JP2000348291A - 位置管理システム - Google Patents
位置管理システムInfo
- Publication number
- JP2000348291A JP2000348291A JP11161594A JP16159499A JP2000348291A JP 2000348291 A JP2000348291 A JP 2000348291A JP 11161594 A JP11161594 A JP 11161594A JP 16159499 A JP16159499 A JP 16159499A JP 2000348291 A JP2000348291 A JP 2000348291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- place name
- station device
- area
- mobile station
- management
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価かつ簡易な設備で車両等の位置を管理す
ることが可能な位置管理システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る位置管理システムは、移動
局装置1と管理局装置2とからなる。移動局装置1は、
該移動局装置1の位置を検出するGPS受信機11と、
複数の地域と各々の地域とを対応付ける地域/地名変換
ファイルを記憶する記憶部12b、および地域/地名変
換ファイルに含まれる地名のうち、検出された位置が含
まれる地域に対応付けられた地名を読み出す制御部12
aを具備する可搬型コンピュータ12と、制御部12a
が読み出した地名を送信する通信端末13とを具備す
る。一方、管理局装置2は、上記地名を受信する受信部
21と、受信部21が受信した地名を表示する制御部2
2および表示部23とを具備する。
ることが可能な位置管理システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る位置管理システムは、移動
局装置1と管理局装置2とからなる。移動局装置1は、
該移動局装置1の位置を検出するGPS受信機11と、
複数の地域と各々の地域とを対応付ける地域/地名変換
ファイルを記憶する記憶部12b、および地域/地名変
換ファイルに含まれる地名のうち、検出された位置が含
まれる地域に対応付けられた地名を読み出す制御部12
aを具備する可搬型コンピュータ12と、制御部12a
が読み出した地名を送信する通信端末13とを具備す
る。一方、管理局装置2は、上記地名を受信する受信部
21と、受信部21が受信した地名を表示する制御部2
2および表示部23とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の位置を把
握・管理するための位置管理システムに関する。
握・管理するための位置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カーナビゲーション等にはG
PS(Global Positioning system)が用いられてお
り、複数のGPS衛星からの受信電波に基づいて自己の
位置(緯度・経度)を検出できるようになっている。
PS(Global Positioning system)が用いられてお
り、複数のGPS衛星からの受信電波に基づいて自己の
位置(緯度・経度)を検出できるようになっている。
【0003】ここで、車両に搭載されたカーナビゲーシ
ョンシステムによって検出された位置情報を、無線通信
によって管理センタに送信するようにすれば、管理セン
タにおいて車両の位置を把握・管理することが可能とな
る。例えば、複数の車両を保有するバス会社やタクシー
会社等の管理センタにおいて、運行中の車両の現在位置
を把握することができる。
ョンシステムによって検出された位置情報を、無線通信
によって管理センタに送信するようにすれば、管理セン
タにおいて車両の位置を把握・管理することが可能とな
る。例えば、複数の車両を保有するバス会社やタクシー
会社等の管理センタにおいて、運行中の車両の現在位置
を把握することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな方法により管理センタにおいて車両の位置を管理す
る場合、ディスプレイ装置に地図画像を表示するととも
に、車両から受信した位置情報によって特定される位置
に車両の位置を表す矢印等を表示することが考えられ
る。こうすれば、管理センタの係員は、上記矢印が地図
画像上のいずれの位置にあるかを視認することにより、
車両の位置を把握することができる。しかしながら、こ
の場合、地図を表示するためのディスプレイ装置や、地
図情報を保持するための記憶装置等の設備が必要となる
ため、車両位置の管理のためのコストを低く抑えること
が難しいという問題があった。
うな方法により管理センタにおいて車両の位置を管理す
る場合、ディスプレイ装置に地図画像を表示するととも
に、車両から受信した位置情報によって特定される位置
に車両の位置を表す矢印等を表示することが考えられ
る。こうすれば、管理センタの係員は、上記矢印が地図
画像上のいずれの位置にあるかを視認することにより、
車両の位置を把握することができる。しかしながら、こ
の場合、地図を表示するためのディスプレイ装置や、地
図情報を保持するための記憶装置等の設備が必要となる
ため、車両位置の管理のためのコストを低く抑えること
が難しいという問題があった。
【0005】本発明は、以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、安価かつ簡易な設備で車両等の位置を
管理することが可能な位置管理システムを提供すること
を目的としている。
れたものであり、安価かつ簡易な設備で車両等の位置を
管理することが可能な位置管理システムを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の位置管理システムは、ネット
ワークを介して相互に通信可能な移動局装置と管理局装
置とからなり、前記移動局装置は、該移動局装置の位置
を検出する位置検出手段と、複数の地域と各々の地域と
を対応付ける地域/地名変換ファイルを記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された地域/地名変換ファイ
ルに含まれる地名のうち、前記位置検出手段よって検出
された位置が含まれる地域に対応付けられた地名を読み
出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された地
名をネットワークへ送信する移動局側通信手段とを具備
し、前記管理局装置は、ネットワークから前記地名を受
信する管理局側通信手段と、前記管理局側通信手段によ
って受信された地名を報知する報知手段とを具備するこ
とを特徴としている。また、請求項2に記載の位置管理
システムは、ネットワークを介して相互に通信可能な移
動局装置と管理局装置とからなり、前記移動局装置は、
該移動局装置の位置を検出する位置検出手段と、前記位
置検出手段によって検出された位置をネットワークへ送
信する移動局側通信手段とを具備し、前記管理局装置
は、ネットワークから前記位置を受信する管理局側通信
手段と、複数の地域と各々の地域とを対応付ける地域/
地名変換ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された地域/地名変換ファイルに含まれる地名の
うち、前記管理局側通信手段によって受信された位置が
含まれる地域に対応付けられた地名を読み出す読出手段
と、前記読出手段によって読み出された地名を報知する
報知手段とを具備することを特徴としている。また、請
求項3に記載の位置管理システムは、請求項1または2
に記載の構成において、前記報知手段は、前記管理局側
通信手段によって受信された前記地名を文字表示によっ
て報知することを特徴としている。また、請求項4に記
載の位置管理システムは、請求項1または2に記載の構
成において、前記報知手段は、前記管理局側通信手段に
よって受信された前記地名を音声によって報知すること
を特徴としている。また、請求項5に記載の位置管理シ
ステムは、請求項1から4のいずれか1の請求項に記載
の構成において、前記記憶手段に記憶された前記地域/
地名変換ファイルに含まれる地域およびその地名は、任
意に変更可能であることを特徴としている。また、請求
項6に記載の位置管理システムは、ネットワークを介し
て相互に通信可能な移動局装置と管理局装置とからな
り、前記移動局装置は、複数の地域と各々の地名とを対
応付ける地域/地名変換ファイルを記憶する記憶手段
と、該移動局装置の位置を検出する位置検出手段と、前
記位置検出手段によって検出された位置が目標地域に含
まれると判断したときには到着通知を出力する制御手段
と、前記制御手段によって出力された到着通知をネット
ワークに送信する移動局側通信手段とを具備し、前記管
理局装置は、ネットワークから前記到着通知を受信する
管理局側通信手段と、前記通信手段によって受信された
到着通知を報知する報知手段とを具備することを特徴と
している。また、請求項7に記載の位置管理システム
は、請求項6に記載の構成において、前記目標地域は、
前記管理局側通信手段によって送信され、前記移動局側
通信手段によって受信されたものであることを特徴とし
ている。
ために、請求項1に記載の位置管理システムは、ネット
ワークを介して相互に通信可能な移動局装置と管理局装
置とからなり、前記移動局装置は、該移動局装置の位置
を検出する位置検出手段と、複数の地域と各々の地域と
を対応付ける地域/地名変換ファイルを記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された地域/地名変換ファイ
ルに含まれる地名のうち、前記位置検出手段よって検出
された位置が含まれる地域に対応付けられた地名を読み
出す読出手段と、前記読出手段によって読み出された地
名をネットワークへ送信する移動局側通信手段とを具備
し、前記管理局装置は、ネットワークから前記地名を受
信する管理局側通信手段と、前記管理局側通信手段によ
って受信された地名を報知する報知手段とを具備するこ
とを特徴としている。また、請求項2に記載の位置管理
システムは、ネットワークを介して相互に通信可能な移
動局装置と管理局装置とからなり、前記移動局装置は、
該移動局装置の位置を検出する位置検出手段と、前記位
置検出手段によって検出された位置をネットワークへ送
信する移動局側通信手段とを具備し、前記管理局装置
は、ネットワークから前記位置を受信する管理局側通信
手段と、複数の地域と各々の地域とを対応付ける地域/
地名変換ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された地域/地名変換ファイルに含まれる地名の
うち、前記管理局側通信手段によって受信された位置が
含まれる地域に対応付けられた地名を読み出す読出手段
と、前記読出手段によって読み出された地名を報知する
報知手段とを具備することを特徴としている。また、請
求項3に記載の位置管理システムは、請求項1または2
に記載の構成において、前記報知手段は、前記管理局側
通信手段によって受信された前記地名を文字表示によっ
て報知することを特徴としている。また、請求項4に記
載の位置管理システムは、請求項1または2に記載の構
成において、前記報知手段は、前記管理局側通信手段に
よって受信された前記地名を音声によって報知すること
を特徴としている。また、請求項5に記載の位置管理シ
ステムは、請求項1から4のいずれか1の請求項に記載
の構成において、前記記憶手段に記憶された前記地域/
地名変換ファイルに含まれる地域およびその地名は、任
意に変更可能であることを特徴としている。また、請求
項6に記載の位置管理システムは、ネットワークを介し
て相互に通信可能な移動局装置と管理局装置とからな
り、前記移動局装置は、複数の地域と各々の地名とを対
応付ける地域/地名変換ファイルを記憶する記憶手段
と、該移動局装置の位置を検出する位置検出手段と、前
記位置検出手段によって検出された位置が目標地域に含
まれると判断したときには到着通知を出力する制御手段
と、前記制御手段によって出力された到着通知をネット
ワークに送信する移動局側通信手段とを具備し、前記管
理局装置は、ネットワークから前記到着通知を受信する
管理局側通信手段と、前記通信手段によって受信された
到着通知を報知する報知手段とを具備することを特徴と
している。また、請求項7に記載の位置管理システム
は、請求項6に記載の構成において、前記目標地域は、
前記管理局側通信手段によって送信され、前記移動局側
通信手段によって受信されたものであることを特徴とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。なお、以下では、本発明に
かかる位置管理システムを用い、管理センタにおいて車
両の位置を把握・管理する場合を例に説明を進める。か
かる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、
この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任
意に変更可能である。
実施形態について説明する。なお、以下では、本発明に
かかる位置管理システムを用い、管理センタにおいて車
両の位置を把握・管理する場合を例に説明を進める。か
かる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、
この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任
意に変更可能である。
【0008】A:第1実施形態 A−1:第1実施形態の構成 図1は、本発明の第1実施形態である位置管理システム
の全体構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、この位置管理システムは、車両に搭載された移動局
装置1と、車両の位置を管理する管理センタ内に設けら
れた管理局装置2と、移動通信網3とにより構成されて
いる。
の全体構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、この位置管理システムは、車両に搭載された移動局
装置1と、車両の位置を管理する管理センタ内に設けら
れた管理局装置2と、移動通信網3とにより構成されて
いる。
【0009】車両に搭載された移動局装置1は、GPS
受信機11、可搬型のパーソナルコンピュータ(以下、
「可搬型パソコン」という)12および通信端末13に
より構成される。GPS受信機11は、複数のGPS衛
星4、4、…から送信される電波を受信可能なGPSア
ンテナ11aを備えている。そして、この受信電波に基
づいて移動局装置1の位置を表す位置情報を生成し、可
搬型パソコン12に出力する。通常、この位置情報を生
成する際に使用する受信電波は、信号レベルが高い順に
抽出した3つ以上の電波である。
受信機11、可搬型のパーソナルコンピュータ(以下、
「可搬型パソコン」という)12および通信端末13に
より構成される。GPS受信機11は、複数のGPS衛
星4、4、…から送信される電波を受信可能なGPSア
ンテナ11aを備えている。そして、この受信電波に基
づいて移動局装置1の位置を表す位置情報を生成し、可
搬型パソコン12に出力する。通常、この位置情報を生
成する際に使用する受信電波は、信号レベルが高い順に
抽出した3つ以上の電波である。
【0010】可搬型パソコン12は、制御部12a、記
憶部12b、操作部12cおよび表示部12dを備えて
いる。制御部12aは、記憶部12bに記憶された制御
プログラムを実行することにより、記憶部12b、操作
部12cおよび表示部12d、ならびにGPS受信機1
1および通信端末13との間で各種情報の授受を行う。
また、制御部12aは、記憶部12bに記憶された電話
番号を通信端末13を介して移動通信網に送出し、他の
通信端末との間で回線を接続する機能を有している。
憶部12b、操作部12cおよび表示部12dを備えて
いる。制御部12aは、記憶部12bに記憶された制御
プログラムを実行することにより、記憶部12b、操作
部12cおよび表示部12d、ならびにGPS受信機1
1および通信端末13との間で各種情報の授受を行う。
また、制御部12aは、記憶部12bに記憶された電話
番号を通信端末13を介して移動通信網に送出し、他の
通信端末との間で回線を接続する機能を有している。
【0011】操作部12cは、キーボードおよびマウス
を備えており、ユーザによる操作に対応した信号を制御
部12aに対して送信する。表示部12dは、制御部1
2aから供給される情報を表示するためのLCD等を備
えている。記憶部12bは、制御部12aによって実行
される制御プログラムや管理局装置2の電話番号の他、
上記GPS受信機11から出力される位置情報を、地名
を表す地名情報に変換するための地域/地名変換ファイ
ルを記憶している。
を備えており、ユーザによる操作に対応した信号を制御
部12aに対して送信する。表示部12dは、制御部1
2aから供給される情報を表示するためのLCD等を備
えている。記憶部12bは、制御部12aによって実行
される制御プログラムや管理局装置2の電話番号の他、
上記GPS受信機11から出力される位置情報を、地名
を表す地名情報に変換するための地域/地名変換ファイ
ルを記憶している。
【0012】図2(a)は、地域/地名変換ファイルの
構成を例示する図である。同図に示すように、この地域
/地名変換ファイルは、地域情報と地名情報とにより構
成される。地域情報は、地図を区画する閉領域(地域)
を指定するための情報であり、各地域の境界を表す多角
形の頂点の座標(緯度成分、経度成分)により構成され
ている。例えば、図2(a)に例示する地域情報中、
「(Na1,Ea1)−(Na2,Ea2)−(Na
3,Ea3)−(Na4,Ea4)」とあるのは、図2
(b)に例示するように、緯度がNa1、経度がEa1
である点Aと、緯度がNa2、経度がEa2である点B
と、緯度がNa3、経度がEa3である点Cと、緯度が
Na4、経度がEa4である点Dとを頂点とする四角形
ABCDの内側の地域を表している。また、地名情報
は、上記各地域情報によって指定される地域に対応付け
られた地名を表す情報である。詳細は後述するが、本実
施形態においては、この地域/地名変換ファイルに基づ
いて、車両が位置する地域に対応した地名が管理センタ
に通知されるようになっている。また、後述するよう
に、この地域/地名変換ファイルは、ユーザが任意に変
更できるようになっている。
構成を例示する図である。同図に示すように、この地域
/地名変換ファイルは、地域情報と地名情報とにより構
成される。地域情報は、地図を区画する閉領域(地域)
を指定するための情報であり、各地域の境界を表す多角
形の頂点の座標(緯度成分、経度成分)により構成され
ている。例えば、図2(a)に例示する地域情報中、
「(Na1,Ea1)−(Na2,Ea2)−(Na
3,Ea3)−(Na4,Ea4)」とあるのは、図2
(b)に例示するように、緯度がNa1、経度がEa1
である点Aと、緯度がNa2、経度がEa2である点B
と、緯度がNa3、経度がEa3である点Cと、緯度が
Na4、経度がEa4である点Dとを頂点とする四角形
ABCDの内側の地域を表している。また、地名情報
は、上記各地域情報によって指定される地域に対応付け
られた地名を表す情報である。詳細は後述するが、本実
施形態においては、この地域/地名変換ファイルに基づ
いて、車両が位置する地域に対応した地名が管理センタ
に通知されるようになっている。また、後述するよう
に、この地域/地名変換ファイルは、ユーザが任意に変
更できるようになっている。
【0013】通信端末13は、移動通信網3によるデー
タ通信サービスおよび移動電話サービスを受けることが
できる端末装置であり、具体的には携帯電話機、簡易携
帯電話機(PHS)または自動車電話等である。この通
信端末13は、可搬型パソコン12から供給されるデー
タを移動通信網3に送信するとともに、移動通信網3か
ら送信されるデータを可搬型パソコン12に供給する。
タ通信サービスおよび移動電話サービスを受けることが
できる端末装置であり、具体的には携帯電話機、簡易携
帯電話機(PHS)または自動車電話等である。この通
信端末13は、可搬型パソコン12から供給されるデー
タを移動通信網3に送信するとともに、移動通信網3か
ら送信されるデータを可搬型パソコン12に供給する。
【0014】管理局装置2は、移動通信網3から送信さ
れた信号を受信し、受信信号に対応した文字を表示する
ことが可能な端末装置であり、例えばポケットベル(ペ
ージャ)、文字表示機能を有する携帯電話機、簡易携帯
電話機(PHS)または自動車電話等である。この管理
局装置2は、受信部21と、制御部22と、表示部23
とを備えている。受信部21は、移動通信網3から送信
された無線信号を受信するためのアンテナ21aを備
え、このアンテナ21aによって受信された信号を復調
したディジタル信号を出力する。制御部22は、この管
理局装置2の制御中枢として機能し、例えば、受信部2
1から出力されたディジタル信号を画像情報に変換して
表示部23に出力する。表示部23は、制御部22から
供給される文字情報を表示するためのLCD等を備えて
いる。
れた信号を受信し、受信信号に対応した文字を表示する
ことが可能な端末装置であり、例えばポケットベル(ペ
ージャ)、文字表示機能を有する携帯電話機、簡易携帯
電話機(PHS)または自動車電話等である。この管理
局装置2は、受信部21と、制御部22と、表示部23
とを備えている。受信部21は、移動通信網3から送信
された無線信号を受信するためのアンテナ21aを備
え、このアンテナ21aによって受信された信号を復調
したディジタル信号を出力する。制御部22は、この管
理局装置2の制御中枢として機能し、例えば、受信部2
1から出力されたディジタル信号を画像情報に変換して
表示部23に出力する。表示部23は、制御部22から
供給される文字情報を表示するためのLCD等を備えて
いる。
【0015】A−2:地域/地名変換ファイルの変更お
よび作成手順 次に、図3(a)および(b)を参照して、上述した地
域/地名変換ファイルの変更・作成手順を説明する。こ
の地域/地名変換ファイルは、地域/地名変換ファイル
を変更・作成するためのソフトウェアと、地図を表す地
図情報とを保持するパーソナルコンピュータ(以下、
「パソコン」という)等を用いて作成された後に移動局
装置1内の可搬型パソコン12に転送され内部の記憶部
12bに書き込まれる。なお、移動局装置1内の可搬型
パソコン12が地域/地名変換ファイル編集ソフトと地
図情報とを保持している場合には、該可搬型パソコン1
2によって地域/地名変換ファイルを作成した後に記憶
部12bに書き込むようにすることもできる。
よび作成手順 次に、図3(a)および(b)を参照して、上述した地
域/地名変換ファイルの変更・作成手順を説明する。こ
の地域/地名変換ファイルは、地域/地名変換ファイル
を変更・作成するためのソフトウェアと、地図を表す地
図情報とを保持するパーソナルコンピュータ(以下、
「パソコン」という)等を用いて作成された後に移動局
装置1内の可搬型パソコン12に転送され内部の記憶部
12bに書き込まれる。なお、移動局装置1内の可搬型
パソコン12が地域/地名変換ファイル編集ソフトと地
図情報とを保持している場合には、該可搬型パソコン1
2によって地域/地名変換ファイルを作成した後に記憶
部12bに書き込むようにすることもできる。
【0016】まず、ユーザが所定の操作を行うと、上記
地域/地名変換ファイルが起動され、図3(a)に例示
するように、地図情報に対応した地図画像とポインタ
(例えば矢印等)Pとがパソコンのディスプレイ装置に
表示される。ユーザは、この地図画像を参照しながら、
以下の手順を行うことにより所望の地域を指定する。
地域/地名変換ファイルが起動され、図3(a)に例示
するように、地図情報に対応した地図画像とポインタ
(例えば矢印等)Pとがパソコンのディスプレイ装置に
表示される。ユーザは、この地図画像を参照しながら、
以下の手順を行うことにより所望の地域を指定する。
【0017】ユーザは、マウスを操作することによって
画面に表示されたポインタPを移動し、マウスのボタン
を押下する。最初にマウスのボタンが押下された時点に
おけるポインタPの位置が、指定する地域を囲むアウト
ラインの開始点Aとして確定する。
画面に表示されたポインタPを移動し、マウスのボタン
を押下する。最初にマウスのボタンが押下された時点に
おけるポインタPの位置が、指定する地域を囲むアウト
ラインの開始点Aとして確定する。
【0018】以後、ユーザがマウスを操作することによ
りポインタPを移動するとともにボタンを押下すること
により、その時点におけるポインタPの位置が、地域の
境界の1つの頂点として確定する。また、ボタンの押下
によって1つの頂点が確定すると、該頂点からその直前
に確定した頂点に至る線分が描かれる。例えば、図3
(a)の例においては、頂点Bを確定すると、該頂点B
から頂点Aに至る線分が表示される。
りポインタPを移動するとともにボタンを押下すること
により、その時点におけるポインタPの位置が、地域の
境界の1つの頂点として確定する。また、ボタンの押下
によって1つの頂点が確定すると、該頂点からその直前
に確定した頂点に至る線分が描かれる。例えば、図3
(a)の例においては、頂点Bを確定すると、該頂点B
から頂点Aに至る線分が表示される。
【0019】地域のアウトラインに含まれる全ての頂点
A、B、CおよびDを入力し終わると、ユーザは、ポイ
ンタPを最初に確定した頂点Aと同じ位置に移動してボ
タンを押下する。これにより、四角形ABCDで表され
る閉領域の指定動作が終了する。パソコン内の制御部
は、入力された各頂点に対応した緯度および経度を求
め、地域/地名変換ファイル中の地域情報として順次記
憶部に書き込んでいく。
A、B、CおよびDを入力し終わると、ユーザは、ポイ
ンタPを最初に確定した頂点Aと同じ位置に移動してボ
タンを押下する。これにより、四角形ABCDで表され
る閉領域の指定動作が終了する。パソコン内の制御部
は、入力された各頂点に対応した緯度および経度を求
め、地域/地名変換ファイル中の地域情報として順次記
憶部に書き込んでいく。
【0020】一方、地域の指定動作が終了すると、図3
(b)に例示するように、ユーザに対して地名の入力を
促す地名入力ウィンドウが表示される。ユーザはキーボ
ードを操作して、所望の地名を入力する。図3(b)に
おいては、地名「札幌駅」が入力された場合を例示して
いる。パソコン内の制御部は、入力された地名を地域/
地名変換ファイル中の地名情報として、順次記憶部に書
き込んでいく。このようにして作成または変更された地
域/地名変換ファイルが、可搬型パソコン12内の記憶
部12bに転送される。
(b)に例示するように、ユーザに対して地名の入力を
促す地名入力ウィンドウが表示される。ユーザはキーボ
ードを操作して、所望の地名を入力する。図3(b)に
おいては、地名「札幌駅」が入力された場合を例示して
いる。パソコン内の制御部は、入力された地名を地域/
地名変換ファイル中の地名情報として、順次記憶部に書
き込んでいく。このようにして作成または変更された地
域/地名変換ファイルが、可搬型パソコン12内の記憶
部12bに転送される。
【0021】A−3:第1実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。まず、移動局装置
1内のGPS受信機11は、GPSアンテナ11aによ
って受信された複数のGPS衛星からの電波に基づいて
移動局装置1の位置を表す位置情報を生成し、可搬型パ
ソコン12に出力する。この動作は、一定時間間隔毎
(例えば5秒毎)に実行される。可搬型パソコン12内
の制御部12aは、受け取った位置情報を順次記憶部1
2bに書き込む。
1内のGPS受信機11は、GPSアンテナ11aによ
って受信された複数のGPS衛星からの電波に基づいて
移動局装置1の位置を表す位置情報を生成し、可搬型パ
ソコン12に出力する。この動作は、一定時間間隔毎
(例えば5秒毎)に実行される。可搬型パソコン12内
の制御部12aは、受け取った位置情報を順次記憶部1
2bに書き込む。
【0022】さらに、可搬型パソコン12内の制御部1
2aは、一定時間間隔毎(例えば10分毎)に、通信端
末13から管理局装置2の電話番号を送信し、通信端末
13と管理局装置2との間の回線を接続する。回線が接
続されると、制御部12aは、移動局装置1が現在位置
する地域に対応付けられた地名を、管理局装置2に対し
て通知するための処理を行う。具体的には、制御部12
aは、記憶部12bに記憶された位置情報のうちの最新
のものと、地域/地名変換ファイルとを参照し、当該位
置情報によって示される位置(緯度・経度)が、地域/
地名変換ファイル中の各地域情報が表す地域のうちのい
ずれの地域に含まれる位置であるかを検出する。そし
て、制御部12aは、検出された地域情報に対応付けら
れた地名情報を記憶部12bから読み出し、通信端末1
3を介して移動通信網3へ送信する。ここで、最新の位
置情報によって示される位置が、地域/地名変換ファイ
ル中の各地域情報が表す地域のうちのいずれにも含まれ
ない場合、可搬型パソコン12内の制御部12aは、現
在の車両の位置が地域/地名変換ファイルに未登録の地
域内にある旨、例えば、「未登録地域内」といった文字
を表す情報を移動通信網3に送信する
2aは、一定時間間隔毎(例えば10分毎)に、通信端
末13から管理局装置2の電話番号を送信し、通信端末
13と管理局装置2との間の回線を接続する。回線が接
続されると、制御部12aは、移動局装置1が現在位置
する地域に対応付けられた地名を、管理局装置2に対し
て通知するための処理を行う。具体的には、制御部12
aは、記憶部12bに記憶された位置情報のうちの最新
のものと、地域/地名変換ファイルとを参照し、当該位
置情報によって示される位置(緯度・経度)が、地域/
地名変換ファイル中の各地域情報が表す地域のうちのい
ずれの地域に含まれる位置であるかを検出する。そし
て、制御部12aは、検出された地域情報に対応付けら
れた地名情報を記憶部12bから読み出し、通信端末1
3を介して移動通信網3へ送信する。ここで、最新の位
置情報によって示される位置が、地域/地名変換ファイ
ル中の各地域情報が表す地域のうちのいずれにも含まれ
ない場合、可搬型パソコン12内の制御部12aは、現
在の車両の位置が地域/地名変換ファイルに未登録の地
域内にある旨、例えば、「未登録地域内」といった文字
を表す情報を移動通信網3に送信する
【0023】一方、管理局装置2内の受信部21は、移
動局装置1から送信された地名情報を移動通信網3を介
して受信し、制御部22に出力する。制御部22は、受
け取った地名情報が表す地名を文字により表示部23に
表示する。管理センタの係員は、この表示を視認するこ
とにより、車両の現在位置を地名で把握することができ
る。
動局装置1から送信された地名情報を移動通信網3を介
して受信し、制御部22に出力する。制御部22は、受
け取った地名情報が表す地名を文字により表示部23に
表示する。管理センタの係員は、この表示を視認するこ
とにより、車両の現在位置を地名で把握することができ
る。
【0024】このように、本実施形態によれば、車両の
現在位置が地名によって表示されるようになっているの
で、地図を表す地図情報、および該地図を表示するため
の装置が必要ない。すなわち、ポケットベルや携帯電話
機等の安価かつ簡易な装置を用いて車両の位置を把握す
ることができるから、コストを低く抑えることができ
る。
現在位置が地名によって表示されるようになっているの
で、地図を表す地図情報、および該地図を表示するため
の装置が必要ない。すなわち、ポケットベルや携帯電話
機等の安価かつ簡易な装置を用いて車両の位置を把握す
ることができるから、コストを低く抑えることができ
る。
【0025】また、行政区画や市町村等の名称に関わら
ず、ユーザが任意に地域/地名変換ファイルを作成・変
更できるので、各ユーザの用途に合った使用が可能であ
る。例えば、バス会社において運行中の路線バスの位置
を管理する場合には、路線バスが通過する道路付近の地
域のみを地域情報として登録するとともに、「Aバス停
付近」や「Aバス停からBバス停間」といった名称を地
名情報として登録することができる。こうすれば、単に
市町村等の名称によってバスの現在位置を把握する場合
と比較して、よりバスの位置を把握しやすいという利点
がある。また、この場合には、地域/地名変換ファイル
中の地域情報によって、地図上の全ての地域を網羅する
必要がないから、地域/地名変換ファイルのデータ量を
減らすことができるという利点もある。
ず、ユーザが任意に地域/地名変換ファイルを作成・変
更できるので、各ユーザの用途に合った使用が可能であ
る。例えば、バス会社において運行中の路線バスの位置
を管理する場合には、路線バスが通過する道路付近の地
域のみを地域情報として登録するとともに、「Aバス停
付近」や「Aバス停からBバス停間」といった名称を地
名情報として登録することができる。こうすれば、単に
市町村等の名称によってバスの現在位置を把握する場合
と比較して、よりバスの位置を把握しやすいという利点
がある。また、この場合には、地域/地名変換ファイル
中の地域情報によって、地図上の全ての地域を網羅する
必要がないから、地域/地名変換ファイルのデータ量を
減らすことができるという利点もある。
【0026】B:第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施
形態においては、管理センタにおいて選択された地名を
車両に対して通知することができ、車両が該地名に対応
する地域(以下、「目標地域」という)に至ると、その
旨が車両から管理センタに通知されるようになってい
る。
形態においては、管理センタにおいて選択された地名を
車両に対して通知することができ、車両が該地名に対応
する地域(以下、「目標地域」という)に至ると、その
旨が車両から管理センタに通知されるようになってい
る。
【0027】B−1:第2実施形態の構成 図4は、本発明の第2実施形態である位置管理システム
の全体構成を示すブロック図である。なお、本実施形態
の構成は、管理局装置2’を除き、前掲図1に示した上
記第1実施形態の構成と同様の構成となっている。従っ
て、以下では、図1に示した各部と共通する部分につい
ては同一の符号を付して、その説明を省略する。
の全体構成を示すブロック図である。なお、本実施形態
の構成は、管理局装置2’を除き、前掲図1に示した上
記第1実施形態の構成と同様の構成となっている。従っ
て、以下では、図1に示した各部と共通する部分につい
ては同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0028】本実施形態における管理局装置2’は、通
信端末24と、これに接続された可搬型パソコン25と
を備えている。可搬型パソコン25は、上記第1実施形
態における可搬型パソコン12と同様の構成であり、地
域/地名変換ファイルを記憶した記憶部25bと、操作
部25cと、表示部25dと、これらの各部および通信
端末24と接続され、各種情報の授受を行う制御部25
aとを備えている。通信端末24は、上記第1実施形態
における通信端末13と同様の構成であり、可搬型パソ
コン25と移動通信網3との間の情報授受を仲介する役
割を担っている。
信端末24と、これに接続された可搬型パソコン25と
を備えている。可搬型パソコン25は、上記第1実施形
態における可搬型パソコン12と同様の構成であり、地
域/地名変換ファイルを記憶した記憶部25bと、操作
部25cと、表示部25dと、これらの各部および通信
端末24と接続され、各種情報の授受を行う制御部25
aとを備えている。通信端末24は、上記第1実施形態
における通信端末13と同様の構成であり、可搬型パソ
コン25と移動通信網3との間の情報授受を仲介する役
割を担っている。
【0029】B−2:第2実施形態の動作 次に、前掲図4に示したブロック図と、図5に示すフロ
ーチャートとを参照して第2実施形態の動作を説明す
る。まず、管理センタの係員は、可搬型パソコン25の
操作部25cに対して所定の操作を行い、記憶部25b
に記憶された地域/地名変換ファイルに含まれる地名の
うちのいずれかを選択する。そして、可搬型パソコン2
5内の制御部25aは、通信端末24から移動局装置1
内の通信端末13の電話番号を送信し、通信端末24と
通信端末13との間の回線を接続する。回線が接続され
ると、制御部25aは、係員によって選択された地名を
表す地名情報(以下、「目標地名情報」という)を記憶
部25bから読み出し、移動通信網3へ送信する(ステ
ップSb1)。
ーチャートとを参照して第2実施形態の動作を説明す
る。まず、管理センタの係員は、可搬型パソコン25の
操作部25cに対して所定の操作を行い、記憶部25b
に記憶された地域/地名変換ファイルに含まれる地名の
うちのいずれかを選択する。そして、可搬型パソコン2
5内の制御部25aは、通信端末24から移動局装置1
内の通信端末13の電話番号を送信し、通信端末24と
通信端末13との間の回線を接続する。回線が接続され
ると、制御部25aは、係員によって選択された地名を
表す地名情報(以下、「目標地名情報」という)を記憶
部25bから読み出し、移動通信網3へ送信する(ステ
ップSb1)。
【0030】移動局装置1の可搬型パソコン12内の制
御部12aは、管理局装置2’から送信された目標地名
情報を通信端末13を介して受信し、記憶部12bに書
き込む(ステップSa1)。さらに、制御部12aは、
管理局装置2’との間で接続されていた回線を切断する
ための手続を行う。
御部12aは、管理局装置2’から送信された目標地名
情報を通信端末13を介して受信し、記憶部12bに書
き込む(ステップSa1)。さらに、制御部12aは、
管理局装置2’との間で接続されていた回線を切断する
ための手続を行う。
【0031】一方、移動局装置1内のGPS受信機11
は、一定時間間隔毎(例えば5秒毎)に、GPSアンテ
ナ11aによる受信電波に基づいて位置情報を生成し、
可搬型パソコン12の制御部12aに出力する。
は、一定時間間隔毎(例えば5秒毎)に、GPSアンテ
ナ11aによる受信電波に基づいて位置情報を生成し、
可搬型パソコン12の制御部12aに出力する。
【0032】制御部12aは、GPS受信機11から新
たな位置情報が供給されるたびに(ステップSa2)、
記憶部12bに記憶された地域/地名変換ファイルを参
照し(ステップSa3)、この位置情報が表す位置が含
まれる地域に対応付けられた地名情報を抽出する。そし
て、制御部12aは、抽出された地名情報と、記憶部1
2bに記憶された目標地名情報とが一致するか否かを判
断する(ステップSa4)。すなわち、移動局装置1
が、目標地域内にあるか否かを判断する。
たな位置情報が供給されるたびに(ステップSa2)、
記憶部12bに記憶された地域/地名変換ファイルを参
照し(ステップSa3)、この位置情報が表す位置が含
まれる地域に対応付けられた地名情報を抽出する。そし
て、制御部12aは、抽出された地名情報と、記憶部1
2bに記憶された目標地名情報とが一致するか否かを判
断する(ステップSa4)。すなわち、移動局装置1
が、目標地域内にあるか否かを判断する。
【0033】ここで、一致しないと判断した場合、すな
わち、まだ移動局装置1が目標地域に至っていない場
合、制御部12aは、GPS受信機11からの新たな位
置情報の供給を待機する(ステップSa2)。これに対
し、一致すると判断した場合、すなわち、移動局装置1
が目標地域内に至った場合、制御部12aは、管理セン
タに対して目標地域に到着したことを通知する。具体的
には、制御部12aは、管理局装置2’との間で回線接
続を行うとともに、移動局装置1が目標地域に至ったこ
とを表す到着通知を送信する(ステップSa5)。この
後、制御部12aは、管理局装置2’との間の回線を切
断するための手続を行う。
わち、まだ移動局装置1が目標地域に至っていない場
合、制御部12aは、GPS受信機11からの新たな位
置情報の供給を待機する(ステップSa2)。これに対
し、一致すると判断した場合、すなわち、移動局装置1
が目標地域内に至った場合、制御部12aは、管理セン
タに対して目標地域に到着したことを通知する。具体的
には、制御部12aは、管理局装置2’との間で回線接
続を行うとともに、移動局装置1が目標地域に至ったこ
とを表す到着通知を送信する(ステップSa5)。この
後、制御部12aは、管理局装置2’との間の回線を切
断するための手続を行う。
【0034】管理局装置2’に設けられた可搬型パソコ
ン25内の制御部25aは、通信端末24を介して上記
到着通知を受信すると、表示部25dを制御し、例えば
「××(地名)に到着しました」等の文字を表示する
(ステップSb2)。これにより、管理センタの係員
は、車両が目標地域に至ったことを認識することができ
る。
ン25内の制御部25aは、通信端末24を介して上記
到着通知を受信すると、表示部25dを制御し、例えば
「××(地名)に到着しました」等の文字を表示する
(ステップSb2)。これにより、管理センタの係員
は、車両が目標地域に至ったことを認識することができ
る。
【0035】このように、本実施形態によれば、移動局
装置1が、指定された目的地域に至ったことを管理セン
タにおいて知ることができるから、より効率的な車両位
置の管理を行うことができるという利点がある。
装置1が、指定された目的地域に至ったことを管理セン
タにおいて知ることができるから、より効率的な車両位
置の管理を行うことができるという利点がある。
【0036】C:変形例 以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実
施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対して
は、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加
えることができる。変形例としては、例えば以下のよう
なものが考えられる。
施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対して
は、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加
えることができる。変形例としては、例えば以下のよう
なものが考えられる。
【0037】<変形例1>上記各実施形態の地域/地名
変換ファイルにおいて、各地域情報が表す地域は、相互
に重複する部分を有する領域であってもよい。さらに、
これらの各地域に優先度を付加できるようにしてもよ
い。
変換ファイルにおいて、各地域情報が表す地域は、相互
に重複する部分を有する領域であってもよい。さらに、
これらの各地域に優先度を付加できるようにしてもよ
い。
【0038】図6は、地域/地名変換ファイル中のある
地域情報によって特定される地域に、他の地域情報によ
って特定される地域が含まれる場合を例示する図であ
る。図6において、地域Aが地域B、地域Cおよび地域
Dを含み、地域Bが地域Cを含むように、それぞれの地
域情報が設定されており、地域Aには地名「札幌市」
が、地域Bには地名「中央区」が、地域Cには地名「札
幌駅」が、値域Dには地名「藻岩山」が、それぞれ対応
付けられているものとする。さらに、地域Aには優先度
「1(優先度高)」が、地域Bおよび地域Dには優先度
「2(優先度中)」が、地域Cには優先度「3(優先度
低)」が付与されている。そして、このような場合、移
動局装置1の位置(図中のP1,P2,P3およびP
4)に応じて、管理センタに対し、以下の地名が通知さ
れるようにする。 移動局装置2の位置 管理センタに通知される地名 位置P1 「札幌市」 位置P2 「札幌市 中央区」 位置P3 「札幌市 中央区 札幌駅」 位置P4 「札幌市 藻岩山」 すなわち、移動局装置2の位置が含まれる全ての地域に
対応付けられた複数の地名が、優先度の順に並べられて
管理センタに通知されるようにする。このようにするこ
とにより、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる
とともに、例えば、図2(a)に例示した地域/地名変
換ファイルの地名情報中の地名「札幌市」のように、複
数の地域において重複して用いられる地名を各地域毎に
登録する必要がなくなるという利点がある。
地域情報によって特定される地域に、他の地域情報によ
って特定される地域が含まれる場合を例示する図であ
る。図6において、地域Aが地域B、地域Cおよび地域
Dを含み、地域Bが地域Cを含むように、それぞれの地
域情報が設定されており、地域Aには地名「札幌市」
が、地域Bには地名「中央区」が、地域Cには地名「札
幌駅」が、値域Dには地名「藻岩山」が、それぞれ対応
付けられているものとする。さらに、地域Aには優先度
「1(優先度高)」が、地域Bおよび地域Dには優先度
「2(優先度中)」が、地域Cには優先度「3(優先度
低)」が付与されている。そして、このような場合、移
動局装置1の位置(図中のP1,P2,P3およびP
4)に応じて、管理センタに対し、以下の地名が通知さ
れるようにする。 移動局装置2の位置 管理センタに通知される地名 位置P1 「札幌市」 位置P2 「札幌市 中央区」 位置P3 「札幌市 中央区 札幌駅」 位置P4 「札幌市 藻岩山」 すなわち、移動局装置2の位置が含まれる全ての地域に
対応付けられた複数の地名が、優先度の順に並べられて
管理センタに通知されるようにする。このようにするこ
とにより、上記第1の実施形態と同様の効果が得られる
とともに、例えば、図2(a)に例示した地域/地名変
換ファイルの地名情報中の地名「札幌市」のように、複
数の地域において重複して用いられる地名を各地域毎に
登録する必要がなくなるという利点がある。
【0039】<変形例2>上記第1実施形態において
は、移動局装置1内の可搬型パソコン12が地域/地名
変換ファイルを保持するようにしたが、管理局装置2内
部に設けられた記憶装置に地域/地名変換ファイルが記
憶されるようにしてもよい。この場合、移動局装置1
は、GPS受信機11によって検出された位置情報を通
信端末13によって移動通信網3に送信する。管理局装
置2内の制御部22は、記憶装置内の地域/地名変換フ
ァイルを参照し、受信部21を介して受信した位置情報
が表す位置が、地域/地名変換ファイルに含まれる地域
情報が表す地域のうちのいずれの地域に含まれるかを判
断する。そして、制御部22は、該地域に対応付けられ
た地名情報を読み出し、その地名を表示部23に表示す
る。このようにしても、上記第1実施形態と同様の効果
が得られる。
は、移動局装置1内の可搬型パソコン12が地域/地名
変換ファイルを保持するようにしたが、管理局装置2内
部に設けられた記憶装置に地域/地名変換ファイルが記
憶されるようにしてもよい。この場合、移動局装置1
は、GPS受信機11によって検出された位置情報を通
信端末13によって移動通信網3に送信する。管理局装
置2内の制御部22は、記憶装置内の地域/地名変換フ
ァイルを参照し、受信部21を介して受信した位置情報
が表す位置が、地域/地名変換ファイルに含まれる地域
情報が表す地域のうちのいずれの地域に含まれるかを判
断する。そして、制御部22は、該地域に対応付けられ
た地名情報を読み出し、その地名を表示部23に表示す
る。このようにしても、上記第1実施形態と同様の効果
が得られる。
【0040】<変形例3>上記各実施形態においては、
移動局装置1を車両に搭載し、車両の位置を管理する場
合を例に説明を進めたが、本発明の適用範囲はこれに限
られるものではない。例えば、上記移動局装置1を漁船
等の船舶に搭載するとともに、漁場や漁港等の付近の地
域を地域情報として登録しておけば、複数の漁港を管理
する管理センタに対して、各漁船の漁場や漁港への到着
等を通知することも可能である。
移動局装置1を車両に搭載し、車両の位置を管理する場
合を例に説明を進めたが、本発明の適用範囲はこれに限
られるものではない。例えば、上記移動局装置1を漁船
等の船舶に搭載するとともに、漁場や漁港等の付近の地
域を地域情報として登録しておけば、複数の漁港を管理
する管理センタに対して、各漁船の漁場や漁港への到着
等を通知することも可能である。
【0041】<変形例4>上記各実施形態においては、
移動局装置1が位置する地域の地名や、移動局装置1が
目標地域に到着した旨を管理センタの係員に報知するた
めに、これらの情報を文字によって表示するようにした
が、係員に報知するための手段はこれに限られるもので
はなく、例えば、音声によって報知するようにしてもよ
い。すなわち、例えば、上記第2実施形態において、管
理局装置2の可搬型パソコン25内の記憶部25bに、
「目的地に到着しました」という音声を表す音声データ
を記憶しておく。そして、制御部22aは、移動局装置
1から到着通知を受け取ると、該音声データを読み出
し、可搬型パソコン25に接続されたスピーカ等に出力
し、「目的地に到着しました」といった音声を発音す
る。このようにしても、上記各実施形態と同様の効果が
得られる。
移動局装置1が位置する地域の地名や、移動局装置1が
目標地域に到着した旨を管理センタの係員に報知するた
めに、これらの情報を文字によって表示するようにした
が、係員に報知するための手段はこれに限られるもので
はなく、例えば、音声によって報知するようにしてもよ
い。すなわち、例えば、上記第2実施形態において、管
理局装置2の可搬型パソコン25内の記憶部25bに、
「目的地に到着しました」という音声を表す音声データ
を記憶しておく。そして、制御部22aは、移動局装置
1から到着通知を受け取ると、該音声データを読み出
し、可搬型パソコン25に接続されたスピーカ等に出力
し、「目的地に到着しました」といった音声を発音す
る。このようにしても、上記各実施形態と同様の効果が
得られる。
【0042】<変形例5>上記第2実施形態において
は、目標地名情報が管理局装置2’から送信されるよう
にしたが、これに限らず、移動局装置1において目標地
名情報(目標地域)を設定できるようにしてもよい。こ
のようにすれば、管理局装置2’が、地域/地名変換フ
ァイルや通信端末23を保持する必要がなく、上記第1
の実施形態における管理局装置2と同様にパケットベル
等の簡易な装置とすることができるという利点がある。
は、目標地名情報が管理局装置2’から送信されるよう
にしたが、これに限らず、移動局装置1において目標地
名情報(目標地域)を設定できるようにしてもよい。こ
のようにすれば、管理局装置2’が、地域/地名変換フ
ァイルや通信端末23を保持する必要がなく、上記第1
の実施形態における管理局装置2と同様にパケットベル
等の簡易な装置とすることができるという利点がある。
【0043】<変形例6>上記各実施形態においては、
移動局装置1がGPS受信機11、可搬型パソコン12
および通信端末13により構成されるようにしたが、こ
れらを一体の装置としてもよい。すなわち、例えば、通
信端末にGPS受信機11を内蔵するとともに、上述し
た可搬型パソコン12の機能(すなわち、地域/地名変
換ファイルの記憶、動作制御等)を通信端末に実行させ
るようにしてもよい。この場合、例えば携帯機器に用い
て好適なWindowsCE(登録商標)等のOS(Op
erating System)を通信端末に搭載してもよい。
移動局装置1がGPS受信機11、可搬型パソコン12
および通信端末13により構成されるようにしたが、こ
れらを一体の装置としてもよい。すなわち、例えば、通
信端末にGPS受信機11を内蔵するとともに、上述し
た可搬型パソコン12の機能(すなわち、地域/地名変
換ファイルの記憶、動作制御等)を通信端末に実行させ
るようにしてもよい。この場合、例えば携帯機器に用い
て好適なWindowsCE(登録商標)等のOS(Op
erating System)を通信端末に搭載してもよい。
【0044】このような構成とすることにより、車両等
に搭載される移動局装置1をより小型・軽量化すること
ができる。また、上記実施形態におけるGPS受信機1
1、可搬型パソコン12および通信端末13を接続する
ためのケーブルが不要となるから、このようなケーブル
を取り扱う煩わしさをなくすことができる。
に搭載される移動局装置1をより小型・軽量化すること
ができる。また、上記実施形態におけるGPS受信機1
1、可搬型パソコン12および通信端末13を接続する
ためのケーブルが不要となるから、このようなケーブル
を取り扱う煩わしさをなくすことができる。
【0045】<変形例7>上記各実施形態においては、
移動局装置1の位置に対応した地名が管理センタに通知
されるようしたが、以下のようにしてもよい。例えば、
移動局装置1から移動通信網3に対して送信された地名
情報を、該移動通信網3に接続されたインターネットに
アップロードすることにより、車両や船舶等の位置を、
文字によって一般に公開するようにしてもよい。
移動局装置1の位置に対応した地名が管理センタに通知
されるようしたが、以下のようにしてもよい。例えば、
移動局装置1から移動通信網3に対して送信された地名
情報を、該移動通信網3に接続されたインターネットに
アップロードすることにより、車両や船舶等の位置を、
文字によって一般に公開するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両の位置を管理するための管理センタに対して、車両
の位置(緯度・経度)が報知されるのではなく、車両が
現在位置する地域に対応付けられた地名が報知されるよ
うになっているので、管理局装置が地図を表示するため
のディスプレイ装置や、地図情報を記憶するための記憶
装置を備える必要がない。従って、低いコストで車両の
位置を管理することができる。
車両の位置を管理するための管理センタに対して、車両
の位置(緯度・経度)が報知されるのではなく、車両が
現在位置する地域に対応付けられた地名が報知されるよ
うになっているので、管理局装置が地図を表示するため
のディスプレイ装置や、地図情報を記憶するための記憶
装置を備える必要がない。従って、低いコストで車両の
位置を管理することができる。
【図1】 本発明の第1実施形態である位置管理システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における地域/地名変換ファイル
の内容を示す図である。
の内容を示す図である。
【図3】 同実施形態における地域/地名変換ファイル
の内容を説明するための図である。
の内容を説明するための図である。
【図4】 本発明の第2実施形態である位置管理システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】 同実施形態における動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】 本発明の変形例における地域/地名変換ファ
イルの内容を説明するための図である。
イルの内容を説明するための図である。
1……移動局装置、2,2’……管理局装置、3……移
動通信網、4……GPS衛星、11……GPS受信機
(位置検出手段)、11a……GPSアンテナ、12,
25……可搬型パソコン、12a……制御部(読出手
段、制御手段)、25a……制御部、12b……記憶部
(記憶手段)、25b……記憶部、12c,25c……
操作部、12d,25d……表示部、13……通信端末
(移動局側通信手段)、24……通信端末、21……受
信部(管理局側通信手段)、21a……アンテナ、22
……制御部(報知手段、読出手段)、23……表示部
(報知手段)。
動通信網、4……GPS衛星、11……GPS受信機
(位置検出手段)、11a……GPSアンテナ、12,
25……可搬型パソコン、12a……制御部(読出手
段、制御手段)、25a……制御部、12b……記憶部
(記憶手段)、25b……記憶部、12c,25c……
操作部、12d,25d……表示部、13……通信端末
(移動局側通信手段)、24……通信端末、21……受
信部(管理局側通信手段)、21a……アンテナ、22
……制御部(報知手段、読出手段)、23……表示部
(報知手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 106B 109T (72)発明者 伊東 光雄 北海道札幌市中央区北3条西3丁目1番地 5 エヌ・ティ・ティ北海道移動通信網株 式会社内 (72)発明者 菅原 邦男 北海道札幌市中央区北3条西3丁目1番地 5 エヌ・ティ・ティ北海道移動通信網株 式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB06 HB25 HC31 HD13 2F029 AA02 AB07 AC02 AC09 AC16 AC18 5H180 AA01 AA06 AA14 BB05 CC12 FF05 FF13 FF25 FF33 5K067 AA41 BB26 BB36 EE02 EE10 EE16 FF03 FF23 FF26 HH05 HH22 HH23 JJ52 JJ56 JJ64
Claims (7)
- 【請求項1】 ネットワークを介して相互に通信可能な
移動局装置と管理局装置とからなり、 前記移動局装置は、 該移動局装置の位置を検出する位置検出手段と、 複数の地域と各々の地域とを対応付ける地域/地名変換
ファイルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された地域/地名変換ファイルに含
まれる地名のうち、前記位置検出手段よって検出された
位置が含まれる地域に対応付けられた地名を読み出す読
出手段と、 前記読出手段によって読み出された地名をネットワーク
へ送信する移動局側通信手段とを具備し、 前記管理局装置は、 ネットワークから前記地名を受信する管理局側通信手段
と、 前記管理局側通信手段によって受信された地名を報知す
る報知手段とを具備することを特徴とする位置管理シス
テム。 - 【請求項2】 ネットワークを介して相互に通信可能な
移動局装置と管理局装置とからなり、 前記移動局装置は、 該移動局装置の位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段によって検出された位置をネットワー
クへ送信する移動局側通信手段とを具備し、 前記管理局装置は、 ネットワークから前記位置を受信する管理局側通信手段
と、 複数の地域と各々の地域とを対応付ける地域/地名変換
ファイルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された地域/地名変換ファイルに含
まれる地名のうち、前記管理局側通信手段によって受信
された位置が含まれる地域に対応付けられた地名を読み
出す読出手段と、 前記読出手段によって読み出された地名を報知する報知
手段とを具備することを特徴とする位置管理システム。 - 【請求項3】 前記報知手段は、前記管理局側通信手段
によって受信された前記地名を文字表示によって報知す
ることを特徴とする請求項1または2に記載の位置管理
システム。 - 【請求項4】 前記報知手段は、前記管理局側通信手段
によって受信された前記地名を音声によって報知するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の位置管理シス
テム。 - 【請求項5】 前記記憶手段に記憶された前記地域/地
名変換ファイルに含まれる地域およびその地名は、任意
に変更可能であることを特徴とする請求項1から4のい
ずれか1の請求項に記載の位置管理システム。 - 【請求項6】 ネットワークを介して相互に通信可能な
移動局装置と管理局装置とからなり、 前記移動局装置は、 複数の地域と各々の地名とを対応付ける地域/地名変換
ファイルを記憶する記憶手段と、 該移動局装置の位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段によって検出された位置が目標地域に
含まれると判断したときには到着通知を出力する制御手
段と、 前記制御手段によって出力された到着通知をネットワー
クに送信する移動局側通信手段とを具備し、前記管理局
装置は、 ネットワークから前記到着通知を受信する管理局側通信
手段と、 前記通信手段によって受信された到着通知を報知する報
知手段とを具備することを特徴とする位置管理システ
ム。 - 【請求項7】 前記目標地域は、前記管理局側通信手段
によって送信され、前記移動局側通信手段によって受信
されたものであることを特徴とする請求項6に記載の位
置管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161594A JP2000348291A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 位置管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161594A JP2000348291A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 位置管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348291A true JP2000348291A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15738120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11161594A Pending JP2000348291A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 位置管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000348291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003160232A (ja) * | 2001-11-22 | 2003-06-03 | Kansai Matsushita System Kk | 新聞配送車両管理システム、配送管理装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
JP2011106840A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Clarion Co Ltd | カーナビゲーション装置 |
WO2013134958A1 (en) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | Qoros Automotive Co., Ltd. | Mobile system and method for marking location |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP11161594A patent/JP2000348291A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003160232A (ja) * | 2001-11-22 | 2003-06-03 | Kansai Matsushita System Kk | 新聞配送車両管理システム、配送管理装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
JP2011106840A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Clarion Co Ltd | カーナビゲーション装置 |
WO2013134958A1 (en) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | Qoros Automotive Co., Ltd. | Mobile system and method for marking location |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9998855B2 (en) | Method and apparatus for switching modes | |
KR100311080B1 (ko) | 그지역에관련되는사용자정보를얻는것이가능한휴대정보장치및상기사용자정보의통지방법 | |
US20080207116A1 (en) | Navigation device and method using a personal area network | |
CN101127799B (zh) | 移动通信终端和信息获取方法 | |
JP2003228532A (ja) | 携帯情報端末、情報取得方法、情報取得プログラムおよび情報取得システム | |
WO2008083760A1 (en) | A navigation device and a method using a short-range wireless personal area network | |
JP2001346246A (ja) | 携帯端末装置、及びそれを用いた位置情報通信方法 | |
CN101150774A (zh) | 位置服务信息的获取方法和系统 | |
JPH098917A (ja) | 移動通信端末を用いた情報提供方式 | |
US6983155B1 (en) | Providing geographic directions to a destination using a mobile wireless communication device | |
US20030078721A1 (en) | Vehicle navigation system | |
JPH1062200A (ja) | ナビゲーション装置及びシステム | |
JP2003114615A (ja) | 地図提供装置、地図提供方法及び地図提供システム | |
JP2006292611A (ja) | 測位装置 | |
JP5420443B2 (ja) | デフォルメ地図を用いたナビゲーションシステム、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、コンピュータプログラム、および、記録媒体 | |
JP2000348291A (ja) | 位置管理システム | |
JP2006031398A (ja) | ナビゲーションサーバ、携帯電話機、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法 | |
JP3723457B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
CN101742705B (zh) | 一种通信方法和系统 | |
JP2003287426A (ja) | Gps測位装置及び位置情報表示方法 | |
US20040203916A1 (en) | Method for transmitting destination information in mobile communication terminal | |
JP2002107174A (ja) | ナビゲーション装置および検索方法 | |
SE513544C2 (sv) | Anläggning och förfarande för att tillhandahålla en tjänst | |
JP2006292550A (ja) | 観光経路案内システム | |
JP2002062158A (ja) | 位置情報交換システム、位置情報生成装置、位置表示装置および情報処理装置 |