メソゲ ン化合物; ★1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン化合 物および2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラ ル重合性メソゲン化合物; を含有する。 本発明の好適態様において、メソゲン化合物は下記式Iから選択される: P−(Sp)n−MG−R I 式中、 Pは重合性基であり、 Spは炭素原子1〜20つを有するスペーサー基であり、 nは0または1であり、 MGはメソゲン基またはメソゲン性支持基であり、好ましくはエステル基また はエーテル基あるいは単結合によってスペーサー基Spおよび有機基Rに結合し ており、このメソゲン基は好ましくは下記式IIから選択され: −(A1−Z1m−A2−Z2−A3− II (式中、 A1、A2およびA3は相互に独立して、1,4−フェニレン基であり、この基 中に存在する1つまたは2つ以上のCH基はまたNにより置き換えられていても よく、あるいは1,4−シクロヘキシレン基であり、この基中に存在する1つの CH2基または隣接していない2つのCH2基はまたOおよび(または)Sにより 置き換えられていてもよく、あるいは1,4−シクロヘキセニレン基またはナフ タレン−2,6−ジイル基であり、これらの基は全部が未置換であるか、あるい は1つまたは2つ以上のハロゲン、シアノまたはニトロ基により、あるいは炭素 原子1〜7つを有するアルキル基、アルコキシ基またはアルカノイル基により置 換されていてもよく、これらの基中の1つまたは2つ以上のH原子はFまたはC lにより置換されていてもよく、 Z1およびZ2はそれぞれ独立して、−COO−、−OCO−、−CH2CH2− 、−OCH2−、−CH2O−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH=CH−C OO−、−OCO−CH=CH−または単結合であり、そして mは、0、1または2である)、そして Rは、25つまでの炭素原子を有するアルキル基であり、この基は未置換であ るか、あるいは1つまたは2つ以上のハロゲンまたはCNにより置換されており 、この基中に存在する1つのCH2基または隣接していない2つ以上のCH2基は またそれぞれ相互に独立して、酸素原子が相互に直接結合しない様相で、−O− 、−S−、−NH−、−N(CH3)−、−CO−、−COO−、−OCO−、 −OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−または−C≡C−により置き換え られていてもよく、あるいはRはまた、ハロゲンまたはシアノであるか、あるい は独立して、P−(Sp)n−について示されている意味の一つを有する。 本発明のもう一つの目的は、本明細書全体に記載されているカイラル重合性メ ソゲン材料の混合物にある。 好適態様において、この重合性混合物は、1つのみの重合性基を有する重合性 メソゲン化合物を含有する。これらの化合物は一般に、合成が容易であり、かつ また安価である。さらにまた、一反応性化合物のみを含有する混合物は、多くの 場合に、二反応性化合物に比較して意図しない自発的重合に対する高い安定性を 有する。 もう一つの好適態様では、1つの重合性基を有する(一官能性)少なくとも1 つのカイラルまたは非カイラル重合性化合物および2つまたは3つ以上の重合性 基を有する(多官能性)少なくとも1つの非カイラル重合性メソゲン化合物を含 有する混合物の使用を包含する。重合されると、この材料は三次元網状構造体を 形成する。このような架橋したポリマー網状構造のフィルムは格別に大きい機械 的安定性を有する。特に、これは基体を備えていることを必要としない自己支持 性偏光フィルムとして使用することができる。このような反射型偏光板の製造後 に、重合および(または)配向に必要な基体は取り除くことができ、これは偏光 板の小型化にとって好ましい。この型式の偏光板は偏光特性の格別に小さい温度 依存性を有する。 多官能性メソゲン化合物または非メソゲン化合物の濃度を変えることによって 、ボリマーフィルムの架橋密度を容易に変えることができ、これによって偏光板 の光学的性質の温度依存性にとっても重要であるガラス転移温度、熱および機械 的安定性または溶剤耐性などのその物理的および化学的性質を容易に変えること ができる。 もう一つの好適態様において、重合性混合物は20%まで、好ましくは5〜2 0%の2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する非メソゲン化合物を含有し、 これによりポリマーの架橋度を増加させることができる。二官能性非メソゲンモ ノマーの代表例には、炭素原子1〜20つを有するアルキル基を有するアルキル ジアクリレート化合物またはアルキルジメタアクリレート化合物がある。2つよ りも多くの重合性基を有する非メソゲンモノマーの代表例には、トリメチルプロ パントリメタアクリレートまたはペンタエリスリトールテトラアクリレートがあ る。 もう一つの好適態様において、重合性混合物は70%まで、好ましくは5〜7 0%の1つの重合性官能基を有する非メソゲン化合物を含有する。一官能性非メ ソゲンモノマーの代表例には、アルキルアクリレート化合物またはアルキルメタ アクリレート化合物がある。 本発明による偏光板の製造に使用される重合性混合物は、少なくとも1つの非 カイラル化合物および少なくとも1つのカイラル化合物を含有する。カイラル化 合物と非カイラル化合物との割合を変えることによって、当該偏光板の反射波長 帯域の位置を変えることができる。カイラル化合物と非カイラル化合物との好適 割合は、反射スペクトルが可視光線スペクトルの実質的部分を包含するように選 択する。 すなわち、反射波長帯域の中心の波長は、好ましくは450〜650nm、特 に好ましくは480〜600nm、非常に特に好ましくは500〜550nmで ある。 この波長帯域の帯域幅は、好ましくは100nmよりも広く、特に好ましくは 200nmよりも広く、非常に特に好ましくは250nmよりも広い。 もう一つの好適態様において、カイラル重合性メソゲン混合物は20重量%ま での量で非重合性メソゲン化合物、特に好ましくはポリマーの光学的性質を適応 させるためにカイラルドープ剤として使用される非重合性メソゲン化合物を含有 する。 カイラルドープ剤として、少なくとも1つ、非常に特に好ましくは1〜4つ、 特に1つまたは2つのカイラル非重合性メソゲン化合物を含有するカイラル重合 性メソゲン混合物が好ましい。このカイラルドープ剤の割合は、総混合物の好ま しくは0.01〜20重量%、非常に好ましくは0.05〜10重量%、特に0 .1〜5重量%である。 カイラルドープ剤としては、原則的に、この目的に当業者に知られている全部 の化合物を使用することができる。代表的カイラルドープ剤には、例えば市販さ れているS1011、R811またはCB15(Merck KGaA,Darmstadt,ドイツ 国)がある。 1つまたは2つ以上のカイラルドープ剤が糖分子に基づくカイラル二価構造要 素を有する化合物であるカイラル重合性メソゲン混合物はまた好適である。 これらのカイラル重合性メソゲン混合物の中で、カイラルドープ剤が下記式V で表わされる化合物である混合物は特に好適である: R2−MG−CG−MG−R3 V 式中、 MGはそれぞれ独立して、式IIで表わされるメソゲン基を表わし、R2およ び R3はそれぞれ独立して、ハロゲンまたはシアノであるか、あるいは炭素原子1 〜12つを有し、ハロゲン化されていてもよいアルキル基またはアルコキシ基で あり、そして CGは下記構造要素である: 式Vで表わされるカイラルドープ剤は、下記反応経路に従い、あるいはこの経 路と同様にして合成することができる: 反応経路1:反応経路2: DCCD=ジシクロヘキシルカルボジイミド、DMAP=ジメチルアミノピリジ ン、DCM=ジクロロメタン。 反応経路1および2において、R*は炭素原子1〜12つを有するアルキル基 またはアルコキシ基であり、Lおよびrは下記に示す意味を有し、そしてMGは 式IIの意味を有する。 本発明の好適態様は、下記カイラル重合性メソゲン材料の混合物の1つの共重 合によって得られる本明細書全体に記載されている反射性偏光板に関する: ★基本的に下記成分からなる混合物: 5〜85重量%の1つの重合性官能基を有する非カイラル重合性メソゲン化合 物、 0〜30重量%の2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する非カイラル重合 性メソゲン化合物、 10〜80重量%の1つの重合性官能基を有するカイラル重合性メソゲン化合 物、 0.1〜5重量%の開始剤、 0〜5重量%の非重合性カイラルドープ剤、 0〜5重量%の染料および 10〜1000ppmの安定剤。 ★基本的に下記成分からなる混合物: 10〜85重量%の2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する非カイラル重 合性メソゲン化合物、 10〜90重量%の1つの重合性官能基を有するカイラル重合性メソゲン化合 物、 0.1〜5重量%の開始剤、 0〜5重量%の非重合性カイラルドープ剤、 0〜5重量%の染料および 10〜1000ppmの安定剤。 ★基本的に下記成分からなる混合物: 0〜85重量%の1つの重合性官能基を有する非カイラル重合性メソゲン化合 物、 0〜70重量%の2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する非カイラル重合 性メソゲン化合物、 10〜85重量%の1つの重合性官能基を有するカイラル重合性メソゲン化合 物、 3〜70重量%の少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン重合性化 合物、 0.1〜5重量%の開始剤、 0〜5重量%の非重合性カイラルドープ剤、 0〜5重量%の染料および 10〜1000ppmの安定剤。 本発明のもう一つの好適態様において、カイラル重合性メソゲン材料はカイラ ル重合性化合物を含有していない。 本発明のもう一つの好適態様において、カイラル重合性メソゲン材料は1つよ りも多くの重合性基を有する重合性メソゲン化合物を含有していない。 本発明による反射型偏光板の透過スペクトルの透過対波長曲線(これは、例え ば図2〜11に記載されている)は対称形態または非対称形態であることができ る。これは単峰型、双峰型または多峰型ピーク分布を示し、これは1、2または 3よりも多い反射の局所最大値を示すことができることを意味する。本発明の好 適態様は、このスペクトルが少なくとも双峰型のピーク分布を有することを特徴 とする。 本発明による重合性混合物は、少なくとも1つの基体上に膜形態で塗布し、配 向させ、次いで重合させる。基体としては、ガラスシートおよびプラスティック フィルムを使用することができる。 重合前、重合中、および(または)重合後に、塗布混合物の上に第二の基体を 配置することもできる。この基体は、重合後に取り除くことができ、あるいは取 り除かなくてもよい。2つの基体を使用する場合、少なくとも1つの基体は重合 に使用される活性照射線に対して透過性でなければならない。 好適には、少なくとも1つの基体は、例えばポリエチレンテレフタレート(P ET)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリカーボネート(PC)またはト リアセチルセルロース(TAC)フィルムなどのプラスティックフィルム、好ま しくはPETフィルムである。 重合前の、塗布した重合性混合物の均一配向は、例えばドクターブレードを用 いるなどの混合物の剪断によって得ることができる。少なくとも1つの基体の上 部表面上に配向膜、例えばラビングしたポリイミドまたはスパッタリングしたS iOx膜を適用して、均一プレーナ配向、すなわち分子ラセンがメソゲン材料の 膜を横切って伸びている配向を生じさせることもできる。第二の基体を塗布材料 の上部表面上に配置する場合、2つの基体を一緒にパッティングすることによっ て生じる剪断力は良好な配向を得るのにしばしば充分である。本発明の好適態様 において、この配向は、カイラル重合性メソゲン材料を剪断にかけることによっ て達成する。 本発明による重合性メソゲン混合物の重合は、これを熱または活性照射線にさ らすことによって生じさせる。活性照射線は、例えば光、X−線またはガンマ線 の照射あるいは高エネルギー粒子、例えばイオンまたは電子の照射である。紫外 線光を使用すると特に好ましい。この照射波長は、好ましくは250〜400n m、特に好ましくは340〜380nmである。 活性照射線の供給源としては、例えば単一の紫外線灯または一組の紫外線灯を 使用することができる。大きい照明灯力を使用して、硬化時間を短縮することが できる。本発明で使用される照明灯により発生される照度は、好ましくは0.0 1〜100mW/cm2)特に好ましくは0.05〜10mW/cm2)非常に特 に好ましくは0.1〜1.0mW/cm2である。 硬化時間は、中でも、重合性メソゲン材料の反応性、塗布膜の厚さ、重合開始 剤および使用する場合に、染料のつ類に依存する。硬化時間はまた、重合度また はポリマーフィルムの架橋度に対して影響を及ぼし、従って反射型偏光板の偏光 特性に影響を及ぼす。大量生産の場合、短い硬化時間が好適である。本発明に従 う硬化時間は、好ましくは20分間よりも長くなく、特に好ましくは8分間より も長くなく、非常に特に好ましくは4分間よりも長くない。 重合は、活性照射線の波長に合った吸収最大値を有する開始剤の存在下に行う 。一例として、紫外線光により重合させる場合、紫外線照射下に分解してフリー ラジカルを発生する光開始剤を使用して重合反応を開始させることができる。カ チオン系開始剤を使用して、フリーラジカルの代わりにカチオンにより光硬化さ せることもできる。重合はまた、ある温度以上に加熱されると分解する開始剤に よって開始させることもできる。 紫外線照射によるラジカル重合用光開始剤の代表例としては、市販されている イルガキュア(Irgacure)651、イルガキュア184またはダロキュア (Darocure)4205(これらは全部がCiba Geigy AGから入手することができ る)を使用することができ、他方カチオン性光重合の場合、市販のUV1697 4(Union Carbide)を使用することができる。 カイラル重合性メソゲン材料は重合開始剤を、好ましくは0.05〜10%、 非常に好ましくは0.1〜5%、特に0.2〜3%の量で含有する。紫外線光開 始剤が好適である。紫外線照射下に分解してフリーラジカルを発生する光開始剤 は特に好適である。 光感受性または温度感受性開始剤に加えて、重合性混合物は、1つまたは2つ 以上のその他の適当な成分、例えば触媒、増感剤、安定剤、共反応性モノマーま たは界面活性化合物などをさらに含有することができる。 本発明の好適態様において、この重合性混合物は、例えば混合物の保存中にお ける望ましくない自発的重合を阻止するために使用される安定剤を含有する。安 定剤としては、原則的に、この目的に当業者に知られている全部の化合物を使用 することができる。これらの化合物としては広くつ々の化合物が市販されている 。安定剤の代表的例には、4−エトキシフェノールまたはブチル化ヒドロキシト ルエン(BHT)がある。 本発明による重合性混合物は好ましくは、上記安定剤を1〜1000ppm、 特に好ましくは10〜500ppmの量で含有する。 別つの添加剤、例えば連鎖移動剤を添加して、本発明のポリマーフィルムの物 理的性質を修飾することもできる。一例として、重合性混合物に連鎖移動剤を添 加する場合、遊離のポリマー鎖の長さおよび(または)本発明のポリマーフィル ム中の2つの架橋部位間のポリマー鎖の長さを制御することができる。連鎖移動 剤の量が増加するに従い、減少したポリマー鎖長さを有するポリマーフィルムが 得られる。 本発明の好適態様において、重合性混合物は連鎖移動剤を0.01〜15%、 特に0.1〜10%、非常に好ましくは0.5〜5%の量で含有する。この好適 態様に従うポリマーフィルムは、基体に対する特に良好な接着性を示し、特に例 えばTACフィルムなどのプラスティックフィルムに対して特に良好な接着性を 示す。さらにまた、連鎖移動剤を含有する重合性メソゲン混合物を使用すること によって、拡大した帯域幅を有する反射型偏光板を得ることができる。 連鎖移動剤としては、例えばドデカンチオールなどの一官能性チオール化合物 またはトリメチルプロパントリ(3−メルカプトプロピオネート)などの多官能 性チオール化合物を使用することができる。 ある場合、重合性混合物の配向を助長するために、およびまた重合を阻害する こともある酸素を排除するために、第二の基体を使用すると有利である。別法と して、硬化を不活性気体雰囲気下に行うこともできる。後者の場合、中間相の充 分な配向を生じさせるために、重合前のメソゲン材料の剪断が必要である。カチ オン性光開始剤を用いる場合、酸素の排除は不必要であるが、水分は排除しなけ ればならない。本発明の好適態様において、カイラル重合性メソゲン材料の重合 は、不活性気体雰囲気下に、好ましくは窒素雰囲気下に行う。 高品質の配向を備えたポリマーフィルムを得るためには、この重合を重合性メ ソゲン混合物の液晶相で行うべきである。従って本発明による反射型偏光板を製 造する場合、低融点を有する混合物を使用すると好ましい。この重合方法により 重合操作が容易になる。これは大量生産にとって特に重要である。 150℃以下の硬化温度が好適である。100℃以下の温度は特に好適であ る。 光学活性ポリマーフィルムの厚さは反射型偏光板の帯域幅に影響を及ぼす。帯 域位置および帯域幅に依存して、この厚さは、好ましくは5〜30μmである。 約300nmの帯域幅の場合、10〜20μmの厚さが特に好ましい。 好適態様において、カイラル重合性メソゲン材料の混合物は使用される活性照 射線の波長に合う波長に吸収最大値を有する染料をさらに含有する。好ましくは 、反射型偏光板の使用期間中の望ましくない吸光を排除するために、その吸収最 大値が当該偏光板の動作波長範囲外にある染料を使用する。 本発明のもう一つの好適態様において、カイラル重合性メソゲン混合物は染料 を含有していない。 本発明による反射型偏光板を通過される光は、右巻き方向または左巻き方向で あることができるポリマーフィルムの分子ラセンのねじれ方向に従い、右巻き方 向または左巻き方向で実質的に円偏光された光である。 ある用途では、透過光が直線偏光されることが望まれる。従って、本発明の好 適態様において、液晶表示デバイスは光学補償膜を備えている。この光学補償膜 は、その光学リターデーション、すなわち複屈折率と膜厚さとの積が当該偏光板 によって反射される帯域幅の中心の波長の約0.25倍であるように選択される 複屈折性材料の膜からなる。その結果として、この補償膜は円偏光された光を直 線偏光された光に変える四分の一波長板または薄膜(QWF)として動作する。 補償膜としては、例えば延伸PET、PVA、PCまたはTACなどの延伸プラ スティックフィルムを使用することができる。配向させた高分子化液晶材料膜を 使用することもできる。 QWFは、分離している光学素子として反射型偏光板に接触させることができ る。好ましくは、反射型偏光板とQWFとを、これらがそれぞれ光学素子を形成 しているように集積させることができる。これは、例えば反射型偏光板を製造し た後に、この偏光板とQWFとを一緒に積層することによって達成することがで きる。 もう一つの好適態様では、カイラル重合性メソゲン材料をQWF上に直接塗布 し、硬化させる。この場合、QWFは基体としての役目を果たし、これにより製 造方法を単純にすることができる。 1つの光学補償膜を反射型偏光板とともに使用する場合、その光学リターデー ションは偏光板の全帯域にわたり同一のままとどまる。その結果として、円偏光 された光から直線偏光された光への変換は、偏光板の帯域幅全体にわたっては最 適ではなくなる。これは特に、広帯域偏光板の欠点であることができる。 従って、本発明の好適態様において、本発明による液晶表示デバイスは2つま たは3つ以上の光学補償膜の組み合わせを備えており、これらの補償膜のリター デーションは、各膜のリターデーションの差異により、この補償膜組み合わせの 真性リターデーションが当該偏光板の反射帯域幅の実質的部分にわたり、当該偏 光板により反射される光の波長の約0.25倍であるように選択する。 反射型偏光板に対する入射光は円偏光された光に変形される。しかしながら、 この変形は偏光板の帯域幅に対応する波長を有する光および垂直入射光、すなわ ち分子ラセンの軸に対して平行である入射光にのみに生じる。例えば垂直に対し て角度をもって反射型偏光板を透過する光は楕円偏光されるようになる。この光 はまた、反射型偏光板の背後に存在する光学補償膜によって単一偏光面の直線偏 光された光に完全には変形されない。特に液晶ディスプレイセルを照射するため に本発明による偏光板組合せを使用する場合、この光の部分はディスプレイのコ ントラストの望ましくない減少を導くことがある。従って、本発明の好適態様に おいて、反射型偏光板から発射される光の理想的に円偏光されていない部分を排 除するために、ディスプレイの光路の光学補償膜の裏側に直線偏光板を配置する 。上記直線偏光板は好ましくは、その光学軸と補償膜の主要光学軸との間の角度 が30〜60度、特に好ましくは40〜50度であるように配置する。 本発明による反射型偏光板は、偏光板帯域幅の入射光の50%を円偏光された 光として反射する。上記したように、反射型偏光板の高効率は、逆行された後に 、この反射光を、例えば当該ディスプレイのバックライト装置で使用し、偏光板 に再度戻すことによって得られる。 金属製反射板を使用する場合、円偏光された光は理論的には、反対のねじれ方 向で円偏光された光として反射される。これはこの時点で、反射型偏光板のラセ ンと一致し、完全に透過される。 非金属製反射板を使用する場合あるいは拡散膜のような追加の拡散板を光源と 反射型偏光板との間のディスプレイの光路に配置した場合、この逆行した光は、 その偏光が取り消され、上記したように反射型偏光板と再度相互反応する。この 偏光の取り消しはまた、内部反射により、およびディスプレイの光学部品内また は光学部品間の屈折により生じることがある。 従って、本発明の好適態様に従う液晶ディスプレイは、反射型偏光板に対する 入射光の角度分布を最適にするために、バックライトと反射型偏光板との間に配 置されている拡散膜を備えている。 本発明のもう一つの好適態様において、液晶ディスプレイは、反射型偏光板お よび直線偏光板、光学補償膜および拡散板に備えられている1つまたは2つ以上 の接着膜を有する。 本発明のもう一つの好適態様において、液晶表示デバイスは、反射型偏光板お よび直線偏光板、光学補償膜、拡散膜および接着膜に備えられている1つまたは 2つ以上の保護膜を有しており、これによりこれらの要素は周囲環境に対して保 護されている。 本発明による反射型偏光板の機能を図1によりさらに説明する。図1は本発明 の具体例を説明するものである。光路に従う光の主要方向は、左側から右側への 方向である。この図は照明灯12および組合わせ導光板および反射板13を備え た側面照明型バックライトユニット11、拡散膜14および反射型偏光板15、 四分の一波長リターデーション膜16および直線偏光板17からなる本発明によ る偏光板組合せを備えた表示デバイス10を示している。この図にはまた、液晶 セル18および表示セルの裏側に存在する第二の直線偏光板19が示されている 。バックライト11から発射された光は、反射型偏光板15と実質的部分で相互 反応する。相互反応した光度の半分は、それぞれ右旋回または左旋回状態で円偏 光された光として透過され、他方他の半分は反対の旋回方向で円偏光された光と して反射される。この反射された光は拡散膜14により偏光が取り消され、次い で反射板13により反射型偏光板15に再度向けられる。この透過部分の主要部 分はリターデーション膜16により直線偏光された光に変換される。理想的に直 線偏光されない光、例えば楕円偏光された光は、直線偏光板17により排除さ れる。直線偏光された光は次いで、ディスプレイ18および第二の直線偏光板1 9を通過して視覚者20に到達する。 本発明による偏光板組合せを使用した場合の輝度利得は、好ましくは少なくと も50%またはそれ以上であり、特に好ましくは少なくとも70%またはそれ以 上である。 この関係における輝度利得は a)図1に記載のバックライト11、拡散膜14、反射型偏光板15、四分の 一波長リターデーション膜16および直線偏光板17からなる組立装置を通過し た後に透過される光の光度と、 b)バックライト11および直線偏光板17からなる組立装置により透過され る光の光度、 との比を意味する。 輝度利得は、反射光線に対する光源の効率に依存する。上記の好適数値は、慣 用の側面照明型(side−lit)または直下型(meander)バックライトなどの有効 光源に関連する。 測定された輝度利得はまた、バックライト全域を覆う反射型偏光板の試料の大 きさに依存する。バックライトが一部分のみを覆っている場合、光の一部が偏光 板から逆反射され、引き続いて装置から逃げるために、輝度利得は減少する。 バックライト型ディスプレイを別にして、本発明による反射型偏光板および偏 光板組合せはまた、反射型ディスプレイでも採用することができる。このような ディスプレイは光源として、ディスプレイの外部で発生される照射線を反射する 反射板を使用する。従って、本発明はまた、本発明による反射型偏光板を備えた 反射型液晶表示デバイスに関する。 重合性メソゲン化合物は好ましくは、下記式Iから選択される: P−(Sp)n−MG−R I 式中、 Pは重合性基であり、 Spは炭素原子1〜20つを有するスペーサー基であり、 nは0または1であり、 MGは好ましくはエステル基またはエーテル基により、あるいは単結合により スペーサー基Spおよび有機基Rに結合しているメソゲン基またはメソゲン支持 基であり、このメソゲン基は好ましくは、下記式IIから選択され: −(A1−Zlm−A2−Z2−A3− II (式中、 A1、A2およびA3は相互に独立して、1,4−フェニレン基であり、この基 中に存在する1つまたは2つ以上のCH基はまたNにより置き換えられていても よく、あるいは1,4−シクロヘキシレン基であり、この基中に存在する1つの CH2基または隣接していない2つのCH2基はまたOおよび(または)Sにより 置き換えられていてもよく、あるいは1,4−シクロヘキセニレン基またはナフ タレン−2,6−ジイル基であり、これらの基は全部が未置換であるか、あるい は1つまたは2つ以上のハロゲン、シアノまたはニトロ基により、あるいは炭素 原子1〜7つを有するアルキル基、アルコキシ基またはアルカノイル基により置 換されていてもよく、これらの基中の1つまたは2つ以上のH原子はFまたはC lにより置換されていてもよく、 Z1およびZ2はそれぞれ独立して、−COO−、−OCO−、−CH2CH2− 、−OCH2−、−CH2O−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH=CH−C OO−、−OCO−CH=CH−または単結合であり、そして mは、0、1または2である)、そして Rは25つまでの炭素原子を有するアルキル基であり、この基は未置換である か、あるいは1つまたは2つ以上のCNまたはハロゲンにより置換されており、 この基中に存在する1つのCH2基または隣接していない2つ以上のCH2基はま たそれぞれ相互に独立して、酸素原子が相互に直接結合しない様相で、−O−、 −S−、−NH−、−N(CH3)−、−CO−、−COO−、−OCO−、− OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−または−C≡C−により置き換えら れていてもよく、あるいはRはまた、ハロゲンまたはシアノであるか、あるいは 独立して、P−(Sp)n−について示されている意味の一つを有する。 式Iで表わされる化合物において、Pは好ましくは、CH2=−CW−COO(O)k−から選択され、ここでWはH、CH3またはClであり、そしてkは0 または1である。 Pは好ましくは、ビニル基、アクリレート基、メタアクリレート基、プロペニ ルエーテル基、スチレン基またはエポキシ基である。特に好ましいPはアクリレ ート基またはメタアクリレート基である。 少なくとも2つの重合性メソゲン化合物を含有し、その少なくとも1つが式I で表わされる化合物である重合性混合物は特に好適である。 本発明のもう一つの好適態様において、重合性メソゲン化合物は式Iにおいて 、Rが上記のとおりのP−(Sp)n−の意味の一つを有する化合物から選択さ れる。 二環状および三環状メソゲン化合物は好適である。 式Iで表わされる化合物の中で、RがF、ClまたはCNであるか、あるいは ハロゲン化されていてもよいアルキルまたはアルコキシであるか、あるいはP− (Sp)n−について示されている意味を有する化合物は特に好適である。さら にまた、そのMGが式IIにおいて、Z1およびZ2がそれぞれ独立して、−CO O−、−OCO−、−CH2−CH2−、−CH=CH−COO−、−OCO−C H=CH−または単結合である化合物は好適である。 式IIで表わされる好適メソゲン基の小さい群を下記に示す。簡潔にするため に、これらの基において、Pheは1,4−フェニレンであり、PheLは少な くとも1つの基Lにより置換されている1,4−フェニレンであり、ここでLは F、ClまたはCNであるか、あるいは炭素原子1〜4つを有し、フッ素化され ていてもよいアルキル基、アルコキシ基またはアルカノイル基であり、そしてC ycは1,4−シクロヘキシレンである。 これらの好適基において、Z1およびZ2は、上記式Iについて示されている意 味を有する。好ましくは、Z1およびZ2は、−COO−、−OCO−、−CH2 CH2−、−CH=CH−COO−または単結合である。 Lは好ましくは、F、Cl、CN、NO2、CH3、C25、OCH3、OC25 、COCH3、COC25、CF3、OCF3、OCHF2、OC25、特にF、 Cl、CN、CH3、C25、OCH3、COCH3およびOCF3、最も好ましく はF、CH3、OCH3およびCOCH3である。 MGが下記式から選択される化合物は特に好適である: これらの式において、Lは上記意味を有し、そしてrは0、1または2である 。 これらの好適式において、基: は、非常に好ましくは、 さらにまた、 を表わし、これらの基において、Lはそれぞれ独立して、上記意味の一つを有す る。 これらの好適化合物中に存在するRは、特に好ましくはCN、F、Clまたは OCF3であるか、あるいは炭素原子1〜12つを有するアルキル基またはアル コキシ基であるか、あるいはP−(Sp)n−について示されている意味の一つ を有する。 式I中に存在するRがアルキル基またはアルコキシ基、すなわちその末端CH2 基が−O−により置き換えられている基である場合、この基は直鎖状または分 枝鎖状であることができる。この基は好ましくは、直鎖状であって、2つ、3つ 、4つ、5つ、6つ、7つまたは8つの炭素原子を有し、従って好ましくは、例 えばエチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、エ トキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ、ヘプトキシまたはオ クトキシであり、さらにまたメチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、 トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、メトキシ、ノノキシ、デコキシ、ウ ンデコキシ、ドデコキシ、トリデコキシまたはテトラデコキシであることができ る。 オキサアルキル基、すなわち基中に存在する1つのCH2基が−O−により置 き換えられている基は好ましくは、例えば直鎖状の2−オキサプロピル(=メト キシメチル)、2−(=エトキシメチル)または3−オキサブチル(=2−メト キシエチル)、2−、3−または4−オキサペンチル、2−、3−、4−または 5−オキサヘキシル、2−、3−、4−、5−または6−オキサヘプチル、2− 、3−、4−、5−、6−または7−オキサオクチル、2−、3−、4−、5− 、6−、7−または8−オキサノニルあるいは2−、3−、4−、5−、6−、 7−、8−または9−オキサデシルである。 式Iで表わされる重合性メソゲン化合物において、Rは非カイラル基またはカ イラル基であることができる。カイラル基である場合、Rは好ましくは、下記式 IIIに従い選択される: 式中、 X1は−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−OCOO−ま たは単結合であり、 Q1は炭素原子1〜10つを有するアルキレン基またはアルキレン−オキシ基 あるいは単結合であり、 Q2は炭素原子1〜10つを有するアルキル基またはアルコキシ基であり、こ の基は未置換であるか、または1つまたは2つ以上のハロゲンまたはCNにより 置換されており、この基中に存在する1つのCH2基または隣接していない2つ 以上のCH2基はまた、それぞれ相互に独立して、酸素原子が相互に直接結合し ない様相で、−C≡C−、−O−、−S−、−NH−、−N(CH3)−、−C O−、−COO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−または−CO− S−により置き換えられていてもよく、あるいはQ2はP−Sp−について示さ れている意味を有することができ、 Q3は、ハロゲンまたはシアノ基であるか、あるいはQ2とは相違する炭素原子 1〜4つを有するアルキル基またはアルコキシ基である。 好適カイラル基Rは、例えば2−ブチル(=1−メチルプロピル)、2−メチ ルブチル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−エチルヘキシル、2 −プロピルペンチル、2−オクチル、特に2−メチルブチル、2−メチルブトキ シ、2−メチルペントキシ、3−メチルペントキシ、2−エチルヘキソキシ、1 −メチルヘキソキシ、2−オクチルオキシ、2−オキサ−3−メチルブチル、3 −オキサ−4−メチルペンチル、4−メチルヘキシル、2−ノニル、2−デシル 、2−ドデシル、6−メトキシオクトキシ、6−メチルオクトキシ、6−メチル オクタノイルオキシ、5−メチルヘプチルオキシカルボニル、2−メチルブチリ ルオキシ、3−メチルバレロイルオキシ、4−メチルヘキサノイルオキシ、2− クロロプロピオニルオキシ、2−クロロ−3−メチルブチリルオキシ、2−クロ ロ−4−メチルバレリルオキシ、2−クロロ−3−メチルバレリルオキシ、2− メチル−3−オキサペンチル、2−メチル−3−オキサヘキシル、1−メトキシ プロピル−2−オキシ、1−エトキシプロピル−2−オキシ、1−プロポキシプ ロピル−2−オキシ、1−ブトキシプロピル−2−オキシ、2−フルオロオクチ ルオキシ、2−フルオロデシルオキシである。 さらにまた、非カイラル分枝鎖状基Rを含有する式Iで表わされるメソゲン化 合物は、例えば減少した結晶化傾向を有することから、場合によりコモノマーと して重要である。このつの分枝鎖状基は一般に、多くて一つの鎖分岐を有する。 好適非カイラル分枝鎖状基には、イソプロピル、イソブチル(=メチルプロピル )、イソペンチル(=3−メチルブチル)、イソプロポキシ、2−メチルプロポ キシおよび3−メチルブトキシがある。 もう一つの好適態様において、式I中に存在するRは下記群から選択されるカ イラル基を表わす: エチレングリコール誘導体: (式中、RCは炭素原子1〜12つを有するアルキル基である)、 あるいはシトロネロールに基づく基: 本発明のもう一つの態様において、式Iで表わされる化合物は、少なくとも一 つのカイラリティ中心を有するメソゲン基またはメソゲン性支持基MGを有する 。これらの化合物において、MGは好ましくは、下記式IIaに従い選択される : −(A1−Z1i−G IIa 式中、A1およびZ1は式IIについて示されている意味を有し、iは0、1ま たは2であり、そしてGは末端カイラル基、例えばコレステリル基:あるいは例えばメントールなどのテルペノイド基: 等である。 下記式IIa1で表わされる化合物は新規化合物であり、本発明のもう一つの 態様を構成する: P−(Sp−X)n−(A1−Z1j−G IIa1 式中、 P、Sp、Xおよびnは式Iについて示されている意味を有し、 A1およびZ1は式IIの意味を有し、 jは1または2であり、そして Gは下記の基である: (式中、RdはC1〜C12アルキルまたはアルコキシであり、そしてZは−COO または−O−CO−である)。 式I中に存在するスペーサー基Spに関しては、この目的に当業者に知られて いる全部の基を使用することができる。スペーサー基Spは好ましくは、炭素原 子1〜20つ、特に炭素原子1〜12つを有する直鎖状または分枝鎖状アルキレ ン基であり、この基中に存在する1つのCH2基または隣接していない2つ以上 のCH2基はまた、−O−、−S−、−NH−、−N(CH3)−、−CO−、− O−CO−、−S−CO−、−O−COO−、−CO−S−、−CO−O−、− CH(ハロゲン)−、−CH(CN)−、−CH=CH−または−C≡C−によ り置き換えられていてもよい。 代表的スペーサー基Spは、例えば−(CH2o−、−(CH2CH2O)r −、−CH2CH2−、−CH2CH2−S−CH2CH2−または−CH2CH2− NH−CH2CH2−であり、これらの基において、oは2〜12の整数であり、 そしてrは1〜3の整数である。 好適スペーサー基Spは、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレ ン、ヘキシレン、ヘプチレン、オクチレン、ノニレン、デシレン、ウンデシレン 、ドデシレン、オクタデシレン、エチレンオキシエチレン、メチレンオキシブチ レン、エチレン−チオエチレン、エチレン−N−メチルイミノエチレンおよび1 −メチルアルキレンである。 式I中に存在するスペーサー基とメソゲン基MGとは、好ましくは−O−、− S−、−CO−、−COO−、−OCO−または−OCOO−から選択される基 により、あるいは単結合により結合されている。 本発明の好適態様において、式Iで表わされる重合性メソゲン化合物は下記式 IVで表されるカイラル基であるスペーサー基Spを含有する: 式中、 Q1およびQ3は式IIIについて示されている意味を有し、そして Q4は、Q1と相違しており、炭素原子1〜10つを有するアルキレン基または アルキレン−オキシ基であるか、あるいは単結合である。 式Iにおいて、nが1である化合物は特に好適である。 Rが式P−Sp−で表わされる基である場合、このメソゲン中心の各側鎖に存 在するスペーサー基は同一であってもまたは相違していてもよい。 式Iにおいて、nが1である化合物は特に好適である。 もう一つの好適態様において、本発明による補償膜は、式Iにおいて、nが0 である化合物および式Iにおいて、nが1である化合物を含有する混合物を共重 合させることによって得られる。 カイラル化合物の場合、基Spおよび(または)MGおよび(または)Rは、 これらがカイラル炭素原子を含有するか、あるいは別様に、カイラリティが分子 の非対称を誘発する基、例えば制限された旋回性を有するビナフタレン基から生 じるように選択する。 式Iで表わされるカイラル重合性メソゲン化合物および非カイラル重合性メソ ゲン化合物の代表例は、例えばWO93/22397;EP0261712;D E19504224;DE4408171またはDE4405316に見出すこ とができる。しかしながら、これらの刊行物に記載されている化合物は単なる例 と見做されるべきであり、本発明の範囲を制限するものではない。 さらにまた、非カイラル重合性メソゲン化合物およびカイラル重合性メソゲン 化合物の代表例を、下記リストに示す。しかしながら、このリストは単に例示す るものであって、本発明の範囲を制限するものではない: これらの化合物において、xおよびyはそれぞれ独立して、1〜12であり、 vは0または1であり、Aは1,4−フェニレンまたは1,4−シクロヘキシレ ン基であり、R1はハロゲンまたはシアノであるか、あるいは炭素原子1〜12 つ を有するハロゲン化されていてもよいアルキル基またはアルコキシ基であり、そ してL1およびL2はそれぞれ独立して、H、F、ClまたはCNであるか、ある いは炭素原子1〜7つを有するハロゲン化されていてもよいアルキル基、アルコ キシ基またはアルカノイル基である。 本明細書に記載されている重合性メソゲン化合物は、上記で挙げた刊行物に記 載されているそれ自体公知の方法および刊行物、例えばHouben−WeylによるMeth oden der Organischen Chemie、Thieme出版社、Stuttgartなどの標準的学術書に 記載されている方法により製造することができる。 本発明のもう一つの態様は、下記カイラル重合性メソゲン混合物にある: ★基本的に下記成分からなる混合物: a1)5〜85重量%、好ましくは8〜70重量%の少なくとも1つの式Iで 表わされる非カイラル一反応性化合物、 a2)2〜60重量%、好ましくは4〜45重量%の少なくとも1つの式Iで 表わされる非カイラル二反応性化合物、 b)10〜80重量%、好ましくは15〜75重量%の少なくとも1つの式I で表わされるカイラル一反応性化合物、 c)0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%の光開始剤、 d)0〜5重量%、好ましくは0〜3重量%の非重合性カイラルドープ剤およ び e)10〜1000ppmの安定剤。 これらの好適混合物の中で、1つの式Iで表わされるカイラル一反応性化合物 を含有する混合物は特に好ましい。さらにまた、2つ〜4つの式Iで表わされる カイラル一反応性化合物を含有する混合物も好ましい。 ★基本的に下記成分からなる混合物: a1)15〜85重量%、好ましくは25〜75重量%の少なくとも2つの式 Iで表わされる非カイラル一反応性化合物、 b)10〜85重量%、好ましくは20〜75重量%の少なくとも1つの式I で表わされるカイラル一反応性化合物、 c)0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%の光開始剤、 d)0〜5重量%、好ましくは0〜3重量%の非重合性カイラルドープ剤およ び e)10〜1000ppmの安定剤。 これらの好適混合物の中で、2〜8つ、特に2〜6つ、非常に好ましくは2つ 、3つまたは4つの式Iで表わされる一反応性非カイラル化合物を含有する混合 物は特に好ましい。 ★基本的に下記成分からなる混合物: a2)10〜85重量%、好ましくは15〜65重量%の式Iで表わされる非 カイラル二反応性化合物、 b)10〜90重量%、好ましくは30〜80重量%の式Iで表わされるカイ ラル一反応性化合物、 c)0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%の光開始剤、 d)0〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%の非重合性カイラルドープ剤 、 e)10〜1000ppmの安定剤、 f)0〜5%、好ましくは0〜3%の連鎖移動剤および g)0〜5%、好ましくは0〜3%の染料。 これらの好適混合物の中で、染料を含有していない混合物は特に好ましい。 ★基本的に下記成分からなる混合物: a1)5〜85重量%、好ましくは10〜70重量%の式Iで表わされる非カ イラル一反応性化合物、および(または) a2)5〜70重量%、好ましくは10〜55重量%の式Iで表わされる非カ イラル二反応性化合物、 b)10〜85重量%、好ましくは20〜80重量%の式Iで表わされるカイ ラル一反応性化合物、 c)0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%の光開始剤、 d)0〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%の非重合性カイラルドープ剤 、 e)10〜1000ppmの安定剤および h1)2〜70重量%、好ましくは3〜50重量%の、1つの重合性基を有す る非メソゲン重合性化合物、および(または) h2)2〜70重量%、好ましくは3〜50重量%の、2つまたは3つ以上の 重合性基を有する非メソゲン重合性化合物。 これらの好適混合物の中で、成分h2)とともに成分a1)を含有する混合物 および成分h1)とともに成分a2)を含有する混合物は特に好ましい。 ★基本的に下記成分からなる混合物: a1)5〜90重量%、好ましくは15〜85重量%の少なくとも1つの式I で表わされる非カイラル一反応性化合物、 a2)2〜70重量%、好ましくは5〜60重量%の式Iで表わされる非カイ ラル二反応性化合物、 c)0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%の光開始剤、 d)0.5〜25重量%、好ましくは1〜15重量%の非重合性カイラルドー プ剤および e)10〜1000ppmの安定剤。 これらの好適混合物の中で、2〜8つ、特に2〜6つ、非常に好ましくは2つ 、3つまたは4つの式Iで表わされる一反応性非カイラル化合物を含有する混合 物は特に好ましい。 上記好適態様に従う混合物中の式Iで表わされる重合性化合物は好ましくは、 好適式II−1〜II−16から選択され、これらの式中に存在する基は上記好 適意味を有する。これらの好適混合物中の重合性化合物は上記具体例の式(1) 〜(17)から選択すると特に好ましい。 追加の労力を要することなく、当業者は前記説明から本発明を充分な程度にま で利用することができるものと信じる。従って、下記の例は単に説明しようとす るものであって、如何なる点でも記載の残りの部分を制限するものではない。 本明細書で引用されている全部の出願、特許および刊行物の全記載を引用して ここに組入れる。 前記および下記の例において、温度は全部が未補正であって、摂氏度で示され おり、そして別段の記載がないかぎり、部およびパーセンテージは全部が重量に よる。下記の略号を使用して、化合物の液晶相挙動を示す: K=結晶;N=ネマティック;S=スメクティック;Ch=コレステリック;I =アイソトロピック。これらの記号間の数値は相転移温度を摂氏度で示すもので ある。例1 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(A) 65.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 33.0% 二反応性非カイラル化合物 ダロキュア(Darocure)4265 1.0% 光開始剤 チヌビン(Tinuvin)400 1.0% 染料 この混合物に、安定剤、2,6−ジ(t−ブチル)−4−ヒドロキシトルエン (BHT)400ppmを添加し、早まった重合を防止する。 化合物(A)の製造はDE195,04,224に記載されている。二反応性 化合物(B)はWO93/22397に記載の化合物の合成と同様に製造するこ とができる。 ダロキュア4265は50%のTPO(トリアシルホスフィンオキサイド)お よび50%の光開始剤D1173(D2959)からなるラジカル光重合用光開 始剤であり、チヌビン400は紫外線吸収性染料であり、これらは全部がCiba G eigy AG,Basel,スイス国から入手することができる。 この混合物は、K 72 Ch 121 Iの中間相挙動を示す。 反射型偏光板を製造するために、この混合物をPETフィルム上に膜形態で塗 布し、剪断をほどこし(例えば、ドクターブレードまたはローラーを用いる)、 次いで第二のPETフィルムで覆う。この混合物を次いで、Philips TL05紫 外線灯を使用して、0.15mW/cm2の照度で90℃の温度において5分間 、紫外線光を照射することによって光重合させる。 三次元網状構造体が重合中に得られる。この重合化フィルムを次いで、基体か ら分離する。 この反射型偏光板の帯域幅は、円偏光偏光板を用いて試料のコレステリック相 ラセンと同一方向の円偏光された光を得ることにより、Hitachi U2000分光 計で測定する。この光を試料により反射させ、測定されたスペクトルの低透過ト レース(b)を得る。第二のトレースをコレステリック相ラセンと反対の方向に 円偏光された光により測定する。この光を試料により反射させ、スペクトルのベ ースライン(a)(高透過トレース)を得る。 図2は上記で得られた偏光板の透過スペクトルを示している。この偏光板は4 90〜750nmの広い反射帯域を示す。 上記のとおりに製造された反射型偏光板の輝度利得は、二色性偏光板を備えた バックライトの輝度と反射型偏光板、四分の一波長薄膜および二色性偏光板を備 えた同一バックライトの輝度とを比較することによって測定する。このQWFは 、光の偏光方向が二色性偏光板の透過軸に沿って整列されるように配向されてい なければならない。 この測定に使用したバックライトは、Flat Panel Display Co.B.V.から入手で きるLDE 06T−22である。輝度はMinolta CS−100カラーメーター を用いて測定する。偏光板は、Sanritz LLC2−9218を参照する。輝度利 得は72.2%である。例2 下記染料濃度を用いる以外は例1と同様に一連の混合物を調製する: これらの混合物において、化合物(B)の濃度は、組成物を100%にする残 量として実質的に減少させる。 例1に記載の混合物から一連の偏光板を製造する。図3には、これらの偏光板 の透過スペクトル(低透過トレース)が示されている。染料濃度は.偏光特性に 対して格別の影響を与えないことを見ることができる。染料を使用しない場合で さえも、約300nmの広い帯域幅を得ることができる。例3 染料を使用しない以外は例1と同様に混合物を調製する。例1に記載のとおり に3つの偏光板を製造するが、相違する紫外線照明灯力を適用する。図4には、 0.14mW/cm2、0.31mW/cm2および0.86mW/cm2の照度 をそれぞれ用いて硬化させることによって得られた3つの偏光板の透過スペクト ル(低透過トレース)が示されている。照明灯力が増加すると、このスペクトル は波長の小さい数値の方向に僅かに移動するが、帯域幅に対する格別の影響は見 られない。例4 例2からの混合物2bを使用し、相違する硬化時間を用いて、例1に記載のと おりに一連の偏光板を製造する。図5には、これらの偏光板の透過スペクトルが 示されている。このスペクトルは、1.5分間の硬化時間後に、帯域幅の実質的 変化は見られないことを示している。例5 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(A) 65.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 33.0% 二反応性非カイラル化合物 イルガキュア(Irgacure)261 1.0% 光開始剤 チヌビン(Tinuvin)400 1.0% 染料 BHT 400ppm 安定剤 イルガキュア261は、Ciba Geigyから市販されている光開始剤である。 例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。重合中に、三次元網状構造体 が形成される。この重合化フィルムを次いで、基体から分離する。 図6には、この偏光板の透過スペクトルが示されている。約320nmの帯域 幅を有する広い反射波長帯域が得られる。例6 相違する硬化時間で、2.5%の染料を用いる以外は例5と同様の混合物から 、一連の偏光板を製造する。 図7には、この偏光板の透過スペクトルが示されている。2分間を越える硬化 時間の後に、帯域幅にかかわる実質的変化はないことを見ることができる。例7 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(C) 55.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(D) 26.4% 一反応性非カイラル化合物 化合物(E) 17.6% 一反応性非カイラル化合物 KB1 1.0% 光開始剤 化合物(C)の製造はDE195,04,224に記載されている。化合物( D)および(E)は、同様の方法で製造することができる。 KB1はCiba Geigyから市販されている光開示剤イルガキュア651を修飾し たものである。 この混合物は一反応性メソゲン化合物のみを含有し、かつまた染料を含有して いない。 この混合物は室温以下で融解し、かつまたCh 67 Iの中間相挙動を示す 。例1に基本的に記載されている混合物を2つの相違する基体上に塗布し、配向 させ、次いで硬化させることによって、2つの偏光板を製造する。一つの場合は PETフィルムを使用し、そしてもう一つの場合はガラス板を使用する。硬化温 度は45℃であり、照度は1.6mW/cm2であり、そして硬化時間は5分間 である。 図8には、PETフィルム(a)およびガラス板(b)上で硬化させた偏光板 の透過スペクトル(低透過トレース)が示されている。ガラス基体を使用した場 合、約50nmの狭い帯域が得られるのに対して、PETフィルム上での硬化に よって約350nmの帯域幅を有する偏光板が得られる。後者の場合、スペクト ルはそれぞれ400nmおよび600nmに二つの反射最大を有する双峰型分布 を有する。 すなわち、二反応性メソゲン化合物および染料を使用することなく、広帯域幅 の偏光板を製造することができる。例8 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(C) 55.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(D) 39.0% 一反応性非カイラル化合物 化合物(F) 5.0% 二反応性非カイラル化合物 KB1 1.0% 光開始剤 二反応性化合物(F)はWO93/22397に記載されている方法と同様な 方法で製造することができる。 この混合物は、Ch 65 Iの中間相挙動を示す。 これら2つの偏光板は、この混合物をPETおよびガラス基体上で例7に記載 されているようにそれぞれ硬化させることによって製造する。硬化温度は50℃ であり、そして硬化時間は0.2mW/cm2の照度を用いて、5分間である。 図9には、PETフィルム(a)およびガラス板(b)上で硬化させた偏光板の 透過スペクトル(低透過トレース)が示されている。ガラス基体を使用した場合 、約50nmの狭い帯域が得られるのに対して、PETフィルム上での硬化によ って約200nmの帯域幅の双峰型反射帯域を有する偏光板が得られる。 前記諸例から、PET基体上で硬化させた場合、染料は反射型偏光板の帯域幅 に対して格別の影響を及ぼさないことを見ることができる。さらにまた、短い硬 化時間を用いて、染料または二反応性重合性メソゲン化合物を使用しない場合で も、広い帯域幅を有する反射型偏光板を、プラスティック基体上で製造できる。 これは従来技術との明確な差異であり、かつまた従来技術に優る利点である。例9 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(A) 26.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 28.0% 二反応性非カイラル化合物 化合物(C) 34.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(D) 11.0% 一反応性非カイラル化合物 イルガキュア184 1.0% 光開始剤 イルガキュア184は、Ciba Geigyから市販されている。 この混合物は、K 56 N 80.8 Iの中間相挙動を示し、かつまた結 晶化することなく、室温まで過冷却させることができる。この混合物から、例1 に記載の方法と同様にして反射型偏光板を製造する。この薄膜の透過スペクトル を図10に示す。この薄膜は490nm〜810nmの広い反射帯域を示す。例10 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(A) 65.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 34.6% 二反応性非カイラル化合物 イルガキュア184 1.0% 光開始剤 この混合物は、K 72 N 121 Iの中間相挙動を示す。この混合物か ら、例1に記載の方法と同様にして反射型偏光板を製造する。この薄膜の透過ス ペクトルを図11に示す。この薄膜は400nm〜810nmの広い反射帯域を 示す。例11 下記成分からなる混合物を調製する: a)混合物11aは下記成分からなる: 化合物(A) 65.00% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 33.52% 二反応性非カイラル化合物 化合物(G) 0.50% カイラルドープ剤 TPO 0.40% 光開始剤 イルガキュア2959 0.54% 光開始剤 BHT 0.04% 安定剤 イルガキュア2959は、Ciba Geigyから市販されている。 化合物(G)は、反応経路1に従い製造した。この化合物はK 139 Iの 相挙動を示し、かつまたホスト混合物として市販のネマティック液晶混合物E0 63(これはMerck Ltd.,Poole,英国から入手できる)中で測定して、75μm- 1 の非常に大きいHPT値を示す。 b)混合物11b: この混合物は化合物(B)を32.52%の割合で含有し、かつまた連鎖移動 剤としてドデカンチオール1.0%を含有している以外は混合物11aと同一で ある。 これらの混合物11aおよび11bのそれぞれから、例1に記載の方法と同様 にして反射型偏光板を製造する。薄膜は両方ともに、下記の反射波長値を有する 広い透過スペクトルを示す: 連鎖移動剤を含有する混合物から製造された薄膜は、増大した帯域幅を示す。例12 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(A) 65.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 33.7% 二反応性非カイラル化合物 化合物(G) 0.5% カイラルドープ剤 ダロキュア4265 0.8% 光開始剤 BHT 400ppm 安定剤 この混合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の 透過スペクトルを図12に示す。この薄膜は、例1の波長と比較して、短い方に 移動している波長である460〜740nmに広い透過スペクトルを示す。例13 例12の混合物と同様な混合物を製造するが、化合物(A)5%の代わりに類 似のメタアクリレート化合物(H)を使用する: 化合物(H)の製造は、DE195,04,224に記載されている。この混 合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の透過スペ クトルを図13に示す。この薄膜は、例1の波長よりも相当に広い、広い反射帯 域を示す。例14 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(A) 30.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 25.0% 二反応性非カイラル化合物 化合物(G) 2.0% カイラルドープ剤 化合物(I) 42.0% 一反応性非カイラル化合物 イルガキュア184 1.0% 光開始剤 BHT 400ppm 安定剤 化合物(I)は、DE195,04,224に記載されている化合物(H)の 製造と同様にして製造することができる。 この混合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の 透過スペクトルを図14に示す。この薄膜は、460〜790nmに広い反射帯 域を示す。例15 下記成分からなる混合物を調製する: 化合物(A) 65.0% 一反応性カイラル化合物 化合物(B) 23.7% 二反応性非カイラル化合物 化合物(D) 10.0% 一反応性非カイラル化合物 化合物(G) 0.5% カイラルドープ剤 ダロキュア4265 0.8% 光開始剤 BHT 400ppm 安定剤 この混合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の 透過スペクトルを図15に示す。この薄膜は、475〜805nmに広い反射帯 域を示し、この帯域は例12に比較して相当に広い。例16 化合物(B)を28.7%でのみ含有し、かつまた非カイラル非メソゲン一反 応性成分として2−エチルヘキシルメタアクリレート(この化合物はAldrichか ら市販されている)をさらに含有する以外は、例12の混合物と同様の混合物を 製造する。 この混合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の 透過スペクトルを図16に示す。この薄膜は、例12の帯域よりも相当に広い4 60〜790nmの広い反射帯域を示す。例17 2−エチルヘキシルメタアクリレートの代わりに、2−エチルヘキシルアクリ レート(この化合物はAldrichから市販されている)を使用する以外は、例16 の混合物と同様の混合物を製造する。 この混合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の 透過スペクトルを図17に示す。この薄膜は、例16の帯域よりも狭く、かつま た短い方の波長に移動している430〜690nmの広い反射帯域を示す。例18 二反応性非カイラル化合物(B)の代わりに、一反応性非カイラル化合物と非 メソゲン二反応性非カイラル化合物、ヘキサンジオールジアクリレート(この化 合物はAldrichから市販されている)との混合物を使用する以外は、例12の混 合物と同様の混合物を製造する。 この混合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の 透過スペクトルを図18に示す。この薄膜は、500〜850nmの広い反射帯 域を示す。例19 下記の成分から混合物を調製する: 化合物(B) 24.45% 二反応性非カイラル化合物 化合物(D) 40.00% 一反応性非カイラル化合物 化合物(I) 30.00% 一反応性非カイラル化合物 化合物(G) 4.75% カイラルドープ剤 ダロキュア4265 0.8% 光開始剤 BHT 400ppm この混合物では、例1〜18に比較して、カイラル一反応性化合物がカイラル 非反応性化合物および非カイラル一反応性化合物により完全に置き換えられてい る。 この混合物から、例1に記載のとおりに反射型偏光板を製造する。この薄膜の 透過スペクトルを図19に示す。この薄膜は、460〜770nmの広い反射帯 域を示す。 前記例は、一般的および具体的に記載されている反応剤と置き換え、および( または)前記例で使用されている操作条件の代わりに本発明の操作条件を使用す ることによって、同様の成功をもって反復することができる。 前記説明から、当業者は本発明の特徴を容易に想到することができ、そして本 発明の精神および範囲から逸脱することなく、各つ用途および条件に適応するよ うに、本発明を変更および修飾することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 59/20 C08G 59/20 G02F 1/1335 510 G02F 1/1335 510 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI ,GB,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 グリーンフィールド,サイモン イギリス国 ドーセット ビーエッチ17 7ワイエー、プール、クリークムーア、ブ ラックバード クローズ 2 (72)発明者 グールディング,マーク イギリス国 ドーセット ビーエッチ14 8ティーピー、プール、ロウアー パーク ストーン、デューラント ロード 20、フ ラット 3 (72)発明者 ハンマー,ジェイムズ イギリス国 ハンプシャー ビーエッチ24 2エッチピー、リングウッド、アシュレ イ ヒース、ハイ ストリート 3 (72)発明者 マーデン,シャーリー イギリス国 ドーセット ビーエッチ14 0アールエス、プール、リングウッド ロ ード 244 (72)発明者 パーリ,オウェイン リール イギリス国 ドーセット ビーエッチ15 2エルエヌ、プール、ホールトン ロード 45

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液晶セルおよび少なくとも1つの反射型偏光板または円偏光された光を発生 する手段として少なくとも1つの反射型偏光板を有する組合せ偏光板を含み、 この反射型偏光板はラセン状ねじれを有するプレーナ分子配向を有するアニソ トロピックポリマー材料の光学活性層を有しており、この材料は配向されて分 子ラセンの軸が層に対して横断して伸びており、分子ラセンのピッチが最大ピ ッチと最小ピッチとの間で少なくとも100nmの差となるように変化してい る液晶表示デバイスであって、該反射型偏光板が a)少なくとも1つの重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラル重合 性メソゲン化合物を b)1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン化 合物および(または)少なくとも1つの非重合性カイラルメソゲン化合物、 c)開始剤、 d)任意に、少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン化合物、 e)任意に、染料および f)任意に、安定剤 の存在下で含有するカイラル重合性メソゲン材料の混合物の共重合によって得 られることを特徴とする、前記液晶表示デバイス。 2.反射型偏光板によって透過される光のスペクトルが、少なくとも双峰型ピー ク分布を有することを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示デバイス。 3.少なくとも1つの光学リターデーション膜を備えており、そのリターデーシ ョンが反射型偏光板によって反射される帯域の波長の0.25倍であることを 特徴とする、請求項1または2に記載の液晶表示デバイス。 4.好ましくは反射型偏光板と液晶セルとの間の光路に配置されている直線偏光 板を備えていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶 表示デバイス。 5.直線偏光板が、偏光板の光学軸とリターデーション膜の主要光学軸との間の 角度が30〜60度であるような様相で配置されていることを特徴とする、請 求項1〜5のいずれか一項に記載の液晶表示デバイス。 6.ラセン状ねじれを有するプレーナ分子配向を有するアニソトロピックポリマ ー材料の光学活性層を含み、該材料は配向されて分子ラセンの軸が膜に対して 横断して伸びており、この分子ラセンのピッチは最大ピッチと最小ピッチとの 間で少なくとも100nmの差となるように変化している反射型偏光板であっ て、 A)基体の少なくとも一面上に、 a)少なくとも1つの重合性官能基を有する少なくとも1つの非カイラル重 合性メソゲン化合物を b)1つの重合性官能基を有する少なくとも1つのカイラル重合性メソゲン 化合物および(または)少なくとも1つの非重合性カイラルメソゲン化合 物、 c)開始剤、 d)任意に、少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン重合性化合 物、 e)任意に、染料および f)任意に、安定剤 の存在下で含有するカイラル重合性材料の混合物を層状に塗布し、 B)該混合物を、分子ラセンの軸が層に対して横断して伸びているような方向 に配向させ、 C)該混合物を熱または活性照射線にさらすことによって重合させ、そして D)必要に応じて、重合した材料から基体の一面または両面を分離する、 ことによって得られることを特徴とする、前記反射型偏光板。 7.重合した材料が三次元構造体を形成していることを特徴とする、請求項6に 記載の反射型偏光板。 8.偏光帯域幅が250nmよりも広いことを特徴とする、請求項6または7に 記載の反射型偏光板。 9.少なくとも1つの基体がプラスティックフィルムであることを特徴とする、 請求項6〜8のいずれか一項に記載の反射型偏光板。 10.カイラル重合性メソゲン材料が、1つの重合性官能基を有する少なくとも 1つのカイラル重合性メソゲン化合物および1つの重合性官能基を有する少な くとも1つの非カイラル重合性メソゲン化合物を含有することを特徴とする、 請求項6〜9のいずれか一項に記載の反射型偏光板。 11.カイラル重合性メソゲン材料が、1つの重合性官能基を有する少なくとも 1つのカイラル重合性メソゲン化合物および2つまたは3つ以上の重合性官能 基を有する少なくとも1つの非カイラル重合性メソゲン化合物を含有すること を特徴とする、請求項6〜10のいずれか一項に記載の反射型偏光板。 12.カイラル重合性メソゲン材料の混合物が本質的に、 5〜85重量%の1つの重合性官能基を有する非カイラル重合性メソゲン化 合物、 0〜30重量%の2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する非カイラル重 合性メソゲン化合物、 10〜80重量%の1つの重合性官能基を有するカイラル重合性メソゲン化 合物、 0.1〜5重量%の開始剤、 0〜10重量%の非重合性カイラルドープ剤、 0〜5重量%の染料および 10〜1000ppmの安定剤 からなることを特徴とする、請求項6〜11のいずれか一項に記載の反射型偏 光板。 13.カイラル重合性メソゲン材料の混合物が本質的に、 10〜85重量%の2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する非カイラル 重合性メソゲン化合物、 10〜90重量%の1つの重合性官能基を有するカイラル重合性メソゲン化 合物、 0.1〜5重量%の開始剤、 0〜10重量%の非重合性カイラルドープ剤、 0〜5重量%の染料および 10〜1000ppmの安定剤 からなることを特徴とする、請求項6〜11のいずれか一項に記載の反射型偏 光板。 14.カイラル重合性メソゲン材料の混合物が本質的に、 0〜85重量%の1つの重合性官能基を有する非カイラル重合性メソゲン化 合物、 0〜70重量%の2つまたは3つ以上の重合性官能基を有する非カイラル重 合性メソゲン化合物、 10〜80重量%の1つの重合性官能基を有するカイラル重合性メソゲン化 合物、 3〜70重量%の少なくとも1つの重合性官能基を有する非メソゲン重合性 化合物、 0.1〜5重量%の開始剤、 0〜10重量%の非重合性カイラルドープ剤、 0〜5重量%の染料および 10〜1000ppmの安定剤、 からなることを特徴とする、請求項6〜12のいずれか一項に記載の反射型偏 光板。 15.重合性メソゲン化合物が下記式Iから選択されることを特徴とする、請求 項6〜14のいずれか一項に記載の反射型偏光板: P−(Sp)n−MG−R I 式中、 Pは重合性基であり、 Spは炭素原子1〜20つを有するスペーサー基であり、 nは0または1であり、 MGはメソゲン基またはメソゲン性支持基であり、好ましくはエステル基また はエーテル基あるいは単結合によってスペーサー基Spおよび有機基Rに結合 しており、このメソゲン基は好ましくは下記式IIから選択され: −(A1−Z1m−A2−Z2−A3− II (式中、 A1、A2およびA3は相互に独立して、1,4−フェニレン基であり、この基 中 に存在する1つまたは2つ以上のCH基はまたNにより置き換えられていて も よく、あるいは1,4−シクロヘキシレン基であり、この基中に存在する1 つ のCH2基または隣接していない2つのCH2基はまたOおよび(または)S に より置き換えられていてもよく、あるいは1,4−シクロヘキセニレン基ま た はナフタレン−2,6−ジイル基であり、これらの基は全部が未置換である か、あるいは1つまたは2つ以上のハロゲン、シアノまたはニトロ基により、 あるいは炭素原子1〜7つを有するアルキル基、アルコキシ基またはアルカノ イル基により置換されていてもよく、これらの基中の1つまたは2つ以上のH 原子はFまたはClにより置換されていてもよく、 Z1およびZ2はそれぞれ独立して、−COO−、−OCO−、−CH2、CH −、−OCH2−、−CH2O−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH=CH −COO−、−OCO−CH=CH−または単結合であり、そして mは0、1または2である)、そして Rは、25つまでの炭素原子を有するアルキル基であり、この基は未置換であ るか、あるいは1つまたは2つ以上のハロゲンまたはCNにより置換されてお り、この基中に存在する1つのCH2基または隣接していない2つ以上の C H2基はまたそれぞれ相互に独立して、酸素原子が相互に直接結合しない様 相 で、−O−、−S−、−NH−、−N(CH3)−、−CO−、−COO− 、 −OCO-、−OCO−O−、−S−CO-、−CO−S−または−C≡C− に より置き換えられていてもよく、あるいはRはまた、ハロゲンまたはシアノ で あるか、あるいは独立して、P−(Sp)n−について示されている意味の 一 つを有する。 16.請求項1〜15のいずれか一項に記載のカイラル重合性メソゲン材料の混 合物。 17.下記式で表わされる重合性メソゲン化合物: P−(Sp−X)n−(A1−Z1j−G IIa1 式中、 P、Sp、Xおよびnは式Iについて示されている意味を有し、 A1およびZ1は式IIの意味を有し、 jは1または2であり、そして Gは下記式で表わされる基である: (式中、RdはC1〜C12アルキルまたはアルコキシであり、そしてZは−CO Oまたは−O−CO−である)。
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