JP2000348286A - 相互通信手段を持つナビゲーションシステム - Google Patents

相互通信手段を持つナビゲーションシステム

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JP2000348286A
JP2000348286A JP15861799A JP15861799A JP2000348286A JP 2000348286 A JP2000348286 A JP 2000348286A JP 15861799 A JP15861799 A JP 15861799A JP 15861799 A JP15861799 A JP 15861799A JP 2000348286 A JP2000348286 A JP 2000348286A
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Japan
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navigation system
communication
machine
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JP15861799A
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English (en)
Inventor
Isamu Haneda
勇 羽田
Toshitaka Kaneda
敏孝 金田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 相互に通信を行っている双方の距離により、
個別画面表示と、1画面表示とを切り替えることによ
り、双方の距離を容易に認識する。 【解決手段】 双方向ナビ画面で電話番号を入力し、電
話をかける。通話状態になると、相手機の現在地情報を
取得し、周辺地図を読み出し、自己機及び相手機のそれ
ぞれの周辺地図に現在位置マーカを表示する。自己機か
ら相手機に至る最適な経路を、地図上に破線で重ねて表
示する。同時に最適経路での距離、及び自己機と相手機
間の方位を算出し、自己機の現在地を起点として相手機
の現在地の方位と、相手機の現在地を終点として自己機
の現在地からの方位を矢印で示す。自己機や相手機が移
動すると、それに対応して最適経路、この最適経路での
距離も算出し直し、自己機が移動して相手機に近づき、
一定距離以内になると、自己機と相手機とで別々に表示
していた地図を1つの地図として表示し直す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図を表示可能な
装置に係り、特に双方向通信を行うことで、お互いの位
置関係を地図にて表示する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8−261770号公報に
開示されているように、自動車の撮像手段で画像データ
やお互いの位置データの交換をして相互の位置関係情報
を表示し、相手に知らせたい目標物やメッセージを伝送
し、相手の状況、周囲の画像や走行状態を調べるものが
あった(第1の従来技術)。これによれば、まず位置検
出手段で自己の位置を検出し、マップメモリ手段からそ
の付近の地図情報を読み出して自己の車両の位置と共に
表示し、通信手段により相手の位置情報を得て表示した
地図情報に重ねることで、相互の位置関係を判断するこ
とができる。
【0003】また、特開平9−145399号公報に開
示されているように、外部記憶媒体から読み出した平面
図情報に現在地情報及び特定目的地情報を組み込んで現
在地及び目的地を明示した地図を作成すると共に立体図
画像も表示し、自己機情報と相手機情報とを互いに送受
信する双方向通信により、双方の情報に対応する平面図
情報に基づく地図と立体図画像とを同一画面に表示する
技術があった(第2の従来技術)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術では、自分と相手の位置情報を重ねて画面
に表示することで、双方の位置関係を容易に把握するこ
とはできるが、双方の位置が長距離離れている場合など
は自分と相手の位置情報を重ねて同一画面に表示するた
めに表示地図の縮尺を広範囲に取らなければならず、お
互いの位置が曖昧にしかわからないといった問題点があ
った。
【0005】また、第2の従来技術では、地図表示中は
双方の通信を維持していなければならず、絶えず通信を
行って定期的に相手の位置を入手する必要が有り、通信
回路を維持するためには通信コストが多くかかってしま
うといった問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来技術における問
題点を解決するためになされたもので、第1の目的は、
通信相手と相互に通信を行っているとき、双方の位置を
示すマーカと双方の位置付近の地図範囲を、それぞれの
地図範囲として個別に画面表示できるようにし、双方の
距離が近づいたときには、1画面表示で周辺地図と双方
の位置を表示し、双方の距離が近づいた後に双方の距離
が遠のいたときには再度別画面表示とする相互通信手段
を持つナビゲーションシステムを提供することである。
【0007】また、第2の目的は、通信相手が一定時間
移動していなければ相互通信を切断し、相手の現在地が
固定であるとして双方の地図表示を行い、強制的に通信
を切断した場合でも、同様に相手の現在地が固定である
として双方の地図表示を行う相互通信手段を持つナビゲ
ーションシステムを提供することである。
【0008】さらに、第3の目的は、一定時間をおい
て、相互通信を行いながらの地図表示と、通信を切断し
相手現在地が固定としての地図表示とを交互に繰り返
す、相互通信手段を持つナビゲーションシステムを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線通信を行
う通信手段と、位置を測定する測位手段と、表示画面を
少なくとも2つ以上に分割表示することができる地図表
示手段を備えるナビゲーションシステムにおいて、前記
通信手段を用いて、通信相手と相互に通信を行っている
とき、第1の表示画面には、自分の位置を示すマーカ
と、自分の位置付近の地図を、第2の表示画面には、通
信相手の位置を示すマーカと、通信相手の位置付近の地
図とを、複数の地図範囲として、それぞれ個別に画面表
示できるようにしたものである。
【0010】さらに本発明は、自分の位置と通信相手の
位置との間の距離が、一定距離内となった場合、自動的
に、自分の位置付近の地図範囲と、通信相手の位置付近
の地図範囲を、個別に表示することを中止し、1つの地
図範囲表示として、その地図上に自分の位置を示すマー
カと、通信相手の位置を示すマーカを表示するようにし
たものである。
【0011】さらに本発明は、自分の位置と通信相手の
位置の間の距離が、一定距離以上となった場合、自動的
に1つの地図範囲表示として、その地図上に自分の位置
を示すマーカと、通信相手の位置を示すマーカを表示す
ることを中止し、第1の表示画面には、自分の位置を示
すマーカと、自分の位置付近の地図を、第2の表示画面
には、通信相手の位置を示すマーカと、通信相手の位置
付近の地図とを、複数の地図範囲として、それぞれ個別
に画面表示するようにしたものである。
【0012】さらに本発明は、自分の位置を示すマーカ
を起点として、通信相手の位置の方向を示す方位矢印
を、通信相手の位置を示すマーカを終点として、自分の
位置の方向を示す方位矢印を表示するようにしたもので
ある。
【0013】さらに本発明は、自分の位置を示すマーカ
を起点とし、通信相手の位置を示すマーカを終点とし
て、自分の位置から通信相手の位置に到達するための最
適なルートを示す経路線を表示するようにしたものであ
る。
【0014】さらに本発明は、自分の位置を示すマーカ
を起点とし、通信相手の位置を示すマーカを終点とし
て、自分の位置から通信相手の位置に到達するための最
適なルートを示す、経路線を表示すると共に、自分の位
置を示すマーカを起点として通信相手の位置の方向を示
す方位矢印と、通信相手の位置を示すマーカを終点とし
て、自分の位置の方向を示す方位矢印を重ねて表示する
ようにしたものである。
【0015】さらに本発明は、通信相手が一定時間以
上、移動しない場合、自動的に相互に通信することを中
止し、通信相手の位置は固定しているとしたものであ
る。
【0016】さらに本発明は、強制的に、相互に通信す
ることを中止し、通信相手の位置は固定しているとした
ものである。
【0017】さらに本発明は、一定の時間間隔をおい
て、最終通信相手との相互通信の開始、終了を繰り返す
ようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
この発明の実施の形態を詳述する。図1は、本発明のナ
ビゲーションシステムを適用した装置の外観を示す斜視
図である。図面において、1は、表示部と透明なタブレ
ットを一体とした入出力部2と、図示していない赤外線
通信部、ペン保持部等を有する本体キャビネット部であ
り、内部には、前記入出力部2、赤外線通信部、インタ
ーフェース等を制御する制御回路、及び必要個所に電源
を供給する電源部等を内蔵している。
【0019】入出力部2は、薄型で文字を表示可能なマ
トリックス方式からなる液晶表示部と、液晶表示部を覆
う大きさを有した透明なタブレットからなり、該透明タ
ブレットは、例えば、透明なシート2枚の内側面に透明
電極を設け、通常状態において各々の電極が接触しない
ように、小さな突起状のスペーサが規則正しく印刷され
ており、指或いはペンにて押圧することにより透明電極
が接触し、選択された位置は透明タブレットにて検出さ
れる。尚、液晶表示部には必要に応じてELパネル等よ
りなるバックライトを背面に設けても良い。又、液晶表
示部にて表示された表示内容と透明タブレットの位置情
報の同期を取ることにより、使用者が選択した液晶表示
部の位置を検出することが可能である。
【0020】3は、蓋部であり、本体キャビネット部1
背面にヒンジにて接続されており、入出力部2を覆うよ
うに回動し、持ち運び時に入出力部2を保護する役目を
はたしている。4は、スピーカであり、装置に記憶され
た音声情報等や、電話機能により受信した相手の音声等
を出力するものである。5は、マイクであり、記憶する
ための音声情報や、電話機能等により相手に送信する音
声を入力するものである。6は、アンテナであり、装置
に内蔵している無線通信機能により音声やデータの送受
信を行うためのものである。アンテナ6は、本体キャビ
ネット部1背面の収納部に収納可能となっている。7
は、GPS衛星から到来するGPS電波を受けるGPS
アンテナを含むGPSユニットであり、GPSアンテナ
で受けたGPS電波を受信し、緯度と経度からなる位置
データを検出するものである。8は、入力ペンであり、
入出力部2にタッチすることで機能指示や、文字,図形
の入力等を行うことができ、未使用時は、本体キャビネ
ット部1内のペン保持部に収納しておく。
【0021】図2は、本発明のナビゲーションシステム
を適用した装置の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。2−1,2−2は、それぞれ図1における入出力部
2の液晶表示部、透明タブレット部である。9は、透明
タブレット部2−2より座標情報を取り出すためのタブ
レット制御部であり、透明タブレット部2−2の透明シ
ートのそれぞれに設けられている透明電極に接続されて
おり、指或いは、ペンにて押圧された位置を上記両透明
電極の接触により座標検出を行っている。
【0022】10は、液晶表示回路部であり、液晶を点
灯させるドット位置をビットマップとして記憶してお
り、必要に応じてコモン回路11,セグメント回路12
に信号を送る。13は、中央制御部で、マイクロコンピ
ュータからなり、各種命令により入力情報或いは出力情
報を制御するものである。14は、図示していない発振
子からのクロック信号により時間を計時するRTCであ
る。
【0023】15は、ROMであり、液晶表示部2−1
に表示する文字のフォントを記憶したフォント情報エリ
ア15−1、中央制御部13の動作プログラムを記憶し
たプログラムエリア15−2、文字変換の為の辞書を記
憶する辞書エリア15−3、タブレット制御部9にて検
出された座標を表示位置に対応する座標への変換を行う
為の変換情報を記憶した座標情報エリア15−4を有し
ている。
【0024】16は、RAMであり、利用者が入出力部
2より入力した文章や図形などの各種データを記憶する
データ記憶部16−1、プログラムメディア20(後
述)を図示していないプログラム読込み手段を用いて本
体にインストールしたときプログラムメディア20のプ
ログラムを保持するプログラム記憶部16−2、地図情
報を記憶する地図データメモリ16−3、相手機の現在
地座標を記憶する相手機現在地メモリ16−4、相手機
が移動していないとみなすための一定時間を記憶する移
動無し時間メモリ16−5、別画面表示と同一画面表示
とを切り替える基準となる距離を記憶する基準距離メモ
リ16−6、通信を再開するまでの一定時間を記憶する
待機時間メモリ16−7、電話番号を記憶する電話番号
メモリ16−8を有している。尚、移動無し時間メモリ
16−5には予め“10分”の時間データ、待機時間メ
モリ16−7には予め“10分”の時間データ、基準距
離メモリ16−6には“500m”の距離データを記憶
しているが、使用者の所望の値に変更可能としてもよ
い。
【0025】17は、モジュラー部であり、通信回路と
接続され、電子メールの送受信やインターネットとのデ
ータの入出力を、モジュラー制御部18を介して行うも
のである。また、モジュラー部17は、アンテナ6にも
接続されており、モジュラー制御部18を介してアンテ
ナ6で送受信した電波を制御可能な形式に変換し、中央
制御部13に入出力している。
【0026】24は、GPS衛星から到来するGPS電
波を受けるGPSアンテナであり、このGPSアンテナ
24で受けたGPS電波をGPS受信部22で受信し、
位置検出部23で緯度と経度からなる位置データを検出
する。21は、本体電源スイッチであり、本体電源をO
N/OFFするスイッチである。
【0027】プログラムメディア20は、本体と分離可
能に構成される情報記録媒体であり、該プログラムメデ
ィア20内には、本体に読み込まれて実行される実行形
式プログラム、実行形式プログラムを構築し得るソース
プログラム,中間プログラムが記録されている。尚、本
体に予めプログラムがインストールされていない場合
は、プログラムメディア20からプログラム読み込み手
段を用いて、本発明を機能させるのに必要な各プログラ
ム及びデータを読み込ませ、データはRAM16のデー
タ記憶部16−1へ、実行形式プログラムのプログラム
コードは、RAM16のプログラム記憶部16−2へそ
れぞれ格納される。
【0028】ここで、プログラムメディア20として
は、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッ
ピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD
−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスク系、IC
カード(メモリカードを含む)/光カード等のカード
系、あるいはマスクROM,EPROM,EEPRO
M,フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固
定的にプログラムを担持する媒体が好適である。
【0029】また、本発明は、インターネットを含む通
信ネットワークと接続可能なシステム構成であることか
ら、通信ネットワークからプログラムをダウンロードす
るように流動的にプログラムを担持する媒体であっても
よい。尚、このように通信ネットワークからプログラム
をダウンロードする場合には、そのダウンロード用プロ
グラムは予め装置本体に格納しておくか、あるいは別な
記録媒体からインストールされるものであってもよい。
尚、記録媒体に格納されている内容としてはプログラム
に限定されず、データであってもよい。
【0030】図3は、本発明のナビゲーションシステム
のメニュー選択画面の一例を示す図である。ナビゲーシ
ョン機能を起動すると、このメニュー画面が表示され
る。ここで「自己機ナビ」ボタン25にタッチすると、
GPS電波を受信することで自己機の現在位置を検出
し、現在位置に基づいて周辺地図,現在地マーカを表示
する。自己機の移動に合わせて現マーカの位置も移動す
る。そして、目的地が設定されていれば、現在位置から
目的地までの最適経路を求め、経路表示を行う。
【0031】また、「双方向ナビ」ボタン26にタッチ
すると、「双方向ナビ」画面が表示され、その表示上に
電話番号入力ウインドウが表示される。図4は、「双方
向ナビ」が選択されたときの表示画面の例を示す図であ
る。ここでは、所望の相手機と双方向通信を行いながら
の地図表示を行うことができる。
【0032】「目的地設定」ボタン27にタッチする
と、使用者が行きたい地域の位置を設定することができ
る。目的地設定の詳細については、これまで多くの従来
技術が紹介され、よく知られているので、ここでは説明
を省略する。また、「各種設定」ボタン28にタッチす
ると、表示する地図の縮尺や所望の店舗にマーキングす
る等、各種の設定を行うことができる。そして、「終
了」ボタン29にタッチすると、ナビゲーション機能を
終了する。
【0033】図3において、「双方向ナビ」ボタン26
にタッチすると、図4に示す「双方向ナビ」画面が表示
され、その上に電話番号入力ウインドウ31が表示され
る。ここで、「キャンセル」ボタン31−3にタッチす
ると、電話番号入力ウインドウ31を閉じ、「双方向ナ
ビ」画面を閉じ、「双方向ナビ」を終了する。
【0034】電話番号入力ウインドウ31で電話番号入
力部31−1に電話番号を入力し、「通信開始」ボタン
31−2にタッチすると、入力された電話番号に電話を
かける。ここでは、電話をかけた相手機にも同様の機能
が備わっているものとして説明を行うが、相手機が地図
表示機能のないものであり、現在位置のみを送信可能な
ものであってもよい。
【0035】図5〜図7は、自己機と相手機の距離によ
って「双方向ナビ」の画面表示が変わることを説明する
図であり、各図の(A)は、画面表示例を示し、(B)
は、地図上での自己機と相手機の位置関係を示す。図5
(B)の状態で、自己機と相手機が位置している場合、
通話状態になると、相手機から相手の現在地情報を取得
し、自己機と相手機のそれぞれの現在地情報から周辺地
図を読み出し、図5(A)に示すように、それぞれの周
辺地図と現在位置マーカを表示する。ここで表示してい
る地図の縮尺は、それぞれの地図において一辺が1km
としている。二重丸マークは、自己機の現在位置を示す
もので、二重四角マークは、相手機の現在位置を示すも
のである。
【0036】ここで、自己機の現在地から相手機の現在
地に至る最適な経路を算出し、地図上に破線で重ねて表
示する。同時に現在の最適経路での距離、及び自己機の
現在地から相手機の現在地に対する方位を算出し、自己
機の現在地の二重丸マークを起点として相手機の現在地
の方位を矢印で示している。また、相手機の現在地から
自己機の現在地に対する方位を算出し、相手機の現在地
の二重四角マークを終点として自己機の現在地からの方
位を矢印で示している。自己機や相手機が移動すると、
それに対応して最適経路を算出し直し、この最適経路で
の距離も算出し直す。
【0037】自己機が移動して相手機の現在地に近づ
き、図6(B)に示すように相手機の現在地との距離が
装置に予め記憶している一定距離(ここでは500m)
以内になると、図6(A)に示すように、自己機と相手
機とで別々に表示していた地図を1つの地図とし、縮尺
もここでは縦250m,横500mに変更して表示し直
す。また、自己機の現在地が図6(B)の状態から、図
7(B)に示す位置に移動したときには、図7(A)に
示すように再び自己機と相手機とで別々に周辺地図と現
在地マーカを表示する。
【0038】図5(A)〜図7(A)に示す「双方向ナ
ビ」画面において、「通信切断」ボタン32にタッチす
ると、通信を終了し、相手機の現在地が固定であるとし
て上記動作を行う。また、「終了」ボタン30にタッチ
すると、通信が接続されていれば通信を切断し、「双方
向ナビ」操作を終了して図3のメニュー画面に戻る。ま
た、相手機の現在地の変化を調べることで相手機の移動
を検出し、予め装置に記憶している一定時間(ここでは
10分)の間移動していなければ、一旦通信を切断し、
相手機位置が固定であるとして上記動作を行うようにし
てもよい。さらに、一定時間をおいて、相互通信を行い
ながらの地図表示と、通信を切断し相手機の現在地が固
定としての地図表示とを、交互に繰り返すことも可能で
ある。
【0039】図8は、本発明のより詳細なハード構成を
示すブロック図である。ナビゲーション機能を起動し、
「双方向ナビ」ボタン26にタッチすると、「双方向ナ
ビ」画面が表示され、電話番号入力ウインドウ31が表
示される。ここで電話番号を入力し、「通信開始」ボタ
ン31−2にタッチすると、入力された電話番号をRA
M16の電話番号メモリ16−8に保持し、保持された
電話番号に基づいてモジュラー制御部18により通信を
開始する。通信が正常に行われていれば地図表示用の画
面を表示し、相手機現在地取得部33により通信相手の
現在地を取得し、相手機現在地バッファ36に保持す
る。
【0040】次に取得した相手機の現在地を基に移動時
動作を行う。移動時動作では、まず、GPS受信部22
によりGPSアンテナ24で受けたGPS電波を受信す
る。位置検出部23では、受信したGPS電波から緯度
と経度による自己機の現在地座標を検出し、検出した自
己機の現在地座標を自己機現在地バッファ37に保持す
る。
【0041】次に、相手機現在地バッファ36から相手
機の現在地座標を読み出し、最適経路算出部39で、自
己機の現在地から相手機の現在地までの最適経路を算出
する。最適経路距離算出部40では、算出した最適経路
での距離を算出し、RAM16の基準距離メモリ16−
6の値(500m)と比較することで、最適経路での距
離が500m以内であるかどうかを判断し、最適経路距
離が500m以上であれば、最適経路距離算出部40か
ら表示地図データ作成部44に信号を出力する。表示地
図データ作成部44では、RAM16の地図データメモ
リ16−3から自己機の現在地周辺の地図データと相手
機の現在地周辺の地図データを抽出して自己機現在地周
辺地図と相手機現在地周辺地図とを別表示する。
【0042】最適経路距離が500m以内であれば、最
適経路距離算出部40から表示地図データ作成部44に
信号を出力し、表示地図データ作成部44では、自己機
と相手機の現在地周辺の地図データを抽出して自己機,
相手機現在地周辺地図とを同一画面表示する。また、表
示地図データ作成部44では、最適経路算出部39から
の信号により、算出した最適経路を表示された地図に重
ね表示する。
【0043】次に、方位算出部41で、自己機の現在地
からみた相手機の現在地の方位を算出する。ここでの方
位の算出は、緯度,経度で保持している各々の座標を利
用して行う。自己機矢印パターン作成部43では、自己
機現在地を起点とした矢印パターンを生成し、算出した
方位に基づいて矢印パターンに傾きを加え、矢印パター
ンを作成し、作成した矢印パターンを現在地周辺地図上
に表示する。
【0044】次に、方位算出部41で、相手機現在地か
らみた自己機現在地の方位を算出する。相手機矢印パタ
ーン作成部42では、相手機現在地を終点とした矢印パ
ターンを生成し、算出した方位に基づいて矢印パターン
に傾きを加え、矢印パターンを作成し、作成した矢印パ
ターンを相手機周辺地図上に表示する。上記動作を走行
モードの間繰り返すことで、表示の更新が行われる。
【0045】また、移動時動作中、相手機現在地取得部
33からの信号により相手機移動検出部34で相手機が
移動したかどうかを調べている。相手機が移動した場合
には、通信カウンタ35をクリアし、相手機が移動して
いない場合には、通信カウンタ35をカウントアップ
し、通信カウンタ35の値とRAM16の移動無し時間
メモリ16−5の値とが同じになったか否かを調べるこ
とで、一定時間相手機が移動していないかどうかを判断
する。相手機が移動しないまま一定時間が経過すると、
相手機現在地取得部33で相手機の現在地を取得し、相
手機現在地バッファ36に保持し、さらにRAM16の
相手機現在地メモリ16−4に保持する。
【0046】次に、通信を終了し、RAM16の相手機
現在地メモリ16−4に保持した相手機現在地を基に移
動時動作を行う。また、通信を中止した場合には、待機
時間カウンタ38をカウントアップする。待機時間カウ
ンタ38では、待機時間カウンタ38の値がRAM16
の待機時間メモリ16−7の値と同じになったか否かを
調べることで、通信を終了してから一定時間が経過した
かどうかを判断する。通信を終了してから一定時間経過
した場合には、RAM16の待機時間カウンタ38をク
リアし、再度移動時動作を行い、「双方向ナビ」終了指
示が行われるまで上記動作を繰り返す。
【0047】図9及び図10は、本発明によるナビゲー
ション機能の全体の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS1で、ナビゲーション機能を起動
し、ステップS2で、ナビゲーション機能のメニュー画
面を表示する。次のステップS3では、入出力部2にペ
ンタッチされるまで待ち、ステップS4で、タッチ位置
を読み込む。ステップS5では、読み込んだタッチ位置
がどこであるかを判断する。ペンタッチされたのが「双
方向ナビ」ボタン26であれば、ステップS6で「双方
向ナビ処理」を行い、ステップS18に進む。「双方向
ナビ処理」については、後で詳しく説明する。
【0048】また、ペンタッチされたのが「目的地設
定」ボタン27である場合には、まずステップS7で出
発地の設定を行う。次に、ステップS8で、目的地の設
定を行う。この出発地や目的地の設定処理では、郵便番
号で設定する、地図上の位置で設定する等、いろいろな
方法が考えられるが、ここでは、現在地を得るためにG
PS受信部22を使用するため、各地を設定するための
値は緯度と経度のデータを使用する。ステップS9で
は、目的地設定終了処理を行い、ステップS18に進
む。
【0049】ペンタッチされたのが、「その他設定」ボ
タン28である場合には、ステップS10で表示する地
図の縮尺や所望の店舗にマーキングする等、その他諸々
の設定を行うその他設定処理を行う。ペンタッチされた
のが、「自己機ナビ」ボタン25であれば、ステップS
11で、GPS受信部22によりGPS電波を受信す
る。ステップS12では、受信したGPS電波から緯度
と経度による現在地座標を検出し、ステップS13で検
出した現在地座標(緯度,経度)を保持する。次にステ
ップS14で予め設定された目的地座標を読み出し、現
在地から目的地までの最適経路を算出する。
【0050】ステップS15では、自己機の現在地座標
に基づいてRAM16の地図データメモリ16−3から
現在地周辺のデータを読み出し、自己機の現在地マーカ
を表示する。ステップS16では、ステップS14で算
出した最適経路を現在地周辺地図に重ね表示する。ステ
ップS17では自己機ナビ処理が終了したかどうかを判
断し、自己機ナビ処理が終了していればステップS18
に進む。自己機ナビ処理が終了していなければステップ
S11に戻り、自己機ナビ処理を繰り返す。
【0051】ステップS18では、「終了」ボタン29
にタッチされたか否かを調べることによりナビゲーショ
ン機能が終了されたかどうかを判断する。ナビゲーショ
ン機能が終了していなければ、ステップS3に戻り、ナ
ビゲーション機能が終了するまでステップS3からステ
ップS18の処理を繰り返す。ステップS18の判断に
よりナビゲーション機能が終了されたときには処理を終
了する。
【0052】図11及び図12は、本発明のナビゲーシ
ョン機能のうち「双方向ナビ処理」の手順を示すフロー
チャートである。「双方向ナビ処理」の詳細について図
11及び図12を用いて説明する。まず、ステップS6
−1で「双方向ナビ」画面を表示する。ステップS6−
2では、電話番号入力ウインドウ31を表示し、ステッ
プS6−3で、ペンタッチされるまで待つ。ペンタッチ
されると、ステップS6−4で、タッチ位置を読み込
み、ステップS6−5で、タッチ位置がどこであるかを
判断する。
【0053】ペンタッチされたのが電話番号入力部31
−1であれば、ステップS6−6で、電話番号を入力
し、ステップS6−3に戻る。ペンタッチされたのが
「キャンセル」ボタン31−3であれば、電話番号入力
ウインドウ31や「双方向ナビ」画面を閉じ、前の画面
に戻る。ペンタッチされたのが「通信開始」ボタン31
−2であれば、ステップS6−7で、電話番号入力部3
1−1に電話番号が入力されているかどうか判断する。
【0054】電話番号が入力されていなければ、ステッ
プS6−8で、エラーメッセージを表示し、ステップS
6−9で、エラーメッセージを閉じてステップS6−3
に戻る。また、電話番号が入力されていれば、ステップ
S6−10で入力された電話番号をRAM16の電話番
号メモリ16−8に保持し、ステップS6−11で保持
された電話番号に基づいて通信を開始する。
【0055】ステップS6−12では、通信が正常に行
われているかどうかを判断し、通信が正常に行われてい
なければ、ステップS6−13で、エラーメッセージを
表示し、ステップS6−14で、エラーメッセージを閉
じてステップS6−3に戻る。また、通信が正常に行わ
れていれば、ステップS6−15で、地図表示用の画面
を表示し、ステップS6−16で、「終了」ボタン30
がタッチされたか否かを調べることで「双方向ナビ処
理」を終了するかどうか判断する。
【0056】「双方向ナビ処理」を終了すると判断され
た場合、ステップS6−32に進み、「双方向ナビ処
理」を終了していない場合には、ステップS6−17
で、通信相手の現在地を取得し、RAM16の相手機現
在地メモリ16−4に保持する。ステップS6−18で
は、ステップS16−17で取得した相手機現在地を基
に「移動時処理」を行う。
【0057】次のステップS6−19では、「通信切
断」ボタン32にタッチされたか否かを調べることによ
って通信が中止されたかどうか判断する。通信が中止さ
れた場合には、ステップS6−24に進み、通信が中止
されていないときには、ステップS6−20で、相手機
が移動したかどうかを調べる。
【0058】相手機が移動した場合には、ステップS6
−21で、通信カウンタ35をクリアし、ステップS6
−17に戻る。相手機が移動していない場合には、ステ
ップS6−22で、RAM16の通信カウンタ35をカ
ウントアップし、ステップS6−23で、通信カウンタ
35の値が移動無し時間メモリ16−5の値と同じにな
ったか否かを調べることで、一定時間相手機が移動して
いないかどうかを判断する。
【0059】相手機が一定時間中に移動した場合には、
ステップS6−16に戻り、相手機が移動しないまま一
定時間が経過すると、ステップS6−24で、通信相手
の現在地を取得し、RAM16の相手機現在地メモリ1
6−4に保持する。次のステップS6−25では、通信
終了処理を行って通信を終了し、ステップS6−26
で、ステップS6−24にて取得,保持した相手機現在
地を基に「移動時処理」を行う。「移動時処理」につい
ては、後で詳しく説明する。
【0060】ステップS6−27では、「終了」ボタン
30がタッチされたか否かを調べることで「双方向ナビ
処理」を終了するかどうか判断する。「双方向ナビ処
理」を終了すると判断された場合、ステップS6−32
に進み、「双方向ナビ処理」を終了していない場合に
は、ステップS6−28で、待機時間カウンタ38をカ
ウントアップする。
【0061】ステップS6−29では、待機時間カウン
タ38の値がRAM16の待機時間メモリ16−7の値
と同じになったか否かを調べることで、通信を終了して
から一定時間が経過したかどうかを判断する。通信を終
了してから一定時間経過していない場合には、ステップ
S6−30で、「終了」ボタン30がタッチされたか否
かを調べることで「双方向ナビ処理」を終了するかどう
かを判断する。
【0062】「双方向ナビ処理」を終了すると判断され
た場合、ステップS6−32に進み、「双方向ナビ処
理」を終了していない場合には、ステップS6−28に
戻り、待機時間の一定時間経過、又は「双方向ナビ処
理」の終了指示が行われるまでステップS6−28から
ステップS6−29の処理を繰り返す。通信を終了して
から一定時間経過した場合には、ステップS6−31
で、RAM16の待機時間カウンタ38をクリアして、
ステップS6−11に戻り、「双方向ナビ」終了指示が
行われるまでステップS6−11からステップS6−3
1の処理を繰り返す。
【0063】図13は、本発明の「双方向ナビ処理」の
中の「移動時処理」の詳細を示すフローチャートであ
る。まず、ステップS6−33で、GPS受信部22に
よりGPS電波を受信する。ステップS6−34では、
受信したGPS電波から緯度と経度による自己機現在地
座標を検出し、ステップS6−35で、検出した自己機
現在地座標(緯度,経度)を保持する。
【0064】次に、ステップS6−36で、保持した自
己機現在地座標から既に取得している相手機現在地座標
までの最適経路を算出し、ステップS6−37で、算出
した最適経路での距離を算出する。ステップS6−38
では、算出した距離とRAM16の基準距離メモリ16
−6の値を比較し、最適経路での距離が近いかどうか判
断する。
【0065】最適経路距離が遠い場合には、ステップS
6−39で、自己機現在地情報を基にRAM16の地図
データメモリ16−3から自己機現在地周辺地図を抽出
して自己機周辺地図として表示し、自己機位置マーカを
地図の対応する座標に表示する。ステップS6−40で
は、相手機現在地情報を基にRAM16の地図データメ
モリ16−3から相手機現在地周辺地図を抽出して相手
機周辺地図として表示し、相手機位置マーカを地図の対
応する座標に表示する。ステップS6−41では、自己
機現在地周辺地図上に重ねてステップS6−36にて算
出した最適経路を表示する。次のステップS6−42で
は、相手機現在地周辺地図上に重ねてステップS6−3
6にて算出した最適経路を表示し、ステップS6−47
に進む。
【0066】また、ステップS6−38の判断により、
最適経路距離が近ければ、ステップS6−43で、RA
M16の地図データメモリ16−3から自己機と相手機
の現在地周辺地図を抽出して表示する。次にステップS
6−44で、ステップS6−43にて表示された地図上
に、ステップS6−36にて算出された最適経路を重ね
て表示する。ステップS6−45では、自己機位置マー
カを地図の対応する座標に表示する。次のステップS6
−46では、相手機位置マーカを地図の対応する座標に
表示し、ステップS6−47に進む。
【0067】ステップS6−47では、自己機現在地か
らみた相手機現在地の方位を算出する。ここでの方位の
算出は、緯度,経度で保持している各々の座標を利用し
て、行うことができる。ステップS6−48では、自己
機現在地を起点とした矢印パターンを生成し、ステップ
S6−47にて算出した方位に基づいて矢印パターンに
傾きを加え、矢印パターンを作成する。
【0068】次のステップS6−49では、作成した矢
印パターンを自己機位置マーカの側に表示する。ステッ
プS6−50では、相手機現在地からみた自己機現在地
の方位を算出する。ステップS6−51では、相手機現
在地を終点とした矢印パターンを生成し、ステップS6
−50にて算出した方位に基づいて、矢印パターンに傾
きを加え、矢印パターンを作成する。次のステップS6
−52では、作成した矢印パターンを相手機位置マーカ
の側に表示して、「双方向ナビ処理」を終了する。
【0069】以上説明した本発明のナビゲーションシス
テムは、各ナビゲーション処理を機能させるためのプロ
グラムをコンピュータに実行させることによっても実現
される。このプログラムは、コンピュータで読み取り可
能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録
媒体として、図2に示されている中央制御部13で処理
が行われるために必要な図示していないメモリ、例えば
ROMのようなものそのものがプログラムメディアであ
ってもよいし、また図示していないが外部記憶装置とし
てプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体
を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアで
あってもよい。いずれの場合においても、格納されてい
るプログラムは中央制御部13がアクセスして実行させ
る構成であってもよいし、あるいはプログラムを読み出
し、読み出されたプログラムを、中央制御部13を構成
するマイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダ
ウンロードして、そのプログラムを実行させる方式であ
ってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本
体装置に格納されているものとする。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、通信相手と相互に通信
を行っているとき、自分と相手の位置を示すマーカと自
分の位置付近の地図範囲をそれぞれの地図範囲として個
別に画面表示し、双方の距離が近づいたときには、1画
面表示で周辺地図と双方の位置を表示することにより、
近づいた後に双方の距離が遠のいたときには再度別画面
表示とすることで、自分と相手との距離を一見して容易
に把握でき、お互いの位置を双方で正確に把握すること
ができるため、待ち合わせの時などには混乱することな
く出会うことができる。
【0071】また、通信相手が一定時間移動していなけ
れば相互通信を切断し、相手の現在地が固定であるとし
て双方の地図表示を行い、強制的に通信を切断した場合
でも同様に相手の現在地が固定であるとして双方の地図
表示を行うことで、通信時間を最小限に押さえることが
でき、少ない通信費で装置を有効活用することができ
る。そして、本発明は、一定時間をおいて、相互通信を
行いながらの地図表示と、通信を切断し相手現在地が固
定としての地図表示とを交互に繰り返すことで、通信費
を節約しながらも相手の位置を双方で正確に把握するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーションシステムを適用した装
置の外観斜視図である。
【図2】本発明のナビゲーションシステムを適用した装
置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のナビゲーションシステムを適用した装
置のナビゲーションメニュー画面の例を示す図である。
【図4】「双方向ナビ」が選択されたときの入力画面の
例を示す図である。
【図5】「双方向ナビ」時の表示画面の例と、自分と相
手の現在地を地図上で示す図である。
【図6】図5において、自分と相手の距離が近づいたと
きの図である。
【図7】図6において、自分と相手の距離が遠のいたと
きの図である。
【図8】本発明のより詳細なハード構成を示すブロック
図である。
【図9】本発明によるナビゲーション機能の全体の処理
手順を示すフローチャート図である。
【図10】図9のフローチャートの続きである。
【図11】本発明のナビゲーション機能のうち「双方向
ナビ処理」の手順を示すフローチャート図である。
【図12】図11のフローチャートの続きである。
【図13】本発明の「双方向ナビ処理」の中の「移動時
処理」の詳細を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…本体キャビネット部、2…入出力部、2−1…液晶
表示部、2−2…透明タブレット部、3…蓋部、4…ス
ピーカ、5…マイク、6…アンテナ、7…GPSユニッ
ト、8…入力ペン、9…タブレット制御部、10…液晶
表示回路部、11…コモン回路、12…セグメント回
路、13…中央制御部、14…RTC、15…ROM、
16…RAM、17…モジュラー部、18…モジュラー
制御部、20…プログラムメディア、21…本体電源ス
イッチ、22…GPS受信部、23…位置検出部、24
…GPSアンテナ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を行う通信手段と、位置を測定
    する測位手段と、表示画面を少なくとも2つ以上に分割
    表示することができる地図表示手段を備えるナビゲーシ
    ョンシステムにおいて、前記通信手段を用いて、通信相
    手と相互に通信を行っているとき、前記地図表示手段の
    第1の表示画面には、自分の位置を示すマーカと、自分
    の位置付近の地図とを、第2の表示画面には、通信相手
    の位置を示すマーカと、通信相手の位置付近の地図と
    を、複数の地図範囲として、それぞれ個別に画面表示で
    きるようにしたことを特徴とするナビゲーションシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のナビゲーションシステ
    ムにおいて、自分の位置と通信相手の位置の間の距離が
    一定距離内となった場合、自動的に、自分の位置付近の
    地図範囲と、通信相手の位置付近の地図範囲を、個別に
    表示することを中止し、1つの地図範囲表示として、そ
    の地図上に自分の位置を示すマーカと通信相手の位置を
    示すマーカを表示するようにしたことを特徴とするナビ
    ゲーションシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のナビゲーションシステ
    ムにおいて、自分の位置と通信相手の位置の間の距離が
    一定距離以上になった場合、自動的に、1つの地図範囲
    表示として、その地図上に自分の位置を示すマーカと、
    通信相手の位置を示すマーカを表示することを中止し、
    第1の表示画面には、自分の位置を示すマーカと、自分
    の位置付近の地図範囲を、第2の表示画面には、通信相
    手の位置を示すマーカと、通信相手の位置付近の地図と
    を、複数の地図範囲として、個別に画面表示するように
    したことを特徴とするナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のナビゲ
    ーションシステムにおいて、自分の位置を示すマーカを
    起点として通信相手の位置の方向を示す方位矢印を、ま
    た、通信相手の位置を示すマーカを終点として、自分の
    位置の方向を示す方位矢印を表示することを特徴とする
    ナビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のナビゲ
    ーションシステムにおいて、自分の位置を示すマーカを
    起点とし、通信相手の位置を示すマーカを終点として、
    自分の位置から通信相手の位置に到達するための最適な
    ルートを示す経路線を表示するようにしたことを特徴と
    するナビゲーションシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のナビゲ
    ーションシステムにおいて、自分の位置を示すマーカを
    起点とし、通信相手の位置を示すマーカを終点として、
    自分の位置から通信相手の位置に到達するための最適な
    ルートを示す経路線を表示すると共に、自分の位置を示
    すマーカを起点として通信相手の位置の方向を示す方位
    矢印と、通信相手の位置を示すマーカを終点として、自
    分の位置の方向を示す方位矢印を重ねて表示するように
    したことを特徴とするナビゲーションシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    ナビゲーションシステムにおいて、通信相手が一定時間
    以上、移動しない場合、自動的に相互に通信することを
    中止し、通信相手の位置は固定しているものとすること
    を特徴とするナビゲーションシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    ナビゲーションシステムにおいて、強制的に、相互に通
    信することを中止し、通信相手の位置は固定しているも
    のとすることを特徴とするナビゲーションシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のナビゲーションシステ
    ムにおいて、一定時間間隔をおいて、最終通信相手との
    相互通信の開始、終了を繰り返すようにしたことを特徴
    とするナビゲーションシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    のナビゲーションシステムをコンピュータに実現させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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