JP2000345025A - 舗装材 - Google Patents

舗装材

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JP2000345025A
JP2000345025A JP11156528A JP15652899A JP2000345025A JP 2000345025 A JP2000345025 A JP 2000345025A JP 11156528 A JP11156528 A JP 11156528A JP 15652899 A JP15652899 A JP 15652899A JP 2000345025 A JP2000345025 A JP 2000345025A
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light
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paving
weight
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Shizuo Shimooka
静夫 下岡
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Nippon NSC Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間、特に雨天時においても、高い透水性、
視認性及び装飾性を有する舗装材並び舗装方法を提供す
ることである。 【解決手段】 (A)寸法が1〜10mmである光透過
性を有する骨材100重量部に対して、(B)湿気硬化
性を有するウレタンプレポリマー:3〜15重量部及び
(C)蓄光性の材料:1〜20重量部を配合した混合物
を硬化する蓄光性及び透水性を有する舗装材である。さ
らに予め成型し作製した舗装材を施工現場において敷設
する又はこの舗装材を施工現場の下地の上で作製して敷
設する舗装方法である。これによって人工的な紫外線照
射等を必要としないが、長時間発光し視認性が高く、耐
候性に優れる舗装材並びに舗装方法を提供することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道、横断歩道、
道路表示等の舗装材に関し、特に、夜間の降水時におい
て高い視認性を発揮することによって交通の安全に寄与
し、さらに道路を装飾することによって特に夜間のイル
ミネーションとなり生活に安らぎや潤いを与え得る高い
蓄光性を有する透水性舗装材並びにそのような舗装材を
用いる舗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、歩道、横断歩道及び道路表示
等には、一般的にアスファルト舗装やコンクリート舗装
が行われている。しかし、夜間の降水時には水が舗装上
に溜まること及び舗装から光の反射率が低下すること等
から、極めて舗装の視認性が低下することが公知であ
る。
【0003】これらの問題を解決するために、骨材に、
光反射性の材料又は発光性の材料を混合し、バインダー
で接着することによって透水性及び視認性が付与された
いくつかの舗装材が検討されている(特開平7−908
05号公報、特開平8−119306号公報及び特開平
6−322714号公報参照。なお、本引用によりこれ
らの参照文献は本明細書の内容をなす。)。これらの舗
装剤においては、骨材間に生ずる空隙によって透水性が
確保され、光反射性の材料によって舗装材から光を反射
せしめ又は発光性の材料によって舗装材から発光せしめ
ることによって、視認性を確保しようとするものであ
る。
【0004】例えば、特開平7−90805号公報は、
粒度が2mm〜10mmの色ガラス及び/又は蛍光着色
ガラスから成る骨材と、バインダーとして重量比6〜1
2%のエポキシ樹脂が配合され接着されて成る舗装材を
開示している。この舗装材においては、骨材の「色ガラ
ス」及び「蛍光着色ガラス」が光反射性の材料及び/又
は発光性の材料を兼ねている。
【0005】しかし、本質的に光反射性の材料を視認性
改良のために用いる方法は、通常のライン舗装と同様に
光の反射(以下「再起反射」ともいう。)を利用して視
認性を改良する方法であるから、雨天時においては光を
反射して視認性を向上する機能が極めて低下することが
予想される。また、蛍光着色ガラスの利用は、光入射後
の蛍光の発生時間が高々約1時間と短いので、日の入り
又は電灯の消灯から約1時間しか視認性の改良に寄与し
得ない。
【0006】更に、この舗装材はエポキシ樹脂をバイン
ダーとして用いているので、エポキシ樹脂の耐候性が不
十分であるために、長期間に渡って屋外で使用するとエ
ポキシ樹脂が劣化して黄変することによって性能が低下
するという問題が有る。即ち、エポキシ樹脂の光の透過
性が低下するので、エポキシ樹脂を光が透過しなくなる
ことによって、色ガラス及び蛍光着色ガラスに光が入射
しなくなる。従って、色ガラスからの光の反射及び蛍光
着色ガラスからの発光が、長時間の使用によって減少す
る。従って、この舗装材によって問題を解決することは
困難である。
【0007】特開平8−119306号公報には、砂利
状の天然骨材及び/又は人工骨材99〜70重量%に対
して紫外線を照射することによって発光する砂利状又は
砂利状の天然発光石及び/又は人工発光石1〜30重量
%を混合し、同混合物100重量%に対して、接着用樹
脂4〜10重量%を混合・攪拌して発光性材料を製造す
る方法が開示されている。
【0008】しかし、この方法においては、天然発光石
及び/又は人工発光石を発光させるために紫外線を照射
することが必要であるから、太陽光のあるときを除き、
紫外線を照射する装置を必要とする。従って、実際の実
施は煩雑である。さらに、この舗装材においてもバイン
ダーとして用いられている樹脂は、エポキシ樹脂である
から、上述の舗装材と同様に長期間に渡って屋外で使用
するとエポキシ樹脂が劣化して光の透過性が低下し、発
光性能が低下する。従って、この舗装材によって問題を
解決することは困難である。
【0009】特開平6−322714号公報は、所望の
機能性材料を排水性舗装の空隙に充填してある排水性舗
装を開示している。夜間の視認性を向上するための具体
的な機能性材料として、「ガラスビーズ」が開示されて
いる。ガラスビーズは光反射性の材料として機能する。
【0010】しかし、光反射性の材料を視認性改良のた
めに用いる方法が、夜間の雨天時における視認性の向上
について期待できないことは前述した通りである。ま
た、排水性舗装の空隙にガラスビーズを充填すると、舗
装の排水性が低下することが予想される。さらに、ガラ
スビーズがアスファルトの間の空隙に入るので、ガラス
ビーズはアスファルトの影にかくれてしまい、アスファ
ルトに斜めから入射する光はガラスビーズに到達できな
いと考えられる。従って、例えば、乗用車の運転手は、
ガラスビーズからの反射光を見ることができないので、
夜間の視認性を向上することは困難と考えられる。従っ
て、この舗装材によって問題を解決することは困難であ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な事情を鑑みなされたものであって、その目的は、夜間
において、特に、雨天時においても、高い透水性と視認
性を有するとともにイルミネーションとして装飾性も有
する舗装材であって、施工及び補修が簡単で、施工後の
退色及び変色等が改良された舗装材並びに上述の舗装材
を用いる舗装方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの要旨によ
れば、新規な蓄光性を有する透水性舗装材であって、
(A)寸法が1〜10mmの光透過性を有する骨材10
0重量部に対して、(B)湿気硬化性を有するウレタン
プレポリマー:2〜20重量部及び(C)蓄光性の材
料:1〜50重量部を配合した混合物を、好ましくはそ
の周囲の水分、例えば周辺の雰囲気中に含まれる水分
(湿気)により硬化して得られる舗装材を提供する。こ
れは、道路の舗装に好ましく用いることができ、高い透
水性と蓄光性を有するから、夜間において、特に雨天時
においても、良好な視認性とともにイルミネーションと
しての装飾性を有し、施工及び補修が簡単で、施工後の
視認性の低下及び変色等が改良された舗装材として好適
である。
【0013】本発明において「(A)寸法が1〜10m
mである光透過性を有する骨材」とは、舗装材の骨格を
構成する材料であって、舗装材に透水性を付与するため
の空隙を持たせるためにその寸法が1mm〜10mmで
あり、さらに後述する蓄光性の材料への光の入射及び蓄
光性材料からの発光の視認性を確保するために光透過性
を有する材料をいう。(A)骨材として、各家庭、商店
及び工場等から排出される産廃ガラス又は合成樹脂の紛
体もしくはペレットを用いてもよい。
【0014】このような(A)骨材として、例えば、
(a1)寸法が1mm〜10mmであるケイ酸塩ガラ
ス、リンケイ酸塩、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、軟
質ガラス、カリガラス、硬質二級ガラス、超硬質ガラス
等のガラス片、(a2)寸法が1mm〜10mmである
ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエステル
(ポリエチレンテレフタレート(PET)を含む。)、
ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリア
ミド、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリイソブチレン、尿素樹脂等のポリマー片、(a
3)その他、寸法が1mm〜10mmであるフラン樹
脂、キシレン樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂等
を例示することができる。特に、(a1)に記載のガラ
ス片、(a2)に記載のPMMA片、ポリエステル片が
好ましい。これらの骨材は、単独又は組み合わせて、所
望の舗装材の特性に応じて、適宜選択して用いることが
できる。
【0015】骨材の寸法は、舗装材に適切な空隙を形成
するために1mm〜10mmが好ましく、2mm〜8m
mがより好ましく、3mm〜7mmが特に好ましい。骨
材は、光の透過性の観点から、無色透明であるのがより
好ましい。さらに骨材は、得られる舗装材の圧縮強さ及
び曲げ強さを確保するために、その圧縮強さは50kg
/cm2以上が好ましく、70kg/cm2以上がより好
ましく、100kg/cm2以上が特に好ましい。その
曲げ強さは30kg/cm2以上が好ましく、50kg
/cm2以上がより好ましく、80kg/cm2以上が特
に好ましい。
【0016】なお、本発明の舗装材に滑止めの機能を付
与することが必要な場合は、(A)骨材と同じ種類の骨
材であって粒子寸法の小さい骨材を、舗装材の透水性に
悪影響を及ぼさない程度配合することができる。この骨
材の寸法は、舗装材の空隙を埋めないため粒径0.1m
m〜0.7mmが好ましく、0.2mm〜0.6mmが
より好ましく、0.3mm〜0.5mmが特に好まし
い。この骨材は、(A)骨材100重量部に対して、1
重量部〜10重量部配合するのが好ましく、2重量部〜
7重量部配合するのがより好ましく、3重量部〜5重量
部配合するのが特に好ましい。
【0017】本発明において「(B)湿気硬化性を有す
るウレタンプレポリマー」とは、イソシアネート基を有
し、水分と反応してウレタン結合を形成することによっ
て硬化するウレタンプレポリマーであって、反応によっ
て得られるポリウレタンが耐候性に優れ長期間に渡って
屋外で使用されても劣化及び黄変し難く、光透過性を有
するポリウレタンであるウレタンプレポリマーをいう。
【0018】このような(B)ウレタンプレポリマーと
しては、(b1)2個以上のイソシアネート基を有する
化合物と(b2)2個以上の活性水素を含有する官能基
を有する化合物を、イソシアネート基が過剰となる割合
で反応せしめ、得られる反応生成物中に少なくとも0.
5重量%以上のイソシアネート基を有するプレポリマー
が好ましい。ここで、「(b1)2個のイソシアネート
基を有する化合物」として、ポリウレタン工業において
一般的に知られているイソシアネート基を有する化合物
を用いることができる。
【0019】このような(b1)イソシアネート基を有
する化合物としては、例えば、 (b1−1)エチレンジイソシアネート、2,2,4−
トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等のイソシ
アネート基を有する脂肪族化合物: (b1−2)水素化トリレンジイソシアネート(HTD
I)、水素化4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(HMDI)、イソフォロンジイソシアネート(I
PDI)、イソプロピリデンビス(1,4−シクロヘキ
サンジイソシアネート)(IPCI)、ノルボルナンジ
イソシアネート等のイソシアネート基を有する脂環式化
合物: (b1−3)トリレンジイソシアネート(TDI)、
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MD
I)、クルードMDI、1,4−フェニレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、1,
5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)等のイソシ
アネート基を有する芳香族化合物等を例示することがで
き、特に、(b1−1)及び(b1−2)のイソシアネ
ート基を有する脂肪族化合物類及びイソシアネート基を
有する脂環式化合物類が好ましい。これらは、所望の
(B)ウレタンプレポリマーの特性に応じて適宜選択す
ることができ、単独又は組み合わせて使用することがで
きる。
【0020】また、ここで「(b2)2個以上の活性水
素を含有する官能基を有する化合物」とは、上述の(b
1)イソシアネート基を有する化合物のイソシアネート
基と反応してウレタンプレポリマーを形成する化合物を
いう。ここで、「活性水素を含有する官能基」とは、イ
ソシアネート基と反応する活性水素を含有する官能基、
例えば、水酸基(−OH)、アミノ基(−NH2、−N
H−)、メルカプト基(−SH)、カルボキシル基(−
COOH)、アミド基(−NHCO−)、ウレア基(−
NHCONH−)、及びウレタン基(−NHCOO−)
等をいい、特に、水酸基、アミノ基が好ましい。
【0021】(b2)として、ポリウレタン工業におい
て一般的に知られている汎用ポリオール類、鎖延長剤等
を用いることができ、具体的には、 (b2−1)ポリオキシエチレンポリオール、ポリオキ
シプロピレンポリオール、ポリオキシテトラメチレンポ
リオール等のポリオキシアルキレンポリオール及びこれ
らポリオキシアルキレンポリオールがアミン類によって
変性されたポリオール等のポリエーテルポリオール類: (b2−2)エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジール、ネオペンチルグリコール、1,8−オ
クタンジオール、1,10−デカンジオール、ジエチレ
ングリコール、スピログリコール等のアルキレンポリオ
ール類の少なくとも1種とコハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、マレイン酸、フマ
ール酸、フタル酸、テレフタル酸等のポリカルボン酸の
少なくとも1種を縮合させて得られる縮合系ポリエステ
ルポリオール類:上述のアルキレンポリオール類の少な
くとも1種に基づくポリカーボネートポリオール類:ラ
クトン類の開環重合により得られるラクトン系ポリエス
テルポリオール類等のポリエステルポリオール類: (b2−3)アクリル共重合体中に水酸基を導入して得
られるアクリルポリオール類:エチレン酢酸ビニル共重
合体(EVA)を加水分解して得られるケン化EVA
類:ブタジエン類を重合して得られるポリブタジエン系
ポリオール類: (b2−4)ホスホネート系、ホスホアミデート系等の
含リンポリオール類、含ハロゲン化エポキシドの開環重
合によって得られるハロゲン化ポリオール類、リン、ハ
ロゲンを用いないその他の難燃ポリオール類等の難燃用
ポリオール等を例示することができる。特に、ポリオキ
シアルキレンポリオール及びアクリルポリオールが好ま
しい。これらは、所望の舗装材の特性に応じて適宜選択
することができ、単独又は組み合わせて使用することが
できる。
【0022】(B)の製造に関する反応温度、反応時
間、反応媒体中の単量体混合物の組成及び濃度、単量体
の反応順序、触媒の種類及び濃度並びに攪拌速度等の重
合反応条件は、目的とする(B)ウレタンプレポリマー
の特性等によって適宜選択され得るものである。これら
のウレタンプレポリマーは、単独又は組み合わせて、所
望の舗装材の特性に応じて、適宜選択して用いることが
できる。
【0023】なお、上述の(B)ウレタンプレポリマー
は、通常、ウレタンプレポリマーに配合される成分、例
えば、DOP、DBP、TOTM等の可塑剤、トルエ
ン、キシレン、アセトン等の希釈剤等の適量を含有して
もよく、更に、ジブチルチンジラウレート、トリエチレ
ンジアミン、オクトエートスズ触媒等の硬化調整剤、老
化防止剤等の適量を含有してよい。これらを単独又は組
み合わせて含有してもよい。
【0024】本発明の(B)ウレタンプレポリマーは、
(A)骨材100重量部に対して、2重量部〜20重量
部配合するのが好ましく、3重量部〜15重量部配合す
るのがより好ましく、5重量部〜10重量部配合するの
が特に好ましい。上述の(B)ウレタンプレポリマー
は、通常1分子当たりの平均イソシアネート基数は2よ
り大きいのが好ましく、イソシアネート基の含有率は
0.5重量%〜30重量%が好ましく、3重量%〜20
重量%がより好ましく、5重量%〜15重量%が特に好
ましい。
【0025】本発明の(B)ウレタンプレポリマーとし
て無黄変のウレタンプレポリマーとして市販されている
ものを用いてもよく、具体的には、大日本インキ化学工
業(株)製のディックバインダー550(商品名)、武
田薬品工業(株)製のタケネートD160N(商品
名)、タケネートD170N(商品名)、タケネートD
172N(商品名)及びタケネートF703N(商品
名)、並びに三井化学(株)製のオレスターM54・8
0A(商品名)及びオレスターNP1000等を例示す
ることができる。これらは、単独又は組み合わせて用い
ることができる。
【0026】本発明において「(C)蓄光性の材料」と
は、紫外線の照射によって励起され、紫外線照射の停止
後も長時間(少なくとも1時間以上)の発光を持続する
材料であって、粉体又は粒子状の材料をいう。発光の持
続時間としては、冬季及び梅雨時等の日照時間の少ない
時期においても高い視認性を確保するために、4間以上
が好ましく、6時間以上がより好ましく、8時間以上が
特に好ましい。粉体又は粒子の寸法としては、舗装材に
形成される空隙を埋めないために、1mm〜10mmが
好ましく、2mm〜8mmがより好ましく、3mm〜7
mmが特に好ましい。
【0027】(C)蓄光性の材料として、CaAl24
(付活剤としてEu、Ndを用いる。)、Sr4Al14
25(付活剤としてBiを用いる。)SrAl24(付
活剤としてEu、Dyを用いる。)等を例示することが
できる。(C)として、市販のものを使用することがで
き、具体的には、根本特殊化学(株)製の8Y010
(商品名)、ケミテック(株)製のケミテックピカリコ
CP−05(商品名)、及びシンロイヒ(株)製のFZ
2000(商品名)等を例示することができる。これら
は、単独又は組み合わせて用いることができる。本発明
の(C)蓄光性の材料は、(A)骨材100重量部に対
して、1重量部〜50重量部配合するのが好ましく、3
重量部〜30重量部配合するのがより好ましく、5重量
部〜20重量部配合するのが特に好ましい。なお、
(C)の吸光性は表面積に比例して大きくなるので、本
質的に多孔質である本発明の舗装材は、(C)の吸光量
を大きくするために好ましい。
【0028】本発明においては、通常、所望の厚みの型
枠を作製して下地の上に置き、この型枠の中に上述の
(A)〜(C)を配合した混合物を移し込み充填して、
コテ等で均一に敷きならし表面を平滑にする。所定の条
件において硬化せしめ、型枠から外した後、必要に応じ
て寸法等を修正することによって、蓄光性及び透水性を
有する舗装材とする。なお、一般に硬化には、空気中の
水分で足りる。(A)〜(C)の配合方法、混合方法及
び硬化方法は、いずれも通常用いられている方法と同様
の方法を用いることができ、特に限定されることはな
い。なお、本発明に関する舗装材は、通常、接着剤、塗
料等に配合される成分、例えば、防腐剤、安定剤、消泡
剤、湿潤剤及び粘度調整剤等の適量を含有してもよく、
これらを単独又は組み合わせて含有してもよい。また、
本発明の他の好ましい要旨においては、上述の舗装材を
得るための、(A)、(B)及び(C)の組み合わせを
提供する。
【0029】本発明の別の要旨においては、あらかじめ
成型して作製した上述の舗装材を、施工現場において敷
設する新規な蓄光性及び透水性を有する舗装方法を提供
する。この舗装方法においては、上述の(A)〜(C)
を配合した混合物を所望の型枠の中に充填して所定の条
件において硬化することによって成型し、脱型すること
によって所望の形状の舗装材とする。次に、この舗装材
を施工現場において敷設することによって舗装する。
【0030】ここで本発明において「型枠」には、モー
ルド、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属類、PE
T、ポリスチレン等のプラスチック類等を好ましく用い
ることができ、非接着処理をすることが、脱型し易いの
で好ましい。「非着処理」には、離型用シリコンオイル
の塗布、離型用ワックスの塗布、離型用テープを貼る等
の方法を用いることができる。さらに本発明における型
枠の形状は、「所望の形状」に対応する方形、円形の
他、文字、図形、記号等の種々の模様であってよい。舗
装材の形状は、大きな寸法の舗装材を作製し脱型後に、
切断等によって所望の形状、寸法にしてもよい。硬化の
条件として温度は、5℃〜40℃が好ましく、湿度は3
0〜80%が好ましい。更に、硬化に用いる時間として
は、24時間かけることが好ましい。
【0031】得られた舗装材を「敷設」するには、通常
の舗装材を敷設する方法と同様の方法を用いることがで
き、特に限定されることはない。例えば、アスファル
ト、コンクリート等の下地を予め清掃してゴミ等を除去
して乾燥した後、ウレタン樹脂、エポキし樹脂、セメン
トモルタル等の接着剤を用いて接着する方法を用いるこ
とができる。この際、ウレタン系の樹脂、エポキシ樹
脂、各種エマルションとセメントを配合したスラリー等
のプライマーを用いることができる。尚、下地上に砂利
等の細かい砂を敷いた後、その上に置き敷きすることも
できる。この舗装方法を用いると、舗装の一部分に本発
明の舗装材をワンポイントとして使用することができ、
模様、図柄、文字等を舗装上に描くのが容易である。ま
た、舗装材の補修は不良と成った舗装材のみを交換すれ
ば足りるという特徴を有する。
【0032】本発明の別の1つの要旨においては、上述
の(A)、(B)及び(C)を配合した混合物を、施工
現場の下地の上に充填して舗装する新規な蓄光性及び透
水性を有する舗装方法を提供する。この舗装方法におい
ては、施工現場の下地の上に所望の厚みの型枠を作製
し、この下地の上の型枠の中に上述の(A)〜(C)を
配合した混合物を移し込み充填して、コテ等で均一に敷
きならし、所定の条件において硬化せしめる。硬化後、
型枠を除去することによって施工現場の下地と一体とな
った舗装材を直接施工現場に敷設する。
【0033】施工現場の下地としては、アスファルト、
コンクリート等が好ましい。下地のアスファルト、コン
クリート等への舗装材の接着性を高めるために、ウレタ
ン系又はエポキシ系ポリエステル、ビニルエステル等の
プライマーを用いることができる。低温で舗装する時
は、硬化を促進するためにポリウレタンの製造に通常用
いられる触媒、例えば、ジブチルチンジラウレート、ス
タナスオクテート、トリエチレンジアミン等を用いるこ
とができる。温度変化に応じて下地に動きを生ずる場合
は、任意に目地を設けることもできる。この舗装方法を
用いると、舗装材を全体的にシームレスな舗装材とする
ことができる。
【0034】本発明の舗装材においては、(B)ウレタ
ンプレポリマーが硬化することによって(A)ポリウレ
タンを介して骨材同士が接着されるが、(A)は適度の
寸法を有するので(A)同士の間に空隙を生じ、このた
めに水の通り道が確保され舗装材の透水性が確保され
る。このとき(C)蓄光性の材料は(B)から生ずるポ
リウレタン中に保持される。(A)及び(B)から生ず
るポリウレタンは光透過性を有するので、舗装材の外部
の光(紫外線)は(A)及び(B)から生ずるポリウレ
タンを通過して(C)に入射する。(C)は発光し、そ
の光は(B)から生ずるポリウレタン及び(A)を通過
して舗装材の外部へ到達するから、視覚によりその発光
を認識することができる。
【0035】さらに本発明の舗装材においては、(B)
ウレタンプレポリマーを硬化したポリウレタンをバイン
ダーとして用いるので、耐候性に優れ、舗装材を長期間
に渡って屋外で使用しても透明性を維持することができ
る。従って、バインダーが劣化し、黄変して(C)蓄光
性の材料への光の入射を遮断することによる視認性の低
下が少ない。さらに、(C)を使用するので、舗装材が
自ら発光するから見易く、かつ極めて長時間の発光を確
保することができる。これは特に、夜間の雨天時におい
て好ましい特性であるといえる。さらに、本発明の舗装
材は、人工的な紫外線の照射装置等を必要としないとい
う特徴も有する。
【0036】さらに本発明の舗装材においては、舗装材
の厚み全体での発光が可能であり、従って、発光エネル
ギーが大きくなり視認性は更に大きく向上する。このた
め横断歩道、一般の歩道及び道路標識等をより遠くから
確認することができるので、早期に注意を喚起すること
ができ、安全性をより高めることができる。なお、本発
明の舗装材は、舗装材の表面の骨材が剥落することがあ
っても、その直下の舗装材の層によって耐候性と蓄光性
を維持することができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により具体
的かつ詳細に説明するが、これらの実施例及び比較例は
本発明の一態様にすぎず、本発明はこれらの例によって
何ら限定されるものではない。
【0038】実施例1〜5及び比較例1〜6 (1)透水性舗装材の製造に用いた材料 (A)骨材として、 (A1)透明ガラス片 寸法が2mm〜4mm、 (A2)透明ガラス片 寸法が1mm〜2mm、 (A3)透明ガラス片 寸法が7mm〜10mm、 (A4)透明PMMA片 寸法が2mm〜4mm及び (A5)透明ポリエステル片 寸法が2mm〜4mm を用いた。また、比較のために骨材として (A’1)透明ガラス片 寸法が1mm未満、 (A’2)透明ガラス片 寸法が10mm〜12mm、 (A’3)淡緑色ガラス片 寸法が2mm〜4mm及び (A’4)淡褐色ガラス片 寸法が2mm〜4mm を用いた。
【0039】(B)ウレタンプレポリマーとして、(B
1)無黄変ウレタン樹脂(KBK NY1(商品名)、
日本NSC(株)製)を用いた。また、比較のため下記
の樹脂、(B’1)エポキシ樹脂(KBKE270(商
品名)、日本NSC(株)製)及び(B’2)ビニルエ
ステル樹脂(ディオバHTP760(商品名)、大日本
インキ(株)製)を用いた。 (C)蓄光性の材料として、(C1)蓄光顔料(8Y−
010、根本特殊化学(株)製)を用いた。
【0040】(2)透水性舗装材の作製 骨材((A1)〜(A5)又は(A’1)〜(A’
4))1000gに対して、(B1)、(B’1)もし
くは(B’2)並びに(C1)を、表1又は表2に記載
した実施例1〜5及び比較例1〜6に示す配合比(重量
部)で混合した。(B)及び(C)の配合比は、骨材1
00重量部に対する重量部で示す。混合物を、縦300
mm、横300mm、厚さ10mmの型枠に充填して敷
き均した後、20℃、湿度65%において24時間保ち
硬化させた。硬化後脱型して実施例1〜5及び比較例1
〜6に記載する透水性舗装材を得た。
【0041】(3)評価試料の作製 (イ)上述の透水性舗装材を、縦300mm、横150
mm、厚み10mmの寸法に切断して評価試料とした
(以下「無処理の評価試料」ともいう。)。さらに、以
下の処理を行ったものも評価に供した。 (ロ)耐候促進処理 63℃、湿度60%、12分間シャワーを試料に当てた
後、60分間はシャワーを止めることを繰り返すという
シャワーサイクルの条件で、500時間、サンシャイン
カーボンアーク耐候促進処理(WEL−SUN−HC・
B型、スガ試験機(株)製を使用)を、上述の評価試料
について行った。処理後に得られた透水性舗装材の表面
の汚れを拭き取り耐候促進試料とした。
【0042】(ハ)屋外暴露処理 上述の評価試料を屋外において南東方向に向けて地面に
対して45度の角度で固定したまま6月間放置すること
によって、屋外暴露処理を行った。処理後得られた透水
性舗装材の表面の汚れを拭き取り屋外暴露試料とした。 (ニ)水中浸漬処理 密閉された恒温槽内に入れられたpHが7.0±0.
5、水温が25℃である水道水中に3月間放置すること
によって、水中浸漬処理を行った。処理後得られた透水
性舗装材の表面の汚れを拭き取り水中浸漬試料とした。
【0043】(4)透水性舗装材の評価 (i)発光輝度及び発光時間 上述の評価試料を暗室内に水平に設置し、評価試料の鉛
直方向から紫外線強度1mW/cm2の紫外線ランプを
用いて紫外線を3時間照射した。紫外線照射後、評価試
料が発する光の強度を色彩色素計(CS100型、ミノ
ルタ(株)製)を用いて評価試料の鉛直方向から45°
の角度で1mの距離から測定した。紫外線照射直後の評
価試料の発光輝度を表1及び2に発光輝度として示し
た。発光輝度の単位はミリカンデラ(mcd)である。
また、発光輝度は紫外線照射終了から時間が経つにつれ
て低下するが、発光輝度が10mcdに低下するまでの
時間を発光時間として定義し、発光時間を表1及び2に
示した。発光時間の単位は時間(hr)である。
【0044】(ii)透水性 日本道路協会が規定する、現場透水量試験方法(舗装試
験法便覧、第93頁〜第96頁、(社)日本道路協会、
昭和63年11月発行参照)を用いて、無処理の評価試
料について測定を行い、15秒間当たりに流下した水量
を算出することによって透水性を評価した。結果を表1
及び2に示した。透水性の単位は、リットル(L)であ
る。 (iii)圧縮強さ及び曲げ強さ 圧縮強さ及び曲げ強さは、JIS R5201−199
2に規定されている方法と同様の方法を用いて、無処理
の評価試料について測定し評価した。結果を表2に示し
た。圧縮強さ及び曲げ強さの単位は、kg/cm2であ
る。
【0045】
【表1】 a)耐候促進試験又は屋外暴露試験によって試料が白亜
化した。
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明の舗装材においては、(A)骨材
同士の間に空隙を生するので、舗装材の透水性を付与す
ることができる。(A)及び(B)ウレタンプレポリマ
ーから生ずるポリウレタンは光透過性を有するので、光
(紫外線)が(C)蓄光性の材料に入射して(C)が発
光するので、舗装材に認識性を付与することができる。
【0048】さらに(B)ウレタンプレポリマーを混合
物の硬化に用いるので、舗装材を長期間に渡って屋外で
使用しても透明性を維持し、発光を維持することができ
る。また、(C)は自ら発光するので見易く、光の入射
後の(C)の発光は長いので、人工的な紫外線の照射等
を必要としない。
【0049】さらに、舗装材の厚み全体で発光するの
で、発光エネルギーが大きく、視認性が高い。このため
横断歩道、一般の歩道及び道路標識等をより遠くから確
認できるので、早期に注意を喚起でき、安全性の向上に
寄与する。なお、本発明の舗装材は、表面の骨材が剥落
しても、その直下の舗装材の層によって耐候性と蓄光性
を維持できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AA07 AC05 AD02 AG09 AG13 AH02 DA11 DC03 DC04 4J002 BB031 BB121 BB171 BC031 BD041 BG061 CD001 CF061 CG001 CH121 CK011 CK021 CK022 DE087 DE097 DL006 FD011 FD016 FD207 GL00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)寸法が1〜10mmの光透過性を有
    する骨材100重量部に対して、 (B)湿気硬化性を有するウレタンプレポリマー:2〜
    20重量部及び (C)蓄光性の材料:1〜50重量部を配合した混合物
    を硬化して得られる舗装材。
  2. 【請求項2】 (A)骨材が無色透明である請求項1に
    記載の舗装材。
  3. 【請求項3】 (B)ウレタンプレポリマーが、イソシ
    アネート基を有する脂肪族化合物及び/又はイソシアネ
    ート基を有する脂環式化合物から成る請求項1又は2に
    記載の舗装材。
  4. 【請求項4】 あらかじめ成型して得た請求項1〜3の
    いずれかに記載の舗装材を、施工現場において敷設する
    舗装方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の
    (A)、(B)及び(C)を配合した混合物を、施工現
    場の下地の上に充填する舗装方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の舗装材
    を得るための、(A)、(B)及び(C)の組み合わ
    せ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003057994A1 (ja) * 2001-12-28 2005-05-19 株式会社アベイラス 蓄光発光性道路標示材と道路構造
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KR102261217B1 (ko) * 2020-11-02 2021-06-07 (주)다해산업개발 우천시 및 야간시 시인성이 향상된 테이프형 차선의 제조방법

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