JP2000351132A - 樹脂シートの製造方法 - Google Patents

樹脂シートの製造方法

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JP2000351132A
JP2000351132A JP11165408A JP16540899A JP2000351132A JP 2000351132 A JP2000351132 A JP 2000351132A JP 11165408 A JP11165408 A JP 11165408A JP 16540899 A JP16540899 A JP 16540899A JP 2000351132 A JP2000351132 A JP 2000351132A
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Katsuya Takayama
克也 高山
Mamoru Matsushita
守 松下
Hiroshi Hara
啓 原
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Mitsubishi Chemical MKV Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの均質性を一層高めることが出来るカ
レンダ加工による樹脂シートの製造方法を提供する。 【解決手段】 樹脂シートの製造方法は、粉体原料(W
1)を溶融原料(W2)、チップ原料(W3)に順次加
工し、次いで、チップ原料(W3)をシート(W4)に
カレンダ加工する樹脂シートの製造方法であり、カレン
ダ(7)のバンク(7A)の高さを超音波センサー(9
1)によって検出し、ミル装置(5)におけるチップ原
料(W3)の切出し幅を制御することにより、バンク
(7A)の高さを所定の範囲に保持し、しかも、ミル装
置(5)のミルストック(5A)の高さを第2の超音波
センサー(92)によって検出し、ミル装置(5)に対
する溶融原料(W2)の供給量を制御することにより、
ミルストック(5A)の高さを所定の範囲に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂シートの製造方法
に関するものであり、詳しくは、樹脂の粉体原料をチッ
プ原料に加工した後、カレンダによってシートに圧延加
工するカレンダ加工による樹脂シートの製造方法であっ
て、中間原料の供給量を的確に制御でき、シートの均質
性を一層高めることが出来る樹脂シートの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、カレンダ加工による樹脂シ
ートの製造においては、混練機によって粉体原料を溶融
した後、ミル装置によって短冊状のチップ原料に加工
し、次いで、カレンダにチップ原料を供給して樹脂シー
トに圧延加工する。上記カレンダ加工においては、得ら
れる樹脂シートの厚さを出来る限り一定に保持し且つ傷
付きを防止するため、カレンダロールによってチップ原
料を圧延する際、チップ原料の通過量を一定に保持する
と共に、空気の巻込みを防止することが重要である。そ
こで、カレンダ加工においては、最上段のカレンダロー
ルに形成されるバンクの高さを一定に維持する様に、チ
ップ原料の供給量を調整している。
【0003】カレンダにおけるバンクの高さの調整に関
する技術は、次の様な公報に開示されている。すなわ
ち、特開平7−32396号公報には、カレンダのバン
ク表面までの距離を超音波センサ等の反射型センサーで
一定時間ごとに検出し、バンク高さの平均値を演算する
「カレンダのバンク高さ測定方法」が記載されいる。ま
た、特開平8−142086号公報には、光学式、超音
波式などの複数の非接触型センサーによってバンク量を
計測し、平均化した計測データに基づき、カレンダに供
給される材料を切り出す際のナイフの幅を制御する「カ
レンダバンクコントロール装置」が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様にバンク量を高精度に測定し、カレンダロールに対す
るチップ原料の供給量を制御したとしても、カレンダの
バンク量は、制御における応答性の問題もあり、実際、
一定の範囲で常に変動している。従って、シートの均質
性を更に高めるには、バンク量の変動、換言すれば、バ
ンクの高さの変動を根本的により小さくするための改良
された手段が望まれる。
【0005】本発明は、カレンダにおけるバンクの高さ
の変動をより小さくすべく、一連の製造工程を種々検討
の結果なされたものであり、その目的は、樹脂シートの
厚さを一層均一に保持し且つ傷の発生をより低減させ得
る樹脂シートの製造方法、すなわち、シートの均質性を
一層高めることが出来るカレンダ加工による樹脂シート
の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る樹脂シートの製造方法は、オートフィ
ーダーから混練機に粉体原料を供給して溶融原料に加工
した後、ミル装置に溶融原料を供給してチップ原料に圧
延加工し、次いで、カレンダにチップ原料を供給してシ
ートに圧延加工する樹脂シートの製造方法において、カ
レンダの最上段のカレンダロールに形成されるバンクの
高さを超音波センサーによって検出し、ミル装置におけ
るチップ原料の切出し幅を制御することにより、バンク
の高さを所定の範囲に保持し、しかも、ミル装置のミル
ロールに形成されるミルストックの高さを第2の超音波
センサーによって検出し、ミル装置に対する溶融原料の
供給量を制御することにより、ミルストックの高さを所
定の範囲に保持することを特徴とする。
【0007】すなわち、上記の製造方法においては、2
つの超音波センサーを使用し、カレンダのバンクの高さ
及びミル装置のミルストックの高さの両方をそれぞれに
検出する。そして、第2の超音波センサーで検出したミ
ルストックの高さのデータに基づき、ミル装置に対する
溶融原料の供給量を制御し、ミルストックの高さを所定
の範囲に保持することにより、ミル装置で得られるチッ
プ原料の厚さを一定に保持する。従って、カレンダにチ
ップ原料を供給するにあたり、超音波センサーで検出し
たバンクの高さのデータに基づき、均一な厚さのチップ
原料の切出し幅を制御することにより、チップ原料の供
給量をより高精度に制御でき、バンクの高さを目標値に
一層近づけることが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る樹脂シートの製造方
法の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本
発明に係る樹脂シートの製造方法における主な加工工程
を示すフロー図である。図2は、カレンダにおけるバン
クの高さの制御方法を示すフロー図であり、図3は、ミ
ル装置におけるミルストックの高さの制御方法を示すフ
ロー図である。
【0009】本発明に係る樹脂シートの製造方法は、図
1に示す様に、カレンダ加工によってシート(W4)
(樹脂シート)を製造する方法であり、次の様な3つの
加工工程を含む。すなわち、本発明の製造方法は、概
略、粉体原料(W1)を中間原料としての溶融原料(W
2)に加工する第1の工程、溶融原料(W2)を更に中
間原料としてのチップ原料(W3)に圧延加工する第2
の工程、および、チップ原料(W3)を製品としてのシ
ート(W4)に圧延加工する第3の工程から成る。
【0010】第1の工程においては、オートフィーダー
(1)から混練機(2)に粉体原料(W1)を供給して
溶融原料(W2)に加工する。オートフィーダー(1)
は、粉体原料(W1)を所定流量で混練機(2)に供給
する定量供給装置であり、オートフィーダー(1)に
は、通常、組成や色の異なる粉体原料が複数の貯槽から
ブレンダーを介して供給される。混練機(2)は、粉体
原料(W1)を撹拌しつつ加熱溶融する溶融装置であ
り、粉体原料(W1)の供給量に応じて溶融原料(W
2)を連続的に製造する。
【0011】粉体原料(W1)としては、例えば、ポリ
プロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂が挙げら
れ、これらは、通常、粒子状に形成されている。溶融原
料(W2)は、混練機(2)において上記の粉体原料
(W1)を130〜15℃程度に加熱溶融したものであ
る。
【0012】第2の工程においては、ミル装置(5)に
溶融原料(W2)を供給して短冊状のチップ原料(W
3)に加工する。混練機(2)にて得られた溶融原料
(W2)は、ストレーナー(3)によって異物が除去さ
れた後、コンベヤ(4)を介してミル装置(5)に供給
される。ミル装置(5)は、ミルストック(5A)とし
て保持した溶融原料(W2)を圧延して所定厚さの柔軟
な帯状原料に成形する1組のミルロール(51,51)
と、ミルロール(51,51)の排出側に配置された1
対のミルストック切出しカッター(以下「ミルカッタ
ー」と言う。)(図示省略)とを備えている。
【0013】ミルロール(51,51)は、水平かつ並
列に同一高さで配置された圧延ロールである。ミルロー
ル(51,51)の表面は、溶融原料(W2)をある程
度保形性のある帯状原料に圧延するため、内部に流通さ
せられる熱媒体によって一定の温度に保持される。上記
ミルカッターは、次工程側(図1中の左側)のミルロー
ル(51)の略下方に平行に且つ垂直に立設され、しか
も、接近離間可能に構成された2枚の切出し刃であり、
ミルロール(51)に幾分巻き取られる状態で排出され
る帯状原料を所定の幅に切断する。ミルカッターの幅
は、後述する様に、次工程のカレンダ(7)のバンク
(7A)の高さに応じて制御される。
【0014】すなわち、ミル装置(5)を使用した加工
においては、ミルロール(51,51)によって溶融原
料(W2)を帯状原料に圧延した後、ミルカッターによ
って帯状原料を所定の幅に切断し、ストックカッターに
よって一定の長さに切断することにより、短冊状のチッ
プ原料(W3)を得る。チップ原料(W3)の厚さは、
相互に近接するミルロール(51,51)周面の離間距
離を一定に調整することにより、2〜10mm、好まし
くは4〜5mmに設定される。また、チップ原料(W
3)の幅は30〜200mm程度の範囲で調整され、長
さは50〜200mm程度に設定される。
【0015】第3の工程においては、カレンダ(7)に
チップ原料(W3)を供給してシート(W4)に圧延加
工する。ミル装置(5)にて得られたチップ原料(W
3)は、首振りコンベヤ(6)によってカレンダ(7)
に供給される。首振りコンベヤ(6)は、先端側を水平
方向に一定の範囲で且つ一定の速度で往復動させるコン
ベヤである。斯かる首振りコンベヤ(6)は、ミル装置
(5)のミルロール(51,51)の下側からカレンダ
(7)の上部に亙って架設され、通常、一定の速度でチ
ップ原料(W3)を搬送する様になされている。
【0016】カレンダ(7)は、側面視して逆L字状に
配列された4本のカレンダロール(71,71,72,
73)、および、幾つかの引取ロールを備えている。カ
レンダロール(71,71,72,73)は、チップ原
料(W3)を所定温度で圧延するため、内部に流通させ
られた熱媒体によって一定の温度に保持される。チップ
原料(W3)は、最上段の1組のカレンダロール(7
1,71)に供給され、カレンダロール(71,71)
の間には、常時、所定量のバンク(7A)(トップバン
ク)が形成される。
【0017】また、カレンダロール(71)と中段のカ
レンダロール(72)の間、および、カレンダロール
(72)と下段のカレンダロール(73)の間には、滞
留樹脂としての第2のバンク(7B)及び第3のバンク
(7C)が形成される。なお、一般的には、カレンダ
(7)によって製造されるシート(W4)の厚さは50
〜500μm程度、幅は100〜500cm程度であ
る。
【0018】本発明は、カレンダロール(71,71)
におけるチップ原料(W3)の通過量を一定に保持し且
つ空気の巻込みを防止するため、最上段のカレンダロー
ル(71,71)に形成されるバンク(7A)の高さを
超音波センサー(91)によって検出し、ミル装置
(5)で加工されるチップ原料(W3)の切出し幅を制
御することにより、バンク(7A)の高さを所定の範囲
に保持する。
【0019】バンク(7A)の高さは、例えば、カレン
ダロール(71,71)の周面の最上点を基準としてバ
ンク(7A)の頂上部分までの高さとされる。超音波セ
ンサー(91)としては、発振部および受信部を備えた
汎用の反射型センサーが使用される。超音波センサー
(91)の位置は、バンク(7A)の頂上部分までの高
さをより正確に検出するため、カレンダロール(71,
71)の近接点における法線に略沿った上方とされる。
すなわち、超音波センサー(91)によってバンク(7
A)の表面までの距離を検出することにより、バンク
(7A)の高さを計測する。
【0020】ミル装置(5)におけるチップ原料(W
3)の切出し幅、すなわち、帯状原料の切出し幅は、ミ
ル装置(5)の上記ミルカッターの幅によって決定され
る。換言すれば、本発明においては、チップ原料(W
3)の切出し幅の制御によってカレンダロール(71,
71)に対するチップ原料(W3)の供給量を制御し、
バンク(7A)の高さを規定する。これにより、バンク
(7A)の樹脂量を一定に保持する。
【0021】チップ原料(W3)の切出し幅の制御にる
バンク(7A)の高さの調整は、プログラマブルコント
ローラーやコンピューター等を含む制御装置(8)によ
り、例えば、図2に示す様な制御アルゴリズムに従って
行われる。
【0022】具体的には、先ず、超音波センサー(9
1)で検出されるカレンダ(7)のバンク(7A)の高
さを測定値として取込むと共に、取込んだ測定値と予め
設定したバンク(7A)の高さの設定値との差Dを演算
する(S1)。そして、測定値と設定値の差Dの大きさ
を判別する。斯かる判別においては、例えば、−2cm
≦D≦2cm,D>2cm,D<−2cmの3つのケー
スで差Dを判別する(S2)。
【0023】ステップ(S2)における判別の結果、差
Dが−2cm≦D≦2cmの範囲にある場合は、測定し
たバンク(7A)の高さが設定値の許容範囲内であり、
現在のチップ原料(W3)の切出し幅が適切な大きさで
あるとして、運転を連続するか否かを判別し(S1
1)、運転を続ける場合はステップ(S1)の操作に戻
る。また、ステップ(S2)における判別の結果、差D
がD>2cmの範囲にある場合は、現在のチップ原料
(W3)の切出し幅が大きすぎるとしてステップ(S
3)の操作に進み、そして、差DがD<−2cmの範囲
にある場合は、現在のチップ原料(W3)の切出し幅が
小さすぎるとしてステップ(S12)の操作に進む。
【0024】チップ原料(W3)の切出し幅が大きすぎ
る場合は、ステップ(S3)としてミルカッターの切出
し幅を補正する。例えば、ミルカッターの切出し幅は、
最初に設定されていた切出し幅の2/3倍に縮小する。
次いで、再び、超音波センサー(91)で検出されるバ
ンク(7A)の高さを測定値Aとして取込み(S4)、
更に、取込んだ測定値Aと最初の設定値を利用してバン
ク(7A)の高さの仮目標値を演算しておく(S5)。
次いで、ステップ(S4)から例えば3分経過後のバン
ク(7A)の高さを測定値Bとして取込み(S6)、ス
テップ(S4)で取込んだ測定値Aとステップ(S6)
で取込んだ測定値Bとを比較する(S7)。
【0025】ステップ(S7)における測定値Aと測定
値Bの比較の結果、測定値A≦測定値Bの場合は、チッ
プ原料(W3)の切出し幅が未だに大きい状態であると
して、ミルカッターの切出し幅を更に補正する。例え
ば、ミルカッターの切出し幅は、ステップ(S3)の補
正を含めると、最初に設定されていた切出し幅の(2/
3×2/3)倍まで縮小する(S8)。一方、ステップ
(S7)における比較の結果、測定値A≦測定値Bでな
い場合、すなわち、測定値A>測定値Bの場合は、チッ
プ原料(W3)の切出し幅がステップ(S3)の操作に
よって十分に狭められたとしてステップ(S8)の補正
操作は行わない。
【0026】そして、ステップ(S7)又は(S8)に
続き、再度、バンク(7A)の高さを検出して測定値と
して取込み、当該測定値がステップ(S5)で演算した
仮目標値まで達したか否かを判別する(S9)。その結
果、測定値が仮目標値に達していた場合は、ステップ
(S3)の補正操作またはステップ(S3)及び(S
8)の補正操作が有効に機能したとして、ミルカッター
の切出し幅を再設定する(S10)。ミルカッターの切
出し幅の再設定においては、ステップ(S3)及び(S
8)の補正量をキャンセルし、チップ原料(W3)の一
定量(例えば20kr/時)相当分の幅をミルカッター
の最初の切出し幅から差し引くことにより、新たな切出
し幅を設定する。
【0027】また、ステップ(S9)における判別の結
果、測定値が仮目標値に達していなかった場合は、ステ
ップ(S3)や(S8)の補正操作における補正量が不
十分として、ステップ(S3)又は(S8)で変更した
ミルカッターの切出し幅をそのまま維持する。そして、
運転を連続する場合は、ステップ(S1)の操作に戻る
(S11)。
【0028】他方、ステップ(S2)における判別の結
果、最初に取込んだバンク(7A)の高さの測定値と予
め設定した設定値との差DがD<−2cmの範囲にある
場合は、現在のチップ原料(W3)の切出し幅が小さす
ぎるとしてステップ(S12)の操作に進み、ミルカッ
ターの切出し幅を大きくする様に補正する。例えば、ミ
ルカッターの切出し幅は、最初に設定されていた切出し
幅の1.3倍に拡幅する。次いで、再び、バンク(7
A)の高さを測定値Aとして取込み(S13)、更に、
取込んだ測定値Aと最初の設定値を利用してバンク(7
A)の高さの仮目標値を演算しておく(S14)。次い
で、ステップ(S13)から例えば3分経過後のバンク
(7A)の高さを測定値Bとして取込み(S15)、ス
テップ(S13)で取込んだ測定値Aとステップ(S1
5)で取込んだ測定値Bとを比較する(S16)。
【0029】ステップ(S16)における比較の結果、
測定値A≧測定値Bの場合は、チップ原料(W3)の切
出し幅が未だに小さい状態であるとして、ミルカッター
の切出し幅を更に補正する。例えば、ミルカッターの切
出し幅は、ステップ(S12)の補正を含めると、最初
に設定されていた切出し幅の(1.3×1.3)倍まで
拡幅する(S17)。一方、ステップ(S16)におけ
る比較の結果、測定値A≧測定値Bでない場合、すなわ
ち、測定値A<測定値Bの場合は、チップ原料(W3)
の切出し幅がステップ(S12)の操作によって十分に
拡げられたとしてステップ(S17)の補正操作は行わ
ない。
【0030】そして、ステップ(S16)又は(S1
7)に続き、再度、バンク(7A)の高さを検出して測
定値として取込み、当該測定値がステップ(S14)で
演算した仮目標値に達したか否かを判別する(S1
8)。その結果、測定値が仮目標値に達していた場合
は、ステップ(S12)の補正操作またはステップ(S
12)及び(S17)の補正操作が有効に機能したとし
て、ミルカッターの切出し幅を再設定する(S19)。
ミルカッターの切出し幅の再設定においては、ステップ
(S12)及び(S17)の補正量を上記と同様にキャ
ンセルし、チップ原料(W3)の一定量(例えば30k
r/時)相当分の幅をミルカッターの最初の切出し幅に
加えることにより、新たな切出し幅を設定する。
【0031】また、ステップ(S18)における判別の
結果、測定値が仮目標値に達していなかった場合は、ス
テップ(S12)や(S17)の補正操作における補正
量が不十分として、ステップ(S12)又は(S17)
で変更したミルカッターの切出し幅をそのまま維持す
る。そして、上記と同様に、運転を連続する場合は、ス
テップ(S1)の操作に戻る(S11)。カレンダ
(7)のバンク(7A)の高さの調整においては、超音
波センサー(91)及び図2に示す上記の様な制御アル
ゴリズムを使用し、カレンダ(7)に対するチップ原料
(W3)の供給量を制御することにより、バンク(7
A)の高さを一定の高さに保持できる。なお、上記のア
ルゴリズムにおける数値は一例であり、これらの数値は
装置のスケールや製造量に応じて適宜設定される。
【0032】ところで、カレンダロール(71,71)
に対するチップ原料(W3)の供給量は、上記の様に、
チップ原料(W3)の切出し幅によって制御されるが、
チップ原料(W3)の供給量の制御精度を高めるために
は、チップ原料(W3)の厚さが一定に保持されている
必要がある。そこで、本発明においては、ミル装置
(5)で加工されるチップ原料(W3)の厚さをより一
定に保持するため、図1に示す様に、ミル装置(5)の
ミルロール(51,51)に形成されるミルストック
(5A)の高さを第2の超音波センサー(92)によっ
て検出し、ミル装置(5)に対する溶融原料(W2)の
供給量を制御することにより、ミルストック(5A)の
高さを所定の範囲に保持する。
【0033】ミルストック(5A)の高さは、例えば、
ミルロール(51,51)の周面の最上点を基準として
ミルストック(5A)の頂上部分までの高さとされる。
超音波センサー(92)としては、超音波センサー(9
1)と同様のセンサーが使用される。超音波センサー
(92)の位置は、ミルストック(5A)の頂上部分ま
での高さをより正確に検出するため、ミルロール(5
1,51)の近接点における法線に略沿った上方とされ
る。すなわち、超音波センサー(92)によってミルス
トック(5A)の表面までの距離を検出することによ
り、ミルストック(5A)の高さを計測する。そして、
本発明においては、ミルロール(51,51)に対する
溶融原料(W2)の供給量を制御することにより、ミル
ストック(5A)の高さを規定し、ミルストック(5
A)の樹脂量を一定に保持する。
【0034】また、本発明においては、工業的に簡便で
且つ原料の歩留りを高めるため、ミル装置(5)に対す
る溶融原料(W2)の供給量の制御は、オートフィーダ
ー(1)から混練機(2)への粉体原料(W1)の供給
量を制御することにより行われるのが好ましい。従っ
て、上述のオートフィーダー(1)としては、混練機
(2)へ向けて粉体原料(W1)を連続的に供給する方
式であって、かつ、粉体原料(W1)の吐出量を可変な
流量調整機構を備えた装置が使用される。
【0035】オートフィーダー(1)から混練機(2)
への粉体原料(W1)の供給量の制御によるミルストッ
ク(5A)の高さの調整は、上記と同様に制御装置
(8)により、例えば、図3に示す様な制御アルゴリズ
ムに従って行われる。
【0036】具体的には、先ず、第2の超音波センサー
(92)で検出されるミル装置(5)のミルストック
(5A)の高さを測定値として取込むと共に、取込んだ
測定値と予め設定したミルストック(5A)の高さの設
定値との差Dを演算する(S21)。そして、測定値と
設定値の差Dの大きさを判別する。斯かる判別において
は、前述のバンク(7A)の場合と同様に、例えば、−
2cm≦D≦2cm,D>2cm,D<−2cmの3つ
のケースで差Dを判別する(S22)。
【0037】ステップ(S2)における判別の結果、差
Dが−2cm≦D≦2cmの範囲にある場合は、測定し
たミルストック(5A)の高さが設定値の許容範囲内で
あり、現在の粉体原料(W1)の供給量が適切な量であ
るとして、運転を連続するか否かを判別し(S31)、
運転を続ける場合はステップ(S21)の操作に戻る。
また、ステップ(S22)における判別の結果、差Dが
D>2cmの範囲にある場合は、現在の粉体原料(W
1)の供給量が多すぎるとしてステップ(S23)の操
作に進み、そして、差DがD<−2cmの範囲にある場
合は、現在の粉体原料(W1)の供給量が少なすぎると
してステップ(S32)の操作に進む。
【0038】粉体原料(W1)の供給量が多すぎる場合
は、ステップ(S23)としてオートフィーダー(1)
の供給量を補正する。例えば、オートフィーダー(1)
の供給量は、最初に設定されていた供給量の0.9倍に
減量する。次いで、再び、第2の超音波センサー(9
2)で検出されるミルストック(5A)の高さを測定値
Aとして取込み(S24)、更に、取込んだ測定値Aと
最初の設定値を利用してミルストック(5A)の高さの
仮目標値を演算しておく(S25)。次いで、ステップ
(S24)から例えば3分経過後のミルストック(5
A)の高さを測定値Bとして取込み(S26)、ステッ
プ(S24)で取込んだ測定値Aとステップ(S26)
で取込んだ測定値Bとを比較する(S27)。
【0039】ステップ(S27)における測定値Aと測
定値Bの比較の結果、測定値A≦測定値Bの場合は、粉
体原料(W1)の供給量が未だに多い状態であるとし
て、オートフィーダー(1)の供給量を更に補正する。
例えば、オートフィーダー(1)の供給量は、ステップ
(S23)の補正を含めると、最初に設定されていた供
給量の(0.9×0.9)倍まで減量する(S28)。
一方、ステップ(S27)における比較の結果、測定値
A≦測定値Bでない場合、すなわち、測定値A>測定値
Bの場合は、粉体原料(W1)の供給量がステップ(S
23)の操作によって十分に減量されたとしてステップ
(S28)の補正操作は行わない。
【0040】そして、ステップ(S27)又は(S2
8)に続き、再度、ミルストック(5A)の高さを検出
して測定値として取込み、当該測定値がステップ(S2
5)で演算した仮目標値まで達したか否かを判別する
(S29)。その結果、測定値が仮目標値に達していた
場合は、ステップ(S23)の補正操作またはステップ
(S23)及び(S28)の補正操作が有効に機能した
として、粉体原料(W1)の供給量を再設定する(S3
0)。粉体原料(W1)の供給量の再設定においては、
ステップ(S23)及び(S28)の補正量をキャンセ
ルし、オートフィーダー(1)の最初の供給量から一定
量(例えば20kr/時)を差し引くことにより、新た
な供給量を設定する。
【0041】また、ステップ(S29)における判別の
結果、測定値が仮目標値に達していなかった場合は、ス
テップ(S23)や(S28)の補正操作における補正
量が不十分として、ステップ(S23)又は(S28)
で変更したオートフィーダー(1)からの供給量をその
まま維持する。そして、運転を連続する場合は、ステッ
プ(S21)の操作に戻る(S31)。
【0042】他方、ステップ(S22)における判別の
結果、最初に取込んだミルストック(5A)の高さの測
定値と予め設定した設定値との差DがD<−2cmの範
囲にある場合は、現在の粉体原料(W1)の供給量が少
なすぎるとしてステップ(S32)の操作に進み、オー
トフィーダー(1)の供給量を増量する様に補正する。
例えば、オートフィーダー(1)の供給量は、最初に設
定されていた供給量の1.1倍に拡幅する。次いで、再
び、ミルストック(5A)の高さを測定値Aとして取込
み(S33)、更に、取込んだ測定値Aと最初の設定値
を利用してミルストック(5A)の高さの仮目標値を演
算しておく(S34)。次いで、ステップ(S33)か
ら例えば3分経過後のミルストック(5A)の高さを測
定値Bとして取込み(S35)、ステップ(S33)で
取込んだ測定値Aとステップ(S35)で取込んだ測定
値Bとを比較する(S36)。
【0043】ステップ(S36)における比較の結果、
測定値A≧測定値Bの場合は、粉体原料(W1)の供給
量が未だに少ない状態であるとして、オートフィーダー
(1)の供給量を更に補正する。例えば、粉体原料(W
1)の供給量は、ステップ(S32)の補正を含める
と、最初に設定されていた供給量の(1.1×1.1)
倍まで拡幅する(S37)。一方、ステップ(S36)
における比較の結果、測定値A≧測定値Bでない場合、
すなわち、測定値A<測定値Bの場合は、粉体原料(W
1)の供給量がステップ(S32)の操作によって十分
に増量されたとしてステップ(S37)の補正操作は行
わない。
【0044】そして、ステップ(S36)又は(S3
7)に続き、再度、ミルストック(5A)の高さを検出
して測定値として取込み、当該測定値がステップ(S3
4)で演算した仮目標値に達したか否かを判別する(S
38)。その結果、測定値が仮目標値に達していた場合
は、ステップ(S32)の補正操作またはステップ(S
32)及び(S37)の補正操作が有効に機能したとし
て、オートフィーダー(1)の供給量を再設定する(S
39)。オートフィーダー(1)の供給量の再設定にお
いては、ステップ(S32)及び(S37)の補正量を
上記と同様にキャンセルし、オートフィーダー(1)の
最初の供給量に一定量(例えば30kr/時)を加える
ことにより、新たな供給量を設定する。
【0045】また、ステップ(S38)における判別の
結果、測定値が仮目標値に達していなかった場合は、ス
テップ(S32)や(S37)の補正操作における補正
量が不十分として、ステップ(S32)又は(S37)
で変更したオートフィーダー(1)の供給量をそのまま
維持する。そして、上記と同様に、運転を連続する場合
は、ステップ(S21)の操作に戻る(S31)。ミル
装置(5)のミルストック(5A)の高さの調整におい
ては、第2の超音波センサー(92)及び図3に示す上
記の様な制御アルゴリズムを使用し、混練機(2)に対
する粉体原料(W1)の供給量を制御することにより、
ミルストック(5A)の高さを一定の高さに保持でき
る。なお、上記のアルゴリズムにおける数値は、前述の
図2の場合と同様に一例であり、これらの数値は装置の
スケールや製造量に応じて適宜設定される。
【0046】上記の様に、本発明の製造方法において
は、超音波センサー(91,92)を使用し、カレンダ
(7)のバンク(7A)の高さ及びミル装置(5)のミ
ルストック(5A)の高さの両方をそれぞれに検出す
る。その際、超音波センサー(91,92)の使用によ
り、樹脂の色や湿度などの環境条件に影響されることが
なく、バンク(7A)及びミルストック(5A)の高さ
を検出できる。
【0047】そして、超音波センサー(92)で検出し
たミルストック(5A)の高さのデータに基づき、ミル
装置(5)に対する溶融原料(W)の供給量、すなわ
ち、オートフィーダー(1)から混練機(2)への粉体
原料(W1)の供給量を制御し、ミルストック(5A)
の高さを所定の範囲に保持する。これにより、ミルロー
ル(51,51)における挟み込み量を一定に維持でき
且つ空気の巻込みを防止できるため、ミル装置(5)で
得られるチップ原料(W3)の厚さを一定に保持するこ
とが出来る。
【0048】従って、カレンダ(7)にチップ原料(W
3)を供給するにあたり、超音波センサー(91)で検
出したバンク(7A)の高さのデータに基づき、均一な
厚さのチップ原料(W3)の切出し幅を制御することに
より、チップ原料(W3)の供給量をより高精度に制御
でき、バンク(7A)の高さを設定された目標値に一層
近づけることが出来る。その結果、カレンダロール(7
1,71)におけるチップ原料(W3)の挟み込み量を
一定に維持でき、しかも、空気の巻込みを防止できるた
め、カレンダ(7)で得られるシート(W4)の厚さを
一層均一に保持でき且つ傷の発生をより低減させ得る。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る樹脂シートの製造方法によ
れば、ミル装置に対する溶融原料の供給量を制御し、ミ
ルストックの高さを所定の範囲に保持することにより、
ミル装置で得られるチップ原料の厚さを一定に保持で
き、そして、均一な厚さのチップ原料の切出し幅を制御
することにより、チップ原料の供給量をより高精度に制
御できるため、カレンダのバンクの高さを設定された目
標値に一層近づけることが出来、その結果、シートの厚
さを一層均一に保持でき且つ傷の発生をより低減させ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂シートの製造方法における主
な加工工程を示すフロー図
【図2】カレンダにおけるバンクの高さの制御方法を示
すフロー図
【図3】ミル装置におけるミルストックの高さの制御方
法を示すフロー図
【符号の説明】
1 :オートフィーダー 2 :混練機 3 :ストレーナー 5 :ミル装置 51:ミルロール 5A:ミルストック 7 :カレンダ 71:カレンダロール 7A:バンク 8 :制御装置 91:超音波センサー 92:第2の超音波センサー W1:粉体原料 W2:溶融原料 W3:チップ原料 W4:シート
フロントページの続き (72)発明者 原 啓 茨城県牛久市東猯穴町1000番地 三菱化学 エムケーブイ株式会社筑波事業所内 Fターム(参考) 4F204 AC04 AG01 AP13 AQ02 AR12 AR14 FA06 FB02 FF01 FF47 FJ08 FN11 FQ31 FQ40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートフィーダー(1)から混練機
    (2)に粉体原料(W1)を供給して溶融原料(W2)
    に加工した後、ミル装置(5)に溶融原料(W2)を供
    給してチップ原料(W3)に圧延加工し、次いで、カレ
    ンダ(7)にチップ原料(W3)を供給してシート(W
    4)に圧延加工する樹脂シートの製造方法において、カ
    レンダ(7)の最上段のカレンダロール(71,71)
    に形成されるバンク(7A)の高さを超音波センサー
    (91)によって検出し、ミル装置(5)におけるチッ
    プ原料(W3)の切出し幅を制御することにより、バン
    ク(7A)の高さを所定の範囲に保持し、しかも、ミル
    装置(5)のミルロール(51,51)に形成されるミ
    ルストック(5A)の高さを第2の超音波センサー(9
    2)によって検出し、ミル装置(5)に対する溶融原料
    (W2)の供給量を制御することにより、ミルストック
    (5A)の高さを所定の範囲に保持することを特徴とす
    る樹脂シートの製造方法。
  2. 【請求項2】 ミル装置(5)に対する溶融原料(W
    2)の供給量の制御が、オートフィーダー(1)から混
    練機(2)への粉体原料(W1)の供給量を制御するこ
    とにより行われる請求項1に記載の樹脂シートの製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016210281B4 (de) 2015-06-11 2020-06-18 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer Kautschukbahn

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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