JP2000358274A - ワイヤレスユニットおよびワイヤレスユニットによるワイヤレス通信システムへのアクセスを制御する方法 - Google Patents
ワイヤレスユニットおよびワイヤレスユニットによるワイヤレス通信システムへのアクセスを制御する方法Info
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Abstract
呼びでワイヤレス通信システムにアクセスすることを試
みる際に、持続性遅れを減少させることを可能にするワ
イヤレスユニットを提供すること。 【解決手段】 高優先度および/または緊急過負荷アク
セス制御システムは、ワイヤレスユニットが、緊急呼び
のような高優先度呼びでワイヤレス通信システムにアク
セスすることを試みている場合、ワイヤレスユニットを
高優先度ワイヤレスユニットとして取り扱う。例えば、
過負荷アクセス制御システムは、ワイヤレスユニットが
緊急番号への呼びを開始することを試みているかどうか
を認識することができる。もしそうである場合、ワイヤ
レスユニットは、ワイヤレス通信システムへのアクセス
を緊急クラス(例えば、過負荷クラス10−15)のワ
イヤレスユニットが試みているとき、持続性テストを実
行することができる
Description
係り、特に、セルラ通信システムのためのアクセス制御
システムに関する。
た多数のワイヤレスユニット(例えば、ワイヤレスユニ
ット12a−c)へワイヤレス通信サービスを提供する
ワイヤレス通信システム10の構成を示す。ワイヤレス
セルラ通信システム10は、その地理的領域において移
動可能または固定であり得るワイヤレスユニット12a
−cとの間での通信信号の送受信をサポートするよう
に、地理的に分布された多数の基地局14a−eを含
む。
み、それは、そのセル中のワイヤレスユニットとの通信
に基地局が使用する無線送受信機およびアンテナを含
む。各基地局14a−eは、セルと呼ばれる特定の領域
における音声および/またはデータ通信を取り扱い、セ
ルラシステムのための全体的カバレージエリアは、全て
のセルサイトについてのセルの連合により定義される。
ここで、すぐ隣のセルサイトに対するカバレージエリア
は、可能な場合、システムのカバレイジエリアの外側境
界内で連続的な通信カバレージを保証するように、ある
程度までオーバラップする。
の巣パターンにおける1つの6角形により示されている
が、しかし、実際には、各セルは、セルを取り巻く地帯
の形状に依存する不規則な形状を有する。1つのセルサ
イトは、時々、いくつかのセクタに対するカバレージを
提供することができる。この明細書において、セルおよ
びセクタは、相互に交換可能に使用される。
センタ(MSC)と通信するために基地局が使用する送
信装置も含む。MSC16は、とりわけ、ワイヤレスユ
ニット間の通話およびワイヤレスユニットとワイアライ
ンユニット(例えば、ワイアラインユニット18)との
間の通話を確立しかつ維持することを受け持つ。このよ
うに、MSCは、地理的領域内のワイヤレスユニットを
公衆交換電話網(PSTN)20と相互接続する。
ワイヤレスユニットがセル間を移動するときに、基地局
間でリアルタイムに呼びを切り換える。これは、コール
ハンドオフと呼ばれる。MSC16は、ホームロケーシ
ョンレジスタ(HLR)22へ接続されるかまたはこれ
と一体になっている。HLR22は、MSC16の地理
的領域中にある全てのワイヤレスユニットに対する加入
者情報およびロケーション情報を含む。
基地局およびワイヤレスユニットは、順方向(下り)リ
ンクおよび逆方向(上り)リンクを介して音声および/
またはデータを通信する。ここで、順方向リンクは、基
地局からワイヤレスユニットへの通信信号を運び、逆方
向リンクは、ワイヤレスユニットから基地局への通信信
号を運ぶ。ワイヤレスユニットおよび基地局がどのよう
にセルラ通信システム内で通信するかを決定するための
多くの異なるスキームがある。例えば、ワイヤレスユニ
ットと基地局との間のワイヤレス通信リンクは、TDM
A(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接
続)およびCDMA(符号分割多元接続)を含む異なる
無線プロトコルに従って定義され得る。
加入者アクセス制御は、サービスプロバイダが、ワイヤ
レスユニットに対する通信リンクの利用可能性を制御す
ることを可能にする。現行のCDMAシステムにおい
て、加入者アクセス制御の背景にある目的は、緊急の過
負荷(オーバロード)状態が生じた場合、通信リンクの
利用可能性を保証することであった。
セス制御を導入することに望ましいと見られている技術
的工業標準は、TIA/EIA-95-A Mobile Station-Base Sta
tionCompatibility Standard for Dual-Mode Wideband
Spread Spectrum CellularSystem (March, 1995) ("IS-
95-A") および ANSI J-STD-008 Personal Station-Base
Station Compatibility Requirements for 1.8 to 2.0
GHz Code DivisionMultiple Access (CDMA) Personal
Communications Systems, (Corrected Version-August
29, 1995)である。
の呼びを確立するためにワイヤレス通信システムをアク
セスできる前に、典型的には、詳細なアクティビティの
シーケンスに従う。この技術分野において知られている
ように、CDMA移動体局と基地局との間の呼びは、典
型的には、いくつかの種類のチャネルを使用する。最初
に、パイロットチャネルは、他の順方向リンクチャネル
を検出するための基準信号として使用される。シンクチ
ャネルは、ワイヤレスユニットにおける時間およびフレ
ームの同期化を確立するために使用される。シンク(syn
c)チャネルメッセージは、別のクラスのチャネル、ペー
ジングチャネルについての情報も提供する。
タメッセージに含まれる、アクセスチャネル情報を含む
様々な制御情報をブロードキャストするために使用され
る。このアクセスパラメータメッセージは、持続性(per
sistence)パラメータ(0−9)、持続性パラメータ
(10−15)、持続性モデファイア(persistence mod
ifier)MSG_PSISTおよびREG_PSIST、
初期アクセスパワー要求、アクセスチャネルの数、アク
セスアテンプト(access attempt)の数、アクセスメッ
セージの最大サイズ、様々な過負荷クラスについての
値、アクセスアテンプトバックオフ(backoff)パラメー
タおよび移動体が基地局へのアクセスを求めることに関
する他の情報のような情報を含む。
ムへのアクセスを得るために、ユーザは、ワイヤレスユ
ニットに番号を入力またはダイアルし、ワイヤレスユニ
ットは、電話番号を、メモリのような記憶装置に格納す
る。ユーザが電話番号の入力を終了したとき、ユーザ
は、典型的には、呼びを開始するためのセンド(send)ボ
タンを押す。ワイヤレスユニットがワイヤレス通信シス
テムにアクセスできる前に、ワイヤレスユニットは、ア
クセスパラメータメッセージ中のもののような基地局か
ら受信されたパラメータが通用していることを保証する
ためにチェックする。ワイヤレスユニットがパラメータ
を更新するかまたはパラメータが通用していると決定し
た後、ワイヤレスユニットはアクセス手順を開始する。
ために、ワイヤレス通信システムへのアクセスを得るた
めに、ワイヤレスユニットにより使用される。上記した
IS−95−A標準は、アクセスチャネルを介して基地
局にメッセージを送る際に従うべき詳細なアクティビテ
ィのシーケンスを提供する。IS−95−A標準に基づ
くシステムにおいて、CDMAワイヤレスユニットは、
ランダムアクセスプロトコルに従って、アクセスチャネ
ル上を送信する。ここでは、ワイヤレスユニットは、ア
クセスメッセージを送信し、かつそのアクセスメッセー
ジに対する肯定応答(アクノレッジメント)を受信する
(または受信に失敗する)ことにより、ワイヤレス通信
システムに対するアクセスを得ることを試みる。
図2に示されているように、アクセスアテンプトにおけ
る各送信は、アクセスプローブ(probe)と呼ばれ、アク
セスアテンプトにおいてアクセスプローブは、アクセス
プローブシーケンスにグループ化される。各アクセスア
テンプトは、リクエストアクセス(request access)に対
してmax_req_seq個までまたはレスポンスア
クセス(response access)に対してmax_rsq_s
eq個までのアクセスプローブシーケンスを含む。
じアクセスチャネル上を送信される1+NUM_STE
P個までのアクセスプローブ、例えば15個までのアク
セスプローブからなる。各アクセスプローブシーケンス
の第1のアクセスプローブは、通常のパワーレベルに対
して特定のパワーレベルで送信され、後続のアクセスプ
ローブの各々は、先行するアクセスプローブよりも高い
特定の大きさのパワーレベルで送信される。
セスプローブシーケンスは、アクセスチャネルスロット
との関係で表現される。アクセスプローブの送信は、ア
クセスチャネルスロットの開始において始まる。図3に
示されているように、そのようなアクセスプローブの各
々は、アクセスチャネルプレアンブルおよびアクセスチ
ャネルメッセージカプセルを含む。プレアンブルの長さ
1+pam_szおよびメッセージカプセルの長さ3+
max_cap_szは、20ミリ秒のフレームの数と
の関係で表される。したがって、アクセスプローブ(ア
クセスチャネルスロット)の期間は、4+pam_sz
+max_cap_sz個のフレームである。
に従うアクセス手順の一例を示す。ワイヤレス通信シス
テムへのアクセスを得るための試みにおいて、2つのタ
イプのメッセージが、典型的には、アクセスチャネルに
おいて送られる。即ち、レスポンスメッセージ(基地局
メッセージへのレスポンスであるもの)、またはリクエ
ストメッセージ(移動体により自律的に送信されるも
の)である。
EおよびSEQは、アクセスプローブシーケンス番号お
よびアクセスプローブをカウントするために初期化され
る。アクセスプローブの送信は、アクセスチャネルスロ
ットの開始において始まる。アクセスアテンプトにおけ
るアクセスチャネルスロット送信の正確なタイミング
は、PNランダム化と呼ばれる手順により決定される。
各アクセスアテンプトの期間に対して、移動体局は、そ
の電子シリアル番号ESNに基づく非ランダムハッシュ
(nonrandon hash)関数を使用して、遅延RN、0から2
probe_pn_ran個までのPNチップ、をブロック32にお
いて演算する。
用されるアクセスチャネル番号RAは、ブロック34に
示されているように、現在のページングチャネルと関連
づけられた全てのアクセスチャネルの間で、0からac
c−chanまで擬似ランダム的に選択される。一旦選
ばれると、このアクセスチャネル番号は、現在のアクセ
スプローブシーケンス中の全てのアクセスプローブに対
して、ワイヤレスユニットにより使用される。
クセスプローブが、ブロック36に示されているよう
に、通常のオープンループパワーレベルに関して特定の
パワーレベルで送信される。移動体局は、各アクセスプ
ローブシーケンス中の第1のプローブを、オープンルー
プパワー推定値、アクセスinit_pwrに対する初
期パワーオフセットおよび公称送信パワーオフセットn
om_pwrに依存して、1.23MHzの公称CDM
Aチャネル帯域幅と呼ばれる平均出力パワーレベルで送
信する。
うに、各アクセスプローブの送信タイミングを、RN個
のPNチップだけ遅延させる。アクセスプローブシーケ
ンスのアクセスプローブ間のタイミングは、擬似ランダ
ム的にも生成される。各アクセスプローブの送信の後
に、移動体は、ブロック40および42に示されている
ように、基地局からの肯定応答を受信するために、スロ
ットの終わりから特定の期間、TA=80x(2+ac
c_tmo)ミリ秒待つ。肯定応答が受信される場合、
アクセスアテンプトは、ブロック44において示されて
いるように、成功する。
合、ブロック46−52により示されているように、ア
クセスプローブシーケンス中の次のアクセスプローブ
が、1から1+probe_bkoff個のスロットの
追加的なバックオフ遅れRTの後に送信される。ブロッ
ク54に示されているように、次のアクセスプローブお
よび後続のアクセスプローブの各々が、ブロック48に
おいて決定されるように、肯定応答レスポンスが得られ
るまでまたはシーケンスが終了するまで、先行するアク
セスプローブよりも高いpwr_stepから決定され
る特定の大きさPIdBのパワーレベルで送信される。
よび58により示されているように、リクエストアクセ
スに対してmax_req_seq個までまたはレスポ
ンスアクセスに対してmax_rsp_seq個までの
アクセスプローブシーケンスを含む。最後のアクセスプ
ローブシーケンスが送信された後に肯定応答が受信され
なかった場合、アクセスアテンプトはブロック60にお
いて示されているように失敗する。1つのアクセスプロ
ーブシーケンスの後に、ブロック62および64により
示されているように、0から1+bkoff個のスロッ
トのバックオフ遅れRSが、擬似ランダム的に生成され
かつ適用される。
いて決定されるように、アクセスチャネルリクエストで
ある場合、各アクセスプローブシーケンス中のアクセス
プローブを送信する前に、ワイヤレス局は、全てのアク
セスチャネルスロットに対して、持続性テスト68を実
行する。ワイヤレスユニットは、ワイヤレスユニットが
そのスロットに対する持続性テストをパスした場合(持
続性テストに合格した場合)にのみ、スロット中のアク
セスプローブシーケンスの第1のアクセスプローブを送
信する。
スユニットは、ランダム数RP(0<RP<1)を生成
し、ブロック70および72に示されているように、こ
れを所定のしきい値Pと比較する。生成されたランダム
数RPが所定のしきい値Pよりも小さい場合、ステップ
34において、アクセスプローブシーケンスの送信が開
始される。持続性テストが失敗した場合(持続性テスト
に不合格になった場合)、アクセスプローブシーケンス
は、少なくとも次のスロットまで、延期される。
の場合、追加的な遅延PDが、持続性テストにより各ア
クセスプローブシーケンスの前に、負わされ得る。予め
演算されたしきい値Pが、リクエストの性質、アクセス
過負荷クラスn、基地局からのアクセスパラメータメッ
セージ中に見いだされる過負荷クラスに対する持続性値
psist(n)、およびメッセージ送信に対するその
持続性モディファイアmsg_psistまたはレジス
トレーションに対するreg_psistに依存して変
化する。
セス過負荷クラス0ないし9に対して63であり、アク
セス過負荷クラス10ないし15に対して7である。最
大の持続性値が、ワイヤレスユニットに割当てられる場
合、P=0であり、ワイヤレスユニットはアクセスアテ
ンプトを終了させる。アクセス過負荷クラス0ないし9
(非緊急性)のワイヤレスユニットによるアクセスチャ
ネルリクエストに対して、psist(n)が63に等
しくない場合、Pは、適切な持続性モディファイアであ
る場合、psist(n)の単調減少関数である。
メッセージリクエストであり、かつpsist(n)が
63に等しくない場合、Pは、P=2-psist(n)/4*2
-msg_p sistにより演算される。psist(n)に対す
る値が大きくなると、Pに対する値は小さくなり、アク
セスプローブシーケンスを開始する確立は小さくなる。
Pに対するより大きな値は、アクセスプローブシーケン
スを開始する確率がより高いことを意味する。アクセス
過負荷クラス10ないし15(緊急性)のワイヤレスユ
ニットによるアクセスチャネルリクエストに対してps
ist(n)が7に等しくない場合、Pは2-psist(n)*
2-msg_psistにより演算される。
よび/または緊急性クラス(例えば、クラス10−1
5)に対するアクセスプローブ間の遅れではなく、ワイ
ヤレスユニットの通常の過負荷クラス(例えば、クラス
0−9)に対するアクセスプローブ間の遅れを増大させ
るように試みる。過負荷状態において、基地局は、通常
の過負荷クラスに対する持続性値psist(n)を増
大させるので、Pは減少し、持続性テストに合格するこ
とをより困難にさせる。したがって、過負荷状態におい
て、緊急性クラスのワイヤレスユニットがアクセスプロ
ーブシーケンスを開始する確率は、非緊急性クラスのワ
イヤレスユニットよりも遙かに高い。
テム中で使用される様々なタイプのリクエストおよびア
クセス過負荷クラスに対する持続性テストしきい値をま
とめたものである。表1は、最大の持続性値が、アクセ
ス過負荷クラス0ないし9に対して63であり、アクセ
ス過負荷クラス10ないし15に対して7であることを
示す。最大の持続性値が移動体局に割り当てられる場
合、アクセスアテンプトは失敗する。
テム中で知られた様々なタイプのアクセスチャネルリク
エストに対する平均持続性遅れをまとめたものである。
態において、通常の過負荷クラス(例えば、過負荷クラ
ス0−9)にあるワイヤレスユニットは、緊急性呼びの
ような高い優先度の呼びをなす場合にさえ、かなり大き
な遅れを受け得る。
ニットが、緊急呼びのような高優先度呼びでワイヤレス
通信システムにアクセスすることを試みている場合、ワ
イヤレスユニットが高優先度ワイヤレスユニットとして
取り扱われる高優先度および/または緊急過負荷アクセ
ス制御システムに関する。例えば、過負荷アクセス制御
システムは、ワイヤレスユニットが、緊急番号に対する
呼びを開始しようと試みているかどうかを認識すること
ができる。
は、ワイヤレス通信システムにアクセスすることを試み
る際に、緊急クラス(例えば、過負荷クラス10−1
5)ワイヤレスユニットとして持続性テストを実行する
ことができる。したがって、ワイヤレスユニットは、持
続性テストをパスする確率が増大し、緊急呼びでワイヤ
レス通信システムにアクセスすることを試みる際に、持
続性遅れを減少させることになる。
び/または緊急過負荷アクセス制御システムの例示的な
実施形態が、周知のIS−95−A標準に基づくCDM
Aワイヤレス通信システムに関して説明される。これ
は、本発明の教示の適用可能性も、または特許請求の範
囲も限定するものとして考えられるべきでない。
荷クラス、例えば過負荷クラス0ないし9のワイヤレス
ユニットの処理回路において実行される高優先度および
/または緊急過負荷アクセス制御システムの一実施形態
80を示す。過負荷アクセス制御システムは、持続性テ
ストを実行する図4のアクセス手順に含まれる。他の実
施形態では、異なる方法でアクセス手順の一部として含
まれうる。ブロック82において、アクセスチャネルリ
クエストが、ワイヤレスユニットによりなされているの
で、緊急および/または高優先度持続性テスト80が開
始される。
る場合、例えば、ワイヤレスユニットが呼びを受信して
いる場合、持続性テストは、典型的にはバイパスされ
る。ワイヤレスユニットのアクセス制御システムが、ア
クセスチャネルリクエストがワイヤレスユニットにより
なされるべきであると決定する場合、例えば、電話番号
をダイアルし、かつ典型的なワイヤレスユニット上のセ
ンドボタンを押した後、過負荷アクセス制御システム
は、ブロック84において、ワイヤレスユニットにダイ
アルされた電話番号が緊急番号または高優先度番号また
はコードに一致するかを決定する。
11をダイアルした場合、過負荷アクセス制御システム
は、緊急番号がダイアルされたと認識する。この実施形
態において、ダイアルされた番号が緊急番号でない場
合、過負荷アクセス制御システムは、ブロック86にお
いて示されているように、持続性値psist(n)で
計算されたPを使用して持続性テストを進める。ここ
で、nは、通常の過負荷クラス0ないし9に対応する。
トが、ブロック84において、ダイアルされた番号が緊
急番号に対応すると決定する場合、過負荷アクセス制御
システムは、ブロック88に示されているように、持続
性値psist(n)で計算されたPを使用して持続性
テストを進める。ここで、nは、高優先度および/また
は緊急過負荷クラスに対応し、例えば、過負荷クラス1
1は、緊急クラスワイヤレスユニットに対応する。代替
的に、ダイアルされた番号が、緊急および/または高優
先度番号に対応する場合、ライン85により示されてい
るように、持続性テストはバイパスされ得る。
90において、アクセスチャネルスロットの開始におい
て、ランダム番号RPを生成する。ブロック92におい
て、RPがPより小さくない場合、持続性テストは不合
格になり、過負荷アクセス制御システムは、次のアクセ
スチャネルスロットの開始において別のランダム番号を
生成するために、ブロック90に進む。RPがPよりも
小さい場合、これは、Pが緊急過負荷クラスに対して持
続性値psist(11)を使用して生成される場合に
あり得ることであり、その場合、持続性テストはブロッ
ク94においてパスされ、例示的アクセス手順の残りに
従って、ワイヤレスユニットは、アクセスプローブシー
ケンスを送信するように進む。
施形態は、IS−95−A標準のためのアクセス手順に
過負荷アクセス制御システムを適合させることにおいて
使用される論理を反映している。過負荷アクセス制御シ
ステムの代替的な実施形態は、高優先度および/または
緊急番号が、システムにアクセスすることを試みること
において、ワイヤレスユニット中の過負荷アクセス制御
システムに高優先度および/または緊急パラメータを使
用させることにより、アクセス手順および/または持続
性テストを偏向するために、過負荷アクセス制御システ
ムにより認識され得る場合にも可能である。
する例示的なアクセス手順または他のアクセス手順に適
合させる構成および方法における他の偏向も可能であ
る。例えば、高優先度および/または緊急アクセス制御
システムの部分は、ダイアルされた番号が緊急または高
優先度番号であるかどうかに基づいて、P値を計算しお
よび/またはどのP値を使用するまたは計算するかにつ
いての決定を行うために、例示的なアクセス手順または
他のアクセス手順内および/または前における異なる点
に挿入され得る。
クラスに対する複数のP値が、最初に計算され、電話番
号のクラスが認識された後に、適切なP値が持続性テス
トにおいて使用される。代替的に、P値は、新しい持続
性値が基地局から受信されたときに更新され、または更
新された持続性パラメータがP値を計算するために使用
されることを保証するために、持続性テストをパスする
たびに再計算され得る。
テストをパスする度に、新しいP値が決定され、または
ダイアルされた電話番号の比較が行われて、更新された
情報が使用されることを保証する。また、過負荷アクセ
ス制御システムは、記憶装置から緊急および/または高
優先度番号を得ることができる。この記憶装置は、ワイ
ヤレスユニットに最初にプログラムされ、周期的に更新
され、または基地局からのメッセージにより更新され
る。
または高優先度アクセス制御システムの代替的な、即ち
より詳細な実施形態を示す。ブロック96において、ワ
イヤレスユニットは、緊急および/または高優先度番号
を得て、即ち、ワイヤレスユニットに格納された緊急お
よび/または高優先度番号が通用しているものであるか
どうかを決定する。所定の実施形態において、基地局
は、緊急番号および/または高優先度番号をブロードキ
ャストする。これは、ワイヤレスユニットが緊急および
/または高優先度呼びを発するために使用されているか
どうかを決定するために、ワイヤレスユニットが、獲得
し、格納し、かつ使用することができるものである。
アクセスパラメータメッセージの一部として、ページン
グチャネルまたは他のチャネルを介して送られる他のオ
ーバヘッドメッセージの一部として、または他の可能な
方法でワイヤレスユニットに基地局から送られるメッセ
ージとして、ワイヤレスユニットに送信され得る。ユー
ザが呼びを開始する場合、ワイヤレスユニットは、緊急
および/または高優先度番号が現在通用しているかどう
かを決定することができる。
セス制御システムは、持続性パラメータを得るか、また
はワイヤレスユニットに格納された持続性パラメータが
現在通用しているものかどうかを決定する。同様に、ワ
イヤレスユニットは、アクセスパラメータメッセージの
一部として、基地局から持続性パラメータを受信する。
ユーザがワイヤレスユニットにおいて呼びを発する場
合、ワイヤレスユニットは、持続性パラメータおよび他
のパラメータが現在通用しているものかどうかをチェッ
クする。実施形態に依存して、ブロック96および98
は、同時に、異なる順序で、または持続性テスト100
の間に実行される。
イヤレス通信システムへのアクセスを得ることを試みる
場合、ワイヤレスユニットは、アクセスアテンプトが、
アクセスチャネルレスポンスであるかアクセスチャネル
リクエストであるかを決定する。この実施形態におい
て、ブロック66において、アクセスアテンプトがアク
セスチャネルレスポンスである場合、持続性テスト10
0はバイパスされる。アクセスアテンプトがアクセスチ
ャネルリクエストである場合、例えば、緊急呼びを発す
るために、持続性テスト100が、本発明の原理により
実行される。
制御システムが、ダイアルされた番号が緊急番号、例え
ば911に一致するかどうかを決定する。この実施形態
において、ダイアルされた番号が緊急番号である場合、
過負荷アクセス制御システムは、ブロック104におい
て、paist(n)=7であるかどうかを決定する。
ここで、n=11であり、これは緊急クラスワイヤレス
ユニットに対応する。緊急クラスのワイヤレスユニット
がアクセスチャネル上にリクエストを送信することを防
止するために、基地局がアクセスパラメータメッセージ
のpsist(11)フィールドをセットしたことを示
すpsist(11)=7である場合、過負荷アクセス
制御システムは、ブロック106において、アクセスア
テンプトを終了する。
合、過負荷アクセス制御システムは、ブロック108に
示されているように、持続性値psist(11)から
計算されたPを使用する。持続性値psist(11)
は、ワイヤレスユニットに対する緊急クラスに対応す
る。ブロック110において、過負荷アクセス制御シス
テムは、アクセスチャネルスロットの開始において、ラ
ンダム番号RPを生成する。
値よりも小さくない場合、持続性テストは失敗し(不合
格になり)、過負荷アクセス制御システムはブロック1
10に行き、この実施形態において、アクセスチャネル
スロットの開始において新しいランダム番号RNを生成
する。ブロック112において、RPがPよりも小さい
場合、即ち、Pが緊急過負荷クラスに対する持続性値p
sist(11)を使用して生成される可能性が高い場
合、持続性テストはパスし、ブロック114に示されて
いるように、ワイヤレスユニットはアクセスチャネルに
アクセスプローブを送信するように進む。
番号が緊急番号でない場合、この実施形態において、I
S−95−Aのアクセス手順に従って、持続性テストが
進む。代替的な実施形態において、ダイアルされた場合
は、他の緊急および/または高優先度番号と比較される
ので、ライン116は破線で示されおり、当業者により
理解されるように、対応する持続性パラメータを使用し
て決定されたPは、比較112において使用されること
になる。
番号が緊急および/または高優先度番号でない場合、過
負荷アクセス制御システムはpsist(n)=63で
あるかどうかを決定する。ここで、nは0ないし9の通
常の過負荷クラスである。このクラスのワイヤレスユニ
ットがアクセスチャネル上にリクエストを送信すること
を防止するために、アクセスパラメータメッセージのp
sist(0−9)フィールドを基地局がセットしたこ
とを示すpsist(0−9)=63である場合、アク
セスアテンプトは、ブロック120において終了させら
れる。
場合、ブロック122において、過負荷アクセス制御シ
ステムは、アクセスパラメータメッセージから得られた
psist(0−9)に対する持続性値から計算された
Pを使用する。ブロック110において、過負荷アクセ
ス制御システムは、アクセスチャネルスロットの開始に
おいて、ランダム数RPを生成する。
RPが適切なPよりも小さい場合、持続性テストはパス
し、ブロック114に示されているように、ワイヤレス
ユニットは、アクセスチャネル上にアクセスプローブを
送信するように進む。RPがPよりも小さくない場合、
持続性テストは失敗し、過負荷アクセス制御システムは
ブロック110に戻って、この実施形態において、アク
セスチャネルスロットの開始において、新しいランダム
数RNを生成する。
による緊急および/または高優先度過負荷アクセス制御
システムは、特定のシステムと共に説明されたが、過負
荷アクセス制御システムは、ここで説明されたシステム
の構成部品を除去および/または追加し、および/また
はその部分の変形を使用する構成および異なるセルラシ
ステムと共に使用され得る。
IS−95−A標準を使用するワイヤレス通信システム
中のCDMAワイヤレスユニットに特に関して説明され
たが、しかし、(TIA/EIA-95-B Mobile Stantion-Base
Station Compatibility Standard For Dual Mode Sprea
d Spectrum Systems (October 1, 1998) ("IS-95-B")の
ような)異なる標準を使用する他のワイヤレスシステ
ム、および/または時分割多元接続(TDMA)のよう
な無線プロトコルも、過負荷アクセス制御システムを使
用することができる。
性、パラメータおよび/またはアーキテクチャブロック
が使用され得ることが理解されなければならない。例え
ば、IS−95−Bにおいて、アクセスアテンプトは、
アクセスサブアテンプトに分割され、過負荷アクセス制
御システムは、アクセスアテンプトおよび/またはアク
セスサブアテンプトとの関係で使用され得る。
その部分は、異なる方法で、例えば、アクセスチャネル
手順に含まれないが、ワイヤレスユニットおよび/また
はワイヤレス通信システム内で動作する別のプロセスと
共に構成され得る。また、過負荷アクセス制御システム
およびその部分は、特定用途向け集積回路、ソフトウェ
アドリブン処理回路、ファームウェアまたはワイヤレス
ユニット中の構成部品の他の配置、例えばセルラ電話
機、基地局および/またはMSCにおいて構成され得
る。
の単なる例示である。当業者は、様々な他の変形、構成
および方法が、本発明の精神および範囲から離れること
なしにここに開示されたものに厳密に従うことなしに、
本発明になされうることを容易に理解するであろう。
ストをパスする確率が増大し、緊急呼びでワイヤレス通
信システムにアクセスすることを試みる際に、持続性遅
れを減少させることを可能にするワイヤレスユニットを
提供することができる。
急過負荷アクセス制御システムを使用することができる
ワイヤレス通信システムを示す図。
ングを示す図。
クエストを示す図。
ムに適合できる例示的なアクセス手順を示すフローチャ
ート。
されるべき過負荷アクセス制御システムの一実施形態を
示す図。
ムのより詳細な実施形態を示す図。
Claims (13)
- 【請求項1】 ワイヤレスユニット(12)によるワイ
ヤレス通信システム(10)へのアクセスを制御する方
法において、 前記ワイヤレスユニット(12)が高優先度呼びを発し
ていることを決定するステップと、 前記高優先度呼びを確立することに、高優先度クラスの
パラメータを使用するステップとを有することを特徴と
する方法。 - 【請求項2】 前記決定するステップが、前記ワイヤレ
スユニット(12)に格納されるべき少なくとも1つの
高優先度番号を提供するステップと、 前記ワイヤレスユニット(12)にダイアルされた番号
が高優先度のものであるかどうかを決定するために、前
記ダイアルされた番号を前記ワイヤレスユニット(1
2)に格納された少なくとも1つの高優先度番号と比較
するステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の
方法。 - 【請求項3】 前記提供するステップが、少なくとも1
つの緊急番号を、前記ワイヤレスユニット(12)に格
納されるべき前記少なくとも1つの高優先度番号として
提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項
1記載の方法。 - 【請求項4】 前記少なくも1つの高優先度番号を基地
局(14)から得るステップを有することを特徴とする
請求項2記載の方法。 - 【請求項5】 前記使用するステップが、前記比較する
ステップが前記ダイアルされた番号が高優先度のもので
あることを示す場合、高優先度クラスのワイヤレスユニ
ット(12)に対する持続性値から計算されたP値を決
定するステップと、 持続性テストに対するランダム数を生成するステップ
と、 前記P値を前記ランダム数と比較するステップと、 前記比較の結果が前記持続性テストに合格したことを示
す場合、アクセスチャネル送信を開始するステップとを
さらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記生成するステップを繰り返すステッ
プと、前記持続性テストに不合格になったかどうか比較
するステップとを有することを特徴とする請求項5記載
の方法。 - 【請求項7】 前記比較するステップが、前記ダイアル
された番号が高優先度のものでないことを示す場合、前
記通常のクラスのワイヤレスユニット(12)に対する
持続性値から計算されたP値を決定するステップをさら
に有することを特徴とする請求項5記載の方法。 - 【請求項8】 ワイヤレス通信システム(10)中の通
常のクラスのワイヤレスユニット(12)において、 前記ワイヤレスユニット(12)が、高優先度呼びを発
しているかどうかを決定し、前記高優先度呼びを確立す
るのに高優先度クラスのパラメータを使用するように構
成された過負荷アクセス制御システムを有することを特
徴とするワイヤレスユニット。 - 【請求項9】 前記過負荷アクセス制御システムが、少
なくとも1つの高優先度番号を前記ワイヤレスユニット
(12)に格納し、前記ワイヤレスユニット(12)に
ダイアルされた番号を、前記ワイヤレスユニット(1
2)に格納された前記少なくとも1つの高優先度番号と
比較し、前記ダイアルされた番号が高優先度のものであ
るかどうかを決定することを特徴とする請求項1記載の
ワイヤレスユニット。 - 【請求項10】 前記過負荷アクセス制御システムが、
前記ダイアルされた番号が高優先度のものである場合、
高優先度クラスのワイヤレスユニット(12)に対する
持続性値から計算されたP値を決定し、持続性テストの
ためのランダム数を生成し、前記ランダム数が、アクセ
スチャネル送信を開始するために、前記P値と比較され
ることを特徴とする請求項9記載のワイヤレスユニッ
ト。 - 【請求項11】 通常のクラスのワイヤレスユニット
(12)によるワイヤレス通信システムへのアクセスを
制御する方法において、 基地局からの高優先度番号を得るステップと、 前記ワイヤレスユニットが高優先度呼びを発しているか
どうかを決定するために、前記高優先度番号を使用する
ステップとを有することを特徴とする方法。 - 【請求項12】 通常のクラスのワイヤレスユニット
(12)によりワイヤレス通信システムへのアクセスを
制御する方法において、前記ワイヤレスユニットが高優
先度呼びを発しているかどうかを決定することに使用す
るために、前記ワイヤレスユニットへ高優先度番号を送
信するステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項13】 ワイヤレスユニット(12)が高優先
度呼びを発しているかどうかを決定するように構成され
た回路を含むワイヤレスユニットにおいて、前記回路
は、前記高優先度呼びを確立することに高優先度クラス
のパラメータを使用することを特徴とするワイヤレスユ
ニット。
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