JP2000350415A - 回転電機の固定構造 - Google Patents

回転電機の固定構造

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JP2000350415A
JP2000350415A JP11157327A JP15732799A JP2000350415A JP 2000350415 A JP2000350415 A JP 2000350415A JP 11157327 A JP11157327 A JP 11157327A JP 15732799 A JP15732799 A JP 15732799A JP 2000350415 A JP2000350415 A JP 2000350415A
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JP
Japan
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shaft
electric machine
rotating electric
fixing structure
dynamo
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JP11157327A
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English (en)
Inventor
Shinichi Inagaki
進一 稲垣
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の回転電機に適用でき、またコストも低
廉な汎用性のある回転電機の固定構造を提供する。 【解決手段】 回転電機のシャフト12の外形形状に沿
わせた半円形の切欠部31aを有する押え板31を、シ
ャフト12の段部12aの端面に当接させ、かかる状態
で軸受ボックスボルトを取り外した外小蓋33及び内小
蓋34に軸抑えボルト35を螺合させ、押え板31を介
してシャフト32を軸方向に押圧し、この押圧力により
当該シャフト32を含む回転部を固定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機の固定構造
に関し、特に回転電機の工場出荷等に伴い輸送する場合
に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】回転電機の形状は、種々のものが提案さ
れているが、その標準的な形状を図5に示す。同図にお
いて、1は固定子鉄心、2は回転子鉄心、3はフレー
ム、4は固定子巻線、5は回転子導体、6は回転子鉄心
締金、7は羽根、8は風案内、9はコイル押え、10は
ブラケット、11はベアリングボックス、12はシャフ
ト、13は外羽根、14は外羽根ボス、15は羽根カバ
ー、16はクーラである。ここで、シャフト12はベア
リングボックス11内に内蔵するベアリング17を介し
てブラケット10に回転可能に支承してあり、回転子鉄
心2、回転子導体5及び回転子鉄心締金6は、シャフト
12とともに回転する。すなわち、これら回転子鉄心
2、回転子導体5、回転子鉄心締金6及びシャフト12
で当該回転電機の回転子を形成している。また、羽根7
は直接、外羽根13は外羽根ボス14を介してそれぞれ
シャフト12に固定してあり、シャフト12と一体的に
回転して冷却用の空気の流れを形成する。かくして、回
転子とともに羽根7及び外羽根13等を含む回転部が、
シャフト12の回転に伴い、固定子鉄心1及び固定子巻
線4等からなる固定子を含む当該回転電機の固定部に対
して回転するようになっている。
【0003】かかる回転電機の工場出荷等、この回転電
機を輸送する際には、ベアリング17等を保護するた
め、回転子を固定部に強固に固定して輸送している。こ
の場合の固定構造の一例を図6に示す。同図(a)は当
該固定構造の縦断面図、(b)は右側面図である。両図
に示すように、当該固定構造においては、開口部を介し
て円筒部材18をシャフト12の右端部に被せることに
よりこの円筒部材18の一方の端面をベアリングボック
ス11に当接させるとともに、この円筒部材18の他方
の端面に押え板19を当接させ、この押え板19を貫通
する締付けボルト20をシャフト12の右端面のネジ孔
にねじ込むことにより円筒部材18を突張って、回転部
であるシャフト12を固定部であるベアリングボックス
11に固定している。
【0004】回転電機は用途別に種々制作されており、
図7に示すような構成を有するものもある。当該回転電
機が図5に示す回転電機と最も異なる点は、シャフト1
2の端部が通風入口カバー21で覆われている点であ
る。さらに詳言すると、通風入口カバー21は多数の溝
で形成した空気取入口21aを有する箱状の部材であ
り、空気取入口21aから取り込んだ空気をクーラ16
に供給するダクトとして機能する部材である。シャフト
12は通風入口カバー21の中央部を貫通している。当
該回転電機の回転子及び固定子は、その本体のフレーム
22内に収納されている。
【0005】図7に示す回転電機においては、図6に示
すような固定構造は採用できない。通風入口カバー21
の機械的強度では、図6に示す円筒部材18の一端面を
通風入口カバー21に当接させて締付けボルト20を締
めつけた際の締付け力(突張り力)に耐えられないから
である。このため、図7に示す回転電機では、図8に示
すような固定部材を用いた固定構造で回転部の固定を行
っている。すなわち、図8に示すように、突張り棒2
3、24を通風入口カバー21の外側で軸方向に沿わ
せ、各突張り棒23、24の先端面を当該回転電機本体
のフレーム22の端面に当接させ、次に、各突張り棒2
3、24の基端面に固着した押え板25の中央部に、図
6に示す場合と同様に、締付けボルト26を貫通させ、
シャフト12の右端面のネジ孔にねじ込む。このことに
より突張り棒23、24を突張って、回転部であるシャ
フト12を固定部であるフレーム22に固定する。すな
わち、図6に示す円筒部材18の代わりにこれよりも長
尺の突張り棒23、24を用い、各突張り棒23、24
とこれに一体的に固着する押え板25とで通風入口カバ
ー21を回避して一端をフレーム22の端面に、また他
端をシャフト12の端面に当接させることができる突張
り部材を形成し、この突張り部材で回転部の回動をロッ
クするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記図6に示す固定構
造は、図8に示すような回転電機には適用することがで
きないという問題があり、また図8に示すような固定構
造は、大形でコストもかかるものとなってしまうという
問題がある。ちなみに、当該固定部材は回転電機の納入
後、廃棄するのが通常である。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、各種の回
転電機に適用でき、またコストも低廉な汎用性のある回
転電機の固定構造を提供することを目的とする。汎用性
が清浄な空気の雰囲気に配設するとともに発熱部の冷却
も同時に行うことができる圧縮機構を提供することを目
的とする。
【0008】上記目的を達成する本発明の構成は、回転
電機のシャフトの外形形状に沿わせた半円形の切欠部を
有する押え板を、シャフトの径が変化する当該シャフト
の段部の端面に当接させ、かかる状態で当該押え板を締
結手段でフレーム等、当該回転電機の固定部に固定する
ことにより、前記段部を介してシャフトを固定部に押し
つけ、このことにより当該シャフトを含む回転部を固定
するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0010】図1は図5に示す標準形の回転電機に適用
した場合であり、これを第1の実施の形態として説明す
る。図1は本形態に係る固定装置で固定した状態で当該
回転電機の一部を示す断面図である。同図に示すよう
に、当該回転電機では、そのシャフト12の外形形状に
沿わせた半円形の切欠部を有する押え板31を、シャフ
ト12の段部12aの端面に当接させ、かかる状態で軸
受ボックスボルトを取り外した外小蓋33及び内小蓋3
4に軸押えボルト35を螺合させる。このことにより、
押え板31を介してシャフト12を軸方向に押圧するよ
うになっている。この結果、押え板31の押圧力により
当該シャフト12を含む回転部が固定される。外小蓋3
3及び内小蓋34はブラケット35に固着されるととも
に、シャフト12を支承するベアリング17を固着して
いる。
【0011】図2は上記押え板31を抽出して示す拡大
図である。同図に示すように、当該押え板31はシャフ
ト12(図1参照。)の外形形状に沿わせた半円形の切
欠部31a、すなわちシャフト12の外形寸法より僅か
に(例えば1mm)大きい円弧の切欠部31aをその中
央部に有するとともに、3個のボルト孔31b、31
c、31dを分散して有している。切欠部31aの形状
がシャフト32の外形形状に沿っているため、シャフト
32の外周面に切欠部31aを沿わせた場合、図1に示
すシャフト32の段部32aの端面に押え板31の切欠
部31aに臨む部分が当接する。各ボルト孔31b、3
1c、31dには、図1に示す軸抑えボルト35をそれ
ぞれ挿通して上述の如く外小蓋33及び内小蓋34に設
けた雌ねじ部に軸抑えボルト35を螺合させるようにな
っている。当該雌ねじ部は、本来的には軸受ボックスボ
ルトを螺合させるためのものである。切欠部31aの両
端部にはシャフト12に当接時に、このシャフト12に
傷を付けないように面取り部31e、31fを設けてあ
る。また、当該押え板31に半円形の切欠部31aを設
けたのは、当該回転電機の完成状態で最も後から容易に
これを着脱し得るように配慮したためである。
【0012】上記押え板31は図5に示す標準形の回転
電機のみならず、図7に示す形式のものにも適用し得
る。図7に示す回転電機に適用した場合の固定構造を第
2の実施の形態として図3及び図4に示す。図3はその
要部を一部切り欠いて示す断面図、図4はそのA−A線
矢視図であり、図7と同一部分には同一番号を付し重複
する説明は省略する。両図に示すように、本形態の場合
も第1の実施の形態と同様に、押え板31を当該回転電
機のシャフト12の表面に当接させて配設し、かかる状
態で軸受ボックスボルトを取り外した外小蓋43及び内
小蓋44に軸抑えボルト35を螺合して押え板31を介
しシャフト12を軸方向に押圧する。この結果、押え板
31の押圧力により当該シャフト12を含む回転部を固
定する。。
【0013】なお、上記第1及び第2の実施の形態で
は、外小蓋33,43及び内小蓋34,44に設けた雌
ねじ部を介して軸押えボルト35を螺合させるように構
成したが、この軸押えボルト35を螺合させる部位は、
当該回転電機の固定部であれば特別な限定はない。
【0014】
【発明の効果】以上実施の形態とともに詳細に説明した
通り、本発明によれば押え板とこれを回転電機の固定部
に固定する締結手段とでシャフトの段部を利用して固定
構造を形成したので、簡単な構造及び低廉なコストで回
転電機の輸送時等の回転部の固定を行うことができるば
かりでなく、シャフトに段部を有する場合(回転電機の
シャフトは通常段部を有している。)には、回転電機の
種類の如何にかかわらず適用できるため、汎用性にも優
れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を一部切欠いて示す
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に用いる押え板を抽出・拡
大して示す拡大図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を一部切欠いて示す
断面図である。
【図4】図3のA−A線矢視図である。
【図5】標準形の回転電機の全体を示す正面図である。
【図6】図5に示す回転電機の従来技術に係る固定構造
を示す図で、(a)はその縦断面図、(b)はその右側
面図である。
【図7】他の形式の回転電機の全体を示す正面図であ
る。
【図8】図7に示す回転電機の従来技術に係る固定構造
を示す正面図である。
【符号の説明】
12 シャフト 12a 段部 31 押え板 31a 切欠部 35 軸押えボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機のシャフトの外形形状に沿わせ
    た半円形の切欠部を有する押え板を、シャフトの径が変
    化する当該シャフトの段部の端面に当接させ、かかる状
    態で当該押え板を締結手段でフレーム等、当該回転電機
    の固定部に固定することにより、前記段部を介してシャ
    フトを固定部に押しつけ、このことにより当該シャフト
    を含む回転部を固定するようにしたことを特徴とする回
    転電機の固定構造。
JP11157327A 1999-06-04 1999-06-04 回転電機の固定構造 Withdrawn JP2000350415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1499002A2 (de) * 2003-07-15 2005-01-19 Pwb-Ruhlatec Industrieprodukte GmbH Encodersystem und Verfahren zur Montage eines Encodersystems
JPWO2016002012A1 (ja) * 2014-07-01 2017-04-27 三菱電機株式会社 回転子、電動機、圧縮機、及び送風機

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EP1499002A3 (de) * 2003-07-15 2005-12-14 Pwb-Ruhlatec Industrieprodukte GmbH Encodersystem und Verfahren zur Montage eines Encodersystems
JPWO2016002012A1 (ja) * 2014-07-01 2017-04-27 三菱電機株式会社 回転子、電動機、圧縮機、及び送風機
US10348145B2 (en) 2014-07-01 2019-07-09 Mitsubishi Electric Corporation Rotor, electric motor, compressor, and blower

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905