JP2000348777A - 二次電池の保護装置 - Google Patents

二次電池の保護装置

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JP2000348777A
JP2000348777A JP11157850A JP15785099A JP2000348777A JP 2000348777 A JP2000348777 A JP 2000348777A JP 11157850 A JP11157850 A JP 11157850A JP 15785099 A JP15785099 A JP 15785099A JP 2000348777 A JP2000348777 A JP 2000348777A
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JP11157850A
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Hideji Nakamura
秀司 中村
Daisuke Konishi
大助 小西
Yoshihiko Mizuta
芳彦 水田
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池セル1の異常電圧を検出するための積算
を正常時にリセットすることにより、ノイズや充放電の
頻繁な切り替え等による影響を受けることなく正確な検
出を行うことができる二次電池の保護装置を提供する。 【解決手段】 充電電圧VCが所定時間連続してしきい
値電圧Vth以上となった場合にカウンタC2のカウント
を行うと共に、これ以外の場合にカウンタC3のカウン
トを行い、カウンタC2が所定値に達すると電池セル1
の異常高電圧を検出し、カウンタC3が所定値に達する
とカウンタC2のカウント値をリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池の充放電
時の異常を検出し、この充放電を制限することにより電
池の保護を図る二次電池の保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車(EV)やハイブリッド電気
自動車(HEV)等では、図2に示すように、動力電源
となる二次電池の多数の電池セル1を直列に接続して使
用している。このため、二次電池の過充電や過放電を防
止するための保護装置の制御回路2は、これら各電池セ
ル1の充放電電圧を検出することにより、いずれかの電
池セル1の充放電電圧に異常が発生するとスイッチ3を
遮断して充放電を停止させるようにしている。即ち、直
列接続された各電池セル1は、それぞれの電池特性にバ
ラツキがあるために充放電電圧にも差が生じるので、1
個でもこの充放電電圧に異常が発生すれば充放電を停止
させる必要がある。
【0003】例えば非水電解質二次電池の場合、上記制
御回路2は、充電時にはいずれかの電池セル1の充電電
圧が4.1〜4.3Vのしきい値電圧以上になると充電
を停止させ、放電時にはいずれかの電池セル1の放電電
圧が2.8〜2.3Vのしきい値電圧以下になると放電
を停止させる。ただし、充電電圧がしきい値電圧以上に
なったり放電電圧がしきい値電圧以下になると直ちに充
放電を停止したのでは、ノイズによる誤動作が発生する
ので、実際の従来の制御回路2は、しきい値電圧以上や
しきい値電圧以下の状態が所定時間以上持続した場合
に、充放電を停止させるようにしている。
【0004】上記従来の制御回路2の充電時の動作を図
3のフローチャートに基づいて説明する。図3に示すル
ーチンは、各電池セル1について、例えば10m秒間隔
で定期的に呼び出される。最初のステップ(以下「S」
という)では、当該電池セル1の充電電圧VCを検出
し、この充電電圧VCがしきい値電圧Vth以上かどうか
を判定する(S21)。ここで、充電電圧VCがしきい
値電圧Vth未満であれば、カウンタCの値を初期値0に
リセットして処理を終了する(S22)。しかし、充電
電圧VCがしきい値電圧Vth以上であった場合には、カ
ウンタCの値をインクリメント(1の加算)して(S2
3)、このカウンタCの値が所定値100に達したかど
うかを判定する(S24)。そして、カウンタCの値が
所定値100に達していない場合には、そのまま処理を
終了するが、所定値100に達した場合には、その電池
セル1の異常高電圧を検出し、スイッチ3を遮断して充
電を停止させる(S25)。
【0005】従って、制御回路2は、充電電圧VCがし
きい値電圧Vth以上になると、10m秒ごとにカウンタ
Cのカウントを行い、しきい値電圧Vth以上の状態が1
秒(=100×10m秒)以上持続してこのカウンタC
の値が所定値100に達すると、充電を停止させること
になる。また、放電時も、同様の処理によって、放電電
圧がしきい値電圧以下となる状態が連続して所定時間以
上続いた場合に、放電を停止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示し
た制御では、一度でもノイズによって充電電圧VCがし
きい値電圧Vth未満になると、カウンタCが初期値0に
リセットされるので、カウントを最初からやり直す必要
がある。しかも、特にハイブリッド電気自動車では、走
行状態に応じて二次電池の充放電が頻繁に切り替わるの
で、電池セル1の充電電圧VCに異常があっても、充放
電の切り替えによって、この充電電圧VCが連続して長
時間(ここでは1秒間)しきい値電圧Vth以上を維持す
ることができない場合もある。このため、従来の二次電
池の保護装置では、電池セル1の異常電圧を正確に検出
することができないという問題があった。
【0007】また、上記問題を解消するためには、制御
回路2の充電時の動作を図4のフローチャートのように
変更することも考えられる。この図4に示すルーチン
も、各電池セル1について、例えば10m秒間隔で定期
的に呼び出される。そして、まず最初に当該電池セル1
の充電電圧VCを検出して、この充電電圧VCがしきい値
電圧Vth以上かどうかを判定し(S31)、ここで充電
電圧VCがしきい値電圧Vth未満であれば、カウンタC
1の値を初期値0にリセットして処理を終了する(S3
2)。しかし、充電電圧VCがしきい値電圧Vth以上で
あった場合には、カウンタC1の値をインクリメントし
て(S33)、このカウンタC1の値が所定値10に達
したかどうかを判定する(S34)。そして、カウンタ
C1の値が所定値10に達していない場合には、そのま
ま処理を終了するが、所定値10に達した場合には、こ
のカウンタC1の値を初期値0にリセットしてから(S
35)、エラーフラグがセットされているかどうかを判
定する(S36)。
【0008】上記エラーフラグは、最初はセットされて
いないので、始めてカウンタC1の値が所定値10に達
すると、このエラーフラグをセットして(S37)、カ
ウンタC2の値を初期値1にリセットし処理を終了する
(S38)。しかし、再度カウンタC1の値が所定値1
0に達すると、カウンタC2の値をインクリメントして
(S39)、このカウンタC2の値が所定値10に達し
たかどうかを判定する(S40)。そして、カウンタC
2の値が所定値10に達していない場合には、そのまま
処理を終了するが、所定値10に達した場合には、その
電池セル1の異常高電圧を検出し、スイッチ3を遮断し
て充電を停止させる(S41)。
【0009】上記制御によれば、カウンタC1とカウン
タC2を用いてカウントを2段階にし、カウンタC1
は、図3に示した場合よりも短い100m秒(=10×
10m秒)間にわたって連続して充電電圧VCがしきい
値電圧Vth以上を維持しないとカウントを完了しないよ
うにすることにより、電池セル1の電圧が正常な場合
に、ノイズ等により充電電圧VCが一次的にしきい値電
圧Vth以上になった場合の誤検出を防ぐと共に、電池セ
ル1の電圧が異常な場合に、ノイズにより充電電圧VC
が一時的にしきい値電圧Vth未満になる影響を低減す
る。また、カウンタC2は、カウンタC1がカウントを
完了した場合にのみカウントを行うが、この間に充電電
圧VCがしきい値電圧Vth未満になってカウンタC2の
カウントが中断しても、再度しきい値電圧Vth以上とな
ったときにこのカウントを継続できるので、充放電が頻
繁に切り替わるような場合でも、電池セル1の異常電圧
を正確に検出することができる。
【0010】しかしながら、この図4に示したような制
御では、一度エラーフラグがセットされると、電池セル
1に異常がなくても、長い使用期間の間に何らかの原因
でカウンタC2のカウントが行われることがあり、これ
が徐々に累積すると、この電池セル1を異常であると誤
検出するおそれが生じる。
【0011】なお、上記問題は、電気自動車やハイブリ
ッド電気自動車に用いられる二次電池に限らず、充放電
が頻繁に切り替わるような用途の一般の二次電池にも共
通し、電池セルを単体で用いる二次電池にも共通する。
【0012】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、二次電池の異常電圧を検出するため
の積算を正常時に減算したりリセットすることにより、
正確な検出を行うことができる二次電池の保護装置を提
供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の二次電池の保
護装置の発明は、二次電池の充電電圧がしきい値以上に
なるたびに積算を行う異常検出積算手段と、この異常検
出積算手段の積算結果が所定値を超えた場合に、二次電
池の異常高電圧を検出する異常高電圧検出手段と、二次
電池の充電電圧がしきい値未満になるたびに異常検出積
算手段の積算結果の減算を行う異常解除手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0014】請求項1の発明によれば、二次電池の充電
電圧がしきい値以上になるたびに積算を行い、この積算
結果が所定値を超えた場合に異常高電圧を検出するの
で、ノイズや充放電の頻繁な切り替え等によって二次電
池の異常が正確に検出できないようになるのを防ぐこと
ができる。しかも、この積算結果は、二次電池の充電電
圧がしきい値未満になるたびに減算されるので、積算結
果が長期間にわたって徐々に累積し二次電池の異常を誤
検出するのを防ぐことができる。なお、この充電電圧が
しきい値未満になるたびに積算結果を初期値に戻したの
では、充電電圧が連続してしきい値以上である場合にの
み積算を行う従来例と同様になる。
【0015】請求項2の二次電池の保護装置の発明は、
二次電池の充電電圧がしきい値以上になるたびに積算を
行う異常検出積算手段と、この異常検出積算手段の積算
結果が所定値を超えた場合に、二次電池の異常高電圧を
検出する異常高電圧検出手段と、二次電池の充電電圧が
しきい値未満となるたびに積算を行う異常解除積算手段
と、この異常解除積算手段の積算結果が所定値を超えた
場合に、異常検出積算手段の積算結果の減算を行い又は
この積算結果を初期値に戻す異常解除手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、二次電池の充電
電圧がしきい値未満になるたびに異常解除積算手段が積
算を行い、この積算結果が所定値を超えた場合に異常検
出積算手段の積算結果を減算したりリセットするので、
異常検出積算手段の積算結果が長期間にわたって徐々に
累積し二次電池の異常を誤検出するのを防ぐことができ
る。しかも、二次電池の充電電圧がしきい値未満になる
たびに直ちに減算やリセットを行うのではないので、ノ
イズや充放電の頻繁な切り替え等の影響を受けることも
少なくなる。
【0017】請求項3の二次電池の保護装置の発明は、
前記異常検出積算手段が積算を行う際に、異常解除積算
手段の積算結果の減算を行い又はこの積算結果を初期値
に戻すことを特徴とする。
【0018】請求項3の発明によれば、異常検出積算手
段の積算によって二次電池に異常の可能性が高いと判断
できる場合に、異常解除積算手段の積算結果を減算した
りリセットするので、この異常解除積算手段の積算結果
が長期間にわたって徐々に累積し、異常検出積算手段の
積算結果を減算したりリセットすることにより二次電池
の異常を検出し損なうのを防ぐことができる。
【0019】請求項4の二次電池の保護装置の発明は、
前記異常検出積算手段が、二次電池の充電電圧が所定時
間連続してしきい値以上になるたびに積算を行うもので
あることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明によれば、二次電池の充電
電圧が所定時間連続してしきい値以上になった場合にの
み異常検出積算手段が積算を行うので、ノイズ等により
一時的に充電電圧が高くなった場合にも、誤って積算を
行い二次電池の異常を誤検出するようなおそれがなくな
る。
【0021】請求項5の二次電池の保護装置の発明は、
前記異常解除手段が、二次電池の充電電圧が所定時間連
続してしきい値未満になるたびに異常検出積算手段の積
算結果の減算を行い又はこの積算結果を初期値に戻すも
のであることを特徴とする。
【0022】請求項5の発明によれば、二次電池の充電
電圧が所定時間連続してしきい値未満になった場合にの
み、異常検出積算手段の積算結果の減算やリセットを行
うので、ノイズ等により一時的に充電電圧が低下した場
合にも、誤って減算やリセットを行い二次電池の異常を
検出し損なうようなおそれがなくなる。
【0023】請求項6の二次電池の保護装置の発明は、
前記異常解除積算手段が、二次電池の充電電圧が所定時
間連続してしきい値未満になるたびに積算を行うもので
あることを特徴とする。
【0024】請求項6の発明によれば、二次電池の充電
電圧が所定時間連続してしきい値未満になった場合にの
み、異常解除積算手段の積算を行うので、ノイズ等によ
り一時的に充電電圧が低下した場合にも、誤って積算を
行い、これによって異常検出積算手段の積算結果の減算
やリセットを行うことにより二次電池の異常を検出し損
なうおそれをなくすことができる。
【0025】請求項7の二次電池の保護装置の発明は、
前記異常検出積算手段が行う積算が、そのときの充電電
流に応じて得られる値の時間積分であることを特徴とす
る。
【0026】請求項7の発明によれば、充電電流の大き
さに応じて異常検出積算手段の積算結果の増加の割合が
変化するので、この充電電流が大きい場合には短期間に
二次電池の異常を検出し、速やかに危険を防止すること
ができる。また、充電電流が小さい場合には、ある程度
時間をかけて二次電池の異常を検出するので、誤検出を
防止することができる。
【0027】請求項8の二次電池の保護装置の発明は、
前記異常検出積算手段が行う積算が、そのときの二次電
池の充電電圧に応じて得られる値の時間積分であること
を特徴とする。
【0028】請求項8の発明によれば、充電電流が大き
い場合には、充電電圧も急速に上昇するので、この充電
電圧の大きさに応じて異常検出積算手段の積算結果の増
加の割合を変化させることにより、請求項7の場合とほ
ぼ同様の効果を得ることができるようになる。
【0029】請求項9の二次電池の保護装置の発明は、
前記異常高電圧検出手段が異常検出積算手段の積算結果
と比較する所定値が、そのときの二次電池の充電電流に
応じて得られる値であることを特徴とする。
【0030】請求項9の発明によれば、異常検出積算手
段の積算結果を充電電流に応じた値と比較するので、こ
の充電電流の大きさに応じて二次電池の異常を検出し、
請求項7の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0031】請求項10の二次電池の保護装置の発明
は、前記異常高電圧検出手段が異常検出積算手段の積算
結果と比較する所定値が、そのときの二次電池の充電電
圧に応じて得られる値であることを特徴とする。
【0032】請求項10の発明によれば、異常検出積算
手段の積算結果を充電電圧に応じた値と比較するので、
この充電電圧の大きさに応じて二次電池の異常を検出
し、請求項8の場合とほぼ同様の効果を得ることができ
る。
【0033】請求項11の二次電池の保護装置の発明
は、前記「充電」が「放電」であり、「しきい値以上」
が「しきい値以下」であり、「異常高電圧」が「異常低
電圧」であり、「しきい値未満になる」が「しきい値を
超える」であることを特徴とする。
【0034】請求項11の発明によれば、放電時にも同
様の制御を行うことにより、二次電池の異常低電圧を確
実に検出することができるようになる。
【0035】請求項12の二次電池の保護装置の発明
は、前記二次電池が非水電解質二次電池であることを特
徴とする。
【0036】請求項12の発明によれば、過充電や過放
電による電池のダメージや危険が特に大きい非水電解質
二次電池に本発明を実施することにより、電池の安全性
をより高めることができるようになる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0038】図1は本発明の一実施形態を示すものであ
って、非水電解質二次電池の保護装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0039】本実施形態は、ハイブリッド電気自動車等
で用いる非水電解質二次電池の保護装置について説明す
る。この非水電解質二次電池は、図2に示したように、
多数の電池セル1が直列に接続されている。そして、こ
の非水電解質二次電池の過充電や過放電を防止するため
の制御回路2は、これらの電池セル1に直列に接続され
たスイッチ3の開閉を制御して、充放電を停止させるこ
とができるようになっている。また、この制御回路2
は、各電池セル1の充放電電圧を個別に検出することが
できるようになっている。
【0040】上記制御回路2の充電時の動作を図1のフ
ローチャートに基づいて説明する。この図1に示すルー
チンは、各電池セル1について、例えば10m秒間隔で
定期的に呼び出される。そして、まず最初に当該電池セ
ル1の充電電圧VCを検出して、この充電電圧VCがしき
い値電圧Vth以上かどうかを判定する(S1)。ここ
で、充電電圧VCがしきい値電圧Vth未満であれば、カ
ウンタC1の値を初期値0にリセットしてから(S
2)、エラーフラグがセットされているかどうかを判定
する(S3)。ただし、エラーフラグは、最初はセット
されていないので、ここではそのまま処理を終了する。
つまり、電池セル1が正常であり充電電圧VCにも異常
がない場合には、10m秒ごとにS1→S2→S3の処
理が繰り返されるだけとなる。
【0041】上記S1の処理で、充電電圧VCがしきい
値電圧Vth以上であると判断された場合には、カウンタ
C1の値をインクリメントして(S4)、このカウンタ
C1の値が所定値10に達したかどうかを判定する(S
5)。そして、カウンタC1の値が所定値10に達して
いない場合には、上記S3の処理に移行して処理を終了
する。つまり、充電電圧VCがしきい値電圧Vth以上に
なると、10m秒ごとにS1→S4→S5→S3の処理
が繰り返され、これによってカウンタC1が0から10
までカウントされる。ただし、この間に一度でも充電電
圧VCがしきい値電圧Vth未満に戻ると、S2でカウン
タC1の値がリセットされるので、100m秒(=10
×10m秒)間連続して充電電圧VCがしきい値電圧Vt
h以上である状態が維持されないと、S5でカウンタC
1の値が所定値10に達することにはならない。
【0042】上記S5の処理でカウンタC1の値が所定
値10に達したと判断された場合には、カウンタC1の
値を初期値0にリセットし(S6)、カウンタC3の値
も初期値0にリセットしてから(S7)、エラーフラグ
がセットされているかどうかを判定する(S8)。ただ
し、上述のように、エラーフラグは、最初はセットされ
ていないので、ここでは、このエラーフラグをセットし
て(S9)、カウンタC2の値を初期値1にリセットし
処理を終了する(S10)。エラーフラグは、少なくと
も充電電圧VCがしきい値電圧Vth以上である状態が1
00m秒以上続いたことを記憶するためのフラグであ
る。また、カウンタC2は、この後に説明する電池セル
1の異常高電圧を検出するために、エラーフラグがセッ
トされている間にカウントを行うカウンタである。な
お、カウンタC2の初期値を1にするのは、このカウン
タC2の値がカウンタC1の10カウントの完了回数を
表すためである。カウンタC3は、後に説明するエラー
フラグをリセットするためのカウンタである。
【0043】上記のようにして最初に充電電圧VCがし
きい値電圧Vth以上である状態が100m秒間続くと、
エラーフラグがセットされてカウンタC2がリセットさ
れる。ただし、カウンタC1もリセットされるので、そ
れ以降充電電圧VCがしきい値電圧Vth以上である状態
が続いたとしても、再びS1→S4→S5→S3の処理
が繰り返されて再度カウンタC1が始めからカウントさ
れることになる。もっとも、S3の処理では、今度はエ
ラーフラグがセットされていると判断されるので、カウ
ンタC3の値がインクリメントされて(S11)、この
カウンタC3の値が所定値100に達したかどうが判定
される(S12)。そして、カウンタC3の値が所定値
100に達していない場合には、そのまま処理を終了す
る。
【0044】このようにして再びカウンタC1の値が所
定値10に達すると、上記S5→S6→S7の処理に移
行し、S8の処理では、今度はエラーフラグがセットさ
れていると判断されるので、カウンタC2の値がインク
リメントされて(S13)、このカウンタC2の値が所
定値10に達したかどうが判定される(S14)。そし
て、カウンタC2の値が所定値10に達していない場合
には、そのまま処理を終了する。つまり、カウンタC2
は、カウンタC1が0から10までのカウントを完了す
るたびに1回ずつカウントされることになる。また、こ
の間に充電電圧VCがしきい値電圧Vth未満に戻ったと
しても、カウンタC1はカウントをやり直すことになる
が、エラーフラグやカウンタC2の値は、直ちにリセッ
トされることはない。
【0045】上記のようにして、充電電圧VCがしきい
値電圧Vth以上となる状態がある程度継続することによ
りS14の処理でカウンタC2の値が所定値10に達し
たと判断された場合には、電池セル1の異常高電圧が検
出されることになり(S15)、これによって制御回路
2がスイッチ3を開いて充電を停止させることになる。
従って、途中で一時的に充電電圧VCがしきい値電圧Vt
h未満に戻ることがあっても、100m秒間連続して充
電電圧VCがしきい値電圧Vth以上となる状態が10回
存在すると、即ち1秒(=10×100m秒)よりも少
し長い期間のほとんどにわたって充電電圧VCがしきい
値電圧Vth以上であれば、電池セル1が異常高電圧であ
ると判断されるので、ノイズや充放電の頻繁な切り替え
等による影響を受けることなく確実に電池セル1の異常
を検出することができる。
【0046】ここで、上記S12の処理において、カウ
ンタC3の値が所定値100に達したと判断された場合
には、エラーフラグがリセットされる(S16)。この
ようにエラーフラグが一旦リセットされると、充電電圧
VCがしきい値電圧Vth以上となりカウンタC1が10
カウントを完了しても、カウンタC2は、S10で初期
値1にリセットされるので、カウントを始めからやり直
すことになる。もっとも、100m秒間連続して充電電
圧VCがしきい値電圧Vth以上となり、カウンタC1が
10カウントを完了することが多いと、そのたびにS7
でカウンタC3の値が初期値0にリセットされるので、
このような場合にカウンタC3の値が所定値100に達
することはない。しかしながら、充電電圧VCがしきい
値電圧Vth未満に戻ったままになったり、充電電圧VC
がしきい値電圧Vth以上となる期間が100m秒間連続
するようなことがない場合には、カウンタC1がカウン
トされなかったりカウントのやり直しを繰り返すことに
なり、この間にS11でカウンタC3だけがカウントを
行うので、このような状態が1秒(=100×10m
秒)以上続くと、S16でエラーフラグがリセットされ
ることになる。従って、充電電圧VCが十分な期間しき
い値電圧Vth未満の正常な値であったり、その間にしき
い値電圧Vth以上となるのがノイズ等による一時的なも
のにすぎない場合には、電池セル1の異常高電圧の検出
を初期状態に戻すことができるので、長い使用期間の間
に何らかの原因でカウンタC2の値がリセットされるこ
となく徐々にカウントされることにより、この電池セル
1を異常であると誤検出されるのを防止することができ
る。
【0047】本実施形態の二次電池の保護装置は、放電
時にも、上記充電時と同様の処理を行うことにより電池
セル1の異常低電圧を検出することができる。ただし、
この場合は、充電時のS1の処理で充電電圧VCが高電
圧側のしきい値電圧Vth以上かどうかを判定したのに対
して、放電電圧が低電圧側のしきい値電圧以下かどうか
を判定する。そして、100m秒間連続してこの低電圧
側のしきい値電圧以下となる状態が10回存在すると、
電池セル1の異常低電圧を検出し制御回路2がスイッチ
3を開いて放電を停止させる。また、放電電圧が十分な
期間しきい値電圧を超えた正常な値であったり、その間
にしきい値電圧以下となるのがノイズ等による一時的な
ものにすぎない場合には、エラーフラグをリセットして
電池セル1の異常低電圧の検出を初期状態に戻すので、
長い使用期間の間に何らかの原因で徐々にカウントされ
ることにより、この電池セル1を異常であると誤検出す
るのを防止することができる。
【0048】以上説明したように、本実施形態の二次電
池の保護装置によれば、ノイズや充放電の頻繁な切り替
え等があっても、二次電池の異常を確実に検出すること
ができ、また、二次電池が十分に正常であると判断され
れば、この異常検出を最初からやり直すようにして、誤
検出を確実に防止することができるようになる。
【0049】なお、上記実施形態では、カウンタC3が
カウントにより所定値に達すると、エラーフラグをリセ
ットしてカウンタC2も初期値にリセットする場合につ
いて説明したが、これに代えてカウンタC2の値を減算
することもできる(請求項5)。
【0050】また、上記実施形態では、充電電圧VCが
所定時間(100m秒間)連続してしきい値電圧Vth以
上になったときにのみ、カウンタC2のカウントを行う
場合について説明したが(請求項4)、充電電圧VCが
しきい値電圧Vth以上になるたびに、このカウンタC2
のカウントを行うようにすることもできる。この場合
は、カウンタC1やエラーフラグを用いずに、カウンタ
C3がカウントにより所定値に達すると、カウンタC2
の値を減算したり初期値にリセットすればよい(請求項
2)。また、カウンタC3の使用も止めて、充電電圧V
Cがしきい値電圧Vth未満になるたびに、カウンタC2
の値を減算するようにしてもよい(請求項1)。
【0051】さらに、上記実施形態では、カウンタC1
がカウントにより所定値に達すると、カウンタC3の値
を初期値にリセットする場合について説明したが、初期
値にリセットする代わりにカウンタC3の値を減算する
こともできる(請求項3)。また、充電電圧VCがしき
い値電圧Vth以上になるたびに、このカウンタC3の値
を減算したり初期値にリセットすることもでき、これ以
外の条件で減算やリセットを行うことも可能である。
【0052】さらに、上記実施形態では、充電電圧VC
がしきい値電圧Vth未満になるたびに、また、充電電圧
VCが連続してしきい値電圧Vth以上となっている期間
が所定時間に達しないときに、カウンタC3がカウント
を行う場合について説明したが、充電電圧VCが所定時
間連続してしきい値電圧Vth未満になった場合にのみカ
ウントを行うようにすることもできる(請求項6)。
【0053】さらに、上記実施形態では、カウンタC2
がインクリメントによって1ずつカウントされる場合に
ついて説明したが、電池セル1の充電電流も検出するよ
うにして、この充電電流の値を加算するようにしてもよ
い(請求項7)。一般に過充電による電池の変質の程度
は、過剰に充電された電気量と強い相関関係があるの
で、充電電流を加算することによりこの電気量を積算
し、これによって電池セル1の異常を判断すれば、より
正確な検出を行うことができるようになる。
【0054】さらに、上記カウンタC2は、そのときの
充電電圧の値を加算するようにしてもよい(請求項
8)。充電電流が大きい場合には、充電電圧も急速に上
昇するので、この充電電圧の値を加算するようにすれ
ば、上記充電電流を加算する場合と同様に、電池セル1
の異常をより正確に検出することができるようになる。
しかも、別途充電電流を検出して処理する必要がなくな
るので、制御回路を簡略化することもできる。
【0055】上記一定時間ごとの充電電流や充電電圧の
加算は、ディジタル処理における充電電流や充電電圧の
時間積分となるので、アナログ処理によって直接これら
充電電流や充電電圧の時間積分を行うこともできる。ま
た、充電電流や充電電圧そのものではなく、これらに応
じて得られる値、即ち充電電流や充電電圧をパラメータ
とする所定の関数の値を積算してもよい。例えば、充電
電流や充電電圧の大きさに応じて重み付けされたポイン
ト値をカウンタC2に随時加算することができる。
【0056】さらに、上記では、充電電流や充電電圧に
応じた値を積算する場合について説明したが、この積算
結果と比較する所定値を、そのときの充電電流や充電電
圧に応じた値とすることもでき(請求項9,請求項1
0)、この場合にも同様の効果を得ることができる。
【0057】さらに、上記では、充電時に電池セル1の
異常高電圧を検出する場合の他の実施形態について説明
したが、放電時にも、同様にして電池セル1の異常低電
圧を検出することができる(請求項11)。
【0058】さらに、上記実施形態では、電池セル1の
異常電圧が検出されると、制御回路2がスイッチ3を開
いて充放電を停止させる場合について説明したが、直ち
に充放電を停止させるのではなく、この充放電を制限す
るように制御してもよい。
【0059】さらに、上記実施形態では、組電池中の各
電池セル1の異常を検出する場合について説明したが、
単独の電池の場合も同様であり、非水電解質二次電池に
限らず(請求項12)、その他の各種二次電池にも同様
に本発明を実施することができる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の二次電池の保護装置によれば、充電時や放電時に積算
を行うことにより、二次電池の異常を確実に検出するこ
とができるようになると共に、この積算結果が長期間に
わたって徐々に累積し二次電池の異常を誤検出するのを
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、非水
電解質二次電池の保護装置の動作を示すフローチャート
である。
【図2】非水電解質二次電池の保護装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】従来例を示すものであって、非水電解質二次電
池の保護装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】他の従来例を示すものであって、非水電解質二
次電池の保護装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電池セル 2 制御回路 3 スイッチ 以上
フロントページの続き (72)発明者 水田 芳彦 京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地 日本電池株式会社内 Fターム(参考) 5H030 AA06 AS08 FF43 FF44 FF52

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池の充電電圧がしきい値以上にな
    るたびに積算を行う異常検出積算手段と、 この異常検出積算手段の積算結果が所定値を超えた場合
    に、二次電池の異常高電圧を検出する異常高電圧検出手
    段と、 二次電池の充電電圧がしきい値未満になるたびに異常検
    出積算手段の積算結果の減算を行う異常解除手段とを備
    えたことを特徴とする二次電池の保護装置。
  2. 【請求項2】 二次電池の充電電圧がしきい値以上にな
    るたびに積算を行う異常検出積算手段と、 この異常検出積算手段の積算結果が所定値を超えた場合
    に、二次電池の異常高電圧を検出する異常高電圧検出手
    段と、 二次電池の充電電圧がしきい値未満となるたびに積算を
    行う異常解除積算手段と、 この異常解除積算手段の積算結果が所定値を超えた場合
    に、異常検出積算手段の積算結果の減算を行い又はこの
    積算結果を初期値に戻す異常解除手段とを備えたことを
    特徴とする二次電池の保護装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出積算手段が積算を行う際
    に、異常解除積算手段の積算結果の減算を行い又はこの
    積算結果を初期値に戻すことを特徴とする請求項2に記
    載の二次電池の保護装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検出積算手段が、二次電池の充
    電電圧が所定時間連続してしきい値以上になるたびに積
    算を行うものであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の二次電池の保護装置。
  5. 【請求項5】 前記異常解除手段が、二次電池の充電電
    圧が所定時間連続してしきい値未満になるたびに異常検
    出積算手段の積算結果の減算を行い又はこの積算結果を
    初期値に戻すものであることを特徴とする請求項1又は
    請求項4に記載の二次電池の保護装置。
  6. 【請求項6】 前記異常解除積算手段が、二次電池の充
    電電圧が所定時間連続してしきい値未満になるたびに積
    算を行うものであることを特徴とする請求項2乃至請求
    項4のいずれかに記載の二次電池の保護装置。
  7. 【請求項7】 前記異常検出積算手段が行う積算が、そ
    のときの充電電流に応じて得られる値の時間積分である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載の二次電池の保護装置。
  8. 【請求項8】 前記異常検出積算手段が行う積算が、そ
    のときの二次電池の充電電圧に応じて得られる値の時間
    積分であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれかに記載の二次電池の保護装置。
  9. 【請求項9】 前記異常高電圧検出手段が異常検出積算
    手段の積算結果と比較する所定値が、そのときの二次電
    池の充電電流に応じて得られる値であることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の二次電池の
    保護装置。
  10. 【請求項10】 前記異常高電圧検出手段が異常検出積
    算手段の積算結果と比較する所定値が、そのときの二次
    電池の充電電圧に応じて得られる値であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の二次電池
    の保護装置。
  11. 【請求項11】 前記「充電」が「放電」であり、「し
    きい値以上」が「しきい値以下」であり、「異常高電
    圧」が「異常低電圧」であり、「しきい値未満になる」
    が「しきい値を超える」であることを特徴とする請求項
    1乃至請求項10のいずれかに記載の二次電池の保護装
    置。
  12. 【請求項12】 前記二次電池が非水電解質二次電池で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれ
    かに記載の二次電池の保護装置。
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