JP2000345285A - 低合金鋳鋼材及びその熱処理法 - Google Patents
低合金鋳鋼材及びその熱処理法Info
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Abstract
理時の冷却速度が空冷のように遅い場合でも、高強度を
得ることが出来、かつ主組織をベイナイト組織として、
質量効果(大型部材の内外の強度差)を小さくして、内
外均質な高強度の部材を得ることができる低合金鋳鋼材
及びその熱処理法を提供すること。 【解決手段】 C,Si,Mn,Ni,Cr,Mo,V
を含有する低合金鋳鋼材であって、焼入性倍数α=750C
+88Si+162Mn+81Ni+34Cr+301Mo+454V+20≧560
を満足する。
Description
ルエンジンのクランクスロー等の大型厚肉部材として用
いられる、強度、溶接性、耐引け巣性のバランスに優れ
た低合金鋳鋼材、及び、その熱処理方法に関する。
は、G5102において引っ張り強さが620MPa以
上のものとして、SCW620が規定されている。この
強度を満足させるための熱処理としてのオーステナイト
化処理(焼き入れ)時の冷却には、急冷が必要であっ
た。また、特開昭59−136451号公報に記載の強
靭鋼及びその熱処理法での実施例(重量160kg程
度)においては、引っ張り強さ560MPa以上を得る
ために、焼き入れを油冷で行う必要があった(空冷では
534MPaの強度しか得られていない)。
の重量が数トンから数十トンにも達する超大型部材には
適用できないものであった。即ち、直径1m以上もある
ような大型厚肉部材においては、所定の強度を得るため
の熱処理(焼き入れ又は焼ならし:オーステナイト化処
理)を水冷や油冷で行うことは設備的、操業的に困難、
及び、不経済であり、また仮に出来たとしても、その中
心部まで早い冷却速度を確保することは困難である。
空冷するのが最も適しているが、前記の従来技術では、
オーステナイト化処理時の冷却速度を空冷のような遅い
速度にすると、所定の強度を得ることが出来ないもので
あった。そこで、本発明は、大型厚肉部材において、オ
ーステナイト化処理時の冷却速度が空冷のように遅い場
合でも、高強度を得ることが出来、かつ主組織をベイナ
イト組織として、質量効果(大型部材の内外の強度差)
を小さくして、内外均質な高強度の部材を得ることがで
きる低合金鋳鋼材及びその熱処理法を提供することを第
1の目的とする。
としての使用や、溶接補修を可能とする低合金鋳鋼材を
提供することであり、更に他の目的は、鋳造時に引け巣
が発生しないようにした低合金鋳鋼材を提供することで
ある。
るために、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明
の低合金鋳鋼材の特徴とするところは、、C,Si,M
n,Ni,Cr,Mo,Vを含有し、焼入性倍数α≧5
60を満足する点にある。ただし、α=750C+88Si+16
2Mn+81Ni+34Cr+301Mo+454V+20 であり、各成分
は、重量%である。鋼の焼入性は合金元素量によって著
しく変化する。そこで、その焼入性を表す指標として合
金元素量をパラメータとした「焼入性倍数」が用いられ
ている。
場合には、水冷及び油冷でも肉厚中心部の冷却速度が遅
くなり、高強度を得にくいと共に、焼き入れ時に割れが
生じる可能性がある。従って、空冷(遅い冷却速度)に
おいて部材内外が均一に焼きが入る成分(強度が安定す
るベイナイト組織)が必要である。そこで、本発明で
は、通常の熱処理(焼ならし焼き戻し)において、高強
度を確保できる「焼入性倍数」なるαを取り入れた。な
おこのαは、オーステナイト化時の平均冷却速度1℃/
minとし、660℃焼き戻し後の引張強さより求めた
予測式(実験的に得られた式)である。
0以上であれば、通常に用いられる焼き戻し温度(60
0℃〜700℃)でフェライト率が約40%以下とな
り、且つ引張強さ560MPa以上が部材内外で安定し
て得られる。また、本発明では、溶接性を向上させるた
め、溶接性指数β≦0.8を満足するものとしている。 ただし、β=C+Mn/6+Ni/15+(Cr+Mo+V)/5 金属材料の溶接の難易度(溶接割れが生じるか否か等)
を表すのに「溶接性」という言葉が用いられる。溶接性
の指標として炭素等量を用い、溶接割れ等を評価してい
る。炭素等量が大きくなると、熱影響部の硬さが高くな
り、割れ発生を助長するものとなる。そのため炭素等量
が高い場合には、溶接時の予熱温度を高くする必要があ
る。大型鋳鋼品の場合には、高温での予熱が困難である
ため、予熱温度50℃以下で溶接を可能とする必要があ
る。
予熱温度と炭素等量との関係を見いだし、予熱温度50
℃以下となる溶接性指数β≦0.8を見いだしたのであ
る。即ち、前記構成の本発明によれば、予熱温度が50
℃以下でも良好な溶接が可能となる。また、本発明で
は、鋳造性指数γ≧16を満足するものとしている。 ただし、γ=39.9C+10.0Si−0.8Mn−1.5Ni+0.2Cr+0.
6Mo−6.2V+14.3 大型厚肉鋳鋼品の場合には、指向性凝固を達成し難く、
固相率が0.7となる温度と液相線温度の差、即ち凝固
温度範囲が狭い場合には、肉厚中心に大きな引け巣が発
生し易い傾向となり、ある凝固温度範囲以上が必要とな
ることが判明した。
7となる温度と液相線温度の差から求めた引け巣性を表
す予測式γを見いだした。即ち、鋳造性指標γが、16
以上であれば、欠陥長さが5mm以下となり、BS(英
国規格)のレベル2を満足することが見いだされた。従
って、前記構成の本発明によれば、引け巣による欠陥長
さを5mm以下とすることができる。また、前記低合金
鋳鋼材は、重量%で、0.15≦C≦0.22、Si≦0.4、0.7≦M
n≦1.4、1.2≦Ni≦2.5、0.1≦Cr≦1.1、0.1≦Mo≦0.7、
V≦0.3 を満足するものである。
は、強度及び焼き入れ性を向上させる元素であり、含有
量が0.15%より少ないと所定の強度が得難くなる。
また、0.22%より多くては溶接割れの感受性が高く
なるので、0.15〜0.22%が望ましい。Siは、
脱酸剤としての使用及び焼き入れ性を向上させる元素で
あるが、含有量が高いと偏析が大きくなるので、0.4
%以下が好ましい。Mnは、強度及び焼き入れ性を向上
させる元素であり、含有量が0.7%より少ないと所定
の強度が得難くなる。また、1.4%より大きいと焼き
戻し脆化が著しくなるので、0.7〜1.4%が好まし
い。
元素であり、溶接性の低下が比較的少ない元素であるの
で、できるだけ添加することが好ましいが、含有量が
1.2%より少ないと所定の強度が得難くなる。また、
高価な元素であるため、1.2〜2.5%が好ましい。
Cr、Moは、強度及び焼き入れ性の向上、及び、焼き
戻し軟化抵抗を高める元素であるため、0.1%より少
ないと所定の強度が得難くなる。また、溶接性の低下を
引き起こす元素であるため、Crは0.1〜1.1%、
Moは0.1〜0.7%が好ましい。
るが、溶接性を阻害する元素であると共に、一定量以上
添加しても軟化抵抗の大きな効果が望めないため、0.
3%以下が望ましい。本発明の熱処理方法の特徴とする
ところは、前記の低合金鋳鋼材を、焼入れ乃至焼きなら
しする時、その冷却を空冷とし、その後、600℃〜7
00℃で焼き戻す点にある。なお前記空冷とは、900
℃から400℃の平均冷却速度が遅い(1000mm直
径相当材の中心で約1℃/min)処理を言う。
の高強度鋳鋼品に比較してより大きな鋳鋼品に対して、
引っ張り強さ560MPa以上を有し、質量効果を低減
させることができる。
説明する。鋳鋼部材においては、高強度のみならず溶接
性が必要事項となる。強度を向上させるためには、合金
添加を増加させれば達成できるが、添加元素の増加に伴
い溶接性が劣化する。従って、本発明は、高強度と溶接
性の両者のバランスをとるものである。更に、鋳鋼材の
場合には、強度劣化させる要因となる引け巣防止が必要
であり、本発明は、成分的に引け巣特性を改善しようと
するものである。
スロー等に使用されるものである。この鋳鋼材は、少な
くと下記の成分を含有するものである(重量%)。 C:0.15〜0.22、Si:0.4以下、Mn:
0.7〜1.4、Ni:1.2〜2.5、Cr:0.1
〜1.1、Mo:0.1〜0.7、V:0.3以下 また、焼入性倍数α、溶接性指数β、鋳造性指数γは、
次式で表され、 α=750C+88Si+162Mn+81Ni+34Cr+301Mo+454V+20 β=C+Mn/6+Ni/15+(Cr+Mo+V)/5 γ=39.9C+10.0Si−0.8Mn−1.5Ni+0.2Cr+0.6Mo−6.2
V+14.3 そして、α≧560、β≦0.8、γ≧16を満足する
ものとされている。
れ乃至焼きならしを、空冷で行う。そのときの、100
0mm直径相当材中心部での平均冷却速度は、900℃
から400℃のオーステナイト化処理において、約1℃
/minとなっている。その後、600℃〜700℃で焼
き戻しする。前期実施の形態によれば、大型厚肉部材に
おいて、オーステナイト化処理の冷却速度が遅い場合に
おいても、強度を満足し、かつ主組織をベイナイト組織
として、質量効果(大型部材の中心部と外周部の強度
差)を非常に小さくして、安定した高強度の部材を得る
ことができると共に、溶接構造部材としての使用や溶接
補修を可能とする。また、鋳造時の引け巣の欠陥が防止
される。
気炉にて溶解した。そして、砂型にて、200mm×5
50mm×600mmの大きさに鋳造した。その鋳塊を
所定のサイズに切断してテストピースを作成した。この
テストピースを、920℃に保持後、1℃/minの冷
却速度にコントロール冷却した。この冷却速度は、厚肉
鋳物の遅い冷却速度に相当し、空冷を模擬したものであ
る。その後、660℃で焼き戻しを行った。そして、前
記テストピースから、引張試験片を切り出し、引張試験
を行った。
指数β、鋳造性指数γは、次のとおりである。尚、各成
分は重量%である。 α=750C+88Si+162Mn+81Ni+34Cr+301Mo+454V+20 β=C+Mn/6+Ni/15+(Cr+Mo+V)/5 γ=39.9C+10.0Si−0.8Mn−1.5Ni+0.2Cr+0.6Mo−6.2
V+14.3 前記表1によれば、比較鋼7〜10は、αが560未満
であるため、充分な強度が得られていない。比較鋼7
は、JISのSCW620相当材である。比較鋼10
は、前記従来の記述で示した特開昭59−136451
号公報に記載のデータである。
であり、焼入性倍数αと引張強度の実測値の関係を示し
ている。前記図から、αが560以上で、高温の660
℃の焼き戻しにおいても、平均で560MPa以上の強
度が得られることが確認された。図2に、熱処理後のテ
ストピースのフェライト率を測定した結果を示す。図2
に示すように、引張強さが560MPaまではフェライ
ト率が約40%までで、質量効果が小さく、大型厚肉鋳
鋼品に適する。一方、フェライト率が40%を越えて多
くなると、引張強さが急激に低下すると共に、質量効果
により内外強度さが非常に大きくなる。
は、920℃で焼きなましのみを実施した。使用材料
は、発明鋼1、比較鋼1,2,3,8,9で、溶接性指
数βが0.59〜0.88の範囲に含まれている材料を
用いた。溶接割れ試験については、JISZ3158の
y型溶接割れ試験方法(溶接はTig溶接を行い、溶接
棒には共金を使用した)に基づき、予熱温度と割れの有
無の関係を調べ、断面割れ率が0となる限界予熱温度と
溶接性指数βの関係を求めた。
れば、βが、0.8以上で急激に予熱温度は上昇し、5
0℃以上の温度を要することが判る。 「実施例3」:溶接性評価 前記表1に示す実施例2で使用した材料以外の材料(発
明鋼2〜7、比較鋼4〜7)については、予熱温度25
℃で試験を実施し、割れの有無のみを確認した。溶接性
指数βの大きな比較鋼4〜6については、割れが発生
し、発明鋼及び他の比較鋼においては、割れが発生しな
かった。
て、電気炉にて溶解し、砂型にて、重量約10t(肉厚
約400mm)の鋳鋼品を鋳造した。ただし、強制的に
凝固させる冷やし金は使用していない。前記鋳鋼品の中
心部を超音波探傷試験して、欠陥サイズを確認し、鋳造
性指数γとの関係を求めた。図4に、前記γと欠陥長さ
の関係を示す。
小さくなることが判る。通常の鋳造方案にて、成分的に
欠陥長さを小さくする(BS規格で5mm以下)ための
γは、16以上にすることが望ましい。
て、強度を満足することができる。また、溶接構造部材
としての使用が可能となる。さらに、引け巣の欠陥を防
止することができる。
すグラフである。
フである。
グラフである。
グラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 C,Si,Mn,Ni,Cr,Mo,V
を含有し、残部実質的にFeである低合金鋳鋼材であっ
て、焼入性倍数αが、α≧560 を満足することを特
徴とする低合金鋳鋼材。 ただし、α=750C+88Si+162Mn+81Ni+34Cr+301Mo+
454V+20 各成分は重量%である。 - 【請求項2】 溶接性指数βが、β≦0.8 を満足す
る請求項1記載の低合金鋳鋼材。 ただし、β=C+Mn/6+Ni/15+(Cr+Mo+V)/5 - 【請求項3】 鋳造性指数γが、γ≧16 を満足する
請求項1又は2記載の低合金鋳鋼材。 ただし、γ=39.9C+10.0Si−0.8Mn−1.5Ni+0.2Cr+0.
6Mo−6.2V+14.3 - 【請求項4】 重量%で、0.15≦C≦0.22、Si≦0.4、0.
7≦Mn≦1.4、1.2≦Ni≦2.5、0.1≦Cr≦1.1、0.1≦Mo≦
0.7、V≦0.3 である請求項1〜3の何れか一つに記載の
低合金鋳鋼材。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一つに記載の低合
金鋳鋼材を、焼入れ又は焼きならしする時、その冷却を
空冷とし、その後、600℃〜700℃で焼き戻しする
ことを特徴とする低合金鋳鋼材の熱処理方法。
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- 1999-06-04 JP JP15840699A patent/JP3509634B2/ja not_active Expired - Lifetime
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