JP2000349694A - 等化処理装置および等化処理方法 - Google Patents

等化処理装置および等化処理方法

Info

Publication number
JP2000349694A
JP2000349694A JP11160840A JP16084099A JP2000349694A JP 2000349694 A JP2000349694 A JP 2000349694A JP 11160840 A JP11160840 A JP 11160840A JP 16084099 A JP16084099 A JP 16084099A JP 2000349694 A JP2000349694 A JP 2000349694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adaptive equalizer
signal
equalization processing
compensates
degradation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11160840A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaki Futaki
貞樹 二木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11160840A priority Critical patent/JP2000349694A/ja
Publication of JP2000349694A publication Critical patent/JP2000349694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチパスに基づく受信信号の劣化のみ
ならず、それ以外の要因に基づく受信信号の劣化をも補
償し、受信特性の向上を図ること。 【解決手段】 受信信号に対して第一の劣化要因を補償
する第一の適応等化器102と、この補償された信号に
対して第二の劣化要因を補償する第二の適応等化器10
3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信用電話シ
ステム、移動通信用データ通信システムに好適な等化処
理装置および等化処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の等化処理装置について、図9を参
照して説明する。図9は、従来の等化処理装置の概略構
成を示すブロック図である。この等化処理装置は、マル
チパスによる劣化を補償するものである。受信信号51
は、減算回路52に入力され、減算回路52は、受信信
号51と推定信号とを引き算し、誤差(推定誤差+雑音
成分)を出力する。2乗回路53は、前記誤差の2乗を
出力し、誤差推定部54は、2乗誤差を用いて、誤差が
最小となるビット列を推定し、復号を行い、出力信号5
5を出力する。
【0003】トランスバーサルフィルタ56は、後述す
る係数更新部57から入力される係数と変調信号とを乗
算し、推定信号を出力する。このトランスバーサルフィ
ルタ56は、マルチパスを考慮したフィルタであり、マ
ルチパスが存在する環境においても動作する。係数更新
部57は、入力された誤差に基づき、誤差がなくなるよ
うに係数を更新する。変調回路58は、1.0のビット
列をディジタル変調する。
【0004】次に、以上のように構成された従来の等化
処理装置の動作について説明する。係数更新部57は、
予め既知の信号に対してトランスバーサルフィルタ56
に係数を与える。トランスバーサルフィルタ56は、既
知信号を変調した信号とその係数とを乗算し、推定信号
を出力する。減算回路52は、受信信号51と推定信号
とを引き算し、誤差(推定誤差+雑音成分)を出力す
る。係数更新部57は、その誤差が少なくなるように、
係数の更新を行う。
【0005】既知信号でない区間の信号については、誤
差推定部54がマルチパスのあらゆる状態を変調回路5
8に出力する。その状態における受信信号との誤差を2
乗回路53が2乗し、誤差推定部54がこの2乗された
値の中で最も小さい信号を出力する。このような処理に
より、マルチパスが存在する環境でも、誤りのない信号
を得ることを可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の等化処理装置では、マルチパスに基づく受信信号
の劣化のみを補償するものであるため、他の劣化要因に
対しては何等補償することができない。従って、例え
ば、同期ずれ、群遅延、バントパスフィルタの周波数特
性歪み等が生じた場合には、これらに基づく受信信号の
劣化を補償することができず、受信品質の向上を図るこ
とができないという問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、マルチパスに基づく受信信号の劣化の
みならず、それ以外の要因に基づく受信信号の劣化をも
補償し、受信特性の向上を図ることができる等化処理装
置および等化処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、受信信号が
劣化する要因には、マルチパスのみならずその他の要因
も存在することに着目し、マルチパス以外の劣化要因を
補償する適応等化器を追加することによって受信品質の
向上を図ることができることを見出し、本発明をするに
至った。
【0009】すなわち、本発明は、受信信号に対して第
一の劣化要因を補償する第一の適応等化器と、この補償
された信号に対して第二の劣化要因を補償する第二の適
応等化器とを備えることを特徴とする。
【0010】これにより、本発明者は、それぞれの劣化
要因に基づく受信信号の劣化を個別に補償し、受信品質
の向上を図ることを可能とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る等化処
理装置は、受信信号に対して第一の劣化要因を補償する
第一の適応等化器と、この補償された信号に対して第二
の劣化要因を補償する第二の適応等化器とを備える構成
を採る。
【0012】この構成により、各適応等化器がそれぞれ
の特性劣化を補償するため、受信品質の向上を図ること
が可能となる。
【0013】また、本発明の第2の態様は、第1の態様
に係る等化処理装置において、受信信号に対して第三の
劣化要因を補償する第三の適応等化器を備え、この補償
された信号に対して前記第一の適応等化器が前記第一の
劣化要因を補償する構成を採る。
【0014】この構成により、さらに他の劣化要因が存
在する場合はその要因に基づく劣化を補償することがで
きるため、より受信品質の向上を図ることが可能とな
る。
【0015】また、本発明の第3の態様は、第1の態様
または第2の態様に係る等化処理装置において、前記適
応等化器は、複数の受信信号に対して劣化補償する構成
を採る。
【0016】この構成により、さらに劣化要因が存在す
る場合はその要因に基づく劣化を補償することができる
ため、より受信品質の向上を図ることが可能となる。
【0017】また、本発明の第4の態様に係る移動局装
置は、第1の態様から第3の態様のいずれかに係る等化
処理装置を備え、基地局装置と無線通信を行う構成を採
る。
【0018】この構成により、各適応等化器がそれぞれ
の特性劣化を補償するため、受信品質の向上を図ること
が可能となる。
【0019】また、本発明の第5の態様に係る基地局装
置は、第1の態様から第3の態様のいずれかに係る等化
処理装置を備え、移動局装置と無線通信を行う構成を採
る。
【0020】この構成により、各適応等化器がそれぞれ
の特性劣化を補償するため、受信品質の向上を図ること
が可能となる。
【0021】また、本発明の第6の態様に係る通信シス
テムは、第4の態様に係る移動局装置と、第5の態様に
係る基地局装置とからなる。
【0022】この構成により、各適応等化器がそれぞれ
の特性劣化を補償するため、受信品質の向上を図ること
が可能となる。
【0023】また、本発明の第7の態様に係る等化処理
方法は、受信信号に対して第一の劣化要因を補償した
後、この補償された信号に対して第二の劣化要因を補償
する構成を採る。
【0024】この構成により、各適応等化器がそれぞれ
の特性劣化を補償するため、受信品質の向上を図ること
が可能となる。
【0025】また、本発明の第8の態様は、第7の態様
に係る等化処理方法において、受信信号に対して第三の
劣化要因を補償した後、この補償された信号に対して前
記第一の劣化要因を補償する構成を採る。
【0026】この構成により、さらに他の劣化要因が存
在する場合はその要因に基づく劣化を補償することがで
きるため、より受信品質の向上を図ることが可能とな
る。
【0027】また、本発明の第9の態様は、第7の態様
または第8の態様に係る等化処理方法において、複数の
受信信号に対して劣化補償する構成を採る。
【0028】この構成により、さらに劣化要因が存在す
る場合はその要因に基づく劣化を補償することができる
ため、より受信品質の向上を図ることが可能となる。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1に係る等化処理
装置は、2種類の適応等化器を直列に接続して構成され
る。第一の適応等化器としての前段の適応等化器は、第
二の適応等化器としての後段の適応等化器が補償できな
い劣化要因に対して補償する。これにより、受信性能の
向上を図ることが可能となる。
【0030】図1(a)は、本発明の実施の形態1に係
る等化処理装置の概略構成を示すブロック図である。図
1において、受信信号101に対し、適応等化器A10
2と適応等化器B103とが劣化補償を行い、補償デー
タ104を出力する。適応等化器A102と適応等化器
B103とは、特性劣化を補償する範囲が異なり、適応
等化器A102はシンボル同期ずれを補償し、適応等化
器B103はマルチパスを補償する。これにより、マル
チパス環境であった場合で、シンボル同期ずれが生じた
場合であっても、受信性能を向上させることができる。
【0031】図1(b)は、本発明の実施の形態1に係
る等化処理装置における適応等化器Aの内部構成を示す
ブロック図である。遅延素子105は、直列にN個接続
されており、それぞれの出力信号に乗算器106が係数
を乗算する。この係数は、1からNの乗算器106に対
応した値が設定されている。各乗算器106の出力信号
は、加算器107により加算された後、出力される。シ
ンボル同期ずれが生じた場合は、上記の係数1からNを
操作することにより、出力のタイミングを調整し、同期
ずれの無い出力信号を得ることができる。なお、適応等
化器B103は、従来の等化処理装置と同様の構成を採
り、マルチパスによる劣化を補償する。
【0032】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態1に係る等化処理装置の動作について説明す
る。受信信号101が入力されると、前段に設けられた
適応等化器A102が劣化補償を行う。この場合、適応
等化器A102はシンボル同期ずれを補償し、同期ずれ
の無い信号を適応等化器B103へ出力する。適応等化
器B103は、入力された信号に対してマルチパスによ
る劣化を補償し、補償データ104を出力する。
【0033】このように、本発明の実施の形態1に係る
等化処理装置によれば、マルチパス環境である場合で、
シンボル同期ずれが生じた場合であっても、各適応等化
器がそれぞれの特性劣化を補償するため、受信品質の向
上を図ることが可能となる。
【0034】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る等化処理装置は、3種類の適応等化器を直列に接続
して構成される。各適応等化器は、それぞれ異なる特性
劣化を補償する。これにより、受信性能の向上を図るこ
とが可能となる。
【0035】図2は、本発明の実施の形態2に係る等化
処理装置の概略構成を示すブロック図である。実施の形
態2では、実施の形態1に係る等化処理装置における第
一の適応等化器としての適応等化器A102の前段に、
アナログ信号の劣化を補償する第三の適応等化器として
の適応等化器C201を設けた構成を採る。この適応等
化器C201の構成は、図1(b)に示す適応等化器A
102と同様であるが、工場出荷時に係数1〜Nを操作
し、出力信号がアナログの劣化(群遅延、バンドパスフ
ィルタの周波数特性歪み)のない信号を出力となるよう
にする。その際、入力データに、マルチパス、同期ずれ
のない信号を入力して係数1〜Nを推定する。
【0036】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態2に係る等化処理装置の動作について説明す
る。受信信号101が入力されると、最前段に設けられ
た適応等化器C201がアナログ信号の劣化補償を行
う。次に、適応等化器A102は、このアナログ信号の
劣化補償がなされた信号に対してシンボル同期ずれを補
償し、同期ずれの無い信号を適応等化器B103へ出力
する。適応等化器B103は、入力された信号に対して
マルチパスによる劣化を補償し、補償データ104を出
力する。
【0037】このように、本発明の実施の形態2に係る
等化処理装置によれば、マルチパス環境である場合で、
アナログ信号が劣化した場合、およびシンボル同期ずれ
が生じた場合であっても、各適応等化器がそれぞれの特
性劣化を補償するため、受信品質の向上を図ることが可
能となる。
【0038】(実施の形態3)図3(a)は、本発明の
実施の形態3に係る等化処理装置の概略構成を示すブロ
ック図である。実施の形態3では、実施の形態1に係る
等化処理装置における適応等化器A102の代わりに、
複数の受信信号101、301に対してシンボル同期ず
れを補償する適応等化器D302を設けた構成を採る。
また、適応等化器D302は、複数のアンテナからの受
信信号に対応することができ、空間ダイバーシチ効果を
得ることが可能である。
【0039】図3(b)は、本発明の実施の形態3に係
る等化処理装置における適応等化器Dの内部構成を示す
ブロック図である。入力Aに対して遅延素子303が直
列にN個接続されており、それぞれの出力信号に乗算器
304が係数を乗算する。この係数は、1からNの乗算
器304に対応した値が設定されている。同様に、入力
Bに対して遅延素子306が直列にN個接続されてお
り、それぞれの出力信号に乗算器307が係数を乗算す
る。この係数は、1からNの乗算器307に対応した値
が設定されている。各乗算器304、307出力信号
は、加算器305により加算された後、出力される。シ
ンボル同期ずれが生じた場合は、上記の係数1からNを
操作することにより、出力のタイミングを調整し、同期
ずれの無い出力信号を得ることができる。なお、適応等
化器B103は、従来の適応等化器と同様の構成を採
り、マルチパスによる劣化を補償する。
【0040】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態3に係る等化処理装置の動作について説明す
る。受信信号101、301が入力されると、前段に設
けられた適応等化器D302が劣化補償を行う。この場
合、適応等化器D302は複数の入力信号に対してシン
ボル同期ずれを補償し、同期ずれの無い信号を適応等化
器B103へ出力する。適応等化器B103は、入力さ
れた信号に対してマルチパスによる劣化を補償し、補償
データ104を出力する。
【0041】このように、本発明の実施の形態3に係る
等化処理装置によれば、マルチパス環境である場合で、
シンボル同期ずれが生じた場合であっても、各適応等化
器がそれぞれの特性劣化を補償すると共に、空間ダイバ
ーシチ効果を得ることができるため、受信品質の向上を
図ることが可能となる。
【0042】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4に係る等化処理装置の概略構成を示すブロック図
である。実施の形態4では、実施の形態1に係る等化処
理装置における等化処理装置A102の前段に、アナロ
グ信号の劣化を補償する適応等化器E401を設けた構
成を採る。この適応等化器E401の構成は、図3
(b)に示す適応等化器D302と同様であるが、工場
出荷時に係数1〜Nを操作して出力信号がアナログの劣
化(群遅延、バンドパスフィルタの周波数特性歪み)の
ない信号を出力する。その際、入力データに、マルチパ
ス、同期ずれのない信号を入力して係数1〜Nを推定す
る。さらに、適応等化器E401は、適応等化器D30
2と同様に、2系統の入力を有し、複数のアンテナから
の受信信号に対応することができるため、空間ダイバー
シチ効果を得ることが可能である。
【0043】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態4に係る等化処理装置の動作について説明す
る。受信信号101、301が入力されると、最前段に
設けられた適応等化器E401がアナログ信号の劣化補
償を行う。次に、適応等化器A102は、このアナログ
信号の劣化補償がなされた信号に対してシンボル同期ず
れを補償し、同期ずれの無い信号を適応等化器B103
へ出力する。適応等化器B103は、入力された信号に
対してマルチパスによる劣化を補償し、補償データ10
4を出力する。
【0044】このように、本発明の実施の形態4に係る
等化処理装置によれば、マルチパス環境である場合で、
アナログ信号が劣化した場合、およびシンボル同期ずれ
が生じた場合であっても、各適応等化器がそれぞれの特
性劣化を補償すると共に、空間ダイバーシチ効果を得る
ことができるため、受信品質の向上を図ることが可能と
なる。
【0045】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5に係る移動局装置の概略構成を示すブロック図で
ある。アンテナ501は、空間から無線信号を電気信号
に変換して受信信号を入力する。受信信号は、直交検波
器502、A/D変換器503を介して復調器504に
入力される。この復調器504は、実施の形態1または
実施の形態2に係る等化処理装置を備えている。
【0046】このように、本発明の実施の形態5に係る
移動局装置によれば、マルチパス環境である場合で、ア
ナログ信号が劣化した場合、またはシンボル同期ずれが
生じた場合であっても、各適応等化器がそれぞれの特性
劣化を補償することができるため、受信品質の向上を図
ることが可能となる。
【0047】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6に係る移動局装置の概略構成を示すブロック図で
ある。受信信号は、アンテナ601、602から入力
し、直交検波器603,604およびA/D変換器60
5、606を経て復調器607に入力される。この復調
器607は、実施の形態3または実施の形態4に係る等
化処理装置を備えている。
【0048】このように、本発明の実施の形態6に係る
移動局装置によれば、マルチパス環境である場合で、ア
ナログ信号が劣化した場合、またはシンボル同期ずれが
生じた場合であっても、各適応等化器がそれぞれの特性
劣化を補償すると共に、空間ダイバーシチ効果を得るこ
とができるため、受信品質の向上を図ることが可能とな
る。
【0049】(実施の形態7)図7は、本発明の実施の
形態7に係る基地局装置の概略構成を示すブロック図で
ある。受信信号は、アンテナ701から入力し、直交検
波器702、A/D変換器703を介して復調器70
4、705に入力される。この復調器704、705
は、実施の形態1または実施の形態2に係る等化処理装
置を備えている。
【0050】このように、本発明の実施の形態7に係る
基地局装置によれば、マルチパス環境である場合で、ア
ナログ信号が劣化した場合、またはシンボル同期ずれが
生じた場合であっても、各適応等化器がそれぞれの特性
劣化を補償することができるため、受信品質の向上を図
ることが可能となる。
【0051】(実施の形態8)図8は、本発明の実施の
形態8に係る基地局装置の概略構成を示すブロック図で
ある。受信信号は、アンテナ801、802から入力
し、直交検波器803、804およびA/D変換器80
5、806を経て復調器807、808に入力される。
この復調器807、808は、実施の形態3または実施
の形態4に係る等化処理装置を備えている。
【0052】このように、本発明の実施の形態8に係る
基地局装置によれば、マルチパス環境である場合で、ア
ナログ信号が劣化した場合、またはシンボル同期ずれが
生じた場合であっても、各適応等化器がそれぞれの特性
劣化を補償すると共に、空間ダイバーシチ効果を得るこ
とができるため、受信品質の向上を図ることが可能とな
る。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、各適応等化器がそれぞれの特性劣化を補償す
るため、受信品質の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 本発明の実施の形態1に係る等化処理
装置の概略構成を示すブロック図 (b) 本発明の実施の形態1に係る等化処理装置にお
ける適応等化器Aの内部構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2に係る等化処理装置の概
略構成を示すブロック図
【図3】(a) 本発明の実施の形態3に係る等化処理
装置の概略構成を示すブロック図 (b) 本発明の実施の形態3に係る等化処理装置にお
ける適応等化器Dの内部構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4に係る等化処理装置の概
略構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態5に係る移動局装置の概略
構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態6に係る移動局装置の概略
構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態7に係る基地局装置の概略
構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態8に係る基地局装置の概略
構成を示すブロック図
【図9】従来の等化処理装置の概略構成を示すブロック
【符号の説明】
102 適応等化器A 103 適応等化器B 104 補償データ 105 遅延素子 106 乗算器 107 加算器 201 適応等化器C 302 適応等化器D 401 適応等化器E

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号に対して第一の劣化要因を補償
    する第一の適応等化器と、この補償された信号に対して
    第二の劣化要因を補償する第二の適応等化器とを備える
    ことを特徴とする等化処理装置。
  2. 【請求項2】 受信信号に対して第三の劣化要因を補償
    する第三の適応等化器を備え、この補償された信号に対
    して前記第一の適応等化器が前記第一の劣化要因を補償
    することを特徴とする請求項1記載の等化処理装置。
  3. 【請求項3】 前記適応等化器は、複数の受信信号に対
    して劣化補償することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の等化処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の等化処理装置を備え、基地局装置と無線通信を行う移
    動局装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の等化処理装置を備え、移動局装置と無線通信を行う基
    地局装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の移動局装置と、請求項5
    記載の基地局装置とからなる通信システム。
  7. 【請求項7】 受信信号に対して第一の劣化要因を補償
    した後、この補償された信号に対して第二の劣化要因を
    補償することを特徴とする等化処理方法。
  8. 【請求項8】 受信信号に対して第三の劣化要因を補償
    した後、この補償された信号に対して前記第一の劣化要
    因を補償することを特徴とする請求項7記載の等化処理
    方法。
  9. 【請求項9】 複数の受信信号に対して劣化補償するこ
    とを特徴とする請求項7または請求項8記載の等化処理
    方法。
JP11160840A 1999-06-08 1999-06-08 等化処理装置および等化処理方法 Pending JP2000349694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11160840A JP2000349694A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 等化処理装置および等化処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11160840A JP2000349694A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 等化処理装置および等化処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000349694A true JP2000349694A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15723554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11160840A Pending JP2000349694A (ja) 1999-06-08 1999-06-08 等化処理装置および等化処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000349694A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028253A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Shinshu Univ 多段階構成をなす適応等化器を用いた情報伝送システム
JP2014053688A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Nec Corp 等化装置、受信装置及び等化方法
WO2014141338A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 日本電気株式会社 信号受信装置、無線通信システム、歪み補償方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028253A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Shinshu Univ 多段階構成をなす適応等化器を用いた情報伝送システム
JP2014053688A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Nec Corp 等化装置、受信装置及び等化方法
WO2014141338A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 日本電気株式会社 信号受信装置、無線通信システム、歪み補償方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
JPWO2014141338A1 (ja) * 2013-03-13 2017-02-16 日本電気株式会社 信号受信装置、無線通信システム、歪み補償方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2780576B2 (ja) 干渉波除去装置
US7110795B2 (en) Radio apparatus, method for receiving its signal, method for measuring its filter coefficient, and program for measuring its filter coefficient
US6920191B2 (en) Estimation and compensation of the pulse-shape response in wireless terminals
JP3118548B2 (ja) ディジタル通信受信機用同期検波装置および同期方法
US6205170B1 (en) Transmission/reception unit with bidirectional equalization
JP3237827B2 (ja) 無線データ通信端末
WO2000025447A2 (en) Diversity receiver for radio communications
US20040042545A1 (en) Equalizer of single carrier receiver for improving equalization speed and equalization method thereof
JPH09214417A (ja) 伝送装置及び伝送方法
JP2007228057A (ja) 衛星通信システム及び衛星通信用送信局
JP2000349694A (ja) 等化処理装置および等化処理方法
JP2001069118A (ja) Ofdm通信装置及び伝搬路推定方法
EP1259040A2 (en) Equalisation for QAM signals
JP3424723B2 (ja) 適応等化器
JP2002199039A (ja) 通信システムにおける受信方法及び受信機
EP1133066A1 (en) Transmitter/receiver
US20070002979A1 (en) Iterative channel estimation using pilot signals
EP1133069A1 (en) Communication terminal and radio communication method
JP2846215B2 (ja) デジタル通信用受信機
JP4408759B2 (ja) 判定帰還型等化器及び受信装置
US7561648B2 (en) Frequency error estimation
EP0511773B1 (en) Equalizer for correcting frequency shift of centre frequency
JPH09307488A (ja) 受信装置
JP2007124412A (ja) 無線通信装置及びその信号処理方法
WO2017057338A1 (ja) 復調装置