JP2000348748A - 燃料電池の発電制御方法 - Google Patents

燃料電池の発電制御方法

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JP2000348748A
JP2000348748A JP11160952A JP16095299A JP2000348748A JP 2000348748 A JP2000348748 A JP 2000348748A JP 11160952 A JP11160952 A JP 11160952A JP 16095299 A JP16095299 A JP 16095299A JP 2000348748 A JP2000348748 A JP 2000348748A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部負荷が急激に減少しまたは回生した場合
に、安定した電力を外部負荷に対して供給できるように
燃料電池の発電制御を行う。 【解決手段】定常時における目標値が急激に減少したと
きに、限界値を目標値に応じて減少させるとともに、指
令値を目標値の減少率が所定の減少率を超えたときに、
指令値を、目標値の減少率よりも小さく、目標値の減少
率に応じて決定される減少率で減少させる。また、指令
値が限界値から規定値を差し引いた値を超える場合に
は、指令値を限界値から規定値を差し引いた値と一致さ
せ、指令値が限界値から規定値を差し引いた値以下の場
合には、指令値を前記減少率で減少させながら、目標値
と一致するまで指令値を減少させるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池の発電制
御方法に係り、特に、燃料電池と過渡応答対応電気エネ
ルギバッファとを備えるいわゆるハイブリッド型の燃料
電池電源システムにおける燃料電池の発電制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料電池を搭載したいわゆる燃料
電池電気自動車の開発が盛んになってきている。この燃
料電池電気自動車の一つとして、電源として燃料電池と
バッテリなどの過渡応答対応電気エネルギバッファを搭
載したいわゆるハイブリッド型の燃料電池電気自動車が
知られている。このハイブリッド型の燃料電池電気自動
車においては、燃料電池応答速度範囲内の時は燃料電池
によって電流を供給する。また、加速時などの過渡時で
あって、燃料電池のみでは電流を十分に供給できない、
あるいは燃料供給系の遅れによって要求速度に追従でき
ないような場合には、過渡応答対応電気エネルギバッフ
ァより電流を供給する出力電流制御が行われる。
【0003】しかし、この出力電流制御では、燃料電池
からは一定の電流が供給されているため、外部負荷が小
さい場合には、別途設けた抵抗負荷などによって、余剰
電力を消費しており、その分無駄な電流を生じるもので
あった。
【0004】このような無駄を防止するため、特開平5
−151983号公報においては、燃料電池の出力電流
を制御している燃料電池電源システムが開示されてい
る。図5に示すように、この燃料電池電源システムM′
は、燃料電池51、DC/DCコンバータ52、および
過渡応答対応電気エネルギバッファであるバッテリ53
を備えている。さらに、要求される外部負荷(要求負
荷)54に応じて燃料電池51の電流供給量およびDC
/DCコンバータ52の出力制限値を制御する制御装置
55が設けられている。また、燃料電池51の出力電流
を測定する電流計56およびバッテリ53の出力電流を
測定する電流計57が設けられている。さらには、DC
/DCコンバータ52の出力回路には、出力電圧を測定
するための電圧計58が設けられている。
【0005】この燃料電池電源システムM′において
は、電流計56によって燃料電池51に出力電流を測定
するとともに、電流計57によってバッテリ53の出力
電流を測定している。また、電圧計58の測定値および
バッテリ53に設けられた図示しない温度計の測定値に
基づいて、DC/DCコンバータ52の出力電圧を制御
している。
【0006】そして、外部負荷54が急増した際、これ
らの電流計56,57の測定値に基づいて、DC/DC
コンバータ52において電流の出力制限を行い、燃料電
池51の出力電流の制限を燃料電池51が追従できる速
度で変化させている。一方、外部負荷54に対して不足
する分の電流については、バッテリ53から供給するよ
うにしている。このようにして、外部負荷54が急増し
た際にも、安定して電流を供給できるように制御してい
る。また、これらの制御は、すべて制御装置55におい
て行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術においては、ハイブリッド型の燃料電池電気自動車が
急減速したり、あるいは急停止するなど、外部負荷が急
激に減少する場合、あるいはそこから電力が回生する場
合についてはなんら対処していない。このように、外部
負荷が急激に減少した場合に、燃料電池の発生電流をそ
の外部負荷の減少に対応させて減少させると、図示しな
い水素吸蔵合金から燃料電池に供給される水素の供給量
も当然に減少させなけばならない。
【0008】しかし、水素の供給量を減少させる際には
一定の遅れが避けられないものである。そのため、余分
な水素を燃料電池に供給してしまうことになり、燃料電
池の内部に圧力が掛かった水素が残留することになる。
その結果、酸素系との圧力バランスが崩れ、圧力平衡が
とれなくなって燃料電池が非常停止してしまうことがあ
る。さらには、燃料電池の反応膜が破損してしまうおそ
れもある。
【0009】そこで、本発明の課題は、外部負荷が急激
に増大した場合のみならず、外部負荷が急激に減少しま
たは回生した場合についても、燃料電池内部の残留水素
を安全に消費しかつ非常停止することなく、常に安定し
た電力を外部負荷に対して供給できるように燃料電池の
発電制御を行うことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は、燃料電池と過渡応答対応電気エネルギバッファと
を備える燃料電池電源システムにおける燃料電池の発電
制御方法であって、前記燃料電池電源システムの要求負
荷に応じて決定される燃料電池出力電流目標値に応じ
て、燃料電池出力電流限界値および燃料電池出力電流指
令値を定めるにあたり、要求負荷安定時における前記燃
料電池出力電流目標値が減少したときに、前記燃料電池
出力電流限界値を前記燃料電池出力電流目標値に応じて
減少させるとともに、前記燃料電池出力電流目標値の減
少率が所定の減少率を超えたときに、前記燃料電池出力
電流指令値を、前記燃料電池出力電流目標値の減少率よ
りも小さく、前記燃料電池出力電流目標値の減少率に応
じて決定される減少率で減少させ、前記燃料電池出力電
流指令値が前記燃料電池出力電流限界値から規定値を差
し引いた値を超える場合には、前記燃料電池出力電流指
令値を前記燃料電池出力電流限界値から規定値を差し引
いた値と一致させ、前記燃料電池出力電流指令値が前記
燃料電池出力電流限界値から規定値を差し引いた値以下
の場合には、前記燃料電池出力電流指令値を前記所定の
減少率で減少させながら、前記燃料電池出力電流目標値
と一致するまで前記燃料電池出力電流指令値を減少させ
るように制御することを特徴とする燃料電池の発電制御
方法である。
【0011】本発明においては、前記燃料電池出力電流
目標値の減少率が所定の減少率を超えたときに、前記燃
料電池出力電流指令値を、前記燃料電池出力電流目標値
の減少率よりも小さく、前記燃料電池出力電流目標値の
減少率に応じて決定される減少率で減少させている。し
たがって、急激に燃料電池出力電流指令値が減少するこ
とがなく、もって燃料電池内における圧力がかかった水
素の残存を抑制することができる。なお、ここでいう
「所定の減少率」とは、この減少に追従させて燃料電池
出力電流指令値を減少させると、余剰水素が発生する程
の急激な減少を意味する。また、ここでいう「燃料電池
出力電流目標値の減少率に応じて決定される減少率」
は、燃料電池に余剰水素が残存しない範囲内における減
少率を意味する。さらに、燃料電池出力電流限界値から
差し引く「規定値」とは、燃料電池出力指令値が燃料電
池出力電流値を超えないように与えられるマージンであ
り、具体的には、たとえば1A程度に設定することがで
きる。
【0012】また、請求項2に係る発明は、前記燃料電
池出力電流目標値が回生状態にあるときに、前記燃料電
池出力電流指令値が前記燃料電池出力電流限界値から規
定値を差し引いた値を超える場合には、前記燃料電池出
力電流指令値を前記燃料電池出力電流限界値から規定値
を差し引いた値と一致させ、前記燃料電池出力電流指令
値が前記燃料電池出力電流限界値から規定値を差し引い
た値以下の場合には、前記燃料電池出力電流指令値を前
記所定の減少率で減少させながら、前記燃料電池出力電
流目標値と一致するまで前記燃料電池出力電流指令値を
減少させるように制御することを特徴とする請求項1に
記載の燃料電池の発電制御方法である。請求項2に係る
発明のように、燃料電池出力電流目標値が回生状態にあ
るときにも、燃料電池出力電流目標値が急激に減少する
場合と同様の問題が生じうる。したがって、燃料電池出
力電流目標値が回生状態にあるときにも、同様の制御を
行うのが好適である。
【0013】さらに、請求項3に係る発明は、前記燃料
電池出力電流指令値が前記燃料電池出力電流目標値を上
回るときに、前記燃料電池出力電流指令値が前記燃料電
池出力電流限界値から規定値を差し引いた値を超える場
合には、前記燃料電池出力電流指令値を前記燃料電池出
力電流限界値から規定値を差し引いた値と一致させ、前
記燃料電池出力電流指令値が前記燃料電池出力電流限界
値から規定値を差し引いた値以下の場合には、前記燃料
電池出力電流指令値を前記所定の減少率で減少させなが
ら、前記燃料電池出力電流目標値と一致するまで前記燃
料電池出力電流指令値を減少させるように制御すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池
の発電制御方法である。
【0014】請求項3に係る発明のように、燃料電池出
力電流指令値が前記燃料電池出力電流目標値を上回ると
きにも、燃料電池出力電流目標値が急激に減少する場合
と同様の問題が生じうる。したがって、燃料電池出力電
流指令値が前記燃料電池出力電流目標値を上回るときに
も、同様の制御を行うのが好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら、具体的に説明する。図1は、本発明
に係る発電制御が行われる燃料電池電源システムにおけ
る電気系システムのブロック図、図2は、その燃料供給
系システムのブロック図である。燃料電池電源システム
Mは、たとえば燃料電池電気自動車に搭載して使用され
るため、ここでは燃料電池電源システムMを図示しない
燃料電池電気自動車に搭載して使用する例について説明
する。
【0016】図1に示すように、燃料電池電源システム
Mにおける電気系システムM1は燃料電池1を備えてい
る。燃料電池1は、DC/DCコンバータ2を介して過
渡応答対応電気エネルギバッファであるバッテリ3に接
続されている。また、図示しない主モータや各補機の要
求負荷からなる外部負荷4に応じて要求される電流を燃
料電池1およびバッテリ3から図示しない主モータや各
補機に対して供給している。この外部負荷4は、電流計
8により検出された電流値に基づいて算出などする。
【0017】さらに、燃料電池1の電流供給量を制御す
るとともに、DC/DCコンバータ2の出力制限値を制
御する制御装置5が設けられている。そして、燃料電池
1およびバッテリ3からの出力電流を測定する電流計
6,7および外部負荷電流を測定する電流計8が設けら
れている。また、DC/DCコンバータ2からの出力電
圧を測定するための電圧計9が設けられている。そし
て、これらの電流計6,7,8および電圧計9によって
測定された各電流値および電圧値は制御装置5に送られ
る。制御装置5においては、これらの電流値および電圧
値に基づいて、燃料電池1の出力電流値とDC/DCコ
ンバータ2の出力制限値、およびDC/DCコンバータ
2の出力電圧値を制御している。
【0018】また、図2に示すように、燃料供給系シス
テムM2において、燃料電池1に対しては、たとえば吸
蔵水素合金からなる水素供給源11からレギュレータ1
2およびイジェクタ13を介して水素が供給される。レ
ギュレータ12においては、供給される水素の供給量を
制御しており、イジェクタ13によって直接燃料電池1
に水素を噴出している。
【0019】さらに、燃料電池1に対しては、酸素リッ
チである空気が供給される。空気は、エアポンプ14の
作用により、燃料電池1へと供給されるが、エアポンプ
14によって空気を吸引する前に、エアフィルタ15で
塵埃などを捕捉し、エアポンプ14から排出された後は
熱交換器16によって空気を冷却する。その後の空気
は、フィルタ17を介して、燃料電池1へと供給され
る。
【0020】燃料電池1には、水素と空気(酸素)とが
それぞれ水素極および酸素極に供給され、燃料電池1内
を加湿器18で加湿して、水素と空気中の酸素の電気化
学的反応を促進する。そして、燃料電池1において、水
素と空気中の酸素が電気化学的に反応して電流が発生す
る。電気化学的反応によって電流が発生するとともに余
剰水が発生するが、ここで発生した余剰水は、デミスタ
19を介して除去される。また、余剰水には不純物が混
合した水素が混在するが、この水素は、デミスタ19お
よびパージバルブ20を介して大気中に放出される。
【0021】さらに、燃料電池1内は、水素極と酸素極
の極間差圧の圧力バランスが崩れないように、エア調圧
弁21によって圧力バランスが適正に保たれている。燃
料電池1内の圧力バランスが崩れそうなときには、適宜
空気をエア調圧弁21を開放するなどして圧力調整を行
う。
【0022】次に、本発明に係る燃料電池の発電制御方
法について説明する。図3は、本発明における発電制御
を行った際の電流値の変化の例を示すグラフである。こ
こでは、図3に実線で示すように、外部負荷4に応じた
燃料電池出力電流目標値(以下「目標値」という。)I
CMDが変動する場合の制御について説明する。この目標
値ICMDは、外部負荷4を検出する電流計8の電流値に
基づいて制御装置5において算出される。
【0023】燃料電池電気自動車の走行開始前であるア
イドリング状態(領域A)では目標値ICMDは0であ
る。次に、アクセルが踏まれ、燃料電池電気自動車が走
行を開始すると、外部負荷4が急増して目標値ICMD
瞬時に高まり、その後一定の値I1で安定し(領域
B)、要求負荷安定状態となる。
【0024】続いて、たとえば燃料電池電気自動車が急
減速して外部負荷4が急減すると目標値ICMDは所定の
減少率を超えた減少率で急激に減少し(領域C)、やが
て負の領域に突入して回生状態となる(領域D)。その
後、アクセルを踏み直して外部負荷4が再び高まると目
標値ICMDが増加して回生状態を脱し(領域E)、走行
速度が一定になると、外部負荷4は安定し、目標値I
CMDも一定の値I2で安定する。そして、目標値ICMD
一定の値I2を維持する状態となる(領域F)。
【0025】このように、外部負荷4が変動する場合に
おいて、まず、燃料電池出力電流限界値(以下「限界
値」という。)ILMTの制御について説明する。ここで
算出された限界値ILMTはDC/DCコンバータ2に送
信され、この限界値ILMTがDC/DCコンバータ2の
電流制限値とされる。
【0026】目標値ICMDが0である領域Aにおいて
は、限界値ILMTは、少しの余裕をもたせるために目標
値ICMDより若干高めの値I3に設定される。次に、アク
セルが踏まれて目標値ICMDが瞬時に増加すると、続く
領域Bでは、燃料電池1からの発生電流の遅れを考慮し
て、限界値ILMTを増加させる。このとき、目標値ICMD
と同様に限界値ILMTを瞬時に増加させられればよい
が、限界値ILMTの増加率は、水素供給源11の性能な
どにより制限される。したがって、限界値ILMTを瞬時
に増加させることはできず、水素供給源11の性能にお
ける最大限の大きさをもって限界値ILMTを増加させ
る。この最大限の大きさの増加率をもって限界値IL MT
を目標値ICMDよりも若干高めの値まで増加させてその
値I4に維持する。
【0027】その後、外部負荷4が急激に減少する領域
Cでは、目標値ICMDの減少に応じて限界値ILMTも減少
させる。ここで、目標値ICMDを減少させる際の減少率
の大きさは、特に水素供給源11の性能に左右されるこ
とはない。さらに、外部負荷4が回生する領域Dでは、
目標値ICMDの減少に応じて限界値ILMTも減少させると
ともに、目標値ICMDの増加に応じて限界値ILMTも増加
させる。そして、回生状態を脱してから外部負荷4が安
定して目標値ICMDも一定の値I2となるまでの領域Eで
は、目標値ICMDの増加に応じて限界値ILMTも増加さ
せ、目標値ICMDが一定の値I2で安定した領域Fでは、
限界値ILMTは目標値ICMDの一定の値I2よりも若干大
きい値I5で安定させる。
【0028】このように目標値ICMDおよび限界値ILMT
が設定される状況における燃料電池出力電流指令値(以
下「指令値」という。)IREFの制御について説明す
る。この指令値IREFは、燃料電池1に送信され、燃料
電池1では指令値IREFによって与えられた値の電流が
出力される。
【0029】目標値ICMDが0である領域Aにおいて
は、指令値IREFも0に設定しておく。次に、目標値I
CMDが瞬時に増加した後の領域Bでは、指令値IREFを最
大限上昇させるのが望ましいが、指令値IREFが限界値
LMTを超えると余剰水素が発生するなどの弊害が生じ
る。その一方で、指令値IREFを限界値ILMTに一致させ
ながら増加させると、指令値IREFが限界値ILMTを超え
ることが懸念される。そこで、指令値IREFが限界値I
LMTから規定値αを差し引いた値と一致したら、指令値
REFを限界値ILMTから規定値αを差し引いた値に一致
させたまま増加させる。なお、規定値αは、前記のよう
に、たとえば1Aとすることができる。この領域Bにお
いて、指令値IREFを増加させてやがて目標値ICMDであ
る値I 1に到達するまでは限界値ILMTから規定値αを差
し引いた値と一致した状態で増加を続ける(領域B
1)。この領域B1では、指令値IREFが目標値ILMT
りも小さいので、燃料電池1のみでは、外部負荷4が要
求する電流を供給することができない。このときに不足
する電流については、バッテリ3からの持ち出しによっ
てまかなうことができる。
【0030】それから、指令値IREFが目標値ICMDであ
る値I1に到達してから以降は、指令値IREFが目標値I
CMDである値I1に一致した状態を維持する(領域B
2)。指令値IREFが目標値ICMDである値I1に一致し
た状態では、外部負荷4が要求する電流を燃料電池1の
みから供給することができる。
【0031】その後、外部負荷4が急激に減少する領域
Cでは、目標値ICMDの減少に伴い、指令値IREFも減少
させる。このとき、目標値ICMDと同じ割合で指令値I
REFを減少させると、燃料電池1に水素供給手段11か
ら供給される水素ガスの制御遅れなどに起因して、燃料
電池1内に余剰水素が残存してしまうことになる。この
余剰水素の残存を防止すべく、目標値ICMDの減少率よ
りも小さく、目標値IC MDに応じて決定される減少率で
指令値IREFを減少させる(領域C1)。このように、
指令値IREFの減少率を小さくすることによって、制御
遅れに伴う余剰水素の残存を大幅に減少し、またはなく
すことができる。
【0032】この減少率で指令値IREFを減少させてい
くと、限界値ILMTの方が減少率が大きいので、やがて
指令値IREFと限界値ILMTとが出会うことになる。この
ままの減少で指令値IREFを減少させると、指令値IREF
が限界値ILMTを超えてしまい、やはり余剰水素が燃料
電池1内に残存する原因となる。そこで、指令値IREF
が限界値ILMTとなった時点で指令値IREFを限界値I
LMTに一致させることが考えられる。しかし、指令値I
REFが限界値ILMTとなった時点で指令値IREFを限界値
LMTに一致させると指令値IREFと限界値ILMTを超え
てしまうことが懸念される。そこで、指令値IREFが限
界値ILMTから規定値αを差し引いた値となった時点で
指令値IREFを限界値ILMTから規定値を差し引いた値に
一致させながら減少させる(領域C2)。このようにし
て、余剰水素の残存を防止することができる。
【0033】その後、外部負荷4が回生する領域Dのう
ち、目標値ICMDが減少している領域D1では限界値I
LMTも減少している。ここで、指令値IREFは限界値I
LMTと一致しているので、引き続き限界値ILMTと一致さ
せた状態で指令値IREFを減少させる。続いて、回生状
態において、加速を生じるなどして目標値ICMDが上昇
する場合には、限界値ILMTもこれに応じて増加する
(領域D2)。このときには、再び領域C1における指
令値IREFの減少率と同じ減少率で指令値IREFを減少さ
せる。
【0034】その後、車両は再び要求負荷安定状態とな
るが(領域E)、この要求負荷安定状態にあっても指令
値IREFは目標値ICMDに一致しておらず、未だ指令値I
REFの方が目標値ICMDよりも大きい。ここでは、指令値
REFが目標値ICMDに到達するまで領域C1における指
令値IREFの減少率と同じ減少率で指令値IREFを減少さ
せる。そして、指令値IREFが目標値ICMDに出会った時
点で、指令値IREFを目標値ICMDに一致させる(領域
F)。
【0035】なお、領域Cから領域Eにおいては、指令
値IREFが目標値ICMDを上回っている。したがって、外
部負荷4に要求される電流に対して余分な電流を発生し
ていることになるが、この余分な電流については、バッ
テリ3に充電しておくことができる。
【0036】続いて、ここまでの発電制御の手順を、図
4に示すフローチャートに基づいて説明する。この発電
制御は制御装置5において行われる。まず、発電制御を
開始すると(S1)、目標値ICMDが急激に減少してい
るか否かを判断すべく、今回の目標値ICMDと前回の目
標値ICMDOLDとの差が所定の規程値βより小さいか否か
を判断する(S2)。このときの規定値βは、たとえば
およそ−700A/sec〜−1300A/secの範囲に設
定することができる。ここで、規定値βの絶対値が大き
すぎると、圧力の補償ができず、燃料電池のイオン交換
膜が破損するおそれがある。また、規定値βの絶対値が
小さすぎると、システム全体としての効率が低下してし
まう。ここで、今回の目標値ICMDと前回の目標値I
CMDOLDとの差が所定の規程値βより小さいと判断された
場合には、目標値ICMDが急激に減少している状態にあ
るので、後述するステップS6に進む。一方、今回の目
標値ICMDと前回の目標値ICMDOLDとの差が所定の規程
値βより小さくないと判断された場合には、目標値I
CMDが急激に減少している状態にはない。この場合に
は、いわゆるエンジンブレーキを掛けていたり、急な坂
を下りているなどの回生充電状態にあるか否かを判断す
べく、目標値ICMDが0未満であるか否かを判断する
(S3)。
【0037】ここで、目標値ICMDが0未満であると判
断された場合には、回生充電状態にあるので、後述する
ステップS6に進む。一方、目標値ICMDが0未満では
ないと判断された場合には、回生充電状態にはない。こ
の場合には、余剰水素処理が行われているか否かを判断
すべく、指令値IREFが目標値ICMDよりも大きいか否か
を判断する(S4)。そして、指令値IREFが目標値I
CMDよりも大きいと判断された場合には、余剰水素処理
が行われているので、後述するステップS6に進む。一
方、指令値IREFが目標値ICMDよりも大きくないと判断
された場合には、減少過渡の状態にはなく、要求負荷安
定状態または上昇過渡のいずれかの状態にある。
【0038】ここで、要求負荷安定状態と上昇過渡のい
ずれの状態にあるかを判断すべく、限界値ILMTが目標
値ICMDより大きいか否かを判断する(S5)。そし
て、限界値ILMTが目標値ICMDよりも大きい場合には、
要求負荷安定状態にあるので、目標値ICMDを指令値I
REFとして設定する(S5−1)。一方、限界値ILMT
目標値ICMDよりも大きくないと判断された場合には、
加速時などの上昇過渡の状態にあるので、限界値ILMT
から規定値αを差し引いた値を指令値IREFに設定する
(S5−2)。
【0039】さて、ステップS2において、今回の目標
値ICMDと前回の目標値ICMDOLDとの差が所定の規程値
βより小さい、ステップS3において、目標値ICMD
0未満である、ステップS4において、指令値IREF
目標値ICMDよりも大きいとそれぞれ判断された場合に
進んだステップS6では減少過渡の状態にある。この減
少過渡の状態にある場合において、指令値IREFを急激
に減少させると、燃料電池1内に余剰水素を残存させる
ことになる。したがって、指令値IREFは所定の減少率
で減少させなければならない。その一方において、目標
値ICMDの急激な減少に伴って、限界値ILMTも急激に減
少する。このとき、指令値ICMDの減少率を低くする
と、ともすれば指令値ICMDが限界値ILMTを超えてしま
うことになる。指令値ICMDが限界値ILMTを超えると、
燃料電池1内に過剰な水素が送り込まれ、余剰水素の原
因となる。そこで、限界値ILMTが指令値ICMD以下であ
るか否かを判断する(S6)。
【0040】そして、ステップS6において、限界値I
LMTから規定値αを差し引いた値が指令値ICMD以下の場
合には、指令値ICMDが限界値ILMTを超えないようにす
るために、限界値ILMTから規定値αを差し引いた値を
指令値ICMDとして設定する(S6−1)。一方、限界
値ILMTが指令値ICMD以下でない場合には、前回の指令
値ICMDOLDから所定の規定値γを減じた値を指令値I
CMDとして設定する(S6−2)。ここで、規定値γと
しては、−300A/sec〜−100A/secの範囲内、
たとえば−200A/secに設定することができる。規
定値γの絶対値が大きすぎると、圧力の補償ができず、
燃料電池1のイオン交換膜が破損するおそれがある。一
方、規定値γの絶対値が小さすぎると、システム全体と
しての効率が低下する不具合が生じるものである。
【0041】このようにして、各ステップS5−1,S
5−2,S6−1,S6−2において、指令値ICMD
設定された後、運転が継続されているか否かを判断する
(S7)。そして、運転が継続されている場合には、ス
テップS2に戻って同様の制御が繰り返される。一方、
運転が継続されておらず、停止した場合には制御は終了
する(S8)。
【0042】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものでは
なく、たとえば、燃料電池電気自動車が停止し、回生し
ない場合などにおいても適用できるものである。
【0043】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、外部負
荷が急激に減少しまたは回生した場合に、燃料電池内部
の残留水素を安全に消費しかつ非常停止することなく、
常に安定した電力を外部負荷に対して供給するように、
燃料電池の発電制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電制御が行われる燃料電池電源
システムの電気系システムのブロック図である。
【図2】本発明に係る発電制御が行われる燃料電池電源
システムの燃料系システムのブロック図である。
【図3】本発明における発電制御を行った際の電流値の
変化の例を示すグラフである。
【図4】本発明に係る発電制御を行う手順を示すフロー
チャートである。
【図5】従来のハイブリッド型燃料電池電源システムの
ブロック図である。
【符号の説明】
1 燃料電池 2 DC/DCコンバータ 3 バッテリ(過渡応答対応電気エネルギバッファ) 4 外部負荷(要求負荷) 5 制御装置 6,7,8 電流計 9 電圧計 M 燃料電池電源システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 浩之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 佐伯 響 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H027 BA14 DD03 KK51 MM26 5H030 AS08 BB08 5H032 AA10 BB08 5H115 PA08 PG04 PI16 PI18 PI29 PI30 PU01 PV02 TI06 TO12 TO13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池と過渡応答対応電気エネルギバ
    ッファとを備える燃料電池電源システムにおける燃料電
    池の発電制御方法であって、 前記燃料電池電源システムの要求負荷に応じて決定され
    る燃料電池出力電流目標値に応じて、燃料電池出力電流
    限界値および燃料電池出力電流指令値を定めるにあた
    り、 要求負荷安定時における前記燃料電池出力電流目標値が
    減少したときに、前記燃料電池出力電流限界値を前記燃
    料電池出力電流目標値に応じて減少させるとともに、前
    記燃料電池出力電流目標値の減少率が所定の減少率を超
    えたときに、前記燃料電池出力電流指令値を、前記燃料
    電池出力電流目標値の減少率よりも小さく、前記燃料電
    池出力電流目標値の減少率に応じて決定される減少率で
    減少させ、 前記燃料電池出力電流指令値が前記燃料電池出力電流限
    界値から規定値を差し引いた値を超える場合には、前記
    燃料電池出力電流指令値を前記燃料電池出力電流限界値
    から規定値を差し引いた値と一致させ、前記燃料電池出
    力電流指令値が前記燃料電池出力電流限界値から規定値
    を差し引いた値以下の場合には、前記燃料電池出力電流
    指令値を前記所定の減少率で減少させながら、 前記燃料電池出力電流目標値と一致するまで前記燃料電
    池出力電流指令値を減少させるように制御することを特
    徴とする燃料電池の発電制御方法。
  2. 【請求項2】 前記燃料電池出力電流目標値が回生状態
    にあるときに、 前記燃料電池出力電流指令値が前記燃料電池出力電流限
    界値から規定値を差し引いた値を超える場合には、前記
    燃料電池出力電流指令値を前記燃料電池出力電流限界値
    から規定値を差し引いた値と一致させ、前記燃料電池出
    力電流指令値が前記燃料電池出力電流限界値から規定値
    を差し引いた値以下の場合には、前記燃料電池出力電流
    指令値を前記所定の減少率で減少させながら、 前記燃料電池出力電流目標値と一致するまで前記燃料電
    池出力電流指令値を減少させるように制御することを特
    徴とする請求項1に記載の燃料電池の発電制御方法。
  3. 【請求項3】 前記燃料電池出力電流指令値が前記燃料
    電池出力電流目標値を上回るときに、 前記燃料電池出力電流指令値が前記燃料電池出力電流限
    界値から規定値を差し引いた値を超える場合には、前記
    燃料電池出力電流指令値を前記燃料電池出力電流限界値
    から規定値を差し引いた値と一致させ、前記燃料電池出
    力電流指令値が前記燃料電池出力電流限界値から規定値
    を差し引いた値以下の場合には、前記燃料電池出力電流
    指令値を前記所定の減少率で減少させながら、 前記燃料電池出力電流目標値と一致するまで前記燃料電
    池出力電流指令値を減少させるように制御することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池の発
    電制御方法。
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