JP2000350189A - 監視装置 - Google Patents
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- JP2000350189A JP2000350189A JP11157144A JP15714499A JP2000350189A JP 2000350189 A JP2000350189 A JP 2000350189A JP 11157144 A JP11157144 A JP 11157144A JP 15714499 A JP15714499 A JP 15714499A JP 2000350189 A JP2000350189 A JP 2000350189A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像圧縮の結果得られた画像データのデータ
容量をさらに低減させ、同時に装置構成を簡略化してコ
ストダウンを実現する。 【解決手段】 複数のビデオカメラと、各ビデオカメラ
の映像信号を択一的に選択するカメラ選択スイッチと、
カメラ選択スイッチから出力された映像信号を量子化す
るＡ／Ｄコンバータと、Ａ／Ｄコンバータから出力され
た量子化画像信号を複数のエンコード部の何れかに出力
するエンコーダ選択スイッチと、エンコーダ選択スイッ
チから入力された量子化画像信号を画像圧縮するエンコ
ード部と、各エンコード部から出力される圧縮画像符号
を多重する多重部と、カメラ選択スイッチを制御し、カ
メラ選択スイッチが選択したビデオカメラに対応するエ
ンコード部に量子化画像信号を入力するようにエンコー
ダ選択スイッチを制御するスイッチ制御部とを具備す
る。
容量をさらに低減させ、同時に装置構成を簡略化してコ
ストダウンを実現する。 【解決手段】 複数のビデオカメラと、各ビデオカメラ
の映像信号を択一的に選択するカメラ選択スイッチと、
カメラ選択スイッチから出力された映像信号を量子化す
るＡ／Ｄコンバータと、Ａ／Ｄコンバータから出力され
た量子化画像信号を複数のエンコード部の何れかに出力
するエンコーダ選択スイッチと、エンコーダ選択スイッ
チから入力された量子化画像信号を画像圧縮するエンコ
ード部と、各エンコード部から出力される圧縮画像符号
を多重する多重部と、カメラ選択スイッチを制御し、カ
メラ選択スイッチが選択したビデオカメラに対応するエ
ンコード部に量子化画像信号を入力するようにエンコー
ダ選択スイッチを制御するスイッチ制御部とを具備す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視装置に関わ
り、特に複数の撮像装置を用いて監視領域の異常状態を
検出する技術に関する。
り、特に複数の撮像装置を用いて監視領域の異常状態を
検出する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の監視装置としては、例えば特開
平４−２５０７８４号公報等には、各々の撮像装置毎に
Ａ／Ｄコンバータとフレームメモリを設け、該フレーム
メモリから出力されるデジタル映像信号を順次切り替え
ることによって時分割多重し、この時分割多重によって
得られた時分割多重信号をフレーム相関に基づいて画像
圧縮する画像圧縮ユニットによって画像圧縮し、この画
像圧縮された画像データを外部に伝送する動画像監視装
置が開示されている。この動画像監視装置は、画像圧縮
を行うこの種の従来技術では撮像装置に画像圧縮ユニッ
トを設けていたために、画像データの伝送容量が増大す
るという技術課題の下になされたものである。
平４−２５０７８４号公報等には、各々の撮像装置毎に
Ａ／Ｄコンバータとフレームメモリを設け、該フレーム
メモリから出力されるデジタル映像信号を順次切り替え
ることによって時分割多重し、この時分割多重によって
得られた時分割多重信号をフレーム相関に基づいて画像
圧縮する画像圧縮ユニットによって画像圧縮し、この画
像圧縮された画像データを外部に伝送する動画像監視装
置が開示されている。この動画像監視装置は、画像圧縮
を行うこの種の従来技術では撮像装置に画像圧縮ユニッ
トを設けていたために、画像データの伝送容量が増大す
るという技術課題の下になされたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、周知のよう
に、フレーム相関に基づいて撮像装置の画像を圧縮する
場合、時系列的に連続する各フレームの相関性が高い
程、画像圧縮によって得られる画像データのデータ容量
は大きくなる。すなわち、フレーム相関性が高い程、画
像の圧縮率が高くなる。
に、フレーム相関に基づいて撮像装置の画像を圧縮する
場合、時系列的に連続する各フレームの相関性が高い
程、画像圧縮によって得られる画像データのデータ容量
は大きくなる。すなわち、フレーム相関性が高い程、画
像の圧縮率が高くなる。
【０００４】しかし、上記従来技術では、各撮像装置の
画像に基づく時分割多重信号を画像圧縮するように構成
されているので、つまり、互いの相関性が極めて低い各
撮像装置の画像を時分割多重して得られた時分割多重信
号を画像圧縮するので、高い圧縮率が得られじず、よっ
て外部に伝送される画像データのデータ容量を十分に低
減することができない。
画像に基づく時分割多重信号を画像圧縮するように構成
されているので、つまり、互いの相関性が極めて低い各
撮像装置の画像を時分割多重して得られた時分割多重信
号を画像圧縮するので、高い圧縮率が得られじず、よっ
て外部に伝送される画像データのデータ容量を十分に低
減することができない。
【０００５】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、画像圧縮の結果得られた画像データのデータ
容量をさらに低減させ、同時に装置構成を簡略化してコ
ストダウンを実現することが可能な監視装置の提供を目
的とするものである。
たもので、画像圧縮の結果得られた画像データのデータ
容量をさらに低減させ、同時に装置構成を簡略化してコ
ストダウンを実現することが可能な監視装置の提供を目
的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、監視装置に係わる第１の手段として、
各々の監視領域の画像を撮影する複数の撮像手段と、各
撮像手段から出力される映像信号を択一的に選択する第
１の映像選択手段と、該第１の映像選択手段から出力さ
れた映像信号を量子化するＡ／Ｄコンバータと、Ａ／Ｄ
コンバータから出力された量子化画像信号を前記撮像手
段に対応して複数設けられたエンコード部の何れかに択
一的に出力する第２の映像選択手段と、該第２の映像選
択手段から入力された量子化画像信号をそれぞれ画像圧
縮する前記エンコード部と、各エンコード部から出力さ
れる圧縮画像符号を多重して出力する多重部と、第１の
映像選択手段の選択動作を制御すると共に、第１の映像
選択手段によって選択された撮像手段に対応するエンコ
ード部に量子化画像信号を入力するように第２の映像選
択手段の選択動作を制御する選択制御手段とを具備する
手段を採用する。
に、本発明では、監視装置に係わる第１の手段として、
各々の監視領域の画像を撮影する複数の撮像手段と、各
撮像手段から出力される映像信号を択一的に選択する第
１の映像選択手段と、該第１の映像選択手段から出力さ
れた映像信号を量子化するＡ／Ｄコンバータと、Ａ／Ｄ
コンバータから出力された量子化画像信号を前記撮像手
段に対応して複数設けられたエンコード部の何れかに択
一的に出力する第２の映像選択手段と、該第２の映像選
択手段から入力された量子化画像信号をそれぞれ画像圧
縮する前記エンコード部と、各エンコード部から出力さ
れる圧縮画像符号を多重して出力する多重部と、第１の
映像選択手段の選択動作を制御すると共に、第１の映像
選択手段によって選択された撮像手段に対応するエンコ
ード部に量子化画像信号を入力するように第２の映像選
択手段の選択動作を制御する選択制御手段とを具備する
手段を採用する。
【０００７】また、監視装置に係わる第２の手段とし
て、上記第１の手段において、取込スケジュールに基づ
いて選択制御手段に撮像手段の選択指示を出力する取込
スケジュール部を備えるという手段を採用する。
て、上記第１の手段において、取込スケジュールに基づ
いて選択制御手段に撮像手段の選択指示を出力する取込
スケジュール部を備えるという手段を採用する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わる監視装置の一実施形態について説明する。
係わる監視装置の一実施形態について説明する。
【０００９】図１は、本実施形態における監視装置の機
能構成を示すブロック図である。この図において、符号
Ａ1〜Ａnはビデオカメラ（撮像手段）、Ｂはカメラ選択
スイッチ（第１の映像選択手段）、ＣはＡ／Ｄコンバー
タ、Ｄはエンコーダ選択スイッチ（第２の映像選択手
段）、Ｅ1〜Ｅnはエンコード部、Ｆは多重部、Ｇはスイ
ッチ制御部（選択制御手段）、Ｈは取込スケジュール部
である。
能構成を示すブロック図である。この図において、符号
Ａ1〜Ａnはビデオカメラ（撮像手段）、Ｂはカメラ選択
スイッチ（第１の映像選択手段）、ＣはＡ／Ｄコンバー
タ、Ｄはエンコーダ選択スイッチ（第２の映像選択手
段）、Ｅ1〜Ｅnはエンコード部、Ｆは多重部、Ｇはスイ
ッチ制御部（選択制御手段）、Ｈは取込スケジュール部
である。
【００１０】各ビデオカメラＡ1〜Ａnは、例えば店舗等
に監視用にｎ台備えられるものであり、店舗内の各々の
監視領域の映像を撮影し、該映像をフレーム単位の映像
信号としてカメラ選択スイッチＢにそれぞれ出力する。
カメラ選択スイッチＢは、各ビデオカメラＡ1〜Ａnから
入力された映像信号の何れか１つをスイッチ制御部から
入力される制御信号に基づいて択一的に選択してＡ／Ｄ
コンバータＣに出力するものである。
に監視用にｎ台備えられるものであり、店舗内の各々の
監視領域の映像を撮影し、該映像をフレーム単位の映像
信号としてカメラ選択スイッチＢにそれぞれ出力する。
カメラ選択スイッチＢは、各ビデオカメラＡ1〜Ａnから
入力された映像信号の何れか１つをスイッチ制御部から
入力される制御信号に基づいて択一的に選択してＡ／Ｄ
コンバータＣに出力するものである。
【００１１】Ａ／ＤコンバータＣは、このようにしてカ
メラ選択スイッチＢから入力された映像信号を量子化
し、量子化映像信号としてエンコーダ選択スイッチＤに
出力するものである。エンコーダ選択スイッチＤは、上
記カメラ選択スイッチＢと同様に、スイッチ制御部から
入力される制御信号に基づいてＡ／ＤコンバータＣから
入力された量子化映像信号をエンコード部Ｅ1〜Ｅnのう
ち何れか１つに択一的に出力するものである。
メラ選択スイッチＢから入力された映像信号を量子化
し、量子化映像信号としてエンコーダ選択スイッチＤに
出力するものである。エンコーダ選択スイッチＤは、上
記カメラ選択スイッチＢと同様に、スイッチ制御部から
入力される制御信号に基づいてＡ／ＤコンバータＣから
入力された量子化映像信号をエンコード部Ｅ1〜Ｅnのう
ち何れか１つに択一的に出力するものである。
【００１２】各エンコード部Ｅ1〜Ｅnは、エンコーダ選
択スイッチＤから入力された量子化映像信号を圧縮符号
化して、圧縮画像符号として多重部Ｆに出力するもので
ある。これらエンコード部Ｅ1〜Ｅnは、ビデオカメラＡ
1〜Ａnに１対１に対応するようにｎ台（ビデオカメラＡ
1〜Ａnと同数）が設けられており、例えば同一添字のビ
デオカメラＡ1〜Ａnにそれぞれ対応して設けられてい
る。
択スイッチＤから入力された量子化映像信号を圧縮符号
化して、圧縮画像符号として多重部Ｆに出力するもので
ある。これらエンコード部Ｅ1〜Ｅnは、ビデオカメラＡ
1〜Ａnに１対１に対応するようにｎ台（ビデオカメラＡ
1〜Ａnと同数）が設けられており、例えば同一添字のビ
デオカメラＡ1〜Ａnにそれぞれ対応して設けられてい
る。
【００１３】多重部Ｆは、各エンコード部Ｅ1〜Ｅnから
入力された圧縮画像符号を時分割多重し、当該店舗に備
えられた記録装置（例えばＶＴＲ等）あるいは通信装置
（例えばモデム等）に出力するものである。なお、この
通信装置は、当該店舗外に設けられた監視センターに圧
縮画像符号を送信するものである。
入力された圧縮画像符号を時分割多重し、当該店舗に備
えられた記録装置（例えばＶＴＲ等）あるいは通信装置
（例えばモデム等）に出力するものである。なお、この
通信装置は、当該店舗外に設けられた監視センターに圧
縮画像符号を送信するものである。
【００１４】スイッチ制御部Ｇは、取込スケジュール部
Ｈから入力される指示信号に基づいてカメラ選択スイッ
チＢ及びエンコーダ選択スイッチＤの選択動作を制御す
るものである。このスイッチ制御部Ｇは、指示信号によ
ってあるビデオカメラ（例えばビデオカメラＡ1）の選
択が指示されると、当該ビデオカメラ（ビデオカメラＡ
1）の選択を促す制御信号をカメラ選択スイッチＢに出
力すると同時に、当該ビデオカメラ（ビデオカメラＡ
1）に対応付けられたエンコード部（つまりエンコード
部Ｅ1）の選択を促す制御信号をエンコーダ選択スイッ
チＤに出力する。
Ｈから入力される指示信号に基づいてカメラ選択スイッ
チＢ及びエンコーダ選択スイッチＤの選択動作を制御す
るものである。このスイッチ制御部Ｇは、指示信号によ
ってあるビデオカメラ（例えばビデオカメラＡ1）の選
択が指示されると、当該ビデオカメラ（ビデオカメラＡ
1）の選択を促す制御信号をカメラ選択スイッチＢに出
力すると同時に、当該ビデオカメラ（ビデオカメラＡ
1）に対応付けられたエンコード部（つまりエンコード
部Ｅ1）の選択を促す制御信号をエンコーダ選択スイッ
チＤに出力する。
【００１５】取込スケジュール部Ｈは、予め設定された
取込スケジュールに基づいてビデオカメラＡ1〜Ａnの映
像の取込順序を示す指示信号をスイッチ制御部Ｇに出力
するものである。なお、本実施形態では、この取込スケ
ジュール部Ｈ、スイッチ制御部Ｇ及び上記各エンコード
部Ｅ1〜Ｅn（一点鎖線で囲む部分）をコンピュータ上で
動作するソフトウエアによって構成している。これは、
ビデオカメラＡ1〜Ａnの設置台数の変更に対して監視装
置の柔軟性を確保するためである。
取込スケジュールに基づいてビデオカメラＡ1〜Ａnの映
像の取込順序を示す指示信号をスイッチ制御部Ｇに出力
するものである。なお、本実施形態では、この取込スケ
ジュール部Ｈ、スイッチ制御部Ｇ及び上記各エンコード
部Ｅ1〜Ｅn（一点鎖線で囲む部分）をコンピュータ上で
動作するソフトウエアによって構成している。これは、
ビデオカメラＡ1〜Ａnの設置台数の変更に対して監視装
置の柔軟性を確保するためである。
【００１６】次に、このように構成された監視装置の動
作について説明する。例えば、上記取込スケジュールが
ビデオカメラＡ1→ビデオカメラＡ2→ビデオカメラＡ３
→……→ビデオカメラＡnの順番で一定時間毎に巡回的
に順次選択するように設定されている場合、取込スケジ
ュール部Ｈは、このような取込スケジュールに準じた指
示信号をスイッチ制御部Ｇに順次出力する。
作について説明する。例えば、上記取込スケジュールが
ビデオカメラＡ1→ビデオカメラＡ2→ビデオカメラＡ３
→……→ビデオカメラＡnの順番で一定時間毎に巡回的
に順次選択するように設定されている場合、取込スケジ
ュール部Ｈは、このような取込スケジュールに準じた指
示信号をスイッチ制御部Ｇに順次出力する。
【００１７】この結果、カメラ選択スイッチＢは、スイ
ッチ制御部Ｇから入力される制御信号に基づいて、一定
時間毎にビデオカメラＡ1→ビデオカメラＡ2→ビデオカ
メラＡ３→……→ビデオカメラＡnの順番で順次選択
し、その映像信号をＡ／ＤコンバータＣに順次入力させ
る。したがって、Ａ／ＤコンバータＣには、時系列的に
ビデオカメラＡ1の映像信号→ビデオカメラＡ2の映像信
号→ビデオカメラＡ3の映像信号→、……→ビデオカメ
ラＡnの映像信号→ビデオカメラＡ1の映像信号→、……
の順で、各ビデオカメラＡ1〜Ａnの映像信号が巡回的に
順次入力されることになる。
ッチ制御部Ｇから入力される制御信号に基づいて、一定
時間毎にビデオカメラＡ1→ビデオカメラＡ2→ビデオカ
メラＡ３→……→ビデオカメラＡnの順番で順次選択
し、その映像信号をＡ／ＤコンバータＣに順次入力させ
る。したがって、Ａ／ＤコンバータＣには、時系列的に
ビデオカメラＡ1の映像信号→ビデオカメラＡ2の映像信
号→ビデオカメラＡ3の映像信号→、……→ビデオカメ
ラＡnの映像信号→ビデオカメラＡ1の映像信号→、……
の順で、各ビデオカメラＡ1〜Ａnの映像信号が巡回的に
順次入力されることになる。
【００１８】Ａ／ＤコンバータＣは、このように時系列
的に順次入力される各ビデオカメラＡ1〜Ａnの映像信号
を所定精度（例えば６ビット精度）で量子化し、量子化
画像信号をエンコーダ選択スイッチＤに出力する。エン
コーダ選択スイッチＤは、このような量子化画像信号に
対して、スイッチ制御部Ｇから入力される制御信号に基
づいてビデオカメラＡ1の映像信号をエンコード部Ｅ1
に、ビデオカメラＡ2の映像信号をエンコード部Ｅ2に、
ビデオカメラＡ3の映像信号をエンコード部Ｅ3に、…
…、ビデオカメラＡnの映像信号をエンコード部Ｅnにそ
れぞれ出力するように動作する。
的に順次入力される各ビデオカメラＡ1〜Ａnの映像信号
を所定精度（例えば６ビット精度）で量子化し、量子化
画像信号をエンコーダ選択スイッチＤに出力する。エン
コーダ選択スイッチＤは、このような量子化画像信号に
対して、スイッチ制御部Ｇから入力される制御信号に基
づいてビデオカメラＡ1の映像信号をエンコード部Ｅ1
に、ビデオカメラＡ2の映像信号をエンコード部Ｅ2に、
ビデオカメラＡ3の映像信号をエンコード部Ｅ3に、…
…、ビデオカメラＡnの映像信号をエンコード部Ｅnにそ
れぞれ出力するように動作する。
【００１９】この結果、各エンコード部Ｅ1〜Ｅnには、
間欠的ではあるが、自らに対応付けられたビデオカメラ
Ａ1〜Ａnの映像に基づく量子化画像信号がそれぞれ入力
される。すなわち、エンコード部Ｅ1にはビデオカメラ
Ａ1の映像に基づく量子化画像信号が、エンコード部Ｅ2
にはビデオカメラＡ2の映像に基づく量子化画像信号
が、エンコード部Ｅ3にはビデオカメラＡ3の映像に基づ
く量子化画像信号が、……、またエンコード部Ｅnには
ビデオカメラＡnの映像に基づく量子化画像信号がそれ
ぞれ入力される。そして、これら各量子化画像信号は、
各エンコード部Ｅ1〜Ｅnによって圧縮画像符号に変換さ
れて多重部Ｆに入力され、該多重部Ｆよって時分割多重
されて記録装置あるいは通信装置に出力される。
間欠的ではあるが、自らに対応付けられたビデオカメラ
Ａ1〜Ａnの映像に基づく量子化画像信号がそれぞれ入力
される。すなわち、エンコード部Ｅ1にはビデオカメラ
Ａ1の映像に基づく量子化画像信号が、エンコード部Ｅ2
にはビデオカメラＡ2の映像に基づく量子化画像信号
が、エンコード部Ｅ3にはビデオカメラＡ3の映像に基づ
く量子化画像信号が、……、またエンコード部Ｅnには
ビデオカメラＡnの映像に基づく量子化画像信号がそれ
ぞれ入力される。そして、これら各量子化画像信号は、
各エンコード部Ｅ1〜Ｅnによって圧縮画像符号に変換さ
れて多重部Ｆに入力され、該多重部Ｆよって時分割多重
されて記録装置あるいは通信装置に出力される。
【００２０】このように、各エンコード部Ｅ1〜Ｅnには
自らに対応付けられたビデオカメラＡ1〜Ａnの映像、つ
まり常に相関性のある映像に基づく量子化画像信号が入
力される。したがって、従来のように１つの画像圧縮ユ
ニットを設けた場合に比較して圧縮率の高い圧縮画像符
号を生成することが可能である。この結果、単位時間に
記録装置に記憶する圧縮画像符号のデータ容量を削減で
きるので、より長い時間に亘るビデオカメラＡ1〜Ａnの
映像を記憶することができる。また、通信装置を用いて
圧縮画像符号を外部に伝送する場合においても、単位時
間のデータ容量が削減されるので、圧縮画像符号をより
短時間で伝送することができる。
自らに対応付けられたビデオカメラＡ1〜Ａnの映像、つ
まり常に相関性のある映像に基づく量子化画像信号が入
力される。したがって、従来のように１つの画像圧縮ユ
ニットを設けた場合に比較して圧縮率の高い圧縮画像符
号を生成することが可能である。この結果、単位時間に
記録装置に記憶する圧縮画像符号のデータ容量を削減で
きるので、より長い時間に亘るビデオカメラＡ1〜Ａnの
映像を記憶することができる。また、通信装置を用いて
圧縮画像符号を外部に伝送する場合においても、単位時
間のデータ容量が削減されるので、圧縮画像符号をより
短時間で伝送することができる。
【００２１】しかも、１つのＡ／ＤコンバータＣを用い
て高圧縮率を実現しているので、監視装置の構成を簡略
化してコストダウンを図ることができる。ここで、本実
施形態では、ビデオカメラＡ1〜Ａnと同数のエンコード
部Ｅ1〜Ｅnを備えているが、これらエンコード部Ｅ1〜
Ｅnはソフトウエアによって構成されているので、監視
装置のハードウェア的な装置構成を複雑化するものでは
ない。また、ビデオカメラＡ1〜Ａnの設置台数が変更さ
れた場合に、この変更に対応して容易にエンコード部Ｅ
1〜Ｅnの個数を変更することができるので、監視装置の
使用条件に対して柔軟に対応することができる。
て高圧縮率を実現しているので、監視装置の構成を簡略
化してコストダウンを図ることができる。ここで、本実
施形態では、ビデオカメラＡ1〜Ａnと同数のエンコード
部Ｅ1〜Ｅnを備えているが、これらエンコード部Ｅ1〜
Ｅnはソフトウエアによって構成されているので、監視
装置のハードウェア的な装置構成を複雑化するものでは
ない。また、ビデオカメラＡ1〜Ａnの設置台数が変更さ
れた場合に、この変更に対応して容易にエンコード部Ｅ
1〜Ｅnの個数を変更することができるので、監視装置の
使用条件に対して柔軟に対応することができる。
【００２２】さらに、本実施形態では、取込スケジュー
ル部Ｈをもソフトウエアによって構成している。したが
って、取込スケジュールの変更が極めて容易であり、よ
って柔軟な監視を実現することができる。例えば、取込
スケジュールをフロッピーディスクのような携帯用記憶
媒体に記憶させ、該携帯用記憶媒体を監視装置に備えら
れたフロッピーディスクドライブに読み取らせて取込ス
ケジュール部Ｈに入力することにより、容易に取込スケ
ジュールを変更することができる。
ル部Ｈをもソフトウエアによって構成している。したが
って、取込スケジュールの変更が極めて容易であり、よ
って柔軟な監視を実現することができる。例えば、取込
スケジュールをフロッピーディスクのような携帯用記憶
媒体に記憶させ、該携帯用記憶媒体を監視装置に備えら
れたフロッピーディスクドライブに読み取らせて取込ス
ケジュール部Ｈに入力することにより、容易に取込スケ
ジュールを変更することができる。
【００２３】例えば、ビデオカメラＡ1の映像を他のビ
デオカメラＡ2〜Ａnの映像よりも重要視したい場合に
は、ビデオカメラＡ1の映像の選択後に、再度ビデオカ
メラＡ1の映像を選択し、次にビデオカメラＡ2の映像を
選択するように取込スケジュールを設定することによ
り、ビデオカメラＡ1の映像の監視時間が２倍となる。
また、同様にして取込スケジュールを変更することによ
り、特定のビデオカメラの映像を監視しないようにする
ことも可能である。
デオカメラＡ2〜Ａnの映像よりも重要視したい場合に
は、ビデオカメラＡ1の映像の選択後に、再度ビデオカ
メラＡ1の映像を選択し、次にビデオカメラＡ2の映像を
選択するように取込スケジュールを設定することによ
り、ビデオカメラＡ1の映像の監視時間が２倍となる。
また、同様にして取込スケジュールを変更することによ
り、特定のビデオカメラの映像を監視しないようにする
ことも可能である。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる監
視装置によれば、以下のような効果を奏する。
視装置によれば、以下のような効果を奏する。
【００２５】（１）請求項１記載の発明によれば、同期
選択制御手段は、第１の映像選択手段の選択動作を制御
すると共に、第１の映像選択手段によって選択された撮
像手段に対応するエンコード部に量子化画像信号を入力
するように第２の映像選択手段の選択動作を制御する撮
像手段から出力される映像信号を択一的に選択するの
で、各エンコード部には、自らに対応付けられた撮像手
段の映像信号に基づく量子化画像信号が常に入力され
る。
選択制御手段は、第１の映像選択手段の選択動作を制御
すると共に、第１の映像選択手段によって選択された撮
像手段に対応するエンコード部に量子化画像信号を入力
するように第２の映像選択手段の選択動作を制御する撮
像手段から出力される映像信号を択一的に選択するの
で、各エンコード部には、自らに対応付けられた撮像手
段の映像信号に基づく量子化画像信号が常に入力され
る。
【００２６】すなわち、各エンコード部に入力される量
子化画像信号は時間的及び空間的な相関性が高いので、
従来のように異なる撮像手段の映像信号に基づく時分割
多重信号を画像圧縮する場合に比較して、エンコード部
におる圧縮率が高くなる。しかも、従来のようにＡ／Ｄ
コンバータを撮像手段の数だけ設ける必要がなく、Ａ／
Ｄコンバータについては１つだけ設ければ良い。したが
って、画像圧縮の結果得られた画像データのデータ容量
を低減させると同時に、装置構成を簡略化してコストダ
ウンを実現することが可能である。
子化画像信号は時間的及び空間的な相関性が高いので、
従来のように異なる撮像手段の映像信号に基づく時分割
多重信号を画像圧縮する場合に比較して、エンコード部
におる圧縮率が高くなる。しかも、従来のようにＡ／Ｄ
コンバータを撮像手段の数だけ設ける必要がなく、Ａ／
Ｄコンバータについては１つだけ設ければ良い。したが
って、画像圧縮の結果得られた画像データのデータ容量
を低減させると同時に、装置構成を簡略化してコストダ
ウンを実現することが可能である。
【００２７】（２）請求項２記載の発明によれば、取込
スケジュールに基づいて選択制御手段に撮像手段の選択
指示を出力する取込スケジュール部を備えるので、取込
スケジュールを変更することによって、撮像手段の選択
順序や選択期間を任意に設定することができる。したが
って、複数の監視領域に対して柔軟な監視を行うことが
可能である。
スケジュールに基づいて選択制御手段に撮像手段の選択
指示を出力する取込スケジュール部を備えるので、取込
スケジュールを変更することによって、撮像手段の選択
順序や選択期間を任意に設定することができる。したが
って、複数の監視領域に対して柔軟な監視を行うことが
可能である。
【図１】 本発明の一実施形態の機能構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
Ａ1〜Ａn……ビデオカメラ（撮像手段） Ｂ……カメラ選択スイッチ（第１の映像選択手段） Ｃ……Ａ／Ｄコンバータ Ｄ……エンコーダ選択スイッチ（第２の映像選択手段） Ｅ1〜Ｅn……エンコード部 Ｆ……多重部 Ｇ……スイッチ制御部（選択制御手段） Ｈ……取込スケジュール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田野 航太 東京都江東区豊洲三丁目１番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 佐藤 隆之 東京都江東区豊洲三丁目１番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 出川 定男 東京都江東区豊洲三丁目１番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 Ｆターム(参考） 5C054 CH09 EA03 EB05 EG04 EG06 HA18
Claims (2)
- 【請求項１】 各々の監視領域の画像を撮影する複数の
撮像手段（Ａ1〜Ａn）と、 各撮像手段から出力される映像信号を択一的に選択する
第１の映像選択手段（Ｂ）と、 該第１の映像選択手段から出力された映像信号を量子化
するＡ／Ｄコンバータ（Ｃ）と、 前記Ａ／Ｄコンバータから出力された量子化画像信号を
前記撮像手段に対応して複数設けられたエンコード部
（Ｅ1〜Ｅn）の何れかに択一的に出力する第２の映像選
択手段（Ｄ）と、 該第２の映像選択手段から入力された量子化画像信号を
それぞれ画像圧縮する前記エンコード部と、 各エンコード部から出力される圧縮画像符号を多重して
出力する多重部（Ｆ）と、 前記第１の映像選択手段の選択動作を制御すると共に、
第１の映像選択手段によって選択された撮像手段に対応
するエンコード部に量子化画像信号を入力するように第
２の映像選択手段の選択動作を制御する選択制御手段
（Ｇ）と、 を具備することを特徴とする監視装置。 - 【請求項２】 取込スケジュールに基づいて選択制御手
段に撮像手段の選択指示を出力する取込スケジュール部
（Ｈ）を備えることを特徴とする請求項１記載の監視装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157144A JP2000350189A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11157144A JP2000350189A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000350189A true JP2000350189A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15643153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11157144A Pending JP2000350189A (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000350189A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010002290A1 (ru) * | 2008-07-01 | 2010-01-07 | Gorilovskij Aleksej Alekseevic | Устройство для отображения обстановки вне сооружения с лифтом |
-
1999
- 1999-06-03 JP JP11157144A patent/JP2000350189A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010002290A1 (ru) * | 2008-07-01 | 2010-01-07 | Gorilovskij Aleksej Alekseevic | Устройство для отображения обстановки вне сооружения с лифтом |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040927 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |