JP2000505987A - 内部電圧基準出力ドライバ - Google Patents

内部電圧基準出力ドライバ

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JP2000505987A JP10529145A JP52914598A JP2000505987A JP 2000505987 A JP2000505987 A JP 2000505987A JP 10529145 A JP10529145 A JP 10529145A JP 52914598 A JP52914598 A JP 52914598A JP 2000505987 A JP2000505987 A JP 2000505987A
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Abstract

(57)【要約】 第1及び第2電源間の任意の中間出力レベルを発生しうる内部電圧基準出力ドライバを開示する。このドライバは、ドライバ入力端子に供給される第1入力電圧に応答して、第1出力電圧をドライバ出力端子に供給するとともに、ディセーブル信号をイネーブル端子に及び安定化信号をスタビライザ端子に供給するダイナミック段を含む。このダイナミック段は、ドライバ入力端子に供給される第2入力電圧に応答して、ドライバ出力端子への第1出力電圧の供給を停止するとともに、リリース信号をスタビライザ端子に及びイネーブル信号をイネーブル端子に供給する。ドライバは、更に、イネーブル信号及びリリース信号に応答して、第2出力電圧をドライバ出力端子に供給するスタティック段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 内部電圧基準出力ドライバ 本発明は、一般にディジタル電子回路、特にこれらの回路に使用される論理信 号を発生するのに使用されるディジタルドライバに関するものである。 現代のディジタル回路は、トランジスタ−トランジスタロジック(TTL)、 金属−酸化物半導体(MOS)及び相補形金属−酸化物半導体(CMOS)のよ うな多くの種々のディジタルロジックファミリーからのデバイスを含んでいるの が典型的である。多くの場合には種々のファミリーを単一のシステム内又は単一 のチップ内で組み合わせるのが望ましい。しかし、各ファミリーは例えば電源電 圧及び出力レベル等の個別の特性及び要件を有し、低電圧デバイスの駆動に高電 圧デバイスの出力レベルを使用すると低電圧デバイスを損傷しうる問題が存在す る。 多くのシステムが例えば5V端子及び2.5V端子を有する混合電源を使用す ることによりこの問題を処理している。図1は混合電源(Vcc1,Vcc2)を用い て低電圧レベルの出力(Vcc2)を発生する従来の代表的なCMOSドライバ1 00を示す。ドライバ100は入力端子102、第1PMOSトランジスタ10 4、第1NMOSトランジスタ106、第2PMOSトランジスタ108、第2 NMOSトランジスタ110、導体112、第1電源端子114、第2電源端子 116、接地端子118、及び出力端子120を含む。 第1PMOSトランジスタ104は第1電源端子114に接続されたソース端 子122、導体112に接続されたドレイン端子124、及び入力端子102に 接続されたゲート端子126を有する。第1NMOSトランジスタ106は導体 112に接続されたドレイン端子128、接地端子108に接続されたソース端 子130、及び入力端子102に接続されたゲート端子132を有する。第2P MOSトランジスタ108は第2電源端子116に接続されたソース端子134 、出力端子120に接続されたドレイン端子136、及び導体112に接続され たゲート端子138を有する。第2NMOSトランジスタ110は出力端子12 0 に接続されたドレイン端子140、接地端子108に接続されたソース端子14 2、及び導体112に接続されたゲート端子144を有する。 入力端子102の電圧が低いとき、第1PMOSトランジスタ104がターン ”オン”するため、そのドレイン端子124及び導体112がほぼVcc1、即ち 第1電源端子114の電圧にプルアップされる。入力端子102の低電圧はまた 第1NMOSトランジスタ106をターン”オフ”するため、導体112からト ランジスタ106を経て大地へ電流は流れない。導体112の電圧はほぼVcc1 であるから、第2NMOSトランジスタ110がターン”オン”し、そのドレイ ン140及び出力端子120をほぼ接地電位にプルダウンする。導体112の高 電圧はまた第2PMOSトランジスタ108をターンオフするため、第2電源端 子116から出力端子120へ電流は流れない。従って、このドライバ100は 入力端子102の低論理電圧に応答して出力端子120に低論理電圧を発生する 。 しかし、入力端子102が高電圧になると、第1NMOSトランジスタ106 がターンオンするため、そのドレイン端子128及び導体112がほぼ接地電位 にプルダウンされる。入力端子102の高電圧はまた第1PMOSトランジスタ 104をターンオフするため、第1電源端子114からトランジスタ104を経 て導体112へ電流は流れない。導体112の低電圧が第2PMOSトランジス タ108をターンオンし、そのドレイン端子136をほぼVcc2にプルアップす るとともに、第2NMOSトランジスタ110をターンオフするため、出力端子 120からトランジスタ110を経て接地端子118へ電流は流れない。従って 、このドライバ100は高論理電圧に応答して出力端子120にVcc2に極めて 近い高論理電圧を発生する。 しかし、混合電源の使用は完全な解決にはならない。第1に、集積回路チップ に設ける必要がある電源ピンの数を増大し、不所望である。更に、使用可能性の あるすべての電圧レベルに対し別個の電源端子を設けることは実際的でない。 時にはダイオードを用いて中間電圧を発生させることができるが、所望の電圧 レベルは電源レベルからのダイオード電圧降下の整数倍でない場合が多い。例え ば、4.0Vの出力電圧が要求され、電源が5.0Vピンを有する場合には、1 つのダイオード電圧降下が(5V−0.6V=)4.4Vの出力を発生し、2つ のダイオード電圧降下が3.8Vの出力を発生し、どちらも所望の4.0Vを達 成し得ない。 一般に、出力電圧のオンチップ発生に必要とされる静的電流の量は出力端子で 必要とされる静的電流の量にほぼ等価である。この静的電流の量は電力消費の観 点からは通常許容し得ない。更に、各出力電圧を発生させるのに必要とされる静 的電流は出力電流要件より著しく小さいことが望ましい。これがため、出力端子 駆動用の中間電圧をチップ上で発生するドライバに必要なことは、その静的電流 要件がその出力電流要件より著しく小さいことである。発明の概要 本発明は内部電圧基準出力ドライバである。このドライバは第1電源端子、第 2電源端子、ドライバ入力端子、及びドライバ出力端子を含む。このドライバは 入力端子の第1入力電圧に応答して第1出力電圧をドライバ出力端子に供給し、 ドライバ入力端子の第2入力電圧に応答して第2出力電圧をドライバ出力端子に 供給する。代表的には、第1出力電圧は1つの電源電圧又はその近似値である。 第2出力電圧は第1及び第2電源電圧間の任意の電圧とすることができる。 このドライバはイネーブル端子及びスタビライザ端子を経て相互接続されたダ イナミック段とスタティック段とに機能的に分割される。ドライバ入力端子に供 給される第1入力電圧に応答して、ダイナミック段は第1出力電圧をドライバ出 力端子に供給するとともに、ディセーブル信号をイネーブル端子に、且つ安定化 信号をスタビライザ端子に供給する。ドライバ入力端子に供給される第2入力電 圧に応答して、ダイナミック段はドライバ出力端子への第1出力電圧の供給を停 止するとともに、リリース信号をスタビライザ端子に、且つイネーブル信号をイ ネーブル端子に供給して、スタティック段をイネーブルし、第2出力電圧をドラ イバ出力端子に供給させる。 ダイナミック段は、第1出力ドライバ、出力電圧リミッタ、安定化電圧発生器 、電流リミッタ、及びイネーブル電圧発生器を含む。第1出力ドライバはドライ バ入力端子及びドライバ出力端子に結合され、ドライバ入力端子の第1入力電圧 に応答して、第1出力電圧をドライバ出力端子に供給する。ドライバ出力端子の 第1出力電圧に応答して、イネーブル電圧発生器がディセーブル電圧をイネーブ ル 端子に供給する。イネーブル端子に供給されるディセーブル電圧に応答して、安 定化電圧発生器が安定化電圧をスタビライザ端子に供給する。スタビライザ端子 に供給される安定化電圧に応答して、出力電圧リミッタが動作電流を第1出力ド ライバに供給する。ディセーブル電圧及び第1出力ドライバからの信号に応答し て、電流リミッタが動作電流をイネーブル電圧発生器に供給する。 スタティック段は第2出力ドライバ、イネーブラ、スタビライザ、帰還装置、 及びオーバシュートプロテクタを含む。スタビライザ端子に供給される安定化電 圧に応答して、スタビライザが第2出力ドライバを安定状態にクランプする。イ ネーブル端子に供給されるディセーブル電圧に応答して、イネーブラが第2出力 ドライバを不作動にして第2出力電圧をドライバ出力端子に供給し得ないように する。 第2入力電圧がドライバ入力端子に供給されると、これに応答して第1出力ド ライバがドライバ出力端子の電圧を第1出力電圧から第2出力電圧へ遷移させは じめる。この遷移に応答して、イネーブル電圧発生器がイネーブル電圧をイネー ブル端子に供給し、次にこれに応答して電流リミッタがイネーブル電圧発生器へ の電流供給を遮断させるとともに、安定化電圧発生器がリリース電圧をスタビラ イザ端子に供給する。このリリース電圧が第1出力ドライバへの動作電流の供給 を遮断し、第1出力ドライバがドライバ出力端子の電圧を第1電源電圧に引き上 げるのを阻止する。 イネーブル端子に供給されるイネーブル電圧に応答して、イネーブラが第2出 力ドライバをイネーブルし、第2出力電圧をドライバ出力端子に供給させる。ス タビライザ端子に供給されるリリース電圧に応答して、スタビライザが第2出力 ドライバのクランプを解除して、第2出力ドライバを帰還装置に応答させる。帰 還装置はドライバ出力端子から第2出力ドライバへの帰還を与え、ドライバ出力 端子を帰還装置の特性により決まる所望の第2出力電圧に安定化させる。第1出 力電圧から第2出力電圧への遷移中に、ドライバ出力端子電圧が第2出力電圧を かなり大きくオーバシュートする場合には、オーバシュートプロテクタがドライ バ出力端子電圧を第2出力電圧に引き戻す。図面の簡単な説明 図1は従来のドライバの回路図であり、 図2は本発明の内部電圧基準出力ドライバのブロック図であり、 図3は”低”入力の場合における本発明の内部電圧基準電圧ドライバの回路図 であり、 図4は”高”入力の場合における本発明の内部電圧基準電圧ドライバの回路図 であり、 図5は従来の電圧基準源の回路図であり、 図6は従来の電圧基準源の他の例の回路図であり、 図7は従来の能動負荷の回路図であり、 図8は従来の電流基準源の回路図である。好適実施例の詳細な説明 本発明は内部電圧基準出力ドライバである。好適実施例の以下の説明において は本発明の完全な理解を与えるために電圧基準源及び電流基準源の設計のような 多くの具体的詳細について述べる。しかし、当業者には、本発明はこれらの具体 的詳細によらずに実施することもできること明らかである。他方、公知の電子回 路設計及び技術については本発明が不明瞭にならないかぎり詳細に説明しない。 図2は本発明の好適実施例のドライバ200のブロック図を示し、このドライ バはダイナミック段202、スタティック段204、ドライバ入力端子206、 第1電源端子208、第2電源端子210、及びドライバ出力端子212を含む 。第1及び第2電源端子208、210は、例えば5V及び0V(大地)の外部 電源によりそれぞれ給電され、ドライバ200に電力を供給する。ドライバ20 0はドライバ入力端子206にディジタル(即ち”高”及び”低”論理)信号を 受信し、この信号に応答してディジタル出力信号をドライバ出力端子212に供 給する。特に、第1入力電圧(例えば低論理)に応答して、ドライバ200は第 1出力電圧(例えば低論理)をドライバ出力端子212に供給し、第2入力電圧 (例えば高論理)に応答して、ドライバ200は第2出力電圧をドライバ出力端 子212に供給する。一般に、高及び低論理レベルは第1及び第2電源電圧に極 めて近いが、ドライバ200の新規な特性により、第2出力電圧は第1及び第2 電源電圧間の任意の中間レベルにすることができる。 ダイナミック段202は、複数のノードで種々に相互結合された第1出力ドラ イバ214、出力電圧リミッタ216、安定化電圧発生器217、電流リミッタ 218、イネーブル電圧発生器220、スタビライザ端子222、及びイネーブ ル端子224を含む。ここでは、”ノード”とは電気的に結合してほぼ同一の電 位にすべき1以上の導体のグループをいう。第1出力ドライバ214はノード2 35を経てドライバ入力端子206に結合され、ノード236を経てイネーブル 電圧発生器220及びドライバ出力端子212に結合され、ノード237を経て イネーブル電圧発生器220及び第2電源端子210に結合され、ノード238 を経て出力リミッタ216に結合され、且つノード240を経て電流リミッタ2 18に結合される。出力電圧リミッタ216は更にノード248を経て安定化電 圧発生器217及びスタビライザ端子222に結合され、且つノード244を経 て電流リミッタ218及び第1電源端子208に結合される。安定化電圧発生器 217は更にノード246を経て電流リミッタ218、イネーブル電圧発生器2 20及びイネーブル端子224に結合される。電流リミッタ218は更にノード 250を経てイネーブル電圧発生器220に結合される。 スタティック段204は、第2出力ドライバ252、イネーブラ254、オー バシュートプロテクタ256、スタビライザ258及び帰還装置260を含む。 第2出力ドライバ252はノード244を経て第1電源端子208、スタビライ ザ258及び帰還装置260に結合され、ノード262を経てイネーブラ254 に結合され、且つノード264を経てスタビライザ258及び帰還装置260に 結合される。イネーブラ254は更にノード266を経てイネーブル端子224 に結合され、且つノード236を経てドライバ出力端子212、オーバシュート プロテクタ256及び帰還装置260に結合される。オーバシュートプロテクタ 256は更にノード237を経て帰還装置260及び第2電源端子210に結合 される。スタビライザ258は更にノード268を経てスタビライザ端子222 に結合される。 2進ディジタル信号(”高”及び”低”論理)が入力端子206を経てドライ バ200により受信される。外部回路が第1入力電圧(例えば低論理)をドライ バ入力端子206に供給すると、この電圧がノード235を経て第1出力ドライ バ214に伝達され、この電圧に応答しこのドライバが第1出力電圧(例えば低 論理)をノード236を経てドライバ出力端子212に供給する。ノード236 の第1出力電圧に応答して、イネーブル電圧発生器220がディセーブル信号を ノード246に供給し、イネーブル端子224を経てノード266に供給し、イ ネーブラ254がスタティック段204を不作動にする。 またノード246上のディセーブル信号に応答して、安定化電圧発生器217 が第1安定化電圧をノード248に供給し、この電圧がスタビライザ端子222 及びノード268を経てスタビライザ258に伝達される。ノード268の第1 安定化電圧に応答して、スタビライザ258がノード264に第2出力ドライバ 252を安定化する制御電圧を供給する。またノード248の安定化電圧に応答 して、出力電圧リミッタ216が第1制限電圧をノード238に供給し、第1出 力ドライバ214がドライバ出力端子212を所望の第1出力電圧に駆動しうる ようにする。 外部装置が第2入力電圧(例えば高論理)をドライバ入力端子206に供給す ると、この電圧がノード235を経て第1出力ドライバ214に伝達され、この 電圧に応答して、ドライバはノード236及びドライバ出力端子212の電圧を 第1電源電圧に近いレベルに上昇させようとする。しかし、第1電源電圧へ遷移 中のある点において、ノード236の電圧はしきい値に到達し、このしきい値に 応答してイネーブル電圧発生器220がイネーブル電圧をノード246に供給す る。ノード246のイネーブル電圧に応答して、電流リミッタ218は第1電源 端子208からノード244を経て電流リミッタ218を通り、ノード250を 経てイネーブラ220に流れる電流の量を制限して不必要な電力消費を制限する 。更に、ノード246のイネーブル電圧に応答して、安定化電圧発生器217が 第2安定化電圧をノード248に供給する。ノード248の第2安定化電圧に応 答して、出力電圧リミッタ216がノード238に第1出力ドライバ214を不 作動にする第2制限電圧を供給する。 ノード248の第2安定化電圧はスタビライザ端子222を経てノード268 に伝達され、これに応答してスタビライザ258がノード264への電圧の供給 を終了させる。ノード246のイネーブル電圧はイネーブル端子224を経てノ ード266に伝達され、これに応答してイネーブラ254が第2出力ドライバ2 52から第2出力電圧をノード262及びイネープラ254を経てノード236 及びドライバ出力端子212に供給しうるようにする。 帰還装置260の特性を変更することにより第1及び第2電源電圧間の任意の 所望の第2出力電圧を得ることができる。第2出力ドライバ252により供給さ れる第2出力電圧のレベルはノード264の電圧により制御される。帰還装置2 60はノード236の電圧変化に応答し、ノード264の電圧を変更して所望の 第2出力電圧レベルを維持する。 ドライバ200を機能に基づいてダイナミック段202とスタティック段20 4とに分割したのは単に説明のためである。必要な個々の構成素子が存在するか ぎり、このような2つの段への実際の分割は動作上の観点からは必要はないこと は当業者に理解される。 図3はドライバ200の詳細な回路図を示すとともに、ドライバ入力端子20 6に低電圧が供給されたときの種々のノードの論理レベルを示す。ダイナミック 段202において、第1出力ドライバ214は第1インバータ302、第1PM OSトランジスタ304、及び第1NMOSトランジスタ306を含む。出力電 圧リミッタ216は第2PMOSトランジスタ308であり、安定化電圧発生器 217は第2インバータ310である。電流リミッタ218はNORゲート31 2及び第3PMOSトランジスタ314を含む。イネーブル電圧発生器220は 第4PMOSトランジスタ316及び第2NMOSトランジスタ318を含む。 インバータ302はノード235に結合された入力端子及びノード240に結 合された出力端子を有する。第1PMOSトランジスタ304はノード238に 結合されたソース端子、ノード236を経てドライバ出力端子212に結合され たドレイン端子、及びノード240に結合されたゲート端子を有する。第1NM OSトランジスタ306はノード236を経てドライバ出力端子212に結合さ れたドレイン端子、ノード237を経て第2電源端子210に結合されたソース 端子、及びノード240に結合されたゲート端子を有する。第2PMOSトラン ジスタ308はノード244を経て第1電源端子208に結合されたソース端子 、ノード238に結合されたドレイン端子、及びノード248に結合されたゲー ト 端子を有する。第2インバータ310はノード246に結合された入力端子及び ノード248に結合された出力端子を有する。NORゲート312はノード24 6に結合された第1入力端子(A)、ノード240に結合された第2入力端子( B)、及びノード319に結合された出力端子を有する。第3PMOSトランジ スタ314はノード244を経て第1電源端子208に結合されたソース端子、 ノード250に結合されたドレイン端子、及びノード319に結合されたゲート 端子を有する。第4PMOSトランジスタ316はノード250に結合されたソ ース端子、ノード246に結合されたドレイン端子、及びノード236に結合さ れたゲート端子を有する。第2NMOSトランジスタ318はノード246に結 合されたドレイン端子、ノード237を経て第2電源端子210に結合されたソ ース端子、及びノード236に結合されたゲート端子を有する。 スタティック段204において、イネーブラ254はイネーブル用PMOSト ランジスタ320であり、第2出力ドライバ252は駆動用PMOSトランジス タ322である。スタビライザ258は安定化用PMOSトランジスタ324及 び第1電圧基準源326を含む。帰還装置260は第1抵抗328、第2抵抗3 30、第1増幅NMOSトランジスタ332、第2増幅NMOSトランジスタ3 34、第1電流基準源336及び第2電圧基準源338を含む。オーバシュート プロテクタ256は第2電流基準源340である。 イネーブル用PMOSトランジスタ320はノード262に結合されたソース 端子、ノード236に結合されたドレイン端子、及びノード266を経てイネー ブラ端子244に結合されたゲート端子を有する。駆動用PMOSトランジスタ 322はノード244を経て第1電源端子208に結合されたソース端子、ノー ド262に結合されたドレイン端子、及びノード264に結合されたゲート端子 を有する。安定化用PMOSトランジスタ324はノード342に結合されたソ ース端子、ノード264に結合されたドレイン端子、及びノード268を経てス タビライザ端子222に結合されたゲート端子を有する。第1抵抗328はノー ド244に結合された第1端子及びノード264に結合された第2端子を有する 。第2抵抗330はノード244に結合された第1端子及びノード344に結合 された第2端子を有する。第1増幅NMOSトランジスタ332はノード264 に 結合されたドレイン端子、ノード346に結合されたソース端子、及びノード3 48に結合されたゲート端子を有する。第2増幅NMOSトランジスタ334は ノード344に結合されたドレイン端子、ノード346に結合されたソース端子 、及びノード236に結合されたゲート端子を有する。第1電流基準336はノ ード346に結合された第1端子及びノード237に結合された第2端子を有す る。第2電圧基準源338はノード348に結合された第1端子及びノード23 7に結合された第2端子を有する。第2電流基準源340はノード236に結合 された第1端子及びノード237に結合された第2端子を有する。低入力 ダイナミック段202の動作につき説明すると、PMOSトランジスタ304 及びNMOSトランジスタ306は相まって、ノード240に入力端子及びノー ド236に出力端子を有するインバータとして機能する。従って、インバータ3 02、PMOSトランジスタ304及びNMOSトランジスタ306は相まって ダブルインバータドライバとして機能する。低入力信号がドライバ入力端子20 6に供給されると、ノード235がインバータ302の入力端子を低電圧にする ため、インバータ302がノード240に高電圧を供給する。ノード240の高 電圧はPMOSトランジスタ304をターンオフさせるとともにNMOSトラン ジスタ306をターンオンさせ、ノード236をほぼ第2電源電位(接地)に引 下げ、従って第1出力電圧(低)をドライバ出力端子212に供給する。 NORゲート312及びPMOSトランジスタ314は相まってトランジスタ 314、316及び318を流れる電流を制御するよう機能する。ノード240 がNORゲート312の第2入力端子(B)を高電圧に駆動するため、NORゲ ート312がノード319に低電圧を供給し、その結果PMOSトランジスタ3 14がターンオンし、電流を流しうる。 PMOSトランジスタ316及びNMOSトランジスタ318は相まって、ノ ード236に入力端子及びノード246に出力端子を有するインバータとして機 能し、イネーブル信号をイネブリング端子224に供給する。ノード236の低 電圧がNMOSトランジスタ318をターンオフし、PMOSトランジスタ31 6をターンオンする。PMOSトランジスタ314及び316がオンで、NMO Sトランジスタ318がオフの場合には、ノード246及びイネーブル端子22 4は高電圧になる。 インバータ310は安定化信号発生器として作用する。ノード246の高電圧 がインバータ310の入力端子を駆動するため、このインバータはノード248 及びスタビライザ端子222に低電圧を供給する。 PMOSトランジスタ308はトランジスタ304及び306によってノード 236に供給される電圧を制限する。ノード248の低電圧がPMOSトランジ スタ308をターンオンするが、PMOSトランジスタ304がオフであるため 、後に説明するように、ドライバ入力端子206に供給される電圧が低から高に 遷移するまで電流はPMOSトランジスタ308を経て流れない。 次にスタティック段204の動作につき考察すると、駆動用PMOSトランジ スタ322がトランスコンダクタデバイスとして動作し、第2出力電圧をイネー ブル用PMOSトランジスタ320を経てノード236及びドライバ出力端子2 12に供給する。第2出力電圧のレベルはトランジスタ322のゲート端子に供 給される電圧に依存する。イネーブル状態では、トランジスタ322は代表的に はそのしきい値電圧近くのゲート電圧で動作する。しかし、今はダイナミック段 202がイネーブル端子224及びノード266に高電圧を供給しているため、 トランジスタ320がターンオフし、駆動用トランジスタ322をノード236 及びドライバ出力端子212から有効に切り離している。 抵抗328及び330、トランジスタ332及び334及び電流基準源336 が相まって、ノード348及び236に入力端子及びノード264に出力端子を 有する差動増幅器として機能し、電圧基準源338と相まってノード236から 駆動用トランジスタ322のゲートへの帰還を与える。電流基準源336は第1 電源端子208からノード244、抵抗328及び330、トランジスタ332 及び334及びノード237を経て第2電源端子210へ一定の電流(I)を流 す。抵抗328及びトランジスタ332と抵抗330及びトランジスタ334の 並列配置のために、各抵抗328及び330は電流基準源336を流れる全電流 (I)の一部分を流す。 電圧基準源338はノード348を一定電圧に維持し、この電圧によりドライ バ200の第2出力電圧がほぼ決まる。各抵抗328及び330を流れる電流は トランジスタ332及び334の相対コンダクタンスに依存するため、ノード2 64の増幅出力はノード348及び236間の電圧差に依存する。例えば、トラ ンジスタ332及び334のゲートの電圧がほぼ等しい場合には、抵抗328及 び330の抵抗値がほぼ等しいものとすると、定電流(I)のほぼ半分が各抵抗 328及び330を流れる。その結果、抵抗328の電圧降下(V1)は定電流 (I)×抵抗328の抵抗値(R)の半分になり(V1=IR/2)、ノード2 64の電圧(V)は第1電源電圧−抵抗328の電圧降下に等しくなる(V=V cc−V1)。ノード236の電圧が低下し、抵抗330に小電流が、抵抗328 に大電流が流れる場合には、抵抗328の電圧降下が増大し、ノード264の電 圧(V)が減少する。他方、ノード236の電圧が上昇し、抵抗330に大電流 が流れ、抵抗328に小電流が流れる場合には、抵抗328の電圧降下が減少し 、ノード264の電圧(V)が増大する。 ダイナミック段202がノード236を低電圧に駆動するとき、差動増幅がノ ード264を第2電源電圧に近い電圧に駆動する。駆動用トランジスタ322の ゲートにおけるこのような大きな電圧スイングを阻止するために、安定化用PM OSトランジスタ324及び電圧基準源326が相まってスタビライザ258と して機能する。電圧基準源326はノード342を駆動用PMOSトランジスタ 332のしきい値電圧にほぼ等しく選択した定電圧に維持する。スタビライザ端 子222の低電圧がノード264を経てPMOSトランジスタ324をターンオ ンしてノード264をほぼノード342のしきい値電圧に維持するので、スタテ ィック段204のディセーブル状態からイネーブル状態への遷移時に駆動用トラ ンジスタ322のゲートに大きな電圧スイングが発生するのを阻止することがで きる。 第2電流基準源340はドライバ出力端子212の電圧が第2出力電圧をオー バシュートするのを阻止するものであり、ダイナミック段202がノード236 及びドライバ出力端子212に第1出力電圧を供給している間は本質的に不作動 である。高入力 図4は、ドライバ入力端子206に第2入力電圧(高電圧)が供給されたとき のドライバ200を示す。高電圧はノード235を経てインバータ302の入力 端子に伝達され、このインバータが低電圧をノード240に供給してトランジス タ306をターンオフし、トランジスタ304をターンオンする。トランジスタ 308はドライバ200の前状態からオンのままであるから、トランジスタ30 4がノード236を第1電源電圧(Vcc)へ引き上げ始める。この電圧遷移中の ある時点に、ノード236の電圧がイネーブル電圧発生器220のしきい値電圧 を越え、この時点にトランジスタ318がターンオンし、トランジスタ316が 部分的にオフする。トランジスタ318はターンオン時にノード246及びイネ ーブル端子224を低電圧にする。ノード246の低電圧に応答してインバータ 310がノード248及びスタビライザ端子222に高電圧を供給する。ノード 248の高電圧はトランジスタ308をターンオフし、トランジスタ304がノ ード236をそれ以上高するのを阻止する。ノード246及び240は更にNO Rゲート312の第1及び第2入力端子(A及びB)を低電圧にし、NORゲー ト312の出力端子を高電圧にし、トランジスタ314をターンオフして、部分 的にオンのトランジスタ316を経て電流が流れないようにする。この時点にお いて、ダイナミック段202はノード236の電圧をイネーブル電圧発生器22 0のしきい値電圧まで引き上げ、イネーブル端子224に低信号を供給し、スタ ビライザ端子222に高信号を供給しているとともに、ノード236に第1出力 電圧を供給する装置部分を不作動にしている。 この時点でスタティック段204がイネーブルされる。イネーブル端子224 及びノード266の低信号がイネーブル用トランジスタ320をターンオンし、 駆動用トランジスタ322が第2出力電圧をトランジスタ320を経てノード2 36に供給しうるようにする。スタビライザ端子222及びノード268の高信 号はトランジスタ324をターンオフし、ノード264及び駆動用トランジスタ 322のゲート端子の制御を差動増幅器に開放させる。 この時点において、ノード236及びドライバ出力端子212の電圧が電圧基 準源338により決まる所望の第2出力電圧に近くなる。ノード236がノード 348より低電圧である場合には、差動増幅器260がノード264の電圧を減 少させるため、トランジスタ322のコンダクタンスが増大し、従ってトランジ スタ322によりノード236に供給される電圧が増大する。ノード236がノ ード348より高電圧である場合には、差動増幅器260がノード264の電圧 を増大させるため、トランジスタ322のコンダクタンスが減少するとともに、 オーバシュートプロテクタ256がノード236の電圧を所望の第2出力電圧に 引き戻すことができる。この増幅器帰還はノード236が所望の第2出力電圧で 安定するまで続く。 第2電流基準源340はノード236の電圧が所望の第2出力電圧をかなりオ ーバシュートする場合の保護を与える。この場合には、電流基準源340は定電 流を吸収してノード236の電圧を第2電源電圧に引き戻す。定電流値は、オー バシュートの所要補正速度及び静的電流の許容レベルに基づいて設定する必要が ある。 図5〜8はドライバ200の好適実施例の構成素子として使用しうる既知の電 子回路を示す。例えば、図5は電圧基準源338に使用しうる簡単な分圧器50 0を示す。分圧器500は第1電圧源530(Vcc)と第2電圧源540(大地 )との間に直列に結合された第1抵抗510及び第2抵抗520、出力端子55 0及びキャパシタ560を含む。抵抗510及び520の電圧降下はそれぞれの 抵抗値に比例する。例えば、Vcc=5V、抵抗510の抵抗値=1,000オー ム、及び抵抗520の抵抗値=4,000オームである場合には、抵抗510の 電圧降下は1Vであり、出力端子550の電圧は4Vになる。抵抗510及び5 20の抵抗値を調整することによりVccと大地との間の任意の電圧を出力端子5 50に供給することができる。 図6は電圧基準源326に使用しうるダイオード接続PMOSトランジスタ6 10を示す。トランジスタ610は第1電源端子630に結合されたソース端子 620、出力端子650に結合されたドレイン端子640、及びドレイン端子6 40に結合されたゲート端子660を有する。無視しうる量のドレイン電流がト ランジスタ610を流れるのみであるときは、出力端子650はトランジスタ6 10のほぼしきい値電圧で安定する。 図7は抵抗328及び330の代わりに使用しうる能動負荷700を示す。能 動負荷700は電源端子710、第1及び第2PMOSトランジスタ720及び 730、及び第1及び第2出力端子740及び750を含む。第1PMOSトラ ンジスタ720は電源端子710に結合されたソース端子、出力端子740に結 合されたドレイン端子、及びそのドレイン端子に結合されたゲート端子を有する 。第2PMOSトランジスタ730は電源端子710に結合されたソース端子、 出力端子750に結合されたドレイン端子、及びトランジスタ720のゲート端 子及び出力端子740に結合されたゲート端子を有する。 このダイオード接続構成では、トランジスタ720のドレイン−ソース電圧が ドレイン電流の量に依存する。もっと大きな電流が第1出力端子740からトラ ンジスタ720を経て引き出されると、第1出力端子740の電圧が減少し、同 様にトランジスタ720及び730の接続ゲートの電圧も減少する。トランジス タ730のゲートの電圧減少は第2出力端子750を経て負荷にもっと大きな電 流を供給させ、出力端子750の電圧を、トランジスタ730のソース−ドレイ ン電圧が0Vに近づくまで、換言すれば出力端子750の電圧がVccに近づくま で上昇させる。もっと小さい電流が第1出力端子740からトランジスタ720 を経て引き出される場合には、第1出力端子740の電圧が増大し、同様にトラ ンジスタ720及び730の接続ゲートの電圧も増大する。トランジスタ730 のゲートの電圧増大はトランジスタ730を流れる電流を減少させ、出力端子7 50の電圧を減少させる。 図8は電流基準源336に使用しうる既知の電流基準源800を示す。電流基 準源800は第1電源810、PMOSトランジスタ820、抵抗830、1対 のNMOSトランジスタ840及び850、第2電源860、及び入力端子87 0を含む。PMOSトランジスタ820は第1電源810に結合されたソース端 子、抵抗830の一端に結合されたドレイン端子、及びそのドレイン端子に結合 されたゲート端子を有する。NMOSトランジスタ840は抵抗830の他端に 結合されたドレイン端子、第2電源860に結合されたソース端子、及びそのド レイン端子に結合されたゲート端子を有する。NMOSトランジスタ850はト ランジスタ840のゲート端子に結合されたゲート端子、第2電源860に結合 されたソース端子、及び入力端子870に結合されたドレイン端子を有する。 電流基準源800は電流ミラーとして動作する。PMOSトランジスタ820 はそのゲート端子がそのドレイン端子に結合された”ダイオード接続”であり、 抵抗830と相まってトランジスタ840を流れる基準電流(I)を供給する。 基準電流(I)は抵抗830の抵抗値を変えることにより制御することができる 。トランジスタ840を流れる電流(I)がトランジスタ840のドレイン電圧 及び互いに結合されたトランジスタ840及び850のゲート電圧を決定する。 従って、トランジスタ840及び850が同一の特性を有するものとすると、ト ランジスタ850はトランジスタ840と同一の量の電流を流す。 本発明を好適実施例につき説明するとともに明瞭のために具体的細部を示した 。しかし、当業者には、本発明をこれらの具体的細部によらずに実施することが できることが明らかである。例えば、PMOS及びNMOSデバイスを交換する とともに回路電流の方向を逆転させることによりコンプリメンタリ回路を構成す ることは公知である。更に、スイッチとして使用するPMOSデバイスは反転入 力で動作するNMOSトランジスタと置換することができ、またその逆の置換を 行うことができる。更に、トランジスタ308、314、320及び324のよ うなデバイスは他の任意のタイプのスイッチングデバイスと置換することができ 、例えばバイポーラトランジスタとしうるがこれに限定されない。 本発明の実施に必要でない他の細部は、出力電圧リミッタ216及び電流リミ ッタ218のような、電流又は電圧を制限するのに使用するデバイスの位置であ る。電流の流れを制限するデバイスは制御デバイスの上流又は下流の何れかで働 かせることができる。従って、電圧リミッタ216は図2に示すように第1出力 ドライバ214と第1電源端子208との間に結合する代わりに、第1出力ドラ イバ214と第2電源端子210との間に配置することもできる。 更に、当業者であれば、本発明の多くの構成要素は2以上の目的に役立つもの であることが理解される。例えば、図2において、イネーブル電圧発生器220 は、ノード236の電圧に応答して、スタティック段をイネーブルするイネーブ ル信号をノード246に供給する。しかし、イネーブル電圧発生器220により 供給される信号に更に応答して安定化電圧発生器217が安定化信号をノード2 48に供給する。従って、イネーブル電圧発生器220は安定化電圧発生器21 7の一部分とみなすことができる。 従って、本明細書及び請求の範囲において、”結合”は指定された素子の直接 接続を必要とするものと文字通り解釈すべきではない。このように解釈すると、 2以上の機能を行う装置を囲む区分線に基づいて本発明の範囲を不必要に限定す ることになる。従って、イネーブル電圧発生器220は安定化電圧発生器217 の一部分とみなせるとともに安定化電圧発生器217が出力電圧リミッタ216 に結合されているため、イネーブル電圧発生器220は出力電圧リミッタ216 に結合されているものとみなせる。 同様に、ある装置が所定の信号に”応答して”ある機能を行うというとき、こ の装置は所定の信号を発生する装置又は他の信号にも応答することが当業者に理 解される。例えば、イネーブル電圧発生器220は、ノード236の信号に応答 して、イネーブル信号をノード246に供給する。しかし、第1出力ドライバ2 14はノード235の信号に応答して信号をノード236に供給するため、イネ ーブル電圧発生器220はノード235の信号にも応答すること明らかである。 更に、本発明の幾つかの要素を明瞭のため複数のサブ要素に分割して示したが 、これは実際には本発明の実施に必要ないことも当業者に明らかであろう。例え ば、好適実施例の説明では、スタティック段をイネーブルする手段はイネーブル 端子224により結合されたイネーブル電圧発生手段220及びイネーブラ25 4を含んでいる。しかし、イネーブル電圧発生器220及びイネーブラ254は 単にイネーブル手段のサブ要素であり、イネーブル端子224は任意の電気的導 電路とすることができる。 最後に、好適実施例のドライバ200は低入力電圧に応答して低出力電圧を供 給し、高入力電圧に応答して高出力電圧を供給するが、当業者であれば、ドライ バ200を低入力電圧に応答して高出力電圧を、高入力電圧に応答して低出力電 圧を供給するように容易に変更することができる。このような変更は、ドライバ 入力端子206と第1出力ドライバ214との間にインバータを介挿することに より簡単に行うことができる。従って、本明細書及び請求の範囲で使用する”ド ライバ”は非反転ドライバも反転ドライバも含むものと解釈されたい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1電源に接続された第1電源端子、 第2電源に接続された第2電源端子、 入力信号を受信するドライバ入力端子、 出力信号を出力するドライバ出力端子、 前記第1電源端子、前記第2電源端子、前記ドライバ入力端子及び前記ドラ イバ出力端子に結合され、且つイネーブル端子を有し、前記ドライバ入力端子 の第1入力電圧に応答して、第1出力電圧を前記ドライバ出力端子に供給し、 前記ドライバ入力端子の第2入力電圧に応答して、イネーブル電圧を前記イネ ーブル端子に供給するダイナミック段、及び 前記第1電源端子、前記第2電源端子、前記ドライバ出力端子及び前記イネ ーブル端子に結合され、前記イネーブル端子の前記イネーブル電圧に応答して 、第2出力電圧を前記ドライバ出力端子に供給するスタティック段、 を具えることを特徴とする内部基準出力電圧ドライバ。 2. 前記ダイナミック段が、 前記第1電源端子、前記第2電源端子、前記ドライバ入力端子及び前記ドラ イバ出力端子に結合され、前記ドライバ入力端子の第1入力電圧に応答して、 第1出力電圧を前記ドライバ出力端子に供給する第1ドライバ手段、及び 前記ドライバ出力端子の第1遷移電圧に応答して、前記イネーブル電圧を前 記イネーブル端子に供給するイネーブル電圧発生手段を具え、 前記スタティック段が、 前記第1電源端子、前記第2電源端子及び前記ドライバ出力端子に結合され 、 第2出力電圧を前記ドライバ出力端子に供給する第2ドライバ手段、及び 前記イネーブル端子に結合され、前記イネーブル端子に供給される前記イネ ーブル電圧に応答して、前記第2ドライバ手段をイネーブルして前記第2出力 電圧を前記ドライバ出力端子に供給させるイネーブル手段を具えることを特徴 とする請求項1記載のドライバ。 3. 前記スタティック段が、更に、前記ドライバ出力端子に結合された第1端子 及び前記第2ドライバ手段に結合された第2端子を有し、前記ドライバ出力端 子から前記第2ドライバ手段への帰還を与える帰還手段を具えることを特徴と する請求項2記載のドライバ。 4. 前記帰還手段が、 前記ドライバ出力端子に結合された第1入力端子、第2入力端子、及び前記 第2ドライバ手段に結合された出力端子を有する差動増幅器、及び 前記第2電源端子に結合された第1端子及び前記差動増幅器の前記第2入力 端子に結合された第2端子を有する電圧基準源を具えることを特徴とする請求 項3記載のドライバ。 5. 前記第1ドライバ手段が、 前記ドライバ入力端子に結合された入力端子及び出力端子を有する第1イン バータ、 前記第1インバータの出力端子に結合された入力端子及び前記ドライバ出力 端子に結合された出力端子を有する第2インバータを具えることを特徴とする 請求項2記載のドライバ。 6. 前記帰還手段が、 前記ドライバ出力端子に結合された第1入力端子、第2入力端子、及び前記 第2ドライバ手段を構成するトランコンダクタンス装置の制御端子に結合され た出力端子を有する差動増幅器、及び 前記第2電源端子に結合された第1端子及び前記差動増幅器の前記第2入力 端子に結合された第2端子を有する第1電圧基準源を具えることを特徴とする 請求項3記載のドライバ。 7. 前記第1ドライバ手段及び前記ドライバ出力端子に結合され、前記ドライバ 出力端子の第2電圧遷移に応答して、前記第1ドライバ手段により前記ドライ バ出力端子に供給される電圧を制限する電圧制限手段を更に具えることを特徴 とする請求項2記載のドライバ。 8. 前記イネーブル端子及び前記第2ドライバ手段に結合され、前記イネーブル 端子の安定化電圧に応答して、前記第2ドライバ手段を安定化する安定化手段 を更に具えることを特徴とする請求項2記載のドライバ。 9. 前記第1ドライバ手段及び前記イネーブル電圧発生手段に結合され、前記ド ライバ入力端子の前記第2入力電圧に応答して、前記イネーブル電圧発生手段 への電流を制限する電流制限手段を更に具えることを特徴とする請求項2記載 のドライバ。 10.前記ドライバ出力端子及び前記第2電源端子に結合され、前記ドライバ出力 端子が前記第2出力電圧をオーバシュートする場合に、前記ドライバ出力端子 を前記第2出力電圧にバイスに向けバイアスする保護手段を更に具えることを 特徴とする請求項2記載のドライバ。
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