JP2000503335A - 感圧接着剤及び該接着剤を使用した粘着フィルム - Google Patents

感圧接着剤及び該接着剤を使用した粘着フィルム

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Abstract

(57)【要約】 官能基を有する架橋用モノマーの存在下で得られたアクリルエステル共重合体の水性分散物から構成され、上記共重合体が0℃を越さないガラス転移温度を有する、感圧接着剤。架橋用モノマーは無水メタクリル酸である。接着剤の接着及び凝集の性質の改良に対する応用。

Description

【発明の詳細な説明】 感圧接着剤及び該接着剤を使用した粘着フィルム 本発明は感圧接着剤、即ち、所与基体へのその接着が単に軽い圧力の適用後に 得られる接着剤、に関する。より詳しくは、本発明は水性エマルジョンの形態で あり様々な基体特にポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ レンテレフタレート、紙、ガラス等に対して適用されたときの接着の性質の残存 性が改良されているような感圧接着剤に関する。本発明はまた、該接着剤を使用 した自己接着性フィルム(self-adhesive film)及びその他類似物品に関する。 可塑化ポリ塩化ビニル向きの感圧接着剤は最初は、有機溶剤たとえば酢酸エチ ル、トルエン又はヘキサンの中での又は代わりにこれら溶剤の幾つかの組合せの 中でのラジカル重合によって得られた。溶剤中でのラジカル共重合を支配して低 分子量に導くパラメーターの本質からみて、これら生成物は可塑化ポリ塩化ビニ ルの本性に固有の要求に適合する様々な接着性質の間の均衡をとるためには必然 的にかなりのポスト架橋(post-crosslinking)を受けなければならなかった。こ のことは、たとえば、生成物の内部凝集がポリ塩化ビニル可塑剤の移行による性 質悪化を補償しうるに足るものでなければならないことを意味している。 環境保護の明白な理由で、今日では、水性エマルジョンとして得られた感圧接 着剤の方が有機溶剤中の溶液状態で得られたものよりも好まれている。そういう わけで、米国特許第3,983,297号には、(1)94〜98モル%の少な くとも一つのアルキルアクリレート、適する場合には酢酸メチル又は酢酸ビニル との混合物として、(2)2〜6モル%のアクリル酸及び/又はメタクリル酸、 及び(3)0.002〜0.05モル%の共重合可能な多官能性化合物からなる エマルジョンとして製造された共重合体を主成分として含む感圧接着剤が開示さ れている。同様に、米国特許第3,998,997号には、(1)50〜60重 量部の2−エチルヘキシルアクリレート、(2)35〜45重量部のエチルアク リレート、(3)1〜3重量部のアクリル酸、(4)2〜5重量部のジアセトフ ェノンアクリルアミド又はジアセトンアクリルアミド、及び適する場合には、ヒ ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、及び/又は無水マレイン酸、及び/又 はグリシジル(メタ)アクリレート及び/又は多官能性ビニル性架橋剤からなる モノマー系の乳化重合によって得られた感圧接着剤が記載されている。 特開平2−003404号として公開された日本特許出願には、−10℃から −90℃までのガラス転移温度を有する共重合体分散物を得るために、ジヒドロ フラン、ジヒドロピラン、メチルシクロヘキセンジカルボン酸及びノルボルネン ジカルボン酸から選ばれた水溶性化合物の存在下での、 (A)60〜99重量%の(C4〜C8)アルキルアクリレート、 (B)0.2〜10重量%の、α,β-不飽和カルボン酸、その酸無水物、2− ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート及び(メチロール)(メタ)アクリル アミドから選ばれた官能性モノマー、及び (C)0〜30%の別のビニルモノマー からなるモノマー混合物の乳化重合が教示されている。 溶液形態で得られた感圧接着剤の場合には、例えば金属キレートを使用して生 成物を架橋することによって、一方における接着及び接着力(粘着)と他方にお ける凝集との間の許容できる妥協を得ることが可能である。この手法はかなり広 い融通性を示し生成物の性質をかなり容易に所望レベルに調節することを可能に する。 エマルジョン形態で得られた感圧接着剤の場合には、問題はかなりもっと複雑 である、何故ならば、分子量分布にもっと大きなばらつきがあるからである;更 にまた、重合体鎖に無関係であるが例えば可塑剤として挙動することがある乳化 剤のような一連の重合助剤の存在によって生成物の平衡も乱されるからである。 乳化重合の特徴である長いアクリル鎖の存在がこれら生成物の接着力の欠乏の原 因になるということは特に信じられている。 アクリル鎖の長さが(例えば、乳化重合中に連鎖移動剤を使用することによっ て)低下すると、接着力(剥離強さ)は実際に改良される、しかし、この場合、 凝集力(剪断強さ)は損なわれる、何故ならば、一般には、許容できる凝集力を 得るためには長い鎖が必要とされるからである。 エマルジョン形態で得られた感圧接着剤の凝集力を所望レベルにもっていきな がら同時にコンタクト アグレッシブネス(contact aggressiveness)(後で定義 する)を少なくとも約7N/25mmに等しく維持するための多数の手段が文献 に言及されている。最も普通に使用されている手段の一つはN−メチロールアク リルアミドのような官能化されたモノマーの共重合である。このモノマーは効果 的に生成物の内部凝集力を増加させることを可能にするが、他の性質を犠牲にし た上でである。更に、これらの性質は共重合体が受けた熱処理によって大きく影 響される。 加えて、N−メチロールアクリルアミドの中の或る不純物たとえばアクリルミ アドやホルムアルデヒドの存在もまた、有害な効果たとえば悪い粘度増加を生じ させることがある。凝集力を増加させるための他の手段、たとえば、二重結合を もつ官能性シラン(たとえば、プロピルトリメトキシシランメタクリレート又は ビニルトリエトキシシランメタクリレート)の使用は時間の経過で性質の劣化の 問題を引き起こす、又は代わりに、使用者にしばしば許容できない実用上の制約 を強いる2成分系の関係でのみ使用できる。 最近は、特に耐熱性接着剤組成物やコンタクト接着剤(contact adhesive)に使 用される水性分散物は欧州特許出願EP−A−620,234号から知られてお り、これら分散物は、その単独重合体が30℃より高いガラス転移温度(Tg) を有し且つ分子中にエチレン性不飽和を1個だけ有するモノマーの、及びその単 独重合体が10℃未満のガラス転移温度を有し且つ分子中に多くて1個のエチレ ン性不飽和を有するフレキシブル モノマー(flexible monomer)の、乳化重合に よって製造され、この2つのモノマーの割合は架橋用モノマーとしての無水メタ クリル酸の存在下で共重合体のガラス転移温度が5〜25℃であるようなもので ある。 しかしながら、その含水量が45〜55重量%であるこれら水性分散物は接着 と凝集の性質が望ましく折衷された感圧接着剤を提供しない。従って、エマルジ ョン形態で得られる感圧性アクリル接着剤の分野における技術状況は、これら2 つの性質に対して長鎖アクリルによって及ぼされた相反する効果を考慮すると、 水性エマルジョン形態では接着と凝集の間に良好な妥協を得ることは難しいとい う事実によってまとめることができる。 従って、本発明が解決すべき課題は、特にポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、紙、ガラス等に対して適用するこ とができ、且つ生成物の老化後でも許容できるレベルの性質を保持するために、 可塑剤の移行の影響に対抗するのに十分な凝集力と、十分に高い初期接着力及び 粘着力とを有する感圧接着剤を開発することからなる。フィルムを60℃のオー ブンの中に7日間留めた後に測定した接着の性質の値が初期測定値の60%以上 に維持されるならば、生成物は適切な促進老化を有するということが一般に受け 入れられている。 この課題は官能基をもつ架橋用モノマーの存在下で得たアクリルエステル共重 合体の水性分散物からなる感圧接着剤の一成分系の背景において、上記共重合体 が0℃を越えないガラス転移温度を有し、上記架橋用モノマーが無水メタクリル 酸であることを特徴とする本発明によって解決される。 上記に規定した通りの共重合体の組成の一部を形成するアクリルエステル類は 従来技術においてよく知られている。これらは一方では、その単独重合体が10 ℃を越えないガラス転移温度を有するところのアクリル酸エステル及びメタクリ ル酸エステル、例えば、エステル基に1〜8個の炭素原子を有するアクリレート 及びエステル基に少なくとも5個の炭素原子を有するメタクリレートである。こ れらエステルは通常、この分野ではフレキシブル モノマーの形成パートとして 示されており、それと対照をなすのがハード モノマー(hard monomer)(その単 独重合体は少なくとも20℃に等しいガラス転移温度を有する)、例えば、スチ レン、エステル基に4個以下の炭素原子を有するメタクリレート、及びt−ブチ ルアクリレートやn−テトラデシルアクリレートやn−ヘキサデシルアクリレー トのような特定のアクリレートである。 本発明の一部を形成するアクリルエステルの例としては、特に、メチルアクリ レート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−プロピルアクリ レート、イソブチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシ ルアクリレート及びn−オクチルアクリレート、並びにn−ペンチルメタクリレ ート、n−ヘキシルメタクリレート、n−オクチルメタクリレート、n−デシル メタクリレート、n−ドデシルメタクリレート、n−テトラデシルメタクリレー ト及びn−イソボルニルメタクリレートが挙げられる。好ましくは、本発明によ る水性分散物の共重合体は上記に規定した通り少なくとも2つのフレキシブルア クリルエステルからなり、そしてその割合は共重合体のガラス転移温度が0℃を 越えないようなものである。好ましくは、この組合せは一方が主要モノマー、即 ち、組合せの少なくとも50重量%の割合で存在するモノマーを、そして他方が 組合せの50重量%未満の割合で存在する一つ又はそれ以上の第二モノマーを成 す。本発明の特により好ましい態様によれば、フレキシブル アクリルエステル の組合せは50〜90重量%の2−エチルヘキシルアクリレートと、100%に するまでの残りの割合の、その単独重合体(単数又は複数)がポリ(2−エチル ヘキシルアクリレート)のガラス転移温度(−70℃)より高い一つ(又はそれ 以上)のガラス転移温度(単数又は複数)を有するところのアクリレート(単数 又は複数)及び/又はメタクリレート(単数又は複数)とからなる。 本発明の本質的な特徴の一つは、そのTgが0℃を越えないアクリル共重合体 が無水メタクリル酸で架橋されることによって改質されているという事実からな る。商業的入手可能性及び製造上の制約に依存して、水性分散物形態の改質アク リル共重合体の製造に使用される無水メタクリル酸は通常、少なくとも96重量 %に等しい純度の生成物であり、更に、3重量%以下のメタクリル酸ばかりでな く0.2重量%以下の少なくとも一つの重合禁止剤(通常、フェノールタイプ、 例えば、ブチルヒドロキシトルエン)及び100%にするまでの残りの割合の様 様な不純物を含む。 本発明のもう一つの本質的特徴は、分散物中の固体材料のその重量比率が非常 に低い場合に早くも架橋用モノマーが感圧接着剤の性質に有益な技術的効果を与 えるという事実にある。実際、無水メタクリル酸は好ましくは、分散物中の固体 材料の、重量で、約0.4〜2.5%、より好ましくは0.5%〜1.5%を表 す。2.5重量%より大きい割合は接着剤の性質にそれ以上の改良をもたらさな いし、水中で沈殿してゲル状の塊を形成するという無水メタクリル酸の周知の性 向によってエマルジョンの合成を困難にすることがあるということが観察されて いる。 本発明による接着剤の性質の更なる改良は水性分散物が更に少なくとも一つの 連鎖移動剤を含む場合に得ることができる。架橋用モノマーとして無水メタクリ ル酸を選択したことは特開平2−003404号の非常に特殊な水溶性化合物の 代わりに実に普通の連鎖移動剤の使用を可能にするという利点をもつ。一般に、 これら連鎖移動剤は連鎖移動基としてヒドロキシル基又は−SH基のような活性 水素を含有する基を少なくとも一つ含む。本発明による水性分散物の中に使用で きる連鎖移動剤の例としては、チオグリコール酸、アルキルチオ酢酸、メルカプ タン例えばブチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン及びドデシルベンジ ルメルカプタンばかりでなく、水溶性飽和ヒドロキシ脂肪族化合物が同様に挙げ られる。これら化合物の中でも、特に飽和ヒドロキシアルキル脂肪族アミン、例 えば、テトラヒドロキシエチルエチレンジアミン、および1価アルコール、例え ば、イソプロパノール、イソブタノール、イソアミルアルコール、イソヘキサノ ール及びシクロヘキサノールが挙げられる。好ましくは、連鎖移動剤は本発明に よる水性分散物の中には、選択した連鎖移動剤のタイプに依存して、固体材料の 約0.05〜2重量%の割合で存在する。例として、メルカプタンは通常、固体 材料の約0.05〜0.2重量%の割合に選択されるであろうが、1価アルコー ルは分散物中の固体材料の約1〜2重量%の割合に選択されるであろう。 未反応の連鎖移動剤はヘッドスペース注入式ガスクロマトグラフィーによって 容易に検出できる。 当分野でよく知られているように、本発明による水性分散物はさらに少なくと も一つの不飽和カルボン酸を、好ましくは、分散物中の固体材料の0.5〜5重 量%の量で、より好ましくは2.5〜5重量%の量で含むことができる。例とし て、α,β−エチレン性不飽和酸、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイ ン酸及びフマル酸が挙げられる。 本発明による水性分散物の合成は標準的な乳化重合条件下で、触媒として過硫 酸塩たとえば過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム又は過硫酸ナトリウムをモノ マーの全重量の約0.1〜0.5%の割合で使用して、そして好ましくは亜硫酸 塩、亜硫酸水素塩及びメタ重亜硫酸塩から選ばれた促進剤を使用して、最も好ま しくはメタ重亜硫酸ナトリウムを使用して、行われる。触媒系は有機過酸化物又 はヒドロペルオキシドから成ってもよいし、又は代わりにレドックス系から成っ てもよい。エマルジョンは界面活性剤を使用して得られ、界面活性剤は好ましく は、少なくとも一つの非イオン界面活性剤と少なくとも一つの陰イオン界面活性 剤の混合物である。陰イオン界面活性剤としては、特に、アルキル硫酸塩、アル キルスルホン酸塩およびアルキルアリールスルホン酸塩ばかりでなく、スルホコ ハク酸とアルカノールのエステルも同様に挙げられる。特により好ましい例はノ ニルフェノールポリグリコールエーテル硫酸ナトリウムである。非イオン界面活 性剤としては、特に、分子中に4個〜約100個のエチレンオキシド基を含むノ ニルフェノールエトキシレートが挙げられる。 重合は一般に約50〜85℃の温度で、好ましくは70〜85℃の温度で行わ れる。それは標準圧力で行うことができるが、大気圧より高い圧力でも又はやや 負の圧力でも行うことができ、これは反応に悪影響を与えない。 後の用途に依存するが、本発明による感圧接着剤を構成する水性分散物は好ま しくは、約57〜75重量%のアクリル共重合体と約43〜25重量%の水を含 む。また、それは次のような好ましい特異な特徴によって特徴付けることができ る: - pHが約3.5〜5.0; - 分散物中の平均粒子サイズが約270〜500ナノメートル(nm)。 本発明による感圧接着剤は満足な接着と凝集の性質の望まれた折衷を有するば かりでなく、且つ厳しい温度条件下を含めて時間の経過を通してのこれら性質の 特に実に注目するに足る残存性を有する。この残存性はフィルムを60℃のオー ブンの中に7日間置いた後で測定した時に初期測定値の少なくとも60%を、好 ましくは少なくとも90%を維持する性質に特に反映されている。本発明による 感圧接着剤はまた、それらのフィルムの透明性によって及び時間の経過を通して それらが黄変しないことによって特徴付けられる。 従って、第二の局面によれば、本発明は次の性質を全て有する水性分散物の形 態の感圧接着剤に関する: - FINAT法 No.8に従って測定した剪断強さが少なくとも約5000 分(min)に等しい; - FINAT法 No.9に従って測定したコンタクト アグレッシブネスが 少なくとも約7N/25mmに等しい; - 60℃でのペイスティング(pasting)の7日間の後にFINAT法 No. 1に従ってのガラスに対する接着力が20分後180゜で、少なくとも約8N/ 25mmに等しい; 好ましくは、かかる接着剤は(メタ)アクリルモノマーを主とする共重合体か らなる。 本発明による感圧接着剤はまた、或る特異な用途のためには、一つ又はそれ以 上の殺生物剤、例えば、特にクロロ−及び非クロロ−イソチアゾロン、特に2− メチル−4−イソチアゾリン−3−オン及び5−クロロ−2−メチル−4−イソ チアゾリン−3−オンを含むことができる。 第三の局面によれば、本発明は特に可塑化ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ リプロピレン、ポリエチレンテレフタレート又は紙等を基材とし、それらの表面 の一方の上に上記の感圧接着剤層を有する自己接着性フィルムに関する。かかる フィルムはラベリング、装飾及びレタリングのような分野で様々な用途を見いだ している。 下記実施例は本発明の例証である。別に言及されていない限り、量はいずれも 重量基準で表されている。実施例1 適する攪拌器を装備したバットの中に、下記成分を室温で、そして下記順序で 装填した: - 脱イオン水 481.6部 - 炭酸ナトリウム 2.8部 - シクロヘキサノール 21 部 - セルムル(Sermul)EA 146 100.1部 セルムルEA 146はサーボ デルデン(Servo Delden)B.V.社によって 販売されているナトリウムノニルフェノールポリグリコールエーテルを基本とし た陰イオン乳化剤である。 得られた溶液が全く均一な外観を有する迄、このバットの中で攪拌を継続し、 その後で、このバットの中に下記モノマーを分散させた: - 2−エチルヘキシルアクリレート 980 部 - エチルアクリレート 175 部 - メチルアクリレート 175 部 - メタクリル酸 42 部 - アクリル酸 14 部 - 無水メタクリル酸 14 部 別に、冷却器、適切な攪拌器及び熱電対を装備したジャケット付き反応器の中 に、水350部、及びシンペロニック(Synperonic)NP40/70の名で販売さ れている非イオン性乳化剤の10%溶液3.5部を引き続き装填し、その後で反 応器の内容物を80℃に加熱した。この温度に達したら、4.2部の過硫酸アン モニウムを加え、それから計量型ポンプを4時間にわたって使用し、そして温度 を80〜82℃に保ちながら、バットからモノマーのプレ‐エマルジョンを全部 加えた。 添加が完了したら、バルク温度を80〜82℃に保ちながら反応を1時間継続 するままにした。それから、この温度60℃に下げ、それから次のものを添加し た: - 10%硝酸鉄(III)溶液 3 部 - 10%ルペロックス(Luperox)H溶液 7 部 - 5%ロンガリット(Rongalit)C溶液 14 部 ルペロックスH70溶液は約15分かけて加え、ロンガリットC溶液は30分 かけて導入した。ロンガリットCはBASF A.G.によって販売されている ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウムであり、ルペロックスH70はルペ ロックスGmbHによって販売されている有機過酸化物である。 室温に冷却後、次のものを添加した: - 殺生物剤 K10 2.4部 - 5%ボルチゲル(Borchigel)L75溶液 11.9部 殺生物剤K10はプロギブン(Progiven)社により販売されている2−メチル− 4−イソチアゾリン−3−オンを基本とした組成物であり、それはトル(Thor)ケ ミカルズ社(英国)によって販売されている5−クロロ−2−メチル−4−イソ チアゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンの混合物の 1.5%水溶液であるアクチサイド(Acticide)SPXによって等量で置き換える ことができる。ボルチゲルL75はアクリル分散物の増粘用に推奨されている粘 度調節剤である。 こうして、ランプ(lump)無しラテックスが得られ、その物理特性は次の通りで あった: - 固体材料の含有量 60 % - ブルックフィールド粘度(於 50rpm) 150 mPa・s - pH 4.3 接着の性質は次のように評価した: 液状生成物をシリコーン紙の上に約20g/m2 の乾燥付着量を得るように塗布 した。この湿潤フィルムを、換気付きオーブンに入れ、そして110℃の温度で 3分間乾燥した。この接着剤のフィルムを可塑化ポリ塩化ビニルのフィルムに適 用することによって最終複合体を得た。 それから、この複合体に下記のコンディショニングを受けさせた: - 23℃及び相対湿度50%で24時間 - 60℃で7日間 この複合体で下記の接着特性を測定した: - 剥離強さ (ペイスティングの20分後及び24時間後の、ガラスに対する接着力) - ガラス上でのコンタクト アグレッシブネス (「ループタック(looptack)」) - 剪断強さ 上記の分散物形態の生成物に関して、下記の表Iに示す特性が得られた。 ペイスティングの20分後又は24時間後の180゜でのガラスに対する接着 力の特性値は、FINAT No.1試験方法に従って測定し(N/25mmの 単位で表し)、そして剪断強さはFINAT法 No.8に従って測定し分単位 で表した。コンタクト アグレッシブネス(「ループタック」)は、FINAT 法 No.9に従って測定し、N/25mmの単位で表した。実施例2(比較) 無水メタクリル酸を等重量の、通常の架橋用モノマー、N−メチロールアクリ ルアミド、で置き換えた以外は、実施例1の手順を繰り返した。こうして得られ た分散生成物の接着特性は実施例1と同じ条件下で測定し、そしてこれらの測定 の結果を下記の表Iに示した。実施例3 シクロヘキサノールを等重量の、別の連鎖移動剤、イソプロパノール、で置き 換えた以外は、実施例1の手順を繰り返した。こうして得られた分散生成物の接 着特性は実施例1と同じ条件下で測定し、そしてこれらの測定の結果を下記の表 Iに示した。実施例4 無水メタクリル酸の量を28部(すなわち、アクリルモノマーの2%)にした 以外は、実施例1の手順を繰り返した。こうして得られた分散生成物の接着特性 は実施例1と同じ条件下で測定し、そしてこれらの測定の結果を下記の表Iに示 した。実施例5 シクロヘキサノールを1.4部のn−ドデシルメルカプタンで置き換えた以外 は、実施例1の手順を繰り返した。こうして得られた分散生成物の接着特性は実 施例1と同じ条件下で測定し、そして、これらの測定の結果を下記の表Iに示し た。実施例6 2−エチルヘキシルアクリレートを等重量のブチルアクリレートで置き換えた 以外は実施例1の手順を繰り返した。得られた分散物の平均粒子サイズは425 ナノメートルであった。実施例1と同じ条件下で測定した接着特性を下記の表I に示した。(1)この実施例ではこの性質を測定しなかった。 表Iに集められた結果は、比較実施例2と比べて本発明が次のことを提供する ことを示している: - 室温における剥離強さの維持または改良、 - 厳しい条件下(60℃で7日間)での剥離強さの非常に注目すべき改良 (少なくとも5倍に等しい改良)、及び - 剪断強さの注目すべき改良(少なくとも2倍に等しい改良)実施例7 固体材料の含有量を65%に調節するように脱イオン水の量を減少させたこと 及びシクロヘキサノールを等重量の別の連鎖移動剤、sec−ブタノールで置き 換えたこと以外は、実施例1の手順を繰り返した。こうして得られた生成物の物 理的化学的性質(pH、平均粒子サイズ)及び接着特性は実施例1と同じ条件下 で測定し、下記の表IIに示した。実施例8 sec−ブタノールをアクリルモノマーに対して0.05重量%の割合の別の 連鎖移動剤、チオグリコール酸で置き換えたこと以外は、実施例7の手順を繰り 返した。得られた生成物の特性は下記の表IIに報告されている。実施例9 sec−ブタノールをアクリルモノマーに対して0.1重量%の割合の別の連 鎖移動剤、四臭化炭素で置き換えたこと以外は、実施例7の手順を繰り返した。 得られた生成物の特性は下記の表IIに報告されている。 実施例10 連鎖移動剤を省いたこと及び無水メタクリル酸の割合を半分に(アクリルモノ マーの0.5%に)減少させたこと以外は、実施例1の手順を繰り返した。得ら れた生成物の特性は下記の表IIに報告されている。実施例11 チオグリコール酸の割合を2倍に(アクリルモノマーの0.1%に)したこと 及び2−エチルヘキシルアクリレートを等量のブチルアクリレートで置き換えた こと以外は、実施例8の手順を繰り返した。得られた生成物の特性は下記の表II に報告されている。実施例12(比較) 無水メタクリル酸を完全に省いたこと以外は、実施例1の手順を繰り返した。 得られた生成物の特性は下記の表IIに報告されている。実施例13 無水メタクリル酸の割合を2倍に(アクリルモノマーの2%に)したこと及び アクリル酸とメタクリル酸を完全に省いたこと以外は、実施例1の手順を繰り返 した。得られた生成物の特性は下記の表IIに報告されている。(2) 分散物の平均粒子サイズ(nmの単位で表されている) 表IIに集められた結果は、比較の実施例2及び実施例12と比べたときに、 - 無水メタクリル酸の割合を0.5重量%に低下させた場合でさえ、 厳しい条件下(60℃で7日間)での剥離強さの注目すべき改良 - 後者の場合には、室温での剥離強さの僅かな低下という犠牲において、 剪断強さの実質的改良 を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 官能基を有する架橋用モノマーの存在下で得られたアクリルエステル共 重合体の水性分散物からなり、上記共重合体が0℃を越さないガラス転移温度を 有し、上記架橋用モノマーが無水メタクリル酸であることを特徴とする、感圧接 着剤。 2. 上記共重合体の組成の一部を形成するアクリルエステルが、その単独重 合体が10℃を越えないガラス転移温度を有するところのアクリル酸エステル及 びメタクリル酸エステルであることを特徴とする、請求項1の感圧接着剤。 3.上記エステルが、エステル基の中に1〜8個の炭素原子を有するアクリレ ート、及びエステル基の中に少なくとも5個の炭素原子を有するメタクリレート から選ばれることを特徴とする、請求項1又は2の感圧接着剤。 4. 無水メタクリル酸が分散物中の固体材料の0.4〜2.5重量%を表す ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項の感圧接着剤。 5. さらに少なくとも一つの連鎖移動剤を含むことを特徴とする、請求項1 〜4のいずれか一項の感圧接着剤。 6. 上記連鎖移動剤が、チオグリコール酸、アルキルチオ酢酸、メルカプタ ン、水溶性の飽和ヒドロキシ脂肪族化合物、ヒドロキシアルキル脂肪族アミン、 1価アルコール及び四臭化炭素から選ばれることを特徴とする、請求項5の感圧 接着剤。 7. 上記連鎖移動剤が固体材料の0.05〜2重量%の割合で存在すること を特徴とする、請求項5又は6の感圧接着剤。 8. 更に少なくとも一つの不飽和カルボン酸を固体材料の0.5〜5重量% の量で含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項の感圧接着剤。 9. 水性分散物が57〜75重量%のアクリル共重合体と43〜25重量% の水を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項の感圧接着剤。 10.水性分散物のpHが3.5〜5.0であることを特徴とする、請求項1 〜9のいずれか一項の感圧接着剤。 11.分散物の平均粒子サイズが270〜500ナノメートルであることを特 徴とする、請求項1〜10のいずれか一項の感圧接着剤。 12.FINAT法No.8に従って測定した剪断強さが少なくとも5000 分に等しい、 FINAT法No.9に従って測定したコンタクト アグレッシブネスが少な くとも7N/25mmに等しい、及び 60℃でのペイスティングの7日間の後に、FINAT法No.1に従っての ガラスに対する接着力が、20分後180゜で、少なくとも8N/25mmに等 しい という性質を全て有することを特徴とする感圧接着剤。 13.(メタ)アクリルモノマーを主とする共重合体からなることを特徴とす る、請求項12の感圧接着剤。 14.その表面の一方の上に請求項1〜13のいずれか一項の感圧接着剤の層 を含有する自己接着性フィルム。 15.無水メクリル酸を請求項1〜13のいずれか一項の感圧接着剤の製造に 使用すること。
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