JP2000347838A - 統合ソフトウェアパッケージシステム - Google Patents

統合ソフトウェアパッケージシステム

Info

Publication number
JP2000347838A
JP2000347838A JP11154072A JP15407299A JP2000347838A JP 2000347838 A JP2000347838 A JP 2000347838A JP 11154072 A JP11154072 A JP 11154072A JP 15407299 A JP15407299 A JP 15407299A JP 2000347838 A JP2000347838 A JP 2000347838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
attribute information
integrated
business
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11154072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3807150B2 (ja
Inventor
Hiroki Nikai
浩樹 二階
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15407299A priority Critical patent/JP3807150B2/ja
Publication of JP2000347838A publication Critical patent/JP2000347838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3807150B2 publication Critical patent/JP3807150B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割して個別に提供される、関連する複数の
ソフトウェア機能を選択して登録し、登録された機能を
統合表示して、選択、起動して処理する統合ソフトウェ
アパッケージシステムに関し、パッケージを分割して提
供することでユーザニーズに応じたシステムの組み合わ
せを可能とし、分割されたパッケージの業務間の操作の
一体感を保持すると共に統合表示する統合ソフトウェア
パッケージシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 選択したパッケージから入力した機能呼
出属性情報を記憶する呼出属性情報記憶手段1と、呼出
属性情報記憶手段1に記憶された機能を機能呼出属性情
報に基づいて統合表示する統合表示手段2と、統合表示
して利用者が選択した機能を上記記憶された機能呼出属
性情報に基づき起動する機能起動手段3とを備えるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分割して個別に提供
される関連する複数のソフトウェア機能を選択して登録
し、登録された機能を統合表示して選択、起動して処理
する統合ソフトウェアパッケージシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】関連する複数の業務をコンピュータで処
理するとき、対応する複数のソフトウェア処理プログラ
ムは関連を持ったひとかたまりの統合ソフトウェアパッ
ケージシステムとして利用者に提供される。
【0003】利用者は提供される統合ソフトウェアパッ
ケージシステムに含まれる複数のソフトウェア処理プロ
グラムの中からその利用者にとって必要なものを選んで
購入し利用者のコンピュータシステムに組み込んで利用
することができる。
【0004】すなわち、各利用者の業務形態に必要なも
のを選択したり、システム化する予算に応じて順次導入
したり、あるいは、新規に開発提供されるシステムを追
加して購入したりして、統合ソフトウェアパッケージシ
ステムを構成する機能を一時にすべてシステムに組み入
れないで、提供されるソフトウェア製品を機能単位に追
加、削除が行えるようになっている。
【0005】従来、具体的な統合ソフトウェアパッケー
ジシステムの提供方法としては次の2つの方法が一般的
に行われている。
【0006】1つは、複数の業務を別システムとして提
供する方法である。業務システムをA、B、Cと別々に
提供し、各業務システムの起動単位も別にする方法であ
り、起動を指示する画面上のアイコンも独立したものと
する。
【0007】この方法のメリットは、関連する業務で共
通に利用したり受け渡すデータ以外は完全独立であるた
めパッケージの提供方法は独立したものとなり取り扱い
が容易である。
【0008】もう一つの方法はライセンスとして提供す
る方法である。関連する業務処理システムの提供単位を
分割せず、一括して提供したシステムをライセンス契約
によって使用可、不可を制御する方法である。
【0009】この方法のメリットはシステムとしての一
体感があり、機能毎のライセンスを購入することで購入
した全機能を一体として使用することが可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一方、第一の方法のデ
メリットとしては、起動単位が独立しており、提供され
る業務処理A、B、Cの関連性が強い業務の場合は利用
者管理や業務の起動パラメタは各業務処理システム毎に
別々の管理を行うため各業務処理システム間の連繋性、
親和性、利便性が低いことになる。
【0011】また、第二の方法のデメリットとしては、
ユーザが導入していない機能をレベルアップする場合の
変更作業が煩雑になる。また、新機能が後日リリースさ
れたときも導入済のシステムへの追加処理などは煩雑な
ものとなる。
【0012】上記したように、統合ソフトウェアパッケ
ージシステムに含まれる各業務処理機能間の関連性が強
い場合には従来の統合ソフトウェアパッケージシステム
の提供方法では、製品としての提供単位のソフトウェア
パッケージの導入、保守が煩雑であったり、利用者のコ
ンピュータシステムに登録された各業務処理機能の起動
操作が統合された、一体感を持ったものとならないなど
が課題でありその解決策が求められていた。
【0013】本発明はこのような点にかんがみて、パッ
ケージを分割して提供することでユーザニーズに応じた
システムの組み合わせを可能とし、分割されたパッケー
ジの業務間の操作の一体感を保持することができる統合
ソフトウェアパッケージシステムを提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された統合ソフトウェアパッケージシステムによ
って解決される。
【0015】図1は、本発明の構成図であり、選択した
パッケージに格納された機能を登録し、登録された機能
を統合表示して選択起動する統合ソフトウェアパッケー
ジシステムの構成を示す。
【0016】図1において、1は選択したパッケージか
ら入力した機能呼出属性情報を記憶する呼出属性情報記
憶手段であり、2は呼出属性情報記憶手段に記憶された
機能を機能呼出属性情報に基づいて統合表示する統合表
示手段であり、3は統合表示して利用者が選択した機能
を上記記憶された機能呼出属性情報に基づき起動する機
能起動手段である。(請求項1) パッケージを追加して登録するとき、呼出属性情報記憶
手段1は追加するパッケージから入力した機能呼出属性
情報を追加して記憶するようにしている。(請求項2) 統合表示手段2は機能呼出属性情報に基づいて複数の機
能の表示に関して少なくとも順序および階層を決定して
メニュー表示するようにしている。(請求項3) 統合表示手段2が表示した機能を利用者が選択して起動
するとき、機能起動手段3は起動する機能の起動条件は
利用者があらためて指示しないときは直前に動作してい
た機能の起動条件を継承するようにしている。(請求項
4)
【0017】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施の形態の構成
図である。
【0018】本実施の形態においては、パーソナルコン
ピューター、ワークステーション等の汎用的な目的で使
用される計算機上で実行するコンピュータプログラムに
より実現する形態を示す。
【0019】本発明の統合ソフトウェアパッケージシス
テムは、処理装置、主記憶装置、補助記憶装置、入出力
装置などから構成される計算機上で、コンピュータプロ
グラムを実行して実現される。また、コンピュータプロ
グラムは、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬
型媒体やネットワーク接続された他の計算機の主記憶装
置や補助記憶装置等に格納されて提供される。本発明の
記録媒体は、上記可搬型媒体、主記憶装置、補助記憶装
置に該当する。
【0020】提供されたコンピュータプログラムは、可
搬型媒体から直接計算機の主記憶装置にロードされ、ま
たは、可搬型媒体から一旦補助記憶装置にコピーまたは
インストール後に、主記憶装置にロードされて実行す
る。また、ネットワーク接続された他の装置に格納され
て提供された場合も、他の装置からネットワークを経由
して受信後に、補助記憶装置にコピー、主記憶装置にロ
ードされ実行するものである。
【0021】本発明の実施の形態は提供単位のパッケー
ジの選択導入により業務処理操作画面に表示される統合
メニューバーの生成過程を示す。
【0022】21〜23は3種類の提供単位パッケージ
を示す。各提供単位パッケージは業務処理を行うシステ
ムを構築するために必要な各機能をコンピュータにおい
て動作させるプログラムが記録された媒体とその内容、
取り扱いを説明する説明書とからなっている。
【0023】ここでは各提供単位パッケージをa、b、
cと名付けられている。これらの提供単位パッケージの
うちaおよびbを導入してシステムに登録するようにし
ていることを示している。
【0024】各提供単位パッケージを登録するときに
は、各媒体に格納され提供される多くの実行ファイルあ
るいは実行に伴い必要なデータをシステム内の実行ファ
イル格納部26の適当な領域に格納されるが、利用者が
画面上に表示された統合メニューバーを操作して直接起
動する各業務プログラムの実行ファイルについては業務
管理テーブル24に実行ファイル名および起動時に指定
される起動条件が関連付けられて記憶される。
【0025】図2において、業務種類Aには統合メニュ
ーバーに表示され、利用者が直接指示して起動する機能
としてはA1およびA2の二つの機能がある。すなわ
ち、その二つに対応する実行ファイル、A1.exeお
よびA2.exeが業務種類Aに対応して業務管理テー
ブル24に記憶される。同時にそれぞれの必要とする起
動条件がXあるいはYとして関連付けられて記憶され
る。
【0026】同様に、業務種類Bについても実行ファイ
ル名B1.exe、また、起動条件としてXおよびYが
業務管理テーブル24に記憶される。
【0027】ここで、業務種類とは導入された統合パッ
ケージシステムの各業務機能を操作運用する面から分類
したものであり業務機能を階層的に統合メニューバーに
表示して操作を容易にする分類である。この業務種類は
各提供単位パッケージに含まれる業務機能毎に指定して
提供される。
【0028】提供単位パッケージaおよびbが登録され
たシステムが起動されると利用者が操作する業務処理操
作画面25に統合メニューバーとしてパッケージaおよ
びパッケージbのそれぞれに含まれる各業務機能が利用
者に分かりやすい名称で各業務種類名A、Bに分類し
て、A1、A2およびB1のように階層化されて表示さ
れる。
【0029】業務処理操作画面25には統合メニューバ
ーの他に統合メニューバーで起動を指示された業務機能
に対応して業務管理テーブル24に記憶された起動条件
が起動パラメータとして表示される。
【0030】利用者は統合メニューバーで指示した業務
機能で処理しようとするデータの種類等の起動条件を要
求された起動パラメータに対応して入力すると業務処理
を行うための業務メニューが表示されるようになる。図
2の業務処理操作画面25には起動パラメータとしては
業務機能B1に対応した起動パラメータXおよびYが、
また、業務機能B1の処理画面が業務メニューとして表
示されている。
【0031】上記したように提供単位パッケージを選択
して登録したシステムが構成され、業務処理を行う操作
画面に業務機能間の関係を表現して業務機能を統合メニ
ューバーとして表示して、利用者の操作が統合された環
境で行うことができることが分かる。
【0032】図3にはパッケージの順次導入による統合
メニューバーの遷移説明図を示す。すなわち、提供単位
パッケージを組み合わせて上記のような手順で構成され
る業務処理システムも時間とともに必要な業務機能が増
えたり、不要になったりしてその構成を変更して行くこ
とになる。
【0033】システムの構成が変更になったときにも統
合メニューバーにより利用者の業務処理の操作性を変え
ることなく移行できるようにすることができる。図3の
番号2に示すようにパッケージcを追加したときには統
合メニューバーには新らたにパッケージcに含まれる追
加業務機能B2、C1、C2が階層的に業務種類B、業
務種類Cとして表示される。
【0034】また、提供単位パッケージbの業務機能グ
ループが不要になったときは番号3に示すような統合メ
ニューバーとなる。すなわち、提供単位パッケージbに
含まれる業務機能グループとしてA2およびB1が不要
となったときにはパッケージbを単位として削除され、
統合メニューバーからも対応する業務機能が削除され
る。このような提供単位毎のパッケージの追加、削除を
行うときも利用者にとって馴染みのある統合メニューバ
ーの構成により容易に新しい環境の操作が可能になる。
【0035】さらに、図4には関連業務処理システムを
複数の部門で使用するときの業務処理パッケージの導入
の例を示す。適用の具体例として保健施設および訪問看
護ステーションへの介護システム用パッケージの導入例
を示している。
【0036】介護システム用パッケージは「基本セット
(基本I)」、「訪問看護セット(運用I)」、「保健
施設セット(運用II)」、「ケアプランセット(介護
I)」の4種類の提供単位パッケージとして提供され、
これらが上記説明した提供単位パッケージa、b、c等
に対応するものである。ここで基本Iは全てのシステム
に共通する業務機能を含むもので共通して導入されるも
のである。
【0037】共通の基本Iの他には保健施設の入所室用
システムとしては運用IIと介護I、事務室には運用II、
訪問看護ステーションには運用I、介護Iが選択導入さ
れている。このように時間的に順次導入する場合に加え
て、複数のシステムを配置して並行運用する場合にも同
じ利用者グループが構成の違うどのシステムでも違和感
なく統合メニューバーにより業務機能の操作を行うこと
ができる。
【0038】以下に提供単位パッケージの登録と統合メ
ニューバーの生成表示の動作を説明する。
【0039】図5は訪問看護業務を行うA訪問看護ステ
ーションの統合メニューバーの具体例である。また、図
6には介護業務用統合パッケージシステムの各提供単位
パッケージに含まれるテーブル、パッケージ共通部であ
る基本パッケージに含まれる業務種類テーブル、そして
提供単位パッケージの登録を行うことにより生成する業
務管理テーブルの構成例を示す。
【0040】まず、図5の統合メニューバーの意味する
ところを説明する。この画面はオペレータ1(OP1)
が業務処理を行っている状態である。
【0041】業務の種類は利用者管理、マスタ管理、介
護管理に区分してメニュー大項目に表示されている。各
業務種類に区分された業務機能は階層化されて表示され
ている。すなわち、利用者管理には基本情報、利用履歴
の二つの業務機能が選択して指定できるように表示され
る。同様にマスタ管理の業務機能としては地区、介護内
容、勤務パターンがある。介護管理は業務機能も一つで
あることが分かる。
【0042】統合メニューバーの画面の説明として付し
て、各業務機能がどの提供単位パッケージにより提供さ
れたのかを示してある。すなわち、基本情報は基本セッ
トとして基本Iパッケージ、利用履歴は訪問看護セット
として運用Iパッケージにより提供されたものが組み込
まれたことを説明している。他の業務機能も同様である
が、注意すべきことは本統合パッケージシステムの提供
単位パッケージと統合メニューバーの業務種類区分とは
直接対応するものではない、すなわち、提供単位を単純
にメニューに追加して操作指示に供するものではなく、
提供単位は別でも関連の業務を選びながら扱う一体感の
ある操作性を生み出すようになっているのである。
【0043】画面の下部にあるユーザID、利用年月は
現在操作している業務機能、すなわち☆印で示した基本
情報の処理で必要なパラメータをオペレータに入力させ
るガイドであり、データ処理の対象とするユーザIDと
して、F3102が、また処理対象とするデータの発生
年月が1998/10と入力された状態を示している。
このパラメータはオペレータが次の業務機能をメニュー
から選択して起動するとき同じパラメータ項目を必要と
する業務機能であったときには自動的に既に扱っていた
ユーザや利用年月は継承される。これも統合パッケージ
システムの特徴であり、単なる機能の起動メニューでは
なく業務機能間で操作の簡易化を図るデータ継承機能を
持つものである。
【0044】次に、図6により示すデータの構成に基づ
き、別々の提供単位パッケージで提供される各業務機能
の登録の過程、および登録された業務処理機能の統合メ
ニューバーへの表示の動作について説明する。動作は図
7にパッケージ登録動作のフローチャート、図8に統合
メニューバーの表示動作のフローチャートを示しこれら
のステップを追って説明する。
【0045】最初に図6によりデータの構成を説明す
る。図6(a)は提供単位パッケージテーブルである。
本来は各提供単位パッケージのそれぞれに含まれて提供
される情報であるが説明のため一覧として示してある。
すなわち、4つの提供単位パッケージのコード(PKG
−CD)としてa、b、c、dで示される各提供単位パ
ッケージ毎に業務機能を示す業務機能名、実行ファイル
名を属する業務種類コード、A、B、C、D、各業務種
類内のメニュー表示優先順位、1、2、3を示す業務機
能コード、さらに起動時に必要とするパラメータ、を機
能呼出属性情報として各提供単位パッケージ毎に示して
いる。
【0046】これは上記した図5の統合メニューバーに
対応した内容を例示しており、例えば、提供単位パッケ
ージaにはまず、業務機能名「基本情報」が実行ファイ
ル名「KIHON.EXE」として格納されており、統
合メニューバーには業務種類「A」の中に「1番」の優
先順位として表示し、起動時に必要なパラメータは
「X、Y」であるものとして記録され提供される。同様
に、業務機能名「地区」、「介護内容」がそれぞれの情
報を付帯させて格納されていることを示している。他の
提供単位パッケージb、c、dにも同様の情報として実
行ファイルと共に情報が添付されていることを示してい
る。
【0047】図6(b)業務種類テーブルはパッケージ
を統合する情報として基本情報を含むパッケージ「a」
に格納して提供されるものであり、業務種類の統合メニ
ューバーへの表示順序とその内容を示す。
【0048】図6(c)業務管理テーブルは上記提供単
位パッケージテーブル、業務種類テーブルを参照して、
選択された提供単位パッケージを登録したときに、業務
処理運用における統合メニューバーの表示のための情報
と、オペレータが指示した業務機能を呼び出すための情
報を格納するものである。
【0049】業務種類コード、業務機能コードの並びは
統合メニューバーに表示する項目の階層として表示する
業務種類の順序、業務機能の順序を示し、統合メニュー
バーの構成を示す。
【0050】また、実行ファイル名はオペレータが選択
した業務機能に対応して起動する実行ファイルの所在を
示し、パラメータはオペレータからの入力をガイドする
べきものとして提示されるものである。
【0051】上記説明は選択された提供パッケージをま
とめて登録する場合を例に上げたが、上記仕組みから容
易に分かるように新たに購入した提供単位パッケージを
追加して登録することも簡単に上記テーブルの操作によ
り行えるようになっている。
【0052】なお、業務管理テーブルのパッケージコー
ド(PKG−CD)は提供単位パッケージを更新する場
合や削除するときに必要な情報として記憶される。すな
わち、PKG−CDにより削除するべき実行ファイルの
所在を知りファイルを削除するとともに、統合メニュー
バーから取り除くべき業務機能を知りこの業務管理テー
ブルから該当する情報を削除する。これにより削除後の
新しい統合メニューバーの表示が可能となる。このよう
に本発明の適用により業務管理テーブルの情報の追加、
削除により容易に業務機能の追加登録、削除をした業務
処理システムの構築が可能となる。
【0053】図7のパッケージ登録のフローチャートに
より提供単位パッケージを登録する動作を説明する。全
く新たにパッケージを導入する場合は基本パッケージに
統合パッケージの共通部が格納されているので最初に基
本パッケージの登録を行うが、既に運用中のシステムに
新らたに提供単位パッケージを追加登録する場合は登録
の順序はない。
【0054】ステップS71において新規登録か、追加
登録かを確認し、上記基本パッケージの先行登録の要否
を判断している。新規登録の場合はステップS72にお
いて基本パッケージから図6(b)に示すような構成の
業務種類テーブルを読み込み設定する。これは業務種類
により統合メニューバーの構成を順序付けるのに使用す
る。
【0055】ステップS73以降は新規登録、追加登録
の共通の処理となる。ステップS73では、順次、登録
対象の提供単位パッケージを取り出し、提供単位パッケ
ージテーブルを入力する。パッケージテーブルは図6
(a)に示すように格納されている実行ファイルやデー
タに対応した属性情報が業務種類ごとに、業務機能のメ
ニュー表示優先順位に格納された目次のようなものであ
る。実行ファイル名はパッケージ内に格納されている業
務機能を起動するときに最初に実行されるプログラムを
格納したファイル名である。また、パラメータは各実行
ファイルを起動するときに動作の前提条件としてオペレ
ータに入力を要求したり自動的に操作の流れとして継承
してシステムから供給されるものである。
【0056】ステップS74では、提供単位パッケージ
テーブルに示された実行ファイルを別途指定の格納場所
に順次追加して格納する。すなわち、図6(c)に実行
ファイル名として例示するように別途指定した格納場所
フォルダ「AP」にまとめて格納するようにすることが
できる。
【0057】ステップS75においては、提供単位パッ
ケージテーブルに含まれる各業務機能を業務種類コー
ド、業務機能コードをキーとして順序付けるようにして
業務管理テーブルにマージして格納する。上記したよう
に各提供単位パッケージテーブルには業務種類コード、
業務機能コードのキーにより統合メニューバーの表示順
に順序づけて各業務機能の属性情報が格納されており、
業務管理テーブルに既に同じ基準で格納された属性情報
と混ぜ合わせるようにして適合する順序位置にそれぞれ
格納するようにしている。これにより、各業務機能を階
層化された統合メニューバーに配置して表示することが
できる。
【0058】ステップS76により登録する提供単位パ
ッケージはすべて登録処理が終ったかを調べ、すべての
提供単位パッケージの登録が終わるまで繰り返し処理を
する。以上のようにして提供単位パッケージの内容であ
るファイルのコピーと各業務機能の属性情報の登録が完
了し、業務処理を行うシステムが構成されたことにな
る。
【0059】次に、上記のように構成されたシステムの
操作を行うための統合メニューバーの画面表示の動作に
ついて図8の統合メニューバーの表示のフローチャート
を用いて説明する。
【0060】ステップS81により図6(b)に示す業
務種類テーブルから業務種類を順次取り出しを行う。具
体例ではまず業務種類コードAのユーザ管理(USR管
理)をテーブルから取り出す。順次Bマスタ管理、C介
護管理、D帳票管理と進めていく。ステップS82で統
合メニューバーの表示処理終了を確認する。
【0061】ステップS83においては取り出した業務
種類をメニューに追加して表示するこれは統合メニュー
バーの大項目に当たる部分であり、階層の上位の部分の
表示である。
【0062】ステップS84では、業務種類の次の階層
である業務機能があるか否かを調べている。すなわち、
業務管理テーブルの中に、取り出した業務種類に属する
業務機能があるか否かを調べる。ない場合は先頭に戻っ
て次の業務種類コードについてメニュー表示を繰り返
す。業務機能がある場合にはステップS85からステッ
プS87により業務機能のメニュー表示を行っている。
すなわち、業務管理テーブルの中の取り出されている業
務種類に属する業務機能を順に画面上の下位の階層のメ
ニューとして表示して行く。ステップS86で業務機能
のメニュー表示が処理中の業務種類についてすべて終わ
ると次の業務種類について処理するようにしている。
【0063】以上のようにして図5の統合メニューバー
が表示される。この統合メニューバーの業務機能項目を
オペレータが指示することにより業務管理テーブルの該
当する業務機能の属性情報が参照され、必要な起動条件
パラメータ項目を画面に表示して入力を求めたり、継承
されたパラメータ値の確認を求めたり会話が行われる。
その後図5の画面の下部にある実行ボタンを指示すると
業務管理テーブルが参照され実行ファイルが起動され
る。各業務機能のオペレータとの会話画面は図2の業務
処理操作画面の業務メニューとして示したように表示さ
れて処理が進むことになる。
【0064】なお、上記説明により示した構成により、
具体的な動作の説明を省略したパッケージの削除、変更
も業務管理テーブルの編集のみで容易に実現できる。ま
た、本発明の実施の形態においては、メニューの階層は
2段階としたがテーブルの構成を変更することにより多
段階の構成としたり、1段階の構成とすることもでき
る。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、システム提供者はシステムの構成機能を分割し
て提供し、システムの利用者が必要とする機能のみを選
択して登録して使用するときにも、個別機能の提供の独
立性と操作の一体感を両立させるようにした統合ソフト
ウェアパッケージを実現することができる。すなわち、
技術の進歩により次々に開発される新機能の追加システ
ム提供を、プログラム修正なしにパッケージの追加、削
除、変更が可能となり、且つ、操作上も分割された業務
間の親和性を保持するようにして使用者に組み合わされ
たことを意識させず単一のパッケージシステムのように
使用することができる。
【0066】以上のように、利用者の条件に合わせた必
要十分なシステムの構成と、操作のしやすいシステムの
構成が可能となるので、投資効率の向上、操作運用性の
向上、という経済的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成図
【図2】 本発明の実施の形態の構成図
【図3】 パッケージの順次導入による統合メニューバ
ーの遷移説明図
【図4】 部門別パッケージ選択導入による運用の例
【図5】 統合メニューバーの具体例
【図6】 業務管理テーブルの構成説明図
【図7】 パッケージ登録のフローチャート
【図8】 統合メニューバーの表示のフローチャート
【符号の説明】
1 呼出属性情報記憶手段 2 統合表示手段 3 機能起動手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択したパッケージに格納された機能を
    登録し、登録された機能を統合表示して選択起動する統
    合ソフトウェアパッケージシステムであって、 選択したパッケージから入力した機能呼出属性情報を記
    憶する呼出属性情報記憶手段と、 呼出属性情報記憶手段に記憶された機能を機能呼出属性
    情報に基づいて統合表示する統合表示手段と、 統合表示して利用者が選択した機能を上記記憶された機
    能呼出属性情報に基づき起動する機能起動手段と、を有
    する統合ソフトウェアパッケージシステム。
  2. 【請求項2】 パッケージを追加して登録するとき、呼
    出属性情報記憶手段は追加するパッケージから入力した
    機能呼出属性情報を追加して記憶するようにした請求項
    1記載の統合ソフトウェアパッケージシステム。
  3. 【請求項3】 統合表示手段は機能呼出属性情報に基づ
    いて複数の機能の表示に関して少なくとも順序および階
    層を決定してメニュー表示するようにした請求項1乃至
    請求項2記載の統合ソフトウェアパッケージシステム。
  4. 【請求項4】 統合表示手段が表示した機能を利用者が
    選択して起動するとき、 機能起動手段は起動する機能の起動条件は利用者があら
    ためて指示しないときは直前に動作していた機能の起動
    条件を継承するようにした請求項1乃至請求項3記載の
    統合ソフトウェアパッケージシステム。
  5. 【請求項5】 選択したパッケージに格納された機能を
    登録し、登録された機能を統合表示して選択起動する統
    合ソフトウェアパッケージプログラムであって、コンピ
    ュータを、 選択したパッケージから入力した機能呼出属性情報を記
    憶する呼出属性情報記憶手段、 呼出属性情報記憶手段に記憶された機能を機能呼出属性
    情報に基づいて統合表示する統合表示手段、 統合表示して利用者が選択した機能を上記記憶された機
    能呼出属性情報に基づき起動する機能起動手段、として
    機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
JP15407299A 1999-06-01 1999-06-01 統合ソフトウェアパッケージシステム Expired - Fee Related JP3807150B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15407299A JP3807150B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 統合ソフトウェアパッケージシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15407299A JP3807150B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 統合ソフトウェアパッケージシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000347838A true JP2000347838A (ja) 2000-12-15
JP3807150B2 JP3807150B2 (ja) 2006-08-09

Family

ID=15576290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15407299A Expired - Fee Related JP3807150B2 (ja) 1999-06-01 1999-06-01 統合ソフトウェアパッケージシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3807150B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009078611A2 (en) * 2007-12-17 2009-06-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for providing integrated application management
JP2012221054A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Canon Inc 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009078611A2 (en) * 2007-12-17 2009-06-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for providing integrated application management
WO2009078611A3 (en) * 2007-12-17 2009-09-03 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for providing integrated application management
JP2012221054A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Canon Inc 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3807150B2 (ja) 2006-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8170901B2 (en) Extensible framework for designing workflows
US20060015479A1 (en) Contextual navigation and action stacking
JPS62194532A (ja) 処理対象指示図柄表示装置
JPH07200278A (ja) 図形を用いたプログラミングシステム
JP2863428B2 (ja) 会話型グラフィック・システム
JPH1091414A (ja) 図的プログラミングにおける機能オブジェクトの表示方法
US7836457B2 (en) Hybrid contextual floor plans for object instances
US20170308378A1 (en) Application server and computer readable storage medium for generating project specific configuration data
JP3487644B2 (ja) グラフィカル・ユーザ・インターフェース作成装置
US6438742B1 (en) Object-oriented system and method for visually generating software applications
JPH1185880A (ja) ワークフローシステム開発支援方法
JP2000347838A (ja) 統合ソフトウェアパッケージシステム
JP2004355326A (ja) ソフトウェア開発支援プログラム、当該プログラムを記録した記録媒体及びソフトウェア開発支援システム
JP3703171B2 (ja) グループ環境設定方法及びそのシステム
JP2003091471A (ja) 情報処理サーバ、情報処理プログラム、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び情報処理システム
Bettig et al. An object-oriented program shell for integrating CAD software tools
JP2003058680A (ja) 業務管理システム
JP3741450B2 (ja) 項目部品エレメントの実行方法および実行装置
JPH05313969A (ja) ファイル一覧表示方法
JPH08278881A (ja) 対話処理システム構築支援装置
JP3475539B2 (ja) 業務リソース間関係表示装置
JP2000267912A (ja) ファイル管理装置及び記録媒体
JP2007004346A (ja) デモ作成システム
JP3257229B2 (ja) 情報管理装置
EP1619619A1 (en) Method, computer system and computer network for implementing a business application

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060202

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140526

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees