JP2000501635A - 食料品用マイクロ波調理コンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 マイクロ波オーブン内においてポットパイおよび同様の食料品１１を調理しかつ焦がすためのコンテナ１０が開示される。コンテナ１０は頂部パネル１２とポットパイ１１との間に位置するサスセプタ層３４を有する。食料品を収容するためのかつ食料品をさらに調理しかつ焦がすためのサスセプタライニングを有するパン２６はサスセプタ層３４の下方に設置される。パン２６と関連するサスセプタ層の配置は食料品１１を輸送コンテナ１０から取出すことなしに所要程度の調理および焦がしを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 食料品用マイクロ波調理コンテナ 発明の背景 本発明はポットパイまたは同様の食料品をマイクロ波オーブン内において調理 するコンテナ、とくにポットパイをどのオーブンでも一定の基準で所望の程度に 調理しかつ焦がすための有利な位置に置かれたサスセプタを有するこの種のコン テナに関するものである。 マイクロ波オーブン内において食物を調理し、焦がしかつ／またはかりかりに するためとくに設計されたパッケージまたはカートンが、事実上しばしば使用さ れてきた。しばしば、これらのパッケージは、パッケージ内に収容された食物を 、適当にまたは十分に調理するため、マイクロ波エネルギを熱に変換するマイク ロ波と相互作用する材料を利用している。その例として、ブラスタッド（Ｂｒａ ｓｔａｄ）の米国特許第４２６７４２０号およびザイファース（Ｓｅｉｆｅｒｔ ｈ）の米国特許第４６４１００５号各明細書には、マイクロ波オーブン内におい て食物を調理することと関連して種々の金属化ポリエステルフィルムまたはサス セプタを使用することが記載されている。さらに、ペレグ（Ｐｅｌｅｇ）の米国 特許第４８４１１１２号およびローレンス（Ｌｏｒｅｎｃｅ）の米国特許第５２ ８８９６２各明細書には、別のマイクロ波処理し得る食物パッケージが記載され ている。しかしながら、これらの従来技術のパッケージは、サスセプタ物質から のマイクロ波をしゃ蔽しかつ食料品に対するマイクロ波の照射を制御するため設 計された種々の複雑かつ高価な反射装置を使用するか、またはマイクロ波のみが 食料品の頂部を通って進入するように食料品を収容するサスセプタでライニング されない金属パンを使用している。 さらに、不均一な焦がし、過熱または加熱不足、および煮こぼれおよび高温の 肉汁のパッケージ内への滲出のような多くの課題が、マイクロ波オーブン内で種 種の食物を調理する際依然として経験されている。反射物質およびサスセプタの 使用はこれらの課題のあるものを解消したが、特殊な食物を調理し、焦がしまた はかりかりにするためのパッケージの構造は、マイクロ波パッケージのデザイナ になお挑戦の機会を残している。 実際、とくにポットパイに関して、とくに異なった調理特性を与えられたどの オーブンでも、一定の基準で所望の程度にマイクロ波で調理しかつ焦がすことの できる経済的に実施し得るパッケージは存在しなかった。その結果、現在市販さ れている大部分のマイクロ波で処理し得るポットパイは、マイクロ波で調理する 前にパッケージから取出す必要がある。このことは、消費者に対し余分な準備時 間および不便さを生ずる。さらに、マイクロ波オーブン上に煮こぼれした食料品 内容物の清掃に余分な時間が必要になる。さらに、食料品がパッケージ外部で調 理されるため、調理された食料品の取出しの間使用者が火傷する危険性がいちじ るしく増加する。 したがって、ポットパイがどのオーブンでも一定の基準で所望の程度に調理さ れかつ焦がされるような、ポットパイまたは同様の食料品をマイクロ波オーブン 内において調理する改良されたかつ信頼性あるコンテナの必要性が存在する。と くに、単一のユニットとして作動し、食料品を調理の前にパッケージから取出す 必要のないポットパイ用マイクロ波調理コンテナに対する必要性が存在する。さ らに、ポットパイへのマイクロ波の照射を制御するため複雑かつ高価な反射装置 に依存しないポットパイ用マイクロ波調理コンテナに対する必要性が存在する。 発明の要約 本発明は、種々の型のマイクロ波オーブンを使用して一定の基準に基づいて所 望の程度にマイクロ波で調理しかつ焦がす、ポットパイまたは同様の食料品を調 理するコンテナを指向している。とくに、サスセプタ層、マイクロ波と相互作用 しかつマイクロ波エネルギを熱エネルギに変換する物質が、食料品を収容するサ スセプタでライニングされたパンの上の位置に置かれる。サスセプタ層およびパ ンの配置および形状は、美的であるとともに美味な所望の程度のポットパイの調 理および焦がしが得られる。このポットパイの均一な調理および焦がしは、通常 のカートンを使用することにより、または通常のパン以外のカートンまたはパッ ケージを使用しないでポットパイを調理することによっては、これまで満足に達 成されなかった。 本発明のコンテナは、調理の前に輸送用コンテナから食料品を取出す必要のな い単一のユニットとして有利に得られ、そのことは輸送性および準備の一層の容 易さをもたらす。また本発明のコンテナは、消費者に対する火傷の危険を減少し またはなくす利点、および食品内容物がマイクロ波オーブン上に煮こぼれし、そ のため清掃時間を必要とすることにはならない利点を有する。 本発明の他の特徴および利点は、本発明の原理を例示として説明する、添付図 面を参照する下記の詳細な説明から明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 添付図面は本発明を示すものである。とくに、 図１は、サスセプタ、サスセプタでライニングされたパンおよびパン内のポッ トパイの断面を示す、本発明コンテナの分解斜視図、 図２は、図１の斜視図の平面図を示すコンテナの図、そして 図３は、サスセプタおよびパンを示す、図１のコンテナの断面図である。 好適な実施例の説明 マイクロ波オーブン内の、カルツォーネ（ｃａｌｚｏｎｅ）のような、ポット パイ１１または同様の食料品を調理するための使捨てコンテナ１０が、添付図面 の図１から３に示されている。とくに図面の図１を参照すると、コンテナ１０は 上面１４および下面１６を有する頂部パネル１２、および上面２０および下面２ ２を有する底部パネル１８を有する。またコンテナ１０は、図面に示された四つ の側壁２４のような、頂部パネルを底部パネル１８に対して高い位置に維持する 支持構造を有する。食物パッケージに通常使用される（一体の素材から作られる もののような）紙またはペーパボード材料が、本発明に使用するのに一般に適し ている。たとえば、本発明は、固体漂白硫黄紙（ＳＢＳ）の１６ポイント［また は厚さ０．４０６mm（１６／１０００″）］の約１３０mm×５７mm×１３０mm（ ５.1/8″×２.1/4″×５.1/8″）の寸法のコンテナを使用することができる。し かしながら、このサイズのコンテナは単なる例示で、多くの他の適当なサイズお よび形状の構造物がサスセプタおよびパンを支持するため使用可能である。コン テナ１０は、きわめて有利な調理構造を備えるばかりでなく、そうでなければ食 品を貯蔵、輸送および処理するため必要な輸送用包装容器の一部として役立つ。 本発明コンテナによって得られる別の利点は、コンテナの高さを変化することに より、パイの中の大きい空気ポケットが回避されるよう、ポットパイの上方ドー 層が突出する高さ（ドーム）を制御し得ることである。 図１および３に見られるように、ポットパイ１１を収容するパン２６（図１） は、コンテナ１０の頂部パネル１２と底部パネル１８との間に位置している。ポ ットパイ１１に直接隣接するパン２６の内層またはライニング２８は、サスセプ タ物質を有する。図面に見られるように、円形底部２７および横方向断面を備え た典型的な切頭円錐形ポットパイのパン２６は、本発明に使用するのに適してい ることが分かった。テネコ・パッケージング社（Ｔｅｎｎｅｃｏ Ｐａｃｋａｇ ｉｎｇ Ｃｏ．）の一つの部門である、オハイオ州、コロンバス市、プレスウェ ア社（Ｐｒｅｓｓｗａｒｅ Ｃｏ．）によって製造された、サスセプタライニン グ付きパンは、本発明に使用するのにとくに適している。サスセプタライニング 付きパンの使用は、マイクロ波エネルギが食料品の頂部からだけ進入することを 許す従来技術の金属製パンとは異なって、マイクロ波エネルギがすべての方向か ら食料品に進入することを許す。 それらが一般にそのように称せられるサスセプタは、この技術において公知で ありかつマイクロ波エネルギを熱エネルギに変換する装置である。典型的に、サ スセプタは真空蒸着または他の手段によって、ポリエステルフィルムのような、 基層に沈着された、アルミニウムのようなマイクロ波と相互作用する物質の薄層 を有する。基層の各部分はサスセプタに安定性およひ特殊な加熱応答性を付与す るため特殊なパターンで非金属化される。マイクロ波と相互作用する物質の薄層 を備えた基層は、通常さらに紙またはペーバボードのライニングに取付けられる 。サスセプタのこれらの型の例は、ザイファース（Ｓｅｉｆｅｒｔｈ）の米国特 許第４６４１００５号およびブラスタッド（Ｂｒａｓｔａｄ）の米国特許第４２ ６７４２０号各明細書に一般的に記載されている。しかしながら、米国特許第５ １３２１４４号明細書に記載されたような印刷されたインクサスセプタ、ならび に４９６３４２４号および同５０３９３６４号各明細書に記載されたようなフォ イルベースサスセプタを含む、すでに提案された他の型のサスセプタも本発明に 使用するのに適している。 図１および３を参照すると、本発明は、コンテナの内側に、コンテナが消費者 にもっとも喜ばれる程度にかつ通常のオーブンにおいて調理されたポットパイと 同様に、パン２６内のポットパイ１１を選択的に調理しかつかりかりにするよう に、コンテナ内側にとくに配置されたサスセプタ層を有する。とくに、サスセプ タ層３４はトップパネル１２の下面１６とパイ１１の上方ドー層３０との間に位 置している。 上記のようにかつ図１および３に示されたように、サスセプタ層３４は、少な くともパイの上方ドー層の最内端半部の面積［すなわち、少なくとも５．０８cm （２″）］と面積が少なくとも同じである。サスセプタ３４はコンテナの頂部を 通過するマイクロ波エネルギを吸収してそれをポットパイ１１を調理しかつかり かりにするため熱に変換することができる。図面に示されたサスセプタ３４がパ イ１１の上方ドー層３０の直ぐ側に位置しているが、そこから離されるけれども 好適には上方ドー層３０と整合しうること、およびマイクロ波透過物質の付加的 層が上方ドー層とサスセプタとの間、または頂部パネルとサスセプタ層との間に 設置可能である。さらに、サスセプタ層３４は頂部パネル１２の下面１６に永久 的に接着可能であることを理解すべはである。しかして、“下方”または“上方 ”もしくは“隣接”なる語は、ここでは他のパネルまたは層に対するサスセプタ または層の相対的位置または位置を定めるため使用され、またそれらが相互に接 触するか、相互に離れているか、もしくは相互の間に別の層を有するかを示して いる。 サスセプタトレーと一緒のサスセプタ層３４のこの形状は、食料品またはポッ トパイ１１をもっともよく調理しかつ焦がすことを可能にする。標準的サイズの ポットパイ（上記参照）に対して、例示的サスセプタ層は円形または長方形の形 状を備えることができる。好適には、サスセプタ層は円形の形状を備えかつ約６ ３．５mmから約１２７mm（約２．1/2 ″から約５″）の範囲の直径を有し、約１ ２３．８mm（４．7/8 ″）の直径がとくに好適である。別の実施例において、サ スセプタ層は正方形の形状［たとえば、約１２７mm×１２７mm（約５″×５″） ］を備えることができる。 もっともよく調理しかつ焦がすため、サスセプタ層は、好適にはさらにパン２ ６（および、したがって、パン内の食料品）と整合せしめられる。この点に関し て、典型的なポットパイおよび円形底部を有するパンに対して、サスセプタ層は 円形で、好適にはパン２６の円形底部２７と、それらがそれらの中心を通る想像 軸線を共有するように、整合せしめられる。 パン２６に対するサスセプタ層３４の配置は、複雑かつ高価なマイクロ波反射 装置を使用することなしに、通常のマイクロ波ポットパイのパンまたはマイクロ 波パッケージによっては従来満足に達成し得なかった、ポットパイ１１の所望の 調理および焦がしを実施することができる。しかして、この特殊な配置は、マイ クロ波エネルギが（パン内のサスセプタを含む）サスセプタおよびポットパイ１ １に衝突して、通常のオーブンを使用する消費者が期待する程度にポットパイを 満足に調理しかつ焦がすことを可能にするものと信じられる。また、この装置は マイクロ波エネルギが、ポットパイ１１の調理および焦がしを促進するのに必要 な、熱およびマイクロ波エネルギのいずれか一方または双方を得るため、サスセ プタ層３４およびポットパイのパン２６の特定の領域に衝突することを可能にす るものと信じられる。 或るポットパイの実施例において、パイの内容物を囲むドーの異なった層に対 してドーの厚さを変更することが望ましい（たとえば、米国特許第４９１７９０ ７号、同４４４８７９１号、同５１９４２７１号各明細書参照）。使用される適 当な底部ドー層３２の厚さはこの技術分野で公知で、たとえば、約１mm（約１／ 32″）から約５mm（約３／16″）の範囲、約１０mm（約３／８″）にも達する。 好適なドーの厚さは約１mmから約３mmの範囲である。 ポットパイが使用される本発明の好適な実施例において、通常のオーブンにお ける調理によって得られるものと同様のきつね色を得るため、焦がし剤が使用さ れる。ここに使用される適当な焦がし剤はこの技術分野において公知で、たとえ ば化学変化を行って調理過程中にきつね色に変化するこれらの着色剤、ならびに 調理過程中同じ色を維持するきつね色着色剤を含んでいる（たとえば、米国特許 第５１１８５１４号、同５０８９２７８号、同５０４３１７３号、同５９６８５ ２２号および同４７３５８１２号各明細書参照、これらすべての明細書全体を参 照のため引用する。）。これらの着色剤は、食料品がパン内に置かれた後ドー３ ０の上層に塗布し得るか、または食料品を準備する前にドーに混入することがで きる。本発明のポットパイに使用するのにとくに好適なものは、食料品が上記パ ン内に置かれた後ドー３０の上層の上面３１に塗布し得るきつね色着色剤、たと えば米国特許第５２９２５４１号、同５３９７５８２等である（これらすべての 明細書全体を参照のため引用する。） 例示として、本発明の上記実施例のコンテナは、２８４ｇ（１０オンス）の鳥 肉ポットパイを６５０ワットのマイクロ波オーブンにおいて、高温で約７から９ 分、所望程度に調理しかつ焦がすのに適している。これらの条件の下で調理した ポットパイは、全体的に消費者が望む程度に調理されかつ焦がされる。 変形実施例において、本発明の上記実施例のコンテナ１０は、約４８３ｇ（約 １７オンス）の重量の鳥肉ポットパイを所望程度に調理しかつ焦がすのに適し、 約１４６mm×２０９mm×１４６mm（約５・3/4 ″×２・1/2 ″×５・3/4 ″）の 寸法を有する。この特殊な実施例におけるサスセプタディスクは、直径が約３８ ７mm（５・1/4 ″）である。かかるポットパイは、高温で約１０分間６５０ワッ トマイクロ波オーブンにおいて調理される。 食料品の含有水はしばしば沸騰してコンテナ１０の底部パネル１８に滲出し、 それによりパンをコンテナの内側に付着させかつ／またはコンテナをマイクロ波 オーブンの内側に付着させる。かかる事態を回避するため、本発明は、高温含水 物質がコンテナに滲出することを防止すべく作用する、適当なマイクロ波透過障 壁（すなわちレリーズコーティング、積層または押出物）をコンテナ１０底部パ ネル１８の上面２０に取付けることを予定している。 適当な障壁は、コンテナ１０底部パネル１８の上面２０に取付け可能であり、 たとえば、含水アクリルコーティング、［イーストマン・ケミカル社（Ｅａｓｔ ｍａｎ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｃｏ．）から市販中のもののような］種種の押出し 可能なポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等を含んでいる。ここに使 用可能な付加的レリーズコーティングは、現在係続中の米国特許出願連続番号第 ０７／０９２２６８号明細書に記載されたようなものを含む（明細書全体を参照 のため引用する。）。かかるコーティングまたは押出物は、コンテナ底部の内面 全体に取付け可能であるか、またはコンテナ底部の内面に積層されるか または窓をあけた自由なフィルムとすることができる。そうでなければ、コンテ ナの製造中、ペーパーボードが（この技術分野において公知の）ボードサイジン グ、フロロカーボン、クレイコーティングによって処理されるか、または肉汁ー および／またはソースのような、高温含水物質をはじく障壁として作用する物質 によって処理される。 さらに、食品内容物の煮こぼれを減少するため、この技術分野において公知の 各種のガム（すなわち濃縮剤）が食料品（たとえばポットパイ）に有利に使用可 能である。ここで使用するのに適したガムは、食品内容物が（マイクロ波オーブ ンにおけるように）加熱されるとき、吹きこぼれを減少またはなくする程度に食 品内容物の粘性を維持すべく作用するものである。たとえば、ダウ・ケミカル社 （Ｄｏｗ Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｃｏ．）によって供給されるガムは、本発明の食 料品に使用するのに適している（たとえば、米国特許第４９１５９７０号明細書 等参照）。とくに好適なガムは、メチル・セルローズである。かかるガムは、た とえば全食料品内容物重量の約０．０１％から約１０％、の範囲の濃度、好適に は約０．０５％から約５％、とくに好適には全食料品内容物の重量の約０．１％ から約０．５％の範囲の濃度で、ポットパイに含有される。 別の実施例において、本発明の調理コンテナは、パン上方に位置するサスセプ タ層を有することなく、サスセプタライニング付きパンを使用する。驚くべきこ とに、本発明のこの特殊な形状もポットパイまたは同様の選択的かつ同様の調理 および焦がしが得られる。しかしながら、サスセプタ層が食物製品の上方ドー層 ３０上方に使用されない実施例において、上方ドー層は上昇し上方パネル１２の 下面１６に付着し、それにより取出す際皮の部分をコンテナに付着して残す。 かかる事態を回避するため、本発明はドー層がコンテナ１０の上方パネル１２ の下面にコンテナに付着することを防止すべく作用する適当なマイクロ波透過障 壁を取付けることを予想している。コンテナ１０の上方パネルの下面に取付け得 る適当な障壁は、たとえば上記のようなものである。かかる障壁は、コンテナ頂 部パネルの内面全体に取付け可能であるか、またはコンテナ頂部パネルの内面上 に積層されまたは窓をあけたフィルムとすることができる。 本発明の別の実施例において、上記コーティング、積層または押出物は、コン テナ内面全体に取付け可能である。 ここに参照されたすべての米国特許明細書は、ここにそれら全体を引用するこ とによってとくに参照される。本発明の特殊な形式が図示されかつ記載されたが 、種々の変形が本発明の精神および範囲から離れることなくなし得ることは明ら かである。したがって、本発明は特許請求の範囲の記載によって限定される以外 には、本発明が限定されないことを意図している。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年１０月６日（１９９７．１０．６） 【補正内容】 請求の範囲 １．マイクロ波オーブン内においてポットパイを調理しかつ焦がすためのコン テナにおいて、 頂部パネル、底部パネルおよび前記頂部パネルを前記底部パネルに対して高い 位置に維持する支持構造を有するコンテナ、 上方ドー層を有する調理および焦がし用ポットパイ、 ポットパイを収容するパンであって、コンテナ内に頂部および底部パネル間に 位置し、ポットパイを調理しかつ焦がすためマイクロ波エネルギを熱エネルギに 変換するサスセプタライニングを有するパン、および サスセプタ層であって、コンテナの頂部パネルとポットパイの上方ドー層の間 に設置されるように、前記パンの上方に位置し、前記コンテナは中にマイクロ波 反射装置を有せず、それによりコンテナはコンテナ内において調理されるときポ ットパイに選択的に調理または焦がしを実施する前記サスセプタ層 を有する前記コンテナ。 ２．サスセプタ層の面積がサスセプタライニング付きパン底部の囲う面積と少 なくとも同じ大きさである請求項１に記載されたコンテナ。 ３．前記頂部パネルを前記底部パネルに対して高い位置に維持する支持構造が 四つの側壁よりなる請求項１に記載されたコンテナ。 ４．前記コンテナは高温の水様物質が前記コンテナ底部の上面上においてコン テナ内に滲出するのを防止する障壁を有する請求項１に記載されたコンテナ。 ５．前記コンテナは高温の水様物質が前記コンテナ底部の全内面上においてコ ンテナ内に滲出するのを防止する障壁を有する請求項１に記載されたコンテナ。 ６．サスセプタが円形である請求項１に記載されたコンテナ。 ７．サスセプタ層の面積がサスセプタライニングを有するパン底部周囲の面積 と少なくとも同じ大きさである請求項６に記載されたコンテナ。 ８．サスセプタの直径が約７６．２mm（３″）、１０．２（４″）および１２ ．７mm（５″）の内から選択された直径である請求項７に記載されたコンテナ。 ９．サスセプタの直径が約１２３．８mm（４・7/8 ″）である請求項８に記載 されたコンテナ。 10．パンが食料品の最善の調理および焦がしのためサスセプタと同心的に整合 した円形底部を有する請求項９に記載されたコンテナ。 11．食料品が焦がし剤を上方ドー層の上面に有する請求項１に記載されたコン テナ。 12．食料品が約１mmから約５mmの範囲の厚さの底部ドー層を有する請求項１に 記載されたコンテナ。 13．食料品が約１mmから約３mmまでの範囲の厚さの底部ドー層を有する請求項 １２に記載されたコンテナ。 14．サスセプタ層が頂部パネルに接着されていない請求項１に記載されたコン テナ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．マイクロ波オーブン内で食料品を調理しかつ焦がすためのコンテナにおい て、 食料品を収容するためのかつ食料品を調理するためマイクロ波エネルギを熱エ ネルギに変換するためのサスセプタライニングを有するパン、 前記パンの上方に位置しそれによりコンテナがコンテナ内において調理される とき選択的に調理および焦がしを実施するサスセプタ層 を有する前記コンテナ。 ２．パンが食料品を収容する請求項１に記載されたコンテナ。 ３．サスセプタが円形である請求項１に記載されたコンテナ。 ４．サスセプタ層の面積がサスセプタライニングされたパン底部の囲う面積と 少なくとも同じ大きさである請求項３に記載されたコンテナ。 ５．サスセプタの直径が約７６．２mm（３″）、１０．２mm（４″）および１ ２．７mm（５″）の中から選択された直径である請求項４に記載されたコンテナ 。 ６．サスセプタの直径が約１２３．８mm（４・7/8 ″）である請求項４に記載 されたコンテナ。 ７．パンが食料品の最善の調理および焦がしのためサスセプタと同心的に整合 された円形底部を有する請求項１に記載されたコンテナ。 ８．パンが食料品を収容する請求項７に記載されたコンテナ。 ９．食料品が焦がし剤を上方ドー層の上面に有する請求項２に記載されたコン テナ。 10．食料品が約１mmから約５mmの範囲の厚さの底部ドー層を有する請求項２に 記載されたコンテナ。 11．食料品が約１mmから約３mmまでの範囲の厚さの底部ドー層を有する請求項 １０に記載されたコンテナ。 12．マイクロ波オーブン内においてポットパイを調理しかつ焦がすためのコン テナにおいて、 頂部パネル、底部パネルおよび前記頂部パネルを前記底部パネルに対して高い 位置に維持する支持構造を有するコンテナ、 ポットパイを収容するための、頂部および底部パネル間にコンテナ内に位置し 、ポットパイを調理するためマイクロ波エネルギを熱エネルギに変換するサスセ プタライニングを有するパン、および サスセプタ層であって、サスセプタ層がコンテナの頂部パネルとポットパイの 上方ドー層の間に設置されるように、前記パンの上方に位置し、それによりコン テナがコンテナ内において調理されるときポットパイを選択的に調理または焦が しを実施する前記サスセプタ層 を有する前記コンテナ。 13．パンがポットパイを収容する請求項１２に記載されたコンテナ。 14．サスセプタ層の面積がサスセプタライニング付きパン底部の周囲と少なく とも同じ大きさである請求項１２に記載されたコンテナ。 15．前記頂部パネルを前記底部パネルに対して高い位置に維持する支持構造が 四つの側壁を有する請求項１２に記載されたコンテナ。 16．前記サスセプタ層が前記頂部パネルの下面に接着された請求項１５に記載 されたコンテナ。 17．前記コンテナが高温水様物質が前記コンテナ底部パネルの上面においてコ ンテナ内に滲出することを阻止する障壁を有する請求項１２に記載されたコンテ ナ。 18．前記コンテナが高温水様物質が前記コンテナ底部パネルの内面全体におい てコンテナに滲出することを阻止する障壁を有する請求項１２に記載されたコン テナ。 19．サスセプタが円形である請求項１２に記載されたコンテナ。 20．サスセプタ層の面積がサスセプタライニング付きパン底部の囲う面積と少 なくとも同じ大きさである請求項１９に記載されたコンテナ。 21．サスセプタの直径が約７６．２mm（３″）、１０．２（４″）および１２ ．７mm（５″）の中から選択された直径である請求項２０に記載されたコンテナ 。 22．サスセプタの直径が約１２３．８mm（４・7/8 ″）である請求項２１に記 載されたコンテナ。 23．パンが食料品の最善の調理および焦がしのためサスセプタと同心的に整合 された円形底部を有する請求項２２に記載されたコンテナ。 24．パンが食料品を収容する請求項２３に記載されたコンテナ。 25．食料品が焦がし剤を上方ドー層の上面に有する請求項１３に記載されたコ ンテナ。 26．食料品が約１mmから約５mmの範囲の厚さの底部ドー層を有する請求項１３ に記載されたコンテナ。 27．食料品が約１mmから約３mmまでの範囲の厚さの底部ドー層を有する請求項 ２６に記載されたコンテナ。 28．マイクロ波オーブン内においてポットパイを調理しかつ焦がすためのコン テナにおいて、 頂部パネル、底部パネルおよび四つの側部パネルを有するコンテナ、 ポットパイを収容するためのパンであって、ポットパイを調理するためマイク ロ波エネルギを熱エネルギに変換するためのサスセプタライニングを有し、頂部 および底部パネル間のコンテナ内に位置する前記パン、 コンテナがコンテナ内で調理されるときポットパイの選択的に調理または焦が しを実施するように頂部パネルの下方にかつ前記パンの上方に位置するサスセプ タ層 を有する前記コンテナ。 29．マイクロ波オーブン内において食料品を調理しかつ焦がすためのコンテナ において、 頂部パネル、底部パネルおよび前記頂部パネルを前記底部パネルに対して上方 に維持する支持構造、および 食料品を保持するための、前記食料品を調理しかつ焦がすためのサスセプタラ イニングを有するパン を有する前記コンテナ。 30．前記コンテナは高温の水性物質が前記コンテナの頂部パネルの下面におい てコンテナ内に滲出することを防止する障壁を有する請求項２９に記載されたコ ンテナ。 31．パンが食料品を収容する請求項３０に記載されたコンテナ。 32．食料品が全食料品成分の約．０１％から約５％までのガム含量を有する請 求項３１に記載されたコンテナ。 33．前記パンの上方に位置決めされたサスセプタ層をさらに有する請求項２９ に記載されたコンテナ。 34．パンが食料品を収容する請求項３３に記載されたコンテナ。 35．食料品が全食料品成分の約．０１％から約５％までのガム含量を有する請 求項３４に記載されたコンテナ。