JP2000343801A - 画像プリンタ用インクリボン、これを使用した画像プリンタ及び画像プリンタ用インクリボンのテンション調節方法 - Google Patents

画像プリンタ用インクリボン、これを使用した画像プリンタ及び画像プリンタ用インクリボンのテンション調節方法

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JP2000343801A
JP2000343801A JP11162621A JP16262199A JP2000343801A JP 2000343801 A JP2000343801 A JP 2000343801A JP 11162621 A JP11162621 A JP 11162621A JP 16262199 A JP16262199 A JP 16262199A JP 2000343801 A JP2000343801 A JP 2000343801A
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Kenei Maruyama
賢英 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクリボンを巻き付けるスプールのフランジ
に回転を検出するための検出部を設け、この検出部によ
りスプールの回転を検出して、インクリボンを途中入れ
替えしてもインクリボンを所定のテンションに保つこと
ができるようにした画像プリンタとする。 【解決手段】インクリボンを巻き付けたスプールのフラ
ンジ10aに設けられ、スプールの回転を検出するため
の検出部10a-1と、検出部10a-1の操作によりスプ
ールの回転を検出する回転検出手段21と、スプールの
軸に連結され、インクリボンのテンションを調節するイ
ンクリボンテンション調節手段と、回転検出手段21で
検出されたスプールの回転に基づいてスプールに巻回さ
れたインクリボンの使用量を算出し、前記インクリボン
テンション調節手段によりインクリボンが所定のテンシ
ョンとなるように制御する制御手段とを備えてなる画像
プリンタとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像プリンタ用イ
ンクリボンとこれを使用した画像プリンタと画像プリン
タ用インクリボンのテンション調整方法に関する。詳し
くは、画像プリンタ用インクリボンを巻き付けるスプー
ルのフランジに回転を検出するための検出部を設け、こ
の検出部によりスプールの回転を検出可能とすると共に
スプールの自然転動を防止するようにした画像プリンタ
用インクリボンと、この画像プリンタ用インクリボンを
途中入れ替えしてもスプールのフランジの検出部により
スプールの回転を検出して、この検出値に基づいて画像
プリンタ用インクリボンを所定のテンションにコントロ
ールできるようにした画像プリンタ及び画像プリンタ用
インクリボンのテンション調整方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】はがき大の大きさなどの印画紙に画像を
カラープリントする画像プリンタが知られている。この
画像プリンタでは昇華性染料若しくは溶融性顔料を塗布
したインクリボンが使用される。図13は昇華性染料を
使用したインクリボンの構成例を示している。
【0003】このインクリボン55は帯状の透明フィル
ムで形成されたリボン本体56の長手方向に、所定の長
さをもって一定間隔ごとに感熱性染料帯57が順次繰り
返し塗布(印刷)されて構成されたもので、染料帯とし
ては通常補色である、黄色(Y)用の染料帯57Y、マ
ゼンタ(M)用の染料帯57M及びシアン(C)用の染
料帯57Cが用いられる。
【0004】このようなインクリボン55は、図14に
示すように、一対のスプール62,63に巻き付けられ
て、斜線で示すカートリッジ65に収納され、画像プリ
ンタ67に装填されて使用される。画像プリンタ67で
は、本体にカートリッジ65が充填されたとき、一対の
スプール62,63の間に、印画ヘッドであるサーマル
ヘッド68が臨み、サーマルヘッド68とは反対側には
インクリボン55を挟むようにプラテンローラ(プラテ
ン)69が配設されている。プラテン69によりインク
リボン55をサーマルヘッド68に圧接すると共に、プ
ラテン69とインクリボン55との間に差し込まれた印
画紙70を搬送ローラ(図示せず)との共同によって移
送するようになっている。
【0005】上述したインクリボン55はY,M,Cの
各染料帯57が1組となって1画面が構成され、1枚の
印画紙にカラー画像を熱転写するものであるから、サー
マルヘッド68がY用染料帯57Yを走査しているとき
はY用の色分解画像信号(Y信号)が供給され、M用染
料帯57Mを走査しているときはM用の色分解画像信号
(M信号)が供給され、C用染料帯57Cを走査してい
るときはC用の色分解画像信号(C信号)が供給される
ように、インクリボン55の走行に同期して印画すべき
色分解画像(Y,M,C画像)がサーマルヘッド68に
供給される。
【0006】このように、画像信号に同期させながらイ
ンクリボン55を走行させると共に、染料帯57の位
置、つまり色変わりと画面変わりのそれぞれを検出する
ため、図13に示すようにY用染料帯57Yの前の無区
間エリア58Yには画面変わりセンサマーク60Yが形
成され、M用染料帯57MとC用染料帯57Cの前にそ
れぞれ設けられた無区間エリア58M,58Cにはそれ
ぞれ色変わりセンサマーク60M,60Cが形成されて
いる。そして、これらセンサマーク60Y,60M,6
0Cをそれぞれ検出するため、画像プリンタにはセンサ
マーク検出手段(センサマーク読み取り手段)71が設
けられている。図では発光部71Aと受光部71Bとで
センサマーク検出手段71が構成されている。
【0007】ところで、このような画像プリンタ67で
は、供給側のスプール62に巻き取られたインクリボン
55の巻き始めの巻径と巻き終わりの巻径ではかなり大
きさが異なり、従ってテンションも大きく異なることに
なるので、プリント性能を保つためインクリボンのテン
ションを一定のテンションにおさえる必要がある。その
ため、画像プリンタ67側でセンサマーク検出手段71
等によりインクリボン使用開始時からの印画枚数をカウ
ントし、このカウントされた印画枚数に基づいてインク
リボンのテンションを調整しテンションを一定に保つよ
うにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なインクリボン使用開始時からの印画枚数をカウントし
てインクリボンのテンションの最適化をおこなう方式で
は、インクリボンを収納したカセットを途中で出した場
合には、インクリボン使用開始時からの印画枚数がクリ
アされてしまう。そのため、再度インクリボンを画像プ
リンタに装填しても、装填時からの印画枚数はカウント
できても、インクリボン使用開始時からの印画枚数は不
明のため、インクリボンのテンションのコントロールを
行うことができないという問題があった。
【0009】また、昇華型並びに溶融転写型のインクリ
ボンでは、モールド部品を削減して廃棄物を減らすため
に、インクリボン単体のみ交換し、インクリボンを支え
るカートリッジに関しては再利用、共用化しており、イ
ンクリボンを巻き付けた一対のスプールがパッケージさ
れて販売されている。しかしながら、インクリボンを巻
き付けたスプールのフランジが円形であるため、パッケ
ージを開けて、インクリボンを巻き付けたスプールを取
り出して机等の上に置くと、スプールが回転してしま
い、スプールに巻き付けられたインクリボンがぼぐれて
ばらばらになる虞があった。
【0010】そこで、本発明は、画像プリンタ用インク
リボンを巻き付けるスプールのフランジに回転を検出す
るための検出部を設け、この検出部によりスプールの回
転を検出可能にすると共にスプールの自然転動を防止す
るようにした画像プリンタ用インクリボンと、この画像
プリンタ用インクリボンを途中入れ替えしても画像プリ
ンタ用インクリボンを所定のテンションにコントロール
できるようにした画像プリンタ及び画像プリンタ用イン
クリボンのテンション調整方法を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像プリン
タ用インクリボンは、軸の両端にフランジを有するスプ
ールに巻き付けられた画像プリンタ用インクリボンにお
いて、前記フランジに前記スプールの回転を検出するた
めの検出部が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明に係る画像プリンタは、画像プリン
タ用インクリボンを巻き付けたスプールのフランジに設
けられ、前記スプールの回転を検出するための検出部
と、前記検出部の操作により前記スプールの回転を検出
する回転検出手段と、前記スプールの軸に連結され、前
記画像プリンタ用インクリボンのテンションを調節する
インクリボンテンション調節手段と、前記回転検出手段
で検出された前記スプールの回転に基づいて前記スプー
ルに巻回された前記画像プリンタ用インクリボンの使用
量を算出し、前記インクリボンテンション調節手段によ
り前記画像プリンタ用インクリボンが所定のテンション
となるように制御する制御手段とを備えていることを特
徴とするものである。
【0013】本発明に係る画像プリンタ用インクリボン
のテンション調節方法は、画像プリンタ用インクリボン
を巻き付けたスプールの回転を検出し、この検出された
スプールの回転に基づいて前記スプールに巻回された前
記画像プリンタ用インクリボンの使用量を算出し、前記
スプールの軸に連結されたインクリボンテンション調節
手段を駆動して前記画像プリンタ用インクリボンが所定
のテンションとなるようにすることを特徴とするもので
ある。
【0014】本発明に係る画像プリンタ用インクリボン
では、スプールのフランジに設けられた検出部によりス
プールの回転を検出することが可能となる。
【0015】本発明に係る画像プリンタでは、回転検出
手段がスプールのフランジに設けられた検出部によりス
プールの回転を検出すると、この検出された回転に基づ
いて、制御手段がスプールに巻回された画像プリンタ用
インクリボンの使用量を算出し、インクリボンテンショ
ン調節手段を駆動して画像プリンタ用インクリボンを所
定のテンションとすることができる。
【0016】本発明に係る画像プリンタ用インクリボン
のテンション調節方法では、画像プリンタ用インクリボ
ンを巻き付けたスプールの回転を検出し、この検出され
たスプールの回転に基づいてスプールに巻回された画像
プリンタ用インクリボンの使用量を算出し、スプールの
軸に連結されたインクリボンテンション調節手段を駆動
して画像プリンタ用インクリボンが所定のテンションと
なるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る画像プリンタ用インクリボン及びこれを使用した画像
プリンタの実施の形態の一例を説明する。印画紙に画像
をカラープリントする画像プリンタでは、昇華性染料若
しくは溶融性顔料を塗布したインクリボンが使用され
る。図1はインクリボンとインクリボンを収納するカー
トリッジの構成図であり、図2はインクリボンをカート
リッジに収納した状態を示す斜視図である。図1及び図
2はその構成を示す関係でカートリッジを裏返した状態
を示している。
【0018】インクリボン2は供給側スプール10に所
定長さ巻き付けられ、その先端が巻取側スプール11に
巻き付けられている。これら一対のスプール10,11
がそれぞれカートリッジ12のリール保持部13,14
に回転自在に保持されている。一対のリール保持部1
3,14は前後に延設した一対のリブ16,17によっ
て相互に所定の間隔となるように連結されている。リブ
16,17の間は空間であって、この空間(窓)19内
に後述するサーマルヘッド29やセンサマーク検出手段
30が配置される。このカートリッジ本体は樹脂成形さ
れたものである。カートリッジ12を後述する画像プリ
ンタ28に装填すると、カートリッジ12の供給側スプ
ール10のフランジ部10a部分にはスプール10の回
転を検出するための回転検出手段21が当接するように
なっている。回転検出手段21の詳細については後述す
る。
【0019】図3は画像プリンタ用インクリボンの構成
を示す図である。画像プリンタ用のインクリボン2は帯
状の透明フィルムで形成されたリボン本体3の長手方向
に、所定の長さWaをもって一定間隔ごとに感熱性染料
帯が順次繰り返し塗布(印刷)されて構成されたもの
で、染料帯としては通常補色である、黄色(Y)用の染
料帯5Y、マゼンタ(M)用の染料帯5M及びシアン
(C)用の染料帯5Cが用いられている。
【0020】Y用染料帯5Yの前の無区間エリア6Yに
はインクリボン幅Wのほぼ中央位置に、所定の幅と長さ
を有する画面変わりセンサマーク7が形成される。また
M用染料帯5MとC用染料帯5Cの前にそれぞれ設けら
れた無区間エリア6M,6Cには、インクリボン上端面
側より所定の幅と長さを有する色変わりセンサマーク8
が形成されている。
【0021】図4はインクリボンのスプールのフランジ
部の側面図である。スプール10,11のフランジ部1
0a,11aは側面視円形の一部に検出部であるカット
面10a-1,11a-1が設けられている。フランジ部1
0a,11aのカット面10a-1,11a-1は、それぞ
れのスプール10,11の回転を検出可能とするため
と、スプール10,11に巻き付けられた状態のインク
リボン2を交換する場合に、スプール10,11を机上
に置いても転がらないようにするためのものである。本
発明は、スプール10のフランジ部10aのカット面1
0a-1により回転検出手段21がスプール10の回転数
等を検出し、スプール10の回転数等からインクリボン
の残量を判定して、その時に必要なインクリボンテンシ
ョンの最適化を図るものである。
【0022】図5はカートリッジ12を画像プリンタ2
8に装填した状態のインクリボン及び回転検出手段21
の正面図であり、図6は図5のA−A断面図である。図
5及び図6に示すように、スプール10のフランジ部1
0aの外周面には、ピン22を支点とするアーム23の
一端の当接部23aが当接しており、アーム23の当接
部23aはバネ25の付勢力により常にスプール10の
フランジ部10aの外周面に当接するようになってい
る。一方、アーム23の他端の突出部23bはアーム2
3の揺動(回動)に伴って検出用光学センサ26内に進
退可能となっている。そして、アーム23、ピン22、
バネ25及び検出用光学センサ26から回転検出手段2
1が構成されている。
【0023】アーム23の当接部23aがスプール10
のフランジ部10aの外周面のカット面10a-1以外の
箇所に当接する場合には、図5に示すように、アーム2
3の当接部23aは上方に移動させられ、それに伴って
突出部23bは反対に下方に移動し、検出用光学センサ
26内に進出した状態となる。なお、ここでは検出用光
学センサ26を用いたが、これに限らず、マイクロスイ
ッチでもよいことは勿論である。
【0024】そして、図7に示すように、スプール10
の回転に伴って、アーム23の当接部23aがスプール
10のフランジ部10aの外周面のカット面10a-1に
当接する場合には、アーム23の当接部23aは下方に
移動させられ、それに伴って突出部23bは反対に上方
に移動し、検出用光学センサ26内から離脱した状態と
なる。このように、スプール10が1回転すると、アー
ム23の突出部23bが検出用光学センサ26内に1回
出没するので、スプール10の回転に伴って検出用光学
センサ26がパルスを発生するようになっている。検出
用光学センサ26により発生するパルスについて、詳し
くは後述する。
【0025】図8はインクリボンを収納したカートリッ
ジを装填した画像プリンタを示す図である。インクリボ
ン2は、図8に鎖線で示すカートリッジ12に収納さ
れ、画像プリンタ28に装填されて使用される。この画
像プリンタ28は、本体にカートリッジ12が装填され
ると、カートリッジ12の供給側スプール10のフラン
ジ10a外周部に前記回転検出手段21のアーム23が
当接すると共に、一対のスプール10,11の間に、印
画ヘッドであるサーマルヘッド29と前記センサマーク
7,8を検出するためのセンサマーク検出手段30が配
置されている。サーマルヘッド29とは反対側にはイン
クリボン2を挟むようにプラテンローラ(プラテン)3
1が配置されている。プラテン31はインクリボン2を
サーマルヘッド29に圧接すると共に、プラテン31と
インクリボン2との間に差し込まれた印画紙32を搬送
ローラ(図示せず)との共同によって移送するために設
けられている。
【0026】次に、インクリボンの回転検出について説
明する。図9はインクリボン回転検出用光学センサの出
力波形を示す図である。この波形はインクリボンの巻径
により微妙に変化して行くこととなる。例えば、供給側
スプール10において測定すると、図9(a)に示すよ
うに、インクリボン使用開始時はインクリボン巻径が大
きいためスプール10の回転はゆっくり行われ、パルス
間隔Tsは大きくなる。そして、図9(b)に示すよう
に、インクリボンを使用していくにつれてインクリボン
巻径が小さくなるため、スプール10の回転が次第に早
くなり、パルス間隔Tmはだんだん小さくなる。そし
て、図9(c)に示すように、インクリボンの巻き終わ
りにはインクリボン巻径が最小となるため、最も回転が
早くなり、パルス間隔Teは最も短くなる。このように
パルス間隔T(Ts,Tm,Te)を計測することによ
り、インクリボンの残量が分かると共に、その時に必要
なインクリボンテンションの最適化を図ることができ
る。
【0027】例えば、一画面当たり50mm使用するイン
クリボンで200画面巻かれた状態とすると、インクリ
ボン巻き始めにおいては、インクリボン寸法は直径32
mm程度となるが、インクリボン巻き終わりでは、インク
リボンが巻かれたスプールの軸の寸法となる。ここで、
インクリボンの巻かれているスプールのフランジ寸法を
直径39mm、軸寸法を直径13mmとすると、スプールの
フランジの一部に検出用のカット面を入れた形状におい
ては、下記の回転パルスが得られることとなる。
【0028】 インクリボン巻き始めの回転数 Ns=5回転程度 インクリボン巻き終わりの回転数 Ne=11回転程度 ここで、プリンタ印画時間を60秒とすると、回転パル
ス間隔Tは、 インクリボン巻き始めのパルス間隔 Ts=12秒程度
/周期 インクリボン巻き終わりのパルス間隔Te=5.5秒程
度/周期 このように、パルス間隔を計測することにより、インク
リボンの巻径や残量を判定することができる。
【0029】図10は画像プリンタ制御回路のブロック
図の一例である。先ず、カートリッジ12が画像プリン
タ28本体に装填されると、カートリッジ検出センサ
(図示せず)がこの装填状態を検出する。装填状態が検
出されると、インクリボンを巻き取る処理が行われる。
【0030】そのため、プリンタ制御部35により図示
せぬリボン巻き取り及び巻き戻し用の一対のモータを駆
動してインクリボンの巻き取り処理を行う。インクリボ
ンを巻き取り、センサマーク8等をセンサマーク検出手
段30で読み取ったのちはインクリボンは巻き戻され、
再びセンサマーク7を検出した時点で待機する。これが
印画待機モードとなる。
【0031】このリボン装填処理と平衡して、プリンタ
制御部35から印画紙制御部37に対して印画紙の給紙
処理信号が出力される。印画紙制御部37からの給紙処
理信号を受けて、給排紙系制御部38がプラテン31に
印画紙を巻き付けたり、巻き付けたプラテン31を印画
開始位置(待機位置)まで回転させるよう駆動制御す
る。
【0032】キー入力部(操作パネル部)47から印画
指示がなされ、この印画指示が入ると、印画指示信号が
プリンタ制御部35に供給される。これと同時に、プリ
ンタ制御部35からインクリボン制御部36に対しスプ
ールの回転検出のための回転検出タイマーのスタート信
号が出力される。インクリボンの回転検出手段21から
の検出信号はインクリボン検出判定部40に入力され、
図示せぬ回転検出タイマーでカウントされ、インクリボ
ンの使用量が判定される。インクリボン検出判定部40
からの信号はインクリボン制御部36に出力され、イン
クリボン制御部36からの出力信号によりインクリボン
テンションコントロール部41が一対のスプール10,
11にそれぞれ連結されたインクリボンテンション調節
手段であるインクリボンコントローラー42,43を駆
動制御してインクリボン2のテンションが所定のテンシ
ョンになるよう調節する。スプール10,11にはそれ
ぞれ駆動用モータが接続するようになっており、この駆
動用モータは一方が駆動時には、他方は非駆動時である
ので、非駆動時である1台によりインクリボンに加える
バックテンションを調節することにより、インクリボン
のテンションをコントロールすることができる。
【0033】もし、回転検出手段21からの検出信号に
よりインクリボン検出判定部40が当該インクリボンは
巻き終わりであると判定した場合には、インクリボン制
御部36からの出力信号により2次元液晶表示素子やL
ED(発光ダイオード)などからなる表示部45にイン
クリボンエンド表示がなされる。
【0034】一方、印画指示信号がプリンタ制御部35
に供給されると、まず、印画制御部48を介して印画す
べき信号の取り込み指示がインタフェース49に与えら
れて、このインタフェース49に接続された信号源から
の印画情報が画像メモリ50に取り込まれる。印画情報
がビデオプリントデータであるときは映像信号であり、
ディジタルプリントデータであるときは、SCSIフォ
ーマットや、GP−IBフォーマットに則ったディジタ
ル信号である。
【0035】メモリされた印画情報は印画情報構成部5
1において印画に適した各種画像処理が行われる。この
画像処理としては画像情報をY,M,Cの各補正信号に
変換する処理を始めとして、画像補正係数(印画濃度や
色調を補正するための係数)に基づいた補正処理などが
行われる。
【0036】印画情報構成部51から読み出された印画
情報は、印画ヘッドであるサーマルヘッド29に供給さ
れるが、インクリボン2に形成された染料の色(Y,
M,C)に対応した印画情報(Y信号、M信号及びC信
号)のみが読み出され、その印画情報に基づいた画像内
容が面順次走査によって印画紙32にプリントされる。
そのため、プラテン31は1色毎に所定角度だけ逆転し
て印画紙32を印画開始位置まで戻す処理が行われる。
【0037】図11は本発明のインクリボンテンション
コントロールのフローチャートである。先ず、インクリ
ボン2を収納したカートリッジ12を画像プリンタ28
に装填すると(ステップ101)、キー入力部(操作パ
ネル部)47から印画開始指示があるか否かが判別され
る(ステップ102)。キー入力部(操作パネル部)4
7から印画開始指示がある場合には、インクリボン制御
部36の指令によりインクリボン回転検出のための回転
検出タイマーがスタートされ(ステップ103)、図示
せぬインクリボン巻き取りのための駆動用モータを駆動
してインクリボン2の巻き取り処理を行い、印画動作が
開始される(ステップ104)。
【0038】次いで、スプール10の回転を検出するた
めの検出部であるフランジ部10aのカット面10a-1
が回転検出手段21のアーム23に当接し検出されたか
判別される(ステップ105)。スプール10のフラン
ジ部10aのカット面10a-1がアーム23に当接し検
出された場合には、そのパルス間隔が計測され、この計
測されたパルス間隔に基づいてスプールに巻回されたイ
ンクリボンの使用量を算定し、即ち当該インクリボンの
枚数に対応してインクリボンテンションの最適化が設定
される(ステップ106)。計測されたパルス間隔によ
りインクリボンが巻き終わり近傍になると(ステップ1
07)、表示部45に「インクリボンが残り少なくなり
ました」というアラームが表示される(ステップ10
8)。
【0039】そして、印画が終了したか否か判別され
(ステップ109)、印画が終了した場合には、印画動
作中止指令が出され(ステップ110)、ステップ10
2に移行して印画開始指示待ちの状態となる。
【0040】一方、ステップ105でスプール10のフ
ランジ部10aのカット面10a-1が検出されない場合
には、回転検出タイマーはオーバーフローしたか判別さ
れ(ステップ111)、回転検出タイマーがオーバーフ
ローした場合には、表示部45に「インクリボンが正し
くありません」というアラームが表示され(ステップ1
12)、ステップ110に移行して印画動作中止指令が
出される。もしステップ111で回転検出タイマーがオ
ーバーフローしてない場合には、ステップ105に移行
して繰り返しスプール10のフランジ部10aのカット
面10a-1が検出されたか判別されるようになってい
る。
【0041】従って、インクリボンのカセット12を画
像プリンタ28に装填する都度、スプール10のフラン
ジ部10aのカット面10a-1と回転検出手段21によ
り検出されたパルス間隔に基づいて、当該インクリボン
の使用量、即ち枚数に対応して最適なインクリボンテン
ションに設定することができ、しかもカセット12を画
像プリンタ28から抜き差しして途中入れ替えしても、
常に最適なインクリボンテンションに設定することがで
きる。
【0042】インクリボンが巻き終わりになると、回転
検出手段21からの検出信号によりインクリボン検出判
定部40が当該インクリボンは巻き終わりであると判定
して、表示部45にインクリボンエンド表示をすること
ができる。
【0043】また、昇華型並びに溶融転写型プリントメ
ディアのインクリボンでは、モールド部品を削減して廃
棄物を減らすために、インクリボン単体のみ交換し、イ
ンクリボンを支えるカートリッジに関しては再利用、共
用化しており、インクリボンを巻き付けた一対のスプー
ル10,11がパッケージ化されて販売されている。こ
のパッケージを開けて、インクリボンを巻き付けたスプ
ール10,11を取り出して机等の上に置いても、スプ
ール10,11のフランジ10a,11aのカット面1
0a-1,11a-1により回転が阻止されるので、スプー
ル10,11が回転してインクリボンがほぐれてバラバ
ラになるのを確実に防止することができる。
【0044】なお、上記実施の形態例では、スプール1
0,11のフランジ10a,11aに検出部としてカッ
ト面10a-1,11a-1を設けたが、これに限らず、い
ずれか一方のスプールのフランジに検出部としてのカッ
ト面を設けてもよい。
【0045】次に、インクリボンの他の実施の形態例に
ついて説明する。図12はインクリボンの他の実施の形
態例を示す図である。図12(a)は円形のフランジの
変形であり、スプール54のフランジ54aの外周の対
向する位置には検出部としての一対のカット面54a-1
が設けられている。この一対のカット面54a-1により
スプール54の回転を検出可能とすると共に、インクリ
ボン交換時にスプール54を机等の上に放置しても、ス
プール54が回転することはなく、インクリボンがほぐ
れてバラバラになるのを防止することができる。
【0046】図12(b)は多角形のフランジの一例で
六角形のフランジであり、スプール55のフランジ55
aの外周には検出部としての6個のカット面(辺)55
a-1が設けられている。この6個のカット面55a-1に
よりスプール55の回転を検出可能とすると共に、イン
クリボン交換時にスプール55を机等の上に放置して
も、カット面55a-1によりスプール55が回転するこ
とはなく、インクリボンがほぐれてバラバラになるのを
防止することができる。
【0047】図12(c)は円形のフランジの外周に複
数の突部を設けた例であり、スプール56のフランジ5
6aの外周には等間隔で検出部としての3個の突部56
a-1が設けられている。この3個の突部56a-1により
スプール56の回転を検出可能とすると共に、インクリ
ボン交換時にスプール56を机等の上に放置しても、突
部56a-1によりスプール56が回転することはなく、
インクリボンがほぐれてバラバラになるのを防止するこ
とができる。
【0048】図12(d)は円形のフランジの外周に複
数の凹部を設けた例であり、スプール57のフランジ5
7aの外周には等間隔で検出部としての4個の凹部57
a-1が設けられている。この4個の凹部57a-1により
スプール57の回転を検出すると共に、インクリボン交
換時にスプール57を机等の上に放置しても、凹部57
a-1によりスプール57が回転することはなく、インク
リボンがぼぐれてバラバラになるのを防止することがで
きる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
プリンタ用インクリボンによれば、スプールのフランジ
に設けられた検出部によりスプールの回転を検出するこ
とが可能となる。フランジの検出部が周部に設けられた
凹部又は突部である場合には、画像プリンタ用インクリ
ボンを巻いているスプールを机等の上に放置しても、ス
プールのフランジが凹部又は突部により回転が阻止され
るので、スプールが回転して画像プリンタ用インクリボ
ンがぼぐれるのを確実に防止することができる。
【0050】本発明に係る画像プリンタ及び画像プリン
タ用インクリボンのテンション調節方法によれば、イン
クリボンを画像プリンタに装填する都度、回転検出手段
がスプールのフランジに設けられた検出部によりスプー
ルの回転を検出し、この検出された回転に基づいて、制
御手段がスプールに巻回された画像プリンタ用インクリ
ボンの使用量を算出し、インクリボンテンション調節手
段を駆動して画像プリンタ用インクリボンを所定のテン
ションに調整することができる。更に、画像プリンタ用
インクリボンを画像プリンタから抜き差しして途中入れ
替えしても、常に最適なインクリボンテンションに設定
することができる。
【0051】また、制御手段がスプールに巻回された画
像プリンタ用インクリボンが残り少ないと判別した場合
には、表示部に警報が表示されるので、インクリボン切
れを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクリボンとインクリボンを収
納するカートリッジの構成図である。
【図2】インクリボンをカートリッジに収納した状態を
示す斜視図である。
【図3】インクリボンの構成を示す図である。
【図4】インクリボンのスプールのフランジ部の側面図
である。
【図5】カートリッジを画像プリンタに装填した状態の
インクリボン及び回転検出手段の正面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】スプールのフランジ部のカット面に回転検出手
段のアームが当接した状態を示す正面図である。
【図8】インクリボンを収納したカートリッジを装填し
た画像プリンタを示す図である。
【図9】インクリボン回転の検出用光学センサの出力波
形を示す図である。
【図10】画像プリンタ制御回路のブロック図である。
【図11】本発明のインクリボンテンションコントロー
ルのフローチャートである。
【図12】インクリボンの他の実施の形態例を示す図で
ある。
【図13】昇華性染料を使用したインクリボンの構成の
一例を示す図である。
【図14】従来のインクリボンを収納したカートリッジ
を装填した画像プリンタを示す図である。
【符号の説明】
2・・・インクリボン(画像プリンタ用インクリボ
ン)、3・・・リボン本体、10・・・供給側スプー
ル、11・・・巻取側スプール、10a,11a・・・
フランジ部、10a-1,11a-1・・・カット面(検出
部)、12・・・カートリッジ、21・・・回転検出手
段、23・・・アーム、23a・・・当接部、23b・
・・突出部、25・・・バネ、26・・検出用光学セン
サ、28・・・画像プリンタ、29・・・サーマルヘッ
ド、30・・・センサマーク検出手段、31・・・プラ
テン、32・・・印画紙、35・・・プリンタ制御部、
36・・・インクリボン制御部、40・・・インクリボ
ン検出判定部、41・・・インクリボンテンションコン
トロール部、42,43・・・インクリボンテンション
コントローラー(インクリボンテンション調節手段)、
45・・・表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 35/36 B41J 35/36

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸の両端にフランジを有するスプールに
    巻き付けられた画像プリンタ用インクリボンにおいて、 前記フランジに前記スプールの回転を検出するための検
    出部が設けられていることを特徴とする画像プリンタ用
    インクリボン。
  2. 【請求項2】 前記検出部が前記フランジの円形の周部
    に設けられた少なくとも1つの凹部であることを特徴と
    する請求項1に記載の画像プリンタ用インクリボン。
  3. 【請求項3】 前記検出部が前記フランジの円形の周部
    に設けられた少なくとも1つの突部であることを特徴と
    する請求項1に記載の画像プリンタ用インクリボン。
  4. 【請求項4】 前記フランジが多角形であり、前記検出
    部がこの多角形の辺であることを特徴とする請求項1に
    記載の画像プリンタ用インクリボン。
  5. 【請求項5】 画像プリンタ用インクリボンを巻き付け
    たスプールのフランジに設けられ、前記スプールの回転
    を検出するための検出部と、 前記検出部の操作により前記スプールの回転を検出する
    回転検出手段と、 前記スプールの軸に連結され、前記画像プリンタ用イン
    クリボンのテンションを調節するインクリボンテンショ
    ン調節手段と、 前記回転検出手段で検出された前記スプールの回転に基
    づいて前記スプールに巻回された前記画像プリンタ用イ
    ンクリボンの使用量を算出し、前記インクリボンテンシ
    ョン調節手段により前記画像プリンタ用インクリボンが
    所定のテンションとなるように制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像プリンタ。
  6. 【請求項6】 前記回転検出手段が前記スプールの回転
    により発生するパルス間隔を検出することを特徴とする
    請求項5に記載の画像プリンタ。
  7. 【請求項7】 警報を表示する表示部を備え、前記制御
    手段が、前記回転検出手段で検出された前記スプールの
    回転に基づいて前記スプールに巻回された前記画像プリ
    ンタ用インクリボンの使用量を算出し、前記スプールに
    巻回された前記画像プリンタ用インクリボンが残り少な
    いと判別した場合には、前記表示部に警報を表示するよ
    う制御することを特徴とする請求項5に記載の画像プリ
    ンタ。
  8. 【請求項8】 画像プリンタ用インクリボンを巻き付け
    たスプールの回転を検出し、この検出されたスプールの
    回転に基づいて前記スプールに巻回された前記画像プリ
    ンタ用インクリボンの使用量を算出し、前記スプールの
    軸に連結されたインクリボンテンション調節手段を駆動
    して前記画像プリンタ用インクリボンが所定のテンショ
    ンとなるようにすることを特徴とする画像プリンタ用イ
    ンクリボンのテンション調節方法。
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