JP2000502002A - 支払いカード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 上面および好ましくは下面を形成する貴金属を持つゴムあるいはプラスチック・ラミネートから作った支払いカードがここには記載してある。貴金属層は適当な接着剤によってゴム材料へ、あるいは、ラテックス接着剤によってプラスチック材料へ接着する。積層カードは独特の可撓性を有し、クレジットカードとして適当なカードを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 支払いカード 本発明は支払いカードに関する。正確を期するために言えば、ここで用いる支 払いカードという用語は現金あるいは小切手で支払う代わりに用いるあらゆる可 能性のあるカードの種類を含むものである。このようなカードの例としては、VI SA（商標）、AMERICAN EXPRESS（商標）のようなクレジットカードがあり、特殊 な店で使用するためのカードやSWITCH（商標）のようなデビットカードもある。 支払いカードを可撓性プラスチック材料で作るのは通常のことである。この材 料は、国際規則、特に、可撓性や弾性変形度を規定する規則に合うように厳しい 検査を受けなければならない。或る種の支払いカードは非常に特権的なものであ る。このようなカードの場合、両面にゴールドあるいはプラチナ着色コーティン グを持つのが共通している。これらのいわゆるゴールドカードあるいはプラチナ カードは非常に社会的信望の高いものであり、通常は、充分な資産あるいは収入 のある人々にしか付与されない。 或る貴金属カードが日本特許出願（公告第3266695号）に記載されている。こ のカードは貴金属カードの両面に透明樹脂膜を熱接合することによって保護され ている。残念ながら、このカードをクレジットカードとして使用 することはできない。クレジットカードは、必要な規格に合わせる場合、高度の 可撓性と弾性を必要とし、日本出願に記載されているこの貴金属カードは、比較 的容易に変形するのであるが、当初の状態に戻るに必要な可撓性がない。それど ころか、変形した結果、金属層が恒久的に損傷されてしまうようになる。本発明 は、ある程度この問題の解決策に向けたものである。 本発明によれば、部分的に貴金属で作った支払いカードであって、貴金属で作 った１つまたはそれ以上の層と、他の材料で作った１つまたはそれ以上の層とを 包含する支払いカードにおいて、ゴムベース材料の１つの層を包含することを特 徴とする支払いカードが得られる。 正確さを期するために言えば、ゴムベース材料としては、天然ゴム、合成ゴム 、かなりの量のいずれかのゴムを含む材料がある。合成ゴムの例としては、ネオ プレン、イソプレン、ブタジエン、これらの物質のコポリマーがある。内部に繊 維あるいはファブリック・ウェブを有する複合材料も使用し得る。一例として、 平織り構造のポリクロロプロペン被覆繊維織物がある。この複合材料は可撓性に 加えて強度も有する。他のゴムベース複合材料も本発明の範囲内にある。 ここで用いる貴金属という用語は、プラチナ、ゴールド（あらゆるカラットの ゴールド）、シルバーのような高価な金属を意味している。 好ましくは、３部ラミネートを、貴金属の外層とゴム ベース材料の内層とからなるように形成する。貴金属の層は適当な接着剤によっ てゴムベース内層に接合すると好ましい。このような接着剤は当業者に知られて いる。 カードは、耐久性、可撓性のあり、ざらざらした仕上げを与えるように、適当 なコーティングで被覆してもよい。便宜を図るために、ホログラム、署名パッド 、磁気ストリップ、写真識別ストリップ、カード会社識別子のような、カードの オプションのコンポーネントを更に被覆層に取り付けることもできる。この被覆 層はプラスチック材料で作ってもよく、貴金属そのものの表面よりも適している 。 好ましい実施例は、典型的には、カードに吹き付けた透明プラスチックである 、アクリル・イソシネートである。このコーティングには署名パッチを接合する ことができる。 金属シートの薄層に隣接してゴムベース層を設けると、カードに独特な感触を 与え、このことが、クレジットカードの感触に似せるのに欠かせない可撓性をカ ードに与えることになる。さらに、３部ラミネートでは、ゴムベース内層を設け ると、中実の金属カードの外観を保ちながら可撓性を与えることができる。特に 、このカードは充分な弾力性を持ち、驚くべき程度まで変形可能となる。 加えて、ゴムベース層は製品のスリップ特性を高める。 スリップ特性は、作用中の金属内層にしわが寄ったり、折れ曲がったりするのを 防いだり、屈曲中に作用中の金 属外層が伸びるのを防ぐのに重要である。ゴムベース層は、当然、金属外層の内 面とゴムベース層の表面との境界層におけるストレスをゴムベース層の内部にそ らせ、境界層におけるストレスをかなり減らす。境界層のストレスの減少は、金 属層がゴムベース層から分離し、カードを壊すのを防ぐ。 金属／ゴムの組み合わせのさらなる予想外の利点は、支払いカードの総合的な 感触と、そのかなりの程度の可撓性にある。普通のクレジットカードで用いたの と同じプラスチック材料を使ったのでは、充分な可撓性を貴金属層に与えないた めに、カードが更にもろくなり、壊れ易くなるという結果になる。ゴム層の縁が カードの周縁のところでマスクを掛けることができるので、中実ゴールドカード の外観に、例えば、カードの魅力を増す独特の可撓性感触を与えることができる のである。 本発明による層状の支払いカードは、カード所有者の署名や写真と共に、カー ド番号、有効期限、ホログラムのような他の詳細部を含む通常の「情報」を備え るようにしてもよい。この情報は、ゴムベース内層の片面あるいは両面に設けて もよいし、金属外層の窓を通して見ることができるようにしてもよい。あるいは 、そして、好ましくは、たとえば、レーザ・エッチング法を含む適当な彫刻法あ るいは打ち抜き法によって、金属外層それ自体に設けてもよい。さらに別の最も 好ましい方法は、金属層に保護コーティングを施し、さらなる細部をこのコ ーティングに施すことである。これらの方法の組み合わせも利用できる。 先に指摘したように、本発明による好ましい支払いカードは、ゴムベース内層 とゴールド外層とを包含する。 カードの全厚さは、典型的には、普通の支払いカードと同じ厚さ（０.７６０mm ）のオーダーである。 本発明による積層式支払いカードは、ゴム内層とゴールドあるいは他の適当な 貴金属の外層の形をとってもよい。ゴールドは支払いカードの縁に沿って延びて いてゴム内層の存在を隠すようにしてもよい。 従って、本発明は独特に、普通の支払いカードに予想される可撓性、弾力性を 備えた「真に」貴金属製の支払いカードを提供する際の問題を解決するものであ る。 別の実施例では、ラテックス接着剤で貴金属層に接合したプラスチック材料層 は彫刻することもできる。 プラスチック層は普通のクレジットカードで使用される材料と同じ種類のプラ スチックであってよい。 ３部ラミネートにおいて、２つの貴金属層はラテックス接着剤によってプラス チック内層に接合される。好ましくは、ラテックス接着剤はプラスチック層と金 属層との間の連続層にあるが、連続でなくてもよい。 好都合なように、カードは、ポリウレタン・ラッカーで被覆して、耐久性、可 撓性があり、ざらざらの仕上げ感をもたせるようにしてもよい。 また、金属シートの薄い外層間に挟んだ中央プラスチ ック層も設けることにより、貴金属カードの本物の外観を保ちながらカードに多 くのプラスチック品質を有効に保持するができる。加えて、ラミネートを設ける ことにより、中実の金属カードの外観を保ちながら可撓性を向上させることがで きる。特に、カードは可撓性を持つと共に、高度の変形を可能とするに十分な弾 力性を持つようになる。ラテックス接着剤はラミネートに可撓性を加え、製品の スリップ特性を向上させる。スリップ特性は、金属内層にしわが寄ったり、折れ 曲がったりするのを防ぐと共に、屈曲時に金属外層の伸びを防ぐ際に重要である 。 普通の接着剤は、或る種の目的のために適当であるが、異なった条件下で長期 間にわたって耐久性を保って層の接着を維持するには不十分である。通常、縁の ところで金属層が剥がれ、避けたり、その他の損傷を受けることになる。この問 題はポリウレタン・ラッカーの保護外層を設けることによって克服される。 本発明による好ましい層状の支払いカードは、カード所有者の署名及び写真と 共に、カード番号、有効期限、ホログラムのような他の詳細部を含む通常の「情 報」を備えるようにしてもよい。この情報は、ゴムベース内層の片面あるいは両 面に設けてもよいし、金属外層の窓を通して見ることができるようにしてもよい 。あるいは、そして、好ましくは、たとえば、レーザ・エッチング法を含む適当 な彫刻法あるいは打ち抜き法によって、金属 外層それ自体に設けてもよい。 本発明による特に好ましい支払いカードはプラスチック内層とゴールド外層と を包含する。カードの全厚さは典型的には、普通の支払いカードと同じ厚さ（約 ０.８mmであるが、０.７６mmのＩＳＯ標準が好ましい）のオーダーである。 本発明による層状支払いカードは、プラスチック内層とゴールドその他の適当 な貴金属の外層とからなるものであってもよい。ゴールドは支払いカードの縁に 沿って延び、プラスチック内層の存在を隠してもよい。あるいは、余分な強度を 与えるために、周縁ガスケットが支払いカードの縁に沿って延び、部分的に重な ってもよい。また、貴金属層の縁を隠す程度に支払いカードの表面に周縁で重な ってもよい。こうすれば、剥がれる可能性をかなり減らすことができる。 好ましくは、内層の縁を貴金属シートで隠すのに打ち抜き法を使用する。スタ ンプは縁のところで内方に湾曲してくぼみ、プラスチックの縁に向かって貴金属 シートの重なった縁を押し込むようにする。こうすれば、上下の層の重なった縁 が打ち抜き過程中に互いに向かって押され、プラスチック内層と係合して効果的 に隠す。貴金属シートの縁がプラスチック層の縁に衝合せず、層を挟んだ構造に よって生じる可撓性およびスリップ特性を妨げないように注意しなければならな い。 本発明をより容易に理解できるようにするため、以下、 添付図面を参照しながら特別の実施例を説明する。 図面において、 第１図は本発明による支払いカードの片面を示す。 第２図は第１図の支払いカードの反対面を示す。 図面を参照して、支払いカード１０は、ゴールドのような貴金属から鍛造で普 通のサイズ（５５mm×８６mm×０.７６mm）に作り、次に、支払いカード寸法の ゴムシートを挟むように置く。ゴールド層は、それぞれ、２００ミクロン厚であ り、ゴム層は３６０ミクロン厚である。 貴金属外層２０，２２は適当な接着剤で内層２４に接合する。 内層２４はゴムであってもよいし、平織り構造の両面ネオプレン（ポリクロロ プロペン）被覆繊維織物のようなゴムベース複合材であってもよい。 あるいは、内層２４はプラスチック材料であってもよいが、この場合、連続層 あるいは周期的な模様の層のラテックス接着剤を使用し得る。 接着剤の薄いコーティングを、鍛造する前に、内層に施す。次に、高度の光沢 を持つゴールド層を内層に接着する。この５層ラミネート構造をヒートプレス内 で熱の下に一緒にプレスする。その結果、ゴム内層および接着剤の分子構造に変 化が生じてゴールドと接着する重要な接合剤を生成すると考えられる。その後、 カードを適当な寸法に打ち抜き加工する。厚さを変更することは可能であり、支 払いカードに対するＩＳＯ規格に合わせるた めにも、この厚さの変更が必要なことである。また、厚さを変更することは、Ｉ ＳＯ規格の厚さを越えることなく、最終的なコーティング、たとえば、アクリル ・イソシネートあるいはポリウレタン・ラッカーの最終コーティングを受け入れ るためにも、必要である。 これとは別に、特にゴム内層を設けた場合、コーティングは、最終カードに見 られるようにゴールド層の外観に対して最小限の影響となるアクリル・イソシネ ートのような任意適当な透明プラスチック材料である。一般的に、コーティング はカードを包むように焼きつけられる。ホログラム、磁気ストリップ、そしても し必要ならば署名パッチのような補助カード要素は、プラスチック・コーティン グ層に接着する。あるいは、ポリウレタン・ラッカーを使用する場合には、この 同じ処方を用いてホログラム、磁気ストリップなどをゴールド層に接着する。ポ リウレタン・ラッカーは、耐久性、可撓性のある、ざらざらした仕上げを与える 。好ましいコーティングは、署名パッチの接合を可能とし、屈曲時にひび割れす ることが少ない透明なアクリル・イソシネートである。 ゴールドを高い明確度にエッチングするためにレーザ・エッチングを使用する 。オプションとして、使用者の署名はレーザ・エッチングしてもよいし、署名パ ッチおよび写真による従来の方法で行ってもよい。アカウント番号およびカード 所有者の名前をゴールド層にエンボス加工する。あるいは、ＩＳＯ規格に合わせ るために、カ ードをフライス加工して６００ミクロンのくぼみを設け、ＳＭＡＲＴカード技術 を適応し、その後、エンボス加工してもよい。くぼみは、従来の機械技術あるい はレーザ・エッチングを用いてフライス加工することによって、あるいは、積層 の前に層に孔を形成することによって設けることができる。検査では、必要とさ れるＩＳＯ規格、ヨーロッパ規格、英国規格の諸規格に本発明のカードが合うか どうか、剥離強度が重要なファクタであることが示された。カードに付けた番号 １１、最初の有効日および有効期限１２，１３、およびカード所有者の名前１４ は、すべてカードにエンボス加工される。 貴金属を使用しているために、コーティングに先だって、カードは、英国の貨 幣検質所あるいは他の国々の適切な機関で、貴金属含有分析がされる。 特定タイプのカードのブランド１５は、コーティングの前にカードのゴールド 層にエッチングされるか、あるいは、スクリーン印刷、レーザ・エッチングある いは打ち抜き加工によってプラスチック・カバーに印刷される。磁気ストリップ １６は接着剤を用いてコーティング済みのカードの背面に取り付けられる。カー ド所有者の認証署名用の署名パッチ１７も、同様に、接着剤を用いてカードの背 面に取り付けられる。偽造を防ぐために支払いカードにホログラムを取り付ける のが普通である。このようなホログラム１８は前述したように接着剤によって被 覆カードの所定位置に取り付けてもよい。 ここで、上記の実施例が単に説明のために示されたものであることは了解され たい。多くの変更、修正が可能である。たとえば、カードの寸法、特に厚さを変 えてもよい。カードの厚さは０.２５mm〜１mmの範囲が理想的である。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 貴金属から部分的に作った支払いカードであり、貴金属で作った１つま たはそれ以上の層と、他の材料で作った１つまたはそれ以上の層とを包含する支 払いカードにおいて、ゴムベース材料の層を包含することを特徴とする支払いカ ード。 ２． 請求の範囲第１項記載の支払いカードにおいて、貴金属の外層と、ゴム ベース材料からなる内層とを包含する３層ラミネートから作ってあることを特徴 とする支払いカード。 ３． 請求の範囲第２項記載の支払いカードにおいて、ゴムベース材料の内層 が各貴金属外層の厚さよりも大きい厚さを有することを特徴とする支払いカード 。 ４． 請求の範囲第３項記載の支払いカードにおいて、ゴムベース材料の内層 がほぼ３６０ミクロンの厚さを有するか、あるいは、金属の外層がほぼ２００ミ クロンの厚さを有するか、または、これら両方であることを特徴とする支払いカ ード。 ５． 請求の範囲第１項から第４項のうちのいずれか１つに記載の支払いカー ドにおいて、ゴムベース層が適当な接着剤によって貴金属層に接合してあること を特徴とする支払いカード。 ６． 請求の範囲第２項から第５項のうちのいずれか１つに記載の支払いカー ドにおいて、ゴムベース材料が 合成ゴムであることを特徴とする支払いカード。 ７． 請求の範囲第６項記載の支払いカードにおいて、合成ゴムがポリクロロ プロペンであることを特徴とする支払いカード。 ８． 請求の範囲第１項から第７項のうちのいずれか１つに記載の支払いカー ドにおいて、内層が複合材料であることを特徴とする支払いカード。 ９． 請求の範囲第８項記載の支払いカードにおいて、内層の複合材料がポリ エステルあるいはナイロンの繊維織物からなることを特徴とする支払いカード。 １０． 請求の範囲第８項または第９項記載の支払いカードにおいて、複合材料 がポリクロロプロペン被覆のポリエステル繊維織物からなることを特徴とする支 払いカード。 １１． 請求の範囲第９項または第１０項記載の支払いカードにおいて、繊維織 物が平織り構造であることを特徴とする支払いカード。 １２． 請求の範囲第１項記載の支払いカードにおいて、ゴムベース材料がラテ ックス接着剤であり、プラスチック材料の層がこの接着剤によって貴金属の層に 接合してあることを特徴とする支払いカード。 １３． 請求の範囲第１２項記載の支払いカードにおいて、貴金属の外層と、プ ラスチック材料の内層とを包含する３部ラミネートから形成してあることを特徴 とする支払いカード。 １４． 請求の範囲第１項から第１３項のうちのいずれか１つに記載の支払いカ ードにおいて、ポリウレタン・ラッカーあるいはアクリル・イソシネートのコー ティングを施してカードの外面仕上げをしていることを特徴とする支払いカード 。 １５． 請求の範囲第１項から第１３項のうちのいずれか１つに記載の支払いカ ードにおいて、透明プラスチック・コーティングを施してカードの外面仕上げを 行っていることを特徴とする支払いカード。 １６． 請求の範囲第１項から第１５項のうちのいずれか１つに記載の支払いカ ードにおいて、透明プラスチック・コーティングを施して補助カード要素を取り 付けるための表面を得ていることを特徴とする支払いカード。 １７． 請求の範囲第１項から第１６項のうちのいずれか１つに記載の支払いカ ードにおいて、貴金属がゴールドであることを特徴とする支払いカード。 １８． 請求の範囲第１項から第１７項のうちのいずれか１つに記載の支払いカ ードにおいて、カードが３層ラミネートから形成してあり、この３層ラミネート がゴムまたはプラスチックの内層と、金属の外層とを有し、外層が内層の縁に沿 って延びていてその存在を隠していることを特徴とする支払いカード。 １９． 請求の範囲第１８項記載の支払いカードにおいて、金属外層の縁がプラ スチックまたはゴムの内層の縁のまわりに重なっていることを特徴とする支払い カード。 ２０． 請求の範囲第１９項記載の支払いカードにおいて、金属層の重なった縁 がプラスチック層の縁と衝合しないことを特徴とする支払いカード。 ２１． 請求の範囲第１項から第１７項のうちのいずれか１つに記載の支払いカ ードにおいて、周縁ガスケットがカードの縁に沿って延び、それと部分的に重な っていることを特徴とする支払いカード。 ２２． 請求の範囲第２１項記載の支払いカードにおいて、ガスケットが貴金属 の層の縁を隠していることを特徴とする支払いカード。 ２３． 請求の範囲第１項から第２２項のうちのいずれか１つに記載の支払いカ ードにおいて、スマートカード技術に合わせてくぼみが設けてあることを特徴と する支払いカード。 ２４． 支払いカードを製造する方法であって、 ａ）ゴムベース材料の層を少なくとも１つの貴金属層に接着して少なく とも２部ラミネートを形成する段階、または、 ｂ）ゴムベース材料が接着剤である場合、プラスチック材料の層を少な くとも１つの貴金属層に接着して少なくとも２部ラミネートを形成する段階と、 ｃ）このラミネートを打ち抜いて支払いカード寸法のカードを形成する 段階と を包含することを特徴とする方法。 ２５． 請求の範囲第２４項記載の方法において、金属 の外層を備えた３部ラミネートを形成することを特徴とする方法。 ２６． 請求の範囲第２４項または第２５項記載の方法において、打ち抜きの前 に透明プラスチックで単数または複数の金属層を被覆する段階を包含することを 特徴とする方法。 ２７． 請求の範囲第２４項または第２５項記載の方法において、打ち抜きの後 に透明プラスチックで単数または複数の金属層を被覆する段階を包含することを 特徴とする方法。 ２８． 請求の範囲第２４項から第２７項までのいずれか１つに記載の方法にお いて、カードに補助カード要素を取り付ける段階を包含することを特徴とする方 法。 ２９． 請求の範囲第２６、２７または２８項に記載の方法において、金属層を 完全に包むことを特徴とする方法。 ３０． 実質的に図面を参照ながら先に説明した支払いカード。 ３１． 実質的に図面を参照ながら先に説明した支払いカードを製造する方法。