JP2000349344A - 光半導体パッケージ及び光半導体モジュール - Google Patents

光半導体パッケージ及び光半導体モジュール

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JP2000349344A
JP2000349344A JP11156881A JP15688199A JP2000349344A JP 2000349344 A JP2000349344 A JP 2000349344A JP 11156881 A JP11156881 A JP 11156881A JP 15688199 A JP15688199 A JP 15688199A JP 2000349344 A JP2000349344 A JP 2000349344A
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JP
Japan
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optical semiconductor
semiconductor package
heat
heat radiating
radiating plate
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JP11156881A
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English (en)
Inventor
Masayuki Sugizaki
崎 雅 之 杉
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光半導体パッケージの放熱性を高める。 【解決手段】 積層セラミック10の表面に、この積層
セラミック10よりも熱伝導率の高い放熱板18を設け
る。この放熱板18に発熱の大きい発光素子24を取り
付けるようにする。これにより、放熱板18を介して発
光素子24からの発熱を効率的に放熱することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体パッケー
ジ及び光半導体モジュールに関し、特に、発光素子等の
発熱性の高い半導体装置を取り付けるための光半導体パ
ッケージ、及び、このような導体装置を取り付けた光半
導体モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光半導体モジュールにおいては、
セラミックを積層して形成された積層セラミック表面に
発光素子・受光素子等の光半導体素子や、送信ICや、
受信ICを固定していた。そして、これら光半導体素子
や送信IC及び受信ICに必要なボンディングワイヤを
形成した上で、封止部材で密封していた。さらに、この
光半導体モジュールには、光ファイバコネクタ部が取り
付けられ、全体としてコンパクトにまとめられていた。
【0003】近年、このような光半導体モジュールを用
いた光伝送装置は、高速化と長距離伝送化が進む一方で
小型化の要請も強まっている。このため、消費電力の増
加による発光素子等からの発熱が製品仕様上無視できな
くなっており、光半導体パッケージを設計する際には放
熱効率を考える必要性が高まってきている。
【0004】従来、高い放熱効果や高い信頼性を求める
場合には、パッケージとして金属ステムを使用していた
が、材料が高価なこと、回路用の配線を形成できないこ
と、複数の素子を搭載するハイブリッドマウントが困難
なこと等の問題があった。このような問題を回避するた
め、今日においてはパッケージとして積層セラミックが
使用されている。
【0005】このような積層セラミックを用いた光半導
体パッケージの例を図13に示す。この図13は、従来
の光半導体パッケージの断面図である。
【0006】この図13に示すように、光半導体パッケ
ージ100は、多層構造の積層セラミック110を有し
ている。この積層セラミック110における各層には配
線112が施されており、この配線112の層間は導電
体を充填したスルーホール114で接続している。
【0007】積層セラミック110の表面で表に出てい
る一面、又は、複数にわたる面には、素子を実装する領
域と、ワイヤボンディングをする領域とが、形成されて
いる。この図13の例では、素子を実装する領域には、
発光素子124や受光素子126等が取り付けられる。
さらに、積層セラミック110の表面には、ワイヤボン
ディングする領域を取り囲むように、封止部材を止める
ためのシール部116が形成されている。
【0008】積層セラミック110の裏面には、外部リ
ード120が固着されている。この外部リード120
は、配線112に接続されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図13に示した積層セ
ラミック110は、材料が安価であるという利点があ
る。また、積層セラミック110の各層に配線112を
所望のパターンで形成することが可能であり、これら各
層の配線112をスルーホール114で接続することに
より、複雑な三次元配線が可能であるという利点もあ
る。さらに、発光素子124や受光素子126等の複数
の光半導体素子やIC回路を搭載することができるとい
う利点もある。つまり、ハイブリッドマウントが容易で
あるという利点がある。しかし、積層セラミック110
は、放熱性が悪く欠けやすいという欠点もある。
【0010】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、放熱性の高い光半導体パッケージを提供
することを目的とする。すなわち、駆動時に発熱する性
質を有する発光素子等の半導体装置を搭載した場合に、
この半導体装置を高い効率で放熱することのできる光半
導体パッケージを提供することを目的とする。そして、
このような半導体パッケージに発光素子や受光素子等の
半導体装置を搭載することにより、放熱性及び信頼性の
高い光半導体モジュールを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る光半導体パッケージは、複数の絶縁層
が積層され、前記絶縁層の各層に必要な配線を施して形
成された多層構造絶縁部と、前記多層構造絶縁部の表面
に設けられた放熱板であって、駆動時に発熱する性質を
有する半導体装置が前記配線と電気的に接続されて取り
付けられるとともに、前記多層構造部材よりも熱伝導率
の高い放熱板と、前記多層構造絶縁部の裏面に設けら
れ、前記配線と電気的に接続する外部リードと、を備え
ることを特徴とする。
【0012】このような光半導体パッケージは、さら
に、封止部材を止めるために、前記放熱板の表面に設け
られたシール部を備えるようにしてもよい。
【0013】また、前記放熱板は前記多層構造絶縁部か
ら少なくとも一部が突出するように設けてもよい。
【0014】さらに、前記多層構造絶縁部には裏面から
前記放熱板まで達する貫通孔が形成されており、前記貫
通孔に冷却器が挿入され、この冷却器により前記放熱板
を冷却するよう構成してもよい。
【0015】また、前記シール部を構成する部材は、前
記放熱板を構成する部材と同一材料であるようにしても
よく、前記多層構造絶縁部を構成する部材と同一材料で
あるようにしてもよい。
【0016】さらに、前記放熱板は導電性材料で構成さ
れており、前記放熱板と前記配線とは電気的に接続され
るようにしてもよい。
【0017】また、本発明に係る光半導体モジュール
は、上記光半導体パッケージの前記放熱板に、少なくと
も1つの半導体装置を取り付けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態に係る光半導体パッケージは、セラミックよりも
熱伝導率の高い放熱板を積層セラミック表面に設け、こ
の積層セラミックに駆動時に発熱の大きい発光素子等を
取り付けることにより、発光素子等からの発熱を外部に
強制的に放熱できるようにしたものである。以下、図面
に基づいて詳しく説明する。
【0019】図1は本発明の第1実施形態に係る光半導
体パッケージの裏面を示す平面図であり、図2を矢印A
方向から見た図である。図2は光半導体パッケージの横
方向断面図であり、図3におけるB−B’線の断面図で
ある。図3は光半導体パッケージの表面を示す平面図で
あり、図2を矢印C方向から見た図である。図4は光半
導体パッケージの縦方向断面図であり、図3におけるD
−D’線の断面図である。
【0020】これら図1乃至図4に示すように、光半導
体パッケージ1は、多層構造の積層セラミック10を有
している。この積層セラミック10は、本実施形態にお
ける多層構造絶縁部を構成している。積層セラミック1
0における各層には必要な配線12が施されており、こ
の配線12の層間は導電体を充填したスルーホール14
で接続している。
【0021】積層セラミック10の表面で表に出ている
一面、又は、複数にわたる面には、素子を実装する領域
や、ワイヤボンディングをする領域が、形成されてい
る。本実施形態においては、光半導体パッケージ1表面
は、発光素子24を取り付ける領域である実装領域22
aと、受光素子26を取り付ける領域である実装領域2
2bとに、分けられている。さらに、積層セラミック1
0の表面側には、ワイヤボンディングする領域を取り囲
むように、封止部材を止めるためのシール部16が形成
されている。本実施形態においては、このシール部16
は、リング状の金属、又は、リング形状に表面をメタラ
イズしたセラミックから構成されている。
【0022】このシール部16と積層セラミック10と
の間に挟まれて、放熱板18が設けられている。この放
熱板18の材料としては、コバール材やCuW等の金
属、又は、AlN等の熱伝導の良好なセラミックが好適
である。すなわち、放熱板18は、積層セラミック10
よりも熱伝導率の高い材料を用いればよい。本実施形態
では、この放熱板18は1枚だけ設けられているが、複
数枚設けるようにすることも可能である。また、放熱板
18を導電性のある金属等で構成した場合には、この放
熱板18を介して発光素子24を配線12へ電気的に接
続することも可能である。
【0023】図5はこの放熱板18を示す図であり、
(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)
は側面図である。この図5に示すように、本実施形態で
は、放熱板18には、開口18a、18b、18c、1
8dが形成されている。この放熱板18を積層セラミッ
ク10とシール部16との間に挟んだ際には、これらの
開口18a、18b、18c、18dから積層セラミッ
ク10表面が露出することになる。
【0024】図1乃至図4に示すように、積層セラミッ
ク10の裏面には、外部リード20が固着されている。
この外部リード20は、配線12に電気的に接続されて
いる。また、積層セラミック10の裏面には、凹部21
が形成されている。この凹部21は、この光半導体パッ
ケージ1をケースに格納して光伝送装置とする場合の、
位置決めの役割を果たす。
【0025】図6及び図7は、光半導体パッケージ1に
発光素子や受光素子等を取り付けた上で、シェルにより
封止して形成した光半導体モジュール2の断面図であ
る。図6は本実施形態に係る光半導体モジュールの横方
向断面図であり、上述した図2に相当する断面を示す図
である。図7は本実施形態に係る光半導体モジュールの
縦方向断面図であり、上述した図4に相当する図であ
る。
【0026】これら図6及び図7に示すように、積層セ
ラミック10の表面においては、実装領域22aにLE
D(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode )な
どの発光素子24が取り付けられており、実装領域22
bに受光素子26が取り付けられている。本実施形態に
係る光半導体モジュール2においては、発光素子24は
放熱板18表面に取り付けられており、受光素子26は
積層セラミック10表面に取り付けられている。
【0027】シール部16の表面には、シェル28が取
り付けられている。本実施形態においては、このシェル
28の材質は、金属、樹脂、セラミック等から形成され
ている。シェル28における発光素子24及び受光素子
26の光軸上に対向する位置には、透光性の窓28aが
形成されている。この透光性の窓28aにより、この光
半導体モジュール2の外側の光ファイバケーブルと、発
光素子24及び受光素子26との間で、光信号の入出射
が行われる。
【0028】次に、この光半導体モジュール2の組み立
てについて説明する。図6及び図7に示すように、この
光半導体モジュール2の組み立てにおいては、光半導体
パッケージ1の実装領域22aにおける放熱板18上の
所定位置に、発光素子24を銀ペーストやはんだで固着
する。また、光半導体パッケージ1の実装領域22bに
おける積層セラミック10上の所定位置に、受光素子2
6を銀ペーストやはんだで固着する。さらに、必要に応
じて、実装領域22a、22bの所定位置に、送信IC
や受信ICを、銀ペーストやはんだで固着する。
【0029】また、積層セラミック10表面の実装領域
22a、22bにおける別の所定位置に、チップ抵抗や
チップコンデンサやチップコイルを配置する。続いて、
積層セラミック10のボンディングをする領域に、ボン
ディングワイヤ32を施すことにより所定の配線を行
う。これにより、必要な配線が形成される。
【0030】このボンディングが完了した後に、シール
部16上にシェル28を溶接やはんだ付けで固定して、
素子を実装した領域やボンディングをした領域を密封封
止する。このシェル28を取り付けることにより、この
光半導体モジュール2は完成する。
【0031】図8は、光半導体モジュール2をケースに
格納して、光伝送装置40とした場合の断面を示す図で
ある。
【0032】この図8に示すように、上述した光半導体
モジュール2は、ケース42の格納凹部43に格納され
た後、蓋部48が取り付けられる。ケース42には、光
ファイバケーブル44を貫通させて、光ファイバケーブ
ル44の先端側を光半導体モジュール2におけるシェル
28の窓28aに導くための開孔46が形成されてい
る。この開孔46に光ファイバケーブル44を挿入する
際には、フェルール49を挿入した光ファイバケーブル
44を樹脂製の光コネクタプラグ47に取り付けた後、
これら光ファイバケーブル44とフェルール49の先端
側を開孔46に挿入していく。そして、ケース42に形
成された凹部42aと、光コネクタプラグ47に形成さ
れた凸部47aとが、嵌合することにより、光伝送装置
40の組み立ては完了する。
【0033】以上のように、本実施形態に係る光半導体
パッケージ1によれば、発熱の大きい発光素子24等を
放熱板18に取り付けるようにしたので、発光素子24
等の放熱性を高効率にすることができる。すなわち、放
熱板18を積層セラミック10よりも熱伝導率の高い材
料で形成するとともに、この放熱板に発熱の大きい発光
素子24等を取り付けることとしたので、発光素子24
の発熱を効率的に放熱することができる。
【0034】しかも、放熱板18を積層セラミック10
よりも機械的強度のある材料、例えば金属等で形成する
こととしたので、従来よりも高い機械的強度を得ること
ができる。つまり、本実施形態に係る光半導体パッケー
ジ1によれば、金属ステムのような高効率の放熱と機械
的強度を得ることができる。
【0035】また、積層セラミック10を用いたので、
三次元の高密度配線を施すことができ、ハイブリッドマ
ウントの特徴を持った光半導体パッケージ1を得ること
ができる。
【0036】さらに、シール部16を放熱板18又は積
層セラミック10と同一材料で形成するようにすれば、
使用材料の数を削減することができる。
【0037】〔第2実施形態〕本発明の第2実施形態
は、上述した第1実施形態における光半導体パッケージ
の放熱板を積層セラミックから突出するように形成する
ことにより、冷却効率の向上等を図ったものである。以
下、図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下の実施
形態においては、上述した第1実施形態と同様の部分に
ついては同一符号を用いるものとし、その詳しい説明は
省略する。
【0038】図9は本発明の第2実施形態に係る光半導
体パッケージの背面を示す平面図であり、図10を矢印
E方向から見た図である。図10は光半導体パッケージ
の表面を示す平面図であり、図9を矢印F方向から見た
図である。図11は光半導体パッケージ側面を示す平面
図であり、図9を矢印G方向から見た図である。
【0039】これら図9乃至図11に示すように、積層
セラミック10とシール部16との間に設けられた放熱
板50は、光半導体パッケージ1よりも突出して設けら
れている。すなわち、光半導体パッケージ1の左右両側
から放熱板50が張り出している。
【0040】この放熱板50の材料としては、コバール
材やCuW等の金属、又は、AlN等の熱伝導の良好な
セラミックが好適である。すなわち、放熱板50は、積
層セラミック10よりも熱伝導率の高い材料を用いれば
よい。本実施形態では、この放熱板50は1枚だけ設け
られているが、複数枚設けるようにすることも可能であ
る。
【0041】この放熱板50には、第1取付穴52と第
2取付穴54とが形成されている。第1取付穴52は、
この光半導体パッケージ1を用いて光半導体モジュール
2を形成した後に、この光半導体モジュール2をケース
等に取り付けるための穴である。第2取付穴54は、こ
の光半導体パッケージ1を用いて光半導体モジュール2
を形成した後に、この光半導体モジュール2に冷却器を
取り付けるための穴である。
【0042】以上のように、本実施形態に係る光半導体
パッケージ1によれば、上述した第1実施形態と同様
に、発熱の大きい発光素子24等を放熱板18に取り付
けるようにしたので、発光素子24等の放熱性を高効率
にするとともに、機械的強度を得ることができる。しか
も、放熱板50を積層セラミック10よりも突出するよ
うに形成したので、放熱性をより高めることができる。
【0043】また、積層セラミック10を用いたので、
三次元の高密度配線を施すことができ、ハイブリッドマ
ウントの特徴を持った光半導体パッケージ1を得ること
ができる。
【0044】さらに、放熱板50を成形精度の高い金属
等により形成することにより、光半導体パッケージ1の
取付位置出し精度を向上させることができる。すなわ
ち、光半導体パッケージ1をケース等に取り付ける位置
を第1取付穴52や第2取付穴54で定めることができ
る。放熱板50を金属等により形成すれば、従来のセラ
ミック等と比べて成形の精度を高くすることができる。
このため、第1取付穴52や第2取付穴54により、光
半導体パッケージ1のケース等への取付位置を精度よく
定めることができる。
【0045】しかも、放熱板50を金属等により形成す
れば、従来におけるセラミックよりも機械的強度が向上
するので、光半導体パッケージ1をケース等に強固に取
り付けることができる。
【0046】〔第3実施形態〕本発明の第3実施形態
は、上述した第1実施形態における積層セラミックに放
熱板まで達する貫通孔を形成し、この貫通孔に冷却器を
挿入することにより、放熱板を効率的に冷却するように
したものである。以下、図面に基づいて詳しく説明す
る。
【0047】図12は光半導体パッケージの縦方向断面
図であり、上述した第1実施形態の図4に相当する図で
ある。この図12に示すように、本実施形態に係る光半
導体パッケージ1の積層セラミック10には、貫通孔6
0が形成されている。この貫通孔60は放熱板18まで
達しているが、放熱板18はこの貫通孔60を気密的に
覆っている。貫通孔60には冷却器62の一部が挿入さ
れており、この冷却器62は放熱板18と接することに
より、直接的に放熱板18を冷却するようになってい
る。貫通孔60に挿入される冷却器62の部分は、銅な
どの熱導電性の高い材料で形成されている。
【0048】以上のように、本実施形態に係る光半導体
パッケージ1によれば、上述した第1実施形態と同様
に、発熱の大きい発光素子24等を放熱板18に取り付
けるようにしたので、発光素子24等の放熱性を高効率
にするとともに、機械的強度を得ることができる。
【0049】また、積層セラミック10を用いたので、
三次元の高密度配線を施すことができ、ハイブリッドマ
ウントの特徴を持った光半導体パッケージ1を得ること
ができる。
【0050】さらに、積層セラミック10に貫通孔60
を形成し、この貫通孔60に冷却器62を挿入すること
により、放熱板18を直接的に冷却するようにしたの
で、放熱板18を効率的に冷却することができる。
【0051】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上述した本実施形態に
おいては、発熱の大きい発光素子24を放熱板18、5
0に取り付けることとしたが、発光素子24に加えて又
は発光素子24の代わりに、他の素子又はICを放熱板
18、50に取り付けるようにしてもよい。例えば、送
信ICや受信ICを放熱板18、50に取り付けるよう
にしてもよい。すなわち、駆動時に発熱する性質を有す
る発熱性の半導体装置を放熱板18、50に適宜取り付
けることにより、放熱板18、50による放熱効果を得
ることができる。
【0052】また、上述した第2実施形態と第3実施形
態とを組み合わせて、放熱板50を積層セラミック10
よりも突出するように形成するとともに、積層セラミッ
ク10に貫通孔60を形成するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、多層構
造絶縁部の表面に放熱板を設け、この放熱板に駆動時に
発熱する性質を有する半導体装置を取り付けるようにし
たので、放熱板を介して半導体装置を効率的に放熱する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る光半導体パッケー
ジの裏面を平面的に示す図(図2を矢印A方向から見た
平面図)。
【図2】図1におけるB−B’線断面を示す図。
【図3】本発明の第1実施形態に係る光半導体パッケー
ジの表面を平面的に示す図(図2を矢印C方向から見た
平面図)。
【図4】図1におけるD−D’線断面を示す図。
【図5】(a)は放熱板の正面図、(b)は放熱板の平
面図、(c)は放熱板の側面図。
【図6】本発明の第1実施形態に係る光半導体モジュー
ルの横方向断面を示す図。
【図7】本発明の第1実施形態に係る光半導体モジュー
ルの縦方向断面を示す図。
【図8】図6及び図7に示す光半導体モジュールを組み
込んだ光伝送装置の断面を示す図。
【図9】本発明の第2実施形態に係る光半導体パッケー
ジの背面図(図10を矢印E方向から見た図)。
【図10】本発明の第2実施形態に係る光半導体パッケ
ージの平面図(図9を矢印F方向から見た図)。
【図11】本発明の第2実施形態に係る光半導体パッケ
ージの側面図(図10を矢印G方向から見た図)。
【図12】本発明の第3実施形態に係る光半導体パッケ
ージの縦方向断面図。
【図13】従来の光半導体パッケージの横方向断面図。
【符号の説明】
1 光半導体パッケージ 2 光半導体モジュール 10 積層セラミック 12 配線 14 スルーホール 16 シール部 18 放熱板 20 シール部 21 凹部 22a、22b 実装領域 24 発光素子 26 受光素子 28 シェル 28a 窓 40 光伝送装置 42 ケース 43 格納凹部 44 光ファイバケーブル 46 開孔 47 光コネクタプラグ 48 蓋部 49 フェルール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F041 AA33 DA02 DA03 DA07 DA20 DA72 DA76 DA83 EE06 FF14 5F088 BA20 BB01 JA05 JA10 JA14 JA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の絶縁層が積層され、前記絶縁層の各
    層に必要な配線を施して形成された多層構造絶縁部と、 前記多層構造絶縁部の表面に設けられた放熱板であっ
    て、駆動時に発熱する性質を有する半導体装置が前記配
    線と電気的に接続されて取り付けられるとともに 、前記多層構造部材よりも熱伝導率の高い放熱板と、 前記多層構造絶縁部の裏面に設けられ、前記配線と電気
    的に接続する外部リードと、 を備えることを特徴とする光半導体パッケージ。
  2. 【請求項2】封止部材を止めるために、前記放熱板の表
    面に設けられたシール部をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の光半導体パッケージ。
  3. 【請求項3】前記放熱板は前記多層構造絶縁部から少な
    くとも一部が突出するように設けられていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の光半導体パッケー
    ジ。
  4. 【請求項4】前記多層構造絶縁部には裏面から前記放熱
    板まで達する貫通孔が形成されており、前記貫通孔に冷
    却器が挿入され、この冷却器により前記放熱板を冷却す
    るよう構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の光半導体パッケージ。
  5. 【請求項5】前記シール部を構成する部材は、前記放熱
    板を構成する部材と同一材料であることを特徴とする請
    求項2乃至請求項4のいずれかに記載の光半導体パッケ
    ージ。
  6. 【請求項6】前記シール部を構成する部材は、前記多層
    構造絶縁部を構成する部材と同一材料であることを特徴
    とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の光半導
    体パッケージ。
  7. 【請求項7】前記放熱板は導電性材料で構成されてお
    り、前記放熱板と前記配線とは電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の光半導体パッケージ。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
    光半導体パッケージの前記放熱板に、少なくとも1つの
    半導体装置を取り付けたことを特徴とする光半導体モジ
    ュール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002368277A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Rohm Co Ltd チップ型半導体発光装置
JP2009218625A (ja) * 2009-07-03 2009-09-24 Hitachi Aic Inc Led装置
WO2023135929A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 パッケージ

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