JP2000357968A - A/d変換器およびd/a変換器 - Google Patents

A/d変換器およびd/a変換器

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JP2000357968A
JP2000357968A JP11169558A JP16955899A JP2000357968A JP 2000357968 A JP2000357968 A JP 2000357968A JP 11169558 A JP11169558 A JP 11169558A JP 16955899 A JP16955899 A JP 16955899A JP 2000357968 A JP2000357968 A JP 2000357968A
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pdm
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Toshiyuki Sasaki
俊之 佐々木
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤動作を少なくして信頼性を向上させ、併せ
て高速化を図る。 【解決手段】 コンパレータ10を両極性出力型のもの
として、アップ信号とダウン信号とを出力するように
し、これをアップダウンカウントするアップダウンカウ
ンタ12と、その出力である変換データをパルス密度変
調(PDM)信号に変換するPDM変換器13とを設
け、このPDM信号を差動増幅器1にフィードバックす
ることにより、自動修正を可能としノイズの影響を受け
難くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、A/D変換器お
よびD/A変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】A/D変換器の従来例として、例えば図
5に示すように、アナログ入力信号とパルス密度変調
(Puluse Density Moduratio
n:単にPDMとも略記する)信号との差を演算する誤
差増幅器1と、その誤差を積分する積分器2と、この積
分器2の出力から単極性のPDM信号を出力するコンパ
レータ3と、このPDM信号をアップ信号としてカウン
トするアップカウンタ4とを備え、このアップカウンタ
4のデータをA/D変換データとして出力するもの(Δ
Σ変調方式のA/D変換器とも呼ばれる)がある。な
お、アップカウンタを用いているので、アナログ入力信
号が変動した場合を考慮して、予め設定された時間ごと
にデータリフレッシュを行なうデータリフレッシュ回路
5を設け、アナログ入力信号が低下した場合でもA/D
変換できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5の構成で
は、次のような問題がある。 コンパレータから出力されるPDM信号にノイズが混
入すると、アップカウンタが誤カウントして、変換デー
タの信頼性が低下する。 データリフレッシュから変換完了までの時間が分から
ず、最大整定時間でリフレッシュするため、高速化でき
ない。 したがって、この発明の課題は変換データの信頼性を向
上させ、高速化を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、アナログ入力信号と変換
値信号との差を演算する誤差増幅器と、この誤差を積分
する積分器と、この積分器の出力から両極性のパルス密
度変調(PDM)信号を出力するコンパレータと、この
PDM信号からアップ信号とダウン信号とに分離する信
号分離手段と、アップ信号とダウン信号をカウントする
アップダウンカウンタと、このアップダウンカウンタの
変換データをPDM信号に変換するPDM変換器とを備
え、このPDM信号を前記変換値信号としてフィードバ
ックすることを特徴とする。
【0005】請求項2の発明では、アナログ入力信号と
変換値信号との差を演算する誤差増幅器と、この誤差を
積分する積分器と、この積分器の出力から両極性のパル
ス密度変調(PDM)信号を出力するコンパレータと、
このPDM信号からアップ信号とダウン信号とに分離す
る信号分離手段と、アップ信号とダウン信号をカウント
するアップダウンカウンタと、このアップダウンカウン
タの変換データをPDM信号に変換するPDM変換器
と、このPDM変換器の出力端にフィルタおよびスイッ
チを介して接続される第1,第2サンプル/ホールド回
路とを備え、前記PDM変換器からフィルタおよびスイ
ッチを介して接続される第1サンプル/ホールド回路の
出力を、前記変換値信号としてフィードバックしてA/
D変換を行ない、A/D変換が終了したときは、前記第
1サンプル/ホールド回路をホールドしPDM変換器,
フィルタ,スイッチおよび第2サンプル/ホールド回路
を介してD/A変換を行なうことを特徴とする。
【0006】上記請求項1の発明においては、前記変換
データの今回値と前回値との差分が設定範囲内ならば、
A/D変換完了信号を出力することができる(請求項3
の発明)。同様に、上記請求項2の発明においても、前
記変換データの今回値と前回値との差分が設定範囲内な
らば、A/D変換完了信号を出力することができる(請
求項4の発明)。
【0007】上記のようにすることにより、PDM信号
にノイズが混入して誤カウントしても、ノイズがなくな
ればフィードバックされているPDM信号によって誤差
の修正が行なわれる。この場合、常にアナログ入力信号
をA/D変換しているので、アナログ入力信号の変化率
が小さい場合には追従誤差が小さく、変換時間も高速化
できる。そして、アナログ入力信号とフィードバックP
DM信号が釣り合う状態になると、変換データの変化率
が0となることに着目し、変換完了信号を出力すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す構成図である。アナログ入力信号と変換値信号
との差を演算する誤差増幅器1と、その誤差を積分する
積分器2と、この積分器の出力から両極性のパルス密度
変調(PDM)信号を出力するコンパレータ10と、こ
のPDM信号をそのまま用いたアップ信号と、負極性信
号をノット(NOT)回路11で反転したダウン信号と
に分離する信号分離手段と、アップ信号とダウン信号を
カウントするアップダウンカウンタ12と、このアップ
ダウンカウンタ12の変換データをPDM信号に変換す
るPDM変換器13とから構成し、このPDM信号を前
記変換値信号として誤差増幅器1にフィードバックする
ようにしている。
【0009】このようにすれば、このPDM信号にノイ
ズが混入して誤カウントしても、ノイズがなくなればP
DM信号のフィードバックにより、自動的に誤差を修正
するように動作する。この場合、常にアナログ入力信号
をA/D変換しているので、アナログ入力信号の変化率
が小さい場合には追従誤差が小さく、変換時間も短縮で
きる。
【0010】図2はこの発明の第2の実施の形態を示す
構成図である。これは、図1に示すものに対し、セレク
タ20、サンプル/ホールド回路(S/H)40,4
3、フィルタ回路41、スイッチ(SW)42、NOT
回路44およびリセット−セットフリップフロップ(R
S−FF)45等を付加して構成される。セレクタ20
はアップダウンカウンタ12の変換データと、D/Aの
ための出力データとのいずれかを選択し、S/H40,
43は、SW42およびフィルタ回路41を介してPD
M変換器13と接続されており、A/D変換完了信号と
外部クロック信号とによりセット,リセットされるRS
−FF45からの出力によって制御される。NOT回路
44はRS−FF45からの出力を反転するので、S/
H40,43におけるサンプル,ホールドの関係は互い
に逆となる。
【0011】図2の動作について図3を参照して説明す
る。いま、誤差増幅器1のアナログ入力信号がS/H4
0の出力と一致すると、S/H40はホールドされ、変
換完了信号が出力される一方、S/H43はセレクタ2
0,PDM変換器13,フィルタ回路41,SW42等
を介して出力データをD/A変換する。その後、外部ク
ロック信号によりRS−FF45がリセットされると、
S/H40のホールドが解除される一方、S/H43は
ホールドされるので、この間にS/H40からの出力に
よりA/D変換が行なわれ、以後、同様の動作が繰り返
される。
【0012】ところで、図1でアナログ入力信号とフィ
ードバックのPDM信号とが釣り合うようになると、変
換データの変化率が0になるので、例えば図4のよう
に、Dラッチ30を設けてA/D変換データの前回値を
記憶し、ADDER(加算器)31で今回値との差分を
演算し、コンパレータ(CMP)32で設定範囲データ
と比較し、範囲内ならばA/D変換完了信号を出力する
構成とすることができる。なお、このような考え方は、
図1だけでなく図2についても同様に適用できるが、A
/D変換完了信号を図4のようにではなく、別途適宜な
手段にて得られれば、それを利用することもできる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、従来のようなアップ
カウンタによる誤カウントを回避できるので、高精度の
A/D変換器およびD/A変換を得ることができる。ま
た、アップダウンカウンタ,PDM変換器は論理回路で
ありLSI化が容易なため、低コスト化が可能である。
変換データの変化率に着目することで、変換完了を早く
知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すブロック図
である。
【図2】この発明の第2の実施の形態を示すブロック図
である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態を示すブロック図
である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…誤差増幅器、2…積分器、3,10,32…コンパ
レータ、4…アップカウンタ、5…データリフレッシュ
回路、11,44…ノット回路(NOT)、12…アッ
プダウンカウンタ、13…PDM変換器、20…セレク
タ、21,31…ADDER(加算器)、22,30…
ラッチ(Latch)、40,43…サンプル/ホール
ド回路(S/H)、41…フィルタ回路、42…スイッ
チ(SW)、45…リセット−セットフリップフロップ
(RS−FF)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号と変換値信号との差を
    演算する誤差増幅器と、この誤差を積分する積分器と、
    この積分器の出力から両極性のパルス密度変調(PD
    M)信号を出力するコンパレータと、このPDM信号か
    らアップ信号とダウン信号とに分離する信号分離手段
    と、アップ信号とダウン信号をカウントするアップダウ
    ンカウンタと、このアップダウンカウンタの変換データ
    をPDM信号に変換するPDM変換器とを備え、このP
    DM信号を前記変換値信号としてフィードバックするこ
    とを特徴とするA/D変換器。
  2. 【請求項2】 アナログ入力信号と変換値信号との差を
    演算する誤差増幅器と、この誤差を積分する積分器と、
    この積分器の出力から両極性のパルス密度変調(PD
    M)信号を出力するコンパレータと、このPDM信号か
    らアップ信号とダウン信号とに分離する信号分離手段
    と、アップ信号とダウン信号をカウントするアップダウ
    ンカウンタと、このアップダウンカウンタの変換データ
    をPDM信号に変換するPDM変換器と、このPDM変
    換器の出力端にフィルタおよびスイッチを介して接続さ
    れる第1,第2サンプル/ホールド回路とを備え、 前記PDM変換器からフィルタおよびスイッチを介して
    接続される第1サンプル/ホールド回路の出力を、前記
    変換値信号としてフィードバックしてA/D変換を行な
    い、A/D変換が終了したときは、前記第1サンプル/
    ホールド回路をホールドしPDM変換器,フィルタ,ス
    イッチおよび第2サンプル/ホールド回路を介してD/
    A変換を行なうことを特徴とするA/D変換器およびD
    /A変換器。
  3. 【請求項3】 前記変換データの今回値と前回値との差
    分が設定範囲内ならば、A/D変換完了信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のA/D変換器。
  4. 【請求項4】 前記変換データの今回値と前回値との差
    分が設定範囲内ならば、A/D変換完了信号を出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載のA/D変換器および
    D/A変換器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010062735A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Asahi Kasei Electronics Co Ltd Ad変換装置
JP2012120082A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Toyota Central R&D Labs Inc チョッパ増幅とデジタル変換の複合回路
US8378873B2 (en) 2010-12-09 2013-02-19 Advantest Corporation Analog to digital converter and digital to analog converter
JP2013055401A (ja) * 2011-09-01 2013-03-21 Mitsubishi Electric Corp Δς変調器およびそれを用いたa/d変換器

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