JP2000349939A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2000349939A
JP2000349939A JP11162295A JP16229599A JP2000349939A JP 2000349939 A JP2000349939 A JP 2000349939A JP 11162295 A JP11162295 A JP 11162295A JP 16229599 A JP16229599 A JP 16229599A JP 2000349939 A JP2000349939 A JP 2000349939A
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JP11162295A
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Yoshiaki Yamazaki
善朗 山崎
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影レンズを用いて光学的に撮影された画像か
ら入力画像の画像データを得、この画像データに画像処
理を施すに際し、オペレータの熟練度の高低に係わら
ず、画像を補正する際の補正品質が一定水準以上となる
画像処理装置および画像処理方法を提供することを課題
とする。 【解決手段】前記入力画像の画像データに画像処理を施
す画像処理部と、画像処理部で処理されて画像表示され
た処理画像を、前記入力画像の撮影情報または被写体情
報が少なくとも類似する画像表示されたサンプル画像と
比較して検定する検定手段を備える画像処理装置によっ
て、また、処理画像の検定を行うに際し、前記入力画像
の撮影情報または被写体情報が少なくとも類似する画像
表示されたサンプル画像と比較して検定することで前記
課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズによって撮
影された画像を光電的に読み取り、画像処理を行って画
像に補正を加えた後、この処理画像の再現されたプリン
ト(写真)を得るデジタルフォトプリンタ等において、
オペレータの熟練度の高低に係わらず、一定水準以上の
画像補正での補正品質によって画像処理を可能とする画
像処理装置および画像処理方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下フィルムとする)に撮影され
た画像の感光材料(印画紙)への焼き付けは、フィルム
の画像を感光材料に投影して感光材料を面露光する、い
わゆる直接露光(アナログ露光)によって行なわれてい
る。
【0003】これに対し、近年ではデジタル露光を利用
する焼付装置、すなわちフィルムに記録された画像を光
学的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号とし
た後種々の画像処理を施して記録用の画像データとし、
この画像データに応じて変調した記録光によって感光材
料を走査露光して画像(潜像)を記録し、(仕上り)プ
リントとするデジタルフォトプリンタが実用化された。
【0004】デジタルフォトプリンタでは、画像をデジ
タルの画像データとして、画像データ処理によって焼付
時の露光条件を決定することができるので、逆光やスト
ロボ撮影等に起因する画像の飛びやツブレの補正、シャ
ープネス(鮮鋭化)処理、周辺光量不足の補正等を好適
に行って、従来の直接露光では得られなかった高品位な
プリントを得ることができる。
【0005】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、フィルムに記録された画像を光電的に読み取り
画像データとするスキャナと、この画像データを処理
(画像処理)して記録用の画像データとする画像処理装
置とからなる画像読取装置(入力機)、および記録用の
画像データに応じて感光材料を走査露光して現像処理を
施し、プリントとして出力するプリンタ(出力機)より
構成される。
【0006】スキャナでは、光源から射出された読取光
をフィルムに入射して、フィルムに撮影された画像を担
持する投影光を得て、この投影光を結像レンズによって
CCDセンサ等のイメージセンサに結像して光電変換す
ることにより画像を読み取り、必要に応じて各種の画像
処理を施した後に、フィルムの画像データ(画像データ
信号)として画像処理装置に送る。ここで、スキャナに
おいては、スキャナに装着されたキャリアによってフィ
ルムをコマ送りすることにより、フィルムに撮影された
各コマの画像を1コマずつ順次読み取る。
【0007】画像処理装置は、画像データに施す色バラ
ンス調整、コントラスト補正(階調処理)、明るさ補正
等の画像処理条件を画像データに基づいてオートセット
アップし、さらに彩度補正等の条件を設定し、さらに必
要に応じて倍率色収差、歪曲収差や色ずれの各補正や電
子変倍処理、またその後必要に応じて行うシャープネス
処理や覆い焼き処理等を行うための画像処理条件を設定
し、設定した条件に応じた画像処理を画像データに施
し、処理済の記録用の画像データ(露光条件)としてプ
リンタに送る。上記オートセットアップでは、例えば、
入力画像の画像データから、濃度ヒストグラムの作成
や、平均濃度、LATD(大面積透過濃度)、ハイライ
ト(最低濃度)、シャドー(最高濃度)等の画像特徴量
の算出を行い、画像処理条件を自動的に設定することが
できる。
【0008】プリンタでは、例えば、光ビーム走査露光
を利用する装置であれば、画像処理装置から送られた画
像データに応じて光ビームを変調して、この光ビームを
主走査方向に偏向すると共に、主走査方向と直交する副
走査方向に感光材料を搬送することにより、画像を担持
する光ビームによって感光材料を露光(焼付け)して潜
像を形成し、次いで、感光材料に応じた現像処理等を施
して、フィルムに撮影された画像を再生してプリント
(写真)とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像処理装
置で画像処理条件がオートセットアップされ、さらに必
要に応じて画像処理の施された処理画像は、備え付けの
画像表示装置に、1コマまたは複数コマ表示され、画像
処理条件が適切であるか、オペレータの検定に用いられ
るが、オートセットアップによって施された画像処理が
不十分であった場合、画像処理条件について画像補正の
ためのキー補正入力量をオペレータが目視で判断しなけ
ればいけない。完全なオートセットアップ処理による画
像処理条件は現在実現されておらず、オペレータが一定
の頻度でキー補正入力量を判断する必要がある。
【0010】このような検定の際のキー補正入力の方法
として特開平10−228067号公報に示されている
ように、オペレータがモニタに表示されたシミュレート
画像コマを見ながら露光条件等の補正の要否やその補正
量をキーボードで入力することによって行うことが開示
されている。
【0011】しかし、上記公報においても従来の方法と
同様に、オペレータは、画像処理条件の補正量を、画像
表示された処理画像を見ながら独自の判断に基づいて行
っているので、オペレータの熟練度の高低で画像処理条
件の補正量にばらつきが有り、補正品質にばらつきが生
じていた。また、画像表示された処理画像の画像処理条
件の補正は、処理画像を表示する画像表示装置自体の品
質、例えばγ特性や画像表示装置の設置場所の周囲の照
明条件の影響を大きく受ける。たとえ、オペレータの熟
練度が高くても、新規にデジタルフォトプリンタを導入
した直後や画像表示装置のみを交換した直後、さらに
は、デジタルフォトプリンタの設置環境を変更した直
後、オペレータの判断や補正量の大小が以前と変わり、
補正品質にばらつきを生じてしまうおそれがあった。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記問題を解消
し、撮影レンズを用いて光学的に撮影された画像から入
力画像の画像データを得、この画像データに画像処理を
施すに際し、オペレータの熟練度の高低に係わらず、画
像を補正する際の補正品質が一定水準以上となる画像処
理装置および画像処理方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮影レンズを用いて光学的に撮影された
画像から入力画像の画像データを得、この画像データに
画像処理を施す画像処理部と、画像処理部で処理された
処理画像の検定を行う検定手段とを備える画像処理装置
であって、前記検定手段は、画像表示された処理画像
を、入力画像の撮影情報または被写体情報が少なくとも
類似する画像表示されたサンプル画像と比較して検定す
ることを特徴とする画像処理装置を提供するものであ
る。
【0014】ここで、前記サンプル画像は、撮影情報ま
たは被写体情報に関するメニュー形式によって選択され
るのが好ましく、さらに前記メニュー形式は、階層構造
であるのが好ましい。また、前記サンプル画像は、入力
画像を解析して得られる画像情報、あるいは入力画像に
付随する記録情報から自動的に判断して選択されるのが
好ましい。
【0015】また、本発明は、撮影レンズを用いて光学
的に撮影された画像から入力画像の画像データを得、こ
の画像データに画像処理を施し、その結果の検定を行う
に際し、入力画像の撮影情報または被写体情報の類似す
るサンプル画像を選択し、このサンプル画像と入力画像
の処理画像を画像表示して比較し、処理画像の検定を行
うことを特徴とする画像処理方法を提供するものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置およ
び画像処理方法について、添付の図面に示される好適実
施例を基に詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の画像処理方法を実施し、
本発明の画像処理装置の一実施例を組み込んだデジタル
フォトプリンタの概略を示すブロック図である。図1に
示すデジタルフォトプリンタ(以下、フォトプリンタと
いう)10は、フィルムFに撮影された画像を光電的に
読み取るスキャナ(画像読取手段)12と、このスキャ
ナ12で読み取られた画像データの色バランス調整、コ
ントラスト補正(階調処理)、明るさ補正などの画像処
理やフォトプリンタ10全体の操作および制御等を行う
画像処理装置14と、この画像処理装置14から出力さ
れた画像データに応じて変調した光ビームで感光材料
(印画紙)を画像露光し、現像処理して(仕上がり)画
像をプリントとして出力する画像記録装置16とを有す
る。また、画像処理装置14には、様々な条件の入力、
設定、処理の選択や指示、色/濃度補正などの指示等を
入力し、さらに処理画像の検定の結果を指示するための
キーボード18aおよびマウス18bを有する操作系1
8が接続される。
【0018】スキャナ12は、フィルムF等に撮影され
た画像を1コマずつ光電的に読み取る装置で、光源22
と、可変絞り24と、フィルムFに入射する読取光をフ
ィルムFの面方向で均一にする拡散ボックス26と、ス
キャナ12の本体に装着自在な専用のキャリア28と、
結像レンズユニット30と、R(赤)、G(緑)および
B(青)の各色画像濃度の読取に対応する3ラインCC
Dセンサを有するイメージセンサ32と、アンプ(増幅
器)33と、A/D(アナログ/デジタル)変換器34
とを有する。
【0019】キャリア28は、例えば24枚取りの13
5サイズのフィルムや新写真システム(APS(Advan
ced Photo System))のカートリッジやレンズ付きフ
ィルム等の、長尺なフィルムに対応する各種専用のキャ
リアが用意されており、図2に模式的に示されるよう
に、所定の読み取り位置にフィルムFを保持しつつ、イ
メージセンサ32のラインCCDセンサの延在方向(主
走査方向)と直交する副走査方向に、フィルムFの長手
方向を一致して搬送する、読み取り位置を副走査方向に
挟んで配置される搬送ローラ対28aおよび28bと、
フィルムFの投影光を所定のスリット状に規制する、読
み取り位置に対応して位置する主走査方向に延在するス
リット36aを有するマスク36とを有する。
【0020】さらに、キャリア28は、図2に示すよう
に、磁気ヘッド38が配置され、図3に示されるような
新写真システムのフィルムF、すなわち各コマG1、G
2、G3...に対応して磁気記録媒体Sが形成され、
この磁気記録媒体Sに記録された情報を読み取り、ま
た、必要な情報を記録することのできるフィルムFに対
応して、磁気記録層Sに記録された情報を読取り、記録
することができる。フィルムの磁気記録媒体Sに記録さ
れた情報、例えば撮影情報(撮影時間やストロボ発光の
有無や集合写真やポートレート等の撮影タイトルの情報
等)が、キャリア28の磁気ヘッド38から読み取ら
れ、スキャナ12本体から画像処理装置14等の必要な
部位、例えば後述する条件設定部56に送られ、あるい
は、画像処理装置14等からの情報が、スキャナ12本
体からキャリア28に転送され、磁気ヘッド38によっ
てフィルムFの磁気記録媒体Sに記録される。また、キ
ャリア28には、フィルムに光学的に記録されるDXコ
ード、拡張DXコード、FNSコード等のバーコード
や、フィルムに光学的に記録された各種の情報を読み取
るためのコードリーダ40が配置されており、コードリ
ーダ40で読み取られた各種の情報が画像処理装置14
等の必要な部位、例えば後述する条件設定部56に送ら
れる。
【0021】このようなフォトプリンタ10において
は、スキャナ12の本体に装着自在な専用のキャリア2
8が、新写真システムや135サイズのネガ(あるいは
リバーサル)フィルム等のフィルムFの種類やサイズ、
ストリップスやスライド等のフィルムの形態等に応じて
用意されており、キャリア28の交換によって、各種の
フィルムや処理に対応することができる。フィルムFに
撮影され、プリント作成に供される画像(コマ)は、こ
のキャリア28によって所定の読取位置に搬送される。
【0022】一方、光源22から射出され、可変絞り2
4および拡散ボックス26によって光量調整された均一
な読取光が、キャリア28によって所定の読取位置に位
置されたフィルムFに入射して、透過することにより、
フィルムFに撮影された画像を担持する投影光を得る。
【0023】フィルムFは、このキャリア28によって
読取位置に位置されて副走査方向に搬送されつつ、読取
光が入射される。これにより、結果的にフィルムFが主
走査方向に延在するスリットによって2次元的にスリッ
ト走査され、フィルムFに撮影された各コマの画像が読
み取られる。フィルムFの投影光は、結像レンズユニッ
ト30によってイメージセンサ32の受光面に結像さ
れ、R、GおよびBの3原色に分解されて光電的に読み
取られる。イメージセンサ32から出力されたR、Gお
よびBの各出力信号は、アンプ33で増幅されて、A/
D変換器34に送られ、A/D変換器34において、そ
れぞれ、例えば12bitのRGBデジタル画像データ
に変換された後、画像処理装置14に出力される。
【0024】また、新写真システムのフィルムの場合、
各コマが読み取られると同時に、磁気ヘッド38によっ
て例えば撮影情報(撮影時間やストロボ発光の有無や撮
影タイトル等の情報)が、磁気ヘッド38で読み取られ
て、スキャナ12本体から画像処理装置14等の条件設
定部56に送られ、あるいは、画像処理装置14等から
の情報が、画像処理装置14からキャリア28に転送さ
れ、磁気ヘッド38によってフィルムFの磁気記録媒体
Sに記録される。また、キャリア28には、フィルムに
光学的に記録されるDXコード、拡張DXコード、FN
Sコード等のバーコードや、フィルムに光学的に記録さ
れた各種の情報を読み取るためのコードリーダ40が配
置されており、コードリーダ40で読み取られた各種の
情報が画像処理装置14等の必要な部位、例えば条件設
定部56に送られる。フィルムFのスキャンはこのよう
に行われる。
【0025】なお、スキャナ12においては、フィルム
Fに撮影された画像を読み取るに際し、低解像度で読み
取るプレスキャン(第1回目の画像読取)と、出力画像
の画像データを得るための本スキャン(第2回目の画像
読取)との2回の画像読取を行う。なお、プレスキャン
および本スキャンの出力画像データは、解像度および出
力画像の画像データのレベルが異なる以外は、基本的に
同様な画像データである。
【0026】前述したように、スキャナ12から出力さ
れるデジタル画像データは、画像処理装置14に出力さ
れる。図4に、この画像処理装置14のブロック図を示
す。ここで、画像処理装置14は、データ処理部50、
プレスキャンメモリ52、本スキャンメモリ54、条件
設定部56、プレスキャン画像処理部58、本スキャン
画像処理部60およびモニタ20の他、本発明の特徴と
する検定の際に用いられるサンプル画像を選択するサン
プル画像選択部62を有する。なお、図4は主に画像処
理関連の部分を示すものであり、画像処理装置14に
は、これ以外にも、画像処理装置14を含むフォトプリ
ンタ10全体の制御や管理を行うCPU、フォトプリン
タ10の作動等に必要な情報を記録するメモリ等が配設
され、また、操作系18は、このCPU等(CPUバ
ス)を介して各部分に接続される。
【0027】データ処理部50は、スキャナ12から入
力されたR、GおよびBの画像データに対してDCオフ
セット補正、暗時補正、欠陥画素補正、シェーディング
補正等の画像データの補正を行い、Log変換する。変
換されたデジタル画像データは、プレスキャンの場合プ
レスキャンメモリ52に、本スキャンの場合本スキャン
メモリ54に、それぞれ記憶(格納)される。プレスキ
ャンメモリ52および本スキャンメモリ54は、RGB
の各色毎に格納または記憶するためのフレームメモリで
ある。読み取られた複数コマ分の画像データを格納でき
る容量を持つものであってもよいし、1コマ分の容量の
メモリを多数備えるものであってもよい。プレスキャン
メモリ52に記憶された画像データは、プレスキャン画
像処理部58に読みだされ、本スキャンメモリ54に記
憶された画像データは、本スキャン画像処理部60に読
みだされる。
【0028】条件設定部56は、プレスキャン画像デー
タをプレスキャンメモリ52から読み出し、画像処理条
件を決定する部分である。具体的には、プレスキャンの
画像データから、濃度ヒストグラムの作成や、平均濃
度、LATD(大面積透過濃度)、ハイライト(最低濃
度)、シャドー(最高濃度)等の画像特徴量の算出を行
い、その結果を用いて画像処理条件をオートセットアッ
プすることができる。さらに、オペレータが必要に応じ
て画像処理条件を指示し、グレイバランス調整等のテー
ブル(LUT)や彩度補正を行うマトリクス演算の作成
等の画像処理条件を決定することができる。その際、フ
ィルムFに記録され磁気ヘッド38によって読み出され
た撮影情報、例えばストロボ発光等の情報が考慮され
る。決定された画像処理条件は、統合化され、その後プ
レスキャン画像処理部58に送られ、また本スキャン画
像処理部60に送られ、プレスキャン画像処理部58や
本スキャン画像処理部60での画像処理に用いられる。
さらに、磁気ヘッド38によって読み出された撮影情報
は、本発明の特徴である検定の際のモニタ20に表示さ
れるサンプル画像を選択するサンプル画像選択部62に
送られる。
【0029】プレスキャン画像処理部58は、色バラン
ス調整、コントラスト補正、および明るさ補正に関する
オートセットアップした画像処理条件や、オペレータに
よって補正された画像処理条件によって画像処理を行
い、さらにオペレータの指示によって倍率色収差の補正
や歪曲収差の補正やスキャナの色ずれの補正を行い、さ
らに、電子変倍処理を行い、その後、オペレータの指示
に応じてシャープネス処理や覆い焼き処理等が行った
後、モニタ20の表示に対応する画像データに加工され
て、モニタ20に表示される。
【0030】本スキャン画像処理部60は、本スキャン
の画像データについて、プレスキャン画像データにおい
て決定された画像処理条件に基づいて、色バランス調
整、コントラスト補正(階調処理)、明るさ補正がLU
T(ルックアップテーブル)による処理を行い、また、
彩度補正を行い、さらに必要に応じて倍率色収差の補正
や歪曲収差の補正や色ずれの補正や電子変倍処理を行
い、その後必要に応じてシャープネス処理や覆い焼き処
理等を行う。さらに、画像処理の施された画像データ
は、プリンタ16にプリント出力する画像データに加工
され、プリンタ16に送られる。
【0031】サンプル画像選択部62は、本発明の特徴
とする部分であって、プレスキャンされた画像の撮影情
報や被写体情報と類似するサンプル画像が、サンプル画
像選択部62に設けられたサンプル画像記憶部から選択
され、選択されたサンプル画像は、モニタ20に画像表
示するように構成される。ここで、撮影情報が類似する
とは、例えば、ストロボ発光の有無が同一である場合と
か、集合写真や室内のポートレートが同一である場合等
である。新写真システムのフィルムの場合、撮影時にフ
ィルムに記録されたストロボ発光の有無の情報や分類分
けされた撮影タイトル情報等の撮影画像に付随する記録
情報が、スキャナ12で画像が読み取られる際に磁気ヘ
ッド38によって読み出され、条件設定部56を介し
て、サンプル画像選択部62に送られるため、容易にス
トロボ発光の有無の情報や撮影タイトルの情報を取得で
きる。また、被写体情報が類似するとは、例えば、同じ
逆光シーンである場合とか、撮影被写体が同じように日
焼けした人である場合とか、同じように日焼けした子供
である場合とか、性別が同じである場合とか、同じ人種
の人である場合とか、撮影の季節が同じである場合等で
ある。
【0032】このように類似の判断は、被写体情報、例
えば、逆光シーンや人種、性別等から、また撮影情報、
例えば、ストロボ発光の有無や、集合写真や室内のポー
トレート等の撮影内容を記した撮影タイトル等の情報か
ら行われ、これらに基づいてサンプル画像が選択され
る。なお、被写体情報や撮影情報は、フィルムFに記録
された撮影画像に付随する記録情報や撮影画像のシーン
の判別を自動的に解析して得られる画像情報から得られ
る。本実施例では、記録情報は、フィルムFの磁気記録
層Sに記録された情報であるが、これに限定されず、コ
ードリーダ40で読み取られる情報やフィルムFのフィ
ルムカートリッジに装着されたICメモリに記録されて
いる情報であってもよい。
【0033】サンプル画像の選択方法は、画像表示され
たメニュー画面で予め設定されている項目から該当する
項目をオペレータが選択することによって、あるいは自
動的に選択されることによって行う。例えば、画像が日
焼けした子供の逆光シーンの場合、画像表示メニューは
第1階層では、「順光シーン」または「逆光シーン」を
選択することができ、「逆光シーン」を選択すると、第
2階層では撮影被写体の種類やその特徴、例えば「肌の
白い男性」や「肌の黒い男性」や「肌の白い女性」や
「日焼けした人」等さらには「集合写真」や「ポートレ
ート写真」等の選択肢の中から、「日焼けした人」を選
択し、第3階層では、例えば「大人」や「子供」や「大
人と子供」等の選択肢があり、その中から「子供」を選
択する。このようにサンプル画像の選択は、モニタ20
に表示された階層構造のメニューに定められた選択肢の
中から選択し、最上層から最下層の各段階で選択された
選択肢の組合せに基づいて、サンプル画像が1つ選ば
れ、モニタ20に表示される。これらの選択肢は、入力
画像に類似するサンプル画像を適切に選択する上から、
予め幅広い範囲において分類分けされて設けられること
が望ましい。このような選択肢の設定については、本発
明では限定されず、いかなる分類分けであってもよい。
また、階層構造のメニュー形式についても制限されず、
3段や4段等いずれであってもよい。しかし、多くなれ
ばなるほど、サンプル画像の選択が煩雑になるため、多
くとも3〜4段の階層構造とするのが好ましい。なお、
磁気ヘッド38で読み取られて記録情報を得た場合、あ
るいは、撮影画像のシーンの判別を自動的に行い画像情
報を得た場合、得られた記録情報あるいは画像情報か
ら、撮影情報や被写体情報が得られ、これらに基づいて
自動的に選択される。また、自動的に選択された項目
は、オペレータが必要に応じて選択された項目を手動で
変更することができる。
【0034】選択されたサンプル画像は、プリンタ16
に出力される理想的に補正された画像として、モニタ2
0に表示されるので、オペレータは、プレスキャンされ
て画像処理された処理画像を、このサンプル画像と比較
しながら、処理画像の検定を行うことができる。図5に
示すように、モニタ20では、例えばプレスキャンされ
た画像の一コマ分の処理画像G1 とこれに類似するサン
プル画像Gs とを表示画面に同時に表示するように構成
される。なお、図5のように必ずしも検定する処理画像
1 と類似するサンプル画像Gs とをモニタ20に同時
に画像表示する必要はなく、キーボード18aやマウス
18bによる操作系18からオペレータが入力すること
で、画面が瞬時に切り替わり、検定する処理画像G1
類似するサンプル画像Gsとが比較できるように構成し
てもよく、さらに、図5のようにプレスキャンされた画
像の一コマのみをモニタ20に表示する場合のみに限ら
れず、例えば複数の処理画像をモニタ20に同時に表示
してもよく、この場合各々の画像に対応するサンプル画
像は、検定される処理画像の上方または下方に対応して
表示させるように構成してもよく、モニタ20への表示
方法については特に制限されない。
【0035】このように、モニタ20に表示した処理画
像を、サンプル画像選択部20で選択してモニタ20に
表示したサンプル画像と比較し、オートセットアップし
た画像処理条件または、オペレータが必要に応じて補正
した画像処理条件が適切であるかについてオペレータが
判断できる検定手段を構成することができる。検定によ
って処理画像が不適切であると判断した場合、さらに条
件設定部56によって画像処理条件を補正し、プレスキ
ャン画像処理部58で画像処理が再度行われ、その処理
画像について再度検定を行うことができる。
【0036】モニタ20は、プレスキャン画像データの
画像処理が適切かどうか、オペレータが確認、検定する
ものであり、プレスキャン画像処理部58と接続され
る。
【0037】なお、図3は主に画像処理関連の部位を示
すものであり、画像処理装置14には、これ以外にも、
画像処理装置14を含むフォトプリンタ10全体の制御
や管理を行うCPU、フォトプリンタ10の作動等に必
要な情報を記憶するメモリ、本スキャンの際の可変絞り
24の絞り値やCCDセンサ34の蓄積時間を決定する
手段等が配置される。
【0038】次に、画像処理装置14の作用を説明しつ
つ、本発明の画像処理方法について説明する。スキャナ
12より送られたプレスキャンによる画像データは、デ
ータ処理部50で、DCオフセット補正、暗時補正、欠
陥画素補正、シェーディング補正等の画像データの補正
が施され、さらにLog変換される。変換されたデジタ
ル画像データは、プレスキャンメモリ52に格納され
る。プレスキャンメモリ52に記憶されたプレスキャン
による画像データは、画像条件設定部56から呼び出さ
れ、濃度ヒストグラムの作成や、平均濃度、LATD
(大面積透過濃度)、ハイライト(最低濃度)、シャド
ー(最高濃度)等の画像特徴量の算出等を行い、加え
て、必要に応じて行われるオペレータによる指示に応じ
て、グレイバランス調整等のテーブル(LUT)や彩度
補正を行うマトリクス演算(MTX)の作成等の画像処
理条件が決定される。決定された画像処理条件は、さら
に、必要に応じてオペレータによる条件の調整が行わ
れ、画像処理条件が再設定され,プレスキャン画像処理
部58に送られる。
【0039】一方、プレスキャンメモリ52に蓄えられ
た画像データは、プレスキャン画像処理部58に呼び出
され、色バランス調整、コントラスト補正(階調処
理)、明るさ補正等が条件設定部56から送られてきた
処理条件によって画像処理された後、必要に応じて倍率
色収差や歪曲収差の補正処理が行われた後、電子変倍処
理が行われ、さらに必要に応じてシャープネス処理や覆
い焼き処理等を行った後、モニタ20の表示用に画像デ
ータに変換され、モニタ20に表示される。
【0040】一方、キャリア28の磁気ヘッド38やコ
ードリーダ40によって、フィルムF上の磁気記録層S
から読み出された撮影情報が、条件設定部56を介して
サンプル画像選択部62に送られ、この撮影情報および
被写体情報の類似するサンプル画像が、自動的にあるい
は、オペレータの指示によってサンプル画像選択部62
に設けられたサンプル画像記憶部から選択される。すな
わち、予め幅広い範囲において分類分けされた選択肢が
予め設定されており、プレスキャンして検定を受けよう
とする処理画像についての撮影情報や被写体情報が同じ
選択肢を自動的に、あるいはオペレータが選択すること
によって行われる。例えば、画像が日焼けした子供の逆
光シーンの場合、画像表示メニューは第1階層では、
「順光シーン」または「逆光シーン」を選択することが
でき、「逆光シーン」を選択すると、第2階層では撮影
被写体の種類やその特徴、例えば「肌の白い男性」や
「肌の黒い男性」や「肌の白い女性」や「日焼けした
人」等さらには「集合写真」や「ポートレート写真」等
の選択肢の中から、「日焼けした人」を選択し、第3階
層では、例えば「大人」や「子供」や「大人と子供」等
の選択肢があり、その中から「子供」を選択する。この
ようにサンプル画像の選択は、モニタ20に表示された
階層構造のメニューに定められた選択肢の中から選択
し、最上層から最下層の各段階で選択された選択肢に基
づいて、サンプル画像が1つ選ばれ、モニタ20に表示
される。
【0041】このようにして、処理画像と、自動的にあ
るいはオペレータによって選択されたサンプル画像が、
例えば図5に示すような形式でモニタ20に表示され
る。選択されたサンプル画像は、プリンタ16に出力さ
れる理想的に補正された画像として、モニタ20に表示
されるので、オペレータは、プレスキャンされて画像処
理された処理画像を、このサンプル画像と比較しなが
ら、理想的な補正量との差分が判断でき、オペレータに
よる補正品質が維持されて安定し、熟練度の低いオペレ
ータであっても、補正品質を向上させることができる。
たとえオペレータの熟練度が高くても、新規にデジタル
フォトプリンタを導入した直後や画像表示装置のみを交
換した直後やデジタルフォトプリンタの設置環境を変更
した直後においてオペレータの判断や補正量の大小が変
化するといった従来の問題が解消でき、画像を補正する
補正品質にばらつきが生じることがない。
【0042】オペレータは、モニタ20に表示された画
像を比較しながら、処理画像が適切かどうか検定する。
処理画像が不適切な場合には、条件設定部56において
再度操作系18からキー補正量がオペレータによって入
力され、画像処理条件が変更され、再設定される。その
後プレスキャン画像処理部58で、再度画像処理が施さ
れ、モニタ20に処理画像が画像表示される。再度オペ
レータによる検定に供される。その際も、上述の検定と
同様に、サンプル画像と比較しながら検定することがで
きる。このように、処理画像が適切であると判断される
まで、画像処理条件を変更して画像処理が行われ、その
結果がモニタ20に表示され、サンプル画像と比較され
検定される。
【0043】本実施例の検定は、プリントを行う画像す
べてについてまとめてプレスキャンを行い、プレスキャ
ンメモリ52に蓄えられた後、これらの画像すべてにつ
いて画像処理を施し検定を行った後、プリント出力する
ための本スキャンを行うものであるが、一画像ずつ検定
した後、その度に、プリント出力するための本スキャン
を行うものであってもよい。さらに、プレスキャンによ
って画像1コマずつ取り込んで画像処理を行い、その結
果について検定を行った後、その画像についての本スキ
ャンを行うものであってもよい。
【0044】次に、スキャナ12によってプリントすべ
き画像についての本スキャンが開始される。キャリア2
8はフィルムFのコマが所定の位置に来るように搬送さ
れた後、スキャナ12で高解像度で読み取られ、画像デ
ータがデータ処理部50に送られる。スキャナ12より
送られた本スキャンによる画像データは、データ処理部
50で、DCオフセット補正、暗時補正、欠陥画素補
正、シェーディング補正等の画像データの補正が施さ
れ、さらにLog変換される。変換されたデジタル画像
データは、本スキャンメモリ52に格納される。本スキ
ャンメモリ52に記憶された画像データは、プレスキャ
ンの際に処理画像の検定によって定まった画像処理条件
が、条件設定部56から呼び出され、この画像処理条件
に基づいて、色バランス調整、コントラスト補正(階調
処理)、明るさ補正等が行われ、さらに必要に応じて倍
率色収差や歪曲収差の補正処理が行われ、電子変倍処理
が行われ、さらに必要に応じてシャープネス処理や覆い
焼き処理等が行われた後、プリンタ16の表示用に画像
データに変換され、プリンタ16に送られる。
【0045】プリンタ16は、供給された画像データに
応じて感光材料(印画紙)を露光して潜像を記録する記
録装置(焼付装置)と、露光材の感光材料に所定の処理
を施してプリントとして出力するプロセサ(現像装置)
とから構成される。記録装置では、感光材料がプリント
に応じた所定長に切断され後、感光材料の分光感度特性
に応じたR露光、G露光、B露光の3種のビームが画像
処理装置14から出力された画像データに応じて変調し
て主走査方向に偏向されるとともに、主走査方向と直交
する副走査方向に感光材料が搬送されることにより、前
記光ビームで感光材料を2次元的に走査露光して潜像が
記録され、プロセサに供給される。感光材料を受け取っ
た後プロセサにより、発色現象、漂白定着、水洗等の所
定の湿式現像処理が行われ、乾燥してプリントとしてフ
ィルムFの1本分等の所定単位に仕分けされて集積され
る。
【0046】上記実施例では、画像処理条件を予め設定
するためのプレスキャンとプリントとして出力するため
の本スキャンとを設け、プレスキャンおよび本スキャン
による画像データの処理を2系統に分けた画像処理装置
であったが、プレスキャンを行うことなく、本スキャン
の画像データからデータを間引いて画像処理条件を決定
する、プレスキャンのない画像処理装置であってもよ
い。
【0047】以上、本発明の画像処理装置および画像処
理方法について詳細に説明したが、本発明は上記実施例
に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろん
である。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、撮影レンズを用いて光学的に撮影された画像か
ら入力画像の画像データを得、この画像データに画像処
理を施す画像処理部と、画像処理部で処理された処理画
像の検定を行う検定手段とを備え、この検定手段は、画
像表示された処理画像を、入力画像の撮影情報または被
写体情報が少なくとも類似する、理想的に補正されたサ
ンプル画像を表示画面上で比較して検定するので、理想
的な補正量との差分が判断でき、オペレータによる補正
品質が維持されて安定し、熟練度の低いオペレータであ
っても、補正品質を一定水準に向上させることができ
る。たとえオペレータの熟練度が高くても、新規にデジ
タルフォトプリンタを導入した直後や画像表示装置のみ
を交換した直後やデジタルフォトプリンタの設置環境を
変更した直後においてオペレータの判断や補正量の大小
が変化するといった従来の問題が解消でき、画像を補正
する補正品質にばらつきが生じることがなく、画像を補
正する補正品質を一定水準以上に維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理方法を実施する本発明に係
る画像処理装置の一実施例を含むデジタルフォトプリン
タのブロック図である。
【図2】 図1に示す画像処理装置に用いられるデジタ
ルフォトプリンタの要部を模式的に示す斜視図である。
【図3】 図1に示されるデジタルフォトプリンタにセ
ットされるフィルムの平面図である。
【図4】 本発明の画像処理装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図5】 図4に示す画像処理装置のモニタに表示され
る表示画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 デジタルフォトプリンタ 12 スキャナ 14 画像処理装置 16 プリンタ 18 操作系 20 モニタ 22 光源 24 可変絞り 26 拡散ボックス 28 キャリア 30 結像レンズユニット 32 イメージセンサ 33 アンプ 34 A/D変換器 36 マスク 38 磁気ヘッド 40 コードリーダ 50 データ処理部 52 プレスキャンメモリ 54 本スキャンメモリ 56 条件設定部 58 プレスキャン画像処理部 60 本スキャン画像処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズを用いて光学的に撮影された画
    像から入力画像の画像データを得、この画像データに画
    像処理を施す画像処理部と、画像処理部で処理された処
    理画像の検定を行う検定手段とを備える画像処理装置で
    あって、 前記検定手段は、画像表示された処理画像を、入力画像
    の撮影情報または被写体情報が少なくとも類似する画像
    表示されたサンプル画像と比較して検定することを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記サンプル画像は、撮影情報または被写
    体情報に関するメニュー形式によって選択される請求項
    1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記メニュー形式は、階層構造である請求
    項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記サンプル画像は、入力画像を解析して
    得られる画像情報、あるいは入力画像に付随する記録情
    報から自動的に判断して選択される請求項1〜3のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】撮影レンズを用いて光学的に撮影された画
    像から入力画像の画像データを得、この画像データに画
    像処理を施し、その結果の検定を行うに際し、 入力画像の撮影情報または被写体情報の類似するサンプ
    ル画像を選択し、 このサンプル画像と入力画像の処理画像を画像表示して
    比較し、処理画像の検定を行うことを特徴とする画像処
    理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034237A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd 画像処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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