JP2000500344A - 光学的に活性な2―置換テトラヒドロピラン―4―オン類の製造法 - Google Patents

光学的に活性な2―置換テトラヒドロピラン―4―オン類の製造法

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JP2000500344A JP9519488A JP51948897A JP2000500344A JP 2000500344 A JP2000500344 A JP 2000500344A JP 9519488 A JP9519488 A JP 9519488A JP 51948897 A JP51948897 A JP 51948897A JP 2000500344 A JP2000500344 A JP 2000500344A
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ホルト,ロバート・アントニー
リグビー,スチュアート・リチャード
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ゼネカ・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オール類またはそれらのエステル類は、エステル類またはアルコール類の対応するラセミ混合物からエステラーゼまたはヒドロラーゼを使用して製造することができる。これは、対応する光学的に活性なケトン類へのルートを提供する。ラセミ混合物は、好ましくは、cis−形である。このような混合物は、酸の存在下で、3−ブテン−1−オールをアルデヒドと反応させることによって製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オン類の製造法 本発明は、光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オン類を製造す るための方法に関する。 ある種のテトラヒドロピラン−4−オン類は、生物学的に活性な物質、例えば 、ヨーロッパ特許465,812; 462,813; 409,413; 420,511; 410,661; 385,662お よび375,404の物質の製造における化学的な中間体として重要である。少なくと も若干の場合には、テトラヒドロピラン−4−オンが2−置換され、(S)配置 である場合には、活性の高い化合物が製造される。(R)配置の化合物は、研究 上興味深い可能性がある。 本発明は、光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オールまたはそ のエステルを製造する方法であって、立体特異的なエステラーゼを使用して、2 −置換テトラヒドロピラン−4−オールを立体特異的にエステル化するか、また は、立体特異的なヒドロラーゼでそのエステルを立体特異的に加水分解すること を含む方法を含む。 我々は、本発明が驚くほど高い立体特異性で行われることを見いだした。 所望とあらば、エステル生成物の加水分解は、光学的な純度をさらに高めるた めに、立体特異的なヒドロラーゼを使用して行うことができる。 cis−2−置換テトラヒドロピラン−4−オール類またはエステル類は、t rans−化合物よりも、本発明において、より容易に反応し、(R)化合物は 、エステル化および加水分解の両方において、立体特異的に反応することができ 、それによって、(S)化合物が転化されずに残る。 実質的にcis形の2−置換テトラヒドロピラン−4−オールのラセミ混合物 は、3−ブテン−1−オールを、式:XCHO[式中、Xは、ピラノールの所望 される2−置換基である。]で表されるアルデヒドと、酸、好ましくは、硫酸の 存在下で反応させることによって製造することができる。Xは、好適には、アル キル、例えば、エチルまたはメチル基;または、置換アルキル基、例えば、モノ またはジフルオロ置換アルキル、例えば、メチルまたはエチル基である。触媒と してH2SO4を使用するこのプロセスのための方法は、Hanschke(Chem Ber(195 5)vol 88 p 1053)に記載されている。cisおよびtrans配向は、酸化で 失われ、対応するケトンとなるが、我々は、本発明に対してcis生成物が非常 に適していることを見いだした。 本発明はまた、光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オールまた はそのエステルを製造する方法であって、3−ブテン−1−オールを、式:XC HO[式中、Xは、ピラノールの所望される2−置換基である。]で表されるア ルデヒドと酸の存在下で反応させることによってcis−ラセミの2−置換テト ラヒドロピラン−4−オールを生成させ、立体特異的なエステラーゼを使用して そのラセミ混合物をエステル化するか、または、所望により非立体特異的にその ラセミ混合物をエステル化し、そしてそれを立体特異的なヒドロラーゼで加水分 解することを含む方法を含む。 エステル類は、通常の方法によって、好ましくは、遊離酸類、アシルハライド 類および/または無水物類を使用して、非立体特異的なエステル化において、製 造することができる。立体特異的なエステル化においては、もう1つ別のエステ ルとエステル交換することが好ましく、このエステルは好適にはビニルエステル であるが、その理由は、副生物、アセトアルデヒドが逆反応に影響を及ぼさない からである。立体特異的なエステル化反応および/または加水分解は、pH5〜 10で行われ、少なくとも過剰の水、例えば、反応水が存在する場合には、さら に好ましくは、pH6〜9であり、温度は、好ましくは、20〜65℃であり、 さらに好ましくは、25〜50℃である。エステル類は、好ましくは、2〜8個 の炭素原子を有する低級アルカン酸、安息香酸またはその置換誘導体のエステル である。 酵素はそのまま、あるいはそれらを含む細胞全体として供給することができる 。それらは、生成物からのそれらの分離を促進するために、固定されているのが 好ましく、所望とあらば、再使用される。 立体特異的なエステル化および/または加水分解工程は、通常は、少なくとも 酵素活性を許し、そして加水分解の場合には反応水を供給するのに十分な量の水 と所望により不活性溶媒との存在下で、反応体と酵素とを混合することによって 行うことができる。 好ましい酵素としては、例えば、商標名Lipolaseの下で販売されているハミコ ラ・ラヌギノサ(Humicola lanuginosa);商標名SAM IIの下で販売されて いるシュードモーナス(Pseudomonas)由来の酵素であり、さらに好ましくは、例 えば、商標名NOVOZYMの下に販売されているカンディダ・アンタルクチカ(Candid a antarctica)由来の酵素が挙げられる。 アルコールのケトンへの酸化は、好適には、強酸、例えば硫酸と、不活性有機 溶剤、例えばケトンとの存在下で、強酸化剤、例えばクロム酸で行うのが好適で ある。温度は好ましくは0〜40℃の範囲、例えば0〜30℃の範囲である。 所望される場合には、アルコールは、例えば、エステルの存在下で対応するケ トンの酸化によってさらに反応させることができる。必要とされるエステルの分 離はいずれも、そのようなさらなる反応後に行うことができる。本発明は、立体 特異的な反応の生成物または未転化異性体へのルートとして使用することができ る。実施例 1 ラセミのcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール酪酸 エステルの製造 E Hanschkeの方法(Chemische Berichte(1955),volume 88,p 1053)によって ラセミのcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールを製 造した。 典型的には、以下のようにしてエステル化を行った。 cis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール(20g, 0.172mol)とトリエチルアミン(20.2g,0.20mol)とのジクロロ メタン(120ml)溶液を氷浴で冷却した。ブチリルクロライド(18.1g, 0.17mol)を撹拌しつつ15分間かけて緩やかに加えた。氷浴を除き、反応 物を室温で3時間撹拌した。水(100ml)を反応混合物に加え、有機画分を混 合物より回収した。有機相を希塩酸(75ml,2molar)、塩化ナトリウム飽和 水溶液(75ml)で洗浄し、ついで、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。減圧 下で溶剤を除去した。減圧下で残渣を蒸留し、酪酸エステル(20g,64%収 率;60−73℃/5mmHg)を得た。生成物は、ほぼ5%のtrans異性体を 含有していた。 NMR(CDCl3):0.95(3H,m),1.15-2.05(9H,m),2.30(2H,m),3.45(2H ,m),4.0(1H,m),4.85(1H,m)。実施例 2 cis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールエステル類を 鏡像選択的(enantioselectively)に加水分解する酵素の特定 エステル類の酵素による加水分解は、そのpHを所望されるレベルに維持する ために、Mettler DL25 自動滴定器で行った。加水分解の度合いは、便宜上、滴 定液水酸化ナトリウムの消費量から計算した。 トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(10mM)、塩化ナトリウム(60 mM)および塩化カルシウム(20mM)を含むpH7.5の緩衝液(30ml)に、 酪酸エステル(0.29g)を液滴として懸濁させた。これに、酵素(固体10 0mgまたは液体の時2ml)を加えた。温度を30℃に保持し、水酸化ナトリウム 水溶液(0.25molar)の自動添加によってpHを維持しつつ、反応混合物を 撹拌した。加水分解が50%に近づいた時の滴定速度の減速を鏡像選択性の指示 として使用し、予想される反応物を抽出し、以下のようにして分析した。添加さ れた水酸化ナトリウムの量がエステルの50%の加水分解と当量である時、反応 混合物は、等体積のジエチルエーテルで抽出した。固定化された酵素を使用した 時には、これは、ジエチルエーテルによる抽出前に濾過によって除去した。残留 エステルは、エーテル層で回収したが、他方、酵素および大半のピラノールは、 水層に存在した。エーテル層を等体積の水で洗浄し、有機層から痕跡量のピラノ ールを除去した。ジエチルエーテル画分を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、エー テル層を濾過によって回収し、減圧での蒸留によってエーテルを除去することに より酪酸エステルをそれから単離した。 酪酸エステルのエナンチオマーは、Chiralcel oB column,250mm×4.6mm(Daic el Chemical Industries Ltd)を使用するHPLCにより、ヘキサン:2−プロ パノール(99:1)で1ml/分の速度で溶離して測定した。エステルは、215nm のUV吸収によって検出した。これらの条件下において、(2S,4S)酪酸エ ステルは、5.7分で溶離し、他方、(2R,4R)酪酸エステルは、7.2分 で 溶離した。酵素スクリーンの結果を表1に示す。nd 測定されず B Biocatalysts Ltd,Main Avenue,Treforest,Industrial Estate, Pontypridd CF37 5UT,英国 S Sigma Chemical,Fancy Road,Poole,Dorset BH17,7BR.英国 A Amano Pharmaceutical Co Ltd,Eschersheimer Landstrasse 49,D-6000, Frankfurt am Main 1,ドイツ 実施例 3 カンディダ・アンタルクチカ(NOVOZYM 435TM)からのリパーゼを使用する2−メ チルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール酪酸エステルの調製スケール での分割および(S)−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オン への転化 10リットルの撹拌ガラス反応器に、水(4リットル)およびトリス(ヒドロ キシメチル)アミノメタン遊離塩基(4.84g,40mmol)を加えると、pH 9.5の溶液を与えた。これに、2−メチル−テトラヒドロ−(4H)−ピラン −4−オール酪酸エステル(2.933kg,15.77mol)を加えると、pH が5に低下した。撹拌二相混合物のpHを水酸化ナトリウム(5molar)で、pH 8.0に調整した。酵素(30gのNovozym 435TMビーズ)を100mlの水でスラ リー化し、反応器に加えて反応を開始した。水酸化ナトリウム溶液(5molar) の自動添加によって、pHをpH7.8−8.0に調節し、その温度を28−3 2℃に制御した。 25時間後、反応混合物をWhatman GF/Bガラス繊維フィルターを介して濾過し 、酵素ビーズを除去した。濾液を沈降させ、上方の有機層を回収した。ペンタン (500ml)を有機画分に加え、ついで、これを脱イオン水(1リットル)で2 回洗浄し、有機画分から痕跡量のピラノールを除去した。分離した有機画分は、 無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過した。ついで、濾液を、減圧下、蒸留して 、ペンタンを除くと、分割された(4S,6S)−2−メチルテトラヒドロ−( 4H)−ピラン−4−オール酪酸エステルが淡黄色のオイルとして生成した。回 収されたエステル=1.359kg(46%収率,96%化学強度)。 分割した2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール酪酸エステ ルの試料は、以下のようにして、対応するアルコールへと加水分解した。酪酸エ ステル(627.8g,96%化学強度)を水酸化ナトリウムの溶液(5molar, 1200ml)に加え、混合物を70℃まで暖めた。1.5時間後、混合物を室温 まで冷却し、塩化ナトリウム飽和水溶液(600ml)を加えた。混合物をジエチ ルエーテル(600ml×11)で抽出した。有機画分を合わせ、無水硫酸マグネシ ウム上で乾燥し、活性炭で脱色し、減圧下で、溶剤を除去すると、2−メチルテ トラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール(353.1g,94%収率)を生 成した。 NMR(CDCl3):1.21(3H,d),1.5(2H,m),1.9(2H,m),3.4(2H,m), 3.78(1H,m),4.0(1H,m)。 2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールの試料は、以下の条 件下で、2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オンに酸化した。2 −メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール(119g)をアセトン (2700ml)に加え、氷浴で8℃まで冷却した。クロム酸溶液(234ml,8 N−酸化クロム(VI)266.7gを230mlの濃硫酸と400mlの水との混 合物に加え、水で1リットルに調整したもの)を、激しく撹拌しつつ、1時間か けて滴下した。さらに2時間後、溶液の色が緑色に変わるまで、イソプロパノー ル(5ml)を緩やかに加えた。アセトン溶液をデカンテーションし、濾過した。 残渣をアセトンで洗浄した。合わせた濾液と洗浄液とを減圧下で蒸留して、アセ トンを除き、ついで、水性残渣をジエチルエーテル(500ml、続いて、3×1 25ml)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸マグネシウム上で乾燥し、ジエチル エーテルを減圧下で除去した。減圧下で残渣を蒸留すると、ピラノン(92.4 g,79%,60℃/80mmHg)を生成した。NMR(CDCl3):1.31(3H,d ),2.2-2.64(4H,m),3.69(2H,m),4.28(1H,m)。 2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オンのエナンチオマー純度 は、実施例2に記載した条件を使用し、キラルな固定相HPLCによって測定し た。(S)−エナンチオマーは、15.6分で溶離し、他方、(R)−エナンチ オマーは、18.1分で溶離した。反応生成物は、98%(S)−エナンチオマ ー、2%(R)−エナンチオマーからなった。実施例 4 酪酸ビニルの存在下でのNOVOZYM 435TMによって触媒される鏡像選択的エステル 交換によるラセミのcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4− オールの分割 ラセミのcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールの 20g(0.172mol)に、酪酸ビニル(14g,0.123mol)およびNovozy m 435TM固定化酵素製剤(0.2g)を加えた。反応混合物を28℃で撹拌した。 反応をガスクロマトグラフィーにより酪酸エステルの形成およびピラノールの消 失についてモニターした。30メートル×0.32mm DB5カラム(J & W Scienti fic)を取り付けたPerkin-Elmer 8500ガスクロマトグラフを使用して分析を行っ た。ヘリウム(8psi)をキャリヤーガスとし、フレームイオン化によって検出 した。温度プログラムは、最初、100℃で1分間、続いて、20℃/分の速度 で昇温して170℃とした。ついで、温度を170℃に10分間維持した。ci s−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールの保持時間は、6 .1分であり、他方、対応する酪酸エステルについての保持時間は、12.1分 であった。反応速度は、それが50%エステル化に近づくと、遅くなり、反応は 、12時間後、52.5%エステル化で停止した。 酵素ビーズを除去するために、溶液を濾過し、ついで、濾液を等体積の水で2 回抽出して、未反応のcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4 −オールを除去した。ついで、合わせた水溶液抽出物を等体積のペンタンで2回 逆抽出し、水相より痕跡量の酪酸エステルを除去した。ついで、cis−2−メ チルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールを含有する水溶液を塩化ナト リウムで飽和し、等体積の酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル抽出物を無水 の硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下、蒸留によって溶剤を除去すると、分割さ れたcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール(8.8 6g)を与えた。 分割されたcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール のエナンチオマー純度は、ベンゾイルエステルのキラル固定相HPLCによって 測定した。ベンゾイルエステルは、以下のようにして合成した:50mlのストッ パー付きのチューブに、cis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン− 4−オール(0.2g,1.724mmol)、無水安息香酸(0.39g,1.72 5mmol)、ピリジン(5ml)およびジメチルアミノピリジン(5mg)を加えた 。混合物を60℃で6時間インキュベートした。反応混合物を室温まで冷却し、 ジエチルエーテルで50mlまで希釈し、2×50mlの塩酸(20millimolar) 、水酸化ナトリウム(100millimolar)、蒸留水および塩化ナトリウム飽和水 溶液で逐次洗浄した。有機層を回収し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し た。濾液を収集し、減圧下、蒸留によってジエチルエーテルを除去し、cis− 2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールのベンゾイルエステル を淡黄色のオイルとして得た。 エナンチオマー純度は、Chiralcel OB カラム(Daicel Chemical Industries L td)250mm×4.6mmを使用し、ヘキサン:エタノール(99.5:0.5) で速度0.75ml/分で溶離して測定した。化合物は、225nmのUV吸収に よって検出した。2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールのベ ンゾイルエステル誘導体の(2R,4R)および(2S,4S)エナンチオマー についての保持時間は、それぞれ、17.1分および21.7分であった。分割 した試料を分析すると、光学純度が98.5%(2S,4S)、1.5%(2R ,4R)であることを示した。実施例 5 酢酸ビニルの存在下でのNOVOZYM 435TMによって触媒される鏡像選択的エステル 交換によるラセミのcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4− オールの分割 ラセミのcis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オール( 17.2ミリモル)2gに、1.01gの酢酸ビニル(12.9ミリモル)および 0.1gの固定化された酵素製剤Novozym 435TMを加えた。反応混合物を28℃で 撹拌し、反応を実施例4に記載したようにガスクロマトグラフィーによってモニ ターした。cis−2−メチルテトラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールの アセチルエステルの保持時間は、8.2分であった。ピラノールの58%がアセ チルエステルに転化された時(4時間)、反応を中止した。反応混合物を実施例 4に記載したように処理して、0.57gの分割されたcis−2−メチルテト ラヒドロ−(4H)−ピラン−4−オールを得た。ベンゾイルエステル誘導体 は、実施例4におけるように製造し、また、実施例4において記載したようにキ ラルな固定相HPLCによって分析した。分割された試料の分析は、光学純度が 99%(2S,4S)、1%(2R,4R)であることを示した。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月22日(1997.10.22) 【補正内容】 請求の範囲 1. 光学的に活性なcis2−置換テトラヒドロピラン−4−オールまたはそ のエステルを製造する方法であって、立体特異的なエステラーゼを使用してci s2−置換テトラヒドロピラン−4−オールを立体特異的にエステル化するか、 または、立体特異的なヒドロラーゼでそのエステルを立体特異的に加水分解する ことを含む方法。 2. 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オンを製造する方法で あって、立体特異的なエステラーゼを使用してcis2−置換テトラヒドロピラ ン−4−オールを立体特異的にエステル化するか、または、立体特異的なヒドロ ラーゼでそのエステルを立体特異的に加水分解し、そしてアルコール生成物を、 好ましくはエステルからそれを分離した後に、対応するケトンに酸化し、および /または、そのエステルおよびアルコールまたはケトン生成物を分離し、そのエ ステルを対応するアルコールに加水分解し、そして生成するアルコールを対応す るケトンに酸化することを含む方法。 3. 光学的に活性なcis2−置換テトラヒドロピラン−4−オールまたはそ のエステルを製造する方法であって、3−ブテン−1−オールを、式:XCHO [式中、Xは、ピラノールの所望される2−置換基である。]で表されるアルデ ヒドと酸の存在下で反応させることによってcis−ラセミの2−置換テトラヒ ドロピラン−4−オールを生成させ、立体特異的なエステラーゼを使用してその ラセミ混合物をエステル化するか、または、所望により非立体特異的にそのラセ ミ混合物をエステル化し、そしてそれを立体特異的なヒドロラーゼで加水分解す ることを含む方法。 4. 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オンを製造する方法で あって、3−ブテン−1−オールを、式:XCHO[式中、Xは、ピラノールの 所望される2−置換基である。]で表されるアルデヒドと、酸の存在下で反応さ せることによってcis−ラセミの2−置換テトラヒドロピラン−4−オールを 生成させ、立体特異的なエステラーゼを使用してそのラセミ混合物をエステル化 するか、または、所望により非立体特異的にそのラセミ混合物をエステル化し、 それを立体特異的なヒドロラーゼで加水分解し、生成するアルコールまたは生成 するエステルから誘導されるアルコールを加水分解によって対応するケトンに酸 化することを含む方法。 5. エステルがアルコールから分離される、請求の範囲第1項、第3項または 第4項に記載の方法。 6. アルコールが、エステルの存在下でさらに反応して、所望の生成物となる 、請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の方法。 7. アルコールの立体異性体が必要とされる場合に、それが、所望により立体 特異的に加水分解される、請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の方 法。 8. 立体特異的なエステル化と立体特異的な加水分解とを含む、請求の範囲第 1項〜第7項のいずれか1項に記載の方法。 9. 2−置換基が、アルキルまたは置換アルキル基である、請求の範囲第1項 〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10. エステル化が、ビニルエステルとのエステル交換である、請求の範囲第 1項〜第9項のいずれか1項に記載の方法。 11. cis2−置換テトラヒドロピラノールがcis2−メチルテトラヒド ロピラノールまたはcis2−エチルテトラヒドロピラノールである、請求の範 囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載の方法。 12. エステル化が、酵素の最適有効性を保証するために必要とされる最小量 より実質的に多くはない量の水の存在下で行われる、請求の範囲第1項〜第11 項のいずれか1項に記載の方法。 13. 酵素が、フミコラ・ラヌギノサ、シュードモーナスまたはカンディダ・ アンタルクチカから誘導される、請求の範囲第1項〜第12項のいずれか1項に 記載の方法。 14. アルコールが生成し、強酸および不活性有機溶剤の存在下でそれを強力 な酸化剤と反応させることによってケトンに転化する、請求の範囲第1項〜第1 3項のいずれか1項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ウォーターソン,デイヴィッド イギリス国チェシャー エスケイ10 5エ ヌエックス,マックレスフィールド,ボウ リントン,ビショップ・ロード 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オールまたはそのエス テルを製造する方法であって、立体特異的なエステラーゼを使用して2−置換テ トラヒドロピラン−4−オールを立体特異的にエステル化するか、または、立体 特異的なヒドロラーゼでそのエステルを立体特異的に加水分解することを含む方 法。 2. 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オンを製造する方法で あって、立体特異的なエステラーゼを使用して2−置換テトラヒドロピラン−4 −オールを立体特異的にエステル化するか、または、立体特異的なヒドロラーゼ でそのエステルを立体特異的に加水分解し、そしてアルコール生成物を、好まし くはエステルからそれを分離した後に、対応するケトンに酸化し、および/また は、そのエステルおよびアルコールまたはケトン生成物を分離し、そのエステル を対応するアルコールに加水分解し、そして生成するアルコールを対応するケト ンに酸化することを含む方法。 3. 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オールまたはそのエス テルを製造する方法であって、3−ブテン−1−オールを、式:XCHO[式中 、Xは、ピラノールの所望される2−置換基である。]で表されるアルデヒドと 酸の存在下で反応させることによってcis−ラセミの2−置換テトラヒドロピ ラン−4−オールを生成させ、立体特異的なエステラーゼを使用してそのラセミ 混合物をエステル化するか、または、所望により非立体特異的にそのラセミ混合 物をエステル化し、そしてそれを立体特異的なヒドロラーゼで加水分解すること を含む方法。 4. 光学的に活性な2−置換テトラヒドロピラン−4−オンを製造する方法で あって、3−ブテン−1−オールを、式:XCHO[式中、Xは、ピラノールの 所望される2−置換基である。]で表されるアルデヒドと、酸の存在下で反応さ せることによってcis−ラセミの2−置換テトラヒドロピラン−4−オールを 生成させ、立体特異的なエステラーゼを使用してそのラセミ混合物をエステル化 するか、または、所望により非立体特異的にそのラセミ混合物をエステル化し、 それを立体特異的なヒドロラーゼで加水分解し、生成するアルコールまたは生成 するエステルから誘導されるアルコールを加水分解によって対応するケトンに酸 化することを含む方法。 5. エステルがアルコールから分離される、請求の範囲第1項、第3項または 第4項に記載の方法。 6. アルコールが、エステルの存在下でさらに反応して、所望の生成物となる 、請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の方法。 7. アルコールの立体異性体がエステルとして必要とされる場合に、それが、 所望により立体特異的にエステル化され、エステルの立体異性体が必要とされる 場合に、それが、所望により立体特異的に加水分解される、請求の範囲第1項〜 第5項のいずれか1項に記載の方法。 8. 立体特異的なエステル化と立体特異的な加水分解とを含む、請求の範囲第 1項〜第7項のいずれか1項に記載の方法。 9. 2−置換基が、アルキルまたは置換アルキル基である、請求の範囲第1項 〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10. エステル化が、ビニルエステルとのエステル交換である、請求の範囲第 1項〜第9項のいずれか1項に記載の方法。 11. エステル化が、酵素の最適有効性を保証するために必要とされる最小量 より実質的に多くはない量の水の存在下で行われる、請求の範囲第1項〜第10 項のいずれか1項に記載の方法。 12. 酵素が、フミコラ・ラヌギノサ、シュードモーナスまたはカンディダ・ アンタルクチカから誘導される、請求の範囲第1項〜第11項のいずれか1項に 記載の方法。 13. アルコールが生成し、強酸および不活性有機溶剤の存在下でそれを強力 な酸化剤と反応させることによってケトンに転化する、請求の範囲第1項〜第1 2項のいずれか1項に記載の方法。
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