JP2000347978A - 分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシステムにおける接続サーバの変更設定方法並びに情報記録媒体 - Google Patents
分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシステムにおける接続サーバの変更設定方法並びに情報記録媒体Info
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- JP2000347978A JP2000347978A JP11158650A JP15865099A JP2000347978A JP 2000347978 A JP2000347978 A JP 2000347978A JP 11158650 A JP11158650 A JP 11158650A JP 15865099 A JP15865099 A JP 15865099A JP 2000347978 A JP2000347978 A JP 2000347978A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クライアント装置からの回線接続対象となる
サーバ装置をユーザ固有情報の管理状態(所在情報)に
対応して自動的に変更設定し、この後のクライアント装
置からのログイン処理を高速化する。 【解決手段】 クライアント装置2が、入力ログインユ
ーザ識別符号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、
記憶情報におけるサーバ装置1−1へ回線接続して行
う。サーバ装置1−1が、取得要求が行われたユーザ固
有情報を他のサーバ置において管理していることを認識
した際に、他のサーバ装置1−2の所在情報をクライア
ント装置2に通知する。この通知された所在情報を受け
取ったクライアント装置2が、ユーザ固有情報に対応付
けて記憶情報に対する変更設定を行う。この変更設定の
後のクライアント装置2は、入力ログインユーザ識別符
号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、直接他のサ
ーバ装置1−2へ回線接続して行って対応するユーザ固
有情報を取得する。
サーバ装置をユーザ固有情報の管理状態(所在情報)に
対応して自動的に変更設定し、この後のクライアント装
置からのログイン処理を高速化する。 【解決手段】 クライアント装置2が、入力ログインユ
ーザ識別符号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、
記憶情報におけるサーバ装置1−1へ回線接続して行
う。サーバ装置1−1が、取得要求が行われたユーザ固
有情報を他のサーバ置において管理していることを認識
した際に、他のサーバ装置1−2の所在情報をクライア
ント装置2に通知する。この通知された所在情報を受け
取ったクライアント装置2が、ユーザ固有情報に対応付
けて記憶情報に対する変更設定を行う。この変更設定の
後のクライアント装置2は、入力ログインユーザ識別符
号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、直接他のサ
ーバ装置1−2へ回線接続して行って対応するユーザ固
有情報を取得する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント装置
からの回線接続対象となるサーバ装置を自動的に変更設
定する分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシ
ステムにおける接続サーバの変更設定方法並びに情報記
録媒体に関する。
からの回線接続対象となるサーバ装置を自動的に変更設
定する分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシ
ステムにおける接続サーバの変更設定方法並びに情報記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のサーバ装置及びクライアン
ト装置を分散して配置する分散型サーバ/クライアント
システムでは、例えば、企業における人事移動が行われ
た際に、社員のユーザ固有情報を登録しているサーバ装
置を、処理能力の不足や設置場所を考慮して他のサーバ
装置に変更する場合がある。
ト装置を分散して配置する分散型サーバ/クライアント
システムでは、例えば、企業における人事移動が行われ
た際に、社員のユーザ固有情報を登録しているサーバ装
置を、処理能力の不足や設置場所を考慮して他のサーバ
装置に変更する場合がある。
【0003】このような分散型サーバ/クライアントシ
ステムでは、クライアント装置はサーバ装置に回線接続
し、この回線接続要求を受け取ったサーバ装置が、他の
サーバ装置との間に通信経路(通信回線接続)を形成し
て、ユーザ固有情報を取得し、この後にログイン後の処
理を行っている。このような分散型サーバ/クライアン
トシステムでは、クライアント装置からの全ての取得要
求が、サーバ装置を通じて他のサーバ装置に行われる。
すなわち、二重に通信回線接続(経路)するため処理速
度が低下する。
ステムでは、クライアント装置はサーバ装置に回線接続
し、この回線接続要求を受け取ったサーバ装置が、他の
サーバ装置との間に通信経路(通信回線接続)を形成し
て、ユーザ固有情報を取得し、この後にログイン後の処
理を行っている。このような分散型サーバ/クライアン
トシステムでは、クライアント装置からの全ての取得要
求が、サーバ装置を通じて他のサーバ装置に行われる。
すなわち、二重に通信回線接続(経路)するため処理速
度が低下する。
【0004】この種の分散型サーバ/クライアントシス
テムでの処理速度や管理に対する改善技術として、例え
ば、特開平11−53287号公報の「データ伝送の中
継監視制御システム及び方法、並びに、中継監視制御を
格納した記憶媒体」がある。この従来例では、クライア
ントと発信サーバとの間に中継サーバを備えており、各
サーバが、ここでの動作を監視して代替処理を行うサー
バを管理している。
テムでの処理速度や管理に対する改善技術として、例え
ば、特開平11−53287号公報の「データ伝送の中
継監視制御システム及び方法、並びに、中継監視制御を
格納した記憶媒体」がある。この従来例では、クライア
ントと発信サーバとの間に中継サーバを備えており、各
サーバが、ここでの動作を監視して代替処理を行うサー
バを管理している。
【0005】また、特開平11−25023号公報の
「協調自律分散システム」は、協調自律分散を実行する
システムであり、分散処理制御情報の内容からクライア
ントが必要とするサービスが保障される処理時間を見積
もって、サービス提供の実時間を保障している。更に、
特開平10−171756号公報の「自動接続システム
及び記録媒体」では、クライアントからのサーバ接続時
に、接続情報ファイルを参照して接続情報が有効期限以
内の場合に、接続情報に対応するサーバに接続し、有効
期限以外の場合に、そのための特定のサーバに接続して
いる。
「協調自律分散システム」は、協調自律分散を実行する
システムであり、分散処理制御情報の内容からクライア
ントが必要とするサービスが保障される処理時間を見積
もって、サービス提供の実時間を保障している。更に、
特開平10−171756号公報の「自動接続システム
及び記録媒体」では、クライアントからのサーバ接続時
に、接続情報ファイルを参照して接続情報が有効期限以
内の場合に、接続情報に対応するサーバに接続し、有効
期限以外の場合に、そのための特定のサーバに接続して
いる。
【0006】また、特開平8−255133号公報の
「分散型サーバシステムにおけるユーザID管理装置と
方法」では、各サーバが利用登録を受け付けたユーザの
ID管理情報を受け取って、各サーバごとのID管理情
報を一括して登録し、この登録したID管理情報を他の
サーバに通知している。更に、特開平1−263856
号公報の「ユーザID管理方式」では、クライアント計
算機がユーザIDと、このユーザIDを管理するサーバ
計算機のノード番号を対応して管理し、クライアント計
算機が、ユーザIDを管理するサーバ計算機にアクセス
する。この場合、対応管理テーブル作成を、予めユーザ
IDの登録が行われたサーバ計算機から全クライアント
計算機に対して行っている。
「分散型サーバシステムにおけるユーザID管理装置と
方法」では、各サーバが利用登録を受け付けたユーザの
ID管理情報を受け取って、各サーバごとのID管理情
報を一括して登録し、この登録したID管理情報を他の
サーバに通知している。更に、特開平1−263856
号公報の「ユーザID管理方式」では、クライアント計
算機がユーザIDと、このユーザIDを管理するサーバ
計算機のノード番号を対応して管理し、クライアント計
算機が、ユーザIDを管理するサーバ計算機にアクセス
する。この場合、対応管理テーブル作成を、予めユーザ
IDの登録が行われたサーバ計算機から全クライアント
計算機に対して行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、処理速度が低下するという欠点がある。また、公
報例でも処理速度に対する改善の余地がある。
では、処理速度が低下するという欠点がある。また、公
報例でも処理速度に対する改善の余地がある。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、クライアント装置からの回
線接続対象となるサーバ装置を、ユーザ固有情報の管理
状態(所在情報)、例えば、ユーザ固有情報の格納を他
のサーバ装置に変更した場合に対応して自動的に変更設
定できるようになり、この後のクライアント装置からの
ログイン処理が高速化される分散型サーバ/クライアン
トシステム及びこのシステムにおける接続サーバの変更
設定方法並びに情報記録媒体の提供を目的とする。
課題を解決するものであり、クライアント装置からの回
線接続対象となるサーバ装置を、ユーザ固有情報の管理
状態(所在情報)、例えば、ユーザ固有情報の格納を他
のサーバ装置に変更した場合に対応して自動的に変更設
定できるようになり、この後のクライアント装置からの
ログイン処理が高速化される分散型サーバ/クライアン
トシステム及びこのシステムにおける接続サーバの変更
設定方法並びに情報記録媒体の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の分散型サーバ/クライアントシステムは、
クライアント装置からの回線接続対象となるサーバ装置
を自動的に変更設定ものであり、クライアント装置が、
入力ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報
の取得要求を、記憶情報におけるサーバ装置へ回線接続
して行い、かつ、サーバ装置から通知された所在情報を
ユーザ固有情報に対応付けて記憶情報に対する変更設定
を行い、この記憶情報における変更設定の後に、新たな
入力ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報
の取得要求を、記憶情報における他のサーバ装置へ回線
接続して行うと共に、サーバ装置から回線接続を通じて
転送されたユーザ固有情報を取得し、かつ、サーバ装置
が、クライアント装置から回線接続を通じて取得要求が
行われたユーザ固有情報を他のサーバ置が管理している
ことを認識した際に、他のサーバ装置の所在情報をクラ
イアント装置に通知し、この後に、他のサーバ装置が、
取得要求が行われたユーザ固有情報をクライアント装置
に送出する構成としてある。
め、本発明の分散型サーバ/クライアントシステムは、
クライアント装置からの回線接続対象となるサーバ装置
を自動的に変更設定ものであり、クライアント装置が、
入力ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報
の取得要求を、記憶情報におけるサーバ装置へ回線接続
して行い、かつ、サーバ装置から通知された所在情報を
ユーザ固有情報に対応付けて記憶情報に対する変更設定
を行い、この記憶情報における変更設定の後に、新たな
入力ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報
の取得要求を、記憶情報における他のサーバ装置へ回線
接続して行うと共に、サーバ装置から回線接続を通じて
転送されたユーザ固有情報を取得し、かつ、サーバ装置
が、クライアント装置から回線接続を通じて取得要求が
行われたユーザ固有情報を他のサーバ置が管理している
ことを認識した際に、他のサーバ装置の所在情報をクラ
イアント装置に通知し、この後に、他のサーバ装置が、
取得要求が行われたユーザ固有情報をクライアント装置
に送出する構成としてある。
【0010】前記クライアント装置として、少なくとも
入力ログインユーザ識別符号の入力操作を行うための入
力装置と、制御プログラムを実行して回線接続するサー
バ装置の変更設定を自動的に行う処理手順を実行するデ
ータ処理装置と、回線接続対象となる複数のサーバ装置
の所在情報を記憶した外部記憶装置とを備える構成とし
てある。
入力ログインユーザ識別符号の入力操作を行うための入
力装置と、制御プログラムを実行して回線接続するサー
バ装置の変更設定を自動的に行う処理手順を実行するデ
ータ処理装置と、回線接続対象となる複数のサーバ装置
の所在情報を記憶した外部記憶装置とを備える構成とし
てある。
【0011】前記クライアント装置のデータ処理装置と
して、外部記憶装置に記憶している回線接続対象のサー
バ装置の所在情報を読み込むための外部記憶読込部と、
外部記憶読込部で読み込んだサーバ装置に対してコマン
ドを発行するコマンド要求部と、回線接続を通じてサー
バ装置からの返却情報を受け付けるコマンド返却受付部
と、サーバ装置からの返却情報に基づいて回線接続対象
のサーバ装置の変更設定を行うかを解析する返却コマン
ド解析部と、回線接続するサーバ装置の所在情報が変更
になった場合の所在情報を変更設定する外部記憶書込部
とを備える構成としてある。更に、外部記憶装置におけ
る情報をユーザ固有情報に対して管理し、回線接続する
サーバ装置の変更設定の発生を少なくするための接続サ
ーバ管理部を備える構成としてある。
して、外部記憶装置に記憶している回線接続対象のサー
バ装置の所在情報を読み込むための外部記憶読込部と、
外部記憶読込部で読み込んだサーバ装置に対してコマン
ドを発行するコマンド要求部と、回線接続を通じてサー
バ装置からの返却情報を受け付けるコマンド返却受付部
と、サーバ装置からの返却情報に基づいて回線接続対象
のサーバ装置の変更設定を行うかを解析する返却コマン
ド解析部と、回線接続するサーバ装置の所在情報が変更
になった場合の所在情報を変更設定する外部記憶書込部
とを備える構成としてある。更に、外部記憶装置におけ
る情報をユーザ固有情報に対して管理し、回線接続する
サーバ装置の変更設定の発生を少なくするための接続サ
ーバ管理部を備える構成としてある。
【0012】前記クライアント装置の外部記憶装置とし
て、当該クライアント装置が回線接続する対象のサーバ
装置の所在情報を記憶する接続サーバ情報記憶部を備え
る構成としてある。
て、当該クライアント装置が回線接続する対象のサーバ
装置の所在情報を記憶する接続サーバ情報記憶部を備え
る構成としてある。
【0013】前記サーバ装置として、制御プログラムを
実行して回線接続するサーバ装置の変更設定を自動的に
行う処理手順を実行するデータ処理装置と、当該サーバ
装置が管理するユーザ固有情報を記憶し、かつ、このユ
ーザ固有情報を管理する他のサーバ装置の所在情報を記
憶した外部記憶装置とを備える構成としてある。
実行して回線接続するサーバ装置の変更設定を自動的に
行う処理手順を実行するデータ処理装置と、当該サーバ
装置が管理するユーザ固有情報を記憶し、かつ、このユ
ーザ固有情報を管理する他のサーバ装置の所在情報を記
憶した外部記憶装置とを備える構成としてある。
【0014】前記サーバ装置のデータ処理装置として、
回線接続を通じてクライアント装置からのコマンドを受
け付けるコマンド要求受付部と、外部記憶装置における
ユーザ固有情報又はユーザ固有情報を管理する他のサ―
バ装置の所在情報を取得するための外部記憶読込部と、
外部記憶装置からの取得情報に基づいて、クライアント
装置から取得要求が行われたユーザ固有情報を複数サー
バ装置のいずれで管理しているかを解析するユーザ固有
情報登録サーバ解析部と、クライアント装置からの取得
要求に対する少なくとも回線接続要求の受理及び他のサ
ーバ装置の所在情報を返信するためのコマンド返却部と
を備える構成としてある。
回線接続を通じてクライアント装置からのコマンドを受
け付けるコマンド要求受付部と、外部記憶装置における
ユーザ固有情報又はユーザ固有情報を管理する他のサ―
バ装置の所在情報を取得するための外部記憶読込部と、
外部記憶装置からの取得情報に基づいて、クライアント
装置から取得要求が行われたユーザ固有情報を複数サー
バ装置のいずれで管理しているかを解析するユーザ固有
情報登録サーバ解析部と、クライアント装置からの取得
要求に対する少なくとも回線接続要求の受理及び他のサ
ーバ装置の所在情報を返信するためのコマンド返却部と
を備える構成としてある。
【0015】前記サーバ装置の外部記憶装置として、当
該サーバ装置が管理するユーザ固有情報及び複数のサー
バ装置のそれぞれの所在情報を登録したユーザ固有情報
登録部を備える構成としてある。
該サーバ装置が管理するユーザ固有情報及び複数のサー
バ装置のそれぞれの所在情報を登録したユーザ固有情報
登録部を備える構成としてある。
【0016】前記クライアント装置とサーバ装置との間
で、遠隔手続き呼び出し方式(RPC)を適用して、ク
ライアント装置からの回線接続対象となるサーバ装置を
自動的に変更設定する構成としてある。
で、遠隔手続き呼び出し方式(RPC)を適用して、ク
ライアント装置からの回線接続対象となるサーバ装置を
自動的に変更設定する構成としてある。
【0017】前記クライアント装置とサーバ装置との間
で、所在情報としてのIPアドレスを記憶し、かつ、T
CP/IP通信におけるCGIプログラムを実行して、
クライアント装置からの回線接続対象となるサーバ装置
を自動的に変更設定する構成としてある。
で、所在情報としてのIPアドレスを記憶し、かつ、T
CP/IP通信におけるCGIプログラムを実行して、
クライアント装置からの回線接続対象となるサーバ装置
を自動的に変更設定する構成としてある。
【0018】本発明の分散型サーバ/クライアントシス
テムにおける接続サーバの変更設定方法は、クライアン
トからの回線接続対象となるサーバを自動的に変更設定
するものであり、入力ログインユーザ識別符号に対応す
るユーザ固有情報の取得要求を、記憶情報におけるサー
バへ回線接続して行うクライアント処理段階と、このサ
ーバにおいて、取得要求が行われたユーザ固有情報を他
のサーバ置で管理していることを認識した際に、他のサ
ーバの所在情報をクライアントに通知するサーバ処理段
階と、このクライアントにおいて、通知された所在情報
をユーザ固有情報に対応付けて記憶情報に対する変更設
定を行うクライアント処理段階とを有している。
テムにおける接続サーバの変更設定方法は、クライアン
トからの回線接続対象となるサーバを自動的に変更設定
するものであり、入力ログインユーザ識別符号に対応す
るユーザ固有情報の取得要求を、記憶情報におけるサー
バへ回線接続して行うクライアント処理段階と、このサ
ーバにおいて、取得要求が行われたユーザ固有情報を他
のサーバ置で管理していることを認識した際に、他のサ
ーバの所在情報をクライアントに通知するサーバ処理段
階と、このクライアントにおいて、通知された所在情報
をユーザ固有情報に対応付けて記憶情報に対する変更設
定を行うクライアント処理段階とを有している。
【0019】前記記憶情報における変更設定の後に、入
力ログインユーザ識別符号に対応する新たなユーザ固有
情報の取得要求を記憶情報における他のサーバへ回線接
続して行うクライアント処理段階と、次に、他のサーバ
が、取得要求が行われたユーザ固有情報をクライアント
に送出するサーバ処理段階と、クライアントが、回線接
続を通じて転送されたユーザ固有情報を取得するクライ
アント処理段階とを更に有している。
力ログインユーザ識別符号に対応する新たなユーザ固有
情報の取得要求を記憶情報における他のサーバへ回線接
続して行うクライアント処理段階と、次に、他のサーバ
が、取得要求が行われたユーザ固有情報をクライアント
に送出するサーバ処理段階と、クライアントが、回線接
続を通じて転送されたユーザ固有情報を取得するクライ
アント処理段階とを更に有している。
【0020】本発明の情報記録媒体は、クライアント装
置が、入力ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固
有情報の取得要求を、記憶情報におけるサーバ装置へ回
線接続して行い、かつ、サーバ装置から通知された所在
情報をユーザ固有情報に対応付けて記憶情報に対する変
更設定を行い、この後の新たな入力ログインユーザ識別
符号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、記憶情報
における他のサーバ装置へ回線接続して行うと共に、サ
ーバ装置から回線接続を通じて転送されたユーザ固有情
報を取得し、及び/又は、サーバ装置が、クライアント
装置から回線接続を通じて取得要求が行われたユーザ固
有情報を他のサーバ置が管理していることを認識した際
に、他のサーバ装置の所在情報をクライアント装置に通
知し、この後に、他のサーバ装置が、取得要求が行われ
たユーザ固有情報をクライアント装置に送出する制御を
実行するための制御プログラムを格納している。
置が、入力ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固
有情報の取得要求を、記憶情報におけるサーバ装置へ回
線接続して行い、かつ、サーバ装置から通知された所在
情報をユーザ固有情報に対応付けて記憶情報に対する変
更設定を行い、この後の新たな入力ログインユーザ識別
符号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、記憶情報
における他のサーバ装置へ回線接続して行うと共に、サ
ーバ装置から回線接続を通じて転送されたユーザ固有情
報を取得し、及び/又は、サーバ装置が、クライアント
装置から回線接続を通じて取得要求が行われたユーザ固
有情報を他のサーバ置が管理していることを認識した際
に、他のサーバ装置の所在情報をクライアント装置に通
知し、この後に、他のサーバ装置が、取得要求が行われ
たユーザ固有情報をクライアント装置に送出する制御を
実行するための制御プログラムを格納している。
【0021】このような本発明の分散型サーバ/クライ
アントシステム及びこのシステムにおける接続サーバの
変更設定方法は、クライアント装置が、入力ログインユ
ーザ識別符号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、
記憶情報におけるサーバ装置へ回線接続して行い、この
サーバ装置が、取得要求が行われたユーザ固有情報を他
のサーバ置が管理していることを認識した際に、他のサ
ーバ装置の所在情報をクライアント装置に通知する。
アントシステム及びこのシステムにおける接続サーバの
変更設定方法は、クライアント装置が、入力ログインユ
ーザ識別符号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、
記憶情報におけるサーバ装置へ回線接続して行い、この
サーバ装置が、取得要求が行われたユーザ固有情報を他
のサーバ置が管理していることを認識した際に、他のサ
ーバ装置の所在情報をクライアント装置に通知する。
【0022】この通知された所在情報を受け取ったクラ
イアント装置が、ユーザ固有情報に対応付けて記憶情報
に対する変更設定を行う。この変更設定の後のクライア
ント装置が、入力ログインユーザ識別符号に対応するユ
ーザ固有情報の取得要求を、他のサーバ装置へ回線接続
して行って対応するユーザ固有情報を取得する。
イアント装置が、ユーザ固有情報に対応付けて記憶情報
に対する変更設定を行う。この変更設定の後のクライア
ント装置が、入力ログインユーザ識別符号に対応するユ
ーザ固有情報の取得要求を、他のサーバ装置へ回線接続
して行って対応するユーザ固有情報を取得する。
【0023】したがって、クライアント装置からの回線
接続対象となるサーバ装置をユーザ固有情報の管理状態
(所在情報)、例えば、ユーザ固有情報の格納を他のサ
ーバ装置に変更した場合などに対応して自動的に変更設
定できるようになる。この結果、次回のユーザ固有情報
の取得要求が変更設定したサーバ装置に直接行われるこ
とになり、そのクライアント装置からのログイン処理が
高速化される。
接続対象となるサーバ装置をユーザ固有情報の管理状態
(所在情報)、例えば、ユーザ固有情報の格納を他のサ
ーバ装置に変更した場合などに対応して自動的に変更設
定できるようになる。この結果、次回のユーザ固有情報
の取得要求が変更設定したサーバ装置に直接行われるこ
とになり、そのクライアント装置からのログイン処理が
高速化される。
【0024】本発明の情報記録媒体は、前記した分散型
サーバ/クライアントシステムにおけるクライアント装
置からの回線接続対象となるサーバ装置をユーザ固有情
報の管理状態(所在情報)に対応して自動的に変更設定
する処理手順の制御プログラムを汎用的なパッケージソ
フトウェアとして提供する。この結果、小型汎用コンピ
ュータでの本発明の実施が容易に可能になる。
サーバ/クライアントシステムにおけるクライアント装
置からの回線接続対象となるサーバ装置をユーザ固有情
報の管理状態(所在情報)に対応して自動的に変更設定
する処理手順の制御プログラムを汎用的なパッケージソ
フトウェアとして提供する。この結果、小型汎用コンピ
ュータでの本発明の実施が容易に可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の分散型サーバ/ク
ライアントシステム及びこのシステムにおける接続サー
バの変更設定方法並びに情報記録媒体の実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態
における概略構成を示すブロック図である。
ライアントシステム及びこのシステムにおける接続サー
バの変更設定方法並びに情報記録媒体の実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態
における概略構成を示すブロック図である。
【0026】図1の例は、分散型クライアント/サーバ
システムであり、クライアント装置2からの要求に対す
る処理を実行し、かつ、分散して配置されるサーバ装置
1−1,1−2と、これらのサーバ装置1−1,1−2
と通信回線で接続されて、その要求処理(サービス)、
特にユーザ固有情報の取得要求を行うクライアント装置
2と、サーバ装置1−1,1−2とクライアント装置2
とを通信回線で接続するための通信回線装置3A,3B
とを備えている。
システムであり、クライアント装置2からの要求に対す
る処理を実行し、かつ、分散して配置されるサーバ装置
1−1,1−2と、これらのサーバ装置1−1,1−2
と通信回線で接続されて、その要求処理(サービス)、
特にユーザ固有情報の取得要求を行うクライアント装置
2と、サーバ装置1−1,1−2とクライアント装置2
とを通信回線で接続するための通信回線装置3A,3B
とを備えている。
【0027】なお、ここでは、二台のサーバ装置1−
1,1−2に対して一台のクライアント装置2を通信回
線で接続した例を図示しているが、この台数以上を配置
した場合も、以下と同様に動作し、かつ、同様の利点が
得られる。
1,1−2に対して一台のクライアント装置2を通信回
線で接続した例を図示しているが、この台数以上を配置
した場合も、以下と同様に動作し、かつ、同様の利点が
得られる。
【0028】図2はサーバ装置1−1の内部構成を示す
ブロック図であり、図3はサーバ装置1−2の内部構成
を示すブロック図である。また、図4はクライアント装
置2の内部構成を示すブロック図である。
ブロック図であり、図3はサーバ装置1−2の内部構成
を示すブロック図である。また、図4はクライアント装
置2の内部構成を示すブロック図である。
【0029】図2において、サーバ装置1−1は、各種
の入力操作を行うキーボード及び座標入力装置(マウス
/マウスパッド)などの入力装置11Aと、処理データ
の画面表示を行うLCDディスプレイ装置などの出力装
置12Aと、プログラム制御によって、本発明に対応
し、分散型サーバ/クライアントシステムにおけるクラ
イアント装置からの接続対象となるサーバ装置をユーザ
固有情報の管理状態(所在情報)に対応して自動的に変
更設定する処理手順(適宜、特に「本発明にかかる制御
動作の処理手順」と記載する)を実行するためのデータ
処理装置13Aと、特に、クライアント装置2が回線接
続対象とするサーバ装置1−1及び1−2の所在情報を
記憶する外部記憶装置14Aとを備えている。
の入力操作を行うキーボード及び座標入力装置(マウス
/マウスパッド)などの入力装置11Aと、処理データ
の画面表示を行うLCDディスプレイ装置などの出力装
置12Aと、プログラム制御によって、本発明に対応
し、分散型サーバ/クライアントシステムにおけるクラ
イアント装置からの接続対象となるサーバ装置をユーザ
固有情報の管理状態(所在情報)に対応して自動的に変
更設定する処理手順(適宜、特に「本発明にかかる制御
動作の処理手順」と記載する)を実行するためのデータ
処理装置13Aと、特に、クライアント装置2が回線接
続対象とするサーバ装置1−1及び1−2の所在情報を
記憶する外部記憶装置14Aとを備えている。
【0030】データ処理装置13Aは、通信回線装置3
A,3Bを通じてクライアント装置2のデータ処理装置
23におけるコマンド要求部232からのコマンドを受
け付けるコマンド受付部131aと、外部記憶装置14
A中のユーザ固有情報登録部141aのユーザ固有情報
又はユーザ固有情報を管理するサ―バ装置1−1及び1
−2の所在情報(ホスト装置名及び以降で説明するIP
アドレス)を取得する外部記憶読込部132aとを備え
ている。
A,3Bを通じてクライアント装置2のデータ処理装置
23におけるコマンド要求部232からのコマンドを受
け付けるコマンド受付部131aと、外部記憶装置14
A中のユーザ固有情報登録部141aのユーザ固有情報
又はユーザ固有情報を管理するサ―バ装置1−1及び1
−2の所在情報(ホスト装置名及び以降で説明するIP
アドレス)を取得する外部記憶読込部132aとを備え
ている。
【0031】また、データ処理装置13Aには、外部記
憶装置14Aにおけるユーザ固有情報登録部141aの
取得情報から、クライアント装置2からの接続要求にお
けるユーザ固有情報の管理が、サーバ装置1−1,1−
2のいずれで行われているかを解析するユーザ固有情報
登録サーバ解析部133aと、クライアント装置2から
のユーザ固有情報の取得要求に対する返信(接続要求の
受理又は他のサーバ装置1−1又は1−2の所在情報)
を行うためのコマンド返却部134aとを備えている。
憶装置14Aにおけるユーザ固有情報登録部141aの
取得情報から、クライアント装置2からの接続要求にお
けるユーザ固有情報の管理が、サーバ装置1−1,1−
2のいずれで行われているかを解析するユーザ固有情報
登録サーバ解析部133aと、クライアント装置2から
のユーザ固有情報の取得要求に対する返信(接続要求の
受理又は他のサーバ装置1−1又は1−2の所在情報)
を行うためのコマンド返却部134aとを備えている。
【0032】外部記憶装置14Aは、このサーバ装置1
−1が管理するユーザ固有情報を記憶し、また、ユーザ
固有情報を管理する他のサーバ装置1−2の所在情報を
記憶したユーザ固有情報登録部141aを備えている。
−1が管理するユーザ固有情報を記憶し、また、ユーザ
固有情報を管理する他のサーバ装置1−2の所在情報を
記憶したユーザ固有情報登録部141aを備えている。
【0033】図3において、サーバ装置1−2は、サー
バ装置1−1と同様の構成であり、入力装置11B、出
力装置12B、データ処理装置13B及び外部記憶装置
14Bを備えている。また、データ処理装置13Bは、
コマンド受付部131b、外部記憶読込部132b、ユ
ーザ固有情報登録サーバ解析部133b及びコマンド返
却部134bを備えている。外部記憶装置14Bは、ユ
ーザ固有情報登録部141bを備えている。
バ装置1−1と同様の構成であり、入力装置11B、出
力装置12B、データ処理装置13B及び外部記憶装置
14Bを備えている。また、データ処理装置13Bは、
コマンド受付部131b、外部記憶読込部132b、ユ
ーザ固有情報登録サーバ解析部133b及びコマンド返
却部134bを備えている。外部記憶装置14Bは、ユ
ーザ固有情報登録部141bを備えている。
【0034】ユーザ固有情報登録部141bは、このサ
ーバ装置1−2が管理するユーザ固有情報が記憶され、
また、ユーザ固有情報を管理する他のサーバ装置1−1
の所在情報を記憶している。
ーバ装置1−2が管理するユーザ固有情報が記憶され、
また、ユーザ固有情報を管理する他のサーバ装置1−1
の所在情報を記憶している。
【0035】図4において、クライアント装置2は、特
に取得要求を行うユーザ固有情報に対するログインユー
ザ識別符号の入力操作を行うためのキーボード及び座標
入力装置などの入力装置21と、処理データ、特にユー
ザ固有情報に対する処理データを画面表示するLCDデ
ィスプレイ装置などの出力装置22と、プログラム制御
によって、前記した「本発明にかかる制御動作の処理手
順」を実行するためのデータ処理装置23と、特に、ユ
ーザ固有情報を管理するサーバ装置1−1又は1−2の
所在情報を記憶した外部記憶装置24とを備えている。
に取得要求を行うユーザ固有情報に対するログインユー
ザ識別符号の入力操作を行うためのキーボード及び座標
入力装置などの入力装置21と、処理データ、特にユー
ザ固有情報に対する処理データを画面表示するLCDデ
ィスプレイ装置などの出力装置22と、プログラム制御
によって、前記した「本発明にかかる制御動作の処理手
順」を実行するためのデータ処理装置23と、特に、ユ
ーザ固有情報を管理するサーバ装置1−1又は1−2の
所在情報を記憶した外部記憶装置24とを備えている。
【0036】データ処理装置23は、外部記憶装置24
における接続サーバ情報記憶部241からクライアント
装置2が回線接続するサーバ装置1−1又は1−2の所
在情報(ホスト名)を読み込むための外部記憶読込部2
31と、外部記憶読込部231で読み込んだサーバ装置
1−1又は1−2に対してコマンドを発行するコマンド
要求部232とを備えている。
における接続サーバ情報記憶部241からクライアント
装置2が回線接続するサーバ装置1−1又は1−2の所
在情報(ホスト名)を読み込むための外部記憶読込部2
31と、外部記憶読込部231で読み込んだサーバ装置
1−1又は1−2に対してコマンドを発行するコマンド
要求部232とを備えている。
【0037】更に、データ処理装置23は、サーバ装置
1−1又は1−2からの返却情報を受け付けるコマンド
返却受付部233と、サーバ装置1−1又は1−2から
返却された情報から回線接続するサーバ装置1−1又は
1−2の変更設定を行うかの解析を行う返却コマンド解
析部234と、回線接続するサーバ装置1−1又は1−
2の所在情報が変更設定された場合に、外部記憶装置2
4の接続サーバ情報記憶部241における所在情報を変
更設定する外部記憶書込部235とを備えている。
1−1又は1−2からの返却情報を受け付けるコマンド
返却受付部233と、サーバ装置1−1又は1−2から
返却された情報から回線接続するサーバ装置1−1又は
1−2の変更設定を行うかの解析を行う返却コマンド解
析部234と、回線接続するサーバ装置1−1又は1−
2の所在情報が変更設定された場合に、外部記憶装置2
4の接続サーバ情報記憶部241における所在情報を変
更設定する外部記憶書込部235とを備えている。
【0038】外部記憶装置24には、クライアント装置
2が回線接続対象とするサーバ装置1−1又は1−2の
所在情報(ホスト装置名)を記憶する接続サーバ情報記
憶部241が設けられている。
2が回線接続対象とするサーバ装置1−1又は1−2の
所在情報(ホスト装置名)を記憶する接続サーバ情報記
憶部241が設けられている。
【0039】次に、この実施形態の動作について説明す
る。クライアント装置2は、入力装置21から入力され
たログインユーザ識別符号(ID)によって、まず、接
続サーバ情報記憶部241の記憶情報からサーバ装置1
−1に通信回線装置3−1を通じて回線接続する。次
に、サーバ装置1−1は、外部記憶装置14Aにおける
ユーザ固有情報登録部141aのユーザ固有情報を調
べ、取得要求のユーザ固有情報が、サーバ装置1−2で
管理されていることを認識する。このユーザ固有情報に
対するサーバ装置1−2の所在情報をクライアント装置
2に通信回線装置3−1を通じて返却する。
る。クライアント装置2は、入力装置21から入力され
たログインユーザ識別符号(ID)によって、まず、接
続サーバ情報記憶部241の記憶情報からサーバ装置1
−1に通信回線装置3−1を通じて回線接続する。次
に、サーバ装置1−1は、外部記憶装置14Aにおける
ユーザ固有情報登録部141aのユーザ固有情報を調
べ、取得要求のユーザ固有情報が、サーバ装置1−2で
管理されていることを認識する。このユーザ固有情報に
対するサーバ装置1−2の所在情報をクライアント装置
2に通信回線装置3−1を通じて返却する。
【0040】クライアント装置2は、返却された所在情
報に基づいてサーバ装置1−2に通信回線装置3−2を
通じて回線接続する。クライアント装置2とサーバ装置
1−2との間で回線接続処理が確立する。次に、サーバ
装置1−2は、ユーザ固有情報登録部141bからの回
線接続要求に対するユーザ固有情報を、クライアント装
置2に通信回線装置3−2を通じて返却する。クライア
ント装置2は、サーバ装置1−1からの所在情報の返却
後に、入力装置21からのログインユーザ識別符号(I
D)に対応するユーザ固有情報を管理しているサーバ装
置1−2の所在情報を、外部記憶装置24の接続サーバ
情報記憶部241に書き込む。
報に基づいてサーバ装置1−2に通信回線装置3−2を
通じて回線接続する。クライアント装置2とサーバ装置
1−2との間で回線接続処理が確立する。次に、サーバ
装置1−2は、ユーザ固有情報登録部141bからの回
線接続要求に対するユーザ固有情報を、クライアント装
置2に通信回線装置3−2を通じて返却する。クライア
ント装置2は、サーバ装置1−1からの所在情報の返却
後に、入力装置21からのログインユーザ識別符号(I
D)に対応するユーザ固有情報を管理しているサーバ装
置1−2の所在情報を、外部記憶装置24の接続サーバ
情報記憶部241に書き込む。
【0041】クライアント装置2は、この後に同一のロ
グインユーザ識別符号(ID)でサーバ装置1−1又は
1−2に回線接続する場合に、ユーザ固有情報を管理し
ているサーバ装置1−2に直接、回線接続して対応し取
得要求を行ったユーザ固有情報を取得する。
グインユーザ識別符号(ID)でサーバ装置1−1又は
1−2に回線接続する場合に、ユーザ固有情報を管理し
ているサーバ装置1−2に直接、回線接続して対応し取
得要求を行ったユーザ固有情報を取得する。
【0042】次に、上記の動作を詳細に説明する。図5
は実施形態の動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。図1から図5において、クライアント装置2では、
入力装置21からログインユーザ識別符号(ID)が入
力される図5中のステップS1)。クライアント装置2
のデータ処理装置23における外部記憶読込部231に
よって、接続サーバ情報記憶部241に記憶した回線接
続対象のサーバ装置1−1又は1−2の所在情報(ここ
ではサーバ装置1−1とする)を取得し(ステップS
2)、データ処理装置23のコマンド要求部232がサ
ーバ装置1−1に対してログインコマンドを発行する
(ステップS3)。
は実施形態の動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。図1から図5において、クライアント装置2では、
入力装置21からログインユーザ識別符号(ID)が入
力される図5中のステップS1)。クライアント装置2
のデータ処理装置23における外部記憶読込部231に
よって、接続サーバ情報記憶部241に記憶した回線接
続対象のサーバ装置1−1又は1−2の所在情報(ここ
ではサーバ装置1−1とする)を取得し(ステップS
2)、データ処理装置23のコマンド要求部232がサ
ーバ装置1−1に対してログインコマンドを発行する
(ステップS3)。
【0043】サーバ装置1−1は、データ処理装置13
Aにおけるコマンド受付部131aによって、クライア
ント装置2からの回線接続要求を受け取って、外部記憶
読込部132aが、外部記憶装置14Aにおけるユーザ
固有情報登録部141aの登録情報を取得する(ステッ
プS4)。
Aにおけるコマンド受付部131aによって、クライア
ント装置2からの回線接続要求を受け取って、外部記憶
読込部132aが、外部記憶装置14Aにおけるユーザ
固有情報登録部141aの登録情報を取得する(ステッ
プS4)。
【0044】次に、この登録情報からユーザ固有情報登
録サーバ解析部133aが、クライアント装置2から取
得要求が行われたユーザ固有情報が管理されているかの
確認を行う(ステップS5)。このステップS5で管理
が行われていない場合(No)、取得要求が行われたユ
ーザ固有情報を管理するサーバ装置1−1又は1−2の
所在情報(ここではサーバ装置1−2とする)を、コマ
ンド返却部134aから返却(ステップS6)し、この
返却されたサーバ装置1−2の所在情報に対するログイ
ン要求コマンドを発行してステップS3に戻る。
録サーバ解析部133aが、クライアント装置2から取
得要求が行われたユーザ固有情報が管理されているかの
確認を行う(ステップS5)。このステップS5で管理
が行われていない場合(No)、取得要求が行われたユ
ーザ固有情報を管理するサーバ装置1−1又は1−2の
所在情報(ここではサーバ装置1−2とする)を、コマ
ンド返却部134aから返却(ステップS6)し、この
返却されたサーバ装置1−2の所在情報に対するログイ
ン要求コマンドを発行してステップS3に戻る。
【0045】ステップS5で取得要求が行われたユーザ
固有情報を管理している場合、すなわち、存在する場合
(Yes)、データ処理装置13Aにおけるコマンド返
却部134aからユーザ固有情報を、通信回線装置3−
1を通じてクライアント装置2に返却する。更に、クラ
イアント装置2のデータ処理装置23におけるコマンド
返却受付部233が、サーバ装置1−1との回線接続を
通信回線装置3−1を通じて確立する(ステップS
7)。
固有情報を管理している場合、すなわち、存在する場合
(Yes)、データ処理装置13Aにおけるコマンド返
却部134aからユーザ固有情報を、通信回線装置3−
1を通じてクライアント装置2に返却する。更に、クラ
イアント装置2のデータ処理装置23におけるコマンド
返却受付部233が、サーバ装置1−1との回線接続を
通信回線装置3−1を通じて確立する(ステップS
7)。
【0046】この回線接続の確立後に、クライアント装
置2は、回線接続先のサーバ装置1−1で要求したログ
インユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報が管理さ
れていないかの確認、すなわち、変更があるかを確認す
る(ステップS8)。このステップS8で変更がある場
合(Yes)、外部記憶装置24における外部記憶書込
部235を通じて接続サーバ情報記憶部241が、入力
ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報を記
憶しているサーバ装置1−2の所在情報の更新設定(記
憶)を行って、その処理を終了する(ステップS9)。
ステップS8で、変更がない場合(No)も処理を終了
する。
置2は、回線接続先のサーバ装置1−1で要求したログ
インユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報が管理さ
れていないかの確認、すなわち、変更があるかを確認す
る(ステップS8)。このステップS8で変更がある場
合(Yes)、外部記憶装置24における外部記憶書込
部235を通じて接続サーバ情報記憶部241が、入力
ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報を記
憶しているサーバ装置1−2の所在情報の更新設定(記
憶)を行って、その処理を終了する(ステップS9)。
ステップS8で、変更がない場合(No)も処理を終了
する。
【0047】次に、他の実施形態について説明する。図
6他の実施形態の構成を示すブロック図である。図6に
おいて、クライアント装置2Aのデータ処理装置23A
内に接続サーバ管理部236が追加されている。この他
の構成は図4に示したクライアント装置2におけるデー
タ処理装置23と同様の構成である。すなわち、このデ
ータ処理装置23Aには、追加された接続サーバ管理部
236と共に、外部記憶読込部231、コマンド要求部
232、コマンド返却受付部233、返却コマンド解析
部234及び外部記憶書込部235を備えている。ま
た、図1の構成と同様に入力装置21、出力装置22及
び外部記憶装置24(接続サーバ情報記憶部241)が
設けられている。
6他の実施形態の構成を示すブロック図である。図6に
おいて、クライアント装置2Aのデータ処理装置23A
内に接続サーバ管理部236が追加されている。この他
の構成は図4に示したクライアント装置2におけるデー
タ処理装置23と同様の構成である。すなわち、このデ
ータ処理装置23Aには、追加された接続サーバ管理部
236と共に、外部記憶読込部231、コマンド要求部
232、コマンド返却受付部233、返却コマンド解析
部234及び外部記憶書込部235を備えている。ま
た、図1の構成と同様に入力装置21、出力装置22及
び外部記憶装置24(接続サーバ情報記憶部241)が
設けられている。
【0048】追加された接続サーバ管理部236は、ク
ライアント装置2Aの利用状態が利用者によってまちま
ちであり、常に同一のユーザ固有情報を利用するとは限
らないために設けられている。すなわち、接続サーバ情
報記憶部241の情報を、クライアント装置2Aを利用
するユーザ固有情報に関して全て管理することにより、
どのユーザ固有情報が利用しても、回線接続するサーバ
装置1−1又は1−2の変更設定の発生を最小限に抑え
ることが出来るようにしている。この結果、高速な回線
接続処理が、より高速化される。
ライアント装置2Aの利用状態が利用者によってまちま
ちであり、常に同一のユーザ固有情報を利用するとは限
らないために設けられている。すなわち、接続サーバ情
報記憶部241の情報を、クライアント装置2Aを利用
するユーザ固有情報に関して全て管理することにより、
どのユーザ固有情報が利用しても、回線接続するサーバ
装置1−1又は1−2の変更設定の発生を最小限に抑え
ることが出来るようにしている。この結果、高速な回線
接続処理が、より高速化される。
【0049】次に、他の実施形態の動作について説明す
る。図7は、他の実施形態での動作の処理手順を説明す
るためのフローチャートである。図6及び図7におい
て、入力装置21からログインユーザIDが入力される
(図7中のステップS21)。クライアント装置2Aの
データ処理装置23Aにおける外部記憶読込部231に
よって、接続サーバ情報記憶部241での回線接続を行
うサーバ装置1−1又は1−2の所在情報一覧を取得す
る(ステップS22)。
る。図7は、他の実施形態での動作の処理手順を説明す
るためのフローチャートである。図6及び図7におい
て、入力装置21からログインユーザIDが入力される
(図7中のステップS21)。クライアント装置2Aの
データ処理装置23Aにおける外部記憶読込部231に
よって、接続サーバ情報記憶部241での回線接続を行
うサーバ装置1−1又は1−2の所在情報一覧を取得す
る(ステップS22)。
【0050】接続サーバ管理部236によって、この取
得した接続サーバ装置1−1又は1−2の所在情報一覧
に記憶したユーザ固有情報が格納されているかを検索す
る(ステップS23)。このステップS23で、ユーザ
固有情報が格納されている場合は、その接続先情報を利
用し、また、ユーザ固有情報が格納されていない場合
は、既定値の接続先情報(ここではサーバ装置1−1と
する)を利用してサーバ装置1−1に対し、コマンド要
求部232からサーバ装置1−1に対してログインコマ
ンドを発行する(ステップS24)。
得した接続サーバ装置1−1又は1−2の所在情報一覧
に記憶したユーザ固有情報が格納されているかを検索す
る(ステップS23)。このステップS23で、ユーザ
固有情報が格納されている場合は、その接続先情報を利
用し、また、ユーザ固有情報が格納されていない場合
は、既定値の接続先情報(ここではサーバ装置1−1と
する)を利用してサーバ装置1−1に対し、コマンド要
求部232からサーバ装置1−1に対してログインコマ
ンドを発行する(ステップS24)。
【0051】サーバ装置1−1のデータ処理装置13A
におけるコマンド受付部131aがクライアント装置2
Aからの回線接続要求を受け取ると、サーバ装置1−1
は、データ処理装置13Aにおける外部記憶読込部13
2aが、ユーザ固有情報登録部141aの情報を取得す
る(ステップS25)。サーバ装置1−1は、通信回線
装置3−1を通じてクライアント装置2Aから取得要求
が行われたユーザ固有情報を管理しているかを確認する
(ステップS26)。
におけるコマンド受付部131aがクライアント装置2
Aからの回線接続要求を受け取ると、サーバ装置1−1
は、データ処理装置13Aにおける外部記憶読込部13
2aが、ユーザ固有情報登録部141aの情報を取得す
る(ステップS25)。サーバ装置1−1は、通信回線
装置3−1を通じてクライアント装置2Aから取得要求
が行われたユーザ固有情報を管理しているかを確認する
(ステップS26)。
【0052】このステップS26で取得要求が行われた
ユーザ固有情報を管理しておらず、すなわち、存在しな
い場合(No)、取得要求が行われたユーザ固有情報を
管理しているサーバ装置1−1又は1−2の所在情報
(ここではサーバ装置1−2とする)をコマンド返却部
134aから返却し(ステップS27)、再度、返却さ
れたサーバ装置1−2の所在情報に対するログイン要求
コマンドを発行してステップS24に戻る。
ユーザ固有情報を管理しておらず、すなわち、存在しな
い場合(No)、取得要求が行われたユーザ固有情報を
管理しているサーバ装置1−1又は1−2の所在情報
(ここではサーバ装置1−2とする)をコマンド返却部
134aから返却し(ステップS27)、再度、返却さ
れたサーバ装置1−2の所在情報に対するログイン要求
コマンドを発行してステップS24に戻る。
【0053】ステップS26で、取得要求が行われたユ
ーザ固有情報が管理されている場合、すなわち、存在す
る場合(Yes)、サーバ装置1−1のデータ処理装置
13Aにおけるコマンド返却部134aからユーザ固有
情報を、通信回線装置3−1を通じてクライアント装置
2に返却し、更に、クライアント装置2のコマンド返却
受付部233が、サーバ装置1−1からの情報を受け取
って通信回線接続を確立する(ステップS28)。
ーザ固有情報が管理されている場合、すなわち、存在す
る場合(Yes)、サーバ装置1−1のデータ処理装置
13Aにおけるコマンド返却部134aからユーザ固有
情報を、通信回線装置3−1を通じてクライアント装置
2に返却し、更に、クライアント装置2のコマンド返却
受付部233が、サーバ装置1−1からの情報を受け取
って通信回線接続を確立する(ステップS28)。
【0054】この回線接続の確立後に、クライアント装
置2Aでは、入力されたログインユーザ識別符号(I
D)が、接続サーバ情報記憶部241の接続先サーバ管
理一覧に格納されているかを確認する(ステップS2
9)。ここで接続先サーバ管理一覧にログインユーザ識
別符号(ID)が格納されていな場合(No)、データ
処理装置23Aにおける外部記憶書込部235が、入力
されたユーザ固有情報と回線接続先のサーバ装置1−2
の所在情報とを一対にして、接続サーバ情報記憶部24
1に出力し、その処理を終了する(ステップS30) 。
置2Aでは、入力されたログインユーザ識別符号(I
D)が、接続サーバ情報記憶部241の接続先サーバ管
理一覧に格納されているかを確認する(ステップS2
9)。ここで接続先サーバ管理一覧にログインユーザ識
別符号(ID)が格納されていな場合(No)、データ
処理装置23Aにおける外部記憶書込部235が、入力
されたユーザ固有情報と回線接続先のサーバ装置1−2
の所在情報とを一対にして、接続サーバ情報記憶部24
1に出力し、その処理を終了する(ステップS30) 。
【0055】ステップS29で接続先サーバ管理一覧に
ログインユーザ識別符号(ID)が格納されている場合
(Yes)、接続先のサーバ装置1−2への変更設定が
生じているかを確認する(ステップS31)。ここで変
更設定が生じている場合(Yes)、データ処理装置1
3Aにおける外部記憶書込部235が外部記憶装置24
中の接続サーバ情報記憶部241の情報を更新して処理
を終了する(ステップS32)。ステップS31で回線
接続先のサーバ装置1−2への変更設定がない場合(N
o)、その処理を終了する。
ログインユーザ識別符号(ID)が格納されている場合
(Yes)、接続先のサーバ装置1−2への変更設定が
生じているかを確認する(ステップS31)。ここで変
更設定が生じている場合(Yes)、データ処理装置1
3Aにおける外部記憶書込部235が外部記憶装置24
中の接続サーバ情報記憶部241の情報を更新して処理
を終了する(ステップS32)。ステップS31で回線
接続先のサーバ装置1−2への変更設定がない場合(N
o)、その処理を終了する。
【0056】なお、この実施形態にあって、図1に示す
サーバ装置1−1,1−2及びクライアント装置2は、
汎用的な小型コンピュータで実現可能である。また、前
記した「本発明の動作の処理手順」のアプリケーション
は、汎用的なパッケージソフトウェア、例えば、フロッ
ピーディスク(FD)、CD−ROM,MO又は固体素
記憶素子などでの提供可能である。なお、このアプリケ
ーションは、サーバ装置1−1,1−2及びクライアン
ト装置2に個別に実装するか、又は、サーバ装置1−
1,1−2にのみ実装する。
サーバ装置1−1,1−2及びクライアント装置2は、
汎用的な小型コンピュータで実現可能である。また、前
記した「本発明の動作の処理手順」のアプリケーション
は、汎用的なパッケージソフトウェア、例えば、フロッ
ピーディスク(FD)、CD−ROM,MO又は固体素
記憶素子などでの提供可能である。なお、このアプリケ
ーションは、サーバ装置1−1,1−2及びクライアン
ト装置2に個別に実装するか、又は、サーバ装置1−
1,1−2にのみ実装する。
【0057】このサーバ装置1−1,1−2にのみ実装
する場合は、遠隔手続き呼び出し方式(RPC:Remote Proc
edure Call) を適用してクライアント装置2が「本発明
の動作の処理手順」を実行することになる。
する場合は、遠隔手続き呼び出し方式(RPC:Remote Proc
edure Call) を適用してクライアント装置2が「本発明
の動作の処理手順」を実行することになる。
【0058】また、このサーバ装置1−2の所在情報を
ホスト装置名で記憶しているが、IPアドレスをもって
記憶することも可能である。すなわち、本発明の分散型
サーバ/クライアントシステムを、特に、TCP/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
による企業内閉鎖通信ネットワーク(イントラネット)
として構築した場合である。この場合、情報記録媒体の
制御プログラムを、CGI(Commnon Gateway Interfac
e) プログラムによって「本発明の動作の処理手順」を
実行する。このCGIプログラムによる実行も本発明に
含まれる。
ホスト装置名で記憶しているが、IPアドレスをもって
記憶することも可能である。すなわち、本発明の分散型
サーバ/クライアントシステムを、特に、TCP/IP
(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
による企業内閉鎖通信ネットワーク(イントラネット)
として構築した場合である。この場合、情報記録媒体の
制御プログラムを、CGI(Commnon Gateway Interfac
e) プログラムによって「本発明の動作の処理手順」を
実行する。このCGIプログラムによる実行も本発明に
含まれる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシステ
ムにおける接続サーバの変更設定方法によれば、クライ
アント装置からの回線接続対象となるサーバ装置をユー
ザ固有情報の管理状態(所在情報)、例えば、ユーザ固
有情報の格納を他のサーバ装置に変更した場合などに対
応して自動的に変更設定できるようにしている。この結
果、次回のユーザ固有情報の取得要求が変更設定したサ
ーバ装置に直接、行われるようになり、そのクライアン
ト装置からのログイン処理が高速化できるようになる。
の分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシステ
ムにおける接続サーバの変更設定方法によれば、クライ
アント装置からの回線接続対象となるサーバ装置をユー
ザ固有情報の管理状態(所在情報)、例えば、ユーザ固
有情報の格納を他のサーバ装置に変更した場合などに対
応して自動的に変更設定できるようにしている。この結
果、次回のユーザ固有情報の取得要求が変更設定したサ
ーバ装置に直接、行われるようになり、そのクライアン
ト装置からのログイン処理が高速化できるようになる。
【0060】本発明の情報記録媒体は、前記した分散型
サーバ/クライアントシステムにおけるクライアント装
置からの回線接続対象となるサーバ装置をユーザ固有情
報の管理状態(所在情報)に対応して自動的に変更設定
する処理手順の制御プログラムを汎用的なパッケージソ
フトウェアとして提供している。この結果、小型汎用コ
ンピュータでの本発明の実施が容易に出来るようにな
る。
サーバ/クライアントシステムにおけるクライアント装
置からの回線接続対象となるサーバ装置をユーザ固有情
報の管理状態(所在情報)に対応して自動的に変更設定
する処理手順の制御プログラムを汎用的なパッケージソ
フトウェアとして提供している。この結果、小型汎用コ
ンピュータでの本発明の実施が容易に出来るようにな
る。
【図1】本発明の分散型サーバ/クライアントシステム
及びこのシステムにおける接続サーバの変更設定方法並
びに情報記録媒体の実施形態における概略構成を示すブ
ロック図である。
及びこのシステムにおける接続サーバの変更設定方法並
びに情報記録媒体の実施形態における概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1中の一方のサーバ装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】図1中の他方のサーバ装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】図1中のクライアント装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】実施形態の動作の処理手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】他の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図7】他の実施形態での動作の処理手順を説明するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
1−1,1−2 サーバ装置 2 クライアント装置 3A,3B 通信回線装置 11A,11B,21 入力装置 13A,13B,23 データ処理装置 14A,14B,24 外部記憶装置 131a,131b コマンド受付部 132a,132b 外部記憶読込部 133a,133b ユーザ固有情報登録サーバ解析部 134a,134b コマンド返却部 141a,141b ユーザ固有情報登録部 231 外部記憶読込部 232 コマンド要求部 233 コマンド返却受付部 234 返却コマンド解析部 235 外部記憶書込部 236 接続サーバ管理部 241 接続サーバ情報記憶部
Claims (13)
- 【請求項1】 クライアント装置からの回線接続対象と
なるサーバ装置を自動的に変更設定する分散型サーバ/
クライアントシステムであって、 クライアント装置が、入力ログインユーザ識別符号に対
応するユーザ固有情報の取得要求を、記憶情報における
サーバ装置へ回線接続して行い、かつ、サーバ装置から
通知された所在情報をユーザ固有情報に対応付けて前記
記憶情報に対する変更設定を行い、この記憶情報におけ
る変更設定の後に、新たな入力ログインユーザ識別符号
に対応するユーザ固有情報の取得要求を、前記記憶情報
における他のサーバ装置へ回線接続して行うと共に、サ
ーバ装置から回線接続を通じて転送されたユーザ固有情
報を取得し、かつ、 サーバ装置が、前記クライアント装置から回線接続を通
じて取得要求が行われたユーザ固有情報を他のサーバ置
が管理していることを認識した際に、他のサーバ装置の
所在情報を前記クライアント装置に通知し、この後に、
他のサーバ装置が、取得要求が行われたユーザ固有情報
をクライアント装置に送出する、 ことを特徴とする分散型サーバ/クライアントシステ
ム。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のクライアント装置と
して、 少なくとも入力ログインユーザ識別符号の入力操作を行
うための入力装置と、 制御プログラムを実行して回線接続するサーバ装置の変
更設定を自動的に行う処理手順を実行するデータ処理装
置と、 回線接続対象となる複数のサーバ装置の所在情報を記憶
した外部記憶装置と、 を備えることを特徴とする分散型サーバ/クライアント
システム。 - 【請求項3】 前記請求項2記載のデータ処理装置とし
て、 外部記憶装置に記憶している回線接続対象のサーバ装置
の所在情報を読み込むための外部記憶読込部と、 前記外部記憶読込部で読み込んだ前記サーバ装置に対し
てコマンドを発行するコマンド要求部と、 回線接続を通じて前記サーバ装置からの返却情報を受け
付けるコマンド返却受付部と、 前記サーバ装置からの返却情報に基づいて回線接続対象
のサーバ装置の変更設定を行うかを解析する返却コマン
ド解析部と、 回線接続する前記サーバ装置の所在情報が変更になった
場合の所在情報を変更設定する外部記憶書込部と、 を備えることを特徴とする分散型サーバ/クライアント
システム。 - 【請求項4】 前記請求項2記載のデータ処理装置に、 外部記憶装置における情報をユーザ固有情報に対して管
理し、回線接続するサーバ装置の変更設定の発生を少な
くするための接続サーバ管理部を更に備えることを特徴
とする分散型サーバ/クライアントシステム。 - 【請求項5】 前記請求項2記載の外部記憶装置とし
て、 当該クライアント装置が回線接続する対象のサーバ装置
の所在情報を記憶する接続サーバ情報記憶部を備えるこ
とを特徴とする分散型サーバ/クライアントシステム。 - 【請求項6】 前記請求項1記載のサーバ装置として、 制御プログラムを実行して回線接続するサーバ装置の変
更設定を自動的に行う処理手順を実行するデータ処理装
置と、 当該サーバ装置が管理するユーザ固有情報を記憶し、か
つ、このユーザ固有情報を管理する他のサーバ装置の所
在情報を記憶した外部記憶装置と、 を備えることを特徴とする分散型サーバ/クライアント
システム。 - 【請求項7】 前記請求項6記載のデータ処理装置とし
て、 回線接続を通じてクライアント装置からのコマンドを受
け付けるコマンド要求受付部と、 外部記憶装置におけるユーザ固有情報又はユーザ固有情
報を管理する他のサ―バ装置の所在情報を取得するため
の外部記憶読込部と、 前記外部記憶装置からの取得情報に基づいて、クライア
ント装置から取得要求が行われたユーザ固有情報を複数
サーバ装置のいずれで管理しているかを解析するユーザ
固有情報登録サーバ解析部と、 前記クライアント装置からの取得要求に対する少なくと
も回線接続要求の受理及び他のサーバ装置の所在情報を
返信するためのコマンド返却部と、 を備えることを特徴とする分散型サーバ/クライアント
システム。 - 【請求項8】 前記請求項6記載の外部記憶装置とし
て、 当該サーバ装置が管理するユーザ固有情報及び複数のサ
ーバ装置のそれぞれの所在情報を登録したユーザ固有情
報登録部を備えることを特徴とする分散型サーバ/クラ
イアントシステム。 - 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれかに記載のク
ライアント装置とサーバ装置との間で、 遠隔手続き呼び出し方式(RPC)を適用して、クライ
アント装置からの回線接続対象となるサーバ装置を自動
的に変更設定することを特徴とする分散型サーバ/クラ
イアントシステム。 - 【請求項10】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の
クライアント装置とサーバ装置との間で、 所在情報としてのIPアドレスを記憶し、かつ、TCP
/IP通信におけるCGIプログラムを実行して、クラ
イアント装置からの回線接続対象となるサーバ装置を自
動的に変更設定することを特徴とする分散型サーバ/ク
ライアントシステム。 - 【請求項11】 クライアントからの回線接続対象とな
るサーバを自動的に変更設定する分散型サーバ/クライ
アントシステムにおける回線接続サーバの変更設定方法
であって、 入力ログインユーザ識別符号に対応するユーザ固有情報
の取得要求を、記憶情報におけるサーバへ回線接続して
行うクライアント処理段階と、 このサーバにおいて、取得要求が行われたユーザ固有情
報を他のサーバで管理していることを認識した際に、他
のサーバの所在情報をクライアントに通知するサーバ処
理段階と、 このクライアントにおいて、通知された所在情報をユー
ザ固有情報に対応付けて前記記憶情報に対する変更設定
を行うクライアント処理段階と、 を有することを特徴とする分散型サーバ/クライアント
システムにおける回線接続サーバの変更設定方法。 - 【請求項12】 前記記憶情報における変更設定の後
に、 入力ログインユーザ識別符号に対応する新たなユーザ固
有情報の取得要求を記憶情報における他のサーバへ回線
接続して行うクライアント処理段階と、 次に、他のサーバが、取得要求が行われたユーザ固有情
報をクライアントに送出するサーバ処理段階と、 クライアントが、回線接続を通じて転送されたユーザ固
有情報を取得するクライアント処理段階と、 を有することを特徴とする請求項11記載の分散型サー
バ/クライアントシステムにおける回線接続サーバの変
更設定方法。 - 【請求項13】 クライアント装置が、入力ログインユ
ーザ識別符号に対応するユーザ固有情報の取得要求を、
記憶情報におけるサーバ装置へ回線接続して行い、か
つ、サーバ装置から通知された所在情報をユーザ固有情
報に対応付けて記憶情報に対する変更設定を行い、この
後の新たな入力ログインユーザ識別符号に対応するユー
ザ固有情報の取得要求を、記憶情報における他のサーバ
装置へ回線接続して行うと共に、サーバ装置から回線接
続を通じて転送されたユーザ固有情報を取得し、 及び/又は、 サーバ装置が、クライアント装置から回線接続を通じて
取得要求が行われたユーザ固有情報を他のサーバ置が管
理していることを認識した際に、他のサーバ装置の所在
情報をクライアント装置に通知し、この後に、他のサー
バ装置が、取得要求が行われたユーザ固有情報をクライ
アント装置に送出する、 制御を実行するための制御プログラムを格納したことを
特徴とする情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11158650A JP2000347978A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシステムにおける接続サーバの変更設定方法並びに情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11158650A JP2000347978A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシステムにおける接続サーバの変更設定方法並びに情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000347978A true JP2000347978A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15676357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11158650A Pending JP2000347978A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 分散型サーバ/クライアントシステム及びこのシステムにおける接続サーバの変更設定方法並びに情報記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000347978A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011108243A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Samsung Sds Co Ltd | アンチウイルス保護システム及び方法 |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP11158650A patent/JP2000347978A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011108243A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Samsung Sds Co Ltd | アンチウイルス保護システム及び方法 |
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