JP2000354099A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
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- JP2000354099A JP2000354099A JP11164066A JP16406699A JP2000354099A JP 2000354099 A JP2000354099 A JP 2000354099A JP 11164066 A JP11164066 A JP 11164066A JP 16406699 A JP16406699 A JP 16406699A JP 2000354099 A JP2000354099 A JP 2000354099A
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- JP
- Japan
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- communication
- terminal device
- time
- communication terminal
- data
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】通信端末装置の表示部に、より正確な、通信時
間データや通信料金データを、表示できるようにした、
通信端末装置を提供する。 【解決手段】通信の際に、最も料金が安くなるルートを
自動的に選択してつなぐ機能を備え、内蔵タイマー11
が計測した通信時間データと通信事業者によって計測さ
れた通信時間データとの差を算出し、この差を補正値と
して、補正された通信時間データ又は通信料金データを
表示する手段T1、T2、T3、1、11、12を設け
た。
間データや通信料金データを、表示できるようにした、
通信端末装置を提供する。 【解決手段】通信の際に、最も料金が安くなるルートを
自動的に選択してつなぐ機能を備え、内蔵タイマー11
が計測した通信時間データと通信事業者によって計測さ
れた通信時間データとの差を算出し、この差を補正値と
して、補正された通信時間データ又は通信料金データを
表示する手段T1、T2、T3、1、11、12を設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
し、特に、通信端末装置の表示部に、より正確な、通信
時間データや通信料金データを、表示できるようにし
た、通信端末装置に関する。
し、特に、通信端末装置の表示部に、より正確な、通信
時間データや通信料金データを、表示できるようにし
た、通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電話機やファクシミリ装置等の通
信端末装置には、自動発呼機能、即ち、ACR部が設け
られている。
信端末装置には、自動発呼機能、即ち、ACR部が設け
られている。
【0003】ここに、「ACR」は、「Automat
ic Carrier Routing」の略で、電話
をかけるとき(電話以外でも全く同じ)に最も料金が安
くなる通信事業者の回線ルートを自動的に選択してつな
ぐ機能をいい、LCR(Least Cost Rou
tingの略)とも称される。
ic Carrier Routing」の略で、電話
をかけるとき(電話以外でも全く同じ)に最も料金が安
くなる通信事業者の回線ルートを自動的に選択してつな
ぐ機能をいい、LCR(Least Cost Rou
tingの略)とも称される。
【0004】このようなACRが設けられている通信端
末装置では、例えば、ユーザーが、通常に手順に従っ
て、相手番号をダイヤルしたり、又は、既に、短縮ダイ
ヤルが登録されている場合にあっては、短縮ダイヤルを
ダイヤルすると、ACRが、その相手先に対して最も安
い料金となる通信事業者のルートを検索選択し、自動的
に番号変換を行うようになっている。また、ACRとし
ては、例えば、同一エリアであっても、通信時間によっ
て最も安い料金となる通信事業者が異なる場合にあって
は、例えば、通信時間を、3分間で比較して選択した
り、更には、ユーザー側で、比較する時間の設定を自由
にできるようにしたものもある。
末装置では、例えば、ユーザーが、通常に手順に従っ
て、相手番号をダイヤルしたり、又は、既に、短縮ダイ
ヤルが登録されている場合にあっては、短縮ダイヤルを
ダイヤルすると、ACRが、その相手先に対して最も安
い料金となる通信事業者のルートを検索選択し、自動的
に番号変換を行うようになっている。また、ACRとし
ては、例えば、同一エリアであっても、通信時間によっ
て最も安い料金となる通信事業者が異なる場合にあって
は、例えば、通信時間を、3分間で比較して選択した
り、更には、ユーザー側で、比較する時間の設定を自由
にできるようにしたものもある。
【0005】このようなACR機能が設けられている通
信端末装置では、一般に、ユーザーが、通常の手順に従
って、相手番号をダイヤルしたり、又は、既に、短縮ダ
イヤルが登録されている場合にあっては、短縮ダイヤル
をダイヤルすると、これらが入力され、その後、電話回
線に送出された時間から、通信端末装置に内蔵されてい
る内蔵タイマーがスタートし、通信や通信が終わった時
点(即ち、電話回線が切断された時点)で、内蔵タイマ
ーが停止するようになっており、内蔵タイマーがスター
トしてから停止した迄の時間を、通信端末装置に設けら
れている、液晶表示部の表示部に表示するようになって
いる。
信端末装置では、一般に、ユーザーが、通常の手順に従
って、相手番号をダイヤルしたり、又は、既に、短縮ダ
イヤルが登録されている場合にあっては、短縮ダイヤル
をダイヤルすると、これらが入力され、その後、電話回
線に送出された時間から、通信端末装置に内蔵されてい
る内蔵タイマーがスタートし、通信や通信が終わった時
点(即ち、電話回線が切断された時点)で、内蔵タイマ
ーが停止するようになっており、内蔵タイマーがスター
トしてから停止した迄の時間を、通信端末装置に設けら
れている、液晶表示部の表示部に表示するようになって
いる。
【0006】これは、通信端末装置では、相手先の通信
端末装置の受話器等が取り上げられたこと(着信)を、
信号の極性反転によって確認しているが、例えば、構内
交換機の内線電話では、相手先の通信端末装置の受話器
等が取り上げられた際(着信時)の、信号の極性反転
を、発信側の通信端末装置では検出できないという問題
があり、また、例えば、ある外国では、その国で採用し
ている通信方式が、日本の通信方式と相違しているた
め、相手先の通信端末装置の受話器等が取り上げられた
際(着信時)に、信号の極性反転が行われないという場
合があり、通信端末装置の内蔵タイマーを、相手先の通
信端末装置の受話器等がはずされた際(着信時)の、通
信信号の極性反転に基づいて、スタートさせるという方
式が採用できないからである。
端末装置の受話器等が取り上げられたこと(着信)を、
信号の極性反転によって確認しているが、例えば、構内
交換機の内線電話では、相手先の通信端末装置の受話器
等が取り上げられた際(着信時)の、信号の極性反転
を、発信側の通信端末装置では検出できないという問題
があり、また、例えば、ある外国では、その国で採用し
ている通信方式が、日本の通信方式と相違しているた
め、相手先の通信端末装置の受話器等が取り上げられた
際(着信時)に、信号の極性反転が行われないという場
合があり、通信端末装置の内蔵タイマーを、相手先の通
信端末装置の受話器等がはずされた際(着信時)の、通
信信号の極性反転に基づいて、スタートさせるという方
式が採用できないからである。
【0007】また、通信時間の他に、通信料金データの
表示ができるようにされている通信端末装置にあって
は、ACRが選択してつないだ通信事業者の通信時間当
たりの使用量に、内蔵タイマーがスタートしてから停止
した迄の時間を積算して、これを通信料金データとし
て、通信端末装置に設けられている、液晶等の表示部に
表示するようになっている。
表示ができるようにされている通信端末装置にあって
は、ACRが選択してつないだ通信事業者の通信時間当
たりの使用量に、内蔵タイマーがスタートしてから停止
した迄の時間を積算して、これを通信料金データとし
て、通信端末装置に設けられている、液晶等の表示部に
表示するようになっている。
【0008】また、この種の通信端末装置の中には、例
えば、ファクシミリ装置のように、定期的に(例えば、
週単位又は月単位で)、例えば、通信の相手先番号(使
用した通信事業者番号を含む。)、通信時間データ及び
通信料金データを、通信管理表にして、自動的に印字出
力し、ユーザーに、その通信機器の使用状況を知らせる
ようになっているものがある。
えば、ファクシミリ装置のように、定期的に(例えば、
週単位又は月単位で)、例えば、通信の相手先番号(使
用した通信事業者番号を含む。)、通信時間データ及び
通信料金データを、通信管理表にして、自動的に印字出
力し、ユーザーに、その通信機器の使用状況を知らせる
ようになっているものがある。
【0009】尚、通信端末装置には、受信機能や、場合
によっては、コピー機能等の種々の機能があるが、この
ような機能は、本発明の要部とは直接関係が無いので、
その説明を省略する。
によっては、コピー機能等の種々の機能があるが、この
ような機能は、本発明の要部とは直接関係が無いので、
その説明を省略する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信端末装置では、通信時間データや通信料金データの
算出方法として、上述したように、ユーザーが、通常に
手順に従って、相手番号をダイヤルした直後、又は、既
に、短縮ダイヤルが登録されている場合にあっては、短
縮ダイヤルをダイヤルし、ダイヤルした相手先電話番号
が、電話回線に送出された直後から、内蔵タイマーをス
タートさせるようにしているために、相手側の着信が遅
い場合に、通信端末装置の内蔵タイマーで計測した通信
時間データが、通信事業者が、実際の使用時間として、
課金する際に用いる、通信事業者側で計測した通信時間
データに比べて、長くなる傾向がある。より具体的に説
明すれば、例えば、通信端末装置の表示部に表示される
通信時間データや、通信端末装置が、自動的に印字出力
した通信管理表に示される通信時間データの方が、通信
事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時間
データより長くなっている場合がある。
通信端末装置では、通信時間データや通信料金データの
算出方法として、上述したように、ユーザーが、通常に
手順に従って、相手番号をダイヤルした直後、又は、既
に、短縮ダイヤルが登録されている場合にあっては、短
縮ダイヤルをダイヤルし、ダイヤルした相手先電話番号
が、電話回線に送出された直後から、内蔵タイマーをス
タートさせるようにしているために、相手側の着信が遅
い場合に、通信端末装置の内蔵タイマーで計測した通信
時間データが、通信事業者が、実際の使用時間として、
課金する際に用いる、通信事業者側で計測した通信時間
データに比べて、長くなる傾向がある。より具体的に説
明すれば、例えば、通信端末装置の表示部に表示される
通信時間データや、通信端末装置が、自動的に印字出力
した通信管理表に示される通信時間データの方が、通信
事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時間
データより長くなっている場合がある。
【0011】また、通信端末装置の表示部に表示される
通信料金データや、通信端末装置が、自動的に印字出力
した通信管理表に示される通信料金データは、通信端末
装置の内蔵タイマーが計測した通信時間データに、使用
した回線ルートの時間当たりの使用料金を乗算している
ために、通信端末装置の表示部に表示される通信料金デ
ータや、通信端末装置が、自動的に印字出力した通信管
理表に示される通信料金データの方が、通信事業者側か
ら送られてくる請求書中に示される通信料金データに比
べ、高額になっているといったような場合がある。
通信料金データや、通信端末装置が、自動的に印字出力
した通信管理表に示される通信料金データは、通信端末
装置の内蔵タイマーが計測した通信時間データに、使用
した回線ルートの時間当たりの使用料金を乗算している
ために、通信端末装置の表示部に表示される通信料金デ
ータや、通信端末装置が、自動的に印字出力した通信管
理表に示される通信料金データの方が、通信事業者側か
ら送られてくる請求書中に示される通信料金データに比
べ、高額になっているといったような場合がある。
【0012】このように、通信端末装置の表示部や、通
信端末装置が、自動的に印字出力した通信管理表に示さ
れる、通信時間データや通信料金データと、通信事業者
側から送られてくる請求書中に示される通信時間データ
や通信料金データとの間に差があると、例えば、会社等
の組織に各部署の電話等の通信端末装置の使用状況を正
確に把握するためには、通信事業者側から送られてくる
請求書を待たなければならず、通信端末装置の表示部に
表示される通信時間データや、通信端末装置が、たと
え、自動的に通信管理表を印字出力したとしても、その
通信管理表に表示される通信時間データが正確なもので
はないために、通信端末装置に表示される通信時間デー
タや、通信端末装置が、印字出力した通信時間データに
基づいては、通信端末装置の使用状況を正確に管理・運
営することができない、という問題を生じる。
信端末装置が、自動的に印字出力した通信管理表に示さ
れる、通信時間データや通信料金データと、通信事業者
側から送られてくる請求書中に示される通信時間データ
や通信料金データとの間に差があると、例えば、会社等
の組織に各部署の電話等の通信端末装置の使用状況を正
確に把握するためには、通信事業者側から送られてくる
請求書を待たなければならず、通信端末装置の表示部に
表示される通信時間データや、通信端末装置が、たと
え、自動的に通信管理表を印字出力したとしても、その
通信管理表に表示される通信時間データが正確なもので
はないために、通信端末装置に表示される通信時間デー
タや、通信端末装置が、印字出力した通信時間データに
基づいては、通信端末装置の使用状況を正確に管理・運
営することができない、という問題を生じる。
【0013】また、通信事業者の中には、通信料金デー
タが秒単位で設定している業者もおり、秒単位で通信料
金データが設定されている場合にあっては、通信端末装
置の表示部や、通信端末装置が印字出力する通信管理表
に示される、通信時間データや通信料金データと、通信
事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時間
データや通信料金データとの間に、大きな相違が生じ、
このような場合には、通信端末装置に表示される通信時
間データや、通信端末装置が、印字出力した通信時間デ
ータに基づいては、通信端末装置の使用状況を正確に管
理・運営することができない、という問題を生じる。
タが秒単位で設定している業者もおり、秒単位で通信料
金データが設定されている場合にあっては、通信端末装
置の表示部や、通信端末装置が印字出力する通信管理表
に示される、通信時間データや通信料金データと、通信
事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時間
データや通信料金データとの間に、大きな相違が生じ、
このような場合には、通信端末装置に表示される通信時
間データや、通信端末装置が、印字出力した通信時間デ
ータに基づいては、通信端末装置の使用状況を正確に管
理・運営することができない、という問題を生じる。
【0014】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、通信端末装置の表示部に、
通信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信
時間データや通信料金データに、より近似した、通信時
間データや通信料金データを表示したり、また、通信端
末装置が、定期的に、通信管理表を、自動的に印字出力
するようにされている場合にあっては、通信管理表に、
通信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信
時間データや通信料金データに、より近似した、通信時
間データや通信料金データが示されるようにした、通信
端末装置を提供することを目的とする。
めになされたものであって、通信端末装置の表示部に、
通信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信
時間データや通信料金データに、より近似した、通信時
間データや通信料金データを表示したり、また、通信端
末装置が、定期的に、通信管理表を、自動的に印字出力
するようにされている場合にあっては、通信管理表に、
通信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信
時間データや通信料金データに、より近似した、通信時
間データや通信料金データが示されるようにした、通信
端末装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信端
末装置は、通信の際に、最も料金が安くなるルートを自
動的に選択してつなぐ機能を備えた通信端末装置におい
て、内蔵タイマーが計測した通信時間データと通信事業
者の通信時間データとの差を算出し、この差を補正値と
して用い、補正後の通信時間データ又は通信料金データ
を表示する機能を設けた。
末装置は、通信の際に、最も料金が安くなるルートを自
動的に選択してつなぐ機能を備えた通信端末装置におい
て、内蔵タイマーが計測した通信時間データと通信事業
者の通信時間データとの差を算出し、この差を補正値と
して用い、補正後の通信時間データ又は通信料金データ
を表示する機能を設けた。
【0016】ここに、本明細書で用いる用語、「通信の
際に、最も料金が安くなるルートを自動的に選択してつ
なぐ機能」は、電話をかけるとき(電話以外でも全く同
じ)に最も料金が安くなる通信事業者の回線ルートを自
動的に選択してつなぐ機能をいい、上述したACR(L
CRとも称される。)機能と同じ意味である。
際に、最も料金が安くなるルートを自動的に選択してつ
なぐ機能」は、電話をかけるとき(電話以外でも全く同
じ)に最も料金が安くなる通信事業者の回線ルートを自
動的に選択してつなぐ機能をいい、上述したACR(L
CRとも称される。)機能と同じ意味である。
【0017】また、「通信事業者」は、実際に、ユーザ
ーに回線の使用サービスを提供する者、より簡単にいう
と、ユーザーに対して、回線の使用料金を請求する者を
意味する。
ーに回線の使用サービスを提供する者、より簡単にいう
と、ユーザーに対して、回線の使用料金を請求する者を
意味する。
【0018】この通信端末装置では、内蔵タイマーが計
測した通信時間データと通信事業者の通信時間データと
の差を算出し、この差を補正値として用い、補正後の通
信時間データ又は通信料金データを表示する機能を設け
ているので、通信端末装置の表示部には、通信事業者側
から送られてくる請求書中に示される通信時間データや
通信料金データに、より近似した、通信時間データや通
信料金データが示される。
測した通信時間データと通信事業者の通信時間データと
の差を算出し、この差を補正値として用い、補正後の通
信時間データ又は通信料金データを表示する機能を設け
ているので、通信端末装置の表示部には、通信事業者側
から送られてくる請求書中に示される通信時間データや
通信料金データに、より近似した、通信時間データや通
信料金データが示される。
【0019】これにより、ユーザー側で、通信端末装置
の表示部や、通信端末装置が、自動的に通信管理表を印
字出力するようにされている場合にあっては、その通信
管理表に基づいて、通信端末装置の使用状況を正確に管
理・運営することができる。
の表示部や、通信端末装置が、自動的に通信管理表を印
字出力するようにされている場合にあっては、その通信
管理表に基づいて、通信端末装置の使用状況を正確に管
理・運営することができる。
【0020】尚、通信料金データの算出にあたっては、
例えば、通信端末装置の内蔵タイマーが計測した通信時
間データから補正値を減算した時間に、ACRが選択し
た通信事業者が採用している時間当たりの料金を乗する
ようにすればよい。
例えば、通信端末装置の内蔵タイマーが計測した通信時
間データから補正値を減算した時間に、ACRが選択し
た通信事業者が採用している時間当たりの料金を乗する
ようにすればよい。
【0021】請求項2に記載の通信端末装置は、請求項
1に記載の通信端末装置で用いる、補正値は、内蔵タイ
マーが計測した通信時間データと通信事業者によって計
測された通信時間データとの差の平均値である。
1に記載の通信端末装置で用いる、補正値は、内蔵タイ
マーが計測した通信時間データと通信事業者によって計
測された通信時間データとの差の平均値である。
【0022】この通信端末装置では、補正値を、内蔵タ
イマーが計測した通信時間データと通信事業者の通信時
間データとの差の複数のデータの平均値にしているの
で、通信端末装置の表示部に表示される通信時間データ
や、通信端末装置が、自動的に通信管理表を印字出力す
るようにされている場合にあっては、その通信管理表に
表示される通信時間データが、より一層、通信事業者側
から送られてくる請求書中に示される通信時間データに
近似した、正確なものになる。
イマーが計測した通信時間データと通信事業者の通信時
間データとの差の複数のデータの平均値にしているの
で、通信端末装置の表示部に表示される通信時間データ
や、通信端末装置が、自動的に通信管理表を印字出力す
るようにされている場合にあっては、その通信管理表に
表示される通信時間データが、より一層、通信事業者側
から送られてくる請求書中に示される通信時間データに
近似した、正確なものになる。
【0023】尚、補正値として用いる平均値は、一般的
には、例えば、一定期間(例えば、1ヶ月の間)に、同
じ相手先へかけた際の、内蔵タイマーが計測した通信時
間データを、通信毎に、通信端末装置の記憶部(例え
ば、RAM)に記憶するようにし、次いで、その一定期
間(例えば、1ヶ月の間)に通信事業者から送られてく
る請求書中に示される同じ相手先へかけた際の通信毎の
通信時間データを、通信端末装置の記憶部(例えば、R
AM)に記憶されている、対応する、内蔵タイマーが計
測した通信時間データから減算した値を各々補正値と
し、これらの補正値を合計し、この合計値を、当該一定
期間(例えば、1ヶ月の間)に、同じ相手先へかけた通
信回数で除算したものを用いればよい。
には、例えば、一定期間(例えば、1ヶ月の間)に、同
じ相手先へかけた際の、内蔵タイマーが計測した通信時
間データを、通信毎に、通信端末装置の記憶部(例え
ば、RAM)に記憶するようにし、次いで、その一定期
間(例えば、1ヶ月の間)に通信事業者から送られてく
る請求書中に示される同じ相手先へかけた際の通信毎の
通信時間データを、通信端末装置の記憶部(例えば、R
AM)に記憶されている、対応する、内蔵タイマーが計
測した通信時間データから減算した値を各々補正値と
し、これらの補正値を合計し、この合計値を、当該一定
期間(例えば、1ヶ月の間)に、同じ相手先へかけた通
信回数で除算したものを用いればよい。
【0024】また、場合によっては、例えば、一定期間
(例えば、1ヶ月の間)に、ACRが選択した通信事業
者のルート毎に、内蔵タイマーが計測した通信時間デー
タを、通信毎に、通信端末装置の記憶部(例えば、RA
M)に記憶するようにし、次いで、その一定期間(例え
ば、1ヶ月の間)に通信事業者から送られてくる請求書
中に示される同じ相手先へかけた際の通信毎の通信時間
データを、通信端末装置の記憶部(例えば、RAM)に
記憶されている、対応する、内蔵タイマーが計測した通
信時間データから減算した値を各々補正値とし、これら
の補正値を合計し、この合計値を、当該一定期間(例え
ば、1ヶ月の間)に、ACRが選択した通信事業者のル
ートへかけた通信回数で除算したものを用いればよい。
(例えば、1ヶ月の間)に、ACRが選択した通信事業
者のルート毎に、内蔵タイマーが計測した通信時間デー
タを、通信毎に、通信端末装置の記憶部(例えば、RA
M)に記憶するようにし、次いで、その一定期間(例え
ば、1ヶ月の間)に通信事業者から送られてくる請求書
中に示される同じ相手先へかけた際の通信毎の通信時間
データを、通信端末装置の記憶部(例えば、RAM)に
記憶されている、対応する、内蔵タイマーが計測した通
信時間データから減算した値を各々補正値とし、これら
の補正値を合計し、この合計値を、当該一定期間(例え
ば、1ヶ月の間)に、ACRが選択した通信事業者のル
ートへかけた通信回数で除算したものを用いればよい。
【0025】請求項3に記載の通信端末装置は、請求項
1又は請求項2に記載の通信端末装置の、前記補正値
は、相手先毎に、集計されている。
1又は請求項2に記載の通信端末装置の、前記補正値
は、相手先毎に、集計されている。
【0026】この通信端末装置では、相手先毎に、補正
値を集計しているので、相手先毎に、通信事業者から送
られてくる請求書中に示される通信時間データにより近
似した、通信時間データを、通信端末装置の表示部に表
示したり、また、通信端末装置が、自動的に通信管理表
を印字出力するようにされている場合にあっては、その
通信管理表に表示することができる。
値を集計しているので、相手先毎に、通信事業者から送
られてくる請求書中に示される通信時間データにより近
似した、通信時間データを、通信端末装置の表示部に表
示したり、また、通信端末装置が、自動的に通信管理表
を印字出力するようにされている場合にあっては、その
通信管理表に表示することができる。
【0027】尚、補正値は、相手先毎に、集計してもよ
いが、例えば、通信エリア別(国別、通信地域別(市外
局番別))に集計するようにしてもよい。
いが、例えば、通信エリア別(国別、通信地域別(市外
局番別))に集計するようにしてもよい。
【0028】また、補正値は、通信事業者毎に、集計す
るようにしてもよい。
るようにしてもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例について、図
面を参照しながら、更に詳しく説明する。
面を参照しながら、更に詳しく説明する。
【0030】図1は、本発明に係る通信端末装置の一例
を概略的に示すブロック図である。
を概略的に示すブロック図である。
【0031】図1に示す通信端末装置Fは、ファクシミ
リ装置の例を示している。
リ装置の例を示している。
【0032】この通信端末装置Fは、CPU等で構成さ
れ、この通信端末装置Fを構成する各部や、全体を制御
統括する主制御部1と、電話回線Lにダイヤル信号を送
出したり、電話回線Lに対する接続制御を行うNCU
と、ファクシミリ通信を行うために信号の変調と復調と
を行うモデム3と、符号化した画像データを一時格納す
る画像メモリ4と、各種データを記憶するためのRAM
5と、通信端末装置Fの制御プログラム等を予め記憶さ
せたROM6と、液晶表示手段等で構成された表示部7
と、各種の動作モードを選択するファンクションキー
や、数字キーや、#キーや、確定キー(スタートキー)
や、解除キー等で構成された操作部8と、原稿画像の読
取手段(スキャナー等)や紙送装置等を備え、紙送装置
にセットされた原稿から画像データを読み取る読取部9
と、ファクシミリ受信した画像や、読取部9が読みとっ
た画像データを、予め複数の記録紙カセットの各々に収
容された定型サイズの記録紙のいずれかに記録(印刷)
する記録部10と、内蔵タイマー11と、ACR部12
とを備える。
れ、この通信端末装置Fを構成する各部や、全体を制御
統括する主制御部1と、電話回線Lにダイヤル信号を送
出したり、電話回線Lに対する接続制御を行うNCU
と、ファクシミリ通信を行うために信号の変調と復調と
を行うモデム3と、符号化した画像データを一時格納す
る画像メモリ4と、各種データを記憶するためのRAM
5と、通信端末装置Fの制御プログラム等を予め記憶さ
せたROM6と、液晶表示手段等で構成された表示部7
と、各種の動作モードを選択するファンクションキー
や、数字キーや、#キーや、確定キー(スタートキー)
や、解除キー等で構成された操作部8と、原稿画像の読
取手段(スキャナー等)や紙送装置等を備え、紙送装置
にセットされた原稿から画像データを読み取る読取部9
と、ファクシミリ受信した画像や、読取部9が読みとっ
た画像データを、予め複数の記録紙カセットの各々に収
容された定型サイズの記録紙のいずれかに記録(印刷)
する記録部10と、内蔵タイマー11と、ACR部12
とを備える。
【0033】この通信端末装置Fでは、相手先へのファ
クシミリの送信は、以下の手順によって行われる。
クシミリの送信は、以下の手順によって行われる。
【0034】例えば、ユーザーが、通信端末装置Fか
ら、外国(例えば米国)の相手先へファックスを送信す
る場合を例にとって説明すれば、まず、ユーザーは、読
取部9に送信する原稿をセットする。
ら、外国(例えば米国)の相手先へファックスを送信す
る場合を例にとって説明すれば、まず、ユーザーは、読
取部9に送信する原稿をセットする。
【0035】次に、ユーザーは、通信端末装置Fのモー
ドが、通信モード以外のモード(例えば、コピーモード
等)になっている場合には、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、通
信モードにした後、操作部8の数字キーを用いて、KD
Dの回線番号(「001」)、国番号(例えば、米国の
場合には、国番号として、「1」)、相手先番号(この
例では、「001」と「1」とを除いた残りの本来の相
手先電話番号)の順に、入力する。
ドが、通信モード以外のモード(例えば、コピーモード
等)になっている場合には、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、通
信モードにした後、操作部8の数字キーを用いて、KD
Dの回線番号(「001」)、国番号(例えば、米国の
場合には、国番号として、「1」)、相手先番号(この
例では、「001」と「1」とを除いた残りの本来の相
手先電話番号)の順に、入力する。
【0036】次いで、確定キー(スタートキー)を押し
操作する。すると、読取部9が読み取り動作を開始し
て、読取部9にセットされている原稿を、スキャナーに
よって読みとる。このようにして読みとられた画像情報
は、符号化された後に、画像メモリ4に格納される。
操作する。すると、読取部9が読み取り動作を開始し
て、読取部9にセットされている原稿を、スキャナーに
よって読みとる。このようにして読みとられた画像情報
は、符号化された後に、画像メモリ4に格納される。
【0037】また、ユーザーが、操作部8の数字キーを
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
【0038】ACR部12では、ACR部12に送られ
てきた情報の中から、KDDの回線番号(「001」)
を抽出し、ACR部12は、通信相手先が、外国である
ことを認識する。
てきた情報の中から、KDDの回線番号(「001」)
を抽出し、ACR部12は、通信相手先が、外国である
ことを認識する。
【0039】次いで、通信端末装置Fは、フックスイッ
チ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発信音」が送ら
れダイヤル信号を受ける準備ができたことを確認する
と、電話回線Lへ、NCU2から、ユーザーが、操作部
8の数字キーを用いて入力した情報(この場合は、KD
Dの回線番号(「001」)、国番号(例えば、米国の
場合には、国番号として、「1」)、相手先番号)を、
画像メモリ4から読み出して、電話回線Lへ送出する。
チ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発信音」が送ら
れダイヤル信号を受ける準備ができたことを確認する
と、電話回線Lへ、NCU2から、ユーザーが、操作部
8の数字キーを用いて入力した情報(この場合は、KD
Dの回線番号(「001」)、国番号(例えば、米国の
場合には、国番号として、「1」)、相手先番号)を、
画像メモリ4から読み出して、電話回線Lへ送出する。
【0040】この画像メモリ4から読み出された情報
(この場合は、KDDの回線番号(「001」)、国番
号(例えば、米国の場合には、国番号として、
「1」)、相手先番号)の電話回線Lへの送出が終了す
ると、通信端末装置Fに内蔵されている内蔵タイマー1
1がスタートし、この時、内蔵タイマー11が示してい
る、年月日時間が、通信開始年月日時間として、RAM
5に記憶される。
(この場合は、KDDの回線番号(「001」)、国番
号(例えば、米国の場合には、国番号として、
「1」)、相手先番号)の電話回線Lへの送出が終了す
ると、通信端末装置Fに内蔵されている内蔵タイマー1
1がスタートし、この時、内蔵タイマー11が示してい
る、年月日時間が、通信開始年月日時間として、RAM
5に記憶される。
【0041】その後、相手先が応答した場合には、相手
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データを画
像メモリ4から読み出して、送出する。次いで、通信端
末装置Fは、画像メモリ4から読み出した、画像データ
の全ての送出を終了すると、切断信号を出力する。その
後、通信端末装置Fは、フックスイッチ(図示せず。)
を開いた状態にする。これにより、通信端末装置Fと、
相手先の通信端末装置との間は、「終話」、「切断」と
なる。この時、内蔵タイマー11が停止する。
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データを画
像メモリ4から読み出して、送出する。次いで、通信端
末装置Fは、画像メモリ4から読み出した、画像データ
の全ての送出を終了すると、切断信号を出力する。その
後、通信端末装置Fは、フックスイッチ(図示せず。)
を開いた状態にする。これにより、通信端末装置Fと、
相手先の通信端末装置との間は、「終話」、「切断」と
なる。この時、内蔵タイマー11が停止する。
【0042】そして、内蔵タイマー11が停止した時
の、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通
信終了年月日時間として、RAM5に記憶され、また、
通信終了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数
値が、通信時間データとして、RAM5に記憶される。
の、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通
信終了年月日時間として、RAM5に記憶され、また、
通信終了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数
値が、通信時間データとして、RAM5に記憶される。
【0043】尚、ここでは、通信時間データを、通信終
了年月日時間から通信開始年月時間を減算して求めた例
を説明したが、通信時間データは、内蔵タイマー11を
スタートさせた時間から、内蔵タイマー11をストップ
させた時間迄を、カウントアップするようにして求める
ようにしてもよい。
了年月日時間から通信開始年月時間を減算して求めた例
を説明したが、通信時間データは、内蔵タイマー11を
スタートさせた時間から、内蔵タイマー11をストップ
させた時間迄を、カウントアップするようにして求める
ようにしてもよい。
【0044】また、例えば、ユーザーが、京都のある会
社に設置されている通信端末装置Fから、東京の相手先
へファックスを送信する場合を例にとって説明すれば、
まず、ユーザーは、読取部9に送信する原稿をセットす
る。
社に設置されている通信端末装置Fから、東京の相手先
へファックスを送信する場合を例にとって説明すれば、
まず、ユーザーは、読取部9に送信する原稿をセットす
る。
【0045】次に、ユーザーは、通信端末装置Fのモー
ドが、通信モード以外のモード(例えば、コピーモード
等)になっている場合には、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、通
信モードにした後、操作部8の数字キーを用いて、市外
局番(東京の場合には、市外局番として、「03」)、
相手先番号の順に、入力する。
ドが、通信モード以外のモード(例えば、コピーモード
等)になっている場合には、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、通
信モードにした後、操作部8の数字キーを用いて、市外
局番(東京の場合には、市外局番として、「03」)、
相手先番号の順に、入力する。
【0046】次いで、確定キー(スタートキー)を押し
操作する。すると、読取部9が読み取り動作を開始し
て、読取部9にセットされている原稿を、スキャナーに
よって読みとる。このようにして読みとられた画像情報
は、符号化された後、画像メモリ4に格納される。
操作する。すると、読取部9が読み取り動作を開始し
て、読取部9にセットされている原稿を、スキャナーに
よって読みとる。このようにして読みとられた画像情報
は、符号化された後、画像メモリ4に格納される。
【0047】また、ユーザーが、操作部8の数字キーを
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
【0048】ACR部12では、市外局番(東京の場合
には、「03」)を抽出し、これが、東京エリアと認識
し、この場合には、通信事業者として、例えば、日本高
速通信(TWJ)の回線ルートを使用するのが、最も安
価であると判断した場合には、日本高速通信(TWJ)
を自動的に選択し、ユーザーが、数字キーを用いて入力
した、市外局番(東京の場合にあっては、「03」)と
相手先番号の先頭部分に、「0070」を付加する。
には、「03」)を抽出し、これが、東京エリアと認識
し、この場合には、通信事業者として、例えば、日本高
速通信(TWJ)の回線ルートを使用するのが、最も安
価であると判断した場合には、日本高速通信(TWJ)
を自動的に選択し、ユーザーが、数字キーを用いて入力
した、市外局番(東京の場合にあっては、「03」)と
相手先番号の先頭部分に、「0070」を付加する。
【0049】このようにして、市外局番(東京の場合に
あっては、「03」)と相手先番号の先頭部分に、「0
070」を付加した情報は、RAM5に記憶される。
あっては、「03」)と相手先番号の先頭部分に、「0
070」を付加した情報は、RAM5に記憶される。
【0050】以上の準備が整うと、通信端末装置Fは、
フックスイッチ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発
信音」が送られダイヤル数字を受ける準備ができたこと
を確認すると、電話回線Lへ、NCU2から、ユーザー
が、操作部8の数字キーを用いて入力した情報(この場
合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号(「007
0」)、市外局番(この場合は、「03」)、相手先番
号)を、RAM5から読み出して、電話回線Lへ送出す
る。
フックスイッチ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発
信音」が送られダイヤル数字を受ける準備ができたこと
を確認すると、電話回線Lへ、NCU2から、ユーザー
が、操作部8の数字キーを用いて入力した情報(この場
合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号(「007
0」)、市外局番(この場合は、「03」)、相手先番
号)を、RAM5から読み出して、電話回線Lへ送出す
る。
【0051】このRAM5から読み出された情報(この
場合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号(「007
0」)、市外局番(この場合は、「03」)、相手先番
号)の電話回線Lへの送出が終了すると、通信端末装置
Fに内蔵されている内蔵タイマー11がスタートし、こ
の時、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、
通信開始年月日時間として、RAM5に記憶させている
情報(この場合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号
(「0070」)、市外局番(この場合は、「0
3」)、相手先番号)に対応付けられて、RAM5に記
憶される。
場合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号(「007
0」)、市外局番(この場合は、「03」)、相手先番
号)の電話回線Lへの送出が終了すると、通信端末装置
Fに内蔵されている内蔵タイマー11がスタートし、こ
の時、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、
通信開始年月日時間として、RAM5に記憶させている
情報(この場合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号
(「0070」)、市外局番(この場合は、「0
3」)、相手先番号)に対応付けられて、RAM5に記
憶される。
【0052】その後、相手先が応答した場合には、相手
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データを画
像メモリ4から読み出して、送出する。次いで、通信端
末装置Fは、画像メモリ4から読み出した、画像データ
の全ての送出を終了すると、切断信号を出力する。その
後、通信端末装置Fは、フックスイッチ(図示せず。)
を開いた状態にする。これにより、通信端末装置Fと、
相手先の通信端末装置との間は、「終話」、「切断」と
なる。この時、内蔵タイマーが停止する。
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データを画
像メモリ4から読み出して、送出する。次いで、通信端
末装置Fは、画像メモリ4から読み出した、画像データ
の全ての送出を終了すると、切断信号を出力する。その
後、通信端末装置Fは、フックスイッチ(図示せず。)
を開いた状態にする。これにより、通信端末装置Fと、
相手先の通信端末装置との間は、「終話」、「切断」と
なる。この時、内蔵タイマーが停止する。
【0053】そして、内蔵タイマーが停止した時の、内
蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通信終了
年月日時間として、RAM5に記憶させている情報(こ
の場合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号(「00
70」)、市外局番(この場合は、「03」)、相手先
番号)に対応付けられて、RAM5に記憶され、また、
通信終了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数
値が、通信時間データとして、RAM5に記憶される。
蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通信終了
年月日時間として、RAM5に記憶させている情報(こ
の場合は、日本高速通信(TWJ)の回線番号(「00
70」)、市外局番(この場合は、「03」)、相手先
番号)に対応付けられて、RAM5に記憶され、また、
通信終了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数
値が、通信時間データとして、RAM5に記憶される。
【0054】尚、ここでは、通信時間データを、通信終
了年月日時間から通信開始年月時間を減算して求めた例
を説明したが、通信時間データは、内蔵タイマー11を
スタートさせた時間から、内蔵タイマー11をストップ
させた時間迄を、カウントアップするようにして求める
ようにしてもよい。
了年月日時間から通信開始年月時間を減算して求めた例
を説明したが、通信時間データは、内蔵タイマー11を
スタートさせた時間から、内蔵タイマー11をストップ
させた時間迄を、カウントアップするようにして求める
ようにしてもよい。
【0055】また、ここでは、ACR部12が、日本高
速通信(TWJ)を選択した場合について、説明した
が、これは単なる例示であって、相手先によって、AC
R部12は、第2電電(DDI)、日本テレコム(J
T)等の長距離系NCCや、東京通信ネットワーク(T
TNet)等を選択する場合もあり、ACR部12は、
相手先電話番号に基づいて、第2電電(DDI)を選択
した場合にあっては、ユーザーが、入力した相手先電話
番号の先頭位置に、自動的に「0077」をつけたり、
日本テレコム(JT)を選択した場合にあっては、ユー
ザーが、入力した相手先電話番号の先頭位置に、自動的
に「0088」をつけたりする等、自動的に、ユーザー
が、入力した相手先電話番号の先頭位置に、通信事業者
の回線ルートに入るための番号を付加するようになって
いる。
速通信(TWJ)を選択した場合について、説明した
が、これは単なる例示であって、相手先によって、AC
R部12は、第2電電(DDI)、日本テレコム(J
T)等の長距離系NCCや、東京通信ネットワーク(T
TNet)等を選択する場合もあり、ACR部12は、
相手先電話番号に基づいて、第2電電(DDI)を選択
した場合にあっては、ユーザーが、入力した相手先電話
番号の先頭位置に、自動的に「0077」をつけたり、
日本テレコム(JT)を選択した場合にあっては、ユー
ザーが、入力した相手先電話番号の先頭位置に、自動的
に「0088」をつけたりする等、自動的に、ユーザー
が、入力した相手先電話番号の先頭位置に、通信事業者
の回線ルートに入るための番号を付加するようになって
いる。
【0056】また、例えば、ユーザーが、京都のある会
社に設置されている通信端末装置Fから、大阪の相手先
へファックスを送信する場合を例にとって説明すれば、
まず、ユーザーは、読取部9に送信する原稿をセットす
る。
社に設置されている通信端末装置Fから、大阪の相手先
へファックスを送信する場合を例にとって説明すれば、
まず、ユーザーは、読取部9に送信する原稿をセットす
る。
【0057】次に、ユーザーは、通信端末装置Fのモー
ドが、通信モード以外のモード(例えば、コピーモード
等)になっている場合には、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、通
信モードにした後、操作部8の数字キーを用いて、市外
局番(大阪の場合には、市外局番として、「06」)、
相手先番号の順に、入力する。
ドが、通信モード以外のモード(例えば、コピーモード
等)になっている場合には、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、通
信モードにした後、操作部8の数字キーを用いて、市外
局番(大阪の場合には、市外局番として、「06」)、
相手先番号の順に、入力する。
【0058】次いで、確定キー(スタートキー)を押し
操作する。すると、読取部9が読み取り動作を開始し
て、読取部9にセットされている原稿を、スキャナーに
よって読みとる。このようにして読みとられた画像情報
は、符号化された後、画像メモリ4に格納される。
操作する。すると、読取部9が読み取り動作を開始し
て、読取部9にセットされている原稿を、スキャナーに
よって読みとる。このようにして読みとられた画像情報
は、符号化された後、画像メモリ4に格納される。
【0059】また、ユーザーが、操作部8の数字キーを
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
【0060】ACR部12では、ACR部12に送られ
てきた情報の中から、市外局番号(「06」)を抽出
し、ACR部12は、通信相手先が、大阪エリアである
ことを認識する。そして、この場合には、ACR部12
は、NTTの回線ルートを選択する。
てきた情報の中から、市外局番号(「06」)を抽出
し、ACR部12は、通信相手先が、大阪エリアである
ことを認識する。そして、この場合には、ACR部12
は、NTTの回線ルートを選択する。
【0061】次いで、通信端末装置Fは、フックスイッ
チ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発信音」が送ら
れダイヤル数字を受ける準備ができたことを確認する
と、電話回線Lへ、NCU2から、ユーザーが、操作部
8の数字キーを用いて入力した情報(この場合は、市外
局番(「06」)、相手先番号)を、RAM5から読み
出して、そのまま、電話回線Lへ送出する。
チ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発信音」が送ら
れダイヤル数字を受ける準備ができたことを確認する
と、電話回線Lへ、NCU2から、ユーザーが、操作部
8の数字キーを用いて入力した情報(この場合は、市外
局番(「06」)、相手先番号)を、RAM5から読み
出して、そのまま、電話回線Lへ送出する。
【0062】このRAM5から読み出された情報(この
場合は、市外局番(「06」)、相手先番号)の電話回
線Lへの送出が終了すると、通信端末装置Fに内蔵され
ている内蔵タイマー11がスタートし、この時、内蔵タ
イマー11が示している、年月日時間が、通信開始年月
日時間として、RAM5に記憶させている情報(この場
合は、市外局番(「06」)、相手先番号)に対応付け
られて、RAM5に記憶される。
場合は、市外局番(「06」)、相手先番号)の電話回
線Lへの送出が終了すると、通信端末装置Fに内蔵され
ている内蔵タイマー11がスタートし、この時、内蔵タ
イマー11が示している、年月日時間が、通信開始年月
日時間として、RAM5に記憶させている情報(この場
合は、市外局番(「06」)、相手先番号)に対応付け
られて、RAM5に記憶される。
【0063】その後、相手先が応答した場合には、相手
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データを画
像メモリ4から読み出して、送出する。次いで、通信端
末装置Fは、画像メモリ4から読み出した、画像データ
の全ての送出を終了すると、切断信号を出力する。その
後、通信端末装置Fは、フックスイッチ(図示せず。)
を開いた状態にする。これにより、通信端末装置Fと、
相手先の通信端末装置との間は、「終話」、「切断」と
なる。この時、内蔵タイマー11が停止する。
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データを画
像メモリ4から読み出して、送出する。次いで、通信端
末装置Fは、画像メモリ4から読み出した、画像データ
の全ての送出を終了すると、切断信号を出力する。その
後、通信端末装置Fは、フックスイッチ(図示せず。)
を開いた状態にする。これにより、通信端末装置Fと、
相手先の通信端末装置との間は、「終話」、「切断」と
なる。この時、内蔵タイマー11が停止する。
【0064】そして、内蔵タイマー11が停止した時
の、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通
信終了年月日時間として、RAM5に記憶させている情
報(この場合は、市外局番(「06」)、相手先番号)
に対応付けられて、RAM5に記憶され、また、通信終
了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数値が、
通信時間データとして、RAM5に記憶される。
の、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通
信終了年月日時間として、RAM5に記憶させている情
報(この場合は、市外局番(「06」)、相手先番号)
に対応付けられて、RAM5に記憶され、また、通信終
了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数値が、
通信時間データとして、RAM5に記憶される。
【0065】尚、ここでは、通信時間データを、通信終
了年月日時間から通信開始年月時間を減算して求めた例
を説明したが、通信時間データは、内蔵タイマー11を
スタートさせた時間から、内蔵タイマー11をストップ
させた時間迄を、カウントアップするようにして求める
ようにしてもよい。
了年月日時間から通信開始年月時間を減算して求めた例
を説明したが、通信時間データは、内蔵タイマー11を
スタートさせた時間から、内蔵タイマー11をストップ
させた時間迄を、カウントアップするようにして求める
ようにしてもよい。
【0066】このような、RAM5に記憶される通信記
録を、本明細書では、便宜上、「通信履歴テーブル」と
いう。この「通信履歴テーブル」には、通信毎に、その
通信が、適格に行われたか否かの通信結果や、送信した
書類のページ数なども併せて記録されるようになってい
る。
録を、本明細書では、便宜上、「通信履歴テーブル」と
いう。この「通信履歴テーブル」には、通信毎に、その
通信が、適格に行われたか否かの通信結果や、送信した
書類のページ数なども併せて記録されるようになってい
る。
【0067】尚、この通信端末装置Fでは、相手先電話
番号を送出し、相手先を呼び出す呼出音が、所定時間経
過しても、鳴っている場合には、所定時間経過した時点
で、フックスイッチを開き、リダイヤルモードに入り、
所定時間経過後に、再び、相手先電話番号を送出すると
いう動作を、リダイヤルモードとして予め設定された回
数だけ、自動的に繰り返すようになっているが、内蔵タ
イマー11は、相手先電話番号を送出し、相手先を呼び
出す呼出音が、所定時間経過しても、鳴り続けている場
合、所定時間経過した時点で、フックスイッチを開いた
時点で、内蔵タイマー11をリセットし、次の、相手先
電話番号の送出が行われた時点から、内蔵タイマー11
を新たにスタートさせている。
番号を送出し、相手先を呼び出す呼出音が、所定時間経
過しても、鳴っている場合には、所定時間経過した時点
で、フックスイッチを開き、リダイヤルモードに入り、
所定時間経過後に、再び、相手先電話番号を送出すると
いう動作を、リダイヤルモードとして予め設定された回
数だけ、自動的に繰り返すようになっているが、内蔵タ
イマー11は、相手先電話番号を送出し、相手先を呼び
出す呼出音が、所定時間経過しても、鳴り続けている場
合、所定時間経過した時点で、フックスイッチを開いた
時点で、内蔵タイマー11をリセットし、次の、相手先
電話番号の送出が行われた時点から、内蔵タイマー11
を新たにスタートさせている。
【0068】また、この通信端末装置Fには、短縮ダイ
ヤル機能が設けられており、相手先番号を短縮ダイヤル
に登録すれば、ユーザーは、その後、短縮ダイヤル(例
えば、「#」キー、短縮番号の入力)により、相手先と
通信ができるようにされている。
ヤル機能が設けられており、相手先番号を短縮ダイヤル
に登録すれば、ユーザーは、その後、短縮ダイヤル(例
えば、「#」キー、短縮番号の入力)により、相手先と
通信ができるようにされている。
【0069】短縮ダイヤルの登録は、操作部8に設けら
れているファンクションキーを操作して、通信端末装置
Fを、短縮ダイヤルモードにした後、所定の手順によっ
て、相手先番号を短縮ダイヤルとして登録できるように
なっている。この短縮ダイヤルの登録手順は、通信端末
装置Fの製造会社や機種等によって、種々の方式がある
ので、ここでの説明は省略する。
れているファンクションキーを操作して、通信端末装置
Fを、短縮ダイヤルモードにした後、所定の手順によっ
て、相手先番号を短縮ダイヤルとして登録できるように
なっている。この短縮ダイヤルの登録手順は、通信端末
装置Fの製造会社や機種等によって、種々の方式がある
ので、ここでの説明は省略する。
【0070】また、この通信端末装置Fに設けられてい
る、受話器(図示せず。)を上げれば、通常の電話とし
ても用いることもできるようになっている。
る、受話器(図示せず。)を上げれば、通常の電話とし
ても用いることもできるようになっている。
【0071】尚、この通信端末装置Fを電話として用い
た場合にも、「通信履歴テーブル」に、相手先番号、通
信開始年月時間、通信終了時間、通信時間データ等がデ
ータとして格納されるようになっている。
た場合にも、「通信履歴テーブル」に、相手先番号、通
信開始年月時間、通信終了時間、通信時間データ等がデ
ータとして格納されるようになっている。
【0072】以上の構成は、従来のファクシミリ装置の
構成と同様であるが、この通信端末装置Fは、新たに、
以下の機能・構成を備える。
構成と同様であるが、この通信端末装置Fは、新たに、
以下の機能・構成を備える。
【0073】この通信端末装置Fでは、通信履歴テーブ
ルに、新たに、表示時間入力セルが設けられている。
ルに、新たに、表示時間入力セルが設けられている。
【0074】図2は、RAM5に記憶される、通信履歴
テーブルを模式的に示す説明図である。
テーブルを模式的に示す説明図である。
【0075】この通信履歴テーブルT1は、「番号入力
セル」C(1,1)、・・・、C(1,n)、・・・
と、「相手先電話番号入力セル」C(2,1)、・・
・、C(2,n)、・・・と、「計測時間入力セル」C
(3,1)、・・・、C(3、n)、・・・と、「表示
時間入力セル」C(4,1)、・・・、C(4,n)、
・・・とを備える。
セル」C(1,1)、・・・、C(1,n)、・・・
と、「相手先電話番号入力セル」C(2,1)、・・
・、C(2,n)、・・・と、「計測時間入力セル」C
(3,1)、・・・、C(3、n)、・・・と、「表示
時間入力セル」C(4,1)、・・・、C(4,n)、
・・・とを備える。
【0076】尚、実際の通信履歴テーブルT1には、上
述したような、通信開始年月時間、通信終了時間、通信
結果、送信した書類のページ数なども格納されるように
なっているが、本発明の説明を容易とするために、ここ
での説明は省略する。
述したような、通信開始年月時間、通信終了時間、通信
結果、送信した書類のページ数なども格納されるように
なっているが、本発明の説明を容易とするために、ここ
での説明は省略する。
【0077】この通信履歴テーブルT1では、「表示時
間入力セル」C(4,1)、・・・、C(4,n)、・
・・を新たに設けた点に特徴がある。
間入力セル」C(4,1)、・・・、C(4,n)、・
・・を新たに設けた点に特徴がある。
【0078】「番号入力セル」C(1,1)、・・・、
C(1,n)、・・・の各々には、ある月始めからその
月末迄の1ヶ月分の通信(通信)が、「001」から連
番で入力されるようになっている。
C(1,n)、・・・の各々には、ある月始めからその
月末迄の1ヶ月分の通信(通信)が、「001」から連
番で入力されるようになっている。
【0079】また、「相手先電話番号入力セル」C
(2,1)、・・・、C(2,n)、・・・の各々に
は、ある月始めからその月末迄の1ヶ月分に通信した相
手先電話番号が入力されるようになっている。
(2,1)、・・・、C(2,n)、・・・の各々に
は、ある月始めからその月末迄の1ヶ月分に通信した相
手先電話番号が入力されるようになっている。
【0080】また、「計測時間入力セル」C(3,
1)、・・・、C(3,n)、・・・の各々には、内蔵
タイマー11によって計測された通信時間データが入力
されるようになっている。
1)、・・・、C(3,n)、・・・の各々には、内蔵
タイマー11によって計測された通信時間データが入力
されるようになっている。
【0081】更に、この通信履歴テーブルT1では、
「計測時間入力セル」C(3,1)、・・・、C(3,
n)、・・・の各々に入力された通信時間データを、あ
る補正値で補正した後の通信時間データが、「表示時間
入力セル」C(4,1)、・・・、C(4,n)、・・
・の各々に入力されるようになっている。
「計測時間入力セル」C(3,1)、・・・、C(3,
n)、・・・の各々に入力された通信時間データを、あ
る補正値で補正した後の通信時間データが、「表示時間
入力セル」C(4,1)、・・・、C(4,n)、・・
・の各々に入力されるようになっている。
【0082】そして、この通信端末装置Fでは、通信履
歴テーブルT1は、ある月始めからその月末迄の1ヶ月
分の情報を格納し続け、内蔵タイマー11が、ある月の
次の月初めの指定の日時を表示した時点で、ある月始め
からその月末迄の1ヶ月分の情報をクリアし、初期化
し、当該次の月初めから月末迄の情報を格納するように
なっている。
歴テーブルT1は、ある月始めからその月末迄の1ヶ月
分の情報を格納し続け、内蔵タイマー11が、ある月の
次の月初めの指定の日時を表示した時点で、ある月始め
からその月末迄の1ヶ月分の情報をクリアし、初期化
し、当該次の月初めから月末迄の情報を格納するように
なっている。
【0083】また、この通信端末装置Fには、新たに、
先月分の情報を格納する通信履歴テーブルT2が設けら
れている。
先月分の情報を格納する通信履歴テーブルT2が設けら
れている。
【0084】図3は、RAM5に記憶される、他の通信
履歴テーブルT2を模式的に示す説明図である。
履歴テーブルT2を模式的に示す説明図である。
【0085】この通信履歴テーブルT2は、通信履歴テ
ーブルT1を、当月用の通信履歴テーブルと規定した場
合には、先月用の通信履歴テーブルと規定することがで
きる。
ーブルT1を、当月用の通信履歴テーブルと規定した場
合には、先月用の通信履歴テーブルと規定することがで
きる。
【0086】通信履歴テーブルT2は、「番号入力セ
ル」C(5,1)、・・・、C(5,n)、・・・と、
「相手先電話番号入力セル」C(6,1)、・・・、C
(6,n)、・・・と、「計測時間入力セル」C(7,
1)、・・・、C(7,n)、・・・と、「実通信時間
入力セル」C(8,1)、・・・C(8,n)、・・・
と、「差入力セル」C(9,1)、・・・、C(9,
n)、・・・を備える。
ル」C(5,1)、・・・、C(5,n)、・・・と、
「相手先電話番号入力セル」C(6,1)、・・・、C
(6,n)、・・・と、「計測時間入力セル」C(7,
1)、・・・、C(7,n)、・・・と、「実通信時間
入力セル」C(8,1)、・・・C(8,n)、・・・
と、「差入力セル」C(9,1)、・・・、C(9,
n)、・・・を備える。
【0087】通信履歴テーブルT2には、通信履歴テー
ブルT1に格納された情報が、通信履歴テーブルT1が
初期化される際に転送されるようになっている。
ブルT1に格納された情報が、通信履歴テーブルT1が
初期化される際に転送されるようになっている。
【0088】より詳しく説明すると、この例では、通信
履歴テーブルT1が初期化される際に、通信履歴テーブ
ルT2の「番号入力セル」C(5,1)、・・・、C
(5,n)、・・・の各々には、通信履歴テーブルT1
に格納されていた、「番号入力セル」C(1,1)、・
・・、C(1,n)、・・・の各々の情報が転送され、
通信履歴テーブルT2の「相手先電話番号入力セル」C
(6,1)、・・・、C(6,n)、・・・の各々に
は、通信履歴テーブルT1に格納されていた、「相手先
電話番号入力セル」C(2,1)、・・・、C(2,
n)、・・・の各々の情報が転送され、また、通信履歴
テーブルT2の「計測時間入力セル」C(7,1)、・
・・、C(7,n)、・・・の各々には、通信履歴テー
ブルT1に格納されていた、「計測時間入力セル」C
(3,1)、・・・、C(3,n)、・・・の各々に入
力されていた情報が転送されるようになっている。
履歴テーブルT1が初期化される際に、通信履歴テーブ
ルT2の「番号入力セル」C(5,1)、・・・、C
(5,n)、・・・の各々には、通信履歴テーブルT1
に格納されていた、「番号入力セル」C(1,1)、・
・・、C(1,n)、・・・の各々の情報が転送され、
通信履歴テーブルT2の「相手先電話番号入力セル」C
(6,1)、・・・、C(6,n)、・・・の各々に
は、通信履歴テーブルT1に格納されていた、「相手先
電話番号入力セル」C(2,1)、・・・、C(2,
n)、・・・の各々の情報が転送され、また、通信履歴
テーブルT2の「計測時間入力セル」C(7,1)、・
・・、C(7,n)、・・・の各々には、通信履歴テー
ブルT1に格納されていた、「計測時間入力セル」C
(3,1)、・・・、C(3,n)、・・・の各々に入
力されていた情報が転送されるようになっている。
【0089】また、「実通信時間入力セル」C(8,
1)、・・・C(8,n)、・・・の各々は、通信事業
者から月毎に送られてくる請求書や、これに添付されて
くる利用明細書中に示される、通信事業者が、その回線
を、ユーザーに使用させた利用時間(相手先電話番号毎
に示された通信時間データ)を入力することができるよ
うになっている。
1)、・・・C(8,n)、・・・の各々は、通信事業
者から月毎に送られてくる請求書や、これに添付されて
くる利用明細書中に示される、通信事業者が、その回線
を、ユーザーに使用させた利用時間(相手先電話番号毎
に示された通信時間データ)を入力することができるよ
うになっている。
【0090】通信履歴テーブルT2の「実通信時間入力
セル」C(8,1)、・・・C(8,n)、・・・の各
々への入力は、ユーザーが、手入力により入力しても良
いし、あるいは、読取部9その他の手段を用いて入力す
るようにしても良い。
セル」C(8,1)、・・・C(8,n)、・・・の各
々への入力は、ユーザーが、手入力により入力しても良
いし、あるいは、読取部9その他の手段を用いて入力す
るようにしても良い。
【0091】ユーザーが、通信履歴テーブルT2の「実
通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C(8,
n)、・・・の各々へデータを手入力により入力する場
合には、例えば、通信事業者から先月分請求書等がユー
ザーに送付されてきた時点で、ユーザーは、操作部8に
設けられているファンクションキーを操作して、通信端
末装置Fを、実通信時間入力モードにした後、「相手先
電話番号入力セル」C(6,1)、・・・、C(6,
n)、・・・の各々に表示される相手先電話番号に対応
する「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C
(8,n)、・・・の各々に、「相手先電話番号入力セ
ル」C(6,1)、・・・、C(6,n)、・・・の各
々に表示される相手先電話番号に合致する、通信事業者
が、ユーザーに発送する請求書中に記載する使用明細書
や、使用明細書を請求書に添付する場合にあっては、そ
の使用明細書中に記載されている相手先電話番号に対応
して表示している通信時間データを、順次、入力してい
く。
通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C(8,
n)、・・・の各々へデータを手入力により入力する場
合には、例えば、通信事業者から先月分請求書等がユー
ザーに送付されてきた時点で、ユーザーは、操作部8に
設けられているファンクションキーを操作して、通信端
末装置Fを、実通信時間入力モードにした後、「相手先
電話番号入力セル」C(6,1)、・・・、C(6,
n)、・・・の各々に表示される相手先電話番号に対応
する「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C
(8,n)、・・・の各々に、「相手先電話番号入力セ
ル」C(6,1)、・・・、C(6,n)、・・・の各
々に表示される相手先電話番号に合致する、通信事業者
が、ユーザーに発送する請求書中に記載する使用明細書
や、使用明細書を請求書に添付する場合にあっては、そ
の使用明細書中に記載されている相手先電話番号に対応
して表示している通信時間データを、順次、入力してい
く。
【0092】以上の作業の終了後、ユーザーは、操作部
8に設けられているファンクションキーを操作して、実
通信時間入力モードを終了させる。これにより、通信履
歴テーブルT2の「実通信時間入力セル」C(8,
1)、・・・C(8,n)、・・・の各々への、通信事
業者の使用明細書中に記載されている、相手先電話番号
に対する通信時間の入力操作が終了し、このようにし
て、「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C
(8,n)、・・・の各々へデータが入力された通信履
歴テーブルT2が格納される。
8に設けられているファンクションキーを操作して、実
通信時間入力モードを終了させる。これにより、通信履
歴テーブルT2の「実通信時間入力セル」C(8,
1)、・・・C(8,n)、・・・の各々への、通信事
業者の使用明細書中に記載されている、相手先電話番号
に対する通信時間の入力操作が終了し、このようにし
て、「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C
(8,n)、・・・の各々へデータが入力された通信履
歴テーブルT2が格納される。
【0093】また、読取部9を用いて、通信履歴テーブ
ルT2の「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・
・、C(8,n)、・・・の各々へデータを入力する場
合には、複数の通信事業者が、ユーザーに発送する請求
書中に記載する使用明細書や、使用明細書を請求書に添
付する場合にあっては、その使用明細書を予め標準化す
る等の工夫をする。
ルT2の「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・
・、C(8,n)、・・・の各々へデータを入力する場
合には、複数の通信事業者が、ユーザーに発送する請求
書中に記載する使用明細書や、使用明細書を請求書に添
付する場合にあっては、その使用明細書を予め標準化す
る等の工夫をする。
【0094】より具体的には、例えば、複数の通信事業
者は、ユーザーに対し、共通したフォーマットの、1ヶ
月分に通信した、日付け時間順に昇順にソートされた、
相手先電話番号と通信時間データとからなる使用明細書
を送付するようにする。
者は、ユーザーに対し、共通したフォーマットの、1ヶ
月分に通信した、日付け時間順に昇順にソートされた、
相手先電話番号と通信時間データとからなる使用明細書
を送付するようにする。
【0095】ユーザーは、通信事業者から先月分請求書
等が送付されてきた時点で、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、実
通信時間自動入力モードにした後、通信事業者から送ら
れてくる使用明細書を読取部9で画像データとして読み
込んだ後、画像データ−文字情報変換プログラムによ
り、文字情報に変換した、RAM5に格納する。
等が送付されてきた時点で、操作部8に設けられている
ファンクションキーを操作して、通信端末装置Fを、実
通信時間自動入力モードにした後、通信事業者から送ら
れてくる使用明細書を読取部9で画像データとして読み
込んだ後、画像データ−文字情報変換プログラムによ
り、文字情報に変換した、RAM5に格納する。
【0096】ROM6には、予め、「相手先電話番号マ
ッチアンマッチプログラム」を格納しておく。
ッチアンマッチプログラム」を格納しておく。
【0097】この「相手先電話番号マッチアンマッチプ
ログラム」は、起動させると、RAM5に格納されてい
る、通信履歴テーブルT2と、通信事業者から送られ、
読取部9で画像データとして読み込まれ、画像データ−
文字情報変換プログラムにより、文字情報に変換され、
RAM5に格納されている、通信事業者が作成した使用
明細書に基づく情報とを、主制御部1に読み出すように
なっている。
ログラム」は、起動させると、RAM5に格納されてい
る、通信履歴テーブルT2と、通信事業者から送られ、
読取部9で画像データとして読み込まれ、画像データ−
文字情報変換プログラムにより、文字情報に変換され、
RAM5に格納されている、通信事業者が作成した使用
明細書に基づく情報とを、主制御部1に読み出すように
なっている。
【0098】主制御部1は、主制御部1に読み出され
た、通信履歴テーブルT2中の「相手先電話番号入力セ
ル」C(6,1)、・・・、C(6,n)、・・・の各
々に入力されている相手先電話番号と、通信事業者が作
成した使用明細書に基づく情報中に含まれる、相手先電
話番号を、各々のデータの最初のデータから順次比較し
ていき、通信履歴テーブルT2中の「相手先電話番号入
力セル」の各々に入力されている相手先電話番号と、通
信事業者が作成した使用明細書に基づく情報中に含まれ
る、相手先電話番号とが合致すると、合致した相手先電
話番号が入力されている、「相手先電話番号入力セル」
に対応する、「実通信時間入力セル」に、通信事業者が
作成した使用明細書の通信時間データを入力していく。
た、通信履歴テーブルT2中の「相手先電話番号入力セ
ル」C(6,1)、・・・、C(6,n)、・・・の各
々に入力されている相手先電話番号と、通信事業者が作
成した使用明細書に基づく情報中に含まれる、相手先電
話番号を、各々のデータの最初のデータから順次比較し
ていき、通信履歴テーブルT2中の「相手先電話番号入
力セル」の各々に入力されている相手先電話番号と、通
信事業者が作成した使用明細書に基づく情報中に含まれ
る、相手先電話番号とが合致すると、合致した相手先電
話番号が入力されている、「相手先電話番号入力セル」
に対応する、「実通信時間入力セル」に、通信事業者が
作成した使用明細書の通信時間データを入力していく。
【0099】以上の作業が終了すると、「相手先電話番
号マッチアンマッチプログラム」は、RAM5に格納さ
れている、通信事業者が作成した使用明細書に基づく情
報を消去し、その後、「相手先電話番号マッチアンマッ
チプログラム」を終了し、これにより、実通信時間入力
モードも終了する。
号マッチアンマッチプログラム」は、RAM5に格納さ
れている、通信事業者が作成した使用明細書に基づく情
報を消去し、その後、「相手先電話番号マッチアンマッ
チプログラム」を終了し、これにより、実通信時間入力
モードも終了する。
【0100】「差入力セル」C(9,1)、・・・、C
(9,n)、・・・の各々には、(数式=「C(7,
1)」−「C(8,1)」)、・・・、(数式=「C
(7,n)」−「C(8,n)」)、・・・が各々予め
入力されており、各々に、「計測時間入力セル」と「実
通信時間入力セル」との差が表示されるようになってい
る。
(9,n)、・・・の各々には、(数式=「C(7,
1)」−「C(8,1)」)、・・・、(数式=「C
(7,n)」−「C(8,n)」)、・・・が各々予め
入力されており、各々に、「計測時間入力セル」と「実
通信時間入力セル」との差が表示されるようになってい
る。
【0101】尚、ここでは、通信履歴テーブルT2の
「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C(8,
n)、・・・の各々への入力を、ユーザーが、手入力に
より入力する場合と、読取部9を用いて入力する場合と
を説明したが、これは、単なる例示であって、通信履歴
テーブルT2の「実通信時間入力セル」C(8,1)、
・・・C(8,n)、・・・の各々への入力方法は、こ
れらに限定されることはない。
「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・C(8,
n)、・・・の各々への入力を、ユーザーが、手入力に
より入力する場合と、読取部9を用いて入力する場合と
を説明したが、これは、単なる例示であって、通信履歴
テーブルT2の「実通信時間入力セル」C(8,1)、
・・・C(8,n)、・・・の各々への入力方法は、こ
れらに限定されることはない。
【0102】例えば、通信事業者から、ユーザーに、使
用明細書を送付する代わりに、通信事業者間で、共通し
たフォーマットの、ユーザーが1ヶ月間に通信した、相
手先電話番号と通信時間データを日付け時間順に昇順に
ソートされたデータが入力されたフロッピーディスク
(FD)や、光磁気ディスク(MO)等の記録媒体を送
付するようにし、ユーザー側で、通信端末装置Fを、パ
ーソナルコンピュータに接続し、通信端末装置Fを、実
通信時間入力モードした後、パーソナルコンピュータの
記録媒体データ読取装置(ディスクドライブ)から、記
録媒体に記憶されている情報をRAM5に一時記憶さ
せ、上述した、「相手先電話番号マッチアンマッチプロ
グラム」と同様のプログラムを起動させて、通信履歴テ
ーブルT2中の「実通信時間入力セル」に、通信事業者
が計測した実通信時間を入力するようにしてもよい。
用明細書を送付する代わりに、通信事業者間で、共通し
たフォーマットの、ユーザーが1ヶ月間に通信した、相
手先電話番号と通信時間データを日付け時間順に昇順に
ソートされたデータが入力されたフロッピーディスク
(FD)や、光磁気ディスク(MO)等の記録媒体を送
付するようにし、ユーザー側で、通信端末装置Fを、パ
ーソナルコンピュータに接続し、通信端末装置Fを、実
通信時間入力モードした後、パーソナルコンピュータの
記録媒体データ読取装置(ディスクドライブ)から、記
録媒体に記憶されている情報をRAM5に一時記憶さ
せ、上述した、「相手先電話番号マッチアンマッチプロ
グラム」と同様のプログラムを起動させて、通信履歴テ
ーブルT2中の「実通信時間入力セル」に、通信事業者
が計測した実通信時間を入力するようにしてもよい。
【0103】また、このような記録媒体を用いた方法に
より、通信履歴テーブルT2中の「実通信時間入力セ
ル」に、通信事業者が計測した実通信時間を入力する場
合にあっては、パーソナルコンピュータを用いず、通信
端末装置Fに、直接、記録媒体データ読取装置(ディス
クドライブ)を接続し、上記と同様の方法で、通信履歴
テーブルT2中の「実通信時間入力セル」に、通信事業
者が計測した実通信時間を入力するようにしてもよい。
より、通信履歴テーブルT2中の「実通信時間入力セ
ル」に、通信事業者が計測した実通信時間を入力する場
合にあっては、パーソナルコンピュータを用いず、通信
端末装置Fに、直接、記録媒体データ読取装置(ディス
クドライブ)を接続し、上記と同様の方法で、通信履歴
テーブルT2中の「実通信時間入力セル」に、通信事業
者が計測した実通信時間を入力するようにしてもよい。
【0104】また、通信事業者から、ユーザーに、使用
明細書や、データの入った記録媒体を送付する代わり
に、ユーザー側から通信事業者に対して、ユーザーが先
月分の通信回線の使用履歴に関する情報の要求があれ
ば、通信事業者から、ユーザーの通信回線が接続されて
いるパーソナルコンピュータに通信回線を通じて、通信
事業者間で、共通したフォーマットの、ユーザーが1ヶ
月間に通信した、相手先電話番号と通信時間データを日
付け時間順に昇べき順にソートされたデータを送信する
ようにし、ユーザー側で、このデータをパーソナルコン
ピュータの記憶部に、ダウンロードし、ユーザー側で、
通信端末装置Fを、パーソナルコンピュータに接続し、
通信端末装置Fを、実通信時間入力モードした後、パー
ソナルコンピュータの記憶部にダウンロードした情報
を、RAM5に一時記憶させ、上述した、「相手先電話
番号マッチアンマッチプログラム」と同様のプログラム
起動させて、通信履歴テーブルT2中の「実通信時間入
力セル」に、通信事業者が計測した実通信時間を入力す
るようにしてもよい。
明細書や、データの入った記録媒体を送付する代わり
に、ユーザー側から通信事業者に対して、ユーザーが先
月分の通信回線の使用履歴に関する情報の要求があれ
ば、通信事業者から、ユーザーの通信回線が接続されて
いるパーソナルコンピュータに通信回線を通じて、通信
事業者間で、共通したフォーマットの、ユーザーが1ヶ
月間に通信した、相手先電話番号と通信時間データを日
付け時間順に昇べき順にソートされたデータを送信する
ようにし、ユーザー側で、このデータをパーソナルコン
ピュータの記憶部に、ダウンロードし、ユーザー側で、
通信端末装置Fを、パーソナルコンピュータに接続し、
通信端末装置Fを、実通信時間入力モードした後、パー
ソナルコンピュータの記憶部にダウンロードした情報
を、RAM5に一時記憶させ、上述した、「相手先電話
番号マッチアンマッチプログラム」と同様のプログラム
起動させて、通信履歴テーブルT2中の「実通信時間入
力セル」に、通信事業者が計測した実通信時間を入力す
るようにしてもよい。
【0105】また、このような、通信回線を通じて、通
信事業者からユーザーに、使用明細に関するデータを送
信する方法により、ユーザーが、通信履歴テーブルT2
中の「実通信時間入力セル」に、通信事業者が計測した
実通信時間を入力する場合にあっては、パーソナルコン
ピュータを用いず、ユーザー側から通信事業者に、対し
て、ユーザーが先月分の通信回線の使用履歴に関する情
報を求める要求があれば、通信事業者から、通信端末装
置Fに対し、通信回線を通じて、通信事業者間で、共通
したフォーマットの、ユーザーが1ヶ月間に通信した、
相手先電話番号と通信時間データを日付け時間順に昇べ
き順にソートされたデータを送信するようにし、通信端
末装置Fが、そのようなデータを受信した場合に、自動
的に、そのようなデータを、RAM5に一時記憶させ、
上述した、「相手先電話番号マッチアンマッチプログラ
ム」と同様のプログラム起動させて、通信履歴テーブル
T2中の「実通信時間入力セル」に、通信事業者が計測
した実通信時間を入力するようにしてもよい。
信事業者からユーザーに、使用明細に関するデータを送
信する方法により、ユーザーが、通信履歴テーブルT2
中の「実通信時間入力セル」に、通信事業者が計測した
実通信時間を入力する場合にあっては、パーソナルコン
ピュータを用いず、ユーザー側から通信事業者に、対し
て、ユーザーが先月分の通信回線の使用履歴に関する情
報を求める要求があれば、通信事業者から、通信端末装
置Fに対し、通信回線を通じて、通信事業者間で、共通
したフォーマットの、ユーザーが1ヶ月間に通信した、
相手先電話番号と通信時間データを日付け時間順に昇べ
き順にソートされたデータを送信するようにし、通信端
末装置Fが、そのようなデータを受信した場合に、自動
的に、そのようなデータを、RAM5に一時記憶させ、
上述した、「相手先電話番号マッチアンマッチプログラ
ム」と同様のプログラム起動させて、通信履歴テーブル
T2中の「実通信時間入力セル」に、通信事業者が計測
した実通信時間を入力するようにしてもよい。
【0106】尚、「実通信時間入力セル」が空データの
場合には、これを、「0」として処理するようになって
おり、「実通信時間入力セル」が空データの場合には、
これに対応する「差入力セル」には、「計測時間入力セ
ル」に入力されている通信時間データが表示される。
場合には、これを、「0」として処理するようになって
おり、「実通信時間入力セル」が空データの場合には、
これに対応する「差入力セル」には、「計測時間入力セ
ル」に入力されている通信時間データが表示される。
【0107】更に、この通信端末装置Fには、新たに、
短縮ダイヤルに登録された相手先電話番号−補正時間に
関する参照テーブルT3が設けられている。
短縮ダイヤルに登録された相手先電話番号−補正時間に
関する参照テーブルT3が設けられている。
【0108】図4は、参照テーブルT3を模式的に示す
説明図である。
説明図である。
【0109】この参照テーブルT3は、「短縮ダイヤル
番号入力セル」C(10,1)、・・・C(10,
n)、・・・と、「相手先電話番号入力セル」C(1
1,1)、・・・C(11,n)、・・・と、「補正時
間入力セル」C(12,1)、・・・C(12,n)、
・・・と、「単位時間当たりの通信料金入力セル」C
(13,1)、・・・C(13,n)、・・・とを備え
る。
番号入力セル」C(10,1)、・・・C(10,
n)、・・・と、「相手先電話番号入力セル」C(1
1,1)、・・・C(11,n)、・・・と、「補正時
間入力セル」C(12,1)、・・・C(12,n)、
・・・と、「単位時間当たりの通信料金入力セル」C
(13,1)、・・・C(13,n)、・・・とを備え
る。
【0110】「短縮ダイヤル番号入力セル」C(10,
1)、・・・C(10,n)、・・・の各々には、通信
端末装置Fに登録された短縮ダイヤル番号が、入力され
るようになっている。
1)、・・・C(10,n)、・・・の各々には、通信
端末装置Fに登録された短縮ダイヤル番号が、入力され
るようになっている。
【0111】また、「相手先電話番号入力セル」C(1
1,1)、・・・C(11,n)、・・・の各々には、
短縮ダイヤル番号に対応する相手先電話番号が入力され
ている。
1,1)、・・・C(11,n)、・・・の各々には、
短縮ダイヤル番号に対応する相手先電話番号が入力され
ている。
【0112】参照テーブルT3の「補正時間入力セル」
C(12,1)、・・・C(12,n)、・・・の各々
には、「相手先電話番号入力セル」C(11,1)、・
・・C(11,n)、・・・の各々に入力されている相
手先電話番号に通信した際に、通信端末装置Fの内蔵タ
イマーが計測した通信時間データと通信事業者によって
計測された通信時間データとの差の平均値が、各々、入
力されるようになっている。
C(12,1)、・・・C(12,n)、・・・の各々
には、「相手先電話番号入力セル」C(11,1)、・
・・C(11,n)、・・・の各々に入力されている相
手先電話番号に通信した際に、通信端末装置Fの内蔵タ
イマーが計測した通信時間データと通信事業者によって
計測された通信時間データとの差の平均値が、各々、入
力されるようになっている。
【0113】より特定的に説明すると、参照テーブルT
3の「補正時間入力セル」C(12,1)、・・・C
(12,n)、・・・の各々には、以下の数式が入力さ
れている。
3の「補正時間入力セル」C(12,1)、・・・C
(12,n)、・・・の各々には、以下の数式が入力さ
れている。
【0114】「補正時間入力セル」C(12,n)に入
力されている数式=Σ(履歴テーブルT2に含まれる、
参照テーブルT3のある「相手先電話番号入力セル」C
(11、m)に入力されている相手先電話番号に一致す
るの相手先電話番号が入力されている「相手先電話番号
入力セル」C(6,k)に隣接する「差入力セル」C
(9,k)に入力されているデータ)/(履歴テーブル
T2に含まれる、参照テーブルT3のC(11、n)に
入力されている相手先電話番号と同じ相手先電話番号が
入力されている、履歴テーブルT2の「相手先電話番号
入力セル」の数の合計件数)・・・・(1)このことを
例示的に説明すると、例えば、図4に示す、参照テーブ
ルT3中、ある「補正時間入力セル」C(12、1)に
は、上記した数式(1)に従って、「3.5」が入力さ
れる。
力されている数式=Σ(履歴テーブルT2に含まれる、
参照テーブルT3のある「相手先電話番号入力セル」C
(11、m)に入力されている相手先電話番号に一致す
るの相手先電話番号が入力されている「相手先電話番号
入力セル」C(6,k)に隣接する「差入力セル」C
(9,k)に入力されているデータ)/(履歴テーブル
T2に含まれる、参照テーブルT3のC(11、n)に
入力されている相手先電話番号と同じ相手先電話番号が
入力されている、履歴テーブルT2の「相手先電話番号
入力セル」の数の合計件数)・・・・(1)このことを
例示的に説明すると、例えば、図4に示す、参照テーブ
ルT3中、ある「補正時間入力セル」C(12、1)に
は、上記した数式(1)に従って、「3.5」が入力さ
れる。
【0115】即ち、参照テーブルT3の「相手先電話番
号入力セル」C(11、m)には、相手先電話番号とし
て、この例では、「001−1−........」が入力され
ている。
号入力セル」C(11、m)には、相手先電話番号とし
て、この例では、「001−1−........」が入力され
ている。
【0116】この相手先番号(「001−1
−........」)に一致するものは、通信履歴テーブルT
2では、相手先番号入力セルC(6,1)と、相手先番
号入力セルC(6,3)との合計2つのセルがある。
−........」)に一致するものは、通信履歴テーブルT
2では、相手先番号入力セルC(6,1)と、相手先番
号入力セルC(6,3)との合計2つのセルがある。
【0117】そして、相手先番号入力セルC(6,1)
と同じ列にある「差入力セル」C(9,1)には、この
例では、「3」が入力されている。
と同じ列にある「差入力セル」C(9,1)には、この
例では、「3」が入力されている。
【0118】また、相手先番号入力セルC(6,3)と
同じ列にある「差入力セル」C(9,3)には、この例
では、「4」が入力されている。
同じ列にある「差入力セル」C(9,3)には、この例
では、「4」が入力されている。
【0119】従って、「補正時間入力セル」C(12、
1)には、上記数式(1)により、{(「差入力セル」
C(9,1)内に入力されているデータ)+(「差入力
セル」C(9,3)内に入力されているデータ)}/
「補正時間入力セル」数合計={「3」+「4」}/2
=3.5という計算が実行され、補正値「3.5」が表
示される。
1)には、上記数式(1)により、{(「差入力セル」
C(9,1)内に入力されているデータ)+(「差入力
セル」C(9,3)内に入力されているデータ)}/
「補正時間入力セル」数合計={「3」+「4」}/2
=3.5という計算が実行され、補正値「3.5」が表
示される。
【0120】この通信端末装置Fでは、短縮ダイヤルに
登録された相手先電話番号については、通信履歴テーブ
ルT2の「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・
C(8,n)、・・・の各々への入力が完了されると、
RAM5から通信履歴テーブルT2と、参照テーブルT
3とを主制御部1に読み出して、履歴テーブルT2に基
づいて、参照テーブルT3の「補正時間入力セル」C
(11,1)、・・・C(11,n)、・・・の各々
に、補正時間を表示するようになっている。
登録された相手先電話番号については、通信履歴テーブ
ルT2の「実通信時間入力セル」C(8,1)、・・・
C(8,n)、・・・の各々への入力が完了されると、
RAM5から通信履歴テーブルT2と、参照テーブルT
3とを主制御部1に読み出して、履歴テーブルT2に基
づいて、参照テーブルT3の「補正時間入力セル」C
(11,1)、・・・C(11,n)、・・・の各々
に、補正時間を表示するようになっている。
【0121】また、主制御部1は、参照テーブルT3の
「相手先電話番号入力セル」C(10,1)、・・・C
(10,n)、・・・の各々を参酌し、「相手先電話番
号入力セル」C(10,1)、・・・C(10,n)、
・・・の各々に入力されている相手先電話番号に、通信
する際に、ACR部12が接続した回線ルートの通信事
業者を特定し、ACR部12に、その通信事業者の単位
時間(この例では、1秒当たり)の通信料金の問い合わ
せを行い、「単位時間当たりの通信料金入力セル」C
(12,1)、・・・C(11,n)、・・・の各々
に、単位時間当たりの通信料金データを入力する。
「相手先電話番号入力セル」C(10,1)、・・・C
(10,n)、・・・の各々を参酌し、「相手先電話番
号入力セル」C(10,1)、・・・C(10,n)、
・・・の各々に入力されている相手先電話番号に、通信
する際に、ACR部12が接続した回線ルートの通信事
業者を特定し、ACR部12に、その通信事業者の単位
時間(この例では、1秒当たり)の通信料金の問い合わ
せを行い、「単位時間当たりの通信料金入力セル」C
(12,1)、・・・C(11,n)、・・・の各々
に、単位時間当たりの通信料金データを入力する。
【0122】その後、主制御部1は、以上のようにし
て、「補正時間入力セル」C(11,1)、・・・C
(11,n)、・・・の各々に、上記(1)式によって
得られるデータが入力され、「単位時間当たりの通信料
金入力セル」C(12,1)、・・・C(12,n)、
・・・の各々に、単位時間当たりの通信料金データが入
力された参照テーブルT3をRAM5に格納するように
なっている。
て、「補正時間入力セル」C(11,1)、・・・C
(11,n)、・・・の各々に、上記(1)式によって
得られるデータが入力され、「単位時間当たりの通信料
金入力セル」C(12,1)、・・・C(12,n)、
・・・の各々に、単位時間当たりの通信料金データが入
力された参照テーブルT3をRAM5に格納するように
なっている。
【0123】次に、この通信端末装置Fを用いて、ある
相手先に通信する際の動作について説明する。
相手先に通信する際の動作について説明する。
【0124】図5は、この通信端末装置Fの動作を概略
的に説明するフローチャートである。
的に説明するフローチャートである。
【0125】まず、ステップB1において、ユーザー
は、読取部9に送信する原稿をセットする。次に、ユー
ザーは、通信端末装置Fのモードが、通信モード以外の
モード(例えば、コピーモード等)になっている場合に
は、操作部8に設けられているファンクションキーを操
作して、通信端末装置Fを、通信モードにした後、操作
部8の数字キーを用いて、相手先電話番号を入力する。
また、相手先電話番号が、短縮ダイヤルに登録されてお
り、短縮ダイヤルを使用する際にあっては、短縮ダイヤ
ルを入力する。
は、読取部9に送信する原稿をセットする。次に、ユー
ザーは、通信端末装置Fのモードが、通信モード以外の
モード(例えば、コピーモード等)になっている場合に
は、操作部8に設けられているファンクションキーを操
作して、通信端末装置Fを、通信モードにした後、操作
部8の数字キーを用いて、相手先電話番号を入力する。
また、相手先電話番号が、短縮ダイヤルに登録されてお
り、短縮ダイヤルを使用する際にあっては、短縮ダイヤ
ルを入力する。
【0126】尚、この例では、「#」キーを押して、そ
の後、数字キーを用いて、短縮番号を入力するようにし
ている(図4に示す「短縮ダイヤル番号入力セル」C
(9,1)、・・・C(9,n)、・・・を参照。)
が、これは、単なる例示であって、実際の短縮ダイヤル
の操作は、通信端末装置Fの操作マニュアルに従った手
順で行われる(以上については、ステップA1を参
照)。
の後、数字キーを用いて、短縮番号を入力するようにし
ている(図4に示す「短縮ダイヤル番号入力セル」C
(9,1)、・・・C(9,n)、・・・を参照。)
が、これは、単なる例示であって、実際の短縮ダイヤル
の操作は、通信端末装置Fの操作マニュアルに従った手
順で行われる(以上については、ステップA1を参
照)。
【0127】次いで、ユーザーが、確定キー(スタート
キー)を押し操作する。すると、読取部9が読み取り動
作を開始して、読取部9にセットされている原稿を、ス
キャナーによって読みとる。このようにして読みとられ
た画像情報は、符号化された後、画像メモリ4に格納さ
れる。
キー)を押し操作する。すると、読取部9が読み取り動
作を開始して、読取部9にセットされている原稿を、ス
キャナーによって読みとる。このようにして読みとられ
た画像情報は、符号化された後、画像メモリ4に格納さ
れる。
【0128】また、ユーザーが、操作部8の数字キーを
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
用いて入力された情報は、RAM5に一時記憶されると
ともに、主制御部1を介して、ACR部12に送られ
る。
【0129】ACR部12では、ACR部12に送られ
てきた情報の中から、通信に用いる回線ルートを選択
し、その回線ルートに入るための番号が必要な場合に
は、選択した回路ルートに入るための通信事業者が付し
ている番号を付加する。
てきた情報の中から、通信に用いる回線ルートを選択
し、その回線ルートに入るための番号が必要な場合に
は、選択した回路ルートに入るための通信事業者が付し
ている番号を付加する。
【0130】次いで、通信端末装置Fは、フックスイッ
チ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発信音」が送ら
れダイヤル数字を受ける準備ができたことを確認する
と、電話回線Lへ、ユーザーが、操作部8の数字キーを
用いて入力した相手先電話番号、又は、NTT又はKD
D以外の通信事業者の回線ルートを用いる場合にあって
は、ユーザーが、操作部8の数字キーを用いて入力した
相手先電話番号の先頭部分に、選択した回路ルートに入
るための通信事業者が付している番号を付加して、送出
する。
チ(図示せず。)を閉じ、交換機から「発信音」が送ら
れダイヤル数字を受ける準備ができたことを確認する
と、電話回線Lへ、ユーザーが、操作部8の数字キーを
用いて入力した相手先電話番号、又は、NTT又はKD
D以外の通信事業者の回線ルートを用いる場合にあって
は、ユーザーが、操作部8の数字キーを用いて入力した
相手先電話番号の先頭部分に、選択した回路ルートに入
るための通信事業者が付している番号を付加して、送出
する。
【0131】ACR部12が、ユーザーが、操作部8の
数字キーを用いて入力した相手先電話番号、又は、NT
T又はKDD以外の通信事業者の回線ルートを用いる場
合にあっては、ユーザーが、操作部8の数字キーを用い
て入力した相手先電話番号の先頭部分に、選択した回路
ルートに入るための通信事業者が付している番号を付加
した番号の、電話回線Lへの送出が終了すると、通信端
末装置Fに内蔵されている内蔵タイマー11がスタート
し(ステップA2を参照)、この時、内蔵タイマー11
が示している、年月日時間が、通信開始年月日時間とし
て、RAM5に記憶される。
数字キーを用いて入力した相手先電話番号、又は、NT
T又はKDD以外の通信事業者の回線ルートを用いる場
合にあっては、ユーザーが、操作部8の数字キーを用い
て入力した相手先電話番号の先頭部分に、選択した回路
ルートに入るための通信事業者が付している番号を付加
した番号の、電話回線Lへの送出が終了すると、通信端
末装置Fに内蔵されている内蔵タイマー11がスタート
し(ステップA2を参照)、この時、内蔵タイマー11
が示している、年月日時間が、通信開始年月日時間とし
て、RAM5に記憶される。
【0132】その後、相手先が応答した場合には、相手
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データをR
AM5から読み出して、送出する(ステップA3を参
照)。次いで、通信端末装置Fは、RAM5から読み出
した、画像データの全ての送出を終了すると、切断信号
を出力する。その後、通信端末装置Fは、フックスイッ
チ(図示せず。)を開いた状態にする。これにより、通
信端末装置Fと、相手先の通信端末装置との間は、「終
話」、「切断」となる。この時、内蔵タイマー11が停
止する(ステップA4を参照)。
先へ、例えば、読取部9から読み込んだ画像データをR
AM5から読み出して、送出する(ステップA3を参
照)。次いで、通信端末装置Fは、RAM5から読み出
した、画像データの全ての送出を終了すると、切断信号
を出力する。その後、通信端末装置Fは、フックスイッ
チ(図示せず。)を開いた状態にする。これにより、通
信端末装置Fと、相手先の通信端末装置との間は、「終
話」、「切断」となる。この時、内蔵タイマー11が停
止する(ステップA4を参照)。
【0133】そして、内蔵タイマー11が停止した時
の、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通
信終了年月日時間として、RAM5に記憶され、また、
通信終了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数
値が、通信時間データとして、RAM5の通信履歴テー
ブルT1の「計測時間入力セル」に格納される(ステッ
プA5を参照)。
の、内蔵タイマー11が示している、年月日時間が、通
信終了年月日時間として、RAM5に記憶され、また、
通信終了年月日時間から通信開始年月時間を減算した数
値が、通信時間データとして、RAM5の通信履歴テー
ブルT1の「計測時間入力セル」に格納される(ステッ
プA5を参照)。
【0134】尚、ここでは、通信時間データを、RAM
5に記憶されている、通信終了年月日時間から、RAM
5に記憶されている、通信開始年月時間を減算して求め
る例について説明したが、通信時間データは、内蔵タイ
マー11がスタートした時点からストップするまでを、
カウントアップして求めるようにしてもよい。、また、
図6は、この通信端末機Fが自動的に行う、通信履歴テ
ーブルT1の「計測時間入力セル」へ、表示時間データ
を書き込む手順を模式的に説明するフローチャートであ
る。
5に記憶されている、通信終了年月日時間から、RAM
5に記憶されている、通信開始年月時間を減算して求め
る例について説明したが、通信時間データは、内蔵タイ
マー11がスタートした時点からストップするまでを、
カウントアップして求めるようにしてもよい。、また、
図6は、この通信端末機Fが自動的に行う、通信履歴テ
ーブルT1の「計測時間入力セル」へ、表示時間データ
を書き込む手順を模式的に説明するフローチャートであ
る。
【0135】通信端末装置Fの主制御部1は、内蔵タイ
マー11がスタートしたことを確認すると、通信履歴テ
ーブルT1の最終行(この例では、図2に示す「e」行
目)の「相手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力
されている相手先電話番号データを抽出する(ステップ
B1を参照)。
マー11がスタートしたことを確認すると、通信履歴テ
ーブルT1の最終行(この例では、図2に示す「e」行
目)の「相手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力
されている相手先電話番号データを抽出する(ステップ
B1を参照)。
【0136】次いで、通信端末装置Fの主制御部1は、
RAM5から参照テーブルT3を読み出し(ステップB
2を参照)、参照テーブルT3の相手先電話番号入力セ
ルC(11,1)、・・・、C(11,n)、・・・
に、通信履歴テーブルT1の「相手先電話番号入力セ
ル」C(2,e)に入力されている相手先電話番号デー
タに合致するものがあるかないかを確認する(ステップ
B3及びステップB4を参照)。
RAM5から参照テーブルT3を読み出し(ステップB
2を参照)、参照テーブルT3の相手先電話番号入力セ
ルC(11,1)、・・・、C(11,n)、・・・
に、通信履歴テーブルT1の「相手先電話番号入力セ
ル」C(2,e)に入力されている相手先電話番号デー
タに合致するものがあるかないかを確認する(ステップ
B3及びステップB4を参照)。
【0137】ステップB4において、参照テーブルT3
の相手先電話番号入力セルC(11,1)、・・・、C
(11,n)、・・・に、通信履歴テーブルT1の「相
手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力されている
相手先電話番号データに合致するものがある場合には、
C(2,e)に入力されている相手先電話番号データに
合致した、参照テーブルT3の、「相手先電話番号入力
セル」C(11,x)と同じ行にある「補正時間入力セ
ル」C(13、x)に入力されている補正時間データを
抽出する(ステップB5を参照)。
の相手先電話番号入力セルC(11,1)、・・・、C
(11,n)、・・・に、通信履歴テーブルT1の「相
手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力されている
相手先電話番号データに合致するものがある場合には、
C(2,e)に入力されている相手先電話番号データに
合致した、参照テーブルT3の、「相手先電話番号入力
セル」C(11,x)と同じ行にある「補正時間入力セ
ル」C(13、x)に入力されている補正時間データを
抽出する(ステップB5を参照)。
【0138】そして、通信端末装置Fの主制御部1は、
内蔵タイマー11が停止し、通信履歴テーブルT1の
「計測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セ
ル」C(3、e))に、内蔵タイマー11が計測した通
信時間データが入力されてことを確認した時点で、「計
測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セル」
C(3、e))から、「補正時間入力セル」C(13、
x)に入力されている補正時間データを減算し、その減
算結果を、通信履歴テーブルT1の「表示時間入力セ
ル」(この例では、「表示時間入力セル」C(4,
e))に入力する(ステップB6を参照)。
内蔵タイマー11が停止し、通信履歴テーブルT1の
「計測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セ
ル」C(3、e))に、内蔵タイマー11が計測した通
信時間データが入力されてことを確認した時点で、「計
測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セル」
C(3、e))から、「補正時間入力セル」C(13、
x)に入力されている補正時間データを減算し、その減
算結果を、通信履歴テーブルT1の「表示時間入力セ
ル」(この例では、「表示時間入力セル」C(4,
e))に入力する(ステップB6を参照)。
【0139】また、通信端末装置Fの主制御部1は、ス
テップB4において、参照テーブルT3の相手先電話番
号入力セルC(11,1)、・・・、C(11,n)、
・・・に、通信履歴テーブルT1の「相手先電話番号入
力セル」C(2,e)に入力されている相手先電話番号
データに合致するものがない場合には、通信履歴テーブ
ルT2を読み出し(ステップB7を参照)、通信履歴テ
ーブルT2の相手先電話番号入力セルC(6,1)、・
・・、C(6,n)、・・・に、通信履歴テーブルT1
の「相手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力され
ている相手先電話番号データに合致するものがあるかな
いかを確認する(ステップB8を参照)。
テップB4において、参照テーブルT3の相手先電話番
号入力セルC(11,1)、・・・、C(11,n)、
・・・に、通信履歴テーブルT1の「相手先電話番号入
力セル」C(2,e)に入力されている相手先電話番号
データに合致するものがない場合には、通信履歴テーブ
ルT2を読み出し(ステップB7を参照)、通信履歴テ
ーブルT2の相手先電話番号入力セルC(6,1)、・
・・、C(6,n)、・・・に、通信履歴テーブルT1
の「相手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力され
ている相手先電話番号データに合致するものがあるかな
いかを確認する(ステップB8を参照)。
【0140】ステップB8において、通信履歴テーブル
T2の相手先電話番号入力セルC(6,1)、・・・、
C(6,n)、・・・に、通信履歴テーブルT1の「相
手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力されている
相手先電話番号データに合致するものがある場合には、
C(2,e)に入力されている相手先電話番号データに
合致した、通信履歴テーブルT2の、「相手先電話番号
入力セル」C(6,y)と同じ行にある「補正時間入力
セル」C(8、y)に入力されている補正時間データを
抽出する(ステップB9を参照)。
T2の相手先電話番号入力セルC(6,1)、・・・、
C(6,n)、・・・に、通信履歴テーブルT1の「相
手先電話番号入力セル」C(2,e)に入力されている
相手先電話番号データに合致するものがある場合には、
C(2,e)に入力されている相手先電話番号データに
合致した、通信履歴テーブルT2の、「相手先電話番号
入力セル」C(6,y)と同じ行にある「補正時間入力
セル」C(8、y)に入力されている補正時間データを
抽出する(ステップB9を参照)。
【0141】そして、通信端末装置Fの主制御部1は、
内蔵タイマー11が停止し、通信履歴テーブルT1の
「計測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セ
ル」C(3、e))に、内蔵タイマー11が計測した通
信時間データが入力されてことを確認した時点で、「計
測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セル」
C(3、e))から、「補正時間入力セル」C(8、
y)に入力されている補正時間データを減算し、その減
算結果を、通信履歴テーブルT1の「表示時間入力セ
ル」(この例では、「表示時間入力セル」C(4,
e))に入力する(ステップB10を参照)。
内蔵タイマー11が停止し、通信履歴テーブルT1の
「計測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セ
ル」C(3、e))に、内蔵タイマー11が計測した通
信時間データが入力されてことを確認した時点で、「計
測時間入力セル」(この例では、「計測時間入力セル」
C(3、e))から、「補正時間入力セル」C(8、
y)に入力されている補正時間データを減算し、その減
算結果を、通信履歴テーブルT1の「表示時間入力セ
ル」(この例では、「表示時間入力セル」C(4,
e))に入力する(ステップB10を参照)。
【0142】また、通信端末装置Fの主制御部1は、ス
テップB8において、通信履歴テーブルT2の相手先電
話番号入力セルC(6,1)、・・・、C(6,n)、
・・・に、通信履歴テーブルT1の「相手先電話番号入
力セル」C(2,e)に入力されている相手先電話番号
データに合致するものがない場合には、「相手先電話番
号入力セル」C(2,e)と同じ行にある、時間入力セ
ルC(3,e)に入力されているデータを、通信履歴テ
ーブルT1の「表示時間入力セル」C(4,e)に入力
する。
テップB8において、通信履歴テーブルT2の相手先電
話番号入力セルC(6,1)、・・・、C(6,n)、
・・・に、通信履歴テーブルT1の「相手先電話番号入
力セル」C(2,e)に入力されている相手先電話番号
データに合致するものがない場合には、「相手先電話番
号入力セル」C(2,e)と同じ行にある、時間入力セ
ルC(3,e)に入力されているデータを、通信履歴テ
ーブルT1の「表示時間入力セル」C(4,e)に入力
する。
【0143】以上のような通信履歴テーブルT1のデー
タは、この通信端末装置Fを用いて、いずれかの相手先
に対して通信が行われる度に更新され、更新されたデー
タが、RAM5に格納される。
タは、この通信端末装置Fを用いて、いずれかの相手先
に対して通信が行われる度に更新され、更新されたデー
タが、RAM5に格納される。
【0144】この、通信端末装置Fでは、定期的(例え
ば、週単位又は月単位で)、通信時間データ及び通信料
金データを、通信管理表にして、自動的に印字出力し、
この通信端末装置Fのユーザーに、この通信端末装置F
の使用状況を知らせるようになっている。
ば、週単位又は月単位で)、通信時間データ及び通信料
金データを、通信管理表にして、自動的に印字出力し、
この通信端末装置Fのユーザーに、この通信端末装置F
の使用状況を知らせるようになっている。
【0145】図7は、この通信端末装置Fが、通信管理
表を印字出力する動作を概略的に説明するフローチャー
トである。
表を印字出力する動作を概略的に説明するフローチャー
トである。
【0146】この通信端末装置Fでは、内蔵タイマー1
1が、月初め(その月の一日)になると(ステップC1
を参照)、主制御部1は、RAM5に格納されている、
先月分となる通信履歴テーブルT1を読み出し、また、
RAM5に格納されている、先月分となる参照テーブル
T3を読み出し、「番号入力セル」C(1,1)、・・
・、C(1,n)、・・・、C(1,e)と、「相手先
電話番号入力セル」C(2,1)、・・・、C(2,
n)、・・・、C(2,e)と、「表示時間入力セル」
C(4,1)、・・・、C(4,n)、・・・、C
(4,e)とを一覧表にするとともに、通信履歴テーブ
ルT1の「相手先電話番号入力セル」C(2,1)、・
・・、C(2,n)、・・・、C(2,e)と、参照テ
ーブルT3の「相手先電話番号入力セル」C(6,
1)、・・・、C(6,n)、・・・とを対比し、通信
履歴テーブルT1の「相手先電話番号入力セル」C
(2,1)、・・・、C(2,n)、・・・、C(2,
e)の各々に入力されている相手先電話番号データと同
じ、相手先電話番号データが入力されている「相手先電
話番号入力セル」を参照テーブルT3に発見した場合に
は、参照テーブルT3の当該「相手先電話番号入力セ
ル」C(11,z)と同じ行にある、「単位時間当たり
の通話料金入力セル」C(13、z)に入力されてい
る、単位時間当たりの通話料金データを、通信履歴テー
ブルT1の、当該相手先電話番号データが入力されてい
る「相手先電話番号入力セル」C(2,α)と同じ行に
ある「表示時間入力セル」C(4,α)に入力されてい
る、補正後の通信時間に、乗算し、その乗算結果を、通
信料金として、「表示時間入力セル」C(4,α)の横
に、新たに、「通信料金入力セル」C(4’,α)を設
け、当該「通信料金入力セル」C(4’、α)内に上述
した方法によって算出した通信料金を入力し、これを、
RAM5に格納する(ステップC4)。
1が、月初め(その月の一日)になると(ステップC1
を参照)、主制御部1は、RAM5に格納されている、
先月分となる通信履歴テーブルT1を読み出し、また、
RAM5に格納されている、先月分となる参照テーブル
T3を読み出し、「番号入力セル」C(1,1)、・・
・、C(1,n)、・・・、C(1,e)と、「相手先
電話番号入力セル」C(2,1)、・・・、C(2,
n)、・・・、C(2,e)と、「表示時間入力セル」
C(4,1)、・・・、C(4,n)、・・・、C
(4,e)とを一覧表にするとともに、通信履歴テーブ
ルT1の「相手先電話番号入力セル」C(2,1)、・
・・、C(2,n)、・・・、C(2,e)と、参照テ
ーブルT3の「相手先電話番号入力セル」C(6,
1)、・・・、C(6,n)、・・・とを対比し、通信
履歴テーブルT1の「相手先電話番号入力セル」C
(2,1)、・・・、C(2,n)、・・・、C(2,
e)の各々に入力されている相手先電話番号データと同
じ、相手先電話番号データが入力されている「相手先電
話番号入力セル」を参照テーブルT3に発見した場合に
は、参照テーブルT3の当該「相手先電話番号入力セ
ル」C(11,z)と同じ行にある、「単位時間当たり
の通話料金入力セル」C(13、z)に入力されてい
る、単位時間当たりの通話料金データを、通信履歴テー
ブルT1の、当該相手先電話番号データが入力されてい
る「相手先電話番号入力セル」C(2,α)と同じ行に
ある「表示時間入力セル」C(4,α)に入力されてい
る、補正後の通信時間に、乗算し、その乗算結果を、通
信料金として、「表示時間入力セル」C(4,α)の横
に、新たに、「通信料金入力セル」C(4’,α)を設
け、当該「通信料金入力セル」C(4’、α)内に上述
した方法によって算出した通信料金を入力し、これを、
RAM5に格納する(ステップC4)。
【0147】次に、通信端末装置Fの主制御部1は、ス
テップC5において、再度、RAM5に格納した、通信
履歴テーブルT1を読み出し、「番号入力セル」C
(1,1)、・・・、C(1,n)、・・・、C(1,
e)のセル数の合計と、新たに、作成された、「通話料
金入力セル」C(4’,α)、・・・のセル数の合計と
が合致するか否かを判断する。
テップC5において、再度、RAM5に格納した、通信
履歴テーブルT1を読み出し、「番号入力セル」C
(1,1)、・・・、C(1,n)、・・・、C(1,
e)のセル数の合計と、新たに、作成された、「通話料
金入力セル」C(4’,α)、・・・のセル数の合計と
が合致するか否かを判断する。
【0148】通信端末装置Fの主制御部1は、ステップ
C4において、通信履歴テーブルT1の、「番号入力セ
ル」C(1,1)、・・・、C(1,n)、・・・、C
(1,e)のセル数の合計と、新たに、作成された、
「通話料金入力セル」C(4’α)、・・・のセル数の
合計とが合致すると判断した場合には、これを、「通信
管理表出力データ」として、RAM5に格納する(ステ
ップC6を参照)。
C4において、通信履歴テーブルT1の、「番号入力セ
ル」C(1,1)、・・・、C(1,n)、・・・、C
(1,e)のセル数の合計と、新たに、作成された、
「通話料金入力セル」C(4’α)、・・・のセル数の
合計とが合致すると判断した場合には、これを、「通信
管理表出力データ」として、RAM5に格納する(ステ
ップC6を参照)。
【0149】一方、通信端末装置Fの主制御部1は、ス
テップC5において、通信履歴テーブルT1の、「番号
入力セル」C(1,1)、・・・、C(1,n)、・・
・、C(1,e)のセル数の合計と、新たに、作成され
た、「通話料金入力セル」C(4’,α)、・・・のセ
ル数の合計とが合致しないと判断した場合には、「通話
料金入力セル」が作成されていない行の「相手先電話番
号入力セル」内に入力されている、相手先電話番号と、
この相手先電話番号に通信を開始した、通信開始年月日
時間の情報を、順次、ACR部12へ送出し、ACR部
12に、単位時間当たり(この例では、秒単位)の通信
料金に関する情報の問い合わせを行う(ステップC7を
参照)。
テップC5において、通信履歴テーブルT1の、「番号
入力セル」C(1,1)、・・・、C(1,n)、・・
・、C(1,e)のセル数の合計と、新たに、作成され
た、「通話料金入力セル」C(4’,α)、・・・のセ
ル数の合計とが合致しないと判断した場合には、「通話
料金入力セル」が作成されていない行の「相手先電話番
号入力セル」内に入力されている、相手先電話番号と、
この相手先電話番号に通信を開始した、通信開始年月日
時間の情報を、順次、ACR部12へ送出し、ACR部
12に、単位時間当たり(この例では、秒単位)の通信
料金に関する情報の問い合わせを行う(ステップC7を
参照)。
【0150】ACR部12は、通信端末装置Fの主制御
部1から、「相手先電話番号入力セル」内に入力されて
いる、相手先電話番号と、この相手先電話番号に通信を
開始した、通信開始年月日時間の情報を、受信すると、
この相手先電話番号に通信した際に課金される、単位時
間当たりの使用料金情報を、主制御部1に回答する(送
出が行われる)(ステップC8)。
部1から、「相手先電話番号入力セル」内に入力されて
いる、相手先電話番号と、この相手先電話番号に通信を
開始した、通信開始年月日時間の情報を、受信すると、
この相手先電話番号に通信した際に課金される、単位時
間当たりの使用料金情報を、主制御部1に回答する(送
出が行われる)(ステップC8)。
【0151】主制御部1は、ACR部12から、単位時
間当たりの使用料金情報を受信すると、ACR部12へ
問い合わせを行った相手先電話番号が入力されている、
「相手先電話番号入力セル」C(2,β)と同じ行にあ
る「表示時間入力セル」C(4,β)に入力されている
表示時間に、ACR部12から受信した、単位時間当た
りの使用料金情報を乗算し、「表示時間入力セル」C
(4,β)の横に、新たに、「通信料金入力セル」C
(4’,β)を設け、当該「通信料金入力セル」C
(4’,β)内に、上記により算出された通信料金を入
力し、これを、RAM5に格納する(以上については、
ステップC9及びステップC10を参照)。
間当たりの使用料金情報を受信すると、ACR部12へ
問い合わせを行った相手先電話番号が入力されている、
「相手先電話番号入力セル」C(2,β)と同じ行にあ
る「表示時間入力セル」C(4,β)に入力されている
表示時間に、ACR部12から受信した、単位時間当た
りの使用料金情報を乗算し、「表示時間入力セル」C
(4,β)の横に、新たに、「通信料金入力セル」C
(4’,β)を設け、当該「通信料金入力セル」C
(4’,β)内に、上記により算出された通信料金を入
力し、これを、RAM5に格納する(以上については、
ステップC9及びステップC10を参照)。
【0152】このような作業を、「番号入力セル」C
(1,1)からC(1,e)迄行うと、このような作業
を行った後の通信履歴テーブルT1を、「通信管理表出
力データ」として、ROM5に格納する(ステップC5
を参照)。
(1,1)からC(1,e)迄行うと、このような作業
を行った後の通信履歴テーブルT1を、「通信管理表出
力データ」として、ROM5に格納する(ステップC5
を参照)。
【0153】その後、主制御部1は、内蔵タイマー11
が、通信管理表出力時間を示すと、RAM5に格納され
ている、「通信管理表出力データ」を読み出し、予め、
通信管理表として作成されている帳票に、RAM5から
読み出した「通信管理表出力データ」を書き込んで、
「通信管理表」として、その作成年月日時間等のその他
の情報とともに、印字出力する(以上については、ステ
ップC11及びステップC12を参照)。
が、通信管理表出力時間を示すと、RAM5に格納され
ている、「通信管理表出力データ」を読み出し、予め、
通信管理表として作成されている帳票に、RAM5から
読み出した「通信管理表出力データ」を書き込んで、
「通信管理表」として、その作成年月日時間等のその他
の情報とともに、印字出力する(以上については、ステ
ップC11及びステップC12を参照)。
【0154】更に、以上の「通信管理表」を出力した
後、内蔵タイマー11が、通信履歴テーブルT1を、初
期化する時間になると、主制御部1は、通信履歴テーブ
ルT1に格納されている情報を、通信履歴テーブルT2
に転送し、通信履歴テーブルT2の更新(書き換え)が
行われる。
後、内蔵タイマー11が、通信履歴テーブルT1を、初
期化する時間になると、主制御部1は、通信履歴テーブ
ルT1に格納されている情報を、通信履歴テーブルT2
に転送し、通信履歴テーブルT2の更新(書き換え)が
行われる。
【0155】また、この通信端末装置Fでは、受話器
(図示せず。)を上げて、通常の電話として用いた場合
には、通話の度毎に、通話が終了し、受話器(図示せ
ず。)を戻した後に、主制御部1が、通信履歴テーブル
T1を読み出して、その通話に対応する、表示時間入力
セルに入力されている、補正された通信時間データと、
この補正された通信時間データ(この場合は、一般に、
通話時間と称される。)に、ACR部12から情報提供
されてくる、時間当たりの通信料金に関する情報とを乗
算して得られる、通信料金(この場合は、一般に、通話
料金と称される。)とを、所定時間、表示部7に表示す
るようにして、ユーザーに、通話時間と通話料金とを教
えるようにしている。
(図示せず。)を上げて、通常の電話として用いた場合
には、通話の度毎に、通話が終了し、受話器(図示せ
ず。)を戻した後に、主制御部1が、通信履歴テーブル
T1を読み出して、その通話に対応する、表示時間入力
セルに入力されている、補正された通信時間データと、
この補正された通信時間データ(この場合は、一般に、
通話時間と称される。)に、ACR部12から情報提供
されてくる、時間当たりの通信料金に関する情報とを乗
算して得られる、通信料金(この場合は、一般に、通話
料金と称される。)とを、所定時間、表示部7に表示す
るようにして、ユーザーに、通話時間と通話料金とを教
えるようにしている。
【0156】この通信端末装置Fでは、内蔵タイマー1
1が計測した通信時間データと通信事業者の通信時間デ
ータとの差を算出し、この差を補正値として用い、補正
後の通信時間データ又は通信料金データを表示する機能
を設けているので、通信端末装置Fの表示部7には、通
信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時
間データや通信料金データに、より近似した、通信時間
データや通信料金データが示される。
1が計測した通信時間データと通信事業者の通信時間デ
ータとの差を算出し、この差を補正値として用い、補正
後の通信時間データ又は通信料金データを表示する機能
を設けているので、通信端末装置Fの表示部7には、通
信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時
間データや通信料金データに、より近似した、通信時間
データや通信料金データが示される。
【0157】これにより、ユーザー側で、通信端末装置
Fの表示部や、通信端末装置Fが、自動的に通信管理表
を印字出力するようにされている場合にあっては、その
通信管理表に基づいて、通信端末装置の使用状況を正確
に管理・運営することができる。
Fの表示部や、通信端末装置Fが、自動的に通信管理表
を印字出力するようにされている場合にあっては、その
通信管理表に基づいて、通信端末装置の使用状況を正確
に管理・運営することができる。
【0158】更に、この通信端末装置Fでは、補正値
を、内蔵タイマーが計測した通信時間データと通信事業
者の通信時間データとの差の複数のデータの平均値にし
ているので、通信端末装置Fの表示部7に表示される通
信時間データや、通信端末装置Fが、自動的に通信管理
表を印字出力するようにされている場合にあっては、そ
の通信管理表に表示される通信時間データが、より一
層、通信事業者側から送られてくる請求書中に示される
通信時間データに近似した、正確なものになる。
を、内蔵タイマーが計測した通信時間データと通信事業
者の通信時間データとの差の複数のデータの平均値にし
ているので、通信端末装置Fの表示部7に表示される通
信時間データや、通信端末装置Fが、自動的に通信管理
表を印字出力するようにされている場合にあっては、そ
の通信管理表に表示される通信時間データが、より一
層、通信事業者側から送られてくる請求書中に示される
通信時間データに近似した、正確なものになる。
【0159】また、この通信端末装置Fでは、相手先毎
に、補正値を集計しているので、相手先毎に、通信事業
者から送られてくる請求書中に示される通信時間データ
により近似した、通信時間データを、通信端末装置Fの
表示部7に表示したり、また、通信端末装置Fが、自動
的に通信管理表Fを印字出力するようにされている場合
にあっては、その通信管理表に表示することができる。
に、補正値を集計しているので、相手先毎に、通信事業
者から送られてくる請求書中に示される通信時間データ
により近似した、通信時間データを、通信端末装置Fの
表示部7に表示したり、また、通信端末装置Fが、自動
的に通信管理表Fを印字出力するようにされている場合
にあっては、その通信管理表に表示することができる。
【0160】尚、補正値は、相手先毎に、集計してもよ
いが、例えば、通信エリア別(国別、通信地域別(市外
局番別))に集計するようにしてもよい。
いが、例えば、通信エリア別(国別、通信地域別(市外
局番別))に集計するようにしてもよい。
【0161】また、補正値は、通信事業者毎に、集計す
るようにしてもよい。
るようにしてもよい。
【0162】また、本発明の実施の形態では、通信端末
装置Fが、ファクシミリ装置である場合を例にして説明
したが、これは単に、本発明を説明するために、本発明
の好ましい実施例を示したに過ぎず、本発明は、ファク
シミリ装置に限られず、電話その他の通信端末装置とし
て、優れている。
装置Fが、ファクシミリ装置である場合を例にして説明
したが、これは単に、本発明を説明するために、本発明
の好ましい実施例を示したに過ぎず、本発明は、ファク
シミリ装置に限られず、電話その他の通信端末装置とし
て、優れている。
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
に記載の通信端末装置では、内蔵タイマーが計測した通
信時間データと通信事業者の通信時間データとの差を算
出し、この差を補正値として用い、補正後の通信時間デ
ータ又は通信料金データを表示する機能を設けているの
で、通信端末装置の表示部には、通信事業者側から送ら
れてくる請求書中に示される通信時間データや通信料金
データに、より近似した、通信時間データや通信料金デ
ータが示される。
に記載の通信端末装置では、内蔵タイマーが計測した通
信時間データと通信事業者の通信時間データとの差を算
出し、この差を補正値として用い、補正後の通信時間デ
ータ又は通信料金データを表示する機能を設けているの
で、通信端末装置の表示部には、通信事業者側から送ら
れてくる請求書中に示される通信時間データや通信料金
データに、より近似した、通信時間データや通信料金デ
ータが示される。
【0163】これにより、ユーザー側で、通信端末装置
の表示部や、通信端末装置が、自動的に通信管理表を印
字出力するようにされている場合にあっては、その通信
管理表に基づいて、通信端末装置の使用状況を正確に管
理・運営することができる。
の表示部や、通信端末装置が、自動的に通信管理表を印
字出力するようにされている場合にあっては、その通信
管理表に基づいて、通信端末装置の使用状況を正確に管
理・運営することができる。
【0164】請求項2に記載の通信端末装置では、補正
値を、内蔵タイマーが計測した通信時間データと通信事
業者の通信時間データとの差の複数のデータの平均値に
しているので、通信端末装置の表示部に表示される通信
時間データや、通信端末装置が、自動的に通信管理表を
印字出力するようにされている場合にあっては、その通
信管理表に表示される通信時間データが、より一層、通
信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時
間データに近似した、正確なものになる。
値を、内蔵タイマーが計測した通信時間データと通信事
業者の通信時間データとの差の複数のデータの平均値に
しているので、通信端末装置の表示部に表示される通信
時間データや、通信端末装置が、自動的に通信管理表を
印字出力するようにされている場合にあっては、その通
信管理表に表示される通信時間データが、より一層、通
信事業者側から送られてくる請求書中に示される通信時
間データに近似した、正確なものになる。
【0165】請求項3に記載の通信端末装置では、相手
先毎に、補正値を集計しているので、相手先毎に、通信
事業者から送られてくる請求書中に示される通信時間デ
ータにより近似した、通信時間データを、通信端末装置
の表示部に表示したり、また、通信端末装置が、自動的
に通信管理表を印字出力するようにされている場合にあ
っては、その通信管理表に表示することができる。
先毎に、補正値を集計しているので、相手先毎に、通信
事業者から送られてくる請求書中に示される通信時間デ
ータにより近似した、通信時間データを、通信端末装置
の表示部に表示したり、また、通信端末装置が、自動的
に通信管理表を印字出力するようにされている場合にあ
っては、その通信管理表に表示することができる。
【図1】本発明に係る通信端末装置の一例を概略的に示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明に係る通信端末装置のRAMに記憶され
る、通信履歴テーブルを模式的に示す説明図である。
る、通信履歴テーブルを模式的に示す説明図である。
【図3】本発明に係る通信端末装置のRAMに記憶され
る、他の通信履歴テーブルTを模式的に示す説明図であ
る。
る、他の通信履歴テーブルTを模式的に示す説明図であ
る。
【図4】本発明に係る通信端末装置のRAMに記憶され
る、参照テーブルを模式的に示す説明図である。
る、参照テーブルを模式的に示す説明図である。
【図5】本発明に係る通信端末装置の動作を概略的に説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図6】本発明に係る通信端末機が自動的に行う、通信
履歴テーブルの「計測時間入力セル」へ、表示時間デー
タを書き込む手順を模式的に説明するフローチャートで
ある。
履歴テーブルの「計測時間入力セル」へ、表示時間デー
タを書き込む手順を模式的に説明するフローチャートで
ある。
【図7】本発明に係る通信端末装置が、通信管理表を印
字出力する動作を概略的に説明するフローチャートであ
る。
字出力する動作を概略的に説明するフローチャートであ
る。
F 通信端末装置 1 主制御部 2 NCU 3 モデム 4 画像メモリ 5 RAM 6 ROM 7 表示部 8 操作部 9 読取部 10 記録部 11 内蔵タイマー 12 ACR部 T1 通信履歴テーブル(当月用) T2 通信履歴テーブル(先月用) T3 参照テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/34 H04N 1/34
Claims (3)
- 【請求項1】通信の際に、最も料金が安くなるルートを
自動的に選択してつなぐ機能を備えた通信端末装置にお
いて、内蔵タイマーが計測した通信時間データと通信事
業者によって計測された通信時間データとの差を算出
し、この差を補正値として、補正された通信時間データ
又は通信料金データを表示する手段を設けたことを特徴
とする、通信端末装置。 - 【請求項2】前記補正値は、前記内蔵タイマーが計測し
た通信時間データと通信事業者によって計測された通信
時間データとの差の平均値であることを特徴とする、請
求項1に記載の通信端末装置。 - 【請求項3】前記補正値は、相手先毎に、集計されてい
ることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の通
信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164066A JP2000354099A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11164066A JP2000354099A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000354099A true JP2000354099A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15786143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11164066A Withdrawn JP2000354099A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000354099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187640A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Jcnt Co Ltd | 携帯端末及びプログラム |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11164066A patent/JP2000354099A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187640A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Jcnt Co Ltd | 携帯端末及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |