JP2000503234A - 滑性で結合容易なカテーテルシャフト - Google Patents

滑性で結合容易なカテーテルシャフト

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Abstract

(57)【要約】 非滑性高分子材料、例えば、ポリエチレン・テレフタレートをシャフトセグメントに結合する能力を維持すると同時に、低摩擦係数を維持するように、滑性高分子成分と結合性高分子成分からなるポリマーブレンドで形成されているシャフト部を有する管内カテーテル、特に、血管形成手術用膨張カテーテル。

Description

【発明の詳細な説明】 滑性で結合容易なカテーテルシャフト 発明の背景 本発明は、この発明は経皮、経管腔冠状動静脈血管形成(PTCA)のような血管 内手術を行うためのカテーテルに関し、特に、この種のカテーテル用の長尺シャ フトに関するものである。 現在、PTCA は最も広く使用されている心臓疾患物理療法である。この治療法 は、基本的には、最先端に膨張可能なバルーンを有する拡張カテーテルを、その バルーンが拡張すべき病巣に適切に配置されるまで、患者の管状解剖学的構造内 に押し進める操作を含む。バルーンが適切に配置されると、膨張バルーンを液体 で比較的高い圧力、例えば、20気圧以上の圧力で所定のサイズにまで膨張させ て、動脈を拡張させる。一般に、バルーンの膨らんだときの直径は、被拡張体腔 を完全に拡張させるが動脈壁を過度に膨張させないように被拡張体腔本来の直径 とほぼ同じ直径である。バルーンを最終的に収縮させた後、血流れが拡大された 動脈を通って再開され、拡張カテーテルが動脈から除去される。 大部分の PTCA 法では、最初に、所定形状の先端を有するガイドカテーテルが 従来のセルディンガー法により患者の心臓血管系に経皮的に導入され、ガイドカ テーテルの先端が所望の冠状動静脈口に隣接する大動脈内に位置するまで、挿入 される。ガイドカテーテルの先端を所望の冠状動静脈口に誘導するため、ガイド カテーテルは、患者の体外に伸びた基部から捻られ又は捩られる。ガイドカテー テルが患者の脈管構造内の適切な位置に達すると、拡張カテーテルの内腔内に摺 動可能に置かれたガイドワイヤーを備えた拡張カテーテルがガイドカテーテルの 内腔に配置される。ガイドワイヤーは、初めに冠状動静脈口に入れたガイドカテ ーテルの先端から出て患者の冠状動静脈へ進められ、患者の手術を行う冠状動静 脈構造に向けられる。ガイドワイヤーの湾曲若しくは他形状の先端を冠状動静脈 の所望の枝に誘導するため、ガイドカテーテルの基部から外へ出ているガイドワ イヤの基部にトルクが加えられる。ガイドワイヤーは、当該ガイドワイヤーが拡 大すべき病巣と交差するまで、選択された動脈以内で前進を続行される。次いで 、拡張カテーテルの先端のバルーンが拡大すべき病巣上に適切に配置されるまで 、拡張カテーテルが先に進めたガイドワイヤーに沿って進められる。 現在の血管内カテーテルのデザインは、競合する特性を併有させる必要がある ことから制限を受けている。例えば、ほとんどの拡張カテーテルは、カテーテル の内腔内に摺動可能に配置されたガイドワイヤーに覆い被せて体腔に導入するよ うに設計されている。従って、カテーテルを高密度ポリエチレンのような滑らか な材料(滑性材料)で構成することによって、ガイドワイヤーとカテーテルの内 腔の表面との間の摩擦を最小限度にすることが望ましい。しかしながら、滑性高 分子材料は、例えば、ポリエチレン・テレフタレート及びナイロンのような非相 容性高分子材料に容易に結合する性質を含め、他の所望の特性を欠く場合が多い 。また、冠状動静脈バルーン血管形成に関連する拡張圧力が高い(300psi 以上 )ため、膨張バルーンの端部とカテーテルシャフトの間に強固な結合を施すこと が必須である。ポリオレフィン製バルーンは、ポリエチレン製シャフトに効果的 に溶融結合させることができるが、ナイロンや他のポリアミド系材料で作られた バルーンや、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルで作られたバルー ンは、ポリオレフィン系材料と容易に結合しない。ナイロンおよびポリエチレン ポリエチレンテレフタレート製バルーンは、ポリエチレンなどのポリオレフィン 系材料に結合するのに、通常、表面処理及び接着剤の使用が必要である。表面処 理や接着剤を適用したり硬化させる付加的製造工程は、生産過程を極めて複雑に し、著しく品質管理上の問題を招く。また、カテーテルのシャフトは押込みに対 して適度な強度と、腰折れ(バックリング)及び折れ(キンキング)に対する耐 性を持たなければならない。他の例として、柔軟性を向上させるためカテーテル のシャフトに弾性を付与するのが望ましい。しかしながら、殆どの滑性材料は弾 性のあるものではない。 クラウス等(Klaus et al)に対する米国特許第 5,304,134 号明細書(その全文 を参考文献として此処に援用する。)では、滑性材料の結合が弱いことに対する 解決策として、カテーテルシャフトに滑性基部と、非滑性で接着可能な先端部と を有する内管状部材を設けることを試みている。しかしながら、この方法は、滑 性基部を非滑性先端部分に結合しなければならないので、完全な解決策とはなら ない。しかも、クラウス等の装置は、ガイドワイヤーの管腔の一部を管腔内での ガイドワイヤーの移動を妨げる非滑性材料で形成することが必要である。 他の解決法として、膨張バルーンをカテーテルシャフト自体の一部として形成 する方法がある。しかし、これはバルーン及びシャフトを同じ材料で形成する必 要があることから、これは、バルーン及びシャフトの特性に対する要求が、特に 、PTCA用拡張カテーテルでは、全く異なるため、必ずしも好ましいとは限ら ない。 従って、ガイドワイヤー用管腔を形成する滑性内面を有するが、非滑性高分子 材料で形成された膨張バルーンや他のカテーテル部材と容易で強固な結合を行う ことができるカテーテルシャフトを提供する必要がある。本発明はこれらの要件 及び他の要件を満たすものである。 発明の要約 本発明は、滑性で、実質的に非滑性高分子で形成されたバルーンなどの他のカ テーテル構成部材に容易に結合することができるシャフト若しくはシャフトセグ メントを有する、血管形成術用バルーン膨張カテーテルなどの血管内カテーテル を提供するものである。 本発明に従い、カテーテルシャフト若しくはカテーテルシャフトセグメントは 、少なくとも約30重量%、好ましくは、約50重量%の滑性高分子成分と、約 60重量%以下、好ましくは約40重量%以下の結合性高分子成分と、約30重 量%以下、好ましくは、10重量%以下の、前記滑性及び結合性成分を相容させ る高分子成分とからなるポリマーブレンドで形成される。 任意ではあるが、製品を形成した後、シャフト材料の架橋を促進するため、ポ リマーブレンドの25重量%まで、通常、10重量%以下は、触媒材料にすべき である。滑性成分及び結合成分は相容性で、又は相容性にすることができなけれ ばならない。ここで、「相容性」なる用語及び同様の趣旨の語は、二つの高分子 材料を一緒に溶融処理した際に、両者が容易に親密な混合物を形成することを意 味する。通常、両方のポリマーが溶融状態にあるとき、両者は混和し得る。 好ましい一実施態様においては、カテーテル若しくはカテーテルセグメントは 、約50〜約80%のポリエチレン(滑性成分)と、約50%までのハイトレル (登録商標)などのコポリエステル(結合性成分)と、及び約50%までのアク リル酸塩のような相容化剤との混合物で形成される。高分子成分は、親密に混和 して管状製品に押出成形され、この管状製品は血管内カテーテルの内側管状部材 として利用される。管状部材の内腔を形成する表面は、円滑なガラス上で約0. 08〜0.3の運動力学的摩擦係数を持っている。PETで形成されたバルーン は、管状部材の外面に容易に溶融結合しうる。 以下、例証的な添付図面を参照して本発明を詳細に説明して、本発明の前記利 点及び他の利点を明らかにする。 図面の簡単な説明 図1は本発明の特徴を具体化した内管状部材を有するワイヤに外装された拡張 カテーテルの一部断面図である。 図2は図1の2−2線に於ける横断面図である。 図3は本発明の特徴を具体化した内管状部材を有する高速交換型拡張カテーテ ルの一部断面図である。 図4は図4の5−5線に於ける横断面図である。 図5はカテーテルシャフトの先端部をポリマーブレンドの押し出し成形した他 の実施例の一部断面図である。 図6は図6の7−7線に於ける横断面図である。 発明の詳細な説明 図1及び図2は、本発明の特徴を具体化したバルーン拡張カテーテル10を示 す。一般に、カテーテル10は、外管状部材11、内管状部材12、カテーテル 先端部の膨張バルーン13、及びカテーテル基部のアダプター14で構成されて いる。内管状部材12はガイドワイヤーを摺動可能に挿通するガイドワイヤー挿 通用内腔15を有している。内管状部材の外面と外管状部材11の内面は環状拡 張管腔17を形成しており、当該環状拡張管腔17は、バルーン13の内部及び アダプター14のサイドアーム18と連通している。 バルーン13の先端側スカート部20は、内管状部材12の外側に接合され、 好ましくは溶融結合されており、基部側スカート部21は外管状部材11の外側 に溶融結合されている。前記溶融結合は、スカート部と内外管状部材12、13 の外側との間のインターフェースとなるスカート部20、21の外側にレーザー エネルギーを照射して形成するのが好ましい。本実施態様においては、内外両管 状部材11、12とも本発明に従ってポリマーブレンドで形成されている。 図3及び図4は、高速交換型拡張カテーテル 30 に適用した本発明の他の実施 形態を示す。カテーテル30は、ハイポチュービングで形成された比較的堅い基 部側シャフト31と、比較的柔らかいシャフト先端部32を含む。前記シャフト 先端部32は、内管状部材33、外管状部材34及び膨張バルーン35を含む。 内管状部材33はガイドワイヤー収容内腔36を有し、当該内腔はカテーテル1 0の先端側ガイドワイヤポート37とバルーン35の基部から短距離、例えば、 約10cm〜約45cmに配置された基部側ガイドワイヤポート38とに連通してい る。基部シャフト31は金属製ハイポチューブ40(例えば、ステンレス鋼又は NiTi 合金)及び高密度ポリエチレンのような適当な高分子材料で形成され た外側高分子ジャケット41で構成されている。ハイポチューブ40の先端部3 2は、先端を切り取って外管状部材34の内部に嵌入され、それに適当な接着剤 42で接合されている。支持チューブ43は、好ましくはポリイミドで形成され ており、この支持チューブは内外管状部材33、34間に配置され、膨張管腔4 4を形成している。図4に更に詳細に示すように、外管状部材は、内管状部材3 3に結合され、その一部は支持チューブ43に結合されている。充填材料46( 例えば、75/25 の高密度/低密度ポリエチレンなど)が外管状部材34と支持チ ューブ43間に詰められている。 図3及び図4の実施態様では、内管状部材33は本発明に従ってポリマーブレ ンドで形成されている。バルーン35の先端側スカート部47は、図1及び図2 に示す先に述べた実施態様と同様、内管状部材33の外側に溶融結合させてあ る。バルーン35の先端側スカート部48は外管状部材34を構成し、実質的に バルーンと同じ材料で形成されている。図示してない他の実施態様においては、 外管状部材34は、バルーンとは別の独立した部材であっても良く、また、本発 明に従ってポリマーブレンドで形成しても良い。後者の場合、バルーン35の先 端側スカート部は、外管状部材の外側に溶融結合される。 図5及び図6は、本発明の更に他の実施態様を示し、カテーテル50は先端側 シャフト51を有し、当該先端側シャフト51は二管腔構造を有し、本発明に従 ってポリマーブレンドを押出成形することによって形成されている。管状延長部 52は膨張バルーン53の内部を貫通して伸長し、その先端部に先端先端側ガイ ドワイヤーポート54を有している。バルーン53は、図に示すように、管状延 長部52の先端部に溶融結合された先端側スカート部55と、先端側シャフト5 1に溶融結合された基部側スカート56を有している。 好ましいポリマーブレンドは、約65%の高密度ポリエチレン、約30%のハ イテル(Hytel、デュポン社の登録商標)及ぶ約5%のエチレン・アクリル酸メ チル(エルフ・アトケム社(E1f ATOCHEM)から入手可能なロトリル(Lotryl) 24MA005など)を含む。この組成物は、ポリエチレン・テレフタレートに 容易に溶融結合し、摩擦係数が約0.1〜0.2である。 本発明の実施態様の個々のを幾つかの図面に示し、他のものは示していないが 、当業者は一実施態様の個々の特徴を他の実施態様の一つ又は全部の特徴と組み 合わせ得ることが判るであろう。本発明は、その本発明の範囲から逸脱すること なく、種々に変形し得ることは言うまでもない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月5日(1998.1.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.基部と先端部を有し、少なくとも、滑性を示すと共に他のカテーテル構成 部材と溶融可能であるように、滑性高分子成分と十分な量の結合性高分子成分と を有するポリマーブレンドで形成されたカテーテル・シャフト・セグメントを有 する長尺シャフトを有することを特徴とする管内カテーテル。 2.前記カテーテル構成部材が、非滑性高分子材料で形成されている請求項1 に記載の管内カテーテル。 3.前記カテーテル構成部材がバルーンである請求項1に記載の管内カテーテ ル。 4.結合性高分子成分が相容化剤で滑性成分と相溶化されている請求項1に記 載の管内カテーテル。 5.前記相容化剤が、少なくとも一部アクリレートモノマーで形成された高分 子材料である請求項4に記載の管内カテーテル。 6.前記相容化剤がエチレン-アクリル酸メチルなどのアルキルアクリレート である請求項4に記載の管内カテーテル。 7.前記滑性高分子成分がポリエチレンである請求項1に記載の管内カテーテ ル。 8.前記滑性高分子成分がポリマーブレンドの少なくとも30重量%からなる 請求項1に記載の管内カテーテル。 9.前記滑性高分子成分が前記ポリマーブレンドの少なくとも50重量%から なる請求項7に記載の管内カテーテル。 10.前記ポリマーブレンドの結合性高分子成分がコポリエステル材料である 請求項1に記載の管内カテーテル。 11.前記ポリマーブレンドがカテーテル・シャフト・セグメントの架橋を促 進させるため触媒材料を含む請求項1に記載の管内カテーテル。 12.前記ポリマーブレンドが50%以下の相容化剤を含有する請求項4に記 載の管内カテーテル。 13. a)基部と先端部を有し、少なくとも、滑性を示すと共に他のカテーテ ル構成部材と溶融可能であるように、滑性高分子成分と十分な量の結合性高分子 成分とを有するポリマーブレンドで形成されたカテーテル・シャフト・セグメン トを有する長尺シャフトと、 b)前記カテーテル・シャフト・セグメントに結合された少なくとも先端スカー ト部を有する非滑性材料で形成された膨張バルーンとからなるバルーン膨張カテ ーテル。 14.前記膨張バルーンの先端スカート部が前記カテーテル・シャフト・セグ メントに溶融結合されている請求項13に記載の膨張カテーテル。 15.前記膨張バルーンがポリエチレン・テレフタレートで形成されている請 求項13に記載の膨張カテーテル。 【手続補正書】 【提出日】1998年7月17日(1998.7.17) 【補正内容】 明細書 滑性で結合容易なカテーテルシャフト 発明の背景 本発明は、この発明は経皮、経管腔冠状動静脈血管形成(PTCA)のような血管 内手術を行うためのカテーテルに関し、特に、この種のカテーテル用の長尺シャ フトに関するものである。 現在、PTCA は最も広く使用されている心臓疾患物理療法である。この治療法 は、基本的には、最先端に膨張可能なバルーンを有する拡張カテーテルを、その バルーンが拡張すべき病巣に適切に配置されるまで、患者の管状解剖学的構造内 に押し進める操作を含む。バルーンが適切に配置されると、膨張バルーンを液体 で比較的高い圧力、例えば、20気圧以上の圧力で所定のサイズにまで膨張させ て、動脈を拡張させる。一般に、バルーンの膨らんだときの直径は、被拡張体腔 を完全に拡張させるが動脈壁を過度に膨張させないように被拡張体腔本来の直径 とほぼ同じ直径である。バルーンを最終的に収縮させた後、血流れが拡大された 動脈を通って再開され、拡張カテーテルが動脈から除去される。 大部分の PTCA 法では、最初に、所定形状の先端を有するガイドカテーテルが 従来のセルディンガー法により患者の心臓血管系に経皮的に導入され、ガイドカ テーテルの先端が所望の冠状動静脈口に隣接する大動脈内に位置するまで、挿入 される。ガイドカテーテルの先端を所望の冠状動静脈口に誘導するため、ガイド カテーテルは、患者の体外に伸びた基部から捻られ又は捩られる。ガイドカテー テルが患者の脈管構造内の適切な位置に達すると、拡張カテーテルの内腔内に摺 動可能に置かれたガイドワイヤーを備えた拡張カテーテルがガイドカテーテルの 内腔に配置される。ガイドワイヤーは、初めに冠状動静脈口に入れたガイドカテ ーテルの先端から出て患者の冠状動静脈へ進められ、患者の手術を行う冠状動静 脈構造に向けられる。ガイドワイヤーの湾曲若しくは他形状の先端を冠状動静脈 の所望の枝に誘導するため、ガイドカテーテルの基部から外へ出ているガイドワ イヤの基部にトルクが加えられる。ガイドワイヤーは、当該ガイドワイヤーが拡 大すべき病巣と交差するまで、選択された動脈以内で前進を続行される。次いで 、拡張カテーテルの先端のバルーンが拡大すべき病巣上に適切に配置されるまで 、拡張カテーテルが先に進めたガイドワイヤーに沿って進められる。 現在の血管内カテーテルのデザインは、競合する特性を併有させる必要がある ことから制限を受けている。例えば、ほとんどの拡張カテーテルは、カテーテル の内腔内に摺動可能に配置されたガイドワイヤーに覆い被せて体腔に導入するよ うに設計されている。従って、カテーテルを高密度ポリエチレンのような滑らか な材料(滑性材料)で構成することによって、ガイドワイヤーとカテーテルの内 腔の表面との間の摩擦を最小限度にすることが望ましい。しかしながら、滑性高 分子材料は、例えば、ポリエチレン・テレフタレート及びナイロンのような非相 容性高分子材料に容易に結合する性質を含め、他の所望の特性を欠く場合が多い 。また、冠状動静脈バルーン血管形成に関連する拡張圧力が高い(300psi 以上 )ため、膨張バルーンの端部とカテーテルシャフトの間に強固な結合を施すこと が必須である。ポリオレフィン製バルーンは、ポリエチレン製シャフトに効果的 に溶融結合させることができるが、ナイロンや他のポリアミド系材料で作られた バルーンや、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルで作られたバルー ンは、ポリオレフィン系材料と容易に結合しない。ナイロンおよびポリエチレン ポリエチレンテレフタレート製バルーンは、ポリエチレンなどのポリオレフィン 系材料に結合するのに、通常、表面処理及び接着剤の使用が必要である。表面処 理や接着剤を適用したり硬化させる付加的製造工程は、生産過程を極めて複雑に し、著しく品質管理上の問題を招く。また、カテーテルのシャフトは押込みに対 して適度な強度と、腰折れ(バックリング)及び折れ(キンキング)に対する耐 性を持たなければならない。他の例として、柔軟性を向上させるためカテーテル のシャフトに弾性を付与するのが望ましい。しかしながら、殆どの滑性材料は弾 性のあるものではない。 クラウス等(Klaus et al)に対する米国特許第 5,304,134 号明細書(その全文 を参考文献として此処に援用する。)では、滑性材料の結合が弱いことに対する 解決策として、カテーテルシャフトに滑性基部と、非滑性で接着可能な先端部と を有する内管状部材を設けることを試みている。しかしながら、この方法は、滑 性基部を非滑性先端部分に結合しなければならないので、完全な解決策とはなら ない。しかも、クラウス等の装置は、ガイドワイヤーの管腔の一部を管腔内での ガイドワイヤーの移動を妨げる非滑性材料で形成することが必要である。 他の解決法として、膨張バルーンをカテーテルシャフト自体の一部として形成 する方法がある。しかし、これはバルーン及びシャフトを同じ材料で形成する必 要があることから、これは、バルーン及びシャフトの特性に対する要求が、特に 、PTCA用拡張カテーテルでは、全く異なるため、必ずしも好ましいとは限ら ない。 従って、ガイドワイヤー用管腔を形成する滑性内面を有するが、非滑性高分子 材料で形成された膨張バルーンや他のカテーテル部材と容易で強固な結合を行う ことができるカテーテルシャフトを提供する必要がある。本発明はこれらの要件 及び他の要件を満たすものである。 発明の要約 本発明は、滑性で、実質的に非滑性高分子で形成されたバルーンなどの他のカ テーテル構成部材に容易に結合することができるシャフト若しくはシャフトセグ メントを有する、血管形成術用バルーン膨張カテーテルなどの管内カテーテルを 提供するものである。 本発明に従い、カテーテルシャフト若しくはカテーテルシャフトセグメントは 、少なくとも約30重量%、好ましくは、約50重量%の滑性高分子成分と、約 60重量%以下、好ましくは約40重量%以下の結合性高分子成分と、約30重 量%以下、好ましくは、10重量%以下の、前記滑性及び結合性成分を相容させ る高分子成分とからなるポリマーブレンドで形成される。 任意ではあるが、製品を形成した後、シャフト材料の架橋を促進するため、ポ リマーブレンドの25重量%まで、通常、10重量%以下は、触媒材料にすべき である。滑性成分及び結合成分は相容性で、又は相容性にすることができなけれ ばならない。ここで、「相容性」なる用語及び同様の趣旨の語は、二つの高分子 材料を一緒に溶融処理した際に、両者が容易に親密な混合物を形成することを意 味する。通常、両方のポリマーが溶融状態にあるとき、両者は混和し得る。 好ましい一実施態様においては、カテーテル若しくはカテーテルセグメントは 、約50〜約80%のポリエチレン(滑性成分)と、約50%までのハイトレル (登録商標)などのコポリエステル(結合性成分)と、及び約50%までのアク リル酸塩のような相容化剤との混合物で形成される。高分子成分は、親密に混和 して管状製品に押出成形され、この管状製品は血管内カテーテルの内側管状部材 として利用される。管状部材の内腔を形成する表面は、円滑なガラス上で約0. 08〜0.3の運動力学的摩擦係数を持っている。PETで形成されたバルーン は、管状部材の外面に容易に溶融結合しうる。 以下、例証的な添付図面を参照して本発明を詳細に説明して、本発明の前記利 点及び他の利点を明らかにする。 図面の簡単な説明 図1は本発明の特徴を具体化した内管状部材を有するワイヤに外装された拡張 カテーテルの一部断面図である。 図2は図1の2−2線に於ける横断面図である。 図3は本発明の特徴を具体化した内管状部材を有する高速交換型拡張カテーテ ルの一部断面図である。 図4は図3の4−4線に於ける横断面図である。 図5はカテーテルシャフトの先端部をポリマーブレンドの押し出し成形した他 の実施例の一部断面図である。 図6は図5の6−6線に於ける横断面図である。 発明の詳細な説明 図1及び図2は、本発明の特徴を具体化したバルーン拡張カテーテル10を示 す。一般に、カテーテル10は、外管状部材11、内管状部材12、カテーテル 先端部の膨張バルーン13、及びカテーテル基部のアダプター14で構成されて いる。内管状部材12はガイドワイヤーを摺動可能に挿通するガイドワイヤー挿 通用内腔15を有している。内管状部材の外面と外管状部材11の内面は環状拡 張管腔17を形成しており、当該環状拡張管腔17は、バルーン13の内部及び アダプター14のサイドアーム18と連通している。 バルーン13の先端側スカート部20は、内管状部材12の外側に接合され、 好ましくは溶融結合されており、基部側スカート部21は外管状部材11の外側 に溶融結合されている。前記溶融結合は、スカート部と内外管状部材12、11 の外側との間のインターフェースとなるスカート部20、21の外側にレーザー エネルギーを照射して形成するのが好ましい。本実施態様においては、内外両管 状部材11、12とも、本発明に従って、滑性高分子成分と結合性成分を含むポ リマーブレンドで形成されている。 図3及び図4は、高速交換型拡張カテーテル30に適用した本発明の他の実施 形態を示す。カテーテル30は、ハイポチュービングで形成された比較的堅い基 部側シャフト31と、比較的柔らかいシャフト先端部32を含む。前記シャフト 先端部32は、内管状部材33、外管状部材34及び膨張バルーン35を含む。 内管状部材33はガイドワイヤー収容内腔36を有し、当該内腔はカテーテル3 0の先端側ガイドワイヤポート37とバルーン35の基部から短距離、例えば、 約10cm〜約45cmに配置された基部側ガイドワイヤポート38とに連通してい る。基部シャフト31は金属製ハイポチューブ40(例えば、ステンレス鋼又は NiTi 合金)及び高密度ポリエチレンのような適当な高分子材料で形成され た外側高分子ジャケット41で構成されている。ハイポチューブ40の先端部4 2は、先端を切り取って外管状部材34の内部に嵌入され、それに適当な接着剤 (図示せず)で接合されている。支持チューブ43は、好ましくはポリイミドで 形成されており、この支持チューブは内外管状部材33、34間に配置され、膨 張管腔44を形成している。図4および図5に更に詳細に示すように、外管状部 材は、内管状部材33に結合され、その一部は支持チューブ43に結合されてい る。充填材料46(例えば、75/25 の高密度/低密度ポリエチレンなど)が外管 状部材34と支持チューブ43間に詰められている。 図3及び図4の実施態様では、内管状部材33は本発明に従ってポリマーブレ ンドで形成されている。バルーン35の先端側スカート部47は、図1及び図 2に示す先に述べた実施態様と同様、内管状部材33の外側に溶融結合させてあ る。バルーン35の先端側スカート部48は外管状部材34を構成し、実質的に バルーンと同じ材料で形成されている。図示してない他の実施態様においては、 外管状部材34は、バルーンとは別の独立した部材であっても良く、また、本発 明に従ってポリマーブレンドで形成しても良い。後者の場合、バルーン35の先 端側スカート部は、外管状部材の外側に溶融結合される。 図5及び図6は、本発明の更に他の実施態様を示し、カテーテル50は先端側 シャフト51を有し、当該先端側シャフト51は二管腔構造を有し、本発明に従 ってポリマーブレンドを押出成形することによって形成されている。管状延長部 52は膨張バルーン53の内部を貫通して伸長し、その先端部に先端先端側ガイ ドワイヤーポート54を有している。バルーン53は、図に示すように、管状延 長部52の先端部に溶融結合された先端側スカート部55と、先端側シャフト5 1に溶融結合された基部側スカート56を有している。 好ましいポリマーブレンドは、約65%の高密度ポリエチレン、約30%のハ イテル(Hytel、デュポン社の登録商標)及ぶ約5%のエチレン・アクリル酸メ チル(エルフ・アトケム社(Elf ATOCHEM)から入手可能なロトリル(Lotryl) 24MA005など)を含む。この組成物は、ポリエチレン・テレフタレートに 容易に溶融結合し、摩擦係数が約0.1〜0.2である。 本発明の実施態様の個々のを幾つかの図面に示し、他のものは示していないが 、当業者は一実施態様の個々の特徴を他の実施態様の一つ又は全部の特徴と組み 合わせ得ることが判るであろう。本発明は、その本発明の範囲から逸脱すること なく、種々に変形し得ることは言うまでもない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長尺シャフトを有し、当該シャフトが基部と先端部を有し、かつ、少なく ともそのセグメントが滑性高分子成分と結合性高分子成分を有するポリマーブレ ンドで形成されていることを特徴とする管内カテーテル。 2.非滑性高分子材料で形成されたカテーテル部材が、滑性高分子成分と結合 性高分子成分で形成されたカテーテルシャフトセグメントに結合されている請求 項1に記載の管内カテーテル。 3.非滑性高分子材料で形成されたカテーテル部材が、シャフトの先端部の膨 張可能な部材である請求項2に記載の管内カテーテル。 4.結合性成分が相容化剤で滑性成分と相溶化されている請求項1に記載の管 内カテーテル。 5.前記相容化剤がエステル官能基を有する高分子材料である請求項4に記載 の管内カテーテル。 6.前記相容化剤が約2〜5の炭素原子を有するアルキルアクリレートである 請求項4に記載の管内カテーテル。 7.滑性成分がポリオレフィンである請求項1に記載の管内カテーテル。 8.ポリオレフィンがポリエチレンである請求項7に記載の管内カテーテル。 9.滑性成分がポリマーブレンドの少なくとも30重量%からなる請求項1に 記載の管内カテーテル。 10.滑性成分が前記ポリマーブレンドの少なくとも50重量%からなる請求 項7に記載の管内カテーテル。 11.前記ポリマーブレンドの結合性成分がコポリエステル材料である請求項 1に記載の管内カテーテル。 12.前記ポリマーブレンドが架橋用触媒特性を有する高分子材料である請求 項1に記載の管内カテーテル。 13.前記ポリマーブレンドが50%以下の第三成分を含有する請求項2に記 載の管内カテーテル。 14. a)基部と先端部を有し、かつ、少なくとも、滑性高分子成分と結合性 高分子成分を有するポリマーブレンドで形成されているセグメントを有する長尺 シャフトと、 b)前記シャフトセグメントに結合された少なくとも先端部を有する非滑性材料 で形成された膨張バルーンと、からなるバルーン膨張カテーテル。 15.膨張バルーンの先端部がセグメントに溶融結合されている請求項14に 記載の膨張カテーテル。 16.膨張バルーンの先端部がクロスリンクによってセグメントと結合されて いる請求項14に記載の膨張カテーテル。 17.膨張バルーンがポリエチレン・テレフタレートで形成されている請求項 14に記載の膨張カテーテル。
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