JP3536001B2 - 溶接構造用鋳鋼材 - Google Patents
溶接構造用鋳鋼材Info
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Description
れた溶接構造用鋳鋼材に関する。 【0002】 【従来の技術】溶接鋳鋼部材においては、高強度のみな
らず、例えば、建築部材などでは、耐震設計の観点か
ら、高じん性が必要とされる。強度を向上させるために
は、合金添加を増加させれば達成できるが、逆に溶接性
は劣ることになる。また、一般的に強度の向上に伴い、
じん性は低下するので、溶接性、強度、じん性の全てを
満足できるような成分設計の技術が必要となる。さら
に、鋳造は、複雑形状部材を製造するのに適した方法で
あるが、特に厚肉部を有する複雑形状部材では、部材の
内外(中心部と表面部)で安定した強度、じん性を確保
する必要がある。 【0003】このような溶接構造用鋳鋼品として、JI
S規格では、G5102において引っ張り強さが620
MPa以上のものとして、SCW620が規定されてい
る。また、特開平5−78780号公報には、高じん性
を有する溶接構造用鋳鋼材に関して記載されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記JIS規格の溶接
構造用鋳鋼品においては、厚肉部材や肉厚が変化するよ
うな複雑形状部材において、強度を満足させるための熱
処理は、オーステナイト化処理(焼き入れ)時の冷却
を、水冷若しくは油冷のような急冷が必要であるが、充
分なじん性(0℃におけるシャルピー吸収エネルギー1
00J以上)を得ることはできなかった(規格では27
J以上である)。また、部材内外で安定した強度を得る
ことができなかった。 【0005】また、特開平5−78780号公報に記載
の技術は、肉厚が90mm程度の薄肉部材に関するもの
であり、また、組織はフェライト主組織であり、引っ張
り強さ650MPa以上のような高強度を得ることがで
きないものであった。そこで、本発明は、厚肉部材や厚
肉部を有する複雑形状部材において、オーステナイト化
処理時の冷却速度が比較的遅い場合(900℃から50
0℃の平均冷却速度25℃/min程度)においても、
高強度(650MPa以上)、高じん性(0℃における
シャルピー吸収エネルギ100J以上)を満足させる溶
接構造用鋳鋼材を得ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明の溶接
構造用鋳鋼材の特徴とするところは、質量%で、0.1≦C
≦0.15、Si≦0.6、0.8≦Mn≦1.4、1.0≦Ni≦2.5、0.1≦
Cr≦0.8、0.1≦Mo≦0.5、V≦0.3 を含有し、残部Feお
よび不可避不純物からなる溶接構造用鋳鋼材であって、
ベイナイトパラメータβが、β=225.9C+43.4Si+82.3
Mn+39.6Ni+29.2Cr+62.0Mo+80.8V-151.3≧70、高
じん性倍数δが、δ=-71.8C-78.3Mn+85.9≦0、炭素当
量Ceqが、Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14
≦0.5、且つ、溶接割れ感受性Pcmが、Pcm=C+Si/30+M
n/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10≦0.3 を満足する
点にある。 【0007】前記構成の本発明によれば、組織をベイナ
イト主組織としているので、高強度、高じん性が得られ
ると共に、厚肉及び厚肉部を有する複雑形状部材でも安
定した強度・じん性を得ることができる。高じん性倍数
δをゼロ以下とすることにより、0℃におけるシャルピ
ー吸収エネルギ100J以上を安定して得ることができ
る。なお、この倍数δは、オーステナイト化時の平均冷
却速度25℃/min+650℃焼き戻し後の予測式
(実験的に得られた式)であり、0℃におけるシャルピ
ー吸収エネルギを安定して得るためにFATT(延性脆
性遷移温度)を0℃以下にするとの観点から得られたも
のである。 【0008】炭素当量Ceqは、溶接性の目安となるもの
であり、溶接熱影響部の最高硬さは、炭素当量で評価で
きる。また、硬い材料ほど割れやすくなるため、その防
止策として、溶接予熱温度を高くする必要がある。した
がて、溶接性を良くする(予熱温度が低くても溶接しや
すくする)ための炭素当量は小さい方が望ましく、本発
明の範囲とすることにより、良好な溶接性が得られる。
溶接割れ感受性Pcmは、溶接時の低温割れを評価する指
数となるものであり、このPcmが高いほど、割れやすく
なる。そこで、その防止策として、予熱温度を高くする
ことが挙げられる。即ち、Pcmが高いほど、高い予熱温
度が必要となる。本発明の範囲とすることにより、ほぼ
常温(予熱温度不要)で低温割れが生じないで溶接でき
ることになる。 【0009】また、本発明では、組織をベイナイト主組
織とするため、ベイナイトパラメータβを導入した。こ
のβは、 β=225.9C+43.4Si+82.3Mn+39.6Ni+29.2Cr+62.0Mo
+80.8V-151.3≧70 を満足するものである。このβが70以上になると、厚
肉部材(冷却速度25℃/min程度)でも、ベイナイ
ト率70%以上が得られるため、高強度、高じん性が得
られる。なお、本発明の鋳鋼材の組成は、次の通りであ
る(重量%)。 0.1≦C≦0.15、Si≦0.6、0.8≦Mn≦1.4、1.0≦Ni≦2.
5、0.1≦Cr≦0.8、0.1≦Mo≦0.5、V≦0.3 前記数値限定の理由を以下説明する。 【0010】Cは、強度及び焼き入れ性を向上させる元
素であり、含有量が0.10%より少ないと所定の強度
が得難くなる。また、0.15%より多くては溶接割れ
の感受性が高くなるので、0.10〜0.15%が望ま
しい。さらには、0.12〜0.15%が最も適してい
る。Siは、脱酸剤としての使用及び焼き入れ性を向上
させる元素であるが、含有量が高いと偏析が大きくなる
ので、0.6%以下が好ましい。さらには、0.35〜
0.50%が最も適している。 【0011】Mnは、強度及び焼き入れ性を向上させる
元素であり、含有量が0.8%より少ないと所定の強度
が得難くなる。また、1.4%より大きいと焼き戻し脆
化が著しくなるので、0.8〜1.4%が好ましい。更
には、0.9〜1.3%が最も適している。Niは、強
度及び焼き入れ性を向上させる元素であり、溶接性の低
下が比較的少ない元素であるので、できるだけ添加する
ことが好ましいが、含有量が1.2%より少ないと所定
の強度が得難くなる。また、高価な元素であるため、
1.2〜2.5%が好ましい。 【0012】Crは、強度及び焼き入れ性を向上させる
元素であり、炭化物生成元素であるため、0.1%より
少ないと硬度が出にくくなり、所定の硬度が得難くな
る。また、、溶接性の低下を引き起こす元素であるた
め、0.1〜0.8%が好ましい。さらには0.2〜
0.4%が最も適している。Moは、焼き戻し軟化抵抗
を高める元素であるため、0.1%以上の添加が好まし
いが、溶接性を阻害する元素であるため、0.1〜0.
5%が好ましい。さらには、0.1〜0.2%が最も適
している。 【0013】Vは、焼き戻し軟化抵抗を高める元素であ
るが、溶接性を阻害する元素であると共に、一定量以上
添加しても軟化抵抗の大きな効果が望めないため、0.
3%以下が望ましい。さらには0.08〜0.15%が
最も適している。 【0014】 【発明の実施の形態】 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例につき説明する。 「実施例1」表1に示す5種類の成分を各々電気炉にて
溶解した。そして、各成分の溶鋼を、砂型にて、200
mm×550mm×600mmの大きさに鋳造して、鋳
鋼品(発明鋼1〜3と、比較鋼1,2)を得た。その各
鋳塊を所定のサイズの3つのブロックに切断し、890
℃に保持後、各ブロックを25℃/min、90℃/m
in、及び、220℃/minの三種類の冷却速度にて
コントロール冷却した。この冷却速度は、厚肉鋳物の水
冷での冷却速度を模擬したものであり、それぞれ、21
0t相当(210mm厚みに相当)、100t相当、及
び、60t相当である。 【0016】その後、各ブロックを650℃で焼き戻し
を実施した。 【0017】 【表1】 【0018】前記ブロックから、引張試験片と、シャル
ピー衝撃試験片を切り出した。前記引張試験片を用い
て、引張試験を行い、引張り強度を確認した。また、引
張試験後の試験片の組織を観察し、ベイナイト率を測定
した。その結果を表2に示す。 【0019】 【表2】【0020】図1に、前記表2に示された数値に基づ
く、ベイナイト率と引張強さの関係を示す。この図よ
り、ベイナイト率が70%以上で目標とする引張強さ6
50MPaが各種冷却速度(各種肉厚に相当する)で得
られることが確認された。比較鋼1,2の冷却速度が遅
いものは、ベイナイト率が70%未満であるため、十分
な強度が得られない。図2に、ベイナイト率と引張強さ
の比(冷却速度25℃/minでの引張強さ÷冷却速度
220℃/minでの引張強さ)の関係を示す。この引
張強さの比は、質量効果(大型部材の内外の強度さ)を
示す一つの指標として考えられる。 【0021】図2に示すように、ベイナイト率が70%
以上では、質量効果が小さく、厚肉鋳鋼品に適する。比
較鋼1,2の冷却速度が遅いものは、ベイナイト率が7
0%未満であるため、質量効果も大きく、部材内外で安
定した強度が得られない。図3に、ベイナイトパラメー
タとベイナイト率の関係を示す。ベイナイトパラメータ
が70以上では、25℃/minのような遅い冷却速度
(210t相当)でも、ベイナイト率が70%以上にな
っていることが分かる。 【0022】次に、前記シャルピー衝撃試験片を用い
て、試験温度0℃で吸収エネルギを測定した。その試験
結果を表3に示す。 【0023】 【表3】 【0024】図4に、前記表1,3の数値に基づく、高
じん性倍数δと吸収エネルギの関係を示す。この図よ
り、高じん性倍数δが0以下では、冷却速度25℃/m
inのような遅い冷却速度でも、吸収エネルギ100J
以上と、高じん性を得ることができることが分かる。 「実施例2」図5に示す形状の中空偏肉部材1を、前記
表1に示す「発明鋼2」にて試作した。熱処理は、水焼
き入れした後、650℃で焼き戻した。その後、図5に
示す位置A、B、Cから、引張試験片とシャルピー衝撃
試験片を採取して、引っ張り試験とシャルピー衝撃試験
とを実施した。その結果を表4に示す。 【0025】 【表4】 【0026】肉厚の異なる何れの位置に置いても、引張
強さ650MPa以上、吸収エネルギ100J以上を満
足すると共に、場所による値の違いが非常に少ないこと
が分かる。 「実施例3」次に、溶接性についての評価を行った。相
手材に建築構造用圧延鋼材を用いて溶接した際に割れが
発生したか否かの評価を行った。そして、他の評価と共
に総合評価を行った。その結果を表5に示す。 【0027】 【表5】 【0028】なお、表中、丸印とペケ印の判断基準は、
次の通りである。吸収エネルギーについては、冷却速度
25℃/minで0℃における吸収エネルギーが100
J以上のものは丸とした。引張強さについては、冷却速
度25℃/minで引張強さが650MPa以上のもの
は丸とした。溶接性については、相手材に建築構造用圧
延鋼材を用いて溶接した際に割れが発生しないものを丸
とした。 【0029】総合評価については、吸収エネルギ、引張
強さ、溶接性の全てを満足するものを丸印とした。な
お、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。 【0030】 【発明の効果】本発明によれば、従来公知の溶接構造用
高強度鋳鋼品に比較して、より肉厚や肉厚部分を有する
複雑形状の鋳鋼品に対して、十分な強度・じん性を有
し、かつ、質量効果の低い溶接構造用鋳鋼品を得ること
ができる。
グラフである。 【図2】図2は、ベイナイト率と引張強さの比の関係を
示すグラフである。 【図3】図3は、ベイナイトパラメータとベイナイト組
織の関係を示すグラフである。 【図4】図4は、高じん性倍数と吸収エネルギの関係を
示すグラフである。 【図5】図5は、厚肉部分を有する複雑形状の鋳鋼品と
しての試作品形状、及び試験片採取位置を示す図面であ
る。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 質量%で、0.1≦C≦0.15、Si≦0.6、0.8
≦Mn≦1.4、1.0≦Ni≦2.5、0.1≦Cr≦0.8、0.1≦Mo≦0.
5、V≦0.3 を含有し、残部Feおよび不可避不純物から
なる溶接構造用鋳鋼材であって、 ベイナイトパラメータβが、 β=225.9C+43.4Si+82.3Mn+39.6Ni+29.2Cr+62.0Mo
+80.8V-151.3≧70、 高じん性倍数δが、 δ=-71.8C-78.3Mn+85.9≦0、 炭素当量Ceqが、 Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14≦0.5、 溶接割れ感受性Pcmが、 Pcm=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10≦
0.3、 を満足することを特徴とする溶接構造用鋳鋼材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37244999A JP3536001B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 溶接構造用鋳鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP37244999A JP3536001B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 溶接構造用鋳鋼材 |
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JP2001181783A JP2001181783A (ja) | 2001-07-03 |
JP3536001B2 true JP3536001B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP37244999A Expired - Lifetime JP3536001B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 溶接構造用鋳鋼材 |
Country Status (1)
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JP6169667B2 (ja) * | 2015-11-05 | 2017-07-26 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接構造用鋳鋼品及び溶接構造用鋳鋼品の製造方法 |
JP6744247B2 (ja) * | 2017-04-04 | 2020-08-19 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接構造用大型鋳鋼品 |
CN114921716B (zh) * | 2022-03-18 | 2023-03-17 | 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 | 一种结构用Cu时效型高强铸钢及其制备方法 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37244999A patent/JP3536001B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2001181783A (ja) | 2001-07-03 |
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