JP2000500573A - 流体中でサスペンドされた粒子の沈降および光学的検査のための方法と装置および該方法を達成するためのキュベット - Google Patents

流体中でサスペンドされた粒子の沈降および光学的検査のための方法と装置および該方法を達成するためのキュベット

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Abstract

(57)【要約】 サスペンドされた粒子からなるサンプルが、平面のベースプレートを有するキュベット内に充填され、ついで、サンプルが沈殿する。沈降は下から光学的に検査される。当該方法を達成するために装置が提供される。当該装置はコンベヤ17、キュベット内にサンプルを充填するためのサンプル投与手段20、該コンベヤ上にキュベットをおくためのキュベットフィーダ16、該コンベヤ17に沿ってキュベット10を前進させる移動機構およびサンプル内でサスペンドされた沈降粒子のための遠心器40を備えている。該キュベット10は平面状かつレジリエントなベースプレート12を有し、カバープレート11は一様な厚さのフレームを介してベースプレートに取り付けられる。該コンベヤに沿って、遠心器40の下流側に1または2以上の光学ユニット50、60が配列される。該光学ユニット50、60は水平に向けられたベースプレート12によってキュベット10を支持するための水平に設けられた対象物プラットフォームと、該対象物プラットフォーム59の下に設けられた顕微鏡対物レンズ57とを備えている。この構造は、サンプルがキュベット内にあるあいだに、サンプルの沈降が正しく検査されることを許す。

Description

【発明の詳細な説明】 流体中でサスペンドされた粒子の沈降および 光学的検査のための方法と装置および 該方法を達成するためのキュベット 発明の分野 本発明は、流体中でサスペンドされた粒子(suspended particle)の沈降およ び光学的検査のための方法と装置および当該方法を達成するためのキュベットに 関する。 発明の背景 研究所の業務において、流体(乳濁液または懸濁液)中でサスペンドされた粒 子を光学的にかつ顕微鏡を用いて検査する必要性は、粒子をその形状によって分 類し、様々なフラクション(fraction)の濃度を決定するために生じる。医療上 の業務では血球総数を決定したり、尿沈殿物の分析などがこのような作業によっ てなされる。同様に、このような検査が、たとえば食品加工または薬品産業等の その他の産業分野において行われている。 従来、このような検査はサンプルを実験チューブに充填し、それを所定時間遠 心分離器にかけることによって沈殿させ、浮遊物を除去し、必要に応じてその沈 殿物を均質化し、かつ染色し、その一滴を顕微鏡スライドに移し、カバーグラス で覆い、顕微鏡を通してその観察された画像を人間の目によって評価し、必要な 数の画像エリアについて評価を繰り返す、という手順によって行われ てきた。 上述の伝統的な方法は、非常に不正確で、時間のかかるものであり、その自動 化はほとんど不可能である。この従来の方法を簡素化するために数多くの方法が 開発された。 流体中でサスペンドされた粒子を調査するために適している公知の方法におい ては、かなりの量のサンプルをフローセル内を通過させ、サンプル中でサスペン ドされている粒子が光学的に観察および分析される。このような方法は、米国特 許第4,393,466号明細書および第5,123,055号明細書において 詳述されている。 これまでの公知の方法における欠点としては、移動する粒子を光学的に観察し うる時間はほんのわずかな時間にすぎないという点であり、したがって各粒子を 分析するのに利用できる時間は限られているため、実際には形態上(morphologi cal)の実験を行う方法はないということになる。 発明の開示 本発明の目的は、それ自体が容易な自動化につながり、さらには迅速で比較的 正確である改良された方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、流体中でサスペンドされている粒子を光学的に検査する ために調製するのに適している装置を提供することにある。 本発明のさらなる目的は、流体中でサスペンドされている粒子を光学的検査の ために迅速に調製することを可 能にするキュベットを開発し、このような光学的調査をそのキュベットを用いて 実施することにある。 本発明の一つの態様において、流体中でサスペンドされた粒子を沈降および光 学的に検査する際に、テストされるサンプルが沈殿され、沈殿物が光学的に検査 される方法が提供されている。この方法は以下の工程からなる: 必要に応じて染色されたサンプルを平面ベースプレートが設けられたキュベッ トに入れ、その内部で沈降させ、沈降後にキュベットを水平な位置に保持しなが らサンプルを下から光学的に検査する。 本発明による方法の好ましい実施例において、サンプルの沈降は遠心分離する ことによって行われる。さらに、ベースプレートに対して垂直な加速成分と、こ れに対して平行な成分であってこのキュベットに対して作用する率が10よりも 高い値に維持されることが好ましい。 本発明の別の態様において、この方法を実行するための装置が提供されている 。本発明による装置は、コンベヤおよびこのコンベヤに沿って設けられるキュベ ット投与手段、さらにはキュベットをコンベヤに沿って移動させる移動機構およ びサンプルフィーダを備え、キュベットには平面ベースプレートが設けられてい る。コンベヤに沿って遠心分離器が配され、それに続いて顕微鏡対物レンズと開 口部を有する水平に位置された対象物プラットフォームからなる光学ユニットが ある。顕微鏡対物レンズは、この対象物プラットフォームの下方に設けられる。 本装置の好ましい実施例において、遠心分離器にはアームに装備される自己調 心式のキュベットホルダーが設 けられる。この遠心分離器は、キュベットホルダーが連結される垂直シャフトに 対して2自由度の回転を可能にするピボタルなジョイント(pivotal joint)に よって固定されうる。 さらなる好ましいバージョンにおいて、遠心分離器は水平軸に固定される。キ ュベットホルダーはこのシャフトに対して水平シャフトに平行な軸の回りを回動 可能にする固定式あるいはピボタルなジョイントを介して装備される。このジョ イントが固定式のものであるならば、このジョイントによってキュベットホルダ ーはこの軸に対して固定位置に固定される。この固定位置はシャフトの軸に平行 であり、遠心分離が完了した後シャフトの最終位置にある場合には水平である。 これが遠心分離器内におけるキュベットの最低位置であり、沈殿物が接線方向に 変位するのを防止するため水平に配向されている。遠心分離器は、キュベットを 遠心分離する前に水平に保持するため、同じ角度位置からスタートするのが好ま しい。 光学ユニットの対象物プラットフォームと顕微鏡対物レンズとは軸方向への変 位を可能にするシールによって互いに連結されていることが好ましく、このシー ルは顕微鏡対物レンズと対象物プラットフォームとの間に真空チャンバを構成す る。この真空チャンバには真空ポンプが真空連結管を介して連結されている。こ の真空ポンプによって与えられる吸引力によってキュベットはプラットフォーム に対して押圧され、それによりキュベットのベースプレートと顕微鏡対物レンズ との間の距離が一定に保持されうる。 本発明のさらなる態様によれば、上述の方法を実施するため、および上述の装 置と共に用いられるためのキュベットが提供されている。このキュベットには平 面ベースプレートが設けられ、カバープレートがこのベースプレートに均一な厚 みのフレームを介して取り付けられている。キュベットには、さらにこのキュベ ットの内部にサンプルを充填するための開口部が設けられている。このキュベッ トのベースプレートは、光学ユニットの対象物プラットフォームに設けられる開 口部の周辺にその弾性変形によって密着しうる程度の弾性を有する。 このようなキュベットの好ましい実施例において、サンプルを充填するための 開口部はフレームを通って導き、ベースプレートとカバープレートとによって構 成される空間と流体的に連通している。この開口部には、開口部を閉塞するため のプラグが設けられている。 図面の簡単な説明 本発明、その特徴および利点について、添付の図面を参照しつつ説明する。こ れら図面において、 図1は本発明にしたがう方法を実行するための装置の概要図、 図2は本発明による方法において用いられるキュベットの正面図、 図3は図2において示されるキュベットを遠心分離するために適した、垂直軸 を有する遠心分離器の変形例、 図4は図2において示されるキュベットを遠心分離するために適した、水平軸 を有する遠心分離器の別の変形例、 図5は本発明に沿った方法において用いられるサンプルの加速および減速の対 数時間図、 図6は顕微鏡を用いた光学的検査の概要横断面図、 図7は本発明の方法によって調製されたサンプルの光学的検査におけるマイク ロスキャナの使用を示す概要横断面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明にしたがった方法において、−必要に応じて染色された−サンプルは平 らなキュベットに注入され、そのキュベットは遠心分離され、遠心分離の際には 底部平面に対して垂直な加速が同平面に対して平行なものよりも少なくとも10 倍以上高くなるように選択される。必要な期間、遠心分離を行ったのち、キュベ ット内のサンプルはキュベットを水平位置に保ったまま下から光学的に検査され る。図1において、本発明による方法を実行するための装置は、ここでは概要的 にのみ示されているが、キュベットフィーダ16を有しており、これは後述する ように平らな形状のキュベット10をコンベヤベルト17の上に設けるためのも のである。コンベヤベルト17によってキュベット10は必要に応じてサンプル の染色をも行うのに適している(略図化してのみ示されている)サンプル投与手 段20に移動される。ここから充填されたキュベット10は必要に応じてキュベ ット10を閉塞するプラギングユニット30内に入る。その後、キュベット10 はベルトコンベヤ17に沿って配されている遠心分離器4に移動され、これによ り以下にさらに詳述されるような方法において遠心分離が行われる。 水平に設けられたキュベット10は、遠心分離器45から顕微鏡光学ユニット 50内に入り、このユニットは画像検知ユニット(たとえば、ビデオカメラ等) を介して公知の方法によって光学的検査を行う処理ユニットに対して連結されう る。コンベヤベルト17に沿ってさらなる光学的検査を行うのに適した、たとえ ばマイクロスキャナを含むユニット等の光学ユニットを設けることが可能であり 、必要に応じてこれを用いてさらなる光学的検査を行いうる。場合によって顕微 鏡ユニット50またはマイクロスキャナ60のいずれかを省略することが可能で ある。 本発明に沿った方法を実施する際に、実質的に平らな形状のキュベット、すな わちその垂直高さが小さいものが必要となる。このようなキュベットは図2にお いて示されている。このキュベットは、ベースプレート12とカバープレート1 1を有し、この間にキュベットの高さdを決定するフレーム15が設置されてい る。カバープレート11には開口部18が設けられており、これを介して検査さ れるサンプルが充填される。必要に応じて開口部18はプラグ14でもって閉塞 されうる。 図2において示されるキュベットの比較的低い高さdによって、沈降または遠 心分離の時間をかなり短縮することができる。従来、60から100mmの長さ であった沈降経路(sedimentation path)に対して、この限定された高さによっ て沈降経路が0.2から2mmのみになることを意味する。沈殿の後、安定した 層をいわゆる浮遊物(上部分離層)から分離することは非常に困難であろうが、 本発明においてそのような分離は必要でない。 その代わりに層の相対的変位を防止するために、沈殿後にはキュベット10を注 意深く移動させる必要がある。このように注意深い方法をとると底部の沈殿物を 下から検査することができる。このためキュベット10のベースプレート12は 良好な透明性と一定の厚みを有する光学的グレードのガラスまたはプラスチック からなる。さらに、ベースプレート12についてはわずかにレジリエントな(re silient)または柔軟性を有する材料を選択することが適当である(その理由に ついては以下に記す)。このため一般的に顕微鏡検査において用いられる厚みが 0.17mmのカバープレート用の材料が適切である。もちろん、この厚みは、 たとえば0.05から0.3mm等の範囲にある他のいかなる値であってもよい 。 開口部18は、フレーム15に設けられる横向きの通路にも連結されることが でき、これにも自己閉塞式のカバーが設けられうる。フレーム15上に形成され た位置決めノーズ13によって、キュベット10が正しく左右に設けられ、かつ 当接される。しかしながら、このような付加的要素を付与することは必ずしも必 要ではない。 本発明に沿った方法を実施するに際し、沈降経路の長さを短くし、従来の遠心 分離器等によって理想的な加速を加えることによって、遠心分離の所定時間は従 来の方法において必要であった時間の約100分の1となる。 これは従来の方法に比べて実験されるサンプル中に存在する壊れやすい粒子( たとえば、尿中の尿円柱(cylinder)など)を傷つける危険性が低くなるという 点においても有利である。しかしながら、遠心分離の実施の際には、特別な注意 が必要である。サンプルを充填したの ちには、取り扱いおよび評価の全期間の間、サンプルの流体およびサスペンドさ れた、またはすでに沈殿した粒子のそれぞれに対して作用する力および加速が確 実にベースプレート12に対して垂直または少なくともほぼ垂直であるように注 意しなければならない。このような条件を満たす可能性は、特別な遠心分離器、 顕微鏡およびキュベット10を移動させるコンベヤベルト17を備える本発明に したがった装置によって提供される。 もちろん、遠心分離を行うのは、沈降経路の長さをより短くすることによって より短い自発的な沈降時間が充分でなかったり、またはいかなる理由にせよ、よ り短い沈降経路およびより短い遠心分離に要する時間によってえられる利点を享 受することが有意義である場合にのみ、必要とされる。 遠心分離の作業を含む、本発明に沿った方法を実施する際に、遠心分離器40 を始動および停止させる時に生じる過渡的プロセスによって沈降経路の長さが短 いことに起因すると思われる作動時間がきわめて短い場合に沈降の動きに影響を 与えることがないようにすることに注意を払う必要がある。単一軸回りを放射状 に揺動するサンプルホルダーを用いることは、サンプル内で生じるかなりの接線 方向の力の影響下における加速および減速の間にサンプルホルダーが偏移しない ため、これら要件を満たすためには不適切である。その代わり図3に示されるよ うに、キュベット10を支持するキュベットホルダー43が2自由度のヒンジ4 2を介して直立な、すなわち垂直なシャフト41に取り付けられているアーム4 4に連結されているような構造を用いることができる。ヒ ンジ42の構成については、ボールおよびソック・ジョイント(ball-and-socke d joint)であっても、センタークロス(center cross)を有するいわゆるユニ バーサルジョイントであってもよい。この場合、遠心分離器45を始動させる際 にキュベットホルダー43はヒンジ42の回りを振り子のように放射状および接 線方向の両方に揺動可能であるため、キュベット10に作用する加速がキュベッ ト10のベースプレート12に対して垂直であることが達成されうる。キュベッ トホルダー43の揺動が緩衝要素等によって減衰されてはならないのは、これら により接線方向の、すなわちベースプレートに対して平行な方向の加速を生じさ せ、そのため沈降プロセスにかなりの影響を与えたり、すでに沈殿した層をかき 乱したり、変位させたりする可能性があるためである。キュベットホルダー43 に対して妨げとなる振動は、遠心分離器を駆動するモータの加速および減速を制 御することによって避けなければならないことは明らかである。 図4は遠心分離器40の別の変形例を示しており、これは水平シャフト45に 装備されるアーム44と、この単一シャフトに対してジョイント46を介して連 結されるキュベットホルダー47とを有している。この場合、キュベットホルダ ー47は回動平面において回動可能であることが容易に理解されうるため、1自 由度のヒンジまたはジョイント46を用いることで充分である。この場合、キュ ベット10をキュベットホルダー47に挿入することがより簡単であり、駆動モ ータの加速および減速の制御もより簡単となる。このような回転式ではなく固定 されたジョイントを用いた場合には振動部分が含ま れないため、モータおよびそれに連結されるその他の回動要素の過渡状態のみを 考慮するだけでよい。この場合、固定されたサンプルホルダーが遠心分離器40 のシャフト45の上に装備される。このサンプルホルダーは沈殿物の変位を避け るためにキュベットを垂直に、その最低位置に保持するべく配向されており、キ ュベット10を遠心分離完了後に水平に保持するためにはシャフト45が同じ角 度位置において停止しなければならない。遠心分離器40は同じ角度位置から始 動されうるので、遠心分離前の自発的沈降はそのキュベットの主平面に対して垂 直に向けられる。 遠心分離器40の加速の制御は、たとえば図5の図式によって達成されうる。 広範囲の表示を行うため、加速、時間および周速はすべて対数目盛において示さ れている。減速についても同様の図式にて表されうる。図示されているケースに おいて、遠心分離器の半径は50mmであり、接線加速度atは3m/s2であり 、また対応する求心加速度arおよび周速vの値もまたそれぞれ図式において単 位m/sおよびm/s2で与えられている。このような値の均一な加速のケース においては求心加速度の大きさを超える接線加速度が作用し、したがってサンプ ルに対して約0.05sの間しか作用せず、この時間の長さは全遠心分離の所要 時間に対しては無視されうるものとなる。これはとくに、典型的には生物学的サ ンプルが属するような、ティキソトロピック(tixotropic)な特性の媒体におい ては低い加速度ではまったく沈降が起こらない場合にあてはまる。加速の際に、 周速は時間との関数において直線状に増加する一方、加速度は時間の 自乗に対して比例する、すなわち求心加速度に対して接線加速度は0.2sを過 ぎるや否やますます無視されうるものとなる。 沈降プロセスを妨げる接線加速度の効果をさらに減少させるためには、水平あ るいは横向きのシャフト45を備えた遠心分離器を用い、キュベット10をその 最も低い位置ではなく、遠心分離器40のアーム44に設けられたキュベットホ ルダー47に対して横の位置に固定し、この位置からキュベットを下方に始動さ せることがよい。典型的なケースにおける遠心分離の所要時間は3sであり、そ の間において遠心分離器は停止状態から、たとえば1800r.p.m.に加速 し、次に一定の速度において駆動することなくすぐに減速し始め、停止状態に至 る。この全時間において全部で42回転を行う。遠心分離の非常に短い初期時間 においては接線加速度を求心加速度の10分の1未満に保持するという条件は満 たされていないことは容易に理解されうる。しかしながら、この短時間は沈降プ ロセスに対して重大な影響を及ぼすには充分でない。重心加速度をも考慮する場 合には、この条件は容易に満たされることになる。 遠心分離器40に振動するキュベットホルダーが設けられない場合、遠心分離 器を始動する前にこれを4分の1回転分、後続の回転方向とは反対の方向に動か すことによってモータの“ランナップ(run-up)”始動をえるようにする。こう して始動時にはキュベットが垂直位置を呈するが、垂直方向における沈降経路の ほうがかなり長い。よって、キュベットを短時間垂直位置に保つことによって沈 殿が、この時間における重心加速度の方向も また接線方向であるにもかかわらず、実質的に影響されない。にもかかわらず、 この垂直位置の所用時間は可能な限り短くすべきである。水平または垂直シャフ ト45を備えた遠心分離器が用いられる場合、起動後付加される周速の大きさは 重心加速度に達するかまたは少なくともそのレベルに接近する求心加速度をえる ことができるものであるのがよい。始動が最低点から行われる場合、周辺加速度 の値は約3.1m/s2となる。遠心分離器が反対方向に角度変位された位置か ら始動された場合にはより低い加速度が必要となる。以下において、周辺加速度 は速度の自乗に比例する形で増加されることができ、容認される加速度は装置の 機械上のパラメータによってのみ限定されるものである。すでに安定した層をか き乱したり変位することを避けるために、減速については加速以上に注意深く行 われなければならない。減速期間の終わりにおいて、キュベット40がちょうど その低い水平位置になろうとする時に遠心分離器40のアーム44を停止状態に するようにすべきである。 遠心分離器40において沈降を実施した後、キュベット10は光学ユニット5 0上のコンベヤベルト17に沿って滑動される。この位置は図6において示され ている。光学顕微鏡ユニット50は対象物プラットフォーム59、この下方に位 置される顕微鏡の対物レンズ57、さらにはその上方にそのコンデンサ58が図 6(および7)に示されている照明手段を備えている。対象物プラットフォーム 59には、対物レンズ59とコンデンサ58の中心線を通るような開口部51が 設けられている。開口部51の周りにおける対象物プラットフォーム59は薄く なっており、この部分は真空密閉シーリング55によって覆われている。シーリ ング55は、対物レンズ57が軸方向に変位されることを可能にする弾性材料か らなる。シーリング55と対象物プラットフォーム59間の真空チャンバ54を 形成する空間は、図示されない真空ポンプに真空間56を介して連結されている 。対象物プラットフォーム59の上部表面は、光沢を有するように磨かれており 、キュベット10がその上をスクラッチすることなく容易にスライドしうるよう になっている。摩擦を低減するために、対象物プラットフォーム59に摩擦低減 層を設けてもよい。 キュベット10が開口部51の上に押圧されると真空チャンバ54はキュベッ トによって閉塞され、こうして発生する真空の吸引効果によってキュベット10 のベースプレート42が対象物プラットフォーム59の表面に対して密着する。 付加される真空力は、キュベット10をわずかにその位置に保持し、キュベット 10と対象物プラットフォーム59間の空気層を除去するためにのみ用いられる ため、高いものでなくてもよい。このような弱い真空力によって、開口部51上 のキュベット10の位置を調節することも可能となる。このキュベットの矯正的 変位を可能にするため、付加される真空力を低減することはできるものの、一般 的にそのようなことは必要でない。 したがって、その上にある流体53によっ て光学的検査が妨げられないためにキュベット10内の沈殿物が残留したまま光 学的検査を実施することができる。本発明に沿った構成の好ましい特徴として、 キュベット10のベースプレート12は従来の顕微鏡を用いた検査 において用いられるカバープレートと同じ材料を用いて製造されることができ、 ベースプレートの厚みは、たとえば0.17mmでありうる。このようなカバー プレートの境界平面は平行であり、その厚みは正確に密着されうる。このことに より、対物レンズの拡大能が通常範囲の10から40にあり、通常0.65であ る口径が0.5から0.8の範囲にあり、焦点深度が1から3μmの間であると 仮定すると、顕微鏡における対物レンズ57の位置を変形することなく光学的検 査を行うことが可能である。具体的には、このケースにおける検査の対象はベー スプレート12のみが対象物と光学装置との間に介在した形でキュベット10の ベースプレート12に堆積している沈殿物であるため、光学的条件は沈殿物52 上に浮遊している流体53とキュベット10のカバープレート11によって影響 されない。キュベット10に作用する真空の押圧力によって充分な正確さでもっ てキュベット10と顕微鏡対物レンズ57との間の隙間は確保されている。この 間隔をできる限り正確にするために、ベースプレート12にはレジリエントな材 料を選択し、それ自身が正確に対象物ホルダー59の表面に対して適応すること を確実にしなければならないことが特別に重要となる。このことによって数ミク ロン単位の正確さでもって位置づけをすることが可能となり、よって一般的には 厄介であり、時間を要するさらなる修正を必要とするようなサンプル毎の焦点の 再調整が必要でなくなる。 キュベット10に含有されるサンプルの自動的評価のためには、顕微鏡の視野 に現れる画像が連続的にディジタル化されなければならない。不均一な沈降に起 因する エラーを避けるためにキュベット10は開口部分上のいくつかの異なる位置にお いて繰り返し光学的検査を行うべく位置づけされうる。図7においてマイクロス キャナが備えられている光学的ユニット60が示されており、ここにおける顕微 鏡対物レンズ57には、センサ列62が連結されていることによって線状画像が 電気信号に変換される。評価の際にキュベット10は図においてフィード61の 方向に変位され、線状に変換された画像の必要な情報がセンサ列の出力として連 続的に入手可能となる。よって画像は各線に沿って走査され、数回繰り返される 走査によって所望のサイズの明晰な画像の光学的評価が可能となる。この構成は ビデオカメラを代用するものとして適しており、走査された画像フレームからえ られた光学情報のよりよいディジタル化のための手段を提供する。 キュベット10を移動させる際に、沈殿物52をかき乱さないように絶えず注 意すべきである。例えば対象物プラットフォーム59に摩擦低減コーティング6 3を付与することによって付着摩擦によって生じうる些細な振動をも避けるべき である。このコーティングの好ましい材料としてはPTF(ポリテトラフルオロ エチレン)などがある。 本発明の方法および装置は、廃水処理の制御、環境制御、産業生産における種 々のサスペンション(suspension)の検査、人間および動物の両方の医療上の検 査における体液の細胞学上の検査、その他食品および薬品産業における生物学的 実験等において有益に用いられうる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月3日(1998.2.3) 【補正内容】 請求の範囲 (請求の範囲第1項〜第3項、第10項〜第11項を削除。請求の範囲第4項〜 第9項を補正。) 1.キュベット10内のサンプル液中でサスペンドされた粒子の沈降および光学 的検査のための装置であってコンベヤと、 該コンベヤに沿って配列されたキュベット投与手段20と、 該キュベットを遠心分離器40まで移動する移動機構と、 最低位置において該キュベットを水平に保持するキュベットホルダーが連結さ れた水平軸45を備えた遠心分離器と、 該キュベット内で粒子を検査するための光学ユニット50 とからなる装置。 2.キュベットホルダーがジョイント46によって前記軸に連結されてなる請求 の範囲第1項記載の装置。 3.前記ジョイントが固定されたジョイントである請求の範囲第2項記載の装置 。 4.前記ジョイントが1自由度を有してなる請求の範囲第2項記載の装置。 5.前記ジョイントが前記水平軸に平行な軸の回りの回転を許す請求の範囲第4 項記載の装置。 6.前記光学ユニットが、水平方向に向けられたベースプレートによって前記キ ュベットを支持するための水 平に設けられた対象物プラットフォーム59と、該対象物プラットフォームの下 に設けられた顕微鏡対物レンズ57とからなる請求の範囲第1項記載の装置。 7.前記光学ユニット50,60の対象物プラットフォーム59および顕微鏡対 物レンズ57が、軸方向の変位を許すシール55によって互いに連結され、該シ ールが、顕微鏡対物レンズと対象物プラットフォームとのあいだ真空チャンバ5 4を閉じ込め、真空ポンプが真空接続パイプ56を介して前記真空チャンバに接 続されてなる請求の範囲第6項記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN 【要約の続き】 がキュベット内にあるあいだに、サンプルの沈降が正し く検査されることを許す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.検査中にテストされるべきサンプルが沈殿し光学的に検査される、流体中で サスペンドされた粒子の沈降および光学的な検査方法であって、 平面状のベースプレート12が設けられたキュベット10内に要求どおり着色 されたサンプルを入れ、その中で沈降させ、ついで、水平位置に保持されたキュ ベット10を用いて下からサンプルを光学的に検査する工程からなる方法。 2.前記サンプルの沈降が遠心によって達成されてなる請求の範囲第1項記載の 方法。 3.キュベット10上で作用する、ベースプレート12に垂直な加速成分と、該 ベースプレートに平行な成分との比率が10より高い値で維持されてなる請求の 範囲第1項または第2項記載の方法。 4.コンベヤ、 該コンベヤに沿って配列されたキュベット分配デバイス、 該コンベヤに沿ってキュベットを進める移動機構、および サンプル供給装置 からなる請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の方法を実行するための 装置であって、 前記キュベットが平面状のベースプレートを有するように形成され、 前記コンベヤに沿って遠心分離器40が配列され、 前記コンベヤに沿って該遠心分離器の下流側に、光学 ユニットが配列され、 該光学ユニット50、60が、水平に向けられたベースプレート12によって 前記キュベット10を支持するために水平方向に設けられた対象物プラットフ ォームと、該対象物プラットフォーム59の下に設けられた顕微鏡対物レンズ5 7とを備えてなる ことを特徴とする装置。 5.前記遠心分離器4に、アーム44に取りつけられた自己調心キュベットホル ダー43、44が設けられてなる請求の範囲第4項記載の装置。 6.前記遠心分離器40に垂直シャフトが設けられ、前記キュベットホルダー4 3、44が、2自由度の回転を許すジョイント42を介して該垂直シャフトと連 結されてなる請求の範囲第5項記載の装置。 7.前記遠心分離器40に水平シャフト45が設けられ、前記キュベットホルダ ー43が、該水平シャフト45と平行な軸の周りの回転を許すジョイント46を 介して該水平シャフトと連結されてなる請求の範囲第5項記載の装置。 8.前記遠心分離器40に水平シャフト45が設けられ、前記キュベットホルダ ー43が、もっとも低い角位置において前記キュベットホルダー43上に設けら れてなる請求の範囲第5項記載の装置。 9.前記光学ユニット50、60の対象物プラットフォーム59と顕微鏡の対物 レンズ57とがシール55によって互いに連結され、該シールが顕微鏡の対物レ ンズ57と対象物プラットフォーム59とのあいだの真 空チャンバ54を閉じ込め、真空ポンプが真空接続パイプ56を介して該真空チ ャンバ54に連結されてなる請求の範囲第4項、第5項、第6項または第7項記 載の装置。 10.請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の装置と共に用いられ るキュベットであって、平面状のベースプレートとサンプルを充填するために機 能する開口とが設けられ、一様な厚さのフレーム15を介してカバープレート1 1が前記ベースプレート12に取り付けられ、前記ベースプレート12がレジリ エントに撓みうるキュベット。 11.サンプルを充填するために前記フレーム15を貫いて通じる開口を備え、該 開口がベースプレート12およびカバープレート11によって閉じ込められた空 間と連通し、該開口を閉鎖するためのプラグが開口に設けられてなる請求の範囲 第9項記載のキュベット。
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