JP2000354025A - 非同期通信ネットワークを介した同期データストリームの伝送における制御スリップ - Google Patents

非同期通信ネットワークを介した同期データストリームの伝送における制御スリップ

Info

Publication number
JP2000354025A
JP2000354025A JP2000113391A JP2000113391A JP2000354025A JP 2000354025 A JP2000354025 A JP 2000354025A JP 2000113391 A JP2000113391 A JP 2000113391A JP 2000113391 A JP2000113391 A JP 2000113391A JP 2000354025 A JP2000354025 A JP 2000354025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip
data stream
buffer
receiver
time period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000113391A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael Joachim Wolf
ミヒヤエル・ヨアヒム・ボルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alcatel CIT SA
Alcatel Lucent SAS
Original Assignee
Alcatel CIT SA
Alcatel SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alcatel CIT SA, Alcatel SA filed Critical Alcatel CIT SA
Publication of JP2000354025A publication Critical patent/JP2000354025A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/062Synchronisation of signals having the same nominal but fluctuating bit rates, e.g. using buffers
    • H04J3/0632Synchronisation of packets and cells, e.g. transmission of voice via a packet network, circuit emulation service [CES]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5638Services, e.g. multimedia, GOS, QOS
    • H04L2012/5671Support of voice

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信情報に対する影響が小さい時にスリップ
動作を実行すること。 【解決手段】 同期データストリームは、ATMネット
ワークなどの非同期通信ネットワーク15の伝送パスを
介して、送信機11から受信機12、20へ送信でき
る。このためには、送信機11と受信機12、20が互
いに同期して、動作することが必要である。しかし、一
定のネットワーククロックへの同期化が、いつも可能で
あるわけではない。そのために、送信機11と受信機1
2、20のクロック速度の違いは、スリップ動作を実行
することで補償するが、このことは障害の原因となる。
本発明によると、スリップ動作は、送信された情報内容
に対するスリップの影響が小さい時間期間、例えば無音
間隔で実行される。このことは、前記時間期間を探すた
めに受信機12、20に到着したデータストリームを監
視し、好ましくは、前記時間期間にスリップ動作を実行
することで達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプリア
ンブルに記載の非同期通信ネットワークの伝送パスを介
した非同期データストリームを送信する方法、および請
求項7のプリアンブルに記載のそのようなデータストリ
ームを受信する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期伝送方法を使用する広帯域通信ネ
ットワークが知られている。最も広く知られているこの
種の伝送方法は、ATM(非同期転送モード)と呼ばれ
る。この方法の原理は、G.Koch et alによ
る論文、「ATM:Schlussel zum 「I
nformation−Highway」」、Tele
kom Unterrichtsblatter、Vo
l.48、4/1995、pp.196−205に記述
されている。この方法によると、到来する情報のすべて
は、セルヘッダを備えた同一の長さのセルにパッキング
され、マルチプレクサを介して伝送回線上に送られる。
【0003】テキストおよびデータ伝送などの時間が重
要ではない(time−uncritical)情報に
加えて、非同期通信ネットワークを通して、音声、ビデ
オ信号、等間隔の(isochronous)ビットス
トリームなどの時間が重要な(time−critic
al)情報も送信できなければならない。この目的で、
AALタイプ1(AAL1)機能が、音声などの固定伝
送速度を有する連続時間サービス用に、第3のプロトコ
ル層「ATMアダプテーションレイヤ(AAL)」で提
供される。
【0004】上述の時間が重要な情報の伝送中、送信機
および受信機がお互いに同期して動作する必要がある。
さもなければ、データが伝送中に失われる可能性があ
る。受信機が、受信したデータストリームの平均クロッ
ク速度に同期するとき、その結果として生じる位相変化
が、最大許容限度を超過することもある。
【0005】代替形態は、ターミナルの外部同期であ
る。しかしながら、これには一定のネットワーククロッ
ク、例えば、2MHzクロックなどが通信ネットワーク
において利用できる必要がある。しかし、それはいつも
利用できるとはかぎらない。例えば、ネットワーククロ
ックの不具合が生じると、時間が重要なサービスの場合
には、伝送中にデータの損失が生じる。さらに、例えば
国際的な接続の場合やローカルエリアネットワーク(L
AN)などの非同期伝送システムを通すATM接続の場
合は、一定のネットワーククロックが利用できない可能
性がある。
【0006】制御スリップ(controlled s
lip)を従来のパルス符号変調(PCM)システムで
使用することで、同期の不具合の際または国際的なデー
タトラヒックでの周波数の違いを補償することが提案さ
れてきた。しかしながら、これでは伝送障害が発生して
しまう。具体的には、非同期伝送システムを通る伝送
中、結果として生じるスリップ速度が速すぎるのであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、従来の技術よりも認知できる障害を少なくし
て、同期またはほぼ同期が取れている(独立同期または
等間隔)データストリームを、非同期通信ネットワーク
を通して送信できるようにする方法を提供することであ
る。本発明の他の目的は、このようなデータストリーム
を受信でき、さらに受信したデータストリームの情報の
内容が従来の技術の受信機よりも、伝送速度の変動によ
る影響を受けにくい、受信機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、それぞ
れ請求項1および請求項7の特徴によって達成される。
本発明の他の利点となる態様は、従属請求項で定義され
ている。
【0009】本発明の具体的な利点は、すべての伝送速
度が利用可能で、一定したネットワークのタイミングが
必要ではなく、さらに本発明による方法が現存の通信ネ
ットワークで実施できる点である。
【0010】本発明は、ATMリンクを通るPCM符号
化音声(PCMはパルス符号変調である)の伝送に特に
適している。
【0011】本発明は、添付図面と共に記載されている
本発明の2つの実施形態についての以下の記述を参照す
ることで、より明らかになるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、それぞれマル
チプレクサ13、14に接続された2つのターミナル1
1、12が示されている。2つのマルチプレクサ13、
14は、ATMの概念をベースとする通信ネットワーク
で相互に接続されている。2つのターミナルは、ISD
Nの電話(ISDNはサービス統合デジタル網である)
である。マルチプレクサ13、14は、従来の交換セン
ターのATMマルチプレクサである。ATMネットワー
ク15を介して、デジタル音声伝送に対する64kb/
sの伝送速度の双方向のISDNリンクが確立されてお
り、ISDNリンクを通して、PCM符号化音声情報が
送信される。ISDNリンクを通して、符号化音声情報
を含むデータストリームが、2つのターミナル間を送信
される。したがって、各ターミナルは、送信機および受
信機の両方の動作をする。しかし、わかり易くするため
に、ただ1つの伝送方向、すなわちターミナル11から
ターミナル12への方向のみが、以下の部分で考慮され
ることになる。したがって、ターミナル11は、送信
機、そしてターミナル12は、受信機と呼ぶ。
【0013】エラーなしで音声を送信するためには、送
信機11および受信機12が、互いに同期して動作する
ことが必要である。しかしながら、同一の外部タイミン
グ基準に2つのターミナル11、12が同期すること
は、上記で説明したようにいずれの場合にも実現不可能
である。
【0014】送信機11および受信機12は、各々自体
が、内部クロックソースを有し、該内部クロックソース
が、それぞれのクロック信号を生成する。送信機は、ロ
ーカルクロックの速度で、符号化音声情報を含む同期デ
ータストリームを生成する。データストリームは、AT
Mネットワークを介して受信機へ搬送される。そこで、
受信されたデータストリームは、バッファに書き込ま
れ、受信機のクロック速度で読み取られる。したがっ
て、受信機のクロックは、バッファを読み取るための読
取りクロックとして機能する。送信機と受信機間の周波
数の違いは、バッファの「オーバフロー」または「アン
ダーフロー」という結果になるはずである。「アンダー
フロー」は、バッファが一杯のときより速く読み取られ
ていたために、バッファが空きすぎていることを意味し
ていて、その結果、格納データ不足のためにもはや読取
り不可能になっている。このオーバフローまたはアンダ
ーフローを回避するために、バッファの充填レベルの上
側または下側しきい値に達したときにスリップ動作が実
行される。バッファの一部が二重に読み取られたり(正
のスリップ)、あるいはバッファの一部が読取りの間に
スキップされたり(負のスリップ)のいずれかが実行さ
れる。このようにして、バッファの充填レベルが、オー
バフローまたはアンダーフローが起こらない範囲に戻さ
れる。このようなスリップでは、データの損失が伴い、
音声通信の間に、例えばカチャという音のような障害が
発生する。
【0015】データストリームの内容に対するスリップ
の影響を最小限にするための本発明の基本的な考えは、
データの内容への影響が最小限であるときに、スリップ
動作を正確に実行するために、データストリームを「傍
受する(listen into)」ことである。例え
ば、音声通信において、データの内容への影響が最小限
であるのは、無音間隔の場合である。したがって、本発
明によればスリップ動作は、認知できる障害を生じさせ
ない瞬間に実行される。
【0016】記載したように動作する受信機20の実施
形態が、図2に示してある。受信機20には、受信した
データストリームを格納するバッファ21、およびバッ
ファ21を読み取るクロック信号を生成するクロックソ
ース22が含まれる。データストリームの書込みは、通
常の方法で行われ、ここでは論じない。
【0017】クロックソース22は、2MHzの周波数
を生成する自走式水晶発振器である。本実施形態では簡
単なカウンタである読取りアドレスジェネレータ23
が、バッファ21の読取りのために読取りアドレスを生
成する。監視デバイス24は、読み取られたデータスト
リームを監視し、送信されたデータ内容に対するスリッ
プの影響が小さい時間期間を検出する。本実施形態で
は、送信終了時において、無音間隔、すなわち利用者が
話していない間隔が検出される。制御回路25は、バッ
ファ21の充填レベルを監視し、充填レベルが上限しき
い値より上に上昇したり、または下限しきい値より下に
下降したりするときで、同時に無音間隔が現れた場合
に、スリップ動作を実行する。スリップ動作で、読取り
アドレスジェネレータ23の現在のアドレス値は、制御
回路25により、所定値、例えば1つのフレームの長さ
に相当する値の単位で、単に増加(正のスリップ)また
は減少(負のスリップ)する。無音間隔が起こることな
く、バッファの充填レベルが所定値以上に、それぞれし
きい値より上昇したり、下降したりする場合、必要なら
ば、スリップ動作は、無音間隔以外でも実行可能であ
る。このようにすることで、無音間隔が起こらない場合
でさえ、バッファのオーバフローまたはアンダーフロー
を回避することができる。しかしながら、スリップ動作
は、監視デバイス24で検出される無音間隔の間に実行
されることが好ましい。これによって、送信されたデー
タストリームの情報内容に対するスリップの影響は、最
小限に抑えられる。
【0018】上述したモジュール21−25は、受信機
20のインターフェイス回路に組み込まれることが好ま
しい。バッファから読み取られたデータは、受信機20
のデジタルアナログコンバータ26へ供給される。D/
Aコンバータ26で生成されるアナログ信号は、外部ス
ピーカ27で再生される。
【0019】スリップ動作を実行することで、同時に2
つ以上のフレームをスキップすることも可能である。バ
ッファの充填レベルは、スリップ動作を実行することで
中央に寄せられ、その結果、バッファのほぼ半分が一杯
になっていることが好ましい。フレーム化されてない信
号の場合、読み取り中のスリップによるデータストリー
ムの任意の部分のスキップまたは反復が可能で、その場
合の長さは、バッファがその後再度中央になるように選
択することが好ましい。データストリームが平均してそ
のパルス速度で受信される送信機のクロックと受信機の
クロックとの間の連続した、すなわち不変でほぼ一定の
周波数オフセットが、検出される場合、バッファの充填
レベルを、スリップ動作によってバッファの反対側の限
界まで持っていくことには、利点がある。このことで、
次のスリップ動作までの時間期間が長くなる。しかしな
がら、不規則な位相の変動が生じた場合は、バッファの
充填レベルを中央に寄せることがより良い解決策であ
る。
【0020】無音間隔の検出は、例えば統計的なマルチ
プレクサまたは衛星通信で、それ自体が知られているの
で、本明細書では詳細には述べないことにする。本発明
は、符号化した音声以外に、例えばビデオデータ等のデ
ータ内容でも使用することができる。その場合、スリッ
プ動作は、データパケット間のアイドル状態の間隔で実
行される。したがって、監視デバイスは、データパケッ
ト間のアイドル状態の間隔を検出することになる。
【0021】無音間隔およびデータパケット間のアイド
ル状態の間隔は、発見的に(heuristicall
y)検出される。したがって、無音間隔またはアイドル
状態の間隔が発生しないために、あるいは、無音間隔ま
たはアイドル状態の間隔が誤って検出されるために、ス
リップ動作が誤った場所で実行される可能性がある。こ
れは、残余のエラー速度という結果になるが、残余のエ
ラー速度は、スリップ動作の決定がバッファの充填レベ
ルを基礎にしてのみ行われる場合よりも、小さくなる。
【0022】前記実施形態において、その方法は図3の
流れ図で示すステップを含む。
【0023】ステップ30:送信機で、データストリー
ムが、第1のクロック速度で生成される。
【0024】ステップ31:データストリームが、非同
期通信ネットワークの伝送パスを介して送信される。
【0025】ステップ32:データストリームが、受信
機で受信される。
【0026】ステップ33:受信されたデータストリー
ムが、受信機のバッファへ書き込まれる。
【0027】ステップ34:バッファが、受信機で生成
された第2のクロック速度で読み取られる。
【0028】ステップ35:監視デバイスによって、デ
ータストリームの無音間隔が監視される。
【0029】ステップ36:バッファの充填レベルが上
限または下限しきい値に達したかどうかを判断するため
のチェックが行われる。上限または下限しきい値に達し
ない場合には、スリップ動作は実行されず、データスト
リームの通常どおりの受信が続けられる(ステップ3
2)。
【0030】ステップ37:いずれかのしきい値に達し
たとき、無音間隔の有無を調べるチェックが行われる。
【0031】ステップ39:無音間隔がある場合(ステ
ップ37)、バッファの充填レベルを再度中央レベルに
するためにスリップ動作が実行される。その後、データ
ストリームの通常どおりの受信が続けられる(ステップ
32)。
【0032】ステップ38:無音間隔がない場合(ステ
ップ37)、バッファの充填レベルが、オーバフローま
たはアンダーフローしかねない点にまで、すでにしきい
値より上昇しているかまたは下降しているかどうかを調
べるチェックが行われる。上昇しているかまたは下降し
ている場合もやはり、ステップ動作が実行される(ステ
ップ39)。そうではないときは、いかなるスリップ動
作も行われず、データストリームは、無音間隔を待つた
めに通常どおりの受信が続けられる(ステップ32)。
【0033】データストリームの終了ともに、すなわち
送信機がデータの送信を終えるときに、プロセスも終了
する。
【0034】本発明による方法の好ましい実施形態で
は、受信したデータストリームを一時的に格納するため
に使用されるバッファの大きさは、送信機と受信機の間
の呼の確立の間に処理され、決定される。したがって、
利用可能なバッファの容量は、呼の確立の間に、AAL
1機能のコンフィグレーションパラメータで表される。
このパラメータと送信機および受信機のクロックソース
の周波数の正確さとで、スリップ速度が決まる。スリッ
プ速度は、送信されるデータ内容の要件を満たすように
適合される。
【0035】符号化音声の伝送に対して、20ppmの
受信機のクロックソースの周波数の正確さで、バッファ
の容量を例えば5msと決めることもできる。これは、
64kb/sの伝送速度で40バイトのバッファの大き
さに相当する。これは、4分につき1つのスリップとい
うスリップ速度となる。したがって、スリップを非常に
高い確率で無音間隔に配置することができる。
【0036】符号化ビデオ信号の伝送に対して、例え
ば、ビデオ会議の場合、受信側の周波数の正確さが10
ppmで、バッファの容量を100msと決めることが
できる。これは2Mb/sの伝送速度で256kバイト
のバッファの大きさに相当する。したがって、スリップ
は約2.8時間後に起きることになり、すなわちスリッ
プ動作は、ほとんどビデオ会議の終了後にのみ実行され
ることになり、したがって全く実行されないことにな
る。
【0037】上述の第1の実施形態は、音声呼がAAL
1の機能の支援で、ATMネットワークを介して、単独
で確立されることを想定している。このコンフィグレー
ションにおいて、本発明には、例えば共通のネットワー
クタイミングを利用できないような国際的な接続の場
合、またはネットワーククロックの不具合が生じた場合
に利点がある。以下の部分には、本発明の第2の好まし
い実施形態を記載する。
【0038】図1に類似した図4は、2つのターミナル
41および42を示している。第1のターミナル41
は、ATMネットワークである第1の通信ネットワーク
45に直接接続している。第2のターミナル42は、マ
ルチプレクサ44に接続している。マルチプレクサ44
は、時分割多重化を使用する従来のパルス符号変調信号
を送信するために、通信ネットワーク46(PCMネッ
トワーク)に接続されている。2つのネットワーク4
5、46は、ネットワーク要素IWU47を介して相互
接続されている。ネットワーク要素47は、2つのネッ
トワーク45、46の間の接続を行い、その機能のゆえ
にゲートウエイまたは網間接続装置(IWU)と呼ぶこ
ともできる。2つのターミナルは、ISDN電話であ
る。2つのターミナル間では、64kbの音声リンクが
確立される。そのために、ネットワーク要素47は、A
TMネットワークとローカルエリアネットワークの間の
相互動作を確実なものにしなければならない(網間接続
機能)。
【0039】最初に、第1のターミナル41から第2の
ターミナル42への「上り」方向のみを考慮することに
する。第1のターミナルは、送信機として動作し、AT
Mネットワーク45を介して同期データストリームを送
信している。データストリームは、AAL1の機能を使
用して64kb/sの「回路エミュレーション」で、A
TMネットワークを介して送信される。ネットワーク要
素47は、データストリームを受信するが、ATMネッ
トワークを通じたクロック信号の伝送の正確さは必ずし
も十分ではない可能性があるので、データストリームを
再び同期しなければならない。
【0040】ネットワーク要素47で使用されるクロッ
ク速度は、PCMネットワーク46のクロック速度であ
る。第1のターミナル41とネットワーク要素47のク
ロック速度の違いは、データストリームの一時的な格納
のために使用されるバッファでオーバフローまたはアン
ダーフローが起こりそうな場合に、スリップ動作で補償
される。ネットワーク要素47は、PCM信号のタイム
スロットとして64kb/sの伝送速度で新たに同期し
たデータストリームを、PCMネットワーク46を介し
てターミナル42へ送信する。
【0041】ネットワーク要素47のブロック図が、図
5に示されている。受信したデータストリームに対して
タイミングを提供するのに必要とされるモジュールのみ
が示されている。インターフェイス回路などの他のモジ
ュールは、理解しやすいように示していない。構造は、
図2でターミナル用に示しているものと類似している。
ネットワーク要素47には、受信したデータストリーム
を一時的に格納するバッファ51および読取りアドレス
ジェネレータ53があり、読取りアドレスジェネレータ
53は、PCMネットワークから外部クロック信号PC
M−CLK、52の供給を受ける。したがって、この場
合のクロックソースは、PCMネットワークから受信し
たデータストリームからのクロック信号を入手するクロ
ック復元回路である。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのターミナル、すなわち同期データストリ
ームの送信機および受信機が、非同期通信ネットワーク
を介して相互接続される本発明の第1の実施形態を示す
図である。
【図2】本発明による受信機のブロック図である。
【図3】本発明による方法の流れ図である。
【図4】2つのターミナルが、ATMネットワークおよ
びローカルエリアネットワークを介して相互接続され
る、本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図5】ATMネットワークとローカルエリアネットワ
ークの間のネットワーク要素のブロック図である。
【符号の説明】
11、41 送信機 12、20、42 受信機 13、14、44 マルチプレクサ 15、45 ATMネットワーク 21、51 バッファ 22 クロックソース 23、53 読取りアドレスジェネレータ 24、54 監視デバイス 25、55 制御回路 26 デジタルアナログコンバータ 27 外部スピーカ 47 ゲートウエイまたは網間接続装置 52 外部クロック信号PCM−CLK

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期通信ネットワーク(15)の伝送
    パスを介して、各々がそれ自体のクロック信号を使用し
    て送信機(11)から受信機(12、20)へ少なくと
    もほぼ同期化されたデータストリームを送信する方法で
    あり、 送信機(11)と受信機(12、20)のクロック信号
    間の周波数の違いを補償するためにスリップ動作を実行
    する(39)方法であって、 送信されたデータ内容に対するスリップの影響が小さい
    時間期間を検出する(35)ために、受信機(12、2
    0)に到着したデータストリームを監視し、 好ましくは、スリップ動作が、そのような検出された時
    間期間に実行されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 符号化音声が、データストリームのデー
    タ内容として送信され、スリップの影響が最小限の時間
    期間として、無音間隔が検出される請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 符号化ビデオ信号が、データストリーム
    のデータ内容として送信され、スリップの影響が最小限
    の時間期間として、ビデオ信号のパケット間のアイドル
    状態の間隔が検出される請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 受信機(12、20)で、データストリ
    ームが、バッファ(21)に一時的に格納され、バッフ
    ァ(21)の充填レベルを、各スリップ動作の実行によ
    って中央に寄せる請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 受信機(12、20)で、データストリ
    ームが、バッファ(21)に一時的に格納され、バッフ
    ァ(21)の充填レベルが、送信機(11)と受信機
    (12、20)のクロック信号間のほぼ一定の周波数の
    違いを補償するために実行される各スリップ動作によっ
    てバッファ(21)の反対側の限界になる請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 送信機(11)と受信機(12、20)
    の間で呼が確立される間に、受信したデータストリーム
    を一時的に格納するのに使用されるバッファ(21)の
    容量が決められる請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 非同期通信ネットワーク(15)の伝送
    パスを介して、少なくともほぼ同期化されたデータスト
    リームを受信する受信機(12、20)であり、 受信したデータストリームを一時的に格納するバッファ
    (21)と、バッファ(21)を読み取るクロック信号
    を生成するクロックソース(22)と、バッファ(2
    1)の充填レベルが上側しきい値より上昇したときまた
    は下側しきい値より下降したときに、スリップ動作を実
    行する手段(25)とを備える受信機(12,20)で
    あって、 データストリームを監視し、送信されたデータ内容に対
    するスリップの影響が小さい時間期間を検出する監視デ
    バイス(24)が、好ましくは、スリップがそのように
    検出された時間期間に実行されるように、スリップ動作
    を実行する手段(25)を制御することを特徴とする受
    信機(12,20)。
JP2000113391A 1999-04-30 2000-04-14 非同期通信ネットワークを介した同期データストリームの伝送における制御スリップ Withdrawn JP2000354025A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19919691.5 1999-04-30
DE1999119691 DE19919691A1 (de) 1999-04-30 1999-04-30 Kontrollierter Schlupf bei der Übertragung eines synchronen Datenstromes über ein asynchrones Nachrichtennetz

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000354025A true JP2000354025A (ja) 2000-12-19

Family

ID=7906411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000113391A Withdrawn JP2000354025A (ja) 1999-04-30 2000-04-14 非同期通信ネットワークを介した同期データストリームの伝送における制御スリップ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1049280A3 (ja)
JP (1) JP2000354025A (ja)
AU (1) AU2071400A (ja)
DE (1) DE19919691A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004221951A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Alps Electric Co Ltd 伝送データのジッター補正方法
EP3130184B1 (en) 2014-04-09 2021-05-26 Transmode Systems AB Methods and nodes for transmission of a synchronous data over packet data network
KR102415309B1 (ko) * 2020-06-16 2022-07-01 에스케이하이닉스 주식회사 인터페이스 장치 및 그 동작 방법

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5384772A (en) * 1993-09-01 1995-01-24 Intel Corporation Method and apparatus for audio flow control during teleconferencing

Also Published As

Publication number Publication date
EP1049280A2 (de) 2000-11-02
AU2071400A (en) 2000-11-02
DE19919691A1 (de) 2000-11-16
EP1049280A3 (de) 2005-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6252850B1 (en) Adaptive digital clock recovery
US6198752B1 (en) ATM video telephone terminal interworking with ISDN
AU728408B2 (en) Distributed network synchronization system
US5742649A (en) SRTS clock recovery system for use in a highly stressed network environment
US7817545B2 (en) Jitter buffer for a circuit emulation service over an internal protocol network
US6272358B1 (en) Vocoder by-pass for digital mobile-to-mobile calls
US6556844B1 (en) Process for transmitting data, in particular GSM data
CN101523822B (zh) 语音传输装置
US7164691B2 (en) Communication system and method for sending isochronous streaming data across a synchronous network within a frame segment using a coding violation to signify invalid or empty bytes within the frame segment
US6256323B1 (en) Method and apparatus for efficiently transporting asynchronous characters over an ATM network
JP2000507758A (ja) パケットネットワークのスピーチ送信
JP3447906B2 (ja) セル分解/組立装置
US6044092A (en) Method and apparatus for performing automatic synchronization failure detection in an ATM network
US6172973B1 (en) Apparatus and method for reducing delay for voice over ATM using co-located switches
GB2307139A (en) ATM network clock
US6876666B1 (en) Method for adaptation of voice sample rate in a telecommunication system
JP2000354025A (ja) 非同期通信ネットワークを介した同期データストリームの伝送における制御スリップ
US7801159B2 (en) Communication system and method for sending isochronous streaming data within a frame segment using a signaling byte
JP3516829B2 (ja) 通信装置
JP2000022678A (ja) データ伝送端末装置
US20020037003A1 (en) Method to control data conversion in the transfer of a connection between a packet-switched and a line-switched communications network
JPH09162895A (ja) ソースクロック再生回路を有するセル受信装置
JP2002541690A (ja) 特別のバーチャル・チャネル接続を用いるatmベースの基地局サブシステムのデバイスの同期方法及び装置
JP2851807B2 (ja) クロック設定方法、クロック設定装置およびデータ伝送システム
JPH11112523A (ja) サーキットエミュレーション通信方法並びにその送信装置及び受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703