JP2000344695A - アルコールの製造法 - Google Patents
アルコールの製造法Info
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Abstract
素および水素を反応させるアルコールまたはアルデヒド
の製造法において、副生成物の生成量が少ない方法を提
供することにある。 【解決手段】 本発明は、モノオレフィンを、一酸化炭
素および水素と、コバルトカルボニル系触媒の存在下、
該モノオレフィンの転化率が50〜90%に到達するま
で反応させる工程(第一段反応工程)と、次いで、第一
段反応工程で得られた反応物より未反応モノオレフィン
を分離する工程(未反応モノオレフィンの分離工程)
と、次いで、分離された未反応モノオレフィンを一酸化
炭素および水素と、コバルトカルボニル系触媒の存在
下、反応させる工程(第二段反応工程)とを含み、かつ
第一段反応工程および第二段反応工程の少なくとも一つ
の工程を水の存在下行うことを特徴とするアルコールま
たはアルデヒドの製造法を提供する。
Description
一酸化炭素および水素を反応させるアルコールまたはア
ルデヒドの製造法に関する。
び水素と反応させて、該モノオレフィンよりも炭素数が
1つ多い飽和脂肪族アルデヒドおよび飽和脂肪族アルコ
ールを製造する(オキソ合成反応)方法は、オキソ合成
プロセスとして広く用いられている。この反応により得
られるアルコールは、可塑剤の原料、農薬、医薬または
食品添加物等の中間原料等として有用である。
ルトカルボニル系触媒を使用する方法が知られている。
この方法は、反応速度も大きく、触媒回収も容易である
という長所をもっている。しかし、この方法は反応に触
媒として酸性度の高いコバルトカルボニル系触媒を用い
るため、副生成物が多く生成するという問題があった。
反応初期に、モノオレフィンからの主生成物として該モ
ノオレフィンより炭素数の1つ多い飽和脂肪族アルデヒ
ドを生じ、さらに水素添加反応が起こって、該モノオレ
フィンより炭素数の1つ多い飽和脂肪族アルコールが生
成する。さらに、該アルデヒドは、該アルコールと反応
し、アセタールに変化し、さらにアセタール由来の副生
成物を生成する。アセタールは、酸性水溶液中、容易に
加水分解し、アルデヒドとアルコールとなる。しかしな
がら、アセタールから生成する飽和エーテル、エーテル
アルデヒドおよびエーテルアルコールは、アルコールま
たはアルデヒド等の有効成分として回収することのでき
ない副生成物である。このため、アセタールおよびアセ
タールからの副生成物の生成を抑制することが、該方法
の課題となっている。以下に、前記したようなオキソ合
成反応における副生成物の生成フローを示す。
R2は、R1より炭素数が2多いアルキル等である。) そこで、上記の問題を解決するために、特公昭62−1
930号公報は、ヒドロコバルトテトラカルボニル触媒
存在下、アセタールからの副反応を抑制するために、反
応系に水を共存させる方法を開示している。しかしなが
ら、該方法も、長時間、アルデヒドとアルコールが反応
系内に共存するため、アセタールおよびアセタールから
の副生成物の生成量が多く、実用上、満足されるもので
はない。
の方法は、オキソ合成反応後の未反応モノオレフィン
を、さらに高圧ガス分離器中で反応させる方法である
が、高圧ガス分離器という特殊な装置が必要である点や
モノオレフィンからアルデヒドまたはアルコールへの選
択率、副生成物の生成という点から実用上、満足される
ものではない。
フィンと一酸化炭素と水素とを、コバルト触媒存在下、
反応させ、次いで、反応物から未反応のモノオレフィン
を分離し、さらに、該未反応のモノオレフィンと一酸化
炭素と水素とを、コバルト触媒存在下、反応させる酸素
含有化合物の製造法を開示している。しかしながら、該
製造法もモノオレフィンからアルデヒドまたはアルコー
ルへの選択率、副生成物の生成という点から実用上、満
足されるものではない。
オレフィン、一酸化炭素および水素を反応させるアルコ
ールまたはアルデヒドの製造法において、副生成物の生
成量が少なく、原料の目的物への選択率の高い工業的生
産に適した方法を提供することにある。
ンを原料として、該モノオレフィンよりも炭素数の1つ
多い飽和脂肪族アルコールまたは飽和脂肪族アルデヒド
を製造する方法において、モノオレフィンを、一酸化炭
素および水素と、コバルトカルボニル系触媒の存在下、
該モノオレフィンの転化率が50〜90%に到達するま
で反応させる工程(第一段反応工程)と、次いで、第一
段反応工程で得られた反応物より未反応モノオレフィン
を分離する工程(未反応モノオレフィンの分離工程)
と、次いで、分離された未反応モノオレフィンを一酸化
炭素および水素と、コバルトカルボニル系触媒の存在
下、反応させる工程(第二段反応工程)とを含み、かつ
第一段反応工程および第二段反応工程の少なくとも一つ
の工程を水の存在下行うことを特徴とするアルコールま
たはアルデヒドの製造法に関する。
あるモノオレフィンは、炭素−炭素間の二重結合を1つ
もつ炭化水素のことであるが、中でも、炭素数3〜20
の直鎖または分岐状あるいは脂環状モノオレフィンが好
ましく、さらには、炭素数3〜20の直鎖または分岐状
のモノオレフィンが好ましく、さらには、炭素数3〜1
0の直鎖または分岐状のモノオレフィンがより好ましく
使用される。該モノオレフィンとしては、プロピレン、
ブテン、イソブテン、ペンテン、ヘキセン、ヘプテン、
オクテン、ノネン、デセン等があげられる。また、原料
であるモノオレフィンは、種々の立体異性体、光学異性
体を含む場合があるが、これらの混合物として用いても
よい。例えば、プロピレンダイマーとして、ヘキセン、
2−メチルペンテン、3−メチルペンテン、4−メチル
ペンテン、2,3−ジメチルブテン等の混合物であって
もよく、ブテンダイマーとして、オクテン、2−メチル
ヘプテン、3−メチルヘプテン、2,4−ジメチルヘキ
セン、3,4−ジメチルヘキセン、2,3,4−トリメ
チルペンテン等の混合物であってもよい。
水素および一酸化炭素を、コバルトカルボニル系触媒存
在下、反応させるが、その反応温度は、好ましくは、1
20〜200℃、より好ましくは140〜170℃であ
り、反応圧力は、好ましくは、50〜350kg/cm
2、より好ましくは、150〜330kg/cm2であ
り、水素と一酸化炭素の混合ガス比(H2/CO:モル
比)は、好ましくは、0.8〜2、より好ましくは1〜
1.6である。
のオキソ合成用に用いるられるものが使用でき、例え
ば、ヒドロコバルトテトラカルボニルまたはジコバルト
オクタカルボニルの型で反応系に供給される。該触媒
は、コバルト金属がモノオレフィンに対して、好ましく
は0.1〜1.0重量%、より好ましくは0.2〜0.
6重量%となるように使用される。
レフィンの転化率が50〜90%に到達した時点で終了
する。モノオレフィンの転化率は、ガスクロマトグラフ
ィー等の分析値より算出される。モノオレフィンの転化
率は、以下の式より求められる値である。
て、コバルトカルボニル系触媒を抽出または分解により
除去するのが好ましい。反応組成物にアルカリ金属化合
物の水溶液またはアルカリ土類金属化合物の水溶液を加
えて抽出を行い、コバルトカルボニル系触媒の除去を行
う。この場合、アルカリ金属化合物の水溶液またはアル
カリ土類金属化合物の水溶液は、水溶液中のアルカリ金
属化合物またはアルカリ土類金属化合物の濃度が0.1
〜4重量%、好ましくは1〜2重量%となるように調製
され、アルカリ金属/コバルト原子比(モル比)が1〜
5、好ましくは1〜2、アルカリ土類金属/コバルト原
子比(モル比)が0.5〜2.5、好ましくは0.5〜
1になるように使用される。アルカリ金属化合物または
アルカリ土類金属化合物としては、例えば、リチウム、
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等の
水酸化物、金属塩等があげられる。前記の方法により、
コバルトカルボニル系触媒の除去を行えば、反応時に生
成するアセタールは、ほとんどエーテルまたはエーテル
アルデヒド等に変化しない。
触媒の除去時の圧力としては、コバルトカルボニル系触
媒が安定に存在できる圧力を保つ必要があり、具体的に
は一酸化炭素分圧として50kg/cm2以上が好まし
い。また、コバルトカルボニル系触媒の除去時の温度と
しては100〜140℃が好ましい。次いで、第一段反
応工程で得られた反応組成物またはコバルトカルボニル
系触媒の除去処理を行った該反応組成物から未反応モノ
オレフィンを分離する工程(未反応モノオレフィンの分
離工程)を行う。
オレフィンの分離は、蒸留操作等によって行うことがで
きる。蒸留操作条件は、特に限定されず、蒸留物により
適宜、選択される。また、前記の分離工程において、未
反応モノオレフィン留分にパラフィンが含まれていても
よく、そのまま、第二段反応工程の原料としてもよい。
未反応モノオレフィンを分離された反応組成物は、目的
のアルコールまたはアルデヒドを主成分とした組成物で
あり、さらに、この組成物を例えば、酸化銅−酸化クロ
ムからなる銅−クロム系触媒またはラネーニッケル等の
ニッケル系触媒等を使用して、水素化することにより、
目的のアルコールを主成分とする組成物を得ることがで
きる。
を水素および一酸化炭素と、コバルトカルボニル系触媒
の存在下、反応させる(第二段反応工程)。反応時の温
度、圧力、水素と一酸化炭素の混合ガス比、コバルトカ
ルボニル系触媒の使用量等の各条件は、前記の第一段反
応工程の条件に準じて選択することができる。第二段反
応工程においては、該未反応モノオレフィンの転化率を
90%以上に到達させることが好ましい。
方法と同様にして、反応終了後の反応組成物からコバル
トカルボニル系触媒の除去を行うのが好ましい。第一段
反応工程および第二段反応工程の少なくとも一つの工程
において、水の存在下、反応を行う。水の使用量は、モ
ノオレフィンに対して、好ましくは、0.5〜30重量
%、より好ましくは、1〜10重量%である。また、水
を使用する場合、必要に応じて、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
の溶媒を水に対して0.1〜5重量%使用してもよい。
また、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンオクチルエーテル、ポリオキシエチレンノニ
ルフェノールエーテル等の界面活性剤を使用してもよ
く、該界面活性剤の使用量はモノオレフィンに対して
0.01〜0.5重量%が好ましい。水は反応系におい
て、溶解しているかまたは水滴径が少なくとも0.5m
m以下になっていることが好ましい。
い第二段反応工程を水の存在下に行うのが好ましい。ま
た、反応器が搭型連続反応器の場合、水素と一酸化炭素
の混合ガスおよびモノオレフィンの合計の線速が0.5
m/秒以上である流路に水を供給することが好ましい。
アルデヒド由来のギ酸エステルが生成するが、該ギ酸エ
ステルは、公知の水素化方法、例えば、パラジウム−炭
素等を触媒とした接触還元または水素化アルミニウムリ
チウム等の還元試薬等を用いた方法等により容易に目的
のアルコールにすることができる。本発明の製造法で
は、反応系内におけるアルコールとアルデヒドの共存時
間が短いため、アセタールおよびアセタールからの副生
成物の生成を微量に抑えることができ、また、原料のモ
ノオレフィンから該モノオレフィンより炭素数の1つ多
い飽和脂肪族アルコールまたは飽和脂肪族アルデヒドを
高収率で得ることができる。また、本発明の方法では、
通常、目的物としてアルコールとアルデヒドが主生成物
として製造されるが、アルコールのみ、またはアルデヒ
ドのみを製造する場合も本発明の製造法の概念に含まれ
る。
よびアルデヒドを主成分とする反応液は、必要に応じ
て、水素化反応に付され、アルコールを主成分とする反
応液になり、さらに、これを蒸留等の操作により精製す
ることにより、アルコールのみが分離され、該アルコー
ルは、可塑剤の原料、農薬、医薬または食品添加物等の
中間原料等として使用される。
得られるアルコールおよびアルデヒドを主成分とする反
応液を蒸留等の操作に付すことによりアルコールとアル
デヒドが分離され、該アルコールは前記と同様な用途
に、該アルデヒドは、有機酸、ジオール等の原料として
使用することができる。以下に本発明に基づく実施例を
示すが本発明は実施例に限定されるものではない。
ルペンテン−1 92%、n−ヘキセン類 2%、2,
3−ジメチルブテン類 2%、4−メチルペンテン類
1%、その他のプロピレンダイマー 3%;ここで、類
という表現は、二重結合を異なる位置にもつモノオレフ
ィンの混合物を表し、例えば、n−ヘキセン類は、n−
ヘキセン−1、n−ヘキセン−2およびn−ヘキセン−
3の混合物、2,3−ジメチルブテン類は、2,3−ジ
メチルブテン−1、2,3−ジメチルブテン−2の混合
物、4−メチルペンテン類は、4−メチルペンテン−
1、4−メチルペンテン−2および4−メチルペンテン
−3の混合物を表す。また、%は、重量%を表す。以
下、原料のモノオレフィンの組成において、類は、同様
の意味を表し、%は、重量%を表す)240gを500
mlステンレス製上下攪拌式オートクレーブにいれた。
東化学株式会社製)0.24gをオートクレーブ内にし
こみ、窒素置換を行った。次いで、水素と一酸化炭素の
混合ガス(H2/CO=1.3:モル比、混合ガス比に
ついては以下、同様にモル比である)を圧力120kg
/cm2となるように供給した。このオートクレーブを
電気炉にいれ、徐々に昇温した。反応液温度が約120
℃となった時点からガス吸収が徐々に始まったが、この
とき、オートクレーブ内の圧力が160kg/cm2で
一定となるように混合ガスの供給量を調節した。30分
経過後、反応液の温度が140℃に達した時点でオート
クレーブの冷却をした。反応液の温度が120℃になっ
た時点でオートクレーブに1.2重量%水酸化ナトリウ
ム水溶液6.91mlを圧入した。そのままの状態で、
さらに30分間攪拌を続け、室温まで冷却後、脱圧し、
内容物を取り出した。内容物を水洗後、以下の分析条件
のガスクロマトグラフィーで分析した結果、オレフィン
転化率は、75.6%であった。ガスクロマトグラフィ
ー分析では内部標準物としてノルマルウンデカンを使用
した。
イエンス社製)カラム径0.25mm×長さ25m 温度条件:80〜280℃(昇温5℃/分) 以下の実施例、比較例においても上記のガスクロマトグ
ラフィー分析条件で分析した。
用いた大気圧下、蒸留塔の塔頂温度60〜150℃での
バッチ蒸留に付し未反応プロピレンダイマーおよびパラ
フィン混合物24gを回収した。未反応モノオレフィン
量はブロム価より求めた。
ン混合物24g(未反応モノオレフィン89.2%、パ
ラフィン10.8%)を100mlステンレス製上下攪
拌式オートクレーブに仕込み、ジコバルトオクタカルボ
ニル(関東化学株式会社製)0.08gを添加し、さら
に脱酸素した水5gを加えた後、オートクレーブ内を窒
素置換した。次いで、水素と一酸化炭素の混合ガス(H
2/CO=1.3)を圧力120kg/cm2となるよう
に供給した。このオートクレーブを電気炉に入れ、徐々
に昇温を行うと、120℃付近からガス吸収が徐々に始
まった。オートクレーブ内の圧力が160kg/cm2
で一定となるように上記混合ガスを供給した。温度が1
50℃に達してから、1時間後にモノオレフィン転化率
は98%に到達した。次いで、オートクレーブを120
℃まで冷却し、反応液に1.2重量%水酸化ナトリウム
水溶液2.3mlを圧入した。そのままの状態で30分
間攪拌を続け、次いで、室温まで冷却後、脱圧し、内容
物を取り出した。内容物は、水洗後、ガスクロマトグラ
フィーで分析した。
0mlステンレス製上下攪拌式オートクレーブに仕込
み、ジコバルトオクタカルボニル(関東化学株式会社
製)0.1gを添加した後、オートクレーブ内を窒素置
換した。次いで、水素と一酸化炭素の混合ガス(H2/
CO=1.3)を圧力120kg/cm2となるように
供給した。このオートクレーブを電気炉に入れ、徐々に
昇温を行うと120℃付近からガス吸収が徐々に始まっ
た。オートクレーブ内の圧力が160kg/cm2で一
定となるように、上記の混合ガスを調圧弁を通して連続
的に供給した。温度が150℃に達してから1時間経過
後、モノオレフィン転化率は98.6%となった。次い
で、オートクレーブを120℃まで冷却した後に、オー
トクレーブに1.2重量%水酸化ナトリウム水溶液2.
9mlをポンプで圧入し、そのままの状態で30分間攪
拌を続け、次いで、室温まで冷却後、脱圧し、内容物を
取り出した。内容物は水洗後、ガスクロマトグラフィー
で分析した。
載の方法) 原料において水6gを加える以外は、比較例1と同様な
操作を行った。
の方法) 第二段反応工程において、水5gを加えない以外は実施
例1と同様な操作を行った。
応物組成および通算成績を表1に示す。各組成は、ガス
クロマトグラフィーで分析して得られたものである。表
1の項目中の通算組成は、第一段反応工程と第二段反応
工程とで得られた反応組成物の合計の組成を示してい
る。また、表中の項目であるアルコール、アルデヒド、
エーテル、エーテルアルデヒド、エーテルアルコール、
アセタールおよびギ酸エステルは、以下の反応式(例え
ば、末端に二重結合を有するモノオレフィンを用いた場
合)に準じて、原料のモノオレフィンに対応するものを
表している(以下の表2〜5についても同様である)。
素数の2つ多いアルキル等を表す)また、モノオレフィ
ン選択率は、以下の式により求めた。
タール、エーテル、エーテルアルデヒド、エーテルアル
コール等の副生成物の生成量が低く、モノオレフィンか
らのアルコールおよびアルデヒドの収率が高い。
類 65%、3,4−ジメチルヘキセン類 20%、
2,4−ジメチルヘキセン類 6%、n−オクテン類
5%、2−メチルヘプテン類 2%、2,3,4−トリ
メチルペンテン類1.5%、その他のブテンダイマー
0.5%)240gを使用して、第一段反応工程におい
ては、ジコバルトオクタカルボニル 0.3g、1.2
重量%水酸化ナトリウム水溶液8.6mlを用いて、第
二反応工程においては、ジコバルトオクタカルボニル
0.1g、1.2重量%水酸化ナトリウム水溶液2.9
mlを用いて、第一段反応工程の反応条件を150℃、
2時間と変更した以外は、実施例1に準じて操作を行っ
た。第一段反応工程におけるモノオレフィン転化率は7
2%、第二段反応工程におけるモノオレフィン転化率は
95%であった。
を用い、反応条件を150℃、3時間とした以外は比較
例1に準じて操作を実施した。
載の方法) 反応において、水6gを加える以外は、比較例5と同様
な操作を行った。
の方法) 第二段反応工程において、水5gを加えない以外は実施
例2と同様な操作を行った。
エチレンラウリルエーテル4mgを使用する以外は実施
例2と同様な操作を行なった。第一段反応工程における
モノオレフィン転化率は、68.0%、第二段反応工程
におけるモノオレフィン転化率は、96.4%であっ
た。
た反応物組成および通算成績を表2および3に示す。各
組成は、前記と同様の分析条件によりガスクロマトグラ
フィーで分析して得られたものである。
タール、エーテル、エーテルアルデヒド、エーテルアル
コール等の副生成物の生成量が低く、モノオレフィンか
らのアルコールおよびアルデヒドの収率が高い。
ルヘキセン類 0.9%、2,2,4−トリメチルヘキ
セン類 0.2%、2,3,5−トリメチルヘキセン類
1.9%、2,2−ジメチルヘプテン類 2.9%、
2,2,3−トリメチルヘキセン類 13.4%、2,
4−ジメチルヘプテン類 0.7%、2,6−ジメチル
ヘプテン類 3.7%、2,5−ジメチルヘプテン類
17.3%、3,5−ジメチルヘプテン類 9.3%、
2−メチル−3−エチルヘキセン類 4.9%、2,3
−ジメチルヘプテン類 16.1%、3,4−ジメチル
ヘプテン類 18.1%、4−メチルオクテン類 1.
7%、2−メチルオクテン類 1.3%、3−メチルオ
クテン類 1.6%、その他のプロピレントリマー6.
0%)240gを用いて、第一段反応工程においては、
ジコバルトオクタカルボニル0.5g、1.2重量%水
酸化ナトリウム水溶液14.3mlを使用して、第二段
反応工程においては、ジコバルトオクタカルボニル0.
15g、1.2重量%水酸化ナトリウム水溶液4.4m
lを使用して、第一段反応工程の反応条件を150℃、
4時間に変更する以外は、実施例1に準じて操作を行っ
た。第一段反応工程におけるモノオレフィン転化率は6
7%、第二段反応工程におけるモノオレフィン転化率は
92.3%であった。
4gを用いて、反応条件を150℃、5時間とした以外
は、比較例1に準じて操作を行った。
組成および通算成績を表4に示す。各組成は、前記と同
様の分析条件によりガスクロマトグラフィーで分析して
得られたものである。
パラフィンの分離 図1に工業的連続反応装置を用いて行う場合のフローを
示す。原料としては実施例2と同様の組成のブテンダイ
マーを使用した。予め、ジコバルトオクタカルボニルを
溶解したブテンダイマー(コバルト金属として1.5g
/kg)は配管1を通って1500g/時間で供給され
た。この供給液と同時に圧縮された水素と一酸化炭素の
混合ガス(H2/CO=1.3)が配管2より供給され
た。ブテンダイマーと、水素と一酸化炭素の混合ガスの
混合物は、スタティックミキサー4で十分に混合されオ
キソ反応塔5に上向きの流れで供給された。このときの
反応帯の液の線速が上向きに1m/秒以上になるように
ガス流量を制御した。
0℃に冷却され、脱コバルト塔6に入り、脱コバルト塔
6で、配管8より供給された1.2重量%水酸化ナトリ
ウム水溶液と接触した。このときのナトリウム/コバル
トの当量比が1.2〜1.4となるように制御した。反
応液は、脱コバルト塔6で溶解している大部分のコバル
トを除去された後、気液分離器7で脱圧され、水洗塔9
に供給された。次いで、水洗された液から、20段の連
続蒸留塔10でパラフィンと未反応ブテンダイマーが分
離された。パラフィンと未反応ブテンダイマーは、窒素
で置換された受器11に蓄積された。第一段反応工程に
おけるモノオレフィン転化率は71.5%であった。
ンの混合物は、コバルト金属として4g/kgとなるよ
うにジコバルトオクタカルボニルを溶解した後、第一段
反応工程と同様に配管1を通って1000g/時間で供
給された。この供給液と同時に圧縮された水素と一酸化
炭素の混合ガス(H2/CO=1.3)が配管2より供
給された。ブテンダイマーとガスを混合させた後に水が
60g/時間の速度で配管3より供給された。ブテンダ
イマー、水素と一酸化炭素の混合ガス、および水の混合
物はスタティックミキサー4で十分に混合され、反応塔
5に上向きの流れで供給された。このときの反応帯の液
の線速が上向きに1m/秒以上になるようにガス流量を
制御した。
0℃に冷却され、脱コバルト塔6に入り、脱コバルト塔
6で、配管8より供給された1.2重量%水酸化ナトリ
ウム水溶液と接触した。このときのナトリウム/コバル
トの当量比が1.2〜1.4となるように制御した。反
応液は、脱コバルト塔6で溶解している大部分のコバル
トを除去された後、気液分離器7で脱圧され水洗工程に
付された。第二段反応工程におけるモノオレフィンの転
化率は、91.3%であった。実施例5の第一段反応工
程および第二段反応工程で得られた反応物組成および通
算成績を表5に示す。各組成は、前記と同様の分析条件
によりガスクロマトグラフィーで分析して得られたもの
である。
素および水素を反応させるアルコールまたはアルデヒド
の製造法において、副生成物の生成量が少なく、原料の
目的物への選択率の高い工業的生産に適した方法が提供
される。
である。
混合ガス供給配管、3:水の供給配管、4:スタティッ
クミキサー、5:反応塔、6:脱コバルト塔、7:気液
分離器、8:水酸化ナトリウム水溶液供給配管、9:水
洗塔、10:段数20段の連続蒸留塔、11:受器、1
2:熱交換器、13:熱交換器、14:水酸化ナトリウ
ム水溶液供給配管
Claims (12)
- 【請求項1】 モノオレフィンを原料として、該モノオ
レフィンよりも炭素数の1つ多い飽和脂肪族アルコール
または飽和脂肪族アルデヒドを製造する方法において、
モノオレフィンを、一酸化炭素および水素と、コバルト
カルボニル系触媒の存在下、該モノオレフィンの転化率
が50〜90%に到達するまで反応させる工程(第一段
反応工程)と、次いで、第一段反応工程で得られた反応
物より未反応モノオレフィンを分離する工程(未反応モ
ノオレフィンの分離工程)と、次いで、分離された未反
応モノオレフィンを一酸化炭素および水素と、コバルト
カルボニル系触媒の存在下、反応させる工程(第二段反
応工程)とを含み、かつ第一段反応工程および第二段反
応工程の少なくとも一つの工程を水の存在下行うことを
特徴とするアルコールまたはアルデヒドの製造法。 - 【請求項2】 第二段反応工程を水の存在下行うことを
特徴とする請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】 モノオレフィンが炭素数3〜20の直鎖
または分岐状あるいは脂環状モノオレフィンである請求
項1または2記載の製造法。 - 【請求項4】 第一段反応工程および第二段反応工程の
反応温度が120〜200℃である請求項1または2記
載の製造法。 - 【請求項5】 第一段反応工程および第二段反応工程の
反応圧力が50〜350kg/cm2である請求項1ま
たは2記載の製造法。 - 【請求項6】 第二段反応工程での該モノオレフィンの
転化率が90%以上である請求項1または2記載の製造
法。 - 【請求項7】 第一段反応工程終了後に、該反応組成物
中からコバルトカルボニル系触媒を分解または抽出によ
り除去する請求項1または2記載の製造法。 - 【請求項8】 第一段反応工程および第二段反応工程の
少なくとも一つの工程において、水の使用量が未反応モ
ノオレフィンに対して0.5〜30重量%である請求項
1または2記載の製造法。 - 【請求項9】 コバルトカルボニル系触媒がヒドロコバ
ルトテトラカルボニルまたはジコバルトオクタカルボニ
ルである請求項1または2記載の製造法。 - 【請求項10】 第一段反応工程および第二段反応工程
の水素と一酸化炭素の混合ガス比(H2/CO:モル
比)が0.8〜2.0である請求項1または2記載の製
造法。 - 【請求項11】 第二段反応工程終了後に、該反応組成
物中からコバルトカルボニル系触媒を分解または抽出に
より除去する請求項1または2記載の製造法。 - 【請求項12】 コバルトカルボニル系触媒の除去時
に、一酸化炭素分圧を50kg/cm2以上として、
0.1〜4重量%のアルカリ金属化合物またはアルカリ
土類金属化合物水溶液を、アルカリ金属/コバルトの原
子比が1〜5、アルカリ土類金属/コバルトの原子比が
0.5〜2.5となるように使用する請求項7または1
1記載の製造法。
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