JP2000351438A - ローラ保護リング - Google Patents

ローラ保護リング

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ保護リングの部品数が少なく、交換作
業が簡単、迅速に行なえ、リング外周面に隙間が生じな
いようにする。 【解決手段】 本発明のローラ保護リング1は、複数の
弯曲片2a、2bをそれぞれを所定の間隔をあけて円筒
形に配置した、剛性を有する取付け部材2と、該取付け
部材2の外周面に一体となるよう固着され、取付け部材
2の対向する縁部において切断部6を有するC字形の弾
性部材3とからなる。取付け部材2をローラ7に外挿
し、弾性部材3の切断部6を閉じた状態で、取付け部材
2をローラ7に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種搬送設備におけ
るベルトコンベアのリターンローラ、鋼板搬送設備にお
けるテーブルローラやターニングローラ、サポートロー
ラ、あるいは各種機械のローラ等に使用されるローラ保
護リングに関する。
【0002】
【従来の技術】図14に示すように、ベルトコンベア1
00のベルト101はキャリアローラ102で支持され
た「行き部分」101とリターンローラ104で支持さ
れた「戻り部分」105とに区分される。前記ベルトコ
ンベア100により、鉄鉱石、焼結鉱、土砂、石灰、コ
ークス、塩、砂糖、セメント、飼料、ケミカルなどの被
搬送物106を搬送する際、前記被搬送物106の粉末
がベルト101の外面に付着したまま前記戻り部分10
5に搬送され、図15に示すように、リターンローラ1
04にダンゴ状に付着する。それにより、ベルト101
の動きが阻害されトラブルの原因となる。例えば、図1
5に示す矢印方向にベルトが蛇行してベルトコンベア1
00のフレーム等に接触することにより、ベルトの耳切
れ、ゴム剥離、貫通傷等により寿命が低下する。また、
リターンローラ104のベアリングが損傷したり、騒音
が増大する。ひいては、リターンローラ104が静止し
てそのダンゴ状の付着物がベルト101を擦ってベルト
101を縦裂きにすることがある。さらに、前記リター
ンローラ104に堆積した被搬送物106はその下の床
面に落下するので、その落下物107の処理をする必要
もある。
【0003】そこで、図16(A)に示すように、天然
ゴムやウレタンゴムからなるゴムリング108をローラ
7に圧入し接着剤にて固着したものが実用化されてい
る。これらは、ローラ7のベルト101との当接面に天
然ゴムやウレタンゴムを使用することによって、前記ロ
ーラ7に被搬送物が堆積するのを防ぐことを可能にした
ものである。しかし、この取付け方法では、接着剤が短
時間で剥離し、ゴムリング108が左右に移動してベル
ト101に付着した被搬送物を落下させるので、従来と
同様の問題が生じる。また、中央のゴムリング108
は、それ以外のローラ保護リングを動かさずにそれのみ
を交換することができないので、ローラ7と一体に交換
しなければならず、不経済である。また、図16(B)
に示すように、ローラ7に溶接したフランジ109にゴ
ムリング108をボルト110で締めて固着したものも
実用化されている。この方法では、ゴムリング108が
ローラ7から外れる恐れはなくなるが、製作費が高く、
フランジ109の分だけリング径が大になるうえ、前記
圧入するゴムリング108と同様、ゴムリング108と
ローラ7を一体に交換しなければならず、不経済であ
る。
【0004】また、実公平2−40029号公報では、
図17に示すように、順次外側から内側に向かって、セ
ラミックが埋め込まれた合成ゴム層と鋼板層とゴム層か
らなるローラ保護リング113を2つ割りの半円弧体1
11で構成し、該半円弧体111をローラ7の両側から
嵌め合わせ、ローラ7にバンド112で一体的に固縛す
ることにより、ローラ7に取り付けた任意のローラ保護
リング113を交換可能なようにしたものが提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のローラ保護リング113では、2つ割りの半円弧体
111から構成されているので、部品数が多く、交換作
業が複雑で長時間を要するという問題点があった。さら
に、リングが2つ割りのため、リング外周面に隙間が生
じて、その隙間に被搬送物が入り込み、それが核となり
被搬送物がダンゴ状に固着するという問題点もあった。
【0006】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、ローラ保護リングの部品数が少なく、交換
作業が簡単、迅速に行なえ、リング外周面に隙間が生じ
ないようにしたローラ保護リングを提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、複数の弯曲片をそれ
ぞれ所定の間隔をあけて円筒形に配置した、剛性を有す
る取付け部材と、該取付け部材の外周面に一体となるよ
う固着され、前記取付け部材の対向する縁部において切
断部を有するC字形の弾性部材とからなり、前記取付け
部材をローラに外挿し、前記弾性部材の切断部を閉じた
状態で、前記取付け部材をローラに固着するようにした
ものである。
【0008】請求項2の発明は、前記弾性部材の切断部
間の間隔を内周部よりも外周部を狭くしたものである。
【0009】請求項3の発明は、前記弾性部材に、該弾
性部材と前記取付け部材との固着面において、前記取付
け部材の対向する縁部のうち前記弾性部材の切断部と重
なる縁部を除いて、前記取付け部材の対向する縁部から
所定の範囲内に非固着部を設けたものである。
【0010】請求項4の発明は、前記弾性部材の切断部
を当接するとき、当該切断部を閉じた状態に保持する当
接保持手段を設けたものである。
【0011】(作用)前記請求項1の発明では、複数の
取付け部材と弾性部材とが一体となるよう固着されてい
るので、ローラ保護リングに関する部品数が少なく簡便
である。また、弾性部材の切断部をローラの直径より広
げることが可能なのでローラの任意の場所に嵌め合わす
ことができる。よって、所望のリングのみを交換でき
る。そして、弾性部材の切断部を閉じた状態でローラに
固着することによって、交換作業は簡単、迅速に完了す
る。
【0012】前記請求項2の発明では、弾性部材の切断
部間の間隔を内周部よりも外周部を狭くしたので、弾性
部材の切断部を閉じる際、外周部が先に閉じ次に内周部
が閉じる。弾性部材の外周部は、内周部が閉じるまで押
し付け合うので密着することができる。それにより、ロ
ーラ保護リングの外周面に隙間が生じず、被搬送物がそ
の隙間に入り込むことがない。
【0013】前記請求項3の発明では、弾性部材に、該
弾性部材と取付け部材との固着面において、取付け部材
の対向する縁部のうち弾性部材の切断部と重なる縁部を
除いて、取付け部材の対向する縁部から所定の範囲内に
非固着部を設けたので、切断部を広げる際に、ヒンジと
なる弾性部分が変形しやすくなり、取付け作業がより簡
単になる。
【0014】前記請求項4の発明では、弾性部材の切断
部を当接するとき、当該切断部を閉じた状態に保持する
当接保持手段を設けたので、切断部を簡単に閉じて保持
することができ、取付け部材をローラに固着する作業が
容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態にかかるローラ
保護リング1を示す。このローラ保護リング1は、取付
け部材2と弾性部材3からなっている。取付け部材2
は、曲げまたはプレス加工により半円筒形に形成された
2つの剛性を有する鋼板製の弯曲片2a、2bを所定の
間隔をあけて互いに対向するよう円筒形に配置されてい
る。これら弯曲片2a、2bは、鋼管をその軸に平行に
2つに分割したものでもよい。前記取付け部材2の幅方
向の両端には、複数の半円弧状の切欠き部4が形成され
ている。弾性部材3は、硬度80°〜90°のウレタン
ゴムからなり、断面が矩形でリングの一部を切断したC
字形をなしている。その弾性部材3は、前記取付け部材
2よりも幅が小さく、その内周面は前記取付け部材2の
外周面に一体に固着されている。前記弾性部材3は、前
記取付け部材2の対向する縁部においてその切断部6が
重なり、また弾性部材3の両側に前記取付け部材2が突
出し段部5を形成するように固着されている。その固着
方法は、C字形リングの成形型内に前記取付け部材2を
インサートし、その成形空間に流動性ゴムを注入して成
形した後、加硫する。
【0017】次に前記ローラ保護リング1をベルトコン
ベア設備のリターンローラに取り付ける手順について説
明する。まず、図2に示すように、弾性部材3の切断部
6をローラ7の直径より広げローラ7に嵌め合わす。さ
らに、バンド8で弾性部材3を締め付け、弾性部材3の
切断部6を閉じた状態に保持する。このとき、取付け部
材2の切欠き部4において取付け部材2とローラ7とを
溶接し互いに固着する。図3は、このようにしてローラ
7に固着された複数のローラ保護リング1を有するロー
ラ7の全体図を示す。ローラ保護リング1のローラ7に
対する取付けピッチは一定にしてもよいが、図3に示す
ように、両側の取付けピッチを中央の取付けピッチより
狭くするのが好ましい。ローラ保護リング1はローラ7
に溶接により固着されているため、ローラ保護リング1
に異常負荷がかかっても該ローラ保護リング1の位置ず
れや脱落の心配がない。バンド8は、溶接を完了した後
取り外し、他のローラ保護リング1を取り付ける際に転
用する。そして、ローラ保護リング1を交換する際、切
欠き部4における溶接部分をはつり取ることでローラ保
護リング1を簡単に取り外すことができる。
【0018】図4,5,6は、本発明の他の実施形態に
かかるローラ保護リング1を示す。このローラ保護リン
グ1の切断部6における外周部10の隙間S1は、内周
部9の隙間S2より小さくしてある。これは、図4に示
すように、弾性部材3の切断部6における片方の端面1
1aが、対向する端面11bに向かって法線12より突
出させることにより達成されている。また、弾性部材3
の切断部6における両方の端面11a、11bから突出
させてもよい。ローラ保護リング1をローラ7に取り付
ける際、図4に図示されている状態からバンド8を締め
付けて弾性部材3の切断部6を閉じると、まず図5に示
すように弾性部材3の外周部10が閉じる。さらに、バ
ンド8を締め付けることにより、図6に示すように弾性
部材3の内周部9を閉じると、弾性部材3の外周部10
は強く押し付け合う。それにより、ローラ保護リング1
の外周面に隙間が生じなくなるので、ローラ保護リング
1を使用した際、被搬送物が隙間に入ることはない。
【0019】図7、図8は、本発明のさらに他の実施形
態にかかるローラ保護リング1を示す。このローラ保護
リング1は、弾性部材3と取付け部材2との固着面にお
いて、取付け部材2の対向する縁部のうち弾性部材3の
切断部6と重なる縁部を除いて、取付け部材2の対向す
る縁部から所定の範囲内、好ましくは1cmの範囲内、
に非固着部Lを設けたものである。このように非固着部
Lを設けることで、弾性部材3の切断部6を広げる際に
ヒンジ部分Hが変形しやすくなり、取付けや取外し作業
がより簡単になる。その際の変形の様子を図7において
2点鎖線で図示する。
【0020】なお、前記実施形態では、当接保持手段と
して、バンド8を用いたが、これに限らず、図9に示す
ように、ワイヤ13を用いてもよい。すなわち、切断部
6において対向する弾性部材3の切断部6の近傍に幅方
向に貫通した穴14を設けて、この穴14にワイヤ13
を通し、切断部6が閉じた状態に保持する。このワイヤ
13は、取付け部材2の溶接が完了した時点で、取り外
してもよいが、そのままにしておくことも可能である。
【0021】また、前記バンド8の代わりに図10に示
すように、ネジ15を用いてもよい。すなわち、切断部
6において対向する取付け部材2の両端部にネジ穴を有
する金属片16を取り付け、そのネジ穴にネジ15を螺
合させ、そのネジ15を締め込むことによって、切断部
6を閉じた状態に保持する。このネジ15は、取付け部
材2の溶接が完了した時点で、取り外すことも可能であ
る。それにより、このネジ15は、他のローラ保護リン
グ1を取り付ける際に転用することができる。
【0022】また、前記実施形態では、弾性部材3は断
面が矩形のものを用いたが、図11に示すように断面が
外周に向かって幅狭になる形状のものを用いてもよい。
このものでは、外周面の幅が狭くなり、ベルトとの接触
面積が減少するので、ベルトに付着した被搬送物の落下
を防止することができる。
【0023】さらに、前記実施形態では、取付け部材2
として2つの弯曲片2a、2bを用いたが、3つ以上の
弯曲片を用いることもできる。例えば、図12に示すよ
うに120度に湾曲された3つの弯曲片2a、2b、2
cを用いたり、図13に示すように90度に湾曲された
4つの弯曲片2a、2b、2c、2dを用いてもよい。
【0024】さらに前記実施形態では、弾性部材3とし
てウレタンゴムを用いたが、合成ゴムまたは天然ゴムを
用いてもよい。
【0025】本発明にかかるローラ保護リング1は、前
記実施形態におけるように、コンベアベルトのリターン
ローラに限らず、鋼板搬送設備におけるテーブルローラ
やターニングローラ、サポートローラ、あるいは各種機
械のローラ等にも適用することができる。
【0026】製鉄における搬送用ベルトコンベアのリタ
ーンローラに本発明にかかるローラ保護リング(発明
品)を取り付けてテストを行ったところ、良好な効果を
得ることができた。表1は本発明品を取り付けたコンベ
アを示し、表2は本発明品の取り付け前における状態
と、取り付け後の状態を示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】表2から明らかなように本発明に係るロー
ラ保護リングを取り付けることにより、交換周期が延
び、また交換時の搬送ラインの停機時間も短縮でき、生
産歩留りが著しく向上した。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明は、ローラ保護リングの部品数が少なく、交換
作業が簡単、迅速に行なえるという効果を奏する。
【0031】請求項2の発明は、ローラ保護リングの外
周面に隙間が生じず、被搬送物がその隙間に入り込まな
いという効果を奏する。
【0032】請求項3の発明は、弾性部材と取付け部材
との固着面において、非固着部を設けたので、弾性部材
の切断部を広げる際に、ヒンジとなる弾性部分が変形し
やすくなり、取付け作業がより簡単になるという効果を
奏する。
【0033】請求項4の発明は、当該切断部を閉じた状
態に保持する当接保持手段を設けたので、切断部を簡単
に閉じて保持することができ、取付け部材をローラに固
着する作業が容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるローラ保護リング
の斜視図。
【図2】 図1のローラ保護リングのローラへの取り付
け状況を示す斜視図。
【図3】 図1のローラ保護リングを取り付けたローラ
が組み込まれたベルトコンベア設備の断面図。
【図4】 本発明のさらに他の実施形態にかかるローラ
保護リングの部分拡大正面図。
【図5】 図6のローラ保護リングの切断部の外周部が
閉じた状態を示す。
【図6】 図6のローラ保護リングの切断部の内周部が
閉じた状態を示す。
【図7】 本発明の他の実施形態にかかるローラ保護リ
ングの正面図。
【図8】 図4のローラ保護リングの底面図。
【図9】 当接保持手段としてワイヤを用いた本発明に
かかるローラ保護リングの斜視図。
【図10】 当接保持手段としてネジを用いた本発明に
かかるローラ保護リングの斜視図。
【図11】 外周面に向かって幅狭の断面を有する弾性
部材を用いた本発明にかかるローラ保護リングの底面
図。
【図12】 本発明の他の実施形態にかかるローラ保護
リングの正面図。
【図13】 本発明の他の実施形態にかかるローラ保護
リングの正面図。
【図14】 ベルトコンベア設備の断面図。
【図15】 図14のI−I線拡大断面図。
【図16】 (A)は、従来例のローラ保護リングを圧
入により取り付けられたローラの全体図。(B)は、従
来例のローラ保護リングをローラに設けられたフランジ
により固定されたローラの全体図。
【図17】 (A)は、従来例の2つ割りの半円弧体か
らなるローラ保護リングを有するローラの断面図。
(B)は、(A)のII−II断面図。
【符号の説明】
1 ローラ保護リング 2 取付け部材 3 弾性部材 6 切断部 9 内周部 10 外周部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 秀生 茨城県鹿嶋市大字光3番地 住友金属工業 株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 滝 輝雄 茨城県鹿嶋市大字光3番地 住友金属工業 株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 小峰 衛 茨城県鹿嶋市大字光3番地 住友金属工業 株式会社鹿島製鉄所内 Fターム(参考) 3F033 GA03 GA04 GA06 GB01 GC05 GE01 HA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の弯曲片をそれぞれ所定の間隔をあ
    けて円筒形に配置した、剛性を有する取付け部材と、 該取付け部材の外周面に一体となるよう固着され、前記
    取付け部材の対向する縁部において切断部を有するC字
    形の弾性部材とからなり、 前記取付け部材をローラに外挿し、前記弾性部材の切断
    部を閉じた状態で、前記取付け部材をローラに固着する
    ようにしたことを特徴とするローラ保護リング。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材の切断部間の間隔は内周部
    よりも外周部を狭くしたことを特徴とする請求項1に記
    載のローラ保護リング。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は、該弾性部材と前記取付
    け部材との固着面において、前記取付け部材の対向する
    縁部のうち前記弾性部材の切断部と重なる縁部を除い
    て、前記取付け部材の対向する縁部から所定の範囲内に
    非固着部を設けたことを特徴とする請求項1又は2のい
    ずれかに記載のローラ保護リング。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材の切断部を当接するとき、
    当該切断部を閉じた状態に保持する当接保持手段を有す
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
    ローラ保護リング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7246694B2 (en) 2003-07-18 2007-07-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Friction roller in conveyor
KR100877685B1 (ko) 2007-07-31 2009-01-08 (주)원에스티 롤러 어셈블리
JP2013216488A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Jae Kue Lee 弾性oリング及びその製造方法

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