JP2000350471A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2000350471A
JP2000350471A JP11192190A JP19219099A JP2000350471A JP 2000350471 A JP2000350471 A JP 2000350471A JP 11192190 A JP11192190 A JP 11192190A JP 19219099 A JP19219099 A JP 19219099A JP 2000350471 A JP2000350471 A JP 2000350471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary
capacitor
diode
power supply
auxiliary diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP11192190A
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English (en)
Inventor
Seiji Sakuma
清二 佐久間
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Hitachi Lighting Ltd
Original Assignee
Hitachi Lighting Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高力率に動作する簡単安価なハーフブリッジ形
のインバータ装置を提供する。 【解決手段】整流電源10と両スイッチング素子21・
22と共に閉回路を構成するように配置する補助コンデ
ンサ42を備える。一方のアーム用コンデンサ61と直
列に該コンデンサ61の放電を許容する向きに配置する
第一補助ダイオード44を備える。補助コンデンサ42
と第一補助ダイオード44と共に閉回路を構成するよう
にかつ第一補助ダイオード44と順直列となるように配
置する第二補助ダイオード46を備える。第一補助ダイ
オード44があるために、第二補助ダイオード46を介
して補助コンデンサ42の充電(充電電流i50)がな
される。第二補助ダイオード46があるために、補助コ
ンデンサ42の放電電流(放電電流i42)が整流電源
10を経由して流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電源電圧を整
流する整流電源を備え、前記整流電源下で運用するハー
フブリッジ形のインバータ回路を備えるインバータ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】整流電源下でハーフブリッジ形のインバ
ータ回路を運用するインバータ装置は既知である。それ
は次のようなものである。交流電源電圧を整流する整流
電源を備える。順直列一対のスイッチング素子を備え
る。前記各スイッチング素子と逆並列に接続するフライ
ホイールダイオードを備える。直列一対のアーム用コン
デンサを備える。前記両スイッチング素子の接続点と前
記両アーム用コンデンサの接続点との間に配置する誘導
性負荷を備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置は前記ア
ーム用コンデンサを平滑用コンデンサとするか、それら
を跨ぐ平滑用コンデンサを付加する構成である。このよ
うな単純な整流平滑形であると、整流電源が低力率とな
る。本発明の目的は高力率に動作する簡単安価なハーフ
ブリッジ形のインバータ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、交流電源
電圧を整流する整流電源を備える。順直列一対のスイッ
チング素子を備える。前記各スイッチング素子と逆並列
に接続するフライホイールダイオードを備える。直列一
対のアーム用コンデンサを備える。前記両スイッチング
素子の接続点と前記両アーム用コンデンサの接続点との
間に配置する誘導性負荷を備える。本発明においては、
前記整流電源と前記両スイッチング素子と共に閉回路を
構成するように配置する補助コンデンサを備える。一方
の前記アーム用コンデンサと直列に該コンデンサの放電
を許容する向きに配置する第一補助ダイオードを備え
る。前記補助コンデンサと前記第一補助ダイオードと共
に閉回路を構成するようにかつ前記第一補助ダイオード
と順直列となるように配置する第二補助ダイオードを備
える。前記第一補助ダイオードがあるために、前記第二
補助ダイオードを介して前記補助コンデンサの充電がな
される。前記第二補助ダイオードがあるために、前記補
助コンデンサの放電電流が前記整流電源を経由して流れ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1を用いて説明する。本発明に
係る図1のインバータ装置は交流電源11電圧を整流す
る整流電源10を備える。順直列一対のスイッチング素
子21・22を備える。各スイッチング素子21・22
と逆並列に接続するフライホイールダイオード31・3
2を備える。直列一対のアーム用コンデンサ61・62
を備える。両スイッチング素子21・22の接続点と両
アーム用コンデンサ61・62の接続点との間に配置す
る誘導性負荷50を備える。整流電源10と両スイッチ
ング素子21・22と共に閉回路を構成するように配置
する補助コンデンサ42を備える。一方のアーム用コン
デンサ61と直列に該コンデンサ61の放電を許容する
向きに配置する第一補助ダイオード44を備える。補助
コンデンサ42と第一補助ダイオード44と共に閉回路
を構成するようにかつ該第一補助ダイオード44と順直
列となるように配置する第二補助ダイオード46を備え
る。
【0006】図1について補足する。整流電源10は整
流用ダイオード12〜15を含む。両アーム用コンデン
サ61・62を跨ぐ図外の主コンデンサを補っても同効
である。前記主コンデンサとアーム用コンデンサ61・
62のうちにいずれか1個のコンデンサは省略可能であ
る。非省略形は通常のハーフブリッジ形インバータ回路
であり、省略形は変形ハーフブリッジ形インバータ回路
である。例えば、アーム用コンデンサ61を省略する場
合は、前記主コンデンサ・アーム用コンデンサ62の直
列回路(複合コンデンサ回路)がアーム用コンデンサ
(61)の回路となる。誘導性負荷50の図示例は点灯
回路であり、放電灯(蛍光ランプ)52と該放電灯52
に直列のバラスト用インダクタ54と該放電灯52に並
列の予熱用コンデンサ56を含む。第一補助ダイオード
44は補助コンデンサ42に至近する側のアーム用コン
デンサ61(62ではなく61)と直列に配置される。
そうしないと補助コンデンサ42・第一補助ダイオード
44・第二補助ダイオード46の閉回路が作れない。
【0007】インバータ動作について補足する。スイッ
チング素子21・22は図外の制御回路によって交互に
オンオフするように制御される。これにともない、スイ
ッチング素子21→フライホイールダイオード32→ス
イッチング素子22→フライホイールダイオード31→
スイッチング素子21の順にオンする周知のハーフブリ
ッジ形インバータ動作が実現する。その過程で誘導性負
荷50は電磁エネルギを蓄積しあるいは放出する。蓄積
はスイッチング素子21・22を介してなされ、放出は
主としてフライホイールダイオード31・32を介して
なされる。図1においては、誘導性負荷50の左向きの
電磁エネルギ放出電流i50を有用する。その電磁エネ
ルギ放出電流i50は補助コンデンサ42を介して図示
のごとくに流れ、補助コンデンサ42を図示極性に充電
する。補助コンデンサ42の放電電流i42は整流電源
10を介して図示のごとく流れ、その過程で整流電源1
0給電(整流電源10からの給電)を促す。そのため
に、整流電源10の導通角が増し、高力率となる。本発
明の特徴事項に絡む部品は補助コンデンサ42・第一補
助ダイオード44・第二補助ダイオード46であるが、
部品点数が少なく簡単安価なインバータ装置となる。
【0008】図1の第一補助ダイオード44がなけれ
ば、電磁エネルギ放出電流i50はそこを逆流する。第
一補助ダイオード44があれば、第二補助ダイオード4
6を介してなされる補助コンデンサ42の充電が可能と
なる。第二補助ダイオード46がなければ、補助コンデ
ンサ42の放電電流i42はアーム用コンデンサ61を
介して流れ、整流電源10を経由しない。第二補助ダイ
オード46があれば、補助コンデンサ42の放電電流i
42は整流電源10を経由して流れる。図2の実施形態
について説明する。この説明に前記図1の部品符号ない
しは用語をそのまま転用し、重複する説明を適宜に割愛
する。図2はアーム用コンデンサ61の側に補助コンデ
ンサ42・第一補助ダイオード44・第二補助ダイオー
ド46を配置したものである。さらに同様な補助コンデ
ンサ43・第一補助ダイオード45・第二補助ダイオー
ド47を足し増し、それらをアーム用コンデンサ62の
側に同様に配置する。上側の補助コンデンサ42の充放
電に絡む図1同様の電流i50・i42が流れる。電流
i42は下側の第二補助ダイオード47を経由して流れ
る。補助コンデンサ43にも図外の同様な電流(より正
確には対称な電流)が流れる。図2の場合はインバータ
動作の1サイクルにつき二度の頻度で整流電源10給電
がなされる。そのためにさらなる高力率化が図れる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、整流電源と両スイッチング素
子と共に閉回路を構成するように配置する補助コンデン
サを備え、一方のアーム用コンデンサと直列に該コンデ
ンサの放電を許容する向きに配置する第一補助ダイオー
ドを備え、前記補助コンデンサと前記第一補助ダイオー
ドと共に閉回路を構成するようにかつ前記第一補助ダイ
オードと順直列となるように配置する第二補助ダイオー
ドを備えたことを主たる特徴事項とするものである。こ
れによれば、高力率に動作する簡単安価なハーフブリッ
ジ形のインバータ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の回路図である。
【図2】本発明装置の別の回路図である。
【符号の説明】
10:整流電源、11:交流電源、21・22:スイッ
チング素子、31・32:フライホイールダイオード、
42:補助コンデンサ、44:第一補助ダイオード、4
6:第二補助ダイオード、50:誘導性負荷、61・6
2:アーム用コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源電圧を整流する整流電源を備え、
    順直列一対のスイッチング素子を備え、前記各スイッチ
    ング素子と逆並列に接続するフライホイールダイオード
    を備え、直列一対のアーム用コンデンサを備え、前記両
    スイッチング素子の接続点と前記両アーム用コンデンサ
    の接続点との間に配置する誘導性負荷を備え、 前記整流電源と前記両スイッチング素子と共に閉回路を
    構成するように配置する補助コンデンサを備え、一方の
    前記アーム用コンデンサと直列に該コンデンサの放電を
    許容する向きに配置する第一補助ダイオードを備え、前
    記補助コンデンサと前記第一補助ダイオードと共に閉回
    路を構成するようにかつ前記第一補助ダイオードと順直
    列となるように配置する第二補助ダイオードを備えたこ
    とを特徴とするインバータ装置。
JP11192190A 1999-06-02 1999-06-02 インバータ装置 Pending JP2000350471A (ja)

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