JP2000352663A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JP2000352663A
JP2000352663A JP22148799A JP22148799A JP2000352663A JP 2000352663 A JP2000352663 A JP 2000352663A JP 22148799 A JP22148799 A JP 22148799A JP 22148799 A JP22148799 A JP 22148799A JP 2000352663 A JP2000352663 A JP 2000352663A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度や湿度等の周囲環境の変動によることな
く高い測距精度を維持することができる簡単で安価な測
距装置を提供する。 【解決手段】 被写体像を結像する左右一対のレンズ1
と、これらのレンズ1L,1Rを通った光線を各受光し
て像信号を生成する受光素子4L,4Rと、上記レンズ
1と上記受光素子4の間の光路中に挿入されていて一対
のアパーチャー5L,5Rと基線長だけ離して配設され
た2対のスリット6LL,6RL及び6LR,6RRと
が設けられた板部材2と、一対の像信号の相関演算を行
って位相差を出力するAFIC3と、を備え、上記アパ
ーチャー5L,5Rを通った光線による像信号を相関演
算した結果を、上記スリット6LL,6RLまたは6L
R,6RRを通った光線による像信号を相関演算した結
果で補正する測距装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測距装置、より詳
しくは、被写体像を複数のレンズにより結像して測距を
行う測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の銀塩カメラ、デジタルカメラ、ビ
デオカメラ等には、被写体までの距離を検出して、その
検出結果に基づき撮影レンズを被写体に自動的に合焦さ
せるオートフォーカス装置が搭載されている。
【0003】このようなオートフォーカス装置に用いら
れている測距装置の内、三角測距方式によるもの、特に
位相差方式によるものは、予め設定した基線長に基づい
て被写体までの距離を測定し、または被写体のデフォー
カス量を測定するものとなっている。
【0004】図7,図8は、従来技術における測距装置
の概要を示す図である。
【0005】図7は、被写体からの光線を一対のレンズ
81L,81Rにより受光素子4L,4R上に各結像さ
せ、この被写体像を該受光素子4L,4Rにより光電変
換して出力される信号から左右の像の位相差を求めて、
その位相差に基づき被写体距離を算出するものである。
【0006】このとき、上記一対のレンズ81L,81
Rの間隔である基線長をB、該一対のレンズ81L,8
1Rの焦点距離をf、上記左右の像の位相差をxとする
と、被写体距離Lは次の数式1により表される。
【0007】
【数1】L=(B・f)/x
【0008】次に、図8は、合焦状態にあるときの様子
を示す図である。
【0009】撮影光学系95の異なる瞳からの光線は、
図示のコンデンサレンズ93と、一対の孔が穿設された
セパレータ絞り92および一対のレンズでなるセパレー
タレンズ91を介して、受光素子4L,4R上に結像さ
れるようになっている。
【0010】そして、この図8に示すような合焦状態に
あるときには、撮影光学系95を通過した光線は、フィ
ルム面と光学的に等価な位置である一次結像面94上に
合焦するようになっている。
【0011】この合焦時における左側の受光素子4L上
の像と右側の受光素子4R上の像との位相差y0 を基準
とすると、図示したような一次結像面94に対して、い
わゆる前ピンとなる場合には位相差は上記y0 よりも大
きくなり、後ピンとなる場合には位相差は上記y0 より
も小さくなる。
【0012】こうして、合焦時の位相差をy0 、現状の
位相差をy、撮影光学系95等の光学的性質に起因する
その他の定数をa,b,cとすると、現状のデフォーカ
ス量DFは次の数式2により表される。
【0013】
【数2】DF=a・{b−(y−y0 )}−c
【0014】上記図7,図8に示したような三角測距方
式は、基線長に基づいて測距を行うものであるために、
測距精度を良くするには基線長を正確に決めて、これが
周囲環境の変化等の影響によって変動しないようにして
おく必要がある。
【0015】このような基線長の変動をもたらす可能性
のある要因としては、周囲環境の温度や湿度が例として
挙げられ、何らの対策を施さないと、こうした温度や湿
度の影響を受けて測距精度が低下することが考えられ
る。
【0016】このような点を改善するための一つのアプ
ローチとして、例えば特開昭60−235110号公
報、特開昭63−172216号公報などには、測温素
子を用いて測距装置の温度を計測し、計測された温度に
基づいて測距結果を補正する技術が記載されていて、こ
れにより測距精度の向上を図るようにしたものとなって
いる。
【0017】また他のアプローチとしては、例えば特開
平4−306607号公報、特開平5−303032号
公報、特開平9−318867号公報などに、分離した
2つのレンズの固定方法を工夫することにより、それぞ
れのレンズ自体の伸長/収縮と、レンズを受ける部材の
伸長/収縮とをうまく組み合わせて相殺させ、基線長を
ほぼ一定に維持しようとする技術が記載されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測距結
果を温度に基づき補正するタイプの従来技術では、レン
ズやレンズの固定部材そのものの温度を計測することが
困難である点で、必ずしも十分な補正精度を確保するこ
とができるとはいえず、また、測温素子を必要とする分
だけコスト的にも高価となってしまう。さらに、この技
術では、湿度による補正を行うことはできなかった。
【0019】一方、基線長の変化をキャンセルするタイ
プの従来技術では、レンズを2つに分離したために基線
長自体を正確に揃えるのが困難となり、測距装置毎の個
体差が大きくなってしまう。さらに、要求される組立精
度が高くなるために、組立コストが高くなるか、また
は、測距装置の測距精度が劣化することになる。そして
この技術では、温度の影響をキャンセルすることと、湿
度の影響をキャンセルすることとを両立させるのは困難
である。
【0020】従って上述したような従来の測距装置で
は、周囲環境の変化による測距精度の劣化対策が十分と
はいえず、測距精度が低いにも関わらず、部品コストや
組立コストが高くなってしまっていた。さらに、周囲環
境の中でも湿度については、温度よりも対策が一層不十
分であるという課題があった。
【0021】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、温度や湿度等の周囲環境の変動によることなく高
い測距精度を維持することができる簡単で安価な測距装
置を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による測距装置は、被写体像を結像す
る少なくとも一対のレンズと、上記少なくとも一対のレ
ンズの結像面に配置されそれぞれのレンズを通った光線
を受光して像信号を生成する受光素子と、上記受光素子
とは別体に構成されていて該受光素子の一部を遮光する
遮光部材とを具えたものである。
【0023】また、第2の発明による測距装置は、被写
体像を結像する少なくとも一対のレンズと、上記少なく
とも一対のレンズの結像面に配置されそれぞれのレンズ
を通った光線を受光して像信号を生成する受光素子とを
有するとともに、少なくとも一対のアパーチャーと少な
くとも一対のスリットとが設けられた板部材を具備し、
上記板部材を上記レンズと上記受光素子との間の光路中
に挿入するものである。
【0024】さらに、第3の発明による測距装置は、上
記第2の発明による測距装置において、上記少なくとも
一対の像信号の相関演算を行い該少なくとも一対の像信
号の位相差を出力する相関演算手段をさらに具備し、上
記アパーチャーを通った光線による像信号が入力された
ときの上記相関演算手段の出力を、上記スリットを通っ
た光線による像信号が入力されたときの上記相関演算手
段の出力で補正するものである。
【0025】第4の発明による測距装置は、上記第2ま
たは第3の発明による測距装置において、上記スリット
に拡散板を含む光学部材を挿入するものである。
【0026】第5の発明による測距装置は、上記第4の
発明による測距装置において、光源と、上記光源からの
光を上記拡散板に導くためのライトガイド手段と、をさ
らに具えたものである。
【0027】第6の発明による測距装置は、上記第2、
第3、第4、または第5の発明による測距装置におい
て、上記受光素子が、上記アパーチャーを通った光線の
像信号を生成する受光素子領域と、上記スリットを通っ
た光線の像信号を生成する受光素子領域とを有してお
り、上記像信号を生成する積分動作を上記各受光素子領
域について独立に実行するものである。
【0028】第7の発明による測距装置は、上記第5の
発明による測距装置において、上記光源が上記受光素子
とともに同一チップ上に構成されているものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図5は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は測距装置の構成を示
す分解斜視図、図2は測距装置の構成を示す一部断面を
含む側面図である。
【0030】この測距装置は、図1,図2に示すよう
に、被写体からの光線を集光するための左側レンズ1L
および右側レンズ1Rを一体に成型して構成されている
レンズ1と、上記左側レンズ1Lおよび右側レンズ1R
を各通過する光線の範囲を規制するための矩形孔でなる
左側アパーチャー5Lおよび右側アパーチャ5Rが設け
られている遮光部材たる板部材2と、この板部材2を通
過した光線を受光して測距信号を出力する相関演算手段
たるAFIC3と、を有して左右対称となるように構成
されている。
【0031】上記板部材2は、上記左側アパーチャー5
Lおよび右側アパーチャ5Rの各両側にスリットが形成
されていて、より詳しくは、左側アパーチャー5Lの左
側にスリット6LLが、該左側アパーチャー5Lの右側
にスリット6LRが、右側アパーチャー5Rの左側にス
リット6RLが、該右側アパーチャー5Rの右側にスリ
ット6RRが、それぞれ形成されている。これらのスリ
ット6LL,6LR,6RL,6RRは、後述する受光
素子4L,4Rのセンサ並び方向と直交する方向に細長
のスリットとなっている。
【0032】なお、ここでは各アパーチャ5L,5Rに
ついてそれぞれ2つずつのスリットを形成したが、後で
他の例を説明するように、これに限るものではない。
【0033】上記AFIC3は、上記左側レンズ1Lお
よび右側レンズ1Rにより集光され上記左側アパーチャ
ー5Lおよび右側アパーチャ5Rを各通過する光線をそ
れぞれ受光して光電変換するラインセンサ等でなる受光
素子4(左側受光素子4Lおよび右側受光素子4R)
と、これらの受光素子4L,4Rを周辺回路と共にその
上面側に配置している下側パッケージ3aと、上記受光
素子4L,4R等を上から透明な素材により覆うように
して形成されている上側パッケージ3bと、上記受光素
子4L,4Rの出力信号を該パッケージ内の周辺回路で
処理した後に測距信号として出力する端子3cとを有し
て構成されている。
【0034】そして、この板部材2は上記AFIC3の
上側パッケージ3bの上面に近接して配置されていて、
該板部材2の下面にはAFIC3との間隔を規定するた
めのスペーサ9が突設されている。
【0035】また、この測距装置の基線長Bは、左側レ
ンズ1Lの光軸と右側レンズ1Rの光軸とのなす間隔と
なっている。
【0036】そして、上記スリット6LLとスリット6
RLとの間隔は、この基線長Bと一致するように構成さ
れ、同様に、スリット6LRとスリット6RRとの間隔
も基線長Bに一致するように構成されている。
【0037】次に、図3は、上記図2に示したような構
成において、異なる温度で受光素子4L,4Rから得ら
れる各出力信号(像信号)の例を示す線図である。
【0038】図3(A)は温度がT[℃]のときの受光
素子4Lの像信号、図3(B)は温度がT[℃]のとき
の受光素子4Rの像信号、図3(C)は温度がT+ΔT
[℃]のときの受光素子4Lの像信号、図3(D)は温
度がT+ΔT[℃]のときの受光素子4Rの像信号であ
る。
【0039】なお、この図3においては、受光素子4
R,4Lから出力される像信号が、暗い部分はレベルが
低く、明るい部分はレベルが高くなるような例について
図示しているが、これは単なる一例を示したものであ
り、像信号を量子化する方法によっては、被写体の明暗
とセンサデータのレベルの高低とが逆転する場合ももち
ろんあり得る。
【0040】図中の符号7LC,7LC’で示す部分
は、アパーチャー5Lを通過した光線による像信号、符
号7RC,7RC’で示す部分は、アパーチャー5Rを
通過した光線による像信号をそれぞれ示している。
【0041】これらのアパーチャ5L,5Rによる像信
号は、被写体に応じて各種のものが得られ、像信号7L
Cと7RCまたは像信号7LC’と7RC’の位相差
は、被写体距離に関連している。
【0042】さらに図中の符号7LL,7LL’で示す
部分は、スリット6LLを通過した光線による像信号、
符号7LR,7LR’で示す部分は、スリット6LRを
通過した光線による像信号、符号7RL,7RL’で示
す部分は、スリット6RLを通過した光線による像信
号、符号7RR,7RR’で示す部分は、スリット6R
Rを通過した光線による像信号をそれぞれ示している。
【0043】上記スリット6LL,6LR,6RL,6
RRは、スリット幅を十分に細く形成することにより、
これらを通過した光線の像信号が、被写体のコントラス
トの影響を受けることなく略一定の形状となるように構
成されている。従って、像信号の形状の変化としては、
その山の高さが被写体の輝度に応じて変化する程度であ
る。こうして、スリット間隔を正確に計ることが可能と
なっている。
【0044】続いて、温度が+ΔT[℃]上昇するとい
う周囲環境の変化が生じて、基線長Bに伸長が生じた場
合の像信号の変化について説明する。
【0045】温度変化が生じると、レンズ1、板部材
2、AFIC3などを構成する物質に伸長/収縮が生
じ、それぞれの位置関係が変化する。この例で説明する
場合のように温度が上昇した場合には、物質に伸長が生
じることが多いために、ここでは基線長Bが例えば伸長
したものとする。
【0046】この基線長Bに伸長が生じたときには、図
3(A)に示す点Pa は、図3(C)に示すような点P
a'に移動し、矢印Vb に示す方向と長さだけ位置が変化
する。このとき板部材2のアパーチャー5Lの位置も変
化しているために、図3(A)と図3(C)とを比較す
ると、被写体像信号のエッジ位置も移動している。
【0047】同様に、図3(B)に示す点Pb は、図3
(D)に示すような点Pb'に移動し、矢印Ve に示す方
向と長さだけ位置が変化する。そして、アパーチャー5
Rの位置変化により、被写体像信号のエッジ位置も移動
している。
【0048】また、スリット6LL,6LR,6RL,
6RRを通過した光線の像信号は、スリット位置の変化
に伴って、図示のように移動する。
【0049】すなわち、図3(A)に示すスリット6L
Lによる像信号7LLは、矢印Vaに示す方向と長さだ
け位置が変化して、図3(C)に示すような像信号7L
L’となり、図3(A)に示すスリット6LRによる像
信号7LRは、矢印Vc に示す方向と長さだけ位置が変
化して、図3(C)に示すような像信号7LR’とな
る。
【0050】同様に、図3(B)に示すスリット6RL
による像信号7RLは、矢印Vd に示す方向と長さだけ
位置が変化して、図3(D)に示すような像信号7R
L’となり、図3(B)に示すスリット6RRによる像
信号7RRは、矢印Vf に示す方向と長さだけ位置が変
化して、図3(D)に示すような像信号7RR’とな
る。
【0051】上記像信号の変化量は、上述したように測
距装置が左右対称となるように構成されていることか
ら、左右対称の移動量となっていて、ベクトル的な加算
を行うと、Va +Vf =0,Vb +Ve =0,Vc +V
d =0となる関係にある。
【0052】さらに、図示しない左右対称の中心線から
の距離が遠くなるほど、その移動量が大きくなるように
なっていて、ベクトルの長さを比較すると、|Va |>|
Vb |>|Vc |などとなっている。
【0053】上述したような+ΔTの温度変化による物
質の伸長/収縮量Δlは、物質の熱線膨張係数をα、物
質の長さをlとすると、一般的に、次の数式3に示すよ
うに表される。
【0054】
【数3】Δl=α・ΔT・l
【0055】本実施形態においては、レンズ1と板部材
2とを同一の材質により形成したものとしてその熱線膨
張係数をα1 とすると、温度T[℃]のときの像信号7
LCと像信号7RCの位相差と、温度T+ΔT[℃]の
ときの像信号7LC’と像信号7RC’の位相差との変
化量は、|Vb −Ve |に相当し、これは上記数式3を用
いれば、次の数式4に示すように表される。
【0056】
【数4】ΔB=α1 ・ΔT・B
【0057】また、温度T[℃]のときのスリット6L
L,6RLの像信号7LL,7RLの位相差と、温度T
+ΔT[℃]のときの像信号7LL’,7RL’の位相
差との変化量は、|Va −Vd |に相当するとともに、温
度T[℃]のときの像信号7LR,7RRの位相差と、
温度T+ΔT[℃]のときの像信号7LR’,7RR’
の位相差との変化量は、|Vc −Vf |に相当し、これら
は何れも等しい値であって、次の数式5に示すようにな
る。
【0058】
【数5】ΔB=α1 ・ΔT・B
【0059】上記数式4と数式5は同一であるために、
基線長Bと同一の間隔で配置されたスリットによる像同
士の距離の変化量を検出することができれば、基線長B
の変化量を検出することも可能であることがわかる。
【0060】以上の説明は、スリット間隔を基線長Bに
等しくなるように構成した場合のものであるが、等しく
ない場合でも、以下のようにして同様に基線長Bの変化
量を検出することができる。
【0061】図示はしないが、スリット間隔をSとし、
基線長Bとスリット間隔Sの長さの比をB/S=εとす
る。これは例えば、図2に示したスリット6LR,6R
L、図3に示した像信号7LR,7RLおよび7L
R’,7RL’によって、基線長Bの変化量ΔBを検出
する場合に該当する。
【0062】このときの基線長Bの変化量ΔBは、次の
数式6に示すようになる。
【0063】
【数6】ΔB=ε・(α1 ・ΔT・S)
【0064】さらに、レンズ1と板部材2の材質も異な
るような、より一般的な場合には、板部材2の熱線膨張
係数をα2 、レンズ1と板部材2の熱線膨張係数の比を
α0とすると、基線長Bの変化量ΔBは、次の数式7に
示すようになる。
【0065】
【数7】ΔB=α0 ・ε・(α2 ・ΔT・S)
【0066】このように、何れの場合でも、スリット間
隔の変化量を検出すれば、基線長の変化量を知ることが
可能であり、この基線長の変化量に基づいて測距結果を
補正することにより、測距精度の劣化を防ぐことも可能
となる。
【0067】また、上述では温度に関する基線長の変化
を検出する例について説明したが、湿度に関する基線長
の変化を検出して、測距結果を補正する場合について
も、原理的に同様に行うことが可能である。
【0068】湿度も含めて補正する場合は、少なくとも
レンズ1を形成する材質と板部材2を形成する材質とを
同一のものとすれば、複雑な計算が不要となるために、
望ましい手段である。
【0069】このように、基線長とスリット間隔の比例
計算を行うのみで、温度や湿度による基線長の変化量を
求めることができる。
【0070】次に、上述のような基本的な構成を具体的
に適用した測距装置の例について、図面を参照して説明
する。
【0071】まず、図4は、上記図2に示した構成をほ
ぼそのまま採用してユニット化した測距装置の例を示す
断面図である。
【0072】左側レンズ1Lにより集光される光線の光
路と、右側レンズ1Rにより集光される光線の光路と
は、互いに干渉し合うことのないように筐体によって分
離される必要がある。そこで、この構成例においては、
上述したような板部材2を、レンズ1を保持する筐体と
一体に構成して、遮光部材たる筐体2Aとしている。
【0073】すなわち、この筐体2Aは、例えば略直方
体形状をなす箱状部材でなり、その中央部に隔壁12を
形成して、内部を上記左側レンズ1Lの光線が通過する
左室11Lと上記右側レンズ1Rの光線が通過する右室
11Rとに分離している。
【0074】左室11Lの底面には、上記アパーチャー
5Lおよびスリット6LL,6LRが穿設され、同様に
右室11Rの底面には、上記アパーチャー5Rおよびス
リット6RL,6RRが穿設されている。
【0075】また、筐体2Aの上面側にはレンズ1を設
置するための凹部15が形成されていて、この凹部15
に突設されたスペーサ16を介して上記レンズ1が取り
付けられている。
【0076】そして、凹部15の上記左側レンズ1Lと
右側レンズ1Rに各対応する部分には、光線を上記左室
11Lと右室11Rにそれぞれ導くためのものであっ
て、不要な光線を除去する絞りも兼ねた光透過孔14
L,14Rがそれぞれ穿設されている。
【0077】また、上記左室11Lと右室11Rの内壁
面には、光線の内面反射等を防止するための構造部13
が形成されている。
【0078】この図4に示す例は、スリット6LLとス
リット6RLのなす間隔、またはスリット6RLとスリ
ット6RRのなす間隔が、基線長Bに一致するように構
成された例である。
【0079】次に、図5は、折り返し光学系を用いて基
線長を大きくとることにより、測距精度を高めるように
した高精度測距装置の例を示す断面図である。
【0080】この図5に示す測距装置の場合には、左側
レンズ21Lと右側レンズ21Rは別体として構成され
ている。
【0081】そして、遮光部材たる筐体2Bには、レン
ズ設置用の凹部27L,27Rが、基線長Bを大きくと
るように離して形成され、そこに上記左側レンズ21L
と右側レンズ21Rが各設置されている。
【0082】上記凹部27L,27Rの各底面には、上
記左側レンズ21Lと右側レンズ21Rから各入射され
る光線を内部空間22に導くとともに不要な光線を除去
するための光透過孔26L,26Rがそれぞれ穿設され
ている。
【0083】また、筐体2Bの左右の傾斜面には窓孔2
5L,25Rを介してミラー24L,24Rが各固定さ
れており、上記左側レンズ21Lと右側レンズ21Rか
ら各入射された光線を中央側に向けて反射するようにな
っている。
【0084】この中央側に反射された光線の光路上には
例えばプリズムでなる反射部材23が配設されていて、
左右からの光線を各反射面によりAFIC3へ向けて反
射するようになっている。
【0085】すなわち、この反射部材23により反射さ
れた光線は、該筐体2Bの底面に穿設されたアパーチャ
5L,5Rを各介して受光素子4L,4Rに入射するよ
うになっている。
【0086】また、上記アパーチャ5Lの左側にはスリ
ット6LLが、上記アパーチャ5Rの右側にはスリット
6RRが穿設されており、この図5に示す例において
は、スリット6LRとスリット6RLは省略されてい
る。
【0087】こうしてこの図5に示す例は、基線長Bを
折り返し光学系で大きくしているために、該基線長B
が、スリット6LLとスリット6RRのなす間隔Sより
も大きくなるように構成された例となっている。
【0088】なお、図示はしないが、上記図8に示した
ようなTTL型の測距装置に上述したような構成を適用
することも勿論可能であり、上記セパレータレンズ91
と受光素子4L,4Rの間に、上述したようなアパーチ
ャーとスリットを有する板部材を配設すれば良い。
【0089】また、上述したように、受光素子4により
スリット間隔を測定することが肝要であるために、スリ
ットの幅を十分に細くすることが望ましい。スリットの
幅を十分に細くすれば、被写体のコントラストの影響を
取り除くことが可能となって、より正確な測定を行うこ
とが可能となる。
【0090】このような第1の実施形態によれば、部品
コストや組立コストの増加を招くことなく、温度や湿度
等の周囲環境が変化しても高い測距精度を維持すること
ができる簡単な構成の測距装置となる。
【0091】図6は本発明の第2の実施形態を示したも
のであり、測距装置の構成を示す分解斜視図である。こ
の第2の実施形態において、上述の第1の実施形態と同
様である部分については同一の符号を付して説明を省略
し、主として異なる点についてのみ説明する。
【0092】本実施形態は、被写体が暗い場合や、ある
いはスリット幅を十分に細くすることができない場合で
も、正確な測定を行うことができるようにした例を示す
ものである。
【0093】例えば、被写体が暗い場合については、通
常は補助光を点灯させて被写体を照明することにより対
処するようになっているが、例えば被写体までの距離が
遠い場合などには、補助光の点灯を行っても、スリット
像を検出するのが不可能になるほどの低いレベルの受光
素子出力となる場合がある。本実施形態はこうした場合
にも対応することができるように構成したものである。
【0094】すなわち、この測距装置は、図6に示すよ
うに、左側レンズ1Lおよび右側レンズ1Rを一体に成
型して構成されているレンズ1と、上記左側レンズ1L
および右側レンズ1Rを各通過する光線の範囲を規制す
るためのやや細長の矩形孔でなる左側アパーチャー5
L’および右側アパーチャ5R’が設けられている遮光
部材たる板部材2と、この板部材2を通過した光線を受
光して測距信号を出力する相関演算手段たるAFIC3
と、を有して構成されている。
【0095】上記板部材2は、上記左側アパーチャー5
L’および右側アパーチャ5R’の例えば図6における
左側にスリットが形成されていて、より詳しくは、左側
アパーチャー5L’の左側にスリット6LLが、右側ア
パーチャー5R’の左側にスリット6RLが、それぞれ
形成されている。
【0096】これらのスリット6LL,6RLには、光
を拡散させて被写体のコントラストの影響等を取り除く
ためのライトガイド手段たる拡散板31L,31Rがそ
れぞれ嵌入されている。
【0097】上記AFIC3は、上述したように、受光
素子4を上側パッケージ3bと下側パッケージ3aとで
挟み込んでなり、この受光素子4は、例えば発光LED
等でなる光源32L,32Rが、同一チップ上にさらに
形成されたものとなっていて、モノリシック構造となっ
ている。
【0098】より詳しくは、左側受光素子4Lの左寄り
に近接する位置であって、上記板部材2のスリット6L
Lに対応する位置に光源32Lが設けられ、右側受光素
子4Rの左寄りに近接する位置であって、上記板部材2
のスリット6RLに対応する位置に光源32Rが設けら
れている。
【0099】続いて、このように構成された測距装置の
作用について説明する。
【0100】まず、被写体が十分に明るい場合には、レ
ンズ1を介して入射する光束に基づいてスリット間隔の
変化量の計測を行う。このときには、該光束が、スリッ
ト6LLに嵌合された拡散板31Lを介して拡散された
後に左側受光素子4Lに像を結ぶとともに、スリット6
RLに嵌合された拡散板31Rを介して拡散されてから
右側受光素子4Rに像を結ぶ。こうして、拡散板31
L,31Rを介することにより、被写体によることな
く、つまり被写体のコントラスト等の影響を受けること
なく、スリット間隔の変化量を正確に計測して、基線長
の変化量を正確に知ることができる。
【0101】次に、被写体の輝度が低く、レンズ1を介
して入射する光束に基づいてスリット間隔の変化量の計
測を行うのが困難である場合には、入射光を光電変換し
て得られた電荷の積分値等に基づきその旨を検出して、
図示しないAF制御回路やシステムコントローラの指令
により、上記光源32L,32Rが発光される。
【0102】一方の光源32Lにより発光された光は、
上記拡散板31Lに入射してその拡散面等で散乱された
後に、一部が上記左側受光素子4Lに入射する。同様
に、他方の光源32Rにより発光された光も上記拡散板
31Rに入射して、散乱された後に上記右側受光素子4
Rに入射する。
【0103】こうして、光源32L,32Rにより発光
された光が、ライトガイド手段として機能する上記拡散
板31L,31Rを介して、受光素子4L,4Rに伝達
されることにより、被写体の輝度に関わらずスリット間
隔の変化量を正確に計測することが可能となる。
【0104】なお、上述では、拡散板をスリットの内部
に嵌入するようにしたが、これに限るものではなく、該
スリットを通過する光を拡散することができるようなス
リットの近傍位置に設置するようにしても構わない。
【0105】このような第2の実施形態によれば、上述
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、光源の光をライトガイド手段である拡散板を介して
スリットに導いて、必ずスリット像を得ることができる
ように工夫したために、被写体のコントラストや輝度に
依存することなく、常に正確な測距を行うことが可能と
なる。
【0106】また、光源を受光素子と同一チップとして
構成したために、測距装置が大型化することはない。
【0107】なお、上述したような各実施形態におい
て、被写体像信号とスリット像信号の信号レベルを比較
すると、例えばレンズ1を介して入射する光束を用いる
場合には、スリット像信号の光量の方が少なく信号レベ
ルが低くなるのが一般的である。一方で、上述したよう
な光源を用いてスリット像を得る場合には、この逆にス
リット像から得られる信号レベルの方が高くなることも
あり得る。こうした点を考慮して、被写体像を受光して
像信号を生成する受光素子領域の積分と、スリット像を
受光して像信号を生成する受光素子領域の積分とは、独
立して行うようにすることが望ましい。
【0108】また、温度や湿度による測距誤差を補正す
るためのデータ(スリット間隔に関するスリット像信号
の位相差)の測定は、タイムラグを短縮するために、レ
リーズ動作中以外の部分で行われると考えられる。この
場合には、所定の時間間隔毎に常時実行するようにし
て、レリーズ動作の際に、それらの内の最新データを用
いるようにしたり、あるいは複数の最新データを平均し
て用いるようにすると良い。また、カメラのパワースイ
ッチがオンされたときにのみ、この測距誤差補正データ
の測定を行うようにしても構わない。
【0109】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0110】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0111】(1) 被写体像を結像する一対のレンズ
と、上記一対のレンズの結像面に配置され、それぞれの
レンズを通った光線を受光して像信号を生成する受光素
子と、を有する測距装置であって、一対のアパーチャー
と少なくとも一対のスリットとが設けられた板部材を具
備し、上記板部材を上記一対のレンズと上記受光素子と
の間の光路中に挿入することを特徴とする測距装置。
【0112】(2) 上記一対のスリット間の距離は、
上記一対のアパーチャー間の距離と同一であることを特
徴とする付記(1)に記載の測距装置。
【0113】(3) 上記一対のスリット間の距離は、
基線長と同一であることを特徴とする付記(1)または
付記(2)に記載の測距装置。
【0114】(4) 上記一対の像信号の相関演算を行
い、一対の像信号の位相差を出力する相関演算手段をさ
らに具備し、上記アパーチャーを通った光線による像信
号が入力されたときの上記相関演算手段の出力を、上記
スリットを通った光線による像信号が入力されたときの
上記相関演算手段の出力で補正することを特徴とする付
記(1)、付記(2)、または付記(3)に記載の測距
装置。
【0115】(5) 上記レンズと板部材は、同一の材
質により形成されていることを特徴とする付記(1)に
記載の測距装置。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
度や湿度等の周囲環境の変動によることなく高い測距精
度を維持することができる簡単で安価な測距装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の測距装置の構成を示
す分解斜視図。
【図2】上記第1の実施形態の測距装置の構成を示す一
部断面を含む側面図。
【図3】上記第1の実施形態において、異なる温度で左
右の受光素子から得られる像信号の例を示す線図。
【図4】上記第1の実施形態において、上記図2に示し
た構成をほぼそのまま採用してユニット化した測距装置
の例を示す断面図。
【図5】上記第1の実施形態において、折り返し光学系
を用いて基線長を大きくとることにより、測距精度を高
めるようにした高精度測距装置の例を示す断面図。
【図6】本発明の第2の実施形態の測距装置の構成を示
す分解斜視図。
【図7】従来技術における測距装置の一例の概要を示す
図。
【図8】従来技術における測距装置の他の例の概要を示
す図。
【符号の説明】
1…レンズ 1L,21L…左側レンズ 1R,21R…右側レンズ 2…板部材(遮光部材) 2A,2B…筐体(遮光部材、板部材) 3…AFIC(相関演算手段) 4,4R,4L…受光素子 5R,5L,5R’,5L’…アパーチャ 6LL,6LR,6RL,6RR…スリット 31R,31L…拡散板(ライトガイド手段) 32R,32L…光源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を結像する少なくとも一対のレ
    ンズと、 上記少なくとも一対のレンズの結像面に配置され、それ
    ぞれのレンズを通った光線を受光して像信号を生成する
    受光素子と、 上記受光素子とは別体に構成されていて、該受光素子の
    一部を遮光する遮光部材と、 を具備することを特徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 被写体像を結像する少なくとも一対のレ
    ンズと、 上記少なくとも一対のレンズの結像面に配置され、それ
    ぞれのレンズを通った光線を受光して像信号を生成する
    受光素子と、 を有する測距装置であって、 少なくとも一対のアパーチャーと少なくとも一対のスリ
    ットとが設けられた板部材を具備し、 上記板部材を上記レンズと上記受光素子との間の光路中
    に挿入することを特徴とする測距装置。
  3. 【請求項3】 上記少なくとも一対の像信号の相関演算
    を行い、該少なくとも一対の像信号の位相差を出力する
    相関演算手段をさらに具備し、 上記アパーチャーを通った光線による像信号が入力され
    たときの上記相関演算手段の出力を、上記スリットを通
    った光線による像信号が入力されたときの上記相関演算
    手段の出力で補正することを特徴とする請求項2に記載
    の測距装置。
  4. 【請求項4】 上記スリットに拡散板を含む光学部材を
    挿入することを特徴とする請求項2または請求項3に記
    載の測距装置。
  5. 【請求項5】 光源と、 上記光源からの光を上記拡散板に導くためのライトガイ
    ド手段と、 をさらに具備することを特徴とする請求項4に記載の測
    距装置。
  6. 【請求項6】 上記受光素子は、上記アパーチャーを通
    った光線の像信号を生成する受光素子領域と、上記スリ
    ットを通った光線の像信号を生成する受光素子領域とを
    有しており、 上記像信号を生成する積分動作を上記各受光素子領域に
    ついて独立に実行することを特徴とする請求項2、請求
    項3、請求項4、または請求項5に記載の測距装置。
  7. 【請求項7】 上記光源は、上記受光素子とともに同一
    チップ上に構成されていることを特徴とする請求項5に
    記載の測距装置。
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