JP2000502732A - イソシアネートを末端基とするプレポリマーを基材とする低密度の微孔質エラストマー - Google Patents

イソシアネートを末端基とするプレポリマーを基材とする低密度の微孔質エラストマー

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Abstract

(57)【要約】 過剰のジイソシアネートまたはポリイソシアネートと、一つ以上の高分子量、高官能価ポリオキシプロピレンジオールとを、好ましくは反応性発泡剤として水を使用して、反応させることによって製造される12〜16%遊離NCOイソシアネート末端基プレポリマーのジオール連鎖延長によって、競技用靴の間底およびその他の用途に適した低密度微孔質ポリウレタンフォームを製造する。この微孔質エラストマーはポリオキシプロピレンジオールの分子量が大きいにもかかわらず硬さの向上を示し、さらにまた大きな引裂き抵抗、小さな圧縮永久ひずみ、および著しく小さな収縮を示す。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 イソシアネートを末端基とするプレポリマーを基材とする低密度の微孔質エラ ストマー技術分野 本発明は微孔質ポリウレタンエラストマーの分野に関するものであり、一つの 実施態様において、反応性発泡剤の存在下で高官能価、高分子量のポリオキシア ルキレンジオールから製造される、6〜16Wt%の範囲のNCO基含有率を有 するイソシアネート末端基プレポリマーのジオール連鎖延長によって製造される 、競技用靴間底に適した微孔質エラストマーに関するものである。背景技術 微孔質ポリウレタンエラストマーは競技用靴その他の市場においてますます重 要になっている。競技用靴の間底は特に高レジリエンスと低圧縮永久ひずみとを 必要とする一方、適当な硬さを維持する必要がある。一般に軽量の靴が望ましい ので、微孔質間底の密度も重要である。現在、微孔質間底および同程度の密度の 他の製品の製造に産業界で使用されている方法は、18%NCO含有率のイソシ アネート末端基プレポリマーの、脂肪族ジオールによる連鎖延長である。ショア A硬さは、連続延長剤と橋かけ剤の種類と量を変えることにより、ショアA30 〜ショアA50の範囲内で調節することができる。 先行技術の製品はいくつかの欠点を有しているが、これらの欠点は改良するこ とができる。たとえば、間底その他の微孔質製品は、通常、収縮に関連する問題 を克服するために0.35〜0.50g/cm3の密度となるように成形される 。微孔質フォーム製品がとり出し後にかなりの収縮をした場合、この製品は所望 の設計寸法を有しないことになる。したがって、型は、収縮によって所望の最終 寸法となる大きな寸法の製品が製造されるように、大部分試行錯誤によって設計 しなければならないことになる。不都合な収縮のない低密度の微孔質エラストマ ーを製造するのが好都合であると考えられる。また、微孔質フォーム製品は、使 用中ばかりでなく、製造工程たとえばとり出しおよび織物覆いへの挿入、その他 3おいても、完全性を保つために、必要な引張強さ、伸び、および引裂強さを保 持しなければならない。最後に、圧縮永久ひずみは小さくなければならない。そ うでないと、最初の短い使用期間後に緩衝性の大きな部分が失われることになる 。 微孔質エラストマーの製造に使用される原料成分のうち、一般に、イソシアネ ート末端基プレポリマーのイソシアネート成分がもっとも高価である。しかし、 このエラストマーの製造に使用されるイソシアネート末端基プレポリマーの%N CO含有率を下げることには、これまでまだ成功していない。低NCO含有率の プレポリマーは軟らかいエラストマーを生じ、このエラストマーは十分な支持力 を与えないからである。そのため、微孔質エラストマーイソシアネート末端基プ レポリマーに対する工業的標準量は依然として18%NCOのままである。 イソシアネート末端基プレポリマーの製造時に高分子量のポリオキシアルキレ ンポリオールを使用することにより、低NCO含有率のプレポリマーの製造とポ リオール重量に対して少ないイソシアネートの使用とが可能になるであろう。し かし、最近まで、適当な官能価の高分子量ポリオールを利用することはできなか った。さらに、高分子量ポリオールの使用はエラストマーの軟セグメント含有率 を増大させると考えられ、そのため不十分な硬さのエラストマーが製造されると 予想される。 プレポリマー製造に使用されるポリオキシプロピレンジオールは約2000D a(Dalton)以下の分子量のものに限定されていた。塩基触媒オキシプロ ピル化中のプロピレンオキシドのアリルアルコールへの転位とそれに続くこの一 価アルコール種のオキシプロピル化とのためである。この現象の結果として、連 続オキシアルキル化中に、モノマー性のオリゴマー(monomeric ol igomer)のmol%が着実に増大して、ついには平均分子量の増大がやむ ことになる。この時点で、1官能価のオリゴマーは生成物の50mol%を占め ることがあり、2であるはずの理論または“公称”官能価は約1.6〜1.7以 下まで低下する。このように、2に近い実際の官能価を有する高分子量ポリオキ シプロピレンジオールの製造は不可能であった。 ポリオキシアルキレンポリオールのモノール含有率を低下させるために数多く の試みがさなれたが、ほとんど成功していない。高価であまり普通には使用され ない塩基触媒、たとえば水酸化セシウムまたはルビジウム、および酸化または水 酸化バリウムまたはストロンチウムの使用により、ある程度の改良たとえば触媒 量とオキシアルキル化温度との低下がもたらされたが、これら二つの処置はプロ セス時間の大きな増大という犠牲を伴うものである。さらに、「ASTMD−2 849−69,“Testing Urethane Foam Polyol Raw Materials”」による不飽和率の値から見ると、改良はどう みても非本質的なものである。 金属ナフテネートの単独使用または第三アミン助触媒との同時使用により、不 飽和が通常の0.06〜0.12meq/gの範囲から約3.03〜0.04m eq/gに低下した。しかし、後者のレベルでも、4000Daのポリオキシプ ロピレンジオールはまだ約15%のモノールを含んでおり、約1.85の実際の 平均官能価しか有しない。 オキシアルキル化触媒として二金属(double metal)シアン化物 錯体触媒の使用が1960年代の10年間に提案され、改良された触媒、たとえ ば米国特許第5158922号明細書に開示されているものにより、不飽和が0 .015〜0.018meq/gの範囲まで低下した。しかし、ポリオール製品 はまだ5〜10%のモノールを含んでおり、また工業化には問題があった。触媒 の費用/活性度比と、ポリオール製品からの触媒残留物の除去の難しさとのため である。ごく最近、ARCO Chemical Companyは、ずっと活 性の高い二金属シアン化物錯体触媒を導入した。また、これらの触媒は簡単なろ 過によってポリオール製品から触媒残留物を容易に除去することを可能にするも のである。その結果、不飽和率が非常に低く、0.003〜0.007meq/ gであるポリオキシアルキレンポリオールが製品化されている。非常に低くても 測定可能な不飽和率というのは有限なモノール濃度を意味するが、通常のゲル透 過クロマトグラフィーでは、1官能価種に対応すると考えられる低分子量成分を 検出することはできない。モノールの含有率は2mol%よりも小さいと考えら れる。さらに、生成物ポリオールは非常に低い多分散度(polydisper sity)一般にMw/Mn1.10の程度の多分散度を有し、したがって事 実上“単分散”である。 ポリオキシアルキレンポリオールの不飽和率を下げるための長年の努力にもか かわらず、非常に低い不飽和率のポリオールは一般に従来の塩基触媒ポリオール の“手軽な”代替物とはならない。たとえば、R.L.Mascioliが、「 “Urethane Applications For Novel Hig h Molecular Weight Polyols”,32ND ANNUA L POLYURETHANE TECHNICAL/MARKETING CONFERENCE,Oct.1−4,1 989」において示しているように、約0.007meq/gの不飽和率の11 .000Da分子量のトリオールを、計算分子量約6000で不飽和率0.08 4meq/gの通常の塩基触媒トリオールに代用すると、ポリオールの分子量が 大きいことからは軟らかい生成物が予想されるにもかかわらず、硬くて剛いフォ ーム生成物が得られる。 C.O.Smithらは、「“Thermoplastic Polyure thane Elastomers Made From High Mole cular Weight Poly−LTM Polyols”,POLYURETHAN ES WORLD CONGRESS−Sept,24−26,pp.313−318」にお いて、0.012〜0.016meq/gの範囲の測定不飽和率を有する高分子 量、高第一ヒドロキシルのポリオキシエチレンキャップジオールから製造したワ ンショットポリウレタンエラストマーを示している。予想通りに、6600Da 分子量のジオールから製造された注型(cast)エラストマーは4000Da ジオールから製造されたものよりも軟らかく、また通常の塩基触媒ジオールから 製造されたものと同程度の硬さを有するが、伸びと引張強さが改良された。 米国特許第4985491号明細書には、高分子量のトリオールから製造され る非常に低いNCO基含有率のプレポリマーを含む、湿分硬化ポリウレタンシー ラントが開示されている。高分子量のポリオキシエチレンキャップ(10,00 0Da)トリオールから製造されたシーラントは、5800Daのトリオールか ら製造されたものよりもずっと小さな硬さを有する。どちらのトリオールも0. 018〜0.022meq/gの範囲の不飽和率を有し、モノール含有率は5〜 19mol%である。米国特許第5136010号明細書には、9%NCOイソ シアネート末端基プレポリマーから製造されるブタンジオール連鎖延長注型エラ ストマーが開示されている。高分子量、低モノール含有率のジオールから製造さ れるエラストマーは、低分子量、低モノールのジオールおよび通常の塩基触媒高 モノール含有率のジオールから製造されるもののどちらとも同程度の硬さを有す る。 18%NCOの工業的標準よりも小さなNCO基含有率を有するイソシアネー ト末端基プレポリマーを使用して適当な硬さを有する低密度の微孔質エラストマ ーを製造する方法を提供できるのは好ましいことであろう。また、圧縮永久ひず み、引裂強さ、およびレジリエンスの改良された低密度微孔質エラストマーを製 造する方法を提供するのも好ましいことであろう。さらにまた、とり出し時にほ とんどまたはまったく収縮を示さない微孔質エラストマーを提供するのも好まし いことであろう。発明の要約 ここでの意外な発見によれば、改良された性質を有するポリウレタン水発泡微 孔質エラストマーを、6〜約16Wt%の遊離NCO基含有率を有するイソシア ネート末端基プレポリマーのジオール連鎖延長によって製造することができる。 このとき、プレポリマーは、約3000〜約10,000Daの分子量と約1. 95よりも大きな実際の官能価とを有するポリオキシプロピレンジオールを、化 学量論的に過剰なジイソシアネートまたはポリイソシアネートと反応させること によって製造する。この微孔質エラストマーは、多くの用途、たとえば競技用靴 の間底、タイヤ、競技用座席、その他の用途に適しており、また非常に驚くこと は、ほとんど収縮を示さない。好ましい実施態様の説明 本発明の低密度微孔質エラストマーは0.15〜約0.6g/cm3の範囲の 密度を有し、イソシアネート成分(A側)とポリオール成分(B側)との反応を 含むプレポリマー法によって製造される。イソシアネート成分は、6〜約16W t%のNCO基含有率を有するイソシアネート末端基プレポリマーから実質的な 部分が成り、該プレポリマーは、化学量論的に過剰の一つ以上のジイソシアネー トまたはポリイソシアネートと、3000〜10,000Daの分子量と1.9 5以上の官能価とを有する一つ以上のポリオキシプロピレンジオールとを反応さ せることによって製造する。ここでの分子量と当量はすべてDa(Dalton )単位で表した数平均分子量と当量である。ポリオール成分は、実質的な部分が 一つ以上のジオール連鎖延長剤と随意の一つ以上のポリマーポリオールまたはポ リマー改質ポリオール(以降、ポリオールポリマー分散体と呼ぶ)とから成る。 イソシアネート成分とポリオール成分は、好ましくはイソシアネート指数70〜 130、より好ましくは90〜110、もっとも好ましくは95〜105で反応 させる。 イソシアネート成分は本発明の臨界的な部分である。イソシアネート成分は、 6〜約16Wt%好ましくは8〜約16Wt%のNCO基含有率を有する一つ以 上のイソシアネート末端基プレポリマーから実質的な部分が成り、該プレポリマ ーは、後述のように、化学量論的に過剰の一つ以上のジイソシアネートまたはポ リイソシアネートと、3000〜10,000Daの平均分子量と約1.95以 上の実際の官能価とを有し、随意に高分子量、高官能価のトリオール、テトロー ル、その他を含む一つ以上のポリオキシプロピレンジオールとを反応させること によって製造する。「実質的な部分」という言葉は、イソシアネート成分に関す る場合には、前記プレポリマーが70mol%よりも大きな部分を構成すること を意味する。好ましくは、このイソシアネート末端基プレポリマーはイソシアネ ート成分の80mol%よりも大きな部分を構成し、より好ましくは90mol% よりも大きな部分を構成する。 高分子量、高官能価のポリオキシプロピレンジオールを基材とするこのイソシ アネート末端基プレポリマーは、通常のプレポリマー製造法、たとえば、化学量 論的に過剰のイソシアネートを、不活性ガスまたは窒素充填(pad)下でやや 高温に加熱するか、または適当量のウレタン反応促進触媒の助けにより、純粋の ジオール成分と反応させることにより製造される。標準的な製造方法は、「J. H.Saunders and K.C,Frisch,POLYURETHANES:CHE MISTRY AND TECHOLOGY,INTERSCIENCE PUBLISHERS,1963」」および「 THE POLYURETHANE HANDBOOK,Gunter Qertel,Ed.,H イソシアネート末端基プレポリマーの製造に使用するイソシアネートは、任意 のジイソシアネートまたはポリイソシアネートとすることができ、非限定例とし て、脂肪族および脂環式ジイソシアネート(たとえば1,6−ヘキサメチレンジ イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、2,4ー、および2,6ーメチ ルシクロヘキサンジイソシアネート、およびこれらの混合物、ならびに2,2′ ー、2,4′ー、および4,4′−ジイソシアナトシクロヘキシルメタン)、お よび芳香族イソシアネート(たとえば、2,4ー、および2,6ートルエンジイ ソシアネート、特にこれらの商用混合物たとえば80/20および65/35異 性体ブレンド、2,2′ー、2,4′ー、および4,4′ージフェニルメタンジ イソシアネートおよびこれらの混合物、ならびにポリフェニレンポリメチレンイ ソシアネート)がある。特に好ましくいイソシアネートは、たとえば、トルエン ジイソシアネートおよびジフェニルメタンジイソシアネート、特に、主として4 ,4′ージフェニルメタンジイソシアネート(4,4′ーMDI)を含む混合物 である。 改質イソシアネートも有効である。改質イソシアネートは、イソシアネートを 、イソシアネート反応性化合物またはイソシアネート自身と反応させて二つ以上 のジイソシアネートまたはポリイソシアネート分子を結合させることによって製 造される。そのようなイソシアネートは市販されており、たとえば、ウレタン、 ウレア、ビウレット、カルボジイミド、ウレトンイミン、ウレトジオン(ure tdione)、アロファネート、およびイソシアネートで改質されたイソシア ネートがある。もっとも好ましくは改質イソシアネートはカルボジイミド改質M DIである。 高分子量、高官能価のポリオキシプロピレンジオールは、約3000〜10, 000Daの分子量と約1.95以上の実際の官能価とを有する。高分子量、高 官能価のジオールは、2官能価の開始剤分子を、プロピレンオキシドによって、 または約80Wt%以上のプロピレンオキシドを含むアルキレンオキシド混合物 によってオキシアルキル化することによって製造される。適当な2官能価開始剤 分子の非現定例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ チレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロ ピレングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、そ の他、または約100〜500Daの当量を有する、前記“モノマー”開始剤を 基材とするオキシアルキル化オリゴマーがある。好ましくは、この開始剤は、プ ロピレングリコール、そのポリオキシプロピル化オリゴマー、またはプロピレン オキシドとエチレンオキシドとの混合物によるオキシアルキル化によって製造し たプロピレングリコールのオリゴマーである。 開始剤分子のオキシアルキル化は、低分子量の“モノマー”開始剤の場合でも オリゴマー開始剤の場合でも、高分子量、高官能価のポリオキシプロピレンジオ ールを生成させうるオキシアルキル化触媒の存在下で実施する。任意の適当なオ キシアルキル化触媒が使用できる。たとえば、高分子量の小さい方の範囲たとえ ば3000〜4000Daの範囲の場合、たとえば、金属ポルフィリン、金属ア ルキルたとえばジエチル亜鉛、米国特許第4282387号明細書に開示されて いるナフテン酸カルシウム、および米国特許第5010187号および5114 619号明細書に開示されている酸化または水酸化バリウムまたはストロンチウ ムのような触媒が使用できる。これらの割合に小さい分子量の範囲の場合、たと えば、米国特許第5158922号明細書に開示されているような先行技術の二 金属シアン化物錯体触媒も適当である。 しかし、オキシアルキル化触媒としてオキシプロピル化を生じうる二金属シア ン化物錯体触媒を使用して、0.008meq/g以下好ましくは0.006m eq/g以下の不飽和率を有するポリオキシプロピレンジオールを得るのが好ま しい。そのような触媒の例としては、実質的に非晶質の二金属シアン化物錯体触 媒があり、米国特許第5470813号明細書に開示されているように、好まし くは低分子量“有機錯生成剤”たとえばt−ブタノールの存在下、またもっとも 好ましくは有機錯生成剤とポリエーテルポリオール錯生成剤との存在下で、金属 塩溶液と金属シアン化物塩溶液とを密接に混合することによって製造される。適 当なオキシアルキル化触媒の例を、後述の例1〜3として示す。 開始剤分子のオキシアルキル化は、プロピレンオキシドによって、またはプロ ピレンオキシドと一つ以上の追加アルキレンオキシドとの混合物によって実施さ れる。たとえば1,2ーおよび2,3ーブチレンオキシドのようなアルキレンオ キシドならびに他の“高級”アルキレンオキシドが適当である。しかし好ましく は、オキシアルキル化は、プロピレンオキシドのみによって、またはプロピレン オキシドとエチレンオキシドとの混合物によって、ポリオキシプロピレンジオー ルが約80Wt%以上のオキシプロピレン成分を含むように実施する。エチレン オキシドをプロピレンオキシドと一緒に使用する場合、ランダムポリオキシエチ レン含有ポリオキシプロピレンジオールが生成されるように、エチレンオキシド をプロピレンオキシドと一緒に挿入するのが好ましい。オキシアルキル化は、プ ロピレンオキシドによって開始し、プロピレンオキシドとエチレンオキシドとの 混合物によって継続して、ブロックランダムコポリマーが生成されるようにする ことができる。 ポリオキシプロピレンジオールの分子量は約3000〜10,000Da好ま しくは約4000〜8000Daである。実際の官能価は1.95よりも大きく なければならず、好ましくは1.97よりも大きい。公称または理論官能価であ る2にできるだけ近い官能価が好ましい。高官能価ジオールを、高官能価トリオ ール、テトロール、または他の高官能価ポリオールと一緒に使用することができ る。トリオール、テトロール、その他に関する“高官能価”という言葉は、測定 高官能価が公称または開始剤官能価から15%以内より好ましくは10%以内に あることを意味する。 イソシアネートの成分は、少量の付加的なジイソシアネートもしくはポリイソ シアネートを含むことができ、または高分子量、高官能価のポリオキシプロピレ ンジオール誘導プレポリマーと異なる付加的なイソシアネート末端基プレポリマ ーを含むことができる。付加的なイソシアネートおよびイソシアネート誘導プレ ポリマーの量は、30mol%よりも小、好ましくは20mol%よりも小、より 好ましくは10mol%よりも小でなければならないもっとも好ましくは、イソ シアネート成分は、前述のような高分子量、高官能価のポリオキシプロピレンジ オールから製造される、6〜16%NCO好ましくは8〜16%NCOプレポリ マーのみから成る。 ポリオール成分は実質的な部分が一つ以上のジオール連鎖延長剤から成る。ポ リオール成分に関する“実質的な部分”という言葉は、水を除くイソシアネート 反応性成分に対して60mol%よりも大きいことを意味する。好ましくは、ジ オール連鎖延長剤はポリオール成分のイソシアネート反応性成分の80mol% 以上、より好ましくは85mol%以上を占める。適当な連鎖延長剤の非現定例 としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3ープロパンジオ ール、1,2ーおよび2,3ーブチレングリコール、1,4ーブタンジオール、 ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ト リプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6ーヘキサンジオール 、シクロヘキサンジメタノール、その他がある。もっとも好ましくは1,4ーブ タンジオールである。 約300Daよりも小さな分子量の低分子量橋かけ剤もポリオール成分に含ま せることができる。その例としては、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ ンタエリトリトール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、その他があ る。低分子量橋かけ剤の量は好ましくは非常に小さく、たとえば、ポリオール成 分中の、水を除くすべてのイソシアネート反応性成分の重量に対して5Wt%以 下、好ましくは2Wt%以下とする。好ましくは、低分子量橋かけ剤は使用しな い。 ポリオール成分は、随意に、小さなmol%の付加的なポリオキシプロピレン ポリオール好ましくは高官能価のポリオキシアルキルレンポリオール、および/ または小さなmol%のポリオールポリマー分散体を含むことができる。適当な 高官能価ポリオキシアルキレンポリオールは3〜8官能価のものであり、好まし くはポリオキシプロピレンポリオールである。ポリオール成分に使用する高官能 価ポリオールは、好ましくは、相当量の第一ヒドロキシル基好ましくは約30m ol%以上の第一ヒドロキシル基より好ましくは約70mol%以上の第一ヒド ロキシル基を有するものである。そのようなポリオールは通常の方法すなわち塩 基触媒によって製造できるが、好ましくは二金属シアン化物錯体触媒によって製 造することができる。後者を使用し、かつ高第一ヒドロキシル含有率が望ましい 場合、プロピレンオキシド、またはプロピレンオキシドとエチレンオキシドとの 混合物による二金属シアン化物錯体触媒オキシアルキル化は、塩基性金属触媒た とえば水酸化ナトリウムまたはカリウムの添加によって終了させることができる 。塩基性金属触媒は二金属シアン化物触媒を失活させ、エチレンオキシドによる 端キャップ付けを可能にする。高官能価ポリオールは、ヒドロキシル価20〜約 60、より好ましくは25〜40、さらに好ましくは約35を有することができ る。公称官能価3が好ましい。ポリオール成分は小さな比率の公称官能価2のポ リオキシアルキレンポリオールを含むことができ、この場合にも、ポリオキシア ルキレンポリオールは上述の高官能価ポリオールと同程度の第一ヒドロキシル含 有率を有するのが好ましい。 ポリオール成分の随意の小部分として有効なポリオールポリマー分散体は、ベ ースポリオール中の粒子分散体から成る。ベースポリオールはすぐ上で述べたも のと同様のポリオキシアルキレンポリオールとすることができる。ポリマー粒子 は、一つ以上のビニルモノマー好ましくはアクリロニトリルおよびスチレンをベ ースポリオール中で現場重合させることによって製造したビニルポリマー粒子か ら成ることができ(“ポリマーポリオール”)、または一つ以上のジイソシアネ ートまたはポリイソシアネートをイソシアネート反応性成分たとえば水、ヒドラ ジン、またはアルカノールアミンと現場反応させることによって誘導される固体 から成ることができる(“ポリマー改質ポリオール”たとえばPIPAまたはP HDポリオール)。ポリマーポリオールとポリマー改質ポリオールとの混合物が 使用でき、同様に、他のポリオールポリマー分散体、たとえばあらかじめ製造し たポリマー粒子とベースポリオールとのブレンドによって製造したもの、または ベースポリオール中でのポリマーの現場圧縮によって製造したものも使用できる 。 微孔質エラストマーは、発泡剤の存在下、また一般にウレタン促進触媒とフォ ーム安定化界面活性剤との存在下で、イソシアネート成分とポリオール成分とを 反応させることによって製造される。適当な触媒の例としては、普通に使用され る金属触媒たとえばスズ塩、およびアミンを基剤とする触媒があり、後者は水と イソシアネート基との間の反応をも促進する。特に好ましい触媒の例としては、 トリエチレンジアミン、N,N′,N″,N″ーテトラメチルジエチレントリア ミン、SAー−102(Air Productsが販売しているアミンタイプ の遅近ゲル化触媒)、およびUL−1(Witco Chemical Co. が 販売しているスズメルカプチド触媒)がある。 適当な界面活性剤の例としては、通常のシリコーン界面活性剤特にポリエーテ ルシリコーン界面活性剤、たとえばAir Products,OSi Spe cialties,Inc.,Wacker Chemie,およびGolds chmidt A.G.が販売しているものがある。好ましい界面活性剤は、O Si Specialties,Inc.が販売しているY−10788である 。 発泡剤は必要な成分である。もっとも好ましい発泡剤は、反応性発泡剤である 水であり、約0.15〜約0.6g/cm3のフォーム密度、靴間底の場合好ま しくは約0.20〜約0.35g/cm3のフォーム密度を与えるのに有効な量 を使用する。水のほかに、非反応性物理発泡剤および/または泡立て剤を使用す ることができる。物理発泡剤の使用の例としては、低級アルカンおよびシクロア ルカン(たとえばブタン、イソブタン、ペンタン、シクロペンタン、その他)、 ヒドロフルオロカーボンおよびペルフルオロカーボン、およびその他のハロゲン 化炭化水素の使用を挙げることができる。空気、および反応条件下で事実上不活 性の他のガスを、泡立て剤として使用することができ、あるいはジクロロジフル オロメタンまたは二酸化炭素のようなガスを加圧下の液体として使用することが できる。水、または少量の物理発泡剤または泡立て剤を含む水が好ましい。 以上、本発明を一般に説明した。以下のいくつかの特定例を用いた説明によっ てさらなる理解を得ることができるであろう。これらの例は説明のためだけのも のであり、特に明記しないかぎり、限定を意図するものではない。例 1 錯生成剤としての、t−ブタノールとイソブチレンオキシドでキャップした分 子量4000のポリオキシプロピレンジオールとを含む固体DMC触媒の製造 ヘキサシアノコバルト酸カリウム(8.0g)をビーカー内で脱イオン(DI )水(140ml)に溶解させた(溶液1)。塩化亜鉛(25g)を第二のビー カー内でDI水(40ml)に溶解させた(溶液2)。第三のビーカーには、D I水(200ml)t−ブタノール(2ml、有機錯生成剤)、およびポリオー ルW(8g)の混合物である溶液3がはいっている。ポリオールWは、二金属シ アン化物触媒を用いて分子量4000のポリオキシプロピレンジオールを製造し てから、同じDMC触媒を用いて、ヒドロキシル基あたり1〜5当量のイソブチ レンオキシドによって該ジオールに端キャップ付けすることにより、製造した。 溶液1と2をホモジナイザーによって混合した。このヘキサシアノコバルト酸 亜鉛混合物に、ただちにt−ブタノールとDI水の50/50(体積比)混合物 (合計200ml)を加え、生成混合物を10分間均質化した。 得られたヘキサシアノコバルト酸亜鉛の水性スラリーに溶液3(ポリオールW /水/t−ブタノール混合物)を加え、生成混合物を2分間磁気攪拌した。生成 混合物を、加圧下で5μmフィルターを通してろ過し、固体を分離した。 得られた固体ケークをt−ブタノール(140ml)とDI水(60ml)の 混合物中で再スラリー化し、生成混合物を10分間均質化した。DI水(200 ml)と追加ポリオールW(2g)から成る溶液を加え、生成混合物を2分間磁 気攪拌してから、前述のようにしてろ過した。 得られた固体ケークをt−ブタノール(200ml)中でさらにもう一度スラ リー化し、10分間均質化した。ポリオールW(1g)を添加し、生成混合物を 2分間磁気攪拌してからろ過した。得られた固体触媒を、50℃、真空(762 mmHg(30インチHg)下で重量が一定になるまで乾燥した。乾燥粉末触媒 の収量は約10gであった。 この固体触媒の元素分析、熱重量分析、および質量スペクトル分析によれば、 ポリオール=18.0Wt%、t−ブタノール=9.0Wt%、コバルト=9. 5Wt%、亜鉛=20.1Wt%であった。 同様の手順により、それぞれ23および50Wt%のポリオールWを含む別の 触媒二つを製造した。例2 塩化亜鉛(75g)をt−ブタノール(50ml)と蒸留水(275ml)の 混合物に溶解させることにより、溶液1を作った。ヘキサシアノコバルト酸カリ ウム(7.5g)を蒸留水(100ml)に溶解させることによって、溶液2を 作った。t−ブタノール(2ml)と蒸留水(200ml)とを混合することに よって、溶液3を作った。 溶液2を、溶液1に均質化しながら30分かけて加えた。均質化による混合を さらに10分間続けた。攪拌棒を投入した。溶液3を加え、生成混合物を3分間 ゆっくりと磁気攪拌した。生成混合物を2.8kg/cm2ゲージ圧(40ps ig)の加圧下でろ過した。ろ過ケークをt−ブタノール(130ml)と蒸留 水(55ml)の混合物中で再スラリー化し、生成混合物を10分間均質化した 。生成混合物を前述のようにしてろ過した。得られたケークを純粋のt−ブタノ ール(185ml)中でもう一度スラリー化し、10分間均質化した。生成混合 物をろ過し、得られたケークを60℃、真空下で乾燥した。収量は8.6gであ った。この触媒を使用して、例3に述べるように、プロピレンオキシドを重合さ せた。105℃、0.7kg/cm2ゲージ圧(10psig)、100ppm 触媒のときの重合速度は26.3gPO/分であった。例3 ポリエーテルポリオールの合成 分子量8000のポリオキシプロピレンジオール(8K−D) 1lの攪拌反応器に、ポリオキシプロピレンジオール(分子量1000)開始 剤(77g)と、例1のようにして製造した、イソブチレンオキシドキャップ分 子量4000ジオールを23%含むヘキサシアノコバルト酸亜鉛触媒(0.00 9g、10ppm)とを装入した。生成混合物を攪拌し、105℃に加熱して、 真空下で0.5時間ストリッピングし、ジオール開始剤から痕跡量の水を除去し た。ストリッピングのあと、反応温度を145℃に上げた。反応器にプロピレン オキシド(12g)を初期真空約762mmHg(30インチHg)のもとで供 給し、反応器圧力を注意深くモニターした。反応器内で急激な圧力低下が起こら ないうちには、プロピレンオキシドを追加しない、この圧力低下は触媒が活性化 したことの証拠となる。触媒の活性化を確認した時点で、残りのプロピレンオキ シド(512g)を約4時間かけてゆっくりと加えた。プロピレンオキシド添加 が完了したあと、生成混合物を、圧力が一定になったのが観察されるまで、14 5℃に保持した。次に、60℃、真空下で、未反応残留モノマーをポリオール生 成物からストリッピングした。生成物ポリオールは(0.007meq不飽和) /(gポリオール)の不飽和率と1.15の多分散度とを有していた。例4ならびに5ならびに比較例C1 一連の微孔質エラストマー(密度0.26g/cm3)を15%NCOィソシ アネート末端基プレポリマーから製造した。このプレポリマーは、過剰の4,4 ′MDIを4000〜8000Daの高官能価(>1.95)ジオール(例4お よび5)および低分子量の高官能価2000Daジオール(比較例1)と反応さ E656(通常の塩基触媒ポリオキシエチレンキャップポリオキシプロピレント E600(スチレン/アクリロニトリルポリマーポリオールで、ヒドロキシル 価約20を有し、ベースポリオールとしてのオキシエチレンキャップポリオキシ プロピレントリオールを含む)、7.47部の1,4ーブタンジオール、0.4 スズ触媒、および0.82部のY−10788界面活性剤を含む。イソシアネー ト成分(A側)と、ポリオール成分、水、触媒、および界面活性剤を含むB側と を、強く混合し、55〜60℃の型内に導入した。とり出してオーブン硬化(2 5℃、72時間)させてから、物理的性質を測定した。結果を表1に示す。 表 1 表1からわかるように、高分子量の高官能価ジオールから誘導したイソシアネ ート末端基プレポリマーから製造した本発明の微孔質エラストマーは、2000 Da分子量のジオールから誘導した類似の微孔質エラストマーに比して、相当に 改良された性質を有する。高分子量のジオールによる微孔質エラストマーの硬さ は、比較例の微孔質エラストマーのそれに比して予想外に大きい。引裂き強さも 同様に大きく、また圧縮永久ひずみはきわめて小さく、比較例エラストマーの圧 縮永久ひずみから約2/3の部分を引去った値になっている。特別な重要性を有 するのは収縮で、本発明のエラストマーは事実上収縮を示さない。例6〜8、比較例C2 先行例と同様に、指数105のエラストマーを製造した。ただし、プレポリマ ーは4,4′ーMDIとカルボジイミド改質藻MDIとの5.6:1混合物から 製造した。B側配合物は下記の通りである。物理的性質を表2に示す。 B側 29.38部のARCOL E656 19.83部のARCOL E660 7.64部の1,4−ブタンジオール 0.471部のH2 0.143部のSA102 0.007部のUL−1 0.84 部のY−10788 表 2 表2に示す物理的性質からわかるように、イソシアネート末端基プレポリマー から誘導されるエラストマーの製造に、高分子量、高官能価のジオールから誘導 されるプレポリマーを使用した場合に得られる物理的性質には著しい改良が見ら れる。例9〜12 ポリウレタン微孔質エラストマーを、4000Da分子量の高官能価ポリオキ シプロピレンジオールから製造した8.5%NCOおよび15%NCOのイソシ アネート末端基プレポリマーから製造した。イソシアネート末端基プレポリマー は、85Wt%の純4,4′ーMDIと15Wt%のカルボジイミド改質MDI を含むイソシアネート混合物から製造した。8.5%NCOプレポリマーから誘 導した指数102のエラストマーのB側は、19.1Wt%の1,4ーブタンジ E660、残りの水、から成る。低密度エラストマーの場合、水の相対量を8. 5%だけ大きくし、それに応じてプレポリマーの量を増大させた。15%NCO イソシアネート末端基プレポリマーから誘導した指数105のエラストマーのB 側は、13.35Wt%の1,4ーブタンジオール、34.6Wt%のARCO ら成る。低密度エラストマーの場合、水の相対量を9.3%だけ大きくし、それ に応じてイソシアネート末端基プレポリマーの量を増大させた。物理的性質を表 3に示す。機械試験(machine trial)では、より大きな値が期待 される。表3に示す結果によれば、18%NCOという工業的標準値よりもずっ と小さな%NCOにより、すぐれた物理的性質を有する低密度エラストマーが生 じる。8.5%NCOプレポリマーから製造されたエラストマーにおける伸びと 引裂き強さの増大は、特に注目すべきものである。 表 3 例13〜16 一連の、本発明による微孔質ポリウレタンエラストマーを、高分子量(400 0Da)の高官能価ポリオキシプロピレンジオールといろいろな量の高分子量、 高官能価トリオールとから製造した8.5%NCOプレポリマーから製造した。 このプレポリマーは、1,4−ブタンジオールによって連鎖延長したもので、0 .35g/cm3のエラストマーの製造に十分な水を含み、A/B比は93/7 である。このエラストマーの物理性質を表4に示す。この結果によれば、連鎖延 長剤として低分子量ジオールを使用し、B側に追加のポリオールを使用しないで 、高性能の微孔質エラストマーが製造できる。やはり注目すべきことは、プレポ リマーのポリオールの25〜50%が高官能価の高分子量トリオールである場合 にも改良された物理的性質が得られるということである。 表 4 以上、本発明を十分に説明した。当業者には明らかなように、ここで述べた本 発明の意図と範囲を逸脱することなく、本発明に多くの変形と変更を加えること ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 微孔質ポリウレタンエラストマーを製造する方法であって、 a)約6〜約16Wt%の遊離NCO基含有率を有する一つ以上のイソシアネ ート末端基プレポリマーから実質的な部分が成るイソシアネート成分であって、 前記プレポリマーが、化学量論的に過剰な一つ以上のジイソシアネートまたはポ リイソシアネートと、約3000〜約10,000Daの数平均分子量および約 1.95以上の官能価を有する高分子量の高官能価ポリオキシプロピレンジオー ルとの反応生成物から成る、イソシアネート成分と、 b)一つ以上の脂肪族もしくは脂環式連鎖延長剤またはこれらの混合物から実 質的な部分が成るポリオール成分を、 c)約0.15〜約0.6g/cm3の微孔質エラストマー密度を与えるのに 有効な量の発泡剤の存在下で、 反応させることから成ることを特徴とする方法。 2. 前記ポリオール成分が実質的に、約300Daよりも小さな分子量を有す る一つ以上の脂肪族ジオールもしくは脂環式ジオール連鎖延長剤のみから成る請 求項1の方法。 3. 前記ポリオール成分がさらに、ポリオキシアルキレンポリオールおよびポ リオールポリマー分散体から成るグループから選択される、約40mol%まで の一つ以上のイソシアネート反応性成分を含む請求項1または2の方法。 4. 前記ポリオキシアルキルレンポリオールが約20〜約60のヒドロキシル 価を有する請求項3の方法。 5. 前記ポリオールポリマー分散体が約15〜約60のヒドロキシル価を有す る請求項3の方法。 6. 前記高分子量の高官能価ポリオキシプロピレンジオールから誘導される前 記イソシアネート末端基プレポリマーが前記イソシアネート成分の約90%以上 を構成する請求項1〜5いずれか1項の方法。 7. 前記発泡剤が水から成る請求項1〜6いずれか1項の方法。 8. 前記高分子量の高官能価ポリオキシプロピレンジオールが約20Wt%ま でのオキシエチレン成分を含む請求項1〜7いずれか1項の方法。 9. 前記オキシエチレン成分がランダムにとり込まれたオキシエチレン成分で ある請求項8の方法。 10. 請求項1〜9いずれか1項の方法によって製造される微孔質低密度ポリ ウレタンエラストマー。 11. 靴間底の形の、請求項10の微孔質低密度エラストマーであって、 a)約8〜約16Wt%の遊離NCO基含有率を有する一つ以上のイソシアネ ート末端基プレポリマーから実質的な部分が成るイソシアネート成分であって、 前記プレポリマーが、化学量論的に過剰な一つ以上のジイソシアネートまたはポ リイソシアネートと、約3000〜約10,000Daの数平均分子量および約 1.95以上の官能価を有する高分子量の高官能価ポリオキシプロピレンジオー ルとの反応生成物から成る、イソシアネート成分、 b)一つ以上の脂肪族もしくは脂環式連鎖延長剤またはこれらの混合物から実 質的な部分が成るポリオール成分、 から成る混合物を、 c)約0.15〜約0.4g/cm3の微孔質エラストマー密度を与えるのに 有効な量の発泡剤の存在下で、 反応させること、および型に注入すること、によって製造されることを特徴とす るエラストマー。 12. 前記発泡剤が水から成る請求項11の靴間底。 13. 前記間底の密度が約0.20〜約0.35g/cm3である 請求項1 1または12の靴間底。
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