JP2000345137A - シーリング材用可塑剤 - Google Patents

シーリング材用可塑剤

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JP2000345137A
JP2000345137A JP11159405A JP15940599A JP2000345137A JP 2000345137 A JP2000345137 A JP 2000345137A JP 11159405 A JP11159405 A JP 11159405A JP 15940599 A JP15940599 A JP 15940599A JP 2000345137 A JP2000345137 A JP 2000345137A
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plasticizer
sealing material
polyether
group
diisocyanate
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JP11159405A
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English (en)
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Goro Yamamoto
五郎 山本
Kimiyoshi Naniwa
公義 浪波
Yoshio Minowa
祥男 箕輪
Ayako Saneyoshi
絢子 実吉
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Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可塑性に優れていると同時に、加熱損失が少
なく、ブリードアウトも少ないシーリング材用可塑剤を
提供すること。 【解決手段】 本発明は、下記の一般式(1) R1−{(O−R2n−OR3m (1) (式中、R1はm価のヒドロキシ化合物から水酸基を除
いた残基を表わし、R2及びR3は炭化水素基を表わし、
m及びnは1以上の数を表わす。)で表わされるポリエ
ーテルからなるシーリング材用可塑剤、及びこれを含む
シーリング材組成物を提供する。具体的には、好ましく
はモノ又はポリオールにプロピレンオキサイドを含むア
ルキレンオキサイドを付加し、末端をアルキル基で封鎖
したものを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーリング材用可
塑剤に関する。
【0002】
【従来の技術】水密、気密等の目的で、目地部や亀裂部
を充填したり、シールするために各種シーリング材が使
用されており、これらは、家庭の台所や風呂といった日
常的な場所から、自動車、船舶等の工業製品、橋やトン
ネル等といった大規模建造物等の幅広い分野で活用され
ている。これらシーリング材としては、シリコーン系シ
ーリング材、水膨潤型のウレタン系シーリング材、酸素
硬化型のポリサルファイド系シーリング材等がこれまで
開発されてきた。これらのシーリング材には、施行時の
作業性を向上させたり、得られる硬化物の弾性を調整す
る目的で、可塑剤又は希釈剤が使用されている。これま
で広範に使用されてきたシーリング材用可塑剤は、ジオ
クチルフタレートやジオクチルアジペート等のエステル
系可塑剤や、塩素化パラフィン等であった。しかし、こ
れらの従来の可塑剤は、加熱損失が大きかったり、薬剤
が表面にしみだす、いわゆる移行性が大きいために表面
に移行しやすく、表面に粘着層を生じたり、その粘着層
に塵埃等が付着して汚染が発生しやすいという欠点があ
った。又、近年ではフタル酸エステルは人体に対する安
全性に問題があるとの指摘がある。
【0003】そこで、特開平2‐142850号公報で
は、シーリング材用可塑剤として、フタル酸エステルに
代えてポリオキシアルキレンモノエーテルを使用し、こ
のような問題の解決を図らんとしている。その他、特公
平3−56590号では、ポリエーテルエステルを、シ
ーリング材用途のポリウレタン弾性重合体の可塑剤とし
て使用している。特開昭55−31874号公報では、
ポリエステル等の高分子化合物を、シリコーン系シーリ
ング材の可塑剤として使用している。特開平7‐228
861号公報では、酸素硬化型シーリング剤である変成
ポリサルファイドポリマーの可塑剤として、ポリオキシ
アルキレンモノエーテルを使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フタル酸エス
テルに代わるべきこれら新たに提案された可塑剤も、そ
れぞれ欠点を有していることが明らかになった。即ち、
ポリエステル等の高分子化合物は、加熱損失は小さいも
のの、移行性が不十分で結局可塑性が悪く、又、それ自
身の粘度が高いためにハンドリングに難がある。ポリエ
ーテルエステル等のエステル類は、可塑性が不十分であ
るほか、加水分解する恐れがあり、シーリング剤が金属
と接触する可能性のある場所で使用される場合には錆を
発生する可能性がある。ポリオキシアルキレンモノエー
テル等のポリエーテルモノオール類は、加熱損失が大き
いほか、可塑性も不十分である。従って本発明の目的
は、可塑性に優れていることは勿論、加熱損失が少な
く、ブリードアウトも少ないシーリング材用可塑剤を提
供することにある。本発明者らは鋭意検討した結果、特
定の構造からなるポリエーテルが、従来のポリエーテル
系可塑剤に比べて可塑性に優れ、加熱損失も少ないこと
を知見して本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、下記の一
般式(1) R1{−(O−R2n−OR3m (1) (式中、R1はm価のヒドロキシ化合物から水酸基を除
いた残基を表わし、R2及びR3は炭化水素基を表わし、
m及びnは1以上の数を表わす。)で表わされるポリエ
ーテルからなるシーリング材用可塑剤である。又、本発
明は、ポリサルファイド、シリコーン又はウレタン系シ
ーリング材から選ばれるシーリング基材に、上記のポリ
エーテルからなるシーリング材用可塑剤及び更に必要に
応じて充填剤、硬化触媒等を含有するシーリング材組成
物である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、ポリサルファイド、シ
リコーン又はウレタン系シーリング材等を基材とするシ
ーリング材において、その可塑剤として前記一般式(1)
で表わされる、末端の水酸基がエーテル化されたポリエ
ーテルを使用することを特徴とする。尚、シーリング材
用可塑剤には希釈剤と称される場合もあるが、本発明は
これらも当然に包含する。
【0007】この一般式(1)において、R1はm価の
ヒドロキシ化合物から水酸基を除いた残基を表わす。ヒ
ドロキシ化合物としては、例えば、モノオール、ポリオ
ールの他、アミンにアルキレンオキサイドを付加した形
のアルカノールアミン等が挙げられる。
【0008】モノオールとしては、例えば、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、2−プロパノール、ブ
タノール、2−ブタノール、ターシャリブタノール、ペ
ンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、イ
ソペンチルアルコール、ネオペンチルアルコール、2−
メチル−4−ペンタノール、ヘキサノール、2級ヘキサ
ノール、イソヘキサノール、ヘプタノール、2級ヘプタ
ノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール、2級
オクタノール、イソオクタノール、ノナノール、2級ノ
ナノール、1―デカノール、イソデシルアルコール、2
級デカノール、ウンデカノール、2級ウンデカノール、
2―メチルデカノール、ラウリルアルコール、2級ドデ
カノール、1―トリデカノール、イソトリデシルアルコ
ール、2級トリデカノール、ミリスチルアルコール、2
級テトラデカノール、ペンタデカノール、2級ペンタデ
カノール、セチルアルコール、パルミチルアルコール、
2級ヘキサデカノール、ヘプタデカノール、2級ヘプタ
デカノール、ステアリルアルコール、イソステアリルア
ルコール、2級オクタデシルアルコール、オレイルアル
コール、ベヘニルアルコール、エイコサノール、ドコサ
ノール、テトラコサノール、ヘキサコサノール、オクタ
コサノール、ミリシルアルコール、ラッセロール、テト
ラトリアコンタノール、アリルアルコール、シクロペン
タノール、シクロヘキサノール、2―ブチルオクタノー
ル、2―ブチルデカノール、2―ヘキシルオクタノー
ル、2―ヘキシルデカノール、2―ヘキシルドデカノー
ル、2―オクチルデカノール、2―オクチルドデカノー
ル、2−オクチルテトラデカノール、2−デシルドデカ
ノール、2―デシルテトラデカノール、2−デシルヘキ
サデカノール、2−ドデシルテトラデカノール、2−ド
デシルヘキサデカノール、2−ドデシルオクタデカノー
ル、2−テトラデシルオクタデカノール、2−テトラデ
シルイコサノール、2―ヘキサデシルオクタデカノー
ル、2−ヘキサデシルイコサノール等のアルコール;フ
ェノール、クレゾール、エチルフェノール、ターシャル
ブチルフェノール、ヘキシルフェノール、オクチルフェ
ノール、ノニルフェノール、デシルフェノール、ウンデ
シルフェノール、ドデシルフェノール、トリデシルフェ
ノール、テトラデシルフェノール、フェニルフェノー
ル、ベンジルフェノール、スチレン化フェノール、p−
クミルフェノール等のフェノールが挙げられる。
【0009】ポリオールとしては、例えば、エチレング
リコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール、1,2−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオ
ール、1,8−オクタンジオール、イソプレングリコー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,4‐
シクロヘキサンジメタノール,ソルバイト、カテコー
ル、レゾルシン、ヒドロキノン、ビスフェノールA、ビ
スフェノールF、水添ビスフェノールA、水添ビスフェ
ノールF、ダイマージオール等のジオール;グリセリ
ン、トリオキシイソブタン、1,2,3−ブタントリオ
ール、1,2,3−ペンタントリオール、2−メチル−
1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−2,
3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3−
ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、
2,3,4−ヘキサントリオール、4−プロピル−3,
4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,
3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリ
ン、ペンタグリセリン、1,2,4−ブタントリオー
ル、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン等の3価アルコール;
ペンタエリスリトール、エリスリトール、1,2,3,
4−ペンタンテトロール、2,3,4,5−ヘキサンテ
トロール、1,2,4,5−ペンタンテトロール、1,
3,4,5−ヘキサンテトロール、ジグリセリン、ソル
ビタン等の4価アルコール;アドニトール、アラビトー
ル、キシリトール、トリグリセリン等の5価アルコー
ル;ジペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニト
ール、イジトール、イノシトール、ダルシトール、タロ
ース、アロース等の6価アルコール;蔗糖等の8価アル
コール等が挙げられる。
【0010】アルカノールアミンとしては、例えば、モ
ノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、N−メチルモノエタノールアミン、N−メ
チルジエタノールアミン、N−エチルモノエタノールア
ミン、N−エチルジエタノールアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミ
ン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノール
アミン、トリイソプロパノールアミン、アミノエチルエ
タノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノー
ル、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、アミノエチルエタノールアミン、N,N,N’,
N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジ
アミン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロ
キシプロピル)エチレンジアミン、N−ブチルジエタノ
ールアミン、N−ヘキシルジエタノールアミン、N−オ
クチルジエタノールアミン、N−デシルジエタノールア
ミン、N−ヤシアルキルジエタノールアミン、N−大豆
油由来アルキルジエタノールアミン、N−牛脂由来アル
キルジエタノールアミン、N−オレイルジエタノールア
ミン、N−ステアリルジエタノールアミン、N,N−ジ
ブチルエタノールアミン、N、N−ジヘキシルエタノー
ルアミン、N,N−ジオクチルエタノールアミン、N,
N−ジデシルエタノールアミン、N,N−ビス(ヤシア
ルキル)エタノールアミン、N,N−ビス(大豆油由来
アルキル)エタノールアミン、N,N−ビス(牛脂由来
アルキル)エタノールアミン、N−ジオレイルエタノー
ルアミン、N−ジステアリルエタノールアミン等が挙げ
られる。
【0011】尚、ヒドロキシ化合物として上記のアルカ
ノールアミン類を選択して一般式(1)で表わされるポ
リエーテルを製造する場合は、上記アルカノールアミン
にアルキレンオキサイドを付加するほか、活性水素を有
するアミンに直接アルキレンオキサイドを付加しても、
同構造のポリエーテルを得ることができる。
【0012】これらのm価のヒドロキシ化合物のうち、
mが1から3のヒドロキシ化合物が好ましく、特に好まし
いものは、メタノール、エタノール、2−プロパノー
ル、ブタノール、2−メチル−4−ペンタノール、ヘキ
サノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール等の
炭素数1〜8の飽和モノアルコール、アルキル基の炭素
数が1〜12程度のアルキル化フェノール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオ
ール等のジオール、グリセリン等である。
【0013】R2は炭化水素基を表わし、炭素数2〜4
のアルキレン基であることが好ましく、プロピレン基で
あることがより好ましい。一般式(1)の(O−R2n
の部分は、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド、α−オレフィンオキサイド、
スチレンオキサイド等のアルキレンオキサイド等を付加
重合することにより得ることができる。アルキレンオキ
サイド等を付加することによって(O−R2nの部分を
形成する場合は、付加させるアルキレンオキサイド等の
種類によりR2が決定される。
【0014】付加させるアルキレンオキサイド等の重合
形態は特に限定されず、1種類のアルキレンオキサイド
等の単独重合、2種類以上のアルキレンオキサイド等の
ランダム共重合、ブロック共重合又はランダム/ブロッ
ク共重合等であってよい。R 2としてはプロピレン基が
最も好ましく、R2が2種以上の基である場合はそのう
ちの1種はプロピレン基であることが好ましい。(O−
2nの部分は、オキシプロピレン基を50〜100モ
ル%、好ましくは60〜100モル%含有するポリオキ
シアルキレン鎖であると、一般式(1)で表わされるポ
リエーテル自体の粘度が低くなりハンドリング性が向上
すると共に、可塑性にも優れるものが得られる。重合度
nは1以上の数であり、好ましくは1〜200、より好
ましくは2〜100、更に好ましくは2〜50である。
【0015】R3は炭化水素基を表わす。炭化水素基と
しては例えば、アルキル基、アルケニル基、アリール
基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基等が挙げら
れる。アルキル基としては例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、2級ブチ
ル、ターシャリブチル、ペンチル、イソペンチル、2級
ペンチル、ネオペンチル、ターシャリペンチル、ヘキシ
ル、2級ヘキシル、ヘプチル、2級ヘプチル、オクチ
ル、2―エチルヘキシル、2級オクチル、ノニル、2級
ノニル、デシル、2級デシル、ウンデシル、2級ウンデ
シル、ドデシル、2級ドデシル、トリデシル、イソトリ
デシル、2級トリデシル、テトラデシル、2級テトラデ
シル、ヘキサデシル、2級ヘキサデシル、ステアリル、
イコシル、ドコシル、テトラコシル、トリアコンチル、
2―ブチルオクチル、2―ブチルデシル、2―ヘキシル
オクチル、2―ヘキシルデシル、2―オクチルデシル、
2―ヘキシルドデシル、2―オクチルドデシル、2―デ
シルテトラデシル、2―ドデシルヘキサデシル、2―ヘ
キサデシルオクタデシル、2―テトラデシルオクタデシ
ル、モノメチル分枝―イソステアリル等が挙げられる。
【0016】アルケニル基としては例えば、ビニル、ア
リル、プロペニル、ブテニル、イソブテニル、ペンテニ
ル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテ
ニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニ
ル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられる。アリー
ル基としては例えば、フェニル、トルイル、キシリル、
クメニル、メシチル、ベンジル、フェネチル、スチリ
ル、シンナミル、ベンズヒドリル、トリチル、エチルフ
ェニル、プロピルフェニル、ブチルフェニル、ペンチル
フェニル、ヘキシルフェニル、ヘプチルフェニル、オク
チルフェニル、ノニルフェニル、デシルフェニル、ウン
デシルフェニル、ドデシルフェニル、フェニルフェニ
ル、ベンジルフェニル、スチレン化フェニル、p―クミ
ルフェニル、α―ナフチル、β―ナフチル基等が挙げら
れる。
【0017】シクロアルキル基、シクロアルケニル基と
しては例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチル、メチルシクロペンチル、メチルシクロヘキ
シル、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニル、シク
ロヘキセニル、シクロヘプテニル、メチルシクロペンテ
ニル、メチルシクロヘキセニル、メチルシクロヘプテニ
ル基等が挙げられる。これらの中でも、アリル基等の二
重結合を有する基は、熱安定性に劣る場合があるので、
アルキル基が好ましく、特に炭素数1〜4のアルキル基
が好ましい。
【0018】一般式(1)で表わされるポリエーテルの
分子量は特に限定されないが、あまりに分子量が小さい
と移行性が高すぎて、シーリング材組成物からブリード
アウトしやすく、一方あまり分子量が大きいとシーリン
グ材組成物との混和性がよくないため、300〜30,
000が好ましく、500〜10,000がより好まし
い。
【0019】一般式(1)で表わされるポリエーテルの
製造方法は特に限定されず、通常の末端エーテル型ポリ
エーテルの製造方法によればよい。通常は、ベースとな
るm価のヒドロキシ化合物に、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化セシウム、ナトリウムメトキシド、
トリメチルアミン、トリフルオロボレート・エーテラー
ト、硫酸等の触媒存在下で、アルキレンオキサイドを付
加させてポリエーテルポリオールを得、ポリエーテルポ
リオールの末端の水酸基を、ウィリアムソンエーテル化
法やオレフィンを付加させる等の公知の方法でエーテル
化すればよい。
【0020】本発明のシーリング材用可塑剤の配合量は
特に限定されないが、シーリング材基材に対して、1〜
100重量%が好ましく、5〜80重量%がより好まし
く、10〜70重量%が最も好ましい。一般式(1)で
表わされる本発明のシーリング材用可塑剤は、構造末端
の水酸基がエーテル化されているので熱的に安定である
ため、加熱損失が小さい。又、エステル系の可塑剤と異
なり加水分解を受けて劣化することが無い。又、従来の
ポリエーテル系可塑剤に比べて構造末端の水酸基がエー
テル化されているので可塑性に優れている。従って本発
明のシーリング材用可塑剤を使用してシーリング材を調
製すれば、従来の可塑剤を使用した場合と比べて、上記
のような優れた効果を得ることができる。
【0021】本発明のシーリング材組成物は、前記一般
式(1)で表わされるポリエーテルと共に任意の公知のシ
ーリング材基材が使用可能であるが、本発明の目的のシ
ーリング材の基材としては、ポリサルファイド、シリコ
ーン、ウレタンが特に好ましい。
【0022】シーリング材基材であるポリサルファイド
として代表的なものは、分子末端に架橋可能なメルカプ
ト基を有するものである。具体的には、ポリプロピレン
グリコールやエチレンオキサイド/プロピレンオキサイ
ド共重合体等のポリエーテルと、トリレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソ
シアネート、2,2’−ジメチルジフェニルメタン−
4,4’−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
−4,4’−ジイソシアネート等のジイソシアネート、
グリセリン−トリレンジイソシアネート反応物(トリイ
ソシアネート)等のポリイソシアネートを反応させたウ
レタン化合物の末端のイソシアネート基を、2−メルカ
プトエタノール、1−ヒドロキシエトキシ−2−メルカ
プトエタノール等の水酸基及びメルカプト基を有する化
合物で封鎖した、下記の一般式(2)で表わされる化合物
が挙げられる(尚、下記の一般式では、便宜的にポリイ
ソシアネートとしてジイソシアネートを使用した。)。
【0023】
【化1】
【0024】(式中、Rはジイソシアネート残基を表わ
し、R’は2価の有機基を表わし、AOはオキシアルキ
レン基を表わす。) 又、シーリング材基材であるシリコーンとして代表的な
ものは、ポリエーテル鎖の末端に加水分解重合性シリル
基を有するものである。具体的には、ポリプロピレング
リコールやエチレンオキサイド/プロピレンオキサイド
共重合体等のポリエーテルの末端の水酸基をアリル化し
たポリオキシアルキレンジアリルエーテルと、Si−H
結合を有する有機シリコン化合物と反応させることによ
り得ることができる、下記の一般式で表わされる化合物
が挙げられる。
【0025】
【化2】
【0026】(式中、R及びR’はメチル基、エチル基
等の短鎖アルキル基又はフェニル基を表わし、aは1〜
2の数を表わし、AOはオキシアルキレン基を表わ
す。)
【0027】又、シーリング材基材であるウレタンとし
て代表的なものは、トリレンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−4,4’−ジイソシアネート、2,2’−ジメチル
ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、イソ
フォロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−
4,4’−ジイソシアネート等のジイソシアネートと、
ポリプロピレングリコールやエチレンオキサイド/プロ
ピレンオキサイド共重合体等のポリエーテルを、末端が
イソシアネート基として残るような反応比で反応させ
た、湿気硬化性ウレタンプレポリマー等が挙げられる。
【0028】又、上記とは異なるタイプである、ポリイ
ソシアネートのイソシアネート基を不活性化変性したポ
リイソシアネートと、ポリプロピレングリコール、エチ
レンオキサイド/プロピレンオキサイド共重合体、グリ
セリンエチレンオキサイド/プロピレンオキサイド付加
物等のポリエーテルポリオールを混合した熱硬化性ポリ
ウレタン等も挙げられる。ポリイソシアネートのイソシ
アネート基を不活性化変性するには、ポリイソシアネー
トと、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、1−
アミノ−3,3,5−トリメチル−5−アミノメチルシ
クロヘキサン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミ
ノジシクロヘキシルメタン等のアミン類;ヒドラジン水
和物、メチルヒドラジン、ヒドロキシエチルヒドラジン
等のヒドラジン類;カルボヒドラジド、エチレンビスカ
ルバジン酸エステル、β―セミカルバジドプロピオン酸
ヒドラジド、イソフォロンビスセミカルバジド等のカル
バジド類;テトラメチルグアニジン、ペンタメチルグア
ニジン等のグアニジン類;1,2−ジメチルテトラヒド
ロピリミジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]
ウンデク−7−エン、1,5−ジアザビシクロ[4.
3.0]ノナン−5−エン等のアミジン類等が挙げられ
る。
【0029】上記ポリサルファイドをシーリング材基材
として使用する場合は、通常硬化触媒を併用する。硬化
触媒としては、ジチオカルバミン酸金属塩が好適であ
る。ジチオカルバミン酸金属塩としては、例えば、ジメ
チルジチオカルバミン酸、ジエチルジチオカルバミン
酸、ジプロピルジチオカルバミン酸、ジブチルジチオカ
ルバミン酸、ジアミルジチオカルバミン酸の鉄、亜鉛、
ニッケル、銅塩等が挙げられる。最も好ましい硬化触媒
は、ジメチルジチオカルバミン酸第二鉄、ジブチルジチ
オカルバミン酸亜鉛又はこれらの混合物である。
【0030】上記シリコーンをシーリング材基材として
使用する場合も、通常硬化触媒を併用する。硬化触媒と
しては、例えば、オクチル酸錫、ジブチルチンジラウレ
ート、ジブチルチンマレエート、ジブチルチンフタレー
ト、オクチル酸錫、ナフテン酸錫、テトラブチルチタネ
ート、テトラプロピルチタネート、ジブチルチンオキサ
イドとフタル酸エステルの反応物、ジブチルチンジアセ
チルアセトナート、アルミニウムトリスエチルアセチル
アセトナート、ジイソプロポキシアルミニウムエチルア
セトアセテート、ジルコニウムテトラアセチルアセトナ
ート、チタンテトラアセチルアセトナート、オクチル酸
鉛、有機珪素チタン酸塩、ジブチルアミン−2−エキチ
ルヘキソエート、ラウリルアミン、エタノールアミン等
が挙げられる。
【0031】シーリング材基材には、本発明の可塑剤及
び上記硬化触媒の他に、他の成分を含有することができ
る。他の成分としては、例えば、フュームシリカ、沈降
性シリカ、無水珪酸、含水珪酸、カーボンブラック、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成ク
レー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有
機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、
シラスバルーン、石綿、ガラス繊維、フィラメント等の
充填剤;脂肪酸アマイドワックス、水添ひまし油等の揺
変剤;ヒンダードフェノール類、芳香族アミン類等の酸
化防止剤;ベンゾトリアゾール、ヒンダードアミン等の
光安定剤;アミノアルコキシシラン、フェノール樹脂等
の粘着剤;紫外線吸収剤、老化防止剤、着色剤、顔料、
帯電防止剤、滑剤、難燃剤、防黴剤、殺菌剤、増粘剤等
が挙げられる。
【0032】本発明のシーリング材組成物は、水密・気
密を必要とするいかなる用途にも適用することができ
る。例えば、家屋の台所、洗面所、トイレ、風呂、窓
枠、雨戸、屋根、雨樋等の身近な場所から、冷蔵庫、洗
濯機、乾燥機、食器洗浄機等の水を使用する家庭用電化
製品、自動車、飛行機、船舶、潜水艇、宇宙船等の大型
工業製品、トンネル、橋梁、高架橋の大型建造物等の水
密・気密部分に使用することができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。尚、以下の実施例中、部及び%は特に記載が無
い限り重量基準である。又、実施例においては、以下に
記載する本発明品1〜5又は比較品1〜3を可塑剤とし
て使用した。各構造式中、「PO」はオキシプロピレン
基を表わし、「EO」はオキシエチレン基を表わす。 本発明品1:C49O−(PO)n−CH3 (分子量
1,100) 本発明品2:
【0034】
【化3】
【0035】本発明品3:
【0036】
【化4】
【0037】 本発明品4:CH3O−(PO)n−CH3 (分子量
4,000) 本発明品5:
【0038】
【化5】
【0039】 比較品1:フタル酸ジ−2−エチルヘキシルエステル 比較品2:アジピン酸ジ−2−エチルヘキシルエステル 比較品3:グリセリンEO付加物(分子量300)
【0040】<実施例1> 加熱減量試験 JIS−K−6751により、本発明品又は比較品を1
00℃に7日間保存した後の重量減少率を測定した。
【0041】
【表1】
【0042】<実施例2>ポリサルファイド100部、
ジメチルジチオカルバミン酸第二鉄0.3部、ジブチル
ジチオカルバミン酸亜鉛0.3部、本発明品又は比較品
の可塑剤60部、炭酸カルシウム120部、二酸化チタ
ン20部、及びキシレン15部を混合し、シーリング材
組成物を得た。この組成物について、以下の要領で評価
を行った。
【0043】(粘度安定性)シーリング材組成物を、2
0℃、65%RHで、1ケ月間又は6ケ月間保存し、1
ケ月又は6ケ月後に同一条件でBS粘度計にて、ロータ
ーNo.7を使用して、10rpmの条件で粘度を測定
した。
【0044】(作業性)シーリング材組成物を、20
℃、65%RHで6ヶ月間保存した後、同一条件下で試
験者5人により、この組成物を平らな板の上にヘラを使
用して伸ばし、その際の作業性を以下のように5段階に
評価しその平均値を算出した。 1:非常に軽い 2:軽い 3:普通 4:重い 5:非常に重い
【0045】(塗料汚染性)シーリング材組成物を厚さ
約2mmに塗工し、20℃、65%RHで48時間養生
した後、白色塗料を塗工し、20℃、65%RHで7日
間置いた。シーリング材の中の可塑剤の塗膜表面へのブ
リードアウトによる表面の汚染状態を指触により評価し
た。これらの結果を表2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】本発明の可塑剤は、6ケ月経過後も粘度の
増加は少なく、比較品よりも粘度安定性に優れているこ
とがわかる。作業性は、本発明品は何れも比較品に比べ
て塗工が軽く作業が容易であった。又、本発明品は7日
間保存後も塗膜面への可塑剤のブリードアウトが全く見
られなかったが、比較品は表面がべたつく状態となっ
た。
【0048】<実施例3>ポリエーテル変性シリコーン
(分子量8,000)100部、本発明品又は比較品の
可塑剤40部、炭酸カルシウム130部、酸化チタン1
0部、揺変剤(ひまし油系)3部、ヒンダードアミン1
部を混合した後、オクチル酸錫3部、ラウリルアミン1
部を混合して重合させ、シーリング材組成物を得た。こ
の組成物について、以下の要領で評価を行った。
【0049】(粘度)重合直後の20℃における粘度
を、ブルックフィールド回転粘度計により測定した。 (押し出し特性)JIS−A−5758に準拠して、各
シーリング材組成物を充填したポリエチレン製カートリ
ッジをエアガンに装着し、ノズルを付けない先端からカ
ートリッジ内の試料をほぼ全量押し出すのに要する時間
を求めた。
【0050】(ゴム特性)各シーリング材組成物と、被
着体としてフロートガラスを用いて、JIS−A−57
58に準拠してH型ブロックを作成した。このH型ブロ
ックを20℃、55%RHの雰囲気下で7日間放置後、
50℃の乾燥恒温槽で7日間加熱硬化させた。このH型
ブロックについて、引っ張り試験を行い、その50%伸
張時の引っ張り力(50%引っ張り強度)、試験片の破
断直前の引っ張り力(最大引っ張り強度)、及び最大引
っ張り強度の荷重をかけた時の伸び(最大荷重時の伸び)
を測定し、そのゴム特性を評価した。
【0051】(硬化物表面の粘着性)各シーリング材組
成物を20℃で7日間硬化養生し、厚さ10mm、50
mm角のサンプルを作成し、PICMAタックテスター
(東洋精機製)に装着し、サブミニータイム5秒、アッ
プスピード50mm/分で各サンプル表面の粘着力を測
定した。
【0052】(汚染性)各シーリング材組成物をスレー
ト板上に約5mm厚で塗布し、20℃で3日間養生し、
その後水性塗料を約0.5mm厚で表3に示す塗料を塗
布し、傾斜角45°の屋外暴露台に暴露し、そのまま3
ヶ月間暴露した。この各サンプルについて、汚れや埃な
どの付着の程度を、目視により以下の基準で評価し、耐
汚染性を評価した。 ○:汚染無し △:やや汚染が見られる ×:汚染されている
【0053】
【表3】
【0054】本発明品は、比較品に比べて粘度が低く押
し出しが容易で、引っ張りに要する力が少ない良好なゴ
ム特性を示す等優れた可塑性を有し、同時に表面の粘着
性、汚染性がなく可塑剤のブリードアウトが少ないこと
がわかる。
【0055】<実施例4>ポリプロピレングリコール
(分子量2,000)、グリセリンプロピレンオキサイ
ド付加物(分子量3,000)及びトリレンジイソシア
ネートを、イソシアネート基が1.6%残存するように
反応させウレタンプレポリマーを得た。このウレタンプ
レポリマー100部、タルク40部、老化防止剤1部、
及び本発明品又は比較品の可塑剤40部を混合し、シー
リング材組成物を得た。この組成物について、以下の要
領で評価を行った。
【0056】(加熱減量及び耐汚染性)JIS−A−5
754に準拠し、各シーリング材組成物を100℃の恒
温槽に7日間放置した後、重量を測定し、その重量減少
率を求めた。又、加熱試験後のシーリング材組成物の変
色及び埃などの付着程度を、目視により以下の基準で評
価し、耐汚染性を評価した。 ○:汚染無し △:やや汚染が見られる ×:汚染されている これらの結果を表4に示す。
【0057】
【表4】
【0058】
【発明の効果】本発明の効果は、可塑性に優れているこ
とは勿論、加熱損失が少なく、可塑剤の表面への移行性
も少ないシーリング材用可塑剤を提供したことにある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箕輪 祥男 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 実吉 絢子 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 Fターム(参考) 4H017 AA03 AA04 AB03 AB14 AB15 AB17 AC16 AD05 AE03 4J002 CH05X CK02W CN01W CP03W FD02X GJ02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(1) R1{−(O−R2n−OR3m (1) (式中、R1はm価のヒドロキシ化合物から水酸基を除
    いた残基を表わし、R2及びR3は炭化水素基を表わし、
    m及びnは1以上の数を表わす。)で表わされるポリエ
    ーテルからなるシーリング材用可塑剤。
  2. 【請求項2】 mが1〜3の数であり、R2が炭素数2
    〜4のアルキレン基であり、R3が炭素数1〜4のアル
    キル基である請求項1に記載のシーリング材用可塑剤。
  3. 【請求項3】 一般式(1)で表わされるポリエーテル
    の分子量が、300〜30,000である請求項1又は
    2に記載のシーリング材用可塑剤。
  4. 【請求項4】 ポリサルファイド、シリコーン又はウレ
    タン系シーリング材基材に、請求項1、2又は3に記載
    のシーリング材用可塑剤を含有するシーリング材組成
    物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003034750A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Asahi Glass Co Ltd 硬化性組成物
JP2005344035A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Sanyo Chem Ind Ltd 耐アルカリ性に優れる硬化性組成物
KR101360583B1 (ko) 2007-12-04 2014-02-10 에스케이종합화학 주식회사 실온경화성 실리콘 실란트 가소제 조성물

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JP2003034750A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Asahi Glass Co Ltd 硬化性組成物
JP2005344035A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Sanyo Chem Ind Ltd 耐アルカリ性に優れる硬化性組成物
KR101360583B1 (ko) 2007-12-04 2014-02-10 에스케이종합화학 주식회사 실온경화성 실리콘 실란트 가소제 조성물

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