JP2000502969A - 段ボールに印刷するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ボール紙又はカットされたボール紙セクションに印刷するための印刷装置。この印刷装置は、複数の印刷ステーションを有し、ボール紙をそれらの印刷ステーションに順次に通して、該印刷ステーションのうちの１つ又は２つ以上の印刷ステーションから該ボール紙に印刷像を印刷するようになされている。印刷ステーションのうちの少なくとも１つは、当該印刷ステーションの他の実質的にすべての部品をそのままの位置に残したままで、ボール紙の移動ラインから側方へ移動させることができる側方変位自在の刷シリンダーキャリッジに取り付けられた刷シリンダーから成り、それによって、他の１つ又は複数の印刷ステーションでの該印刷装置の作動を継続したままで該側方変位自在のキャリッジに取り付けられた当該刷シリンダー上の１枚又は複数枚の印刷版を交換することを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 段ボールに印刷するための装置発明の分野 本発明は、ボール紙、特に段ボール又はカットされた段ボールセクションに印 刷するための装置に関し、多数の印刷ステーションを有し、ボール紙をそれらの 印刷ステーションに通して１つ又はそれ以上の印刷ステーションからボール紙に 印刷像を印刷するように構成された印刷装置に関する。発明の背景 この種の印刷装置においては、各印刷ステーションは、一般に、例えばアニロ ックスローラーからインキを受容し、適当な印刷像をボール紙又はカットされた ボール紙セクションに転写するための１枚又は複数枚の印刷版を装着された刷シ リンダー（版胴）を備えている。いろいろな異なる印刷要件を充足するためには 、各刷シリンダー上の１枚又は複数枚の印刷版を交換できるようにしておかなけ ればならない。 本発明は、印刷装置全体を停止させる必要なしに１つの刷シリンダー上の印刷 版を交換できるようにするための装置に関する。 更に、既存の装置は、通常、真空移送用テーブルの真空ファンからの空気を直 接頭上集中搬出系統内へ、又は、バッグフィルターへ排出する。バッグフイルタ ーは、最終的には詰まりを生じ、その結果生じる背圧により移送テーブルの真空 レベルが低下することになる。この真空レベルの低下は、各印刷ユニット（印刷 ステーション）毎の見当合わせ（とんぼ（+印）合わせ）の精度を損ねる。従っ て、本発明は、作業員のための清浄な空気を確保するという要件を充足するため に印圧ユニットの真空ファンの排気部に直接自動浄化式フィルタユニットを組み 入れることを企図する。発明の概要 本発明によれば、印刷ステーションの少なくとも１つが、当該印刷ステーショ ンの他のすべての部品をそのままの位置に残したままで、ボール紙の移動ライン から側方（刷シリンダーの長手軸線に平行な方向）へ移動させることができる側 方変位自在の刷シリンダーキャリッジ（以下、単に「キャリッジ」とも称する） に取り付けられた刷シリンダーによって構成され、それによって、他の１つ又は 複数の印刷ステーションでの印刷装置の作動を継続したままで該側方変位自在の キャリッジに取り付けられた当該刷シリンダー上の１枚又は複数枚の印刷版を交 換することを可能にする。 各印刷ステーションは、トッププリンター、即ち、ボール紙又はボール紙セク ションの上面に印刷するタイプの印刷ユニットであることが好ましい。フレキソ 印刷のための好ましい実施形態においては、刷シリンダーキャリッジがその刷シ リンダー上の１枚又は複数枚の印刷版を交換することができるように側方へ変位 されていても、刷シリンダーは、（刷シリンダーから僅かに離脱されてはいるが ）所定位置に留まったままのアニロックスローラから該刷シリンダー上の１枚又 は複数枚の印刷版上にインキを受容する。 各印刷ステーションは、そのステーションを通してボール紙を搬送するための 例えばローラのようなコンベヤを備えていることが好ましく、コンベヤは、刷シ リンダーキャリッジが側方へ変位されたときもそのままの位置に留まるようにす る。従って、コンベヤは、どれか特定の印刷ステーションが次の印刷注文に必要 とされる印刷の準備のために変更されつつある間でも、現在の印刷作業を継続す ることができるようにボール紙を当該印刷ステーションを通して搬送し続けるこ とができる。 本発明は、従来技術では、印刷版を交換するために操作者が例えばプリンター （印刷ユニット）全体又はその頂部を上方に持ち上げることができるようにする 構成が提案されているが、プリンターを上下させるには操作者は頭上ガントリー を操作しなければならない。本発明は、そのような従来の提案とは本質的に異な る改良である。従来技術の別の提案として、印刷ステーション全体を側方へ変位 させる方法も提案されているが、そのような方法は、多くの問題を包含しており 、そのうちの特に大きな問題は、印刷ステーションの１つが所定作動位置から変 位されているときは、印刷装置を作動状態に維持することが困難であることであ る。 実質的に刷シリンダーだけを変位させて、印刷ステーションの残りの部分を所 定位置に残したままにする本発明の方法は、上述した従来技術の提案より著しく 優れた方法である。 図面の簡単な説明 図１は、本発明の印刷ステーションの透視図である。 図２は、図１の印刷ステーションの概略側面図である。 図３は、図１の印刷ステーションの上方部分の一部分の概略拡大側面図である 。 図４は、図１の印刷ステーションの正面図である。 図５は、図１の印刷ステーションの透視図であり、刷シリンダーキャリッジが 側方へ変位された位置にあるところを示す。 図６は、図１の印刷ステーションの集塵装置の部分拡大透視図である。 発明の詳細な説明 本発明の上記及びその他の目的並びに特徴、及びそれらを達成する態様は、以 下に添付図を参照して述べる本発明の実施形態の説明から一層明かになろう。 図１を参照して説明すると、印刷ステーション１０は、該ステーションを通し て矢印１１の方向に搬送される段ボールセクション１００（以下、単に「ボール 紙セクション」とも称する）に印刷像を印刷するための印刷版（図示せず）を担 持する刷シリンダー１２から成る。 図１及び２を参照して説明すると、インキは、インキチャンバー付きドクター ブレード組立体１６によってインキを均一に被覆されたアニロックスローラ１４ によって印刷版に塗布される。刷シリンダー１２の下方に配置された圧シリンダ ー又は圧ローラ（圧胴）１８は、移動する段ボールセクション１００を刷シリン ダー１２上の印刷版に圧接させて保持する。段ボールセクション１００を印刷ス テーション１０を通して搬送するための複数のコンベヤローラ２０も設けられて いる。コンベヤローラ２０は、主として、真空チャンバー即ち吸引チャンバー２ ２内に配置されており、チャンバー２２内の真空吸引によりボール紙セクション １００をローラ２０に駆動係合するように下方へ引きつける。真空チャンバー２ ２は、真空移送テーブルとも称する。 図示のものとは異なるコンベヤ構造を用いることもできる。例えば、コンベヤ 装置は、ボール紙の移動ラインの上方に配置されたローラと、ボール紙移動ライ ンの上方に設けられ、真空吸引によりボール紙セクション１００をそれらのロー ラに駆動係合するように上へ引きつけるための真空チャンバーから成るものとす ることもできる。 印刷ステーション１０は、主フレーム２４と、変位自在の刷シリンダーキャリ ッジ２６を含む。主フレーム２４は、操作者側副フレーム２４ａと、駆動側副フ レーム２４ｂと、それらの副フレームを連結する横断ブラケット２８から成る。 図４に明示されているように、横断ブラケット２８の各端部２８ａ，２８ｂは、 それぞれの対応する副フレーム２４ａ，２４ｂを越えて張り出している。吸引チ ャンバー２２、圧ローラ１８及びチャンバー付きドクターブレード１６は、主フ レーム２４によって担持される。 図１及び２に明示されているように、主フレームのブラケット２８の前面３２ にガイドレール３０が取り付けられ、ブランケットの実質的に全長に亘って延長 している。ガイドレール３０は、上側軌道３０ａと下側軌道３０ｂから成る。 刷シリンダー１２は、刷シリンダーキャリッジ２６に取り付けられている。キ ャリッジ２６は、操作者側副フレーム２６ａと、駆動側副フレーム２６ｂと、キ ャリッジ２６の頂部に固定され、刷シリンダー１２の全長に亙って延長するブラ ケット３４を有する。図４に明示されているように、ブラケット３４は、互いに 間隔を置いて配置されたホイール３６の上側列と下側列を担持している。上側列 のホイール３６は、上側軌道３０ａに係合しそれに沿って転動し、下側列のホイ ール３６は、下側軌道３０ｂに係合しそれに沿って転動する。これらのホイール と軌道の組み合わせ構成により、刷シリンダー１２をボール紙移動ラインから路 外へ、即ち、図５に示される位置へ移動させるためにキャリッジ２６を側方へ変 位させることを可能にする。ホイール３６は、Ｖ字形の外周断面形状を有するも のとすることができ、その場合は、軌道３０ａ，３０ｂも、Ｖ字形ホイールを受 容し位置ぎめするようにそれれに対応したＶ字形の溝を有するものとする。 図３に明示されているように、刷シリンダー１２がボール紙移動ライン（図１ 参照）の上方の所定位置にあるときは、キャリッジ２６は、主フレーム２４の各 副フレームに取り付けられたキャリッジクランプ機構４０によって主フレーム２ ４に固定することができる。クランプ機構４０は、ピボット点４４で主フレーム ２４に取り付けられた枢動レバー４２を、レバー４２の一端４２ａに連結された 作動器４６４６と、レバー４２の他端４２ｂに取り付けられたカム従節４６を有 する。キャリッジ２６の下内側各コーナーにランプ（傾斜路）４８が配置され、 ランプ４８の斜面４８ａがカム従節４６によって係合されるようにする。キャリ ッジ２６を主フレーム２４にクランプするには、作動器４６のピストンロッドを 引っ込めてレバー４２をピボット点４４の周りに枢動させる。すると、カム従節 ４６がランプ４８の斜面４８ａに係合し、ランプ４８に水平方向の力と垂直方向 の力を加えてキャリッジ２６を主フレーム２４に固定する。クランプ機構４０は 、作動器４６のピストンロッドを伸張させることによって、解放される。クラン プ機構４０が解放されると、印刷版を交換することができるように刷シリンダー キャリッジ２６を側方へ変位させることができる。 刷シリンダーキャリッジ２６を側方へ変位させるには、その前に刷シリンダー １２を圧シリンダー又は圧ローラ１８から持上げて離さなければならない。又、 刷シリンダー１２を圧シリンダー１８から持上げるにはその前にアニロックスロ ーラ又はシリンダー１４を刷シリンダー１２から持上げて離さなければならない 。その目的のために、アニロックスローラ持ち上げ機構５０が、主フレーム２４ に、又、刷シリンダー持ち上げ機構６０（図１）が、キャリッジ２６に組み込ま れている。 図３に明示されているように、アニロックスローラ持ち上げ機構５０は、主フ レーム２４にピボット５４において枢動自在に取り付けられたフレーム５２を有 し、この枢動自在のフレーム５２にアニロックスローラ１４が取り付けられてい る。枢動自在のフレーム５２及びアニロックスローラ１４は、主フレームに連結 されたばね５６によって刷シリンダー１２から離れる方向に偏倚されている。枢 動自在フレーム５２は、回転偏心カム５８によってばね５６に圧接され、それに よってアニロックスローラ１４が刷シリンダー１２に係合されている。 枢動自在フレーム５２を、アニロックスローラ１４を刷シリンダー１２に係合 させる作動位置に固定するために解放自在のロック部材５９が設けられている。 作動位置においては、偏心カム５８を回転させてその最突出部（最も突出した部 分、即ち、最大直径部分）をフレーム５２の接触パッド５３に接触させ、それに よってフレーム２４をばね５６に圧接させ、アニロックスローラ１４を刷シリン ダー１２に係合させる。ロック部材５９は、フレーム５２を作動位置に固定する ために押えシリンダー（図示せず）によって偏心カム５８に圧接してクランプさ れる。 刷シリンダーキャリッジ２６を側方へ変位させるときは、アニロックスローラ １４を刷シリンダー１２から持ち上げなければならない。そのためには、ロック 部材５９を偏心カム５８から脱係合させ、カムの最突出部が接触パッド５３に係 合するまで回動させる。それによってフレーム５２をばね５６の作用によって枢 動させて刷シリンダー１２から引き離す。この位置では、後述するようにキャリ ッジ２６を側方へ変位させるのに十分なクリアランスがアニロックスローラ１４ と刷シリンダー１２との間に得られる。 偏心カム５８は、又、ボール紙等の詰まりを除去したり、刷シリンダー１２を 清掃したりすることができるようにアニロックスローラ１４を刷シリンダー１２ から僅かに離脱させる中間位置へ回動させることもできる。 刷シリンダー持ち上げ機構６０は、図１に明示されているように、偏心カム６ ２を有し、そのカムに刷シリンダー１２が取り付けられている。偏心カム６２の 外周は歯付き表面６４を有しており、それらの歯に一連の歯車６６が係合するよ うになされている。歯車６６が駆動されると、偏心カム６２を回動し、刷シリン ダー１２を持ち上げて圧シリンダー１８から離す。この持ち上げ位置において、 刷シリンダーキャリッジ２６を側方へ変位させることができる。 刷シリンダーキャリッジ２６を側方へ変位させるために駆動機構７０が設けら れている。駆動機構７０は、主フレーム２４のブラケット２８に取り付けられた 直線作動器７２から成る。直線作動器７２は、入れ子式スライドであることが好 ましく、駆動モータ７４によって歯車減速機７６を介して駆動される。直線作動 器７２は、キャリッジ２６のブラケット３４に連結されている。駆動モータ７４ は、直線作動器７２を進退させて、刷シリンダーキャリッジ２６を図１に示され る作動位置から図５に示される完全変位位置へ側方へ変位させる。この完全変位 位置では、刷シリンダーキャリッジ２６は、主フレーム２４のブラケット２８の 一端８ａに片持ち支持される。 刷シリンダーキャリッジ２６のためのいろいろな電気ワイヤ（導線）を収容す るためのワイヤレースウェイ７８が設けられている。電気ワイヤは、レースウェ イ７８内に敷設された可撓性のワイヤハーネス７９内に納められている。刷シリ ンダーキャリッジ２６が側方へ変位されるにつれて、ワイヤハーネス７９は漸次 湾曲して二つ重ねに折り返され、ハーネス内部の電気ワイヤを、絡ませたり、捩 れさせたり、あるいは偶発的に切断させるようなおそれなしに、刷シリンダーキ ャリッジ２６に追随させることができる。刷シリンダーキャリッジ２６が元の作 動位置へ後退されると、ワイヤハーネス７９は、レースウェイ７８内に戻される 。 好ましい作動モードにおいては、アニロックスローラ１４のためのロック部材 ５９を解放し、枢動自在フレーム５２を偏心カム５２によって枢動させる。次い で、刷シリンダー１２を偏心カム式持ち上げ機構６０によって圧シリンダー１８ から持ち上げる。フレームクランプ機構４０を作動させてキャリッジ２６を解放 する。次いで、直線駆動機構７０を作動させてキャリッジを側方へ変位させる。 所望ならば、刷シリンダーキャリッジ２６を後退させる操作を助成するために １対のセンサーを設けることができる。そのようなセンサー（図示せず）は、キ ャリッジ２６をそれが作動位置、即ち完全後退位置に達する直前に減速させるた めに直線作動器の駆動機構を減速させるのに用いることができる。又、それらの センサーは、キャリッジ２６が原位置（作動位置）に達したとき信号を発するの にも用いることができ、それによって、キャリッジクランプ機構４０を作動させ てキャリッジ２６を主フレーム２４に固定することができる。 図１に示されるように、刷シリンダー１２は、サーボモータのような独立駆動 機である駆動モータ８０を備えている。モータ８０は、キャリッジ２６が図５に 示されるように側方へ変位されたときにも、刷シリンダー１２に連結されたまま に保たれることが好ましい。 コンベヤローラ２０にも、アニロックスローラ１４のための駆動機及び刷シリ ンダー１２のための駆動機とは独立した駆動機を連結することができる。各印刷 ステーションのコンベヤローラ２０のための駆動機は、各印刷ステーションでボ ール紙セクションに印刷される印刷像の正確な見当合わせを保証するように制御 することができる。 図２及び４は、印刷作業中ドクターブレード組立体１６のインキチャンバー内 へインキをポンプ送りするためのインキ容器２８を示す。インキ容器２８に隣接 して洗浄液容器３０が設置されている。洗浄操作は、刷シリンダーキャリッジ２ ６が印刷版交換のために側方変位位置に置かれている間に、ドクターブレード組 立体１６のインキチャンバー内へ洗浄液をポンプ送りすることによって行うこと ができる。刷シリンダー１２上の印刷版を洗浄するための別個の洗浄装置を設け ることもできる。 軽量化のために、刷シリンダー１２は、主として複合非金属材で形成すること ができる。 図６には、本発明の印刷ステーション１０と組み合わせて用いられる集塵装置 ９０が示されている。この集塵装置９０は、いろいろな異なるタイプの段ボール 箱製造機械に使用できるように適合することができ、ここに開示された実施形態 に限定されるものではない。この集塵装置９０は、真空移送テーブル２２の排出 空気からダストを抽出する。真空移送テーブル２２のローラ表面のところに所定 の真空レベルを維持するために、空気は、真空ファン９２によって入口ダクト９ １を通して吸引され、集塵システム即ちフィルタ系統（システム）９３内へ排出 される。 集塵システム９３内において、空気は、フィルタ９４を通して押し込まれ、フ ィルタによってダストを除去されて、消音器９５から放出される。この印刷作業 全体を通しての所定のシーケンス時点において、フィルタ９４内に配置された回 転ノズル９６は、収集されたダストをフィルタ９４の表面から吹き払う高圧空気 によって駆動される。この空気によって運ばれたダストは、最終的に、着脱自在 のダスト受皿９７上に沈降する。この「自己洗浄性」フィルタは、フィルタの詰 まりによる背圧を排除するので、真空移送テーブル２２の真空レベルを最大限の 状態に維持する。「自己洗浄性」フィルタ系統９３を印刷ステーション（印刷ユ ニット）１０の真空ファンの排気部に直接組み込むことによって、真空ファンの 排気部を中央システムに接続すという不都合なしに、あるいは、バッグフィルタ ー装置をもち一ことの非効率もなしに、空気からダストを除去し、その空気を直 接プラント内へ放出することができる。 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実 施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ボール紙又はカットされたボール紙セクションに印刷するための印刷装 置であって、 複数の印刷ステーションを有し、前記ボール紙をそれらの印刷ステーションに 順次に通して、該印刷ステーションのうちの１つ又は２つ以上の印刷ステーショ ンから該ボール紙に印刷像を印刷するようになされており、 該印刷ステーションのうちの少なくとも１つは、当該印刷ステーションの他の 実質的にすべての部品をそのままの位置に残したままで、ボール紙の移動ライン から側方へ移動させることができる側方変位自在の刷シリンダーキャリッジに取 り付けられた刷シリンダーから成り、それによって、他の１つ又は複数の印刷ス テーションでの該印刷装置の作動を継続したままで該側方変位自在のキャリッジ に取り付けられた当該刷シリンダー上の１枚又は複数枚の印刷版を交換すること を可能にすることを特徴とする印刷装置。 ２．前記各印刷ステーションは、ボール紙又はボール紙セクションの上面に 印刷するトッププリンターであることを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。 ３．前記少なくとも１つの印刷ステーションは、フレキソ印刷プリンターで あり、刷シリンダーが該刷シリンダー上の１枚又は複数枚の印刷版を交換するこ とができるように側方へ変位されていても、該刷シリンダーは、実質的に固定位 置に留まったままのアニロックスローラから該刷シリンダー上の１枚又は複数枚 の印刷版上にインキを受容することができるように構成されていることを特徴と する請求項１に記載の印刷装置。 ４．前記少なくとも１つの印刷ステーションは、当該印刷ステーションを通 してボール紙又はボール紙セクションを搬送するためのローラ又は他のコンベヤ 手段を備えており、該ローラ又は他のコンベヤ手段は、当該刷シリンダーが側方 へはにされたときもそのままの位置に留まることを特徴とする請求項１に記載の 印刷装置。 ５．前記刷シリンダーキャリッジは、該キャリッジ及び刷シリンダーを側方 へ移動させるためのガイドに沿って転動するように配置された複数のホイールを 有することを特徴とする請求項１に記載の印刷装置。 ６．前記刷シリンダーは、独立した駆動モータを有していることを特徴とす る請求項１に記載の印刷装置。