JP2000350255A - Phs通信システムにおける基地局の運用方法 - Google Patents
Phs通信システムにおける基地局の運用方法Info
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- JP2000350255A JP2000350255A JP15516799A JP15516799A JP2000350255A JP 2000350255 A JP2000350255 A JP 2000350255A JP 15516799 A JP15516799 A JP 15516799A JP 15516799 A JP15516799 A JP 15516799A JP 2000350255 A JP2000350255 A JP 2000350255A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 PHS通信システムにおいて、多数の移動局
が特定の基地局に対して集中して位置登録してしまうこ
とを未然に回避でき、PHS通信システム全体として、
移動局の発信・着信を処理するのに要する時間が長くか
かることを未然に回避できる基地局の運用方法を提供す
る。 【解決手段】 PHS交換機は、基地局に対して位置登
録している移動局の局数が規定局数以上になると、基地
局に発信専用指令を送信し(ステップS5)、これに応
じて、基地局は、運用状態を通常の運用状態から発信専
用の運用状態に変更し、基地局に対して位置登録してい
る移動局は、位置登録先の基地局を変更する。そして、
PHS交換機は、基地局に対して位置登録している移動
局の局数が規定局数未満になると、基地局に発信専用解
除指令を送信し(ステップS10)、これに応じて、基
地局は、運用状態を発信専用の運用状態から通常の運用
状態に変更(復帰)し、基地局に対して位置登録してい
る移動局は、位置登録先の基地局を変更することを停止
する。
が特定の基地局に対して集中して位置登録してしまうこ
とを未然に回避でき、PHS通信システム全体として、
移動局の発信・着信を処理するのに要する時間が長くか
かることを未然に回避できる基地局の運用方法を提供す
る。 【解決手段】 PHS交換機は、基地局に対して位置登
録している移動局の局数が規定局数以上になると、基地
局に発信専用指令を送信し(ステップS5)、これに応
じて、基地局は、運用状態を通常の運用状態から発信専
用の運用状態に変更し、基地局に対して位置登録してい
る移動局は、位置登録先の基地局を変更する。そして、
PHS交換機は、基地局に対して位置登録している移動
局の局数が規定局数未満になると、基地局に発信専用解
除指令を送信し(ステップS10)、これに応じて、基
地局は、運用状態を発信専用の運用状態から通常の運用
状態に変更(復帰)し、基地局に対して位置登録してい
る移動局は、位置登録先の基地局を変更することを停止
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換機が基地局を
収容し、所定の基地局が自己に対して位置登録している
任意の移動局の発信・着信を許可する通常の運用状態か
ら自己に対して位置登録している任意の移動局の発信を
許可すると共に自己に対して位置登録している任意の移
動局の着信を禁止する発信専用の運用状態に運用状態を
変更したことに応じて、任意の移動局が前記所定の基地
局に対する位置登録を停止して他の基地局に対して位置
登録するように位置登録先の基地局を変更することが可
能に構成されたPHS通信システムにおける基地局の運
用方法に関する。
収容し、所定の基地局が自己に対して位置登録している
任意の移動局の発信・着信を許可する通常の運用状態か
ら自己に対して位置登録している任意の移動局の発信を
許可すると共に自己に対して位置登録している任意の移
動局の着信を禁止する発信専用の運用状態に運用状態を
変更したことに応じて、任意の移動局が前記所定の基地
局に対する位置登録を停止して他の基地局に対して位置
登録するように位置登録先の基地局を変更することが可
能に構成されたPHS通信システムにおける基地局の運
用方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、PHS(Pe
rsonal Handyphone System)を利用したPHS通信シス
テムが広く普及している。ところで、PHS通信システ
ムにおいて、基地局(CS:Cell Station)が時分割多
重処理を可能な呼数、つまり、基地局が1局あたりで同
時に呼処理可能な呼数には限度がある。
rsonal Handyphone System)を利用したPHS通信シス
テムが広く普及している。ところで、PHS通信システ
ムにおいて、基地局(CS:Cell Station)が時分割多
重処理を可能な呼数、つまり、基地局が1局あたりで同
時に呼処理可能な呼数には限度がある。
【0003】したがって、基地局が1局あたりで同時に
呼処理可能な呼数が比較的少なく、その基地局に対して
位置登録している移動局(PS:Personal Station)の
局数が極めて多いという状況では、その基地局がビジー
状態になることが頻繁に発生すると想定される。ところ
が、このように基地局がビジー状態になると、移動局が
他の基地局を検索してから発信・着信することになるの
で、PHS通信システム全体として見ると、移動局の発
信・着信を処理するのに要する時間が長くかかったり、
また、移動局の発信・着信の成功率が低下することにも
なり、好ましい状況ではなかった。
呼処理可能な呼数が比較的少なく、その基地局に対して
位置登録している移動局(PS:Personal Station)の
局数が極めて多いという状況では、その基地局がビジー
状態になることが頻繁に発生すると想定される。ところ
が、このように基地局がビジー状態になると、移動局が
他の基地局を検索してから発信・着信することになるの
で、PHS通信システム全体として見ると、移動局の発
信・着信を処理するのに要する時間が長くかかったり、
また、移動局の発信・着信の成功率が低下することにも
なり、好ましい状況ではなかった。
【0004】そこで、従来より、以下に示す方法によ
り、基地局が頻繁にビジー状態になることを未然に回避
することが考えられている。すなわち、所定の基地局の
運用状態を、当該所定の基地局に対して位置登録してい
る任意の移動局の発信・着信を許可する通常の運用状態
から、当該所定の基地局に対して位置登録している任意
の移動局の発信を許可すると共に当該所定の基地局に対
して位置登録している任意の移動局の着信を禁止する発
信専用の運用状態に変更する方法である。
り、基地局が頻繁にビジー状態になることを未然に回避
することが考えられている。すなわち、所定の基地局の
運用状態を、当該所定の基地局に対して位置登録してい
る任意の移動局の発信・着信を許可する通常の運用状態
から、当該所定の基地局に対して位置登録している任意
の移動局の発信を許可すると共に当該所定の基地局に対
して位置登録している任意の移動局の着信を禁止する発
信専用の運用状態に変更する方法である。
【0005】このように所定の基地局の運用状態を通常
の運用状態から発信専用の運用状態に変更すると、所定
の基地局に対して多数の移動局が位置登録していると仮
定すると、それら多数の移動局のうちの幾つかの移動局
は、所定の基地局とはサービスエリアが異なる他の基地
局に対しても位置登録することが可能であれば、当該所
定の基地局に対する位置登録を停止し、新たに他の基地
局に対して位置登録するようになり、つまり、位置登録
先の基地局を変更するようになる。
の運用状態から発信専用の運用状態に変更すると、所定
の基地局に対して多数の移動局が位置登録していると仮
定すると、それら多数の移動局のうちの幾つかの移動局
は、所定の基地局とはサービスエリアが異なる他の基地
局に対しても位置登録することが可能であれば、当該所
定の基地局に対する位置登録を停止し、新たに他の基地
局に対して位置登録するようになり、つまり、位置登録
先の基地局を変更するようになる。
【0006】これにより、所定の基地局に対して位置登
録する移動局の局数を減らすことができ、所定の基地局
が頻繁にビジー状態になることを未然に回避することが
できる。そして、このようにして位置登録先の基地局を
変更した移動局は、新しい位置登録先である他の基地局
が呼処理可能な状態にあれば、その新しい位置登録先で
ある他の基地局に対して発信・着信することが可能にな
るので、PHS通信システム全体として見ると、移動局
の発信・着信を処理するのに要する時間が長くかかるこ
とを未然に回避することが可能になり、また、移動局の
発信・着信の成功率を高めることも可能になる。
録する移動局の局数を減らすことができ、所定の基地局
が頻繁にビジー状態になることを未然に回避することが
できる。そして、このようにして位置登録先の基地局を
変更した移動局は、新しい位置登録先である他の基地局
が呼処理可能な状態にあれば、その新しい位置登録先で
ある他の基地局に対して発信・着信することが可能にな
るので、PHS通信システム全体として見ると、移動局
の発信・着信を処理するのに要する時間が長くかかるこ
とを未然に回避することが可能になり、また、移動局の
発信・着信の成功率を高めることも可能になる。
【0007】しかしながら、このものでは、上記した処
理にしたがって位置登録先の基地局を変更する移動局の
局数が数百局や数千局であるなど比較的多くなると、多
数の移動局が特定の基地局に対して集中して位置登録し
てしまい、位置登録している移動局の局数が極端に増加
してしまう基地局が生じる虞がある。そうなると、位置
登録している移動局の局数が極端に増加した基地局で
は、上記したような状況と同じ状況が発生することにな
るので、結局は、PHS通信システム全体として見る
と、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間が長
くかかったり、また、移動局の発信・着信の成功率が低
下することにもなってしまう。
理にしたがって位置登録先の基地局を変更する移動局の
局数が数百局や数千局であるなど比較的多くなると、多
数の移動局が特定の基地局に対して集中して位置登録し
てしまい、位置登録している移動局の局数が極端に増加
してしまう基地局が生じる虞がある。そうなると、位置
登録している移動局の局数が極端に増加した基地局で
は、上記したような状況と同じ状況が発生することにな
るので、結局は、PHS通信システム全体として見る
と、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間が長
くかかったり、また、移動局の発信・着信の成功率が低
下することにもなってしまう。
【0008】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、多数の移動局が特定の基地局
に対して集中して位置登録してしまうことを未然に回避
することができ、それにより、PHS通信システム全体
として、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間
が長くかかることを未然に回避することができ、また、
移動局の発信・着信の成功率を高めることもできるPH
S通信システムにおける基地局の運用方法を提供するこ
とにある。
ものであり、その目的は、多数の移動局が特定の基地局
に対して集中して位置登録してしまうことを未然に回避
することができ、それにより、PHS通信システム全体
として、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間
が長くかかることを未然に回避することができ、また、
移動局の発信・着信の成功率を高めることもできるPH
S通信システムにおける基地局の運用方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の方法によ
れば、まず、交換機は、所定の基地局に対して位置登録
している移動局の局数が規定局数以上であることを条件
として、発信専用処理を実行し、所定の基地局の運用状
態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更す
る。次いで、交換機は、所定の基地局に対して位置登録
している移動局の局数が規定局数未満であることを条件
として、発信専用解除処理を実行し、所定の基地局の運
用状態を発信専用の運用状態から通常の運用状態に変更
する。
れば、まず、交換機は、所定の基地局に対して位置登録
している移動局の局数が規定局数以上であることを条件
として、発信専用処理を実行し、所定の基地局の運用状
態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更す
る。次いで、交換機は、所定の基地局に対して位置登録
している移動局の局数が規定局数未満であることを条件
として、発信専用解除処理を実行し、所定の基地局の運
用状態を発信専用の運用状態から通常の運用状態に変更
する。
【0010】すなわち、この方法によれば、所定の基地
局に対して位置登録している移動局の局数が規定局数以
上になると、交換機は、所定の基地局の運用状態を通常
の運用状態から発信専用の運用状態に変更するようにな
り、これを受けて、任意の移動局は、所定の基地局に対
する位置登録を停止し、新たに他の基地局に対して位置
登録するように位置登録先の基地局を変更する。そし
て、これに応じて、所定の基地局に対して位置登録して
いる移動局の局数が規定局数未満になると、交換機は、
所定の基地局の運用状態を発信専用の運用状態から通常
の運用状態に変更(復帰)するようになり、これを受け
て、任意の移動局は、上記したような位置登録先の基地
局を変更することを停止する。
局に対して位置登録している移動局の局数が規定局数以
上になると、交換機は、所定の基地局の運用状態を通常
の運用状態から発信専用の運用状態に変更するようにな
り、これを受けて、任意の移動局は、所定の基地局に対
する位置登録を停止し、新たに他の基地局に対して位置
登録するように位置登録先の基地局を変更する。そし
て、これに応じて、所定の基地局に対して位置登録して
いる移動局の局数が規定局数未満になると、交換機は、
所定の基地局の運用状態を発信専用の運用状態から通常
の運用状態に変更(復帰)するようになり、これを受け
て、任意の移動局は、上記したような位置登録先の基地
局を変更することを停止する。
【0011】このように、所定の基地局に対して位置登
録している移動局の局数が規定局数以上になると、任意
の移動局が位置登録先の基地局を変更し、所定の基地局
に対して位置登録している移動局の局数が規定局数未満
になると、任意の移動局が位置登録先の基地局を変更す
ることを停止するようになるので、多数の移動局が特定
の基地局に対して集中して位置登録してしまうことを未
然に回避することができる。これにより、1局あたりの
基地局に対して位置登録する移動局の局数を均等化する
ことができ、したがって、PHS通信システム全体とし
て、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間が長
くかかることを未然に回避することができ、また、移動
局の発信・着信の成功率を高めることもできる。
録している移動局の局数が規定局数以上になると、任意
の移動局が位置登録先の基地局を変更し、所定の基地局
に対して位置登録している移動局の局数が規定局数未満
になると、任意の移動局が位置登録先の基地局を変更す
ることを停止するようになるので、多数の移動局が特定
の基地局に対して集中して位置登録してしまうことを未
然に回避することができる。これにより、1局あたりの
基地局に対して位置登録する移動局の局数を均等化する
ことができ、したがって、PHS通信システム全体とし
て、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間が長
くかかることを未然に回避することができ、また、移動
局の発信・着信の成功率を高めることもできる。
【0012】請求項2記載の方法によれば、交換機は、
所定の基地局に対して位置登録している移動局の局数が
規定局数以上であることを条件として、所定時間を計時
する計時処理を実行し、所定時間の計時を終了したこと
を条件として、上記した発信専用解除処理を実行する。
所定の基地局に対して位置登録している移動局の局数が
規定局数以上であることを条件として、所定時間を計時
する計時処理を実行し、所定時間の計時を終了したこと
を条件として、上記した発信専用解除処理を実行する。
【0013】すなわち、この方法によれば、所定の基地
局に対して位置登録している移動局の局数が規定局数以
上になると、交換機は、所定の基地局の運用状態を通常
の運用状態から発信専用の運用状態に変更すると共に、
所定時間を計時するようになり、所定時間の計時を終了
すると、上記したように所定の基地局の運用状態を発信
専用の運用状態から通常の運用状態に変更(復帰)する
ようになる。これにより、所定の基地局に対して位置登
録している移動局の局数が規定局数未満に到達しない場
合であっても、1局あたりの基地局に対して位置登録す
る移動局の局数を均等化する処理を、適当な時間が経過
したのちに強制的に終了することができる。
局に対して位置登録している移動局の局数が規定局数以
上になると、交換機は、所定の基地局の運用状態を通常
の運用状態から発信専用の運用状態に変更すると共に、
所定時間を計時するようになり、所定時間の計時を終了
すると、上記したように所定の基地局の運用状態を発信
専用の運用状態から通常の運用状態に変更(復帰)する
ようになる。これにより、所定の基地局に対して位置登
録している移動局の局数が規定局数未満に到達しない場
合であっても、1局あたりの基地局に対して位置登録す
る移動局の局数を均等化する処理を、適当な時間が経過
したのちに強制的に終了することができる。
【0014】請求項3記載の方法によれば、交換機は、
ビジー状態判定処理を実行し、所定の基地局がビジー状
態であるか否かを判定する。次いで、交換機は、所定の
基地局がビジー状態であることを条件として、発信専用
処理を実行し、所定の基地局の運用状態を通常の運用状
態から発信専用の運用状態に変更する。
ビジー状態判定処理を実行し、所定の基地局がビジー状
態であるか否かを判定する。次いで、交換機は、所定の
基地局がビジー状態であることを条件として、発信専用
処理を実行し、所定の基地局の運用状態を通常の運用状
態から発信専用の運用状態に変更する。
【0015】すなわち、この方法によれば、所定の基地
局がビジー状態になると、交換機は、所定の基地局の運
用状態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更
するようになり、これを受けて、任意の移動局は、所定
の基地局に対する位置登録を停止し、新たに他の基地局
に対して位置登録するように位置登録先の基地局を変更
する。
局がビジー状態になると、交換機は、所定の基地局の運
用状態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更
するようになり、これを受けて、任意の移動局は、所定
の基地局に対する位置登録を停止し、新たに他の基地局
に対して位置登録するように位置登録先の基地局を変更
する。
【0016】このように、所定の基地局がビジー状態に
なると、任意の移動局が位置登録先の基地局を変更する
ようになるので、仮に所定の基地局がビジー状態になっ
ても、位置登録先の基地局を変更した移動局は、新しい
位置登録先である他の基地局が呼処理可能な状態にあれ
ば、その新しい位置登録先である他の基地局に対して発
信・着信することが可能になり、これにより、PHS通
信システム全体として、移動局の発信・着信を処理する
のに要する時間が長くかかることを未然に回避すること
ができ、また、移動局の発信・着信の成功率を高めるこ
ともできる。
なると、任意の移動局が位置登録先の基地局を変更する
ようになるので、仮に所定の基地局がビジー状態になっ
ても、位置登録先の基地局を変更した移動局は、新しい
位置登録先である他の基地局が呼処理可能な状態にあれ
ば、その新しい位置登録先である他の基地局に対して発
信・着信することが可能になり、これにより、PHS通
信システム全体として、移動局の発信・着信を処理する
のに要する時間が長くかかることを未然に回避すること
ができ、また、移動局の発信・着信の成功率を高めるこ
ともできる。
【0017】請求項4記載の方法によれば、交換機は、
ビジー状態判定処理を実行したのち、所定制御対象判定
処理を実行し、所定の基地局が所定制御の対象であるか
否かを判定し、所定の基地局が所定制御の対象であるこ
とを条件として、上記した発信専用処理を実行する。
ビジー状態判定処理を実行したのち、所定制御対象判定
処理を実行し、所定の基地局が所定制御の対象であるか
否かを判定し、所定の基地局が所定制御の対象であるこ
とを条件として、上記した発信専用処理を実行する。
【0018】すなわち、この方法によれば、交換機は、
所定の基地局が所定制御の対象であることを条件とし
て、上記したように所定の基地局の運用状態を通常の運
用状態から発信専用の運用状態に変更するようになる。
これにより、所定の基地局を所定制御の対象として設定
するか否かを選択することにより、上記した所定の基地
局の運用状態を通常の運用状態から発信専用の運用状態
に変更する処理を、自在に有効にすることができる。
所定の基地局が所定制御の対象であることを条件とし
て、上記したように所定の基地局の運用状態を通常の運
用状態から発信専用の運用状態に変更するようになる。
これにより、所定の基地局を所定制御の対象として設定
するか否かを選択することにより、上記した所定の基地
局の運用状態を通常の運用状態から発信専用の運用状態
に変更する処理を、自在に有効にすることができる。
【0019】請求項5記載の方法によれば、交換機は、
ビジー状態解除判定処理を実行し、所定の基地局のビジ
ー状態が解除されたか否かを判定し、所定の基地局のビ
ジー状態が解除されたことを条件として、発信専用解除
処理を実行し、所定の基地局の運用状態を発信専用の運
用状態から通常の運用状態に変更する。
ビジー状態解除判定処理を実行し、所定の基地局のビジ
ー状態が解除されたか否かを判定し、所定の基地局のビ
ジー状態が解除されたことを条件として、発信専用解除
処理を実行し、所定の基地局の運用状態を発信専用の運
用状態から通常の運用状態に変更する。
【0020】すなわち、この方法によれば、交換機は、
所定の基地局のビジー状態が解除されると、所定の基地
局の運用状態を発信専用の運用状態から通常の運用状態
に変更(復帰)するようになり、これを受けて、任意の
移動局は、上記したような位置登録先の基地局を変更す
ることを停止する。これにより、所定の基地局のビジー
状態が解除されると、任意の移動局が位置登録先の基地
局を変更する処理を、速やかに終了することができる。
所定の基地局のビジー状態が解除されると、所定の基地
局の運用状態を発信専用の運用状態から通常の運用状態
に変更(復帰)するようになり、これを受けて、任意の
移動局は、上記したような位置登録先の基地局を変更す
ることを停止する。これにより、所定の基地局のビジー
状態が解除されると、任意の移動局が位置登録先の基地
局を変更する処理を、速やかに終了することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。まず、図2は、PHS通
信システムの構成図を概略的に示している。PHS通信
システム1において、PHS交換機(A) 2〜PHS交換
機(C) 4は、公衆網に接続している。PHS交換機(A)
2は、基地局(A) 5〜基地局(C) 7を収容し、PHS交
換機(B) 3は、基地局(D) 8〜基地局(F) 10を収容
し、PHS交換機(C) 4は、基地局(G) 11〜基地局
(I) 13を収容している。そして、これら基地局(A) 5
〜基地局(I) 13は、それぞれ同時に呼処理できる呼数
が比較的少なく、例えば3呼に構成されている。
て、図面を参照して説明する。まず、図2は、PHS通
信システムの構成図を概略的に示している。PHS通信
システム1において、PHS交換機(A) 2〜PHS交換
機(C) 4は、公衆網に接続している。PHS交換機(A)
2は、基地局(A) 5〜基地局(C) 7を収容し、PHS交
換機(B) 3は、基地局(D) 8〜基地局(F) 10を収容
し、PHS交換機(C) 4は、基地局(G) 11〜基地局
(I) 13を収容している。そして、これら基地局(A) 5
〜基地局(I) 13は、それぞれ同時に呼処理できる呼数
が比較的少なく、例えば3呼に構成されている。
【0022】保守端末14は、LAN(Local Area Net
work)15を通じて各PHS交換機(A) 2〜PHS交換
機(C) 4を接続しており、各PHS交換機(A) 2〜PH
S交換機(C) 4を保守することが可能になっている。そ
して、上記した構成では、PHS交換機(A) 2および基
地局(A) 5〜基地局(C) 7からなる構成をノード(A)1
6と称し、PHS交換機(B) 3および基地局(D) 8〜基
地局(F) 10からなる構成をノード(B) 17と称し、P
HS交換機(C) 4および基地局(G) 11〜基地局(I) 1
3からなる構成をノード(C) 18と称する。
work)15を通じて各PHS交換機(A) 2〜PHS交換
機(C) 4を接続しており、各PHS交換機(A) 2〜PH
S交換機(C) 4を保守することが可能になっている。そ
して、上記した構成では、PHS交換機(A) 2および基
地局(A) 5〜基地局(C) 7からなる構成をノード(A)1
6と称し、PHS交換機(B) 3および基地局(D) 8〜基
地局(F) 10からなる構成をノード(B) 17と称し、P
HS交換機(C) 4および基地局(G) 11〜基地局(I) 1
3からなる構成をノード(C) 18と称する。
【0023】次に、上記した構成の作用について、図1
も参照して説明する。まず、保守端末14は、PHS交
換機(A) 2〜PHS交換機(C) 4のうちの任意のPHS
交換機に位置登録変更誘導設定指令を送信することによ
り、任意のPHS交換機に位置登録変更誘導機能を設定
する(ステップS1)。ここで、保守端末14は、ノー
ドあるいは基地局を指定して任意のPHS交換機に位置
登録変更誘導機能を設定することができる。
も参照して説明する。まず、保守端末14は、PHS交
換機(A) 2〜PHS交換機(C) 4のうちの任意のPHS
交換機に位置登録変更誘導設定指令を送信することによ
り、任意のPHS交換機に位置登録変更誘導機能を設定
する(ステップS1)。ここで、保守端末14は、ノー
ドあるいは基地局を指定して任意のPHS交換機に位置
登録変更誘導機能を設定することができる。
【0024】すなわち、保守端末14は、ノードを指定
すると、その指定したノードに属するPHS交換機に位
置登録変更誘導機能を設定することができ、その位置登
録変更誘導機能を設定したPHS交換機が収容する全て
の基地局を位置登録変更誘導制御の対象として設定する
ことができる。具体的には、保守端末14は、例えばノ
ード(A) 16を指定すると、その指定したノード(A) 1
6に属するPHS交換機(A) 2に位置登録変更誘導機能
を設定することができ、そのPHS交換機(A)2が収容
する全ての基地局(A) 5〜基地局(C) 7を位置登録変更
誘導制御の対象として設定することができる。
すると、その指定したノードに属するPHS交換機に位
置登録変更誘導機能を設定することができ、その位置登
録変更誘導機能を設定したPHS交換機が収容する全て
の基地局を位置登録変更誘導制御の対象として設定する
ことができる。具体的には、保守端末14は、例えばノ
ード(A) 16を指定すると、その指定したノード(A) 1
6に属するPHS交換機(A) 2に位置登録変更誘導機能
を設定することができ、そのPHS交換機(A)2が収容
する全ての基地局(A) 5〜基地局(C) 7を位置登録変更
誘導制御の対象として設定することができる。
【0025】また、保守端末14は、基地局を指定する
と、その指定した基地局を収容するPHS交換機に位置
登録変更誘導機能を設定することができ、その指定した
基地局のみを位置登録変更誘導制御の対象として設定す
ることができる。具体的には、保守端末14は、例えば
基地局(A) 5を指定すると、その基地局(A) 5を収容す
るPHS交換機(A) 2に位置登録変更誘導機能を設定す
ることができ、その指定した基地局(A) 5のみを位置登
録変更誘導制御の対象として設定することができる。
と、その指定した基地局を収容するPHS交換機に位置
登録変更誘導機能を設定することができ、その指定した
基地局のみを位置登録変更誘導制御の対象として設定す
ることができる。具体的には、保守端末14は、例えば
基地局(A) 5を指定すると、その基地局(A) 5を収容す
るPHS交換機(A) 2に位置登録変更誘導機能を設定す
ることができ、その指定した基地局(A) 5のみを位置登
録変更誘導制御の対象として設定することができる。
【0026】尚、ここでは、保守端末14が全てのノー
ド(A) 16〜ノード(C) 18を指定したものと仮定し、
つまり、全てのPHS交換機(A) 2〜PHS交換機(C)
4に位置登録変更誘導機能を設定し、それらPHS交換
機(A) 2〜PHS交換機(C)4が収容する全ての基地局
(A) 5〜基地局(I) 13を位置登録変更誘導制御の対象
として設定したものと仮定する。また、これ以降、PH
S交換機(A) 2〜PHS交換機(C) 4のうちPHS交換
機(A) 2を代表して説明する。
ド(A) 16〜ノード(C) 18を指定したものと仮定し、
つまり、全てのPHS交換機(A) 2〜PHS交換機(C)
4に位置登録変更誘導機能を設定し、それらPHS交換
機(A) 2〜PHS交換機(C)4が収容する全ての基地局
(A) 5〜基地局(I) 13を位置登録変更誘導制御の対象
として設定したものと仮定する。また、これ以降、PH
S交換機(A) 2〜PHS交換機(C) 4のうちPHS交換
機(A) 2を代表して説明する。
【0027】さて、位置登録変更誘導機能が設定された
PHS交換機(A) 2は、自己が収容している全ての基地
局(A) 5〜基地局(C) 7の各々に対して位置登録してい
る移動局の局数をチェックする(ステップS2)。
PHS交換機(A) 2は、自己が収容している全ての基地
局(A) 5〜基地局(C) 7の各々に対して位置登録してい
る移動局の局数をチェックする(ステップS2)。
【0028】次いで、PHS交換機(A) 2は、各基地局
(A) 5〜基地局(C) 7が位置登録変更誘導制御の対象と
して設定されているか否かを判定する(ステップS
3)。ここでは、各基地局(A) 5〜基地局(C) 7が位置
登録変更誘導制御の対象として設定されているので、P
HS交換機(A) 2は、ステップS3において「YES」
と判定し、各基地局(A) 5〜基地局(C) 7に対して位置
登録している移動局の局数が規定局数以上であるか否か
を判定する(ステップS4)。尚、規定局数は、あらか
じめ保守端末14により設定することができるものであ
る。
(A) 5〜基地局(C) 7が位置登録変更誘導制御の対象と
して設定されているか否かを判定する(ステップS
3)。ここでは、各基地局(A) 5〜基地局(C) 7が位置
登録変更誘導制御の対象として設定されているので、P
HS交換機(A) 2は、ステップS3において「YES」
と判定し、各基地局(A) 5〜基地局(C) 7に対して位置
登録している移動局の局数が規定局数以上であるか否か
を判定する(ステップS4)。尚、規定局数は、あらか
じめ保守端末14により設定することができるものであ
る。
【0029】さて、ここで、例えば基地局(A) 5につい
て考えてみる。このとき、基地局(A) 5に対して位置登
録している移動局の局数が極めて多数であり、規定局数
以上であると仮定すると、PHS交換機(A) 2は、ステ
ップS4において「YES」と判定する。そして、PH
S交換機(A) 2は、基地局(A) 5に発信専用指令を送信
し(ステップS5)、タイマによる計時を開始する(ス
テップS6)。尚、タイマによる計測時間は、あらかじ
め保守端末14により設定することができるものであ
る。
て考えてみる。このとき、基地局(A) 5に対して位置登
録している移動局の局数が極めて多数であり、規定局数
以上であると仮定すると、PHS交換機(A) 2は、ステ
ップS4において「YES」と判定する。そして、PH
S交換機(A) 2は、基地局(A) 5に発信専用指令を送信
し(ステップS5)、タイマによる計時を開始する(ス
テップS6)。尚、タイマによる計測時間は、あらかじ
め保守端末14により設定することができるものであ
る。
【0030】これを受けて、基地局(A) 5は、PHS交
換機(A) 2が送信した発信専用指令を受信すると、自己
に対して位置登録している任意の移動局の発信・着信を
許可する通常の運用状態から、自己に対して位置登録し
ている任意の移動局の発信を許可すると共に自己に対し
て位置登録している任意の移動局の着信を禁止する発信
専用の運用状態に運用状態を変更するようになる。
換機(A) 2が送信した発信専用指令を受信すると、自己
に対して位置登録している任意の移動局の発信・着信を
許可する通常の運用状態から、自己に対して位置登録し
ている任意の移動局の発信を許可すると共に自己に対し
て位置登録している任意の移動局の着信を禁止する発信
専用の運用状態に運用状態を変更するようになる。
【0031】そして、このようにして基地局(A) 5が通
常の運用状態から発信専用の運用状態に運用状態を変更
すると、基地局(A) 5に対して位置登録している多数の
移動局のうちの幾つかの移動局(図2では、例えば移動
局19)は、例えば基地局(B) 6あるいは基地局(C) 7
などの他のサービスエリア内(圏内)に存在しており、
それら他の基地局に対して位置登録することが可能であ
れば、基地局(A) 5に対する位置登録を停止し、新たに
他の基地局に対して位置登録するようになり、つまり、
位置登録先の基地局を変更するようになる。これによ
り、基地局(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が
減少することになる。
常の運用状態から発信専用の運用状態に運用状態を変更
すると、基地局(A) 5に対して位置登録している多数の
移動局のうちの幾つかの移動局(図2では、例えば移動
局19)は、例えば基地局(B) 6あるいは基地局(C) 7
などの他のサービスエリア内(圏内)に存在しており、
それら他の基地局に対して位置登録することが可能であ
れば、基地局(A) 5に対する位置登録を停止し、新たに
他の基地局に対して位置登録するようになり、つまり、
位置登録先の基地局を変更するようになる。これによ
り、基地局(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が
減少することになる。
【0032】次いで、PHS交換機(A) 2は、基地局
(A) 5に対して位置登録している基地局が規定局数未満
になったか否かを判定する共に(ステップS7)、タイ
マがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS
8)。
(A) 5に対して位置登録している基地局が規定局数未満
になったか否かを判定する共に(ステップS7)、タイ
マがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS
8)。
【0033】ここで、上記した処理にしたがって、基地
局(A) 5に対して位置登録している多数の移動局のうち
の幾つかの移動局が位置登録先の基地局を変更し、基地
局(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が減少した
ことに応じて、PHS交換機(A) 2は、基地局(A) 5に
対して位置登録している基地局が規定局数未満になった
ことを検出すると、ステップS7において「YES」と
判定する。そして、PHS交換機(A) 2は、タイマによ
る計時を終了し(ステップS9)、基地局(A)5に発信
専用解除指令を送信する(ステップS10)。
局(A) 5に対して位置登録している多数の移動局のうち
の幾つかの移動局が位置登録先の基地局を変更し、基地
局(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が減少した
ことに応じて、PHS交換機(A) 2は、基地局(A) 5に
対して位置登録している基地局が規定局数未満になった
ことを検出すると、ステップS7において「YES」と
判定する。そして、PHS交換機(A) 2は、タイマによ
る計時を終了し(ステップS9)、基地局(A)5に発信
専用解除指令を送信する(ステップS10)。
【0034】また、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5に対して位置登録している基地局が規定局数未満に到
達しなくても、タイマによる計時がタイムアップしたこ
とを検出すると、ステップS8において「YES」と判
定し、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信する(ス
テップS10)。
5に対して位置登録している基地局が規定局数未満に到
達しなくても、タイマによる計時がタイムアップしたこ
とを検出すると、ステップS8において「YES」と判
定し、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信する(ス
テップS10)。
【0035】これを受けて、基地局(A) 5は、PHS交
換機(A) 2が送信した発信専用解除指令を受信すると、
発信専用の運用状態から通常の運用状態に運用状態を変
更(復帰)するようになる。
換機(A) 2が送信した発信専用解除指令を受信すると、
発信専用の運用状態から通常の運用状態に運用状態を変
更(復帰)するようになる。
【0036】そして、このようにして基地局(A) 5が発
信専用の運用状態から通常の運用状態に運用状態を変更
すると、基地局(A) 5に対して位置登録している多数の
移動局は、例えば基地局(B) 6あるいは基地局(C) 7な
どの他の基地局のサービスエリア内(圏内)に存在して
おり、それら他の基地局に対して位置登録することが可
能であっても、位置登録先の基地局を変更することを停
止するようになる。
信専用の運用状態から通常の運用状態に運用状態を変更
すると、基地局(A) 5に対して位置登録している多数の
移動局は、例えば基地局(B) 6あるいは基地局(C) 7な
どの他の基地局のサービスエリア内(圏内)に存在して
おり、それら他の基地局に対して位置登録することが可
能であっても、位置登録先の基地局を変更することを停
止するようになる。
【0037】以上に説明したように、PHS交換機(A)
2は、基地局(A) 5に対して位置登録している移動局の
局数が規定局数以上になると、基地局(A) 5に発信専用
指令を送信し、これに応じて、基地局(A) 5に対して位
置登録している多数の移動局のうちの幾つかの移動局
は、位置登録先の移動局を変更し、その結果、基地局
(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が減少するよ
うになる。そして、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5に対して位置登録している移動局の局数が規定局数未
満になると、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信
し、これに応じて、基地局(A) 5に対して位置登録して
いる多数の移動局は、位置登録先の移動局を変更するこ
とを停止する。
2は、基地局(A) 5に対して位置登録している移動局の
局数が規定局数以上になると、基地局(A) 5に発信専用
指令を送信し、これに応じて、基地局(A) 5に対して位
置登録している多数の移動局のうちの幾つかの移動局
は、位置登録先の移動局を変更し、その結果、基地局
(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が減少するよ
うになる。そして、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5に対して位置登録している移動局の局数が規定局数未
満になると、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信
し、これに応じて、基地局(A) 5に対して位置登録して
いる多数の移動局は、位置登録先の移動局を変更するこ
とを停止する。
【0038】次に、移動局19が発信したことに応じ
て、基地局(A) 5が発信要求した呼に対して呼処理し、
基地局(A) 5がビジー状態になった場合を考えてみる。
PHS交換機(A) 2は、基地局(A) 5がビジー状態にな
ったことを検出すると、ステップS11において「YE
S」と判定し、その基地局(A) 5が位置登録変更誘導制
御の対象として設定されているか否かを判定する(ステ
ップS12)。ここでは、基地局(A) 5が位置登録変更
誘導制御の対象として設定されているので、PHS交換
機(A) 2は、ステップS12において「YES」と判定
する。そして、PHS交換機(A) 2は、基地局(A) 5に
発信専用指令を送信する(ステップS13)。
て、基地局(A) 5が発信要求した呼に対して呼処理し、
基地局(A) 5がビジー状態になった場合を考えてみる。
PHS交換機(A) 2は、基地局(A) 5がビジー状態にな
ったことを検出すると、ステップS11において「YE
S」と判定し、その基地局(A) 5が位置登録変更誘導制
御の対象として設定されているか否かを判定する(ステ
ップS12)。ここでは、基地局(A) 5が位置登録変更
誘導制御の対象として設定されているので、PHS交換
機(A) 2は、ステップS12において「YES」と判定
する。そして、PHS交換機(A) 2は、基地局(A) 5に
発信専用指令を送信する(ステップS13)。
【0039】これを受けて、基地局(A) 5は、PHS交
換機(A) 2が送信した発信専用指令を受信すると、この
場合にも、通常の運用状態から発信専用の運用状態に運
用状態を変更するようになる。そして、基地局(A) 5に
対して位置登録している多数の移動局のうちの幾つかの
移動局は、上記したように、例えば基地局(B) 6あるい
は基地局(C) 7などの他のサービスエリア内(圏内)に
存在しており、それら他の基地局に対して位置登録する
ことが可能であれば、基地局(A) 5に対する位置登録を
停止し、新たに他の基地局に対して位置登録するように
なり、つまり、位置登録先の基地局を変更するようにな
る。これにより、この場合にも、基地局(A) 5に対して
位置登録する移動局の局数が減少することになる。
換機(A) 2が送信した発信専用指令を受信すると、この
場合にも、通常の運用状態から発信専用の運用状態に運
用状態を変更するようになる。そして、基地局(A) 5に
対して位置登録している多数の移動局のうちの幾つかの
移動局は、上記したように、例えば基地局(B) 6あるい
は基地局(C) 7などの他のサービスエリア内(圏内)に
存在しており、それら他の基地局に対して位置登録する
ことが可能であれば、基地局(A) 5に対する位置登録を
停止し、新たに他の基地局に対して位置登録するように
なり、つまり、位置登録先の基地局を変更するようにな
る。これにより、この場合にも、基地局(A) 5に対して
位置登録する移動局の局数が減少することになる。
【0040】次いで、PHS交換機(A) 2は、基地局
(A) 5のビジー状態が解除されたか否かを判定する(ス
テップS14)。そして、PHS交換機(A) 2は、基地
局(A)5のビジー状態が解除されていないことを検出す
ると、ステップS14において「NO」と判定し、基地
局(A) 5のビジー状態が解除されるまで待機し(ステッ
プS15)、基地局(A) 5のビジー状態が解除されたこ
とを検出すると、ステップS14において「YES」と
判定し、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信する
(ステップS16)。
(A) 5のビジー状態が解除されたか否かを判定する(ス
テップS14)。そして、PHS交換機(A) 2は、基地
局(A)5のビジー状態が解除されていないことを検出す
ると、ステップS14において「NO」と判定し、基地
局(A) 5のビジー状態が解除されるまで待機し(ステッ
プS15)、基地局(A) 5のビジー状態が解除されたこ
とを検出すると、ステップS14において「YES」と
判定し、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信する
(ステップS16)。
【0041】これを受けて、基地局(A) 5は、PHS交
換機(A) 2が送信した発信専用解除指令を受信すると、
発信専用の運用状態から通常の運用状態に運用状態を変
更(復帰)するようになる。そして、基地局(A) 5に対
して位置登録している多数の移動局は、上記したよう
に、例えば基地局(B) 6あるいは基地局(C) 7などの他
の基地局のサービスエリア内(圏内)に存在しており、
それら他の基地局に対して位置登録することが可能であ
っても、位置登録先の基地局を変更することを停止する
ようになる。
換機(A) 2が送信した発信専用解除指令を受信すると、
発信専用の運用状態から通常の運用状態に運用状態を変
更(復帰)するようになる。そして、基地局(A) 5に対
して位置登録している多数の移動局は、上記したよう
に、例えば基地局(B) 6あるいは基地局(C) 7などの他
の基地局のサービスエリア内(圏内)に存在しており、
それら他の基地局に対して位置登録することが可能であ
っても、位置登録先の基地局を変更することを停止する
ようになる。
【0042】以上に説明したように、PHS交換機(A)
2は、基地局(A) 5がビジー状態になると、基地局(A)
5に発信専用指令を送信し、これに応じて、基地局(A)
5に対して位置登録している多数の移動局のうちの幾つ
かは、位置登録先の移動局を変更し、その結果、基地局
(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が減少するよ
うになる。そして、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5のビジー状態が解除されると、基地局(A) 5に発信専
用解除指令を送信し、これに応じて、基地局(A) 5に対
して位置登録している多数の移動局は、位置登録先の移
動局を変更することを停止する。
2は、基地局(A) 5がビジー状態になると、基地局(A)
5に発信専用指令を送信し、これに応じて、基地局(A)
5に対して位置登録している多数の移動局のうちの幾つ
かは、位置登録先の移動局を変更し、その結果、基地局
(A) 5に対して位置登録する移動局の局数が減少するよ
うになる。そして、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5のビジー状態が解除されると、基地局(A) 5に発信専
用解除指令を送信し、これに応じて、基地局(A) 5に対
して位置登録している多数の移動局は、位置登録先の移
動局を変更することを停止する。
【0043】尚、上記した処理においては、ステップS
5,S13の処理に応じて基地局(A) 5が運用状態を通
常の運用状態から発信専用の運用状態に変更する処理が
本発明でいう発信専用処理に相当し、ステップS6の処
理が本発明でいう計時処理に相当し、ステップS10,
S16の処理に応じて基地局(A) 5が運用状態を発信専
用の運用状態から通常の運用状態に変更(復帰)する処
理が本発明でいう発信専用解除処理に相当するものであ
る。また、ステップS11の処理が本発明でいうビジー
状態判定処理に相当し、ステップS12の処理が本発明
でいう所定制御対象判定処理に相当し、ステップS14
の処理が本発明でいうビジー状態解除判定処理に相当す
るものである。
5,S13の処理に応じて基地局(A) 5が運用状態を通
常の運用状態から発信専用の運用状態に変更する処理が
本発明でいう発信専用処理に相当し、ステップS6の処
理が本発明でいう計時処理に相当し、ステップS10,
S16の処理に応じて基地局(A) 5が運用状態を発信専
用の運用状態から通常の運用状態に変更(復帰)する処
理が本発明でいう発信専用解除処理に相当するものであ
る。また、ステップS11の処理が本発明でいうビジー
状態判定処理に相当し、ステップS12の処理が本発明
でいう所定制御対象判定処理に相当し、ステップS14
の処理が本発明でいうビジー状態解除判定処理に相当す
るものである。
【0044】このように本実施例によれば、PHS交換
機(A) 2は、基地局(A) 5に対して位置登録している移
動局の局数が規定局数以上になると、基地局(A) 5に発
信専用指令を送信することにより、基地局(A) 5の運用
状態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更
し、基地局(A) 5に対して位置登録している移動局が位
置登録先の基地局を変更するように誘導し、基地局(A)
5に対して位置登録している移動局の局数が規定局数未
満になると、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信す
ることにより、基地局(A) 5の運用状態を発信専用の運
用状態から通常の運用状態に変更(復帰)し、基地局
(A) 5に対して位置登録している移動局が位置登録先の
基地局を変更することを停止するようにした。
機(A) 2は、基地局(A) 5に対して位置登録している移
動局の局数が規定局数以上になると、基地局(A) 5に発
信専用指令を送信することにより、基地局(A) 5の運用
状態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更
し、基地局(A) 5に対して位置登録している移動局が位
置登録先の基地局を変更するように誘導し、基地局(A)
5に対して位置登録している移動局の局数が規定局数未
満になると、基地局(A) 5に発信専用解除指令を送信す
ることにより、基地局(A) 5の運用状態を発信専用の運
用状態から通常の運用状態に変更(復帰)し、基地局
(A) 5に対して位置登録している移動局が位置登録先の
基地局を変更することを停止するようにした。
【0045】このように、基地局(A) 5に対して位置登
録している移動局の局数が規定局数以上になると、基地
局(A) 5に対して位置登録する移動局の局数を減少する
ようになり、この際、基地局(A) 5に対して位置登録す
る移動局の局数が規定局数未満になることがないので、
多数の移動局が特定の基地局に対して集中して位置登録
してしまうことを未然に回避することができる。
録している移動局の局数が規定局数以上になると、基地
局(A) 5に対して位置登録する移動局の局数を減少する
ようになり、この際、基地局(A) 5に対して位置登録す
る移動局の局数が規定局数未満になることがないので、
多数の移動局が特定の基地局に対して集中して位置登録
してしまうことを未然に回避することができる。
【0046】これにより、1局あたりの基地局に対して
位置登録する移動局の局数を均等化することができ、し
たがって、PHS通信システム全体として、移動局の発
信・着信を処理するのに要する時間が長くかかることを
未然に回避することができ、また、移動局の発信・着信
の成功率を高めることもできる。
位置登録する移動局の局数を均等化することができ、し
たがって、PHS通信システム全体として、移動局の発
信・着信を処理するのに要する時間が長くかかることを
未然に回避することができ、また、移動局の発信・着信
の成功率を高めることもできる。
【0047】また、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5に発信専用指令を送信すると略同時にタイマによる計
時を開始し、タイマがタイムアップしたときにも、基地
局(A) 5に発信専用解除指令を送信することにより、基
地局(A) 5の運用状態を発信専用の運用状態から通常の
運用状態に変更(復帰)し、基地局(A) 5に位置登録し
ている移動局が位置登録先の基地局を変更することを停
止するようにした。
5に発信専用指令を送信すると略同時にタイマによる計
時を開始し、タイマがタイムアップしたときにも、基地
局(A) 5に発信専用解除指令を送信することにより、基
地局(A) 5の運用状態を発信専用の運用状態から通常の
運用状態に変更(復帰)し、基地局(A) 5に位置登録し
ている移動局が位置登録先の基地局を変更することを停
止するようにした。
【0048】これにより、基地局(A) 5に対して位置登
録している移動局の局数が規定局数未満に到達しない場
合であっても、上記したような1局あたりの基地局に対
して位置登録する移動局の局数を均等化する処理を、適
当な時間が経過したのちに強制的に終了することができ
る。
録している移動局の局数が規定局数未満に到達しない場
合であっても、上記したような1局あたりの基地局に対
して位置登録する移動局の局数を均等化する処理を、適
当な時間が経過したのちに強制的に終了することができ
る。
【0049】また、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5がビジー状態になったときにも、基地局(A) 5に発信
専用指令を送信することにより、基地局(A) 5の運用状
態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更し、
基地局(A) 5に対して位置登録している移動局が位置登
録先の基地局を変更するように誘導するようにした。こ
れにより、仮に基地局(A) 5がビジー状態になっても、
位置登録先の基地局を変更した移動局は、新しい位置登
録先である他の基地局が呼処理可能な状態にあれば、そ
の新しい位置登録先である他の基地局に対して発信・着
信することが可能になるので、PHS通信システム全体
として、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間
が長くかかることを未然に回避することができ、また、
移動局の発信・着信の成功率を高めることもできる。
5がビジー状態になったときにも、基地局(A) 5に発信
専用指令を送信することにより、基地局(A) 5の運用状
態を通常の運用状態から発信専用の運用状態に変更し、
基地局(A) 5に対して位置登録している移動局が位置登
録先の基地局を変更するように誘導するようにした。こ
れにより、仮に基地局(A) 5がビジー状態になっても、
位置登録先の基地局を変更した移動局は、新しい位置登
録先である他の基地局が呼処理可能な状態にあれば、そ
の新しい位置登録先である他の基地局に対して発信・着
信することが可能になるので、PHS通信システム全体
として、移動局の発信・着信を処理するのに要する時間
が長くかかることを未然に回避することができ、また、
移動局の発信・着信の成功率を高めることもできる。
【0050】また、PHS交換機(A) 2は、基地局(A)
5が位置登録変更誘導制御の対象であることを条件とし
て、基地局(A) 5に発信専用指令を送信することによ
り、基地局(A) 5の運用状態を通常の運用状態から発信
専用の運用状態に変更し、基地局(A) 5に対して位置登
録している移動局が位置登録先の基地局を変更するよう
に誘導するようにした。
5が位置登録変更誘導制御の対象であることを条件とし
て、基地局(A) 5に発信専用指令を送信することによ
り、基地局(A) 5の運用状態を通常の運用状態から発信
専用の運用状態に変更し、基地局(A) 5に対して位置登
録している移動局が位置登録先の基地局を変更するよう
に誘導するようにした。
【0051】これにより、基地局(A) 5を位置登録変更
誘導制御の対象として設定するか否かを選択することに
より、上記した基地局(A) 5の運用状態を通常の運用状
態から発信専用の運用状態に変更する処理を自在に有効
にすることができる。
誘導制御の対象として設定するか否かを選択することに
より、上記した基地局(A) 5の運用状態を通常の運用状
態から発信専用の運用状態に変更する処理を自在に有効
にすることができる。
【0052】さらに、PHS交換機(A) 2は、基地局
(A) 5のビジー状態が解除されると、基地局(A) 5に発
信専用解除指令を送信することにより、基地局(A) 5の
運用状態を発信専用の運用状態から通常の運用状態に変
更(復帰)し、基地局(A) 5に対して位置登録している
移動局が位置登録先の基地局を変更することを停止する
ようにした。
(A) 5のビジー状態が解除されると、基地局(A) 5に発
信専用解除指令を送信することにより、基地局(A) 5の
運用状態を発信専用の運用状態から通常の運用状態に変
更(復帰)し、基地局(A) 5に対して位置登録している
移動局が位置登録先の基地局を変更することを停止する
ようにした。
【0053】これにより、基地局(A) 5のビジー状態が
解除されると、上記した基地局(A)5の運用状態を発信
専用の運用状態から通常の運用状態に変更(復帰)する
処理を、速やかに終了することができる。
解除されると、上記した基地局(A)5の運用状態を発信
専用の運用状態から通常の運用状態に変更(復帰)する
処理を、速やかに終了することができる。
【0054】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。PHS通信システムは、公衆システムや事業所シ
ステムのうちのいずれであっても良く、構内交換機(P
BX:Private Branch eXchange )が各PHS交換機を
収容する構成であっても良い。また、保守端末がデジタ
ル回線を通じて各PHS交換機を接続する構成であって
も良い。
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。PHS通信システムは、公衆システムや事業所シ
ステムのうちのいずれであっても良く、構内交換機(P
BX:Private Branch eXchange )が各PHS交換機を
収容する構成であっても良い。また、保守端末がデジタ
ル回線を通じて各PHS交換機を接続する構成であって
も良い。
【0055】PHS交換機(A) 2は、各基地局に対して
位置登録している移動局の局数を常にチェックするので
はなく、所定周期にしたがって定期的にチェックするよ
うにしても良い。各基地局における規定局数は、システ
ム内で同じ値であっても良く、ノード内で同じ値であっ
ても良く、また、各基地局で異なる値であっても良い。
位置登録している移動局の局数を常にチェックするので
はなく、所定周期にしたがって定期的にチェックするよ
うにしても良い。各基地局における規定局数は、システ
ム内で同じ値であっても良く、ノード内で同じ値であっ
ても良く、また、各基地局で異なる値であっても良い。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、位置登録変更
誘導の処理を示すフローチャート
誘導の処理を示すフローチャート
【図2】システム構成を概略的に示す図
図面中、1はPHS通信システム、2〜4はPHS交換
機(A) 〜PHS交換機(I) 、5〜13は基地局(A) 〜基
地局(I) 、19は移動局である。
機(A) 〜PHS交換機(I) 、5〜13は基地局(A) 〜基
地局(I) 、19は移動局である。
Claims (5)
- 【請求項1】 交換機が基地局を収容し、所定の基地局
が自己に対して位置登録している任意の移動局の発信・
着信を許可する通常の運用状態から自己に対して位置登
録している任意の移動局の発信を許可すると共に自己に
対して位置登録している任意の移動局の着信を禁止する
発信専用の運用状態に運用状態を変更したことに応じ
て、任意の移動局が前記所定の基地局に対する位置登録
を停止して他の基地局に対して位置登録するように位置
登録先の基地局を変更することが可能に構成されたPH
S通信システムにおける基地局の運用方法において、 前記所定の基地局に対して位置登録している移動局の局
数が規定局数以上であることを条件として、前記交換機
が前記所定の基地局の運用状態を前記通常の運用状態か
ら前記発信専用の運用状態に変更する発信専用処理と、 この発信専用処理を実行したのち、前記所定の基地局に
対して位置登録している移動局の局数が規定局数未満で
あることを条件として、前記交換機が前記所定の基地局
の運用状態を前記発信専用の運用状態から前記通常の運
用状態に変更する発信専用解除処理とを、順次実行する
ことを特徴とするPHS通信システムにおける基地局の
運用方法。 - 【請求項2】 前記所定の基地局に対して位置登録して
いる移動局の局数が規定局数以上であることを条件とし
て、前記交換機が所定時間を計時する計時処理を実行
し、前記交換機が前記所定時間の計時を終了したことを
条件として、前記発信専用解除処理を実行することを特
徴とする請求項1記載のPHS通信システムにおける基
地局の運用方法。 - 【請求項3】 前記所定の基地局がビジー状態であるか
否かを判定するビジー状態判定処理と、 前記所定の基地局がビジー状態であることを条件とし
て、前記交換機が前記所定の基地局の運用状態を前記通
常の運用状態から前記発信専用の運用状態に変更する発
信専用処理とを、順次実行することを特徴とする請求項
1または2記載のPHS通信システムにおける基地局の
運用方法。 - 【請求項4】 前記ビジー状態判定処理を実行したの
ち、前記所定の基地局が所定制御の対象であるか否かを
判定する所定制御対象判定処理を実行し、前記所定の基
地局が所定制御の対象であることを条件として、前記発
信専用処理を実行することを特徴とする請求項3記載の
PHS通信システムにおける基地局の運用方法。 - 【請求項5】 前記所定の基地局のビジー状態が解除さ
れたか否かを判定するビジー状態解除判定処理を実行
し、前記所定の基地局のビジー状態が解除されたことを
条件として、前記交換機が前記所定の基地局の運用状態
を前記発信専用の運用状態から前記通常の運用状態に変
更する発信専用解除処理を実行することを特徴とする請
求項3または4記載のPHS通信システムにおける基地
局の運用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15516799A JP2000350255A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | Phs通信システムにおける基地局の運用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15516799A JP2000350255A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | Phs通信システムにおける基地局の運用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000350255A true JP2000350255A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15599986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15516799A Pending JP2000350255A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | Phs通信システムにおける基地局の運用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000350255A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006295423A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Nec Corp | 移動端末の位置登録制御方法および位置登録制御システム |
JP2014229962A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 日本電信電話株式会社 | 通信中継装置およびスリープ制御方法 |
JP2019146054A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | サクサ株式会社 | 電話システム、電話制御装置およびコードレス電話装置の親機 |
-
1999
- 1999-06-02 JP JP15516799A patent/JP2000350255A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006295423A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Nec Corp | 移動端末の位置登録制御方法および位置登録制御システム |
JP2014229962A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | 日本電信電話株式会社 | 通信中継装置およびスリープ制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050705 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051101 |