JP2000356369A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JP2000356369A
JP2000356369A JP11166291A JP16629199A JP2000356369A JP 2000356369 A JP2000356369 A JP 2000356369A JP 11166291 A JP11166291 A JP 11166291A JP 16629199 A JP16629199 A JP 16629199A JP 2000356369 A JP2000356369 A JP 2000356369A
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JP
Japan
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steam
humidifier
spiral
boiling
water
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Pending
Application number
JP11166291A
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English (en)
Inventor
Hideyasu Kai
秀康 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転倒時に蒸気吹き出し口からのお湯の突出に
よる火傷を防止すると共に、沸騰音を押さえた加湿器を
提供することを目的とする。 【解決手段】 加熱により水蒸気を発生させる蒸発槽
と、蒸発槽からの水蒸気を本体外部へ吹き出すための水
蒸気吹き出し口と、蒸発槽と前記水蒸気吹き出し口の間
を接続する蒸気案内部とを有する加湿器において、蒸気
案内部を屈曲形状を構成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、お湯の突出防止が
可能で、沸騰音を小さくすることが可能な加湿器の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蒸発槽の水を加熱して蒸気を発生
させる加湿器が提案されている。例えば、特開平4−2
73932号広報には、パイプにヒーターを巻装し、沸
騰音を抑えるために、パイプ内面にセラミック層を設け
た加湿器が提案されている。熱伝導が押さえられること
により、沸騰音を小さくすることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内面にセラミック層を設けた加湿器では、熱伝導が悪く
効率が悪いばかりでなく、スケールの付着により更に効
率が低下してしまうといった問題があった。また、万が
一加湿器が転倒した場合には、熱湯が蒸気吹き出し口か
ら突出するといった問題もあった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、転倒時にお湯の突出を防
ぐとともに、沸騰音を押さえた静かな加湿器を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第一の発明では、加熱により水蒸気を発生させる蒸
発槽と、蒸発槽からの水蒸気を本体外部へ吹き出すため
の水蒸気吹き出し口と、蒸発槽と前記水蒸気吹き出し口
の間を接続する蒸気案内部とを有する加湿器において、
蒸気案内部に屈曲形状を構成するようにした。これによ
り、沸騰時に生じる沸騰音は、屈曲形状により反射及び
遮音されるため、沸騰音を抑えることができる。また、
水蒸気は、蒸気案内部に構成された屈曲形状部分を通っ
て蒸気吹き出し口に導かれる。なお、屈曲形状について
は、加湿器が転倒した際に、蒸気吹き出し口からのお湯
の突出が防止できるような形状構成することができる。
また、屈曲形状を構成する部材については、金属・セラ
ミック・樹脂・ゴムの成型品でも良いし、複数の材料を
組み合わせた物でも良い。さらに、蒸気案内部に部材を
付加もしくは一体として屈曲形状を構成してもよいし、
屈曲形状をした通路を有する部材を付加してもよい。
【0006】また、第二の発明では、蒸気案内部に構成
した屈曲形状を、少なくとも一巻き以上の螺旋形状であ
るようにした。これにより、沸騰時に生じる沸騰音は、
螺旋形状により反射及び遮音されるため、沸騰音をより
効果的に抑えることができる。また、水蒸気は、蒸気案
内部に構成された螺旋形状部分を通って蒸気吹き出し口
に導かれる。なお、少なくとも一巻き以上の螺旋形状と
したことにより、加湿器が転倒した際、蒸気吹き出し口
からのお湯が、螺旋部分を乗り越えることができず、突
出を防止することができる。また、螺旋形状の形成に関
しては、蒸気案内部に部材を付加もしくは一体として螺
旋形状を構成してもよいし、螺旋形状をした通路を有す
る部材を付加してもよい。特に螺旋形状をした通路を有
する部材については、螺旋状のパイプを用いることがで
きる。この際、パイプの断面形状は円で無くても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の内容を、より一層明らか
にするために、以下本発明の好適な実施例について説明
する。
【0008】
【実施例】図1は螺旋状の静音器を組み込んだ加湿器、
図2は転倒状態を表す図、図3は螺旋状のパイプを組み
込んだ加湿器である。図1に示すように、給水タンク1
6に貯わえられた水は給水皿17により一定の水位が保
たれる。給水皿17の水は給水パイプ16を通じて蒸発
槽14へと導かれる。銅パイプまたはステンレスなどの
パイプよりなる蒸発槽14で水はヒーター13により加
熱され蒸気となり、蒸気案内部12を通じて蒸気吹き出
し部10から加湿器外へ放出される。この時、蒸気案内
部12に設けられた螺旋状の静音器11により、蒸発槽
14で生じた沸騰音は低減される。
【0009】螺旋状の静音器11の形は円筒形で有る必
用はなく、蒸気案内部12の形状に合わせればよい。ま
た、螺旋のピッチは一定である必用はない。図2に加湿
器が転倒した状態を示すが、静音器11によりお湯は螺
旋の中心軸より高い水位にならなければ、次の溝へ移動
することができないため、蒸気吹き出し部10から突出
することが防止される。
【0010】螺旋形状のパイプを用いた実施例を図3に
示す。蒸発槽14の上部に蒸発槽カバー21が設けられ
ており、螺旋パイプ20のパイプ端部20aが接続され
ている。螺旋パイプ20の他端は蒸気吹き出し部10に
接続されている。遮音効果を上げるために、螺旋パイプ
20の径は蒸発槽14の寸法の半分以下としている。冷
却による蒸気の凝集を防止するため螺旋パイプ20に保
温材を巻くことも可能である。加湿器が転倒した場合螺
旋パイプ20により、お湯の突出が防止される。更に螺
旋の巻き径を蒸発槽の径よりも大きくすれば、より有効
である。また、螺旋状のパイプの内径は、静音化効果を
増すためには、蒸発槽より小さくすれば、これも有効で
ある。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記の構成により以下の効果
を発揮する。加熱により水蒸気を発生させる加湿器にお
いて、沸騰音の発生を抑えるともに、加湿器が転倒した
場合、お湯の突出を防止し、利用者の安全を確保できる
加湿器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す加湿器
【図2】転倒状態を表す図
【図3】螺旋状のパイプを組み込んだ加湿器
【符号の説明】
10…蒸気吹き出し部、11…螺旋状の静音器、12…
蒸気案内部、13…ヒーター、14…蒸発槽、15…給
水パイプ、16…給水タンク、17…給水皿、20…螺
旋パイプ、20a…パイプ端部、21…蒸発槽カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱により水蒸気を発生させる蒸発槽
    と、前記蒸発槽からの水蒸気を本体外部へ吹き出すため
    の水蒸気吹き出し口と、前記蒸発槽と前記水蒸気吹き出
    し口の間を接続する蒸気案内部とを有する加湿器におい
    て、前記蒸気案内部に屈曲形状を形成したことを特徴と
    する加湿器。
  2. 【請求項2】 前記屈曲形状が、少なくとも一巻き以上
    の螺旋形状であることを特徴とする請求項1記載の加湿
    器。
JP11166291A 1999-06-14 1999-06-14 加湿器 Pending JP2000356369A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101175928B1 (ko) 2009-12-10 2012-08-22 김나영 부표를 이용한 초음파 가습기
CN112161358A (zh) * 2018-10-24 2021-01-01 林骏伟 一种便携式智能加湿器
WO2023197472A1 (zh) * 2022-04-13 2023-10-19 杜建洪 一种蒸发式加湿器的降噪结构

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CN112161358A (zh) * 2018-10-24 2021-01-01 林骏伟 一种便携式智能加湿器
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