JP2000502118A - 皿洗い用液体洗剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 約１％から約９０％の陰イオン界面活性剤と、約１％から３０％の、アルコキシル化グリセリド、アルコキシル化グリセリン、アルコキシル化グリセリンのエステル、アルコキシル化脂肪酸、グリセリンのエステル、ポグリセロールエステル及びこれらの組み合わせからなる群より選ばれる溶媒ハイドロトロープを含む、増大した粘度、より速い溶解速度および驚くほど改善された硬水中での洗浄能力を示す皿洗い用液体洗剤組成物が調製される。

Description

【発明の詳細な説明】 皿洗い用液体洗剤発明の背景 本発明は皿洗い用の軽質洗剤に関するものであり、より詳細には、ハイドロト ロープとして脂肪酸又はグリセリン誘導体を含む皿洗い用軽質洗剤組成物に関す る。 以下の記載において用いる「皿」の語は、食物の小片や他の食べ残り、油脂、 タンパク質、デンプン、糊、色素、油および燃えた有機残渣を洗い落とすことが 要求されるかもしれない家庭用品を意味する。 皿を洗うのに適するような軽質液体洗剤はよく知られており、洗浄および泡沫 特性がよく、使用に便利な形態であるため消費者に非常によく受け入れられてい る。現在ある多くの皿洗い用配合物は、種々の溶媒又はハイドロトロープによっ て防止されなければゲル化する陰イオン性の界面活性剤を含んでいる。ハイドロ トロープは粘度を調節する試薬であり、ゲル化抑制物質であり、安定化剤であり 、分散補助剤である。一般に用いられるハイドロトロープにはアルコールと、グ リコールおよびアルコキシル化アルコールを含むアルコール誘導体が含まれる。 アルコールおよびグリコールの顕著な問題点は、配合物の安定化に必要な量が 、消費者がそれらを最適な皿洗い用配合物として受け入れられないと考える程度 まで組成物の粘度の全体的なレベルを低下させるに十分なことである。高濃度の アルコールは組成物中に用いられる芳香剤の香り方に影響を与え、消費者のその 製品に対する受け入れ方に影響を与える。加えて、アルコールとグリコールは双 方共に最適に満たない溶解速度を与える。更に、アルコールは可燃性であるため 危険な状況を与えるものである。アルコールはまた使用者の手を乾燥させる一因 となりうる。 本発明は、一般に使用されるハイドロトロープを全部または部分的に、アルコ キシル化グリセリド、アルコキシル化グリセリン、アルコキシル化グリセリンの エステル、アルコキシル化脂肪酸、グリセリンのエステルおよびポリグリセロー ルエステルおよびそれらの組み合わせからなる群から選ばれるハイドロトロープ に置き換えることによってこれらの問題を解決する。 本発明のハイドロトロープは産業界で現在流通している配合物と比較して最適 な粘度と組成物の安定性を提供する。驚いたことに、本発明のハイドロトロープ が洗剤組成物の硬水中での洗浄能力を改善し、溶解速度を増加させ洗剤組成物の 穏やかさを増加させることが見いだされている。発明の概要 本発明は、約１から約９０％の陰イオン界面活性剤を含み、アルコキシル化グリ セリド、アルコキシル化グリセリン、アルコキシル化グリセリンのエステル、ア ルコキシル化脂肪酸、グリセリンのエステル、ポリグリセロールエステルおよび それらの組み合わせからなる群から選ばれる溶媒ハイドロトロープを更に約１％ から約３０％用いる皿洗い用洗剤に関する。 好ましい実施態様においては、上記の陰イオン界面活性剤は少なくとも１つの イオウ基を有する。本皿洗い用洗剤はまた、非イオン性界面活性剤、両性界面活 性剤およびそれらの組み合わせからなる群より選ばれる界面活性剤成分を約１％ から約４０％含んでもよい。香料、芳香剤その他の既知の補助剤および添加物が 、全体として組成物の１０重量％より低い濃度でわずかに存在していてもよい。 水によつてバランスをとってもよい。 予期しなかったことに、本発明のハイドロトロープを含む皿洗い用洗剤は最適 な粘度と配合物の安定性、ハイドロトロープとしてアルコールまたはアルコール 誘導体のみを含んだ一般に用いられる洗剤組成物に比較して硬水中における改良 された分散性と改良された洗浄能力を示すことが見いだされた。 本明細書および添付の請求の範囲におけるパーセントは特に述べない限りすべ て重量パーセントである。 本明細書および添付の請求の範囲中で用いる硬度の値は、炭酸カルシウムとし て表された硬度を指すものである。 本発明のこれらの及び他の目的、利点、特徴は以下の好ましい実施態様の詳細 な説明を検討すればより良く理解されるであろう。好ましい実施態様の詳細な説明 本発明の皿洗い用液体洗剤は陰イオン界面活性剤と、アルコキシル化グリセリ ン、アルコキシル化グリセリド、アルコキシル化グリセリンのエステル、グリセ リンのエステル、アルコキシル化脂肪酸、ポリグリセロールエステル及びそれら の組み合わせからなる群から選ばれる溶媒ハイドロトロープを含む。 本発明の洗剤配合物に有用な陰イオン界面活性剤は McCutcheon のEmulsifier s & Detergents ,Annual 1992 および本発明と同一の譲受人に譲渡された米国特 許第 5,298,195 号に掲げられているが、これらに限定するものではない。また 、これらの文献は本明細書中に含まれるものとする。 本発明において特に有用な陰イオン界面活性剤は、少なくとも１つのイオウ基 を含むものである。従って、例えば、本発明において有用な陰イオン界面活性剤 には硫酸化およびスルホン化陰イオン界面活性剤が含まれる。有用な硫酸化陰イ オン界面活性剤には、１級および２級アルキル硫酸エステル塩、１級および２級 エトキシル化アルコールの硫酸エステル塩、および脂肪酸エステルの硫酸エステ ル塩が含まれるがこれらに限定されない。有用なスルホン化陰イオン界面活性剤 にはアルキルベンゼンのスルホン酸塩、ドデシルベンゼンのスルホン酸塩、トリ デシルベンゼンのスルホン酸塩、１級および２級のアルキルスルホン酸塩、アル ファオレフィンスルホン酸塩、ナフタレンおよびアルキルナフタレンのスルホン 酸塩および石油のスルホン酸塩を含むがこれらに限定されない。他の有用なイオ ウ基を含む陰イオン界面活性剤には、サルコシネート、スルホサクシナメート、 スルホサクシネートおよびタウレート（taurates）が含まれるがこれらに限定さ れない。加えて、本発明においてカルボキシル基を有する陰イオン界面活性剤も また有用である。カルボキシル基を有する陰イオン界面活性剤には、通常セッケ ンと称される脂肪酸の塩および、通常カルボキシレートと称されるカルボキシル 化アルコールエトキシレートが含まれる。これらの陰イオン界面活性剤の詳細な 例としては McCutcheon の書に見いだせるものが含まれるが、これらに限定する ものではない。 本発明の特に好ましい陰イオン界面活性剤にはエーテル硫酸エステル塩が含ま れる。エーテル硫酸エステル塩には、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエー テル硫酸エステル塩およびトリデシルエーテル硫酸エステル塩のようなアルキル エーテル硫酸エステル塩、ラウリルアルコールポリグリコールエーテル硫酸ナト リウム、および高級アルコールエーテル硫酸エステル塩のような天然アルコール 由来のアルキルエーテル硫酸エステル塩、合成アルコール由来のアルキルエーテ ル硫酸エステル塩、およびラウリルエーテル硫酸エステルナトリウム、ミリスチ ルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸エステル 塩、トリエタノールアミンラウリルエーテル硫酸エステル塩、およびアンモニウ ムラウリルエーテル硫酸エステル塩のような脂肪族カルボン酸由来のエーテル硫 酸エステル塩が含まれる。 本発明による洗剤組成物中に存在する陰イオン界面活性剤の量は約１％から約 ９０％の範囲であり、好ましくは約５％から約７０％、特に好ましくは約１５％ から約５０％である。 本発明のハイドロトロープはエトキシル化グリセリンのようなアルコキシル化 グリセリンおよびエトキシル化グリセリドのようなアルコキシル化グリセリドを 含む。エトキシル化グリセリン及びエトキシル化グリセリドは生分解性であるの で好ましい。 本発明において有用なエトキシル化グリセリンは以下の一般構造を有する： （式中、ｌ、ｍ、ｎはそれぞれ０から約２０の数であり、ｌ＋ｍ＋ｎ＝約２から 約６０、好ましくは約１０から約４５、およびＲはＨ、ＣＨ₃またはＣ₂Ｈ₅を表 す） 式（Ｉ）のエトキシル化グリセリンは通常の方法により、例えば、グリセ リンとエチレンオキシドをＫＯＨまたはＮａＯＨのようなアルカリ触媒の存在下 で反応させることによって調製できる。エトキシル化グリセリンの調製の例は P ujolらに与えられた米国特許第 5,425,891 に見ることができ、それは本明細書 に含ま れるものとする。 本発明において有用なエトキシル化グリセリドはエトキシル化モノ-およびジ グリセリドであり、通常の方法、例えばエチレンオキシドとモノ-又はジクリセ リド脂質との反応によって調製できる。本発明において有用なエトキシル化グリ セリドは以下の一般構造を有する： ＣＨ₃またはＣ₂Ｈ₅および「ｌ」は約１から６０の数であり、「ｎ」は約６から 約２４の数である。 本発明において有用なエトキシル化グリセリドの例にはエトキシル化モノグリ セリドおよびエトキシル化ジグリセリドが含まれるが、必ずしもこれらに限定さ れるものではない。特に好ましいエトキシル化グリセリドはエトキシル化モノグ リセリドである。 本発明のハイドロトロープには更にアルコキシル化グリセリンのエステルが含 まれる。本発明において有用なアルコキシル化グリセリンのエステルは通常の方 法により、例えば、アルコキシル化グリセリンの酸クロリドによるアルコリシス によって調製できる。本発明において有用なアルコキシル化グリセリンのエステ ルの詳細な例には McCutcheon の書に見ることのできるものが含まれるがこれら に限定されるものではない。 本発明のハイドロトロープには更にアルコキシル化脂肪酸が含まれる。本発明 において有用なアルコキシル化脂肪酸は通常の方法、例えば、脂肪酸とエチレン オキシドを ＫＯＨ または ＮａＯＨ のようなアルカリ触媒存在下で反応させる こと により調製できる。 本発明の有用なアルコキシル化脂肪酸には脂肪酸のポリエチレングリコールエ ステル、脂肪酸のポリオキシエチレンエステル、カルボン酸ポリグリコールエス テル、脂肪酸ポリグリコールエステルおよび脂肪酸のポリプロピレングリコール エステルが含まれるが、これらに限定されるものではない。アルコキシル化脂肪 酸の詳細な例には McCutcheon の書に見ることのできるものが含まれるがこれら に限定されるものではない。 本発明のハイドロトロープには更にグリセリンのエステルが含まれる。本発明 において有用なグリセリンのエステルは酸クロリドによるグリセリンのアルコリ シスのような通常の方法により調製できる。本発明において有用なグリセリンの エステルの詳細な例には McCutcheon の書に見ることのできるものが含まれるが これらに限定されるものではない。 本発明のハイドロトロープには更にポリグリセロールのエステルが含まれる。 本発明において有用なポリグリセロールのエステルは通常の方法によって調製で きる。ポリグリセロールは水酸化ナトリウムのようなアルカリ触媒を用いたグリ セリンの脱水によって調製できる。このポリグリセロールは更に脂肪酸でエステ ル化されポリグリセロールエステルを形成する。本発明において有用なポリグリ セロールエステルの詳細な例には McCutcheon の書に見ることのできるものが含 まれるがこれらに限定されるものではない。 本発明による洗剤組成物中に存在する溶媒ハイドロトロープは約１％から約３ ０％の範囲であり、好ましくは約２％から約２０％である。更に好ましくは、前 記の溶媒ハイドロトロープは約３％から１０％で存在し、特に好ましくは約４％ から約８％である。 本発明による溶媒ハイドロトロープは上述の個々の成分は勿論、それらの組み 合わせを含んでもよい。 本発明の洗剤組成物はまた非イオン性および両性界面活性剤のような他の界面 活性剤を含んでもよい。本発明において有用な非イオン性界面活性剤にはアルカ ノールアミド、アミンオキシド、アルコキシル化アルコールおよびフェノール、 ブロックポリマー、アルコキシル化アミン、アルキル多糖、グルコサミド、ショ 糖エステルおよびこれらの組み合わせを含むが、それらに限定されるものではな い。非イオン性界面活性剤の詳細な例は McCutcheon の書および米国特許第5,29 8,195 号に見ることができるが、これらに限定されるものではない。両性界面活 性剤にはモノ-およびジアセテートベタイン、グリシネート、イミダゾリンおよ びそれらの誘導体、イヤチオネート、モノ-およびジプロプリオネート、ヒドロ キシスルタイン（hydroxy sultaines）およびタウレートが含まれる。両性界面 活性剤の詳細な例には McCutcheon の書に見ることのできるものが含まれるがこ れらに限定されるものではない。本洗剤組成物中に存在するこれらの界面活性剤 成分の量は約１％から約４０％、好ましくは約１５％から約４０％である。 更に、本発明はアルカリ性原料、酸性化剤、pH 緩衝剤およびｐＨ調整剤のよ うな任意成分を含んでもよい。酸性化剤の例にはクエン酸、酢酸、安息香酸、フ ェノールおよびパルミチン酸が含まれるがこれらに限定されるものではない。pH 調整剤の例にはアルカリ金属炭酸塩および重炭酸塩、モノエタノールアミン、ト リエタノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミン、水酸化アンモニウム、ア ルカリ金属土類およびアルカリ金属水酸化物が含まれるが、これらに限定される ものではない。モノ-、ジ-およびトリエタノールアミンが好ましく、約５％の濃 度まで加えることができる。 皿洗い用組成物においては価値に乏しいが、ビルダーも加えることができる。 無機又は有機ビルダーのいずれも単独又はそれらを組み合わせて用いることがで きる。そのようなビルダーの例にはアルカリ金属炭酸塩、リン酸塩、ポリリン酸 塩、およびケイ酸塩が含まれるが、これらに限定されるものではない。 金属イオン封鎖剤も本組成物に含めることができる。金属イオン封鎖剤の例に は、クエン酸ナトリウムおよびカリウム、酒石酸ナトリウムおよびカリウム、エ チレンジアミンテトラ酢酸（ＥＤＴＡ）ナトリウムおよびカリウム、トリ酢酸塩 、ニトリロトリ酢酸ナトリウムおよびカリウム（ＮＴＡ）、およびその混合物の ようなアルカリ金属ポリカルボン酸塩が含まれるが、これらに限定されるもので はない。約５％までの金属イオン封鎖剤を用いることができる。 これに加えて、本発明の洗剤組成物は、所望であれば、香料、酵素、色素、錆 止め剤、抗菌剤、研磨材、アロエベラゲルのような手の柔軟剤、硫酸マグネシウ ムのようなアルカリ土金属の可溶性の塩、その他の通常の補助剤、希釈剤および 添加物を含む任意的な成分をも、本発明による組成物の有利な特性を損なわない 限り含むことができる。 本組成物はこれらの任意的成分を約１０％まで含むことができる。 本発明の洗剤組成物のバランスを調製する水の量は、最終産物の求める濃度に よって変えることができるのは言うまでもない。 以下の実施例によって本発明の組成物を説明する。 実施例 実施例中で用いた略語は以下を意味する： 以下の実施例中の皿洗い用洗剤は共通の組成物（組成物Ａ）を含む: 比較する配合物（配合物Ｘ）は以下の一般的なハイドロトロープ組成物（組成 物Ｂ）を組成物Ａに加えることによって調製できる： 組成物Ｂ 配合物Ｘの粘度は ＡＳＴＭ 法Ｄ1200番、＃4フォードカップによって測定に よれば60秒センチポアズである。 実施例１ 本発明によるハイドロトロープを含む洗剤配合物および組成物Ａを、配合物Ｘに 比較した配合物の明澄度、粘度溶解速度について評価した。 表１にその結果を要約した。 テストした配合物の中で、エトキシル化グリセリン、エトキシル化グリセリンの エステル、エトキシル化脂肪酸およびエトキシル化モノグリセリド、のハイドロ トロープを含む配合物が許容できる配合物安定性および分散性を示した。グリセ リンエステルおよびポリグリセロールエステルを含む洗剤配合物は、グリコール と組み合わせてハイドロトロープが用いられた場合に、許容できる配合物安定性 および分散性を示した。 実施例２ 組成物Ａ及びＢを含む比較洗剤配合物に対して、本発明によるハイドロトロー プおよび組成物Ａを含む皿洗い用配合物を評価をするため、皿洗浄能力テストを 行った。すべての洗剤配合物は120°Ｆ、0.075％ クリスコソイル(Crisco Soil) でテストした。 第１のテスト、ミニ−ディッシュテストＩでは、15ppm および 450ppm の硬度 の水を用いた。第２のテスト、ミニ−ディッシュテストIIでは、水硬度 450ppm の水を用いた。ミニ−ディッシュテストＩの結果は表２に示した。ミニ−ディッ シュテストIIの結果は表３に示した。 テストした配合物のうち、エトキシル化グリセリン、エトキシル化グリセリンの エステル、エトキシル化脂肪酸およびエトキシル化モノグリセリドのハイドロト ロープを含む配合物は優れた皿洗浄能力を示した。 本発明の好ましい実施態様により、皿洗い用洗剤は、約１％から約９０％の、 １級および２級のアルキル硫酸エステル塩、１級および２級のエトキシル化アル コールの硫酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、アルキルベンゼン のスルホン酸塩、ドデシルベンゼンのスルホン酸塩、トリデシルベンゼンのスル ホン酸塩、１級および２級のアルキルスルホン酸塩、アルファオレフィンスルホ ン酸塩、ナフタレンおよびアルキルナフタレンのスルホン酸塩、石油のスルホン 酸塩、サルコシネート、スルホサクシナメート、スルホサクシネート、タウレー ト、脂肪酸の塩、カルボキシル化アルコールエトキシレート、エーテル硫酸エス テル塩およびそれらの組み合わせからなる群より選ばれる陰イオン界面活性剤と 、約１％から約３０％の、アルコキシル化グリセリン、アルコキシル化グリセリ ド、アルコキシル化グリセリンのエステル、アルコキシル化脂肪酸、グリセリン エステル、ポリグリセロールエステル及びこれらの組み合わせからなる群より選 ばれる溶媒ハイドロトロープと、約１％から約４０％の、アルカノールアミド、 アミンオキシド、アルコキシル化アルコール、アルコキシル化フェノール、ブロ ックポリマー、アルコキシル化アミン、アルキル多糖、グルコサミド、ショ糖エ ステルおよびこれらの組み合わせのような非イオン性界面活性剤および、モノア セテート、ジアセテート、ベタイン、グリシネートイミダゾリンおよびその誘導 体、イセチオネート、モノプロプリオネート、ジプロプリオネート、ヒドロキシ スルタイン、タウレート、およびこれらの組み合わせのような両性界面活性剤か らなる群より選ばれる界面活性剤と、約１０％までの添加剤とから本質的になる 。 勿論、上述した実施態様に幅広い変更と修正を加えることができるのは言うま でもない。従って前述の記載は本発明を限定するのでなく説明するためのもので あって、本発明を定義するのは以下の請求の範囲であり、それらには全ての等価 なものが含まれる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．皿洗い用液体洗剤組成物であって、 ａ．約１％から約９０％の陰イオン界面活性剤と ｂ．約１％から約３０％の、アルコキシル化グリセリド、アルコキシル化グリ セリン、アルコキシル化脂肪酸、グリセリンのエステル、ポリグリセロールエス テルおよびそれらの組み合わせからなる群より選ばれる溶媒ハイドロトロープと を含む皿洗い用液体洗剤組成物。 ２．非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤およびこれらの組み合わせからなる 群より選ばれる界面活性剤成分を更に約１％から４０％含む、請求項１に記載の 皿洗い用液体洗剤。 ３．陰イオン界面活性剤の量が約５％から７０％である、請求項１および請求項 ２のいずれか１項又は双方に記載の皿洗い用液体洗剤。 ４．溶媒ハイドロトロープの量が約２％から２０％である、請求項１および請求 項２のいずれか１項又は双方に記載の皿洗い用液体洗剤。 ５．前記の陰イオン界面活性剤が少なくとも１つのイオウ基を含む、請求項１お よび請求項２のいずれか１項又は双方に記載の組成物。 ６．前記の陰イオン界面活性剤が、硫酸化陰イオン界面活性剤、スルホン化陰イ オン界面活性剤、スルホサクシナメート、スルホサクシネート、タウレート、脂 肪酸の塩、カルボキシル化アルコールエトキシレート、エーテル硫酸エステル塩 およびこれらの組み合わせからなる群より選ばれる、請求項１および請求項２の いずれか１項又は双方に記載の組成物。 ７．ハイドロトロープの量が約３％から約10％である請求項１および請求項２の いずれか１項又は双方に記載の組成物。 ８．皿洗い用液体洗剤組成物であって、 ａ．約１５％から５０％のエーテル硫酸エステル塩陰イオン界面活性剤と、 ｂ．約４％から約８％の、アルコキシル化グリセリド、アルコキシル化グリセ リン、アルコキシル化脂肪酸、グリセリンのエステル、ポリグリセロールエステ ルおよびこれらの組み合わせからなる群より選ばれる溶媒ハイドロトロープと、 ｃ．約１５％から約４０％の、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤および これらの組み合わせからなる群より選ばれる界面活性剤成分と、 ｄ．約０％から約１０％の添加物と、 ｅ．バランスを調整する水 とを含む皿洗い用液体洗剤組成物。 ９．前記の非イオン性界面活性剤が、アルカノールアミド、アミンオキシド、ア ルコキシル化アルコール、アルコキシル化フェノール、ブロックポリマー、アル コキシル化アミン、アルキル多糖、グルコサミド、ショ糖エステルおよびこれら の組み合わせからなる群より選ばれる請求項２及び８のいずれか１項または双方 に記載の皿洗い用液体洗剤。 １０．前記の両性界面活性剤が、モノアセテート、ジアセテート、ベタイン、グ リシネートイミダゾリン、イミダゾリン誘導体、イセチオネート、モノプロプリ オネート、ジプロプリオネート、ヒトロキシスルタインおよびこれらの組み合わ せからなる群より選ばれる、請求項２及び８のいずれか１項または双方に記載の 皿洗い用液体洗剤。