JP2000348756A - 二次電池および二次電池の設計方法 - Google Patents

二次電池および二次電池の設計方法

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JP2000348756A
JP2000348756A JP11155980A JP15598099A JP2000348756A JP 2000348756 A JP2000348756 A JP 2000348756A JP 11155980 A JP11155980 A JP 11155980A JP 15598099 A JP15598099 A JP 15598099A JP 2000348756 A JP2000348756 A JP 2000348756A
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Yoko Furukawa
陽子 古川
Eiji Fukumoto
英士 福本
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】活物質層の局所的な劣化を抑制し、電池を長寿
命化することのできる二次電池を提供する。 【解決手段】セパレータ1と、セパレータ1を挟んで対
向する正極および負極活物質層5、3と、正極集電シー
ト4と、負極集電シート2と、正極集電シート4に電気
的に接続された正極端子と、負極集電シート2に電気的
に接続された負極端子とを有する。正極および負極活物
質層5、3の対向するある部分402a,bで生じた電
流が、正極および負極集電シート4、2を通って、正極
端子および負極端子に到る電流経路の電気抵抗は、この
部分が正極および負極活物質層のどの部分であっても一
定の値となるように設計されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池の電極構造に
関わり、特に電気自動車などを想定した大電流を供給す
るリチウムイオン二次電池やアルカリ蓄電池などの高出
力高エネルギー密度の二次電池に関わる。
【0002】
【従来の技術】電気自動車や電力貯蔵用の大型電池か
ら、電子機器の小型軽量化に伴う携帯電話やノート型パ
ソコンといった可搬型電子機器対応の小型畜電池におい
ても、単位重量・単位容量当たりのエネルギー密度の高
い蓄電池が望まれている。この要求に応える電池とし
て、例えばリチウムイオン二次電池が注目され開発が進
められている。一般に電池は正・負の電極と電極間に挿
入するセパレータからなる。電池の出力特性は、正・負
極が向かい合っている面積に比例し、出力電流が大きい
程、大面積を必要とする。
【0003】前述のリチウムイオン二次電池は一般的に
正極集電体にアルミ箔、負極集電体に銅箔を用い、各集
電体に活物質を塗布し、負極、セパレータ、正極、セパ
レータの順に積層し、捲回した電極体を電池缶に収納し
てなる。高出力電池を得るには、電極の面積を稼ぐため
の捲回数を確保する必要があるため、単位容量当たりの
エネルギー密度を向上させるには、各電極・セパレータ
は薄い程望ましい。その一方で、捲回時のテンションに
耐えるため、電極・セパレータ材料の粘性・剛性が要求
される。
【0004】特開平9−213339号、特開平9−2
23496号、特開平5−74498号公報等には、こ
れらの要求に応えるための電極の材料や構造が提案され
ている。具体的には、特開平9−213339号公報に
は、正極集電体として、高温熱処理後の破断強度及び破
断伸びが特定の値を示すアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金の箔を用いることが開示されている。また、特開
平9−223496号公報には、電極シートの柔軟性を
改良するために、正極シートおよび負極シートのうちの
少なくとも一方が、活物質を含まない層を少なくとも一
層有するようにすることが開示されている。さらに、特
開平5−74498号公報には、最外周および最内周
に、対極と向き合わない部分が生じない構成とするため
に、箔の片面にのみ活物質を塗布したものを、2枚箔同
士が密着するように重ね合わせて捲回する構成を開示し
ている。
【0005】さらに、特開平9−199177号公報に
は、充填率を高めるため、最内周の集電体が最も薄く、
最外周の集電体が最も厚くなるように集電体の厚さを傾
斜させ、最外周に電流とりだしリードを設ける構造が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】二次電池の最重要課題
として、単位重量・単位容量当たりのエネルギー密度を
高くすることと同時に、長寿命化がある。
【0007】電池の寿命を決めるのは活物質のサイクル
による劣化であるが、発明者らは、この劣化が実際の電
池では一様に生じておらず、活物質の反応の活発な部分
ほど早く劣化し、この部分的劣化が電池の寿命を左右し
ていることに気づいた。
【0008】本発明は、活物質層の局所的な劣化を抑制
し、電池を長寿命化することのできる二次電池を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、以下のような二次電池が提供され
る。
【0010】すなわち、セパレータと、該セパレータを
挟んで対向する正極および負極活物質層と、該正極活物
質層に接する正極集電シートと、前記負極活物質層に接
する負極集電シートと、前記正極集電シートに電気的に
接続された正極端子と、前記負極集電シートに電気的に
接続された負極端子とを有し、前記正極および負極活物
質層の対向するある部分で生じた電流が、前記正極およ
び負極集電シートを通って、前記正極端子および負極端
子に到る電流経路の電気抵抗は、この部分が前記正極お
よび負極活物質層のどの部分であっても一定の値である
ことを特徴とする二次電池である。
【0011】
【発明の実施の形態】発明者らは、活物質の反応が活発
な部分は、電流密度が高くなることに着目し、電池内の
電流密度の分布を調べることにより、活物質の反応が活
発な部分の位置を調べた。その結果、電流密度が高い部
分、すなわち活物質の反応が活発な部分は、その部分と
電池の正極端子および負極端子を結ぶ電流流路の電気抵
抗が小さいことがわかった。言いかえると、発生した電
流が端子に到る電流流路の抵抗が小さい部分ほど活物質
の反応が活発になるということである。反応が活発な部
分は、活物質の劣化が他の部分より速く進むため、電池
の寿命を決定する。
【0012】また、活物質の反応が活発な部分は、その
部分の電流密度も高い。よって、放電時の反応熱が他の
部分よりも大きいのみならず、ジュール発熱も他の部分
よりも大きいため、温度がますます高くなる。温度が高
くなると、活物質の反応がますます活発になって電流も
ますます集中し、さらにジュール発熱により温度が上が
るという循環が発生し、活物質の局所的な劣化が加速さ
れやすい状況が生まれる。
【0013】本発明では、活物質の特定箇所にできるだ
け電流が集中しないようにするために、活物質のいずれ
の箇所についても電流流路の電気抵抗がほぼ等しくなる
ように、電池内の電流流路の抵抗分布を調整した設計に
する。
【0014】なお、ここでいう電流流路とは、負極側電
流流路と正極側電流流路とをあわせた経路である。すな
わち、図1の構成の電池の部分401a,401bの電
子の流れについて言えば、負極側電流流路は、図4のよ
うに負極活物質層3の部分401aと電解液との反応で
放出された電子が負極集電シート2、負極タブ6、負極
リード8を通って負極端子101に到る流路である。正
極側電流流路は、正極端子102、正極リード9、正極
集電シート4を通って、正極活物質層5の部分401b
に供給される流路である。これら電流流路のうち、負極
リード8、正極リード9、負極端子101、正極リード
9、正極端子102中の電流流路は、共有されている部
分が多いので、電流流路の抵抗の大小を決定するのは、
活物質層3、5の反応している部分からタブ6、7まで
の電流流路の抵抗であると考えることができる。セパレ
ータ1を通した電解液のイオンの移動を、電流流路の一
部であると考えると、正極タブ7から負極タブ6までの
電流流路は、正極タブ7、正極集電シート4、正負極活
物質3、4の部分401a,401b、負極集電シート
3、負極タブ6を結ぶ流路と見ることができる。
【0015】本実施の形態では、この電流流路の電気抵
抗が、活物質層3、5のいずれの箇所についてもほぼ等
しくなるように、電池内の電流流路の抵抗分布を調節す
ることにより、活物質層の特定箇所が劣化するのを防止
し、電池を長寿命化する。
【0016】以下、本発明の一実施の形態の電池につい
て、具体的に説明する。
【0017】本発明の第1の実施の形態の電池は、リチ
ウムイオン二次電池である。この構成を図1(a),
(b)を用いて説明する。
【0018】図1(a),(b)の二次電池は、電池缶
10内に、電解液と、負極集電シート2および正極集電
シート4等の捲回体を収容した構成である。負極集電シ
ート2は、帯状の導電体のシートであり、その両面には
負極活物質層3が形成されている。正極集電シート4も
帯状の導電体のシートであり、正極活物質層5が両面に
形成されている。負極集電シート2と正極集電シート4
は、セパレータ1を挟んで重ねあわせられて捲回され、
捲回体を構成する。このように捲回されることにより、
負極活物質層3と正極活物質層4とは、図4のように、
セパレータ1を挟んで対向し、その外側に負極集電シー
ト2と正極集電シート4とがそれぞれ接する形状とな
る。
【0019】正極集電シート4の上端には、数カ所に正
極タブ7が取り付けられている。正極タブ7はいずれ
も、電池缶10の正極端子102に接触する正極リード
9に接続されている。一方、負極集電シート2の下端に
は、数カ所に負極タブ6が取り付けられている。負極タ
ブ6はいずれも、電池缶10の負極端子101に接触す
る負極リード8に接続されている。
【0020】本実施の形態では、負極活物質層3、正極
活物質層5および電解液は、リチウムイオン二次電池と
して一般によく知られた公知の材料を用いる。また、負
極集電シート2は、銅箔を用い、正極集電シート4は、
アルミ箔を用いる。
【0021】活物質層3、5のうち上端に近い部分40
2a,402bからの電子の流れ、すなわち電流流路
は、図4からわかるように、負極集電シート2を通る部
分の長さが、正極集電シート4を通る部分の長さよりも
圧倒的に長くなる。これに対し、活物質層3、5のうち
下端に近い部分403a,403bの電流流路は、負極
集電シート2を通る部分の長さが、正極集電シート4を
通る部分の長さよりも短くなる。また、活物質層3、5
のほぼ中間の高さにある部分401a,401bについ
ての電流流路は、負極集電シート2を通る部分の長さと
正極集電シート4を通る部分の長さとがほぼ等しい電流
流路となる。
【0022】電流流路の抵抗は、負極および正極のそれ
ぞれの電流リード8、9、タブ6、7、集電シート2、
4における電気抵抗と、反応抵抗を含む活物質層3、
5、セパレータ1、電解液の内部抵抗とを含む。すでに
述べたように電流リード8、9、タブ6、7は、いずれ
の電流流路も通過する共通のルートであるため、電流流
路による差はほとんどない。また、活物質層3、5は、
本実施の形態の場合均一な厚さに塗布され、セパレータ
1の厚さも均一であるため、反応が均一に生じていれ
ば、抵抗も均一である。したがって、電流流路による抵
抗の差は、主に、集電シート2、4における電気抵抗の
差に依存する。
【0023】ここで、例として、正極集電シート4と負
極集電シート2の厚さが同じである場合の、電流流路に
よる電気抵抗の大小を考える。厚さが同じ場合、集電シ
ート2、4の面抵抗率は、導体抵抗率の小さい銅箔の負
極集電シート2の方が、アルミ箔の正極集電シート4よ
りも小さくなる。よって、活物質層3、5の上端の部分
402a,402bと中間の部分401a,401bと
下端の部分403a,403bの電流の電流流路の電気
抵抗の大きさを比較すると、銅箔の負極集電シート2を
通る距離がもっとも長い、上端の部分402a,402
bで生じる電流の電流流路が、3つの中で最も小さい電
気抵抗になる。
【0024】すなわち、負極活物質層3の上端部分40
2a付近では、放出された電子が負極端子101に到達
するまでの電気抵抗と、正極端子102からの電子が活
物質層5の上端部分402bに到達するまで電気抵抗値
を加えたものが、他の流路よりも小さい。このため、こ
の部分402a,402bの活物質反応が他の部分より
も活発になり、電流密度もこの部分402a,402b
で大きくなる。その結果、放電時の反応熱やジュール発
熱等により、この部分402a,402bの温度が高く
なるため、ますます活物質反応が活発になるという循環
が発生し、他の部分よりもこの部分402a,402b
の活物質の劣化が加速される。
【0025】そこで、本実施の形態では、活物質層3、
5の局所的な劣化を防ぎ、電池を長寿命化させるため
に、活物質層3、5の各部の電流密度を均一にする構成
を提供する。
【0026】具体的には、第1の実施の形態では正極集
電シート4と負極集電シート2の単位面積当たりの面抵
抗値が等しくなるようにする。これにより、電流流路が
正極集電シート4と負極集電シート2のどちらを長く流
れる流路であっても、集電シート2、4を流れる流路の
長さのトータルが同じであれば、電気抵抗の大きさは電
流流路に関わらず同じになる。よって、部分401a,
401bで生じる電流の電流流路も、部分402a,4
02bで生じる電流の電流流路も、部分403a,40
3bで生じる電流の電流流路も同じ電気抵抗の大きさに
なるため、いずれの部分の活物質反応も同程度に活発に
なり、局所的な劣化を防止できる。
【0027】正極集電シート4と負極集電シート2の単
位面積当たりの面抵抗値が等しくなるようにするには、
正極集電シート4の構成材料の導体抵抗率をa〔Ω
m〕、厚さをb〔m〕とし、負極集電シート2の構成材
料の導体抵抗率をc〔Ωm〕、厚さをd〔m〕とした場
合、 a/b=c/d となるように設計する。
【0028】本実施の形態では、正極集電シート4の構
成材料であるアルミは導体抵抗率a=2.65×10-8
〔Ωm〕であり、負極集電シート2の構成材料である銅
は導体抵抗率c=1.67×10-8〔Ωm〕である。ま
た、負極集電シート2の銅箔の厚さは、d=10×10
-6〔m〕=10〔μm〕である。そこで、上述の式a/
b=c/dより、正極集電シート4のアルミ箔の厚さと
して、b=16×10-6〔m〕=16〔μm〕を求め、
この厚さに正極集電シート4を設定した。これにより、
導体抵抗率の高いアルミ製の正極集電シート4の厚さを
銅製の負極集電シート2よりも厚くする構成となり、正
極集電シート4と負極集電シート2の面抵抗率を等しく
できる。
【0029】このように集電シート2、4の面抵抗率を
等しく設定することにより、上下方向(捲回の軸方向)
について活物質層3、5のどの部分も、電流流路の電気
抵抗の大きさが同じになる。よって、いずれの部分の活
物質反応も同程度に活発になるため、電流分布の偏りを
抑制でき、局所的なサイクル劣化を防止して長寿命の二
次電池を得ることができる。
【0030】上述の例では、厚さ10μmの銅箔を負極
集電シート2とし、厚さ16μmのアルミ箔を正極集電
シート4とする構成について説明したが、集電シートの
厚さはこれらの値に限定されるものではない。例えば、
負極集電シート2の銅箔の厚さdを、集電シートとして
一般的によく用いられる5〜30μmの値にする場合、
正極集電シート4のアルミ箔の厚さは、上述の式a/b
=c/dより求めたbの値7.9〜47.4μmに設定
することができる。また、求めたアルミ箔の厚さbの値
に10%の誤差を許容した値7〜52μmにアルミ箔の
厚さを設定することもできる。
【0031】また、集電シートを銅箔とニッケル箔の組
み合わせにする場合には、ニッケルの導体抵抗率が7.
26×10-8〔Ωm〕であるので、銅箔の厚さが5〜3
0μmであれば、上述の式a/b=c/dよりニッケル
の厚さは21.7〜130.5μmに設定することが最
も望ましく、10%の誤差を許容して21.7〜13
0.5μmに設定することもできる。
【0032】なお、導体抵抗率の値は、同じ組成であっ
ても材料により若干異なるため、実際に用いる材料の導
体抵抗率を用いることが望ましい。
【0033】つぎに、本発明の第2の実施の形態のリチ
ウムイオン二次電池について、図2を用いて説明する。
【0034】第2の実施の形態のリチウムイオン二次電
池の構成は、正極集電シート4と負極集電シート2の厚
さに傾斜をつけている。これ以外の構成は図1(a)の
電池と同じである。正極集電シート4は、正極タブ7側
で最も厚く、反対側が最も薄くなるように捲回軸方向に
沿って厚さに傾斜がつけられている。また、負極集電シ
ート2は、負極タブ6側で最も厚く、反対側が最も薄く
なるように捲回軸方向に沿って厚さに傾斜がつけられて
いる。このとき、活物質層3、4およびセパレータ1を
挟んで対向する位置の正極集電シート4と負極集電シー
ト2との面抵抗の和が、捲回方向に沿って一定となるよ
うに厚さの傾斜が定められている。具体的には、正極集
電シート4をアルミ箔とし、その厚さを正極タブ7側の
端部で32μm、反対側の端部で16μmとしている。
また、負極集電シート2を銅箔とし、その厚さを負極タ
ブ6側の端部で20μm、反対側の端部で10μmとし
ている。
【0035】これにより、対向する活物質層3、5の各
部分の電流流路の電気抵抗の大きさは、ほぼ等しくな
り、第1の実施の形態と同様に電流分布の偏りを抑制で
きる。
【0036】また、図2(a)のような電池の構成で
は、タブ6、7は、集電シート2、4のそれぞれ数カ所
ずつのみに設けられているため、電流はタブ6、7に集
められてリード8、9に流れる。このようにタブに電流
が集中する構成の場合、従来のような構成であればタブ
近傍で大きなジュール発熱を生じることは避けがたい
が、本実施の形態の構成を用いれば、タブ6、7近傍で
集電シート2、4が厚くなるため抵抗が低くなり、発熱
は低減される。このように、第2の実施の形態の電池
は、温度分布を均一にする効果が大きくいため、温度分
布により活物質の反応が局所的にますます活発になると
いう循環も防止できる。
【0037】上述してきたように、第2の実施の形態の
構造の電池では、活物質反応が均一化できるため、局所
的なサイクル劣化を防ぎ長寿命の二次電池を得ることが
できる。
【0038】なお、第2の実施の形態では、集電シート
2、4の厚さの薄い方の端部の厚さと、厚い方の端部の
厚さとの比が1:2となるように設定しているが、シー
トが厚くなるほど電池の単位体積当たりのエネルギー密
度は低下するため、厚さの比は1:2以下が望ましい。
特に、この厚さの比が、負極集電シート2の銅箔の導電
抵抗率と正極集電シート4のアルミ箔の導電抵抗率との
比である1:1.2以下になるようにすることが望まし
い。
【0039】また、集電シート2、4の厚さを図2
(b)、図5のように傾斜させることが困難な場合に
は、階段状に段階的に厚さを変化させるようにすること
もできる。この場合、タブ6、7を長くし、集電シート
2、4の高さ(捲回軸方向)の半分程度の長さまでタブ
6、7と集電シート2、4とが接着されるようにするこ
とにより、2段階に集電シート2、4の厚さを変化させ
た場合と同じ構成を得ることができる。
【0040】つぎに、本発明の第3の実施の形態のリチ
ウムイオン二次電池について、図3(a)、(b)を用
いて説明する。
【0041】本実施の形態の電池は、正極タブ7と負極
タブ6とが同じ方向(上部)に取り付けられている。
【0042】従来、タブが同方向に取り付けられた構成
の電池では、活物質層3、5の上端部分が正極タブ7に
も負極タブ6にも最も近くなるため、必然的に、この部
分で生じた電流の電流流路の電気抵抗が最も小さくな
る。このため、この活物質層3、5の上端部分で、活物
質反応が最も活発になって電流が集中し、上端部分の活
物質の局所的な劣化が生じるという傾向をもつ。
【0043】そこで、本実施の形態では、このような電
流の集中を抑制するために、セパレータ1の厚さを電極
タブ6、7からの距離に応じて変化させる。すなわち、
図3に示すようにタブ6、7近傍の上部では、セパレー
タ1の厚さを150μmと厚くし、下側では75μmと
薄くする。逆に、集電シート2、4の厚さを上部で薄
く、下部で厚くする傾斜をつけることにより、集電シー
ト2、5の面抵抗は、上端部分で最も大きく、下へいく
ほど小さくなる。このため、活物質層3、5の上端部分
で生じる電流の電流流路の電気抵抗と、下端部分で生じ
る電流の電流流路の電気抵抗との差が、均一な厚さの集
電シート2,5の場合と比較して小さくなる。これによ
り、集電箔上の電流分布がより一様となり、電池下部の
活物質層3,4の反応をいっそう活発化させることがで
きる。
【0044】これらにより、図3の電池では、電流分布
の偏りを従来よりも効果的に抑制できるため、活物質層
3、5の局所的な劣化を防止でき、電池を長寿命化させ
ることができる。
【0045】なお、第3の実施の形態では、セパレータ
1の下部の厚さと上部の厚さとの比が、1:2となるよ
うにする例を説明したが、セパレータ1が厚くなるほど
電池の単位体積当たりのエネルギー密度は低下するた
め、上記比は1:2以下が望ましい。特に、集電シート
2、4としてCuとAlを用いる場合には、その導体抵
抗率の比である1:1.2以下にすることが望ましい。
【0046】上述してきた第1〜第3の実施の形態で
は、活物質層3、5の上下方向(捲回の軸方向)につい
てのみ考慮して、上下方向についてのみ集電シート2、
4の厚さを調節するか、もしくはセパレータ1の厚さを
調節する構成であったが、捲回周方向についても、同様
にこれらの厚さを調節することにより、電池全体につい
て電流の偏りをより抑制できる。というのは、タブ6、
7は、集電シート2、4の捲回の周方向の数カ所にのみ
設けられる構造であるため、タブから離れた位置で生じ
る電流は、通常集電シートの上端もしくは下端を捲回周
方向に流れ、タブ6、7に集まる。このため、捲回周方
向について、タブ6、7から遠い部分では、電流が集電
シート2、4を流れる距離が長くなる分だけ電流流路の
電気抵抗が大きくなり、活物質の反応がタブ6、7に近
い部分ほど活発になる傾向になる。よって、捲回周方向
についても、第2、第3の実施の形態の軸方向と同様に
集電シートやセパレータの厚さを傾斜させる構成を適用
することにより、活物質反応の偏りを抑制できると考え
られる。具体的には、例えば周方向についてタブとタブ
との中間の部分の集電シートの厚さが最も厚くなるよう
にし、タブに近づくにつれ薄くなるようにすることがで
きる。
【0047】このように、捲回周方向についても、電流
流路の抵抗値の偏りを抑制する構成を適用することによ
り、電池内部全体で電流分布の偏りを抑制でき、活物質
の反応も均一化できる。
【0048】
【発明の効果】上述してきたように、本発明によれば、
活物質層の局所的な劣化を抑制し、電池を長寿命化する
ことのできる二次電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の二次電池の(a)
全体構成を示す断面図、(b)活物質層とセパレータと
集電シート等の一部構成の断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の二次電池の(a)
全体構成を示す断面図、(b)活物質層とセパレータと
集電シート等の一部構成の断面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の二次電池の(a)
全体構成を示す断面図、(b)活物質層とセパレータと
集電シート等の一部構成の断面図。
【図4】図1の二次電池の活物質層の各部の電流の流路
を示す説明図。
【図5】図2の二次電池の集電シートの厚さの傾斜を示
す説明図。
【符号の説明】
1・・・セパレータ、2・・・負極集電シート、3・・
・負極活物質層、4・・・正極集電シート、5・・・正
極活物質層、6・・・負極タブ、7・・・正極タブ、8
・・・負極電流リード、9・・・正極電流リード、10
・・・・電池缶、101・・・負極端子、102・・・
正極端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H017 AA02 AA03 AS01 HH01 HH03 HH05 HH10 5H028 AA05 BB07 CC05 CC12 HH01 HH05 HH10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セパレータと、該セパレータを挟んで対向
    する正極および負極活物質層と、該正極活物質層に接す
    る正極集電シートと、前記負極活物質層に接する負極集
    電シートと、前記正極集電シートに電気的に接続された
    正極端子と、前記負極集電シートに電気的に接続された
    負極端子とを有し、 前記正極および負極活物質層の対向するある部分で生じ
    た電流が、前記正極および負極集電シートを通って、前
    記正極端子および負極端子に到る電流経路の電気抵抗
    は、この部分が前記正極および負極活物質層のどの部分
    であっても一定の値であることを特徴とする二次電池。
  2. 【請求項2】捲回体と、前記捲回体を収容する電池缶と
    を有し、 前記捲回体は、セパレータと、該セパレータを挟んで対
    向する正極および負極活物質層と、該正極活物質層に接
    する正極集電シートと、前記負極活物質層に接する負極
    集電シートとを捲回したものであり、 前記電池缶は、前記正極集電シートに電気的に接続され
    た正極端子と、前記負極集電シートに電気的に接続され
    た負極端子とを備え、 前記正極および負極活物質層の対向するある部分で生じ
    た電流が、前記正極および負極集電シートを通って、前
    記正極端子および負極端子に到る電流経路の電気抵抗
    は、この部分が前記捲回体の捲回の軸方向沿ったどの部
    分であっても一定の値であることを特徴とする二次電
    池。
  3. 【請求項3】捲回体と、前記捲回体を収容する電池缶と
    を有し、 前記捲回体は、セパレータと、該セパレータを挟んで対
    向する正極および負極活物質層と、該正極活物質層に接
    する正極集電シートと、前記負極活物質層に接する負極
    集電シートとを捲回したものであり、 前記正極集電シートと前記負極集電シートは、対向する
    面の面抵抗率が等しいことを特徴とする二次電池。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の二次電池において、前記
    正極集電シートを構成する材料の導体抵抗率をa〔Ω
    m〕、厚さをb〔m〕とし、負極集電シート2の構成材
    料の導体抵抗率をc〔Ωm〕、厚さをd〔m〕とした場
    合、 a/b=c/d を満たすことを特徴とする二次電池。
  5. 【請求項5】捲回体と、前記捲回体を収容する電池缶と
    を有し、 前記捲回体は、セパレータと、該セパレータを挟んで対
    向する正極および負極活物質層と、該正極活物質層に接
    する正極集電シートと、前記負極活物質層に接する負極
    集電シートとを捲回したものであり、 前記正極集電シートには、前記捲回の軸方向の一方の端
    部側に、前記正極集電シートを前記電池缶の正極端子と
    接続するための正極タブが設けられ、前記負極集電シー
    トには、前記捲回の軸方向の他方の端部側に、前記負極
    集電シートを前記電池缶の負極端子と接続するための負
    極タブが設けられ、 前記正極集電シートは、前記正極タブが設けられている
    側の端部における厚さが、逆側の端部における厚さより
    も厚く、前記負極集電シートは、前記負極タブが設けら
    れている側の端部における厚さが、逆側の端部における
    厚さよりも厚いことを特徴とする二次電池。
  6. 【請求項6】捲回体と、前記捲回体を収容する電池缶と
    を有し、 前記捲回体は、セパレータと、該セパレータを挟んで対
    向する正極および負極活物質層と、該正極活物質層に接
    する正極集電シートと、前記負極活物質層に接する負極
    集電シートとを捲回したものであり、 前記正極集電シートには、前記捲回の軸方向の一方の端
    部側に、前記正極集電シートを前記電池缶の正極端子と
    接続するための正極タブが設けられ、前記負極集電シー
    トには、前記正極タブが設けられている側と同じ側の端
    部に、前記負極集電シートを前記電池缶の負極端子と接
    続するための負極タブが設けられ、 前記セパレータは、前記正極および負極タブが設けられ
    ている側の厚さが、逆側の端部の厚さよりも厚いことを
    特徴とする二次電池。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の二次電池において、前記
    正極および負極集電シートは、前記正極および負極タブ
    が設けられている側の端部における厚さが、逆側の端部
    における厚さよりも薄いことを特徴とする二次電池。
  8. 【請求項8】セパレータと、該セパレータを挟んで対向
    する正極および負極活物質層と、該正極活物質層に接す
    る正極集電シートと、前記負極活物質層に接する負極集
    電シートと、前記正極集電シートに電気的に接続された
    正極端子と、前記負極集電シートに電気的に接続された
    負極端子とを有する二次電池の設計方法において、 前記正極および負極活物質層の対向するある部分で生じ
    た電流が、前記正極および負極集電シートを通って、前
    記正極端子および負極端子に到る電流経路の電気抵抗
    を、前記正極および負極活物質層の各部分について求
    め、この電流経路の電気抵抗が、前記正極および負極活
    物質層の各部分について、一定の値になるように、当該
    二次電池の構成部品の電気抵抗を定めることを特徴とす
    る二次電池の設計方法。
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