JP2000342607A - 上顎歯寸法決定装置 - Google Patents

上顎歯寸法決定装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者の容貌に最も適合した上顎歯の寸法を簡
易かつ正確に求める。 【解決手段】 患者の顔写真及び瞳孔間隔の測定値αを
電子計算機に入力し、上顎第1切歯の幅W1 及び高さH
1 をそれぞれ W1 =α×2.5×(1/16)及びH1 =W1 ×(4
/3) なる演算により、上顎第2切歯の幅W2 を W2 =0.618W1 なる演算により算出し、上記電子計算機の表示画面に患
者の画像と共に表示し、この歯の画像を患者画像中の対
応する位置へ移動できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、審美歯科におい
て、患者の歯を治療するときに、患者の容貌に適合した
歯の寸法を決定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、容貌を改善するために、美容整形
外科が存在する。その美容整形外科の一環として歯の美
観を改善する審美歯科が存在する。審美歯科において
は、歯列の矯正、抜歯及び人工歯の装填、歯の移動、歯
の一部を削って残部への補綴物の結合、歯の前面または
全体への補綴物の被着等の適宜の手段によって、患者の
歯の外観を改善する。
【0003】審美歯科における処置を実施するに際し、
基準となるのは、上顎の第1切歯の寸法である。従来、
審美歯科による処置によって得ようとする第1切歯の高
さを顔の長さの1/16に定め、更に第1切歯の幅をそ
の高さの3/4に定めることが採用されていた。しか
し、顔の長さは、人によって大きく異なり、しかも年齢
と共に大きく変化するので、顔の長さに基づいて必ずし
も容貌に適合する上顎第1切歯の高さや幅寸法が得られ
るとは限らなかった。
【0004】また、審美歯科における処置を実施して得
ようとする歯の幅の比率を、第1切歯、第2切歯、犬歯
の間で黄金分割関係、即ち1.618:1.0:0.6
18の寸法関係に選ぶのが、最も望ましいとされてい
た。よって、幅が黄金分割関係にある歯列の写真を患者
の顔写真と合成し、これらの歯列の幅を変更して、患者
に希望する幅を選択させることも行われていた。しか
し、客観的に見て、必ずしも患者の容貌に適合する歯の
幅が得られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】発明者は、審美歯科に
おける処置を実施した上顎切歯の幅は、上顎歯列弓の幅
に基づいて決定すべきであると考え、上顎歯列弓の幅
は、顎関節の幅に関係することに着目した。しかし、こ
れらの寸法は、通常の歯科診療所に設けられている設備
では正確に測定することが困難である。よって、本発明
は、顎関節の幅を間接的な手段によって正確に測定し、
この測定値に基づいて、審美歯科における処置によって
形成しようとする上顎切歯の幅を決定するものである。
さらに、本発明は、決定された上顎切歯の幅に基づい
て、形成しようとする他の歯の寸法を決定するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、先
ず、患者の両眼の瞳孔の間隔を瞳孔間隔測定手段によっ
て測定し、その測定値αを、寸法決定手段に入力する。
寸法決定手段は、この測定値に基づいて上顎切歯の寸法
を決定する。例えば、寸法決定手段は、 W1=α*2.5*(1/16)・・・・・・・(1) H1=W1*(4/3)・・・・・・・・・・・(2) なる演算を行って、上顎第1切歯の幅W1及び高さH1
を決定する。第2切歯の幅寸法W2及び犬歯の幅寸法W
3も、黄金分割に基づいて、 W2=0.618W1・・・・・・・・・・・・(3) W3=0.618W2=0.6182 W1・・・(4) として決定することができる。また、画像表示手段に
は、患者の顔またはその一部が表示される。この患者の
顔またはその一部の画像は、静止画像撮像手段、例えば
カメラやディジタルカメラ等によって撮像されたものが
使用される。この画像と共に、上記の寸法決定手段によ
って決定された寸法を持つ想定歯の画像が、表示制御手
段によって表示され、かつ表示制御手段によって、その
表示位置を自由に移動する。例えば想定歯の画像を、顔
写真における該当する歯の上に合成することができる。
寸法決定手段や表示制御手段は、例えば電子計算機によ
って実現でき、画像表示手段は、電子計算機に付属する
モニター装置を使用することができる。また、眼球瞳孔
間隔測定手段は、眼科用の物差しやめがね調整用の光学
測定器や、モニター装置に表示された顔写真の瞳孔の位
置を、指定手段、例えばポインティングデバイスによっ
て指定し、その指定された位置間の距離を電子計算機に
よって計算することによっても実現できる。
【0007】前述のように、想定上顎第1切歯の高さ
を、顔の頭頂から顎下までの長さの1/16に定め、上
顎第1切歯の幅を高さの3/4に定めることが知られて
いる。これらの数値は、標準的な容貌を対象にしたもの
である。一方、左右の耳殻外側縁間の顔幅は、古代ギリ
シャ以来、上述の顔の長さの3/4が理想とされてい
た。また、瞳孔の間隔は、上述の顔幅の1/2.5に相
当することが医学的に知られている。従って、理想的な
容貌の場合には、瞳孔間隔αの2.5倍が上述の顔幅に
なり、その4/3倍が顔の長さであり、更にその1/1
6が上顎第1切歯の高さH1になる。従って、H1は、 H1=α*2.5*(4/3)*(1/16) で表される。上顎第1切歯の幅W1は、 W1=(3/4)*H1=α*2.5*(1/16) で表される。
【0008】前述のように、上顎の切歯の幅の決定に際
して最も重要なのは顎関節の幅であるが、これは頭骨の
眼窩位置における幅に依存する。一方、眼窩は、殆ど頭
骨の幅一杯に位置しており、瞳孔は眼窩の中心に依存す
る。従って、瞳孔の間隔を測定すれば、顎関節の幅を知
ることができ、従来の上顎切歯寸法の算出基準に用いら
れていた顔の長さのような、長短の個人差や年齢的変化
に関係なく、上顎切歯の寸法を適切に決定することがで
きる。
【0009】なお、上述した合成画像において、算出さ
れた歯の寸法が患者の上顎に適合しない場合には、算出
された歯の寸法を若干修正する。この修正は、表示され
た画像を指定手段によって操作することで表示制御手段
26が行う。その修正量は、通常には約−3%以上0%
未満であり、−10%及び+3%を超えることはない。
治療は、前述のような歯科的手法のうち最適な手法の1
つまたは複数を選択して行う。
【0010】上記の上顎歯寸法決定装置は、上顎歯の幅
寸法及び高さ寸法を決定するものであるが、この他に、
本発明の別の態様として、形成しようとする上顎歯の厚
さを決定する上顎歯寸法決定装置もある。この上顎歯寸
法決定装置では、患者の上顎歯列の治療しようとする部
分を患者の顔の底面側から撮像した底面静止画像情報
が、静止画像撮像手段によって得られる。この画像は、
例えば少なくとも左右両側の第1及び第2の切歯並びに
犬歯が含まれているものである。患者の眼球瞳孔間隔が
眼球瞳孔間隔測定手段によって測定される。この測定値
を表す眼球瞳孔間隔情報が、寸法決定手段に入力され、
前記患者の治療しようとする部分の想定幅が算出され
る。この想定幅は、例えば少なくとも左右両側の第1及
び第2切歯並びに犬歯の幅の合計値である。画像表示手
段に表示制御手段が画像を表示する。この表示される画
像は、理想的な前記上顎歯列の治療しようとする部分を
底面側から撮像した画像を、その治療しようとする部分
の幅が前記上顎歯列の算出された想定幅に一致するよう
に拡大又は縮小し、この拡大又は縮小画像を前記底面静
止画像における上顎歯列の部分に合成したものである。
この拡大または縮小は、表示制御手段によって行うこと
ができる。理想的な上顎歯列を底面側から撮像した画像
は、異なる曲率を持つものを予め複数準備しておき、そ
のうち患者の上顎歯列の曲率に近似しているものを選択
することができる。
【0011】患者の上顎歯列に近似した理想的な上顎歯
列の幅寸法を、幅寸法決定手段によって決定された患者
の上顎歯列の想定幅寸法となるように拡大または縮小し
たものが、作り出そうとしている上顎歯列の底面画像を
表している。これと、患者の実際の上顎歯列の底面画像
とを重ね合わせることによって、どのように上顎歯列の
各歯の厚さを修正すればよいかが理解できる。
【0012】上記の各上顎歯の寸法決定装置は、例えば
次のように変形することもできる。それぞれ異なる場
所、例えば各歯科診療所にそれぞれクライアント装置を
設け、これらとは別の場所にサーバー装置を設ける。各
クライアント装置とサーバー装置との間で通信可能に、
各クライアント装置とサーバー装置とを通信回線を介し
て接続する。通信回線としては、例えばインターネット
を使用することができる。各クライアント装置に、静止
画像の撮像手段を設ける。この撮像手段は、患者の少な
くとも処置しようとする上顎歯を正面から撮像する。患
者の眼球瞳孔間隔の測定手段を設けることもある。上記
撮像された画像の情報或いは、これに加えて眼球瞳孔間
隔情報が、通信回線を介してサーバー装置に伝送され
る。サーバー装置では、患者の眼球瞳孔間隔の測定手段
からの眼球瞳孔間隔情報または正面画像から検出した眼
球瞳孔間隔情報に基づいて、上顎歯の想定寸法を決定す
る。決定された寸法を持つ上顎歯を、正面画像の対応す
る位置に合成した合成画像の情報がサーバー装置で生成
され、これがクライアント装置に伝送される。クライア
ント装置では、伝送された合成画像を表示手段に表示す
る。
【0013】また、上記と同様に複数のクライアント装
置と、サーバー装置と、通信回線とを設け、各クライア
ント装置には、静止撮像手段と眼球瞳孔間隔測定手段と
を設ける。静止撮像手段は、患者の治療しようとする上
顎歯列の部分が前記患者の顔の底面側から撮像された底
面静止画像情報を生成する。眼球瞳孔間隔測定手段は、
患者の眼球瞳孔間隔を測定し、その測定値を表す眼球瞳
孔間隔情報を生成する。底面静止画像情報と前記眼球瞳
孔間隔情報とは、前記通信回線を介して前記サーバー装
置に伝送される。サーバー装置では、寸法決定手段が、
クライアント装置から伝送された眼球瞳孔間隔情報に基
づいて前記上顎歯列の想定幅寸法を決定する。サーバー
装置は、合成手段を有し、合成手段は、理想的な上顎歯
列の幅寸法が前記上顎列の想定幅寸法に一致するよう
に、理想的な前記上顎歯列の底面側から撮像した画像情
報を拡大又は縮小する。その拡大又は縮小画像を前記撮
像された底面静止画像情報と合成した理想画像情報が生
成される。サーバー装置は、理想画像情報を前記クライ
アント装置に伝送する。クライアント装置は、前記伝送
された理想画像情報に基づく画像を表示する表示手段を
有する。
【0014】各クライアント装置は、瞳孔間隔測定手段
を除去し、その代わりに、静止画像撮像手段が、底面静
止画像情報に加えて、患者の少なくとも1つの上顎歯を
患者の顔の正面から撮像した静止正面画像情報を生成す
ることもできる。底面静止画像情報と前記静止正面画像
情報とが、前記通信回線を介して前記サーバー装置に伝
送される。サーバー装置の寸法決定手段は、静止正面画
像情報から眼球瞳孔間隔情報を検出し、これに基づいて
前記上顎歯列の想定幅寸法を決定する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1の実施の形
態の上顎歯寸法決定装置の構成が示されている。上述し
たように、本発明では、瞳孔間隔測定手段による瞳孔間
隔αの測定が必要である。瞳孔間隔測定手段として、例
えば眼科用の物差し1を用いることによって瞳孔間隔α
を容易に測定することができる。しかし、例えばニデッ
ク社のPDメーターPM−600型のような眼鏡調整用
の光学測定器2を瞳孔間隔測定手段として用いることが
望ましい。光学測定器2は、さほど高価な機器ではない
ことに加えて、測定精度が高い。測定された瞳孔間隔α
は、入力手段、例えばキーボード3の操作により、電子
計算機、例えばパーソナルコンピュータ4に入力され
る。患者の顔写真は、静止画像撮像手段、例えば通常の
カメラ5またはデジタルカメラ6で撮影される。通常の
カメラ5によって撮影した場合、得られた顔写真は、イ
メージスキャナー7で画像情報に変換して、インターフ
ェース8を介して電子計算機4に入力される。デジタル
カメラ6で撮影した場合、デジタルカメラ6からの画像
情報が、インターフェース9を介して電子計算機4に入
力される。
【0016】電子計算機4は、寸法決定手段として機能
し、図2に示す上顎の第1切歯11、第2切歯12及び
犬歯13の諸寸法W1、W2、W3及びH1を上述した
計算式(1)乃至(4)に基づいて計算する。そして、
電子計算機4に付属するモニタの画像面14に患者の顔
または口部の画像15を表示させるように、電子計算機
4がモニタを制御する。即ち、電子計算機4は、表示制
御手段として機能する。同時に、電子計算機4は、上記
の計算に基づく歯の画像16を患者の画像15と同じ倍
率で表示する。
【0017】人の顔で最も美しいのは微笑時であり、そ
の際に上唇の下方に見える上顎歯の高さは、顔の美しさ
に大きな影響を与える。微笑時に現れる上顎第1切歯の
高さHsは、歯の全体の長さH1に対し Hs=H1*(2/3)±2mm・・・・・・・(5) とするのが望ましい。なお、±2mmの修正は、顔の長
さや年齢等を考慮して行い、長顔の場合には若干大き
く、丸顔の場合には若干小さく、高齢者の場合には若干
小さく修正する。
【0018】
【実施例1】20歳台女性で、上顎第1、第2切歯を治
療する場合、 α=64mm W1=10.0mm W2=6.2mm H1=13.3mm Hs=9.3mm(+0.4mm修正)
【0019】
【実施例2】30歳台女性で、上顎第1、第2切歯及び
犬歯を治療する場合、20歳台女性で、上顎第1、第2
切歯を治療する場合、 α=60mm W1=9.4mm W2=5.8mm W3=3.8mm H1=12.5mm Hs=9.1mm(+0.8mm修正)
【0020】
【実施例3】40歳台男性で、上顎第1、第2切歯及び
犬歯を治療する場合 α=66mm W1=10.3mm W2=6.4mm W3=4.0mm H1=13.8mm Hs=9.7mm(+0.5mm修正)
【0021】
【実施例4】50歳台女性で、上顎第1、第2切歯及び
犬歯を治療する場合、 α=63mm W1=9.8mm W2=6.1mm W3=3.8mm H1=13.1mm Hs=8.7mm(無修正)
【0022】
【実施例5】60歳台女性で、上顎第1切歯を治療する
場合、 α=60mm W1=9.4mm H1=12.5mm Hs=8.0mm(−0.3mm修正)
【0023】
【実施例6】70歳台男性で、上顎第1切歯及び片側第
2切歯を治療する場合、 α=60mm W1=9.4mm W2=5.8mm H1=12.5mm Hs=6.8mm(−1.5mm修正)
【0024】上記の各実施例において、医師は、患者の
表示画像上で上顎の咬合線、各歯の傾斜などを研究し、
かつ下顎の歯列も研究した上で、各実施例の数値を持っ
た上顎歯像を、例えば修正した上で、各実施例の数値を
持った上顎歯像を患者の歯の画像と置換して、即ち、各
実施例の数値を持った上顎歯像の表示位置を変更して、
他の歯との整合状態を確認して、治療方針を決定する。
そして、この上顎歯が置換された患者の歯の画像を患者
本人に見せて、患者の合意を得た上で治療に移る。
【0025】本発明の第2の実施の形態による上顎幅寸
法決定装置は、図3に示すように、静止画像撮像手段、
例えばディジタルカメラ20によって、患者の顔を正面
から撮像した画像が、インターフェース回路22を介し
て電子計算機、例えばパーソナルコンピュータ24に入
力される。パーソナルコンピュータ24は、後述する各
種手段を実現するように、プログラムされている。入力
された画像は、パーソナルコンピュータ24内の表示制
御手段26によって、表示手段、例えばパーソナルコン
ピュータ24に付属するモニター装置28のモニター画
面30に表示される。
【0026】パーソナルコンピュータ24に付属する指
定手段、例えばポインティングデバイス、具体的にはマ
ウス32によって、表示されている患者の顔の画像の瞳
孔の位置をそれぞれクリックする。パーソナルコンピュ
ータ24内の瞳孔間隔演算手段33に、このクリック位
置が入力され、瞳孔間の間隔αが演算される。このαが
パーソナルコンピュータ24内の寸法決定手段34に供
給され、上述した数式(1)乃至(4)のうち所望のも
のを使用して、治療しようとする上顎歯の寸法が決定さ
れる。これら各寸法は、表示制御手段26に供給され、
治療後の歯の画像が形成され、表示画面に表示される。
なお、このとき、治療しようとする各上顎歯の幅寸法の
合計値も算出されている。図3では、左右の第1、第2
切歯並びに犬歯の治療想定後の画像35が表示されてい
る。これら各歯の画像35について傾斜や大きさを調整
する。即ち、マウス32によって調整しようとする歯の
画像をクリックすることによって、この歯の画像を選択
し、マウス32によってこの画像を操作することによっ
て、画像の大きさや傾斜が調整された画像を表示制御手
段26が表示する。その後、調整された画像を対応する
歯の画像の位置に、マウス32の操作によって、表示制
御手段26が移動させ、かつ置換する。
【0027】さらに、デジタルカメラ20は、図4
(a)に示すような患者の上顎歯列を裏側から撮像し、
その画像情報をパーソナルコンピュータ24に伝送す
る。この画像は、モニター装置28の画面に表示され
る。この上顎歯列には、少なくとも治療しようとする部
分の歯が撮影されている。図4(a)では、図面の簡略
化のため治療しようとする部分のみを示してある。
【0028】次に、予めパーソナルコンピュータ24内
の上顎歯列記憶手段36に記憶されている、異なった湾
曲を持つ複数の上顎歯列の画像のうち、患者の上顎歯列
と類似した湾曲を持つ画像を選択する。この選択は、例
えば画面30上に各上顎歯列の画像を表示制御手段26
によって表示し、それらのうちの1つをマウス32によ
ってクリックすることで行う。この選択された画像を図
4(b)に示す。なお、図4(b)では、図面を簡略化
するため、治療しようとする部分に対応する画像のみを
示してある。
【0029】この選択された画像を図4(c)に示すよ
うに患者の上顎歯列の画像と重ねて表示する。この重ね
ての表示は、選択された画像をマウス32によって移動
させることによって表示制御手段26が行う。このと
き、重ね合わせる基準を決定するために、患者の上顎歯
列の画像における切歯乳頭aをクリックする。そして瞳
孔間隔αの中点から降ろした垂線が通る位置bとを結ぶ
線分を基準線cとする。選択された画像にも切歯乳頭の
位置と基準線とが設けられており、両画像の切歯乳頭の
位置と基準線とが一致するように、画像を重ねる。この
重ねた状態を図4(c)に示す。この図では、選択され
た画像を一点鎖線で表している。
【0030】次に、寸法決定手段34によって決定され
た、治療しようとする上顎歯の部分の合計幅寸法Aだけ
離れている境界線d1、d2が、表示制御手段26によ
って表示される。この表示は、この幅寸法の中央が上記
基準線に一致するように行われる。ここで、上記選択さ
れた画像をマウス32で操作すると、この選択された画
像の拡大または縮小表示を表示制御手段26がする。従
って、この拡大または縮小によって、選択された画像の
幅を上記の幅寸法Aに一致させる。この状態を図4
(d)に示す。この拡大縮小された画像と患者の上顎歯
列の画像とによって、治療する歯に対する補綴物の厚さ
を決定することができる。
【0031】このようにして、治療によって形成しよう
とする各歯の幅寸法や高さ寸法を口内に装着した状態
で、視覚によって患者に事前に認識させることができる
ので、患者が安心して治療を受けることができる。ま
た、形成しようとする歯の補填物の厚さも、視覚で捉え
ることができるデータとして提供できるので、歯科技工
士に義歯の製造を依頼する場合にも、容易に形成すべき
義歯を理解させることができる。しかも、これらのため
に必要な器具に特殊なものはなく、既存のパーソナルコ
ンピュータ等によって容易に実現することができる。
【0032】本発明の第3の実施の形態による上顎歯寸
法決定装置を図5に示す。この上顎歯寸法決定装置は、
例えば各歯科診療所に設けられた複数台のクライアント
装置50を有している。各クライアント装置50は、同
一の構成である。また、これら診療所とは異なる離れた
位置にサーバー装置52が設けられている。これら各ク
ライアント装置50とサーバー装置52とは、通信回
線、例えばインターネット回線54を介して相互に通信
することができる。
【0033】各クライアント装置50は、パーソナルコ
ンピュータ56と、これに付属する表示装置58、マウ
ス60、キーボード62、デジタルカメラ64、インタ
ーフェース回路66を備えている。このクライアント装
置50では、デジタルカメラ64によって撮像した患者
の顔写真及び口内の上顎歯列の画像を、ルータ66とイ
ンターネット回線54を介してサーバー装置52に伝送
する。なお、第1の実施の形態の上顎寸法決定装置と同
様に、通常のカメラで撮像した画像をイメージスキャナ
ーによって画像情報に変換し、これをサーバー装置52
に伝送してもよい。
【0034】サーバー装置52は、インターネット回線
54と通信するためのルータ68を備えたパーソナルコ
ンピュータ70を有している。このパーソナルコンピュ
ータ70には、表示装置72、マウス74及びキーボー
ド76が設けられている。このパーソナルコンピュータ
70は、第2の実施の形態の上顎歯寸法決定装置のパー
ソナルコンピュータと同様に、瞳孔間隔決定手段78、
寸法決定手段80、表示制御手段82、歯列記憶手段8
4として機能するように、プログラムされている。ま
た、ルータ68を介して通信するための送受信手段86
として機能するようにも、プログラムされている。
【0035】サーバー装置52は、第2の実施の形態の
上顎歯寸法決定装置のパーソナルコンピュータと同様
に、クライアント装置50から送信されたデータに基づ
いて、治療しようとする上顎歯の各治療後の形状を表す
画像情報を表示制御手段82によって生成し、これを画
像情報を伝送してきたクライアント装置50に伝送す
る。即ち、表示制御手段82が合成手段として機能す
る。
【0036】なお、第1の実施の形態の上顎寸法決定装
置と同様に、クライアント装置50側で瞳孔間隔を測定
し、その測定値をサーバ装置52に伝送するようにして
もよい。また、クライアント装置50側で、顔写真の画
像における瞳孔の中心位置をクリックすることによって
瞳孔の中心位置を指定した画像を、サーバー装置52に
伝送してもよい。或いは、クライアント装置50側のパ
ーソナルコンピュータによって瞳孔間隔を決定し、その
瞳孔間隔情報をクライアント装置52側に伝送してもよ
い。
【0037】このように各歯科診療所にクライアント装
置50を設けておけば、各診療所では、画像を伝送する
だけでよいので、手間が省ける。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、極めて
容易に患者に適合した歯の寸法を決定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による上顎歯寸法決
定装置のブロック図である。
【図2】図1の上顎幅寸法決定装置によって幅寸法が決
定される上顎歯の正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による上顎歯寸法決
定装置のブロック図である。
【図4】図3に上顎歯寸法決定装置による上顎歯の厚さ
の決定手順を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態による上顎歯の寸法
決定装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 瞳孔間隔測定用物差し 2 瞳孔間隔測定器 4 24 56 70 電子計算機 5 通常のカメラ 6 20 デジタルカメラ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラと、 眼球瞳孔間隔測定器と、 前記カメラによって得た患者の顔の画像情報及び前記眼
    球瞳孔間隔測定器によって得た前記患者の瞳孔間隔の実
    寸法情報が入力される電子計算機と、よりなり、前記電
    子計算機は、前記瞳孔間隔の実寸法情報に基づいて上顎
    歯想定寸法を算出し、前記電子計算機の画像表示器に、
    前記画像情報に基づく前記患者の顔又はその一部の画像
    を表示すると同時に、前記算出された想定寸法に基づく
    上顎歯の想定画像を前記画像表示器に、前記顔又はその
    一部の画像と同じ倍率でその表示位置を移動可能に表示
    するように構成されていることを特徴とする上顎歯寸法
    決定装置。
  2. 【請求項2】 患者の少なくとも1つの上顎歯が患者の
    顔の正面から撮像された静止画像情報を生成する静止画
    像撮像手段と、 前記患者の眼球瞳孔間隔を測定し、眼球瞳孔間隔情報を
    生成する眼球瞳孔間隔測定手段と、 この眼球瞳孔間隔測定手段から入力された前記眼球瞳孔
    間隔情報に基づいて、前記患者の上顎歯の想定幅寸法及
    び想定高さ寸法を算出する寸法決定手段と、画像表示手
    段と、 前記静止画像情報に基づいて前記患者の少なくとも上顎
    歯が前記患者の顔の正面から撮像された静止画像を前記
    画像表示手段に表示し、かつ前記寸法決定手段によって
    決定された想定幅寸法及び想定高さ寸法を有する想定上
    顎歯の画像を、前記静止画像の前記上顎歯の位置に合成
    して、前記画像表示手段に表示する表示制御手段とを、
    具備する上顎歯寸法決定装置。
  3. 【請求項3】 サーバー装置と、複数のクライアント装
    置と、前記サーバー装置と前記クライアント装置との間
    で通信可能な通信回線とを、有し、 前記各クライアント装置は、 患者の少なくとも1つの上顎歯が前記患者の顔の正面か
    ら撮像された静止画像情報を生成する静止画像撮像手段
    と、 前記患者の瞳孔間隔を測定し、この測定値を表す眼球瞳
    孔間隔情報を生成する瞳孔間隔測定手段とを、 有し、前記通信回線を介して前記サーバー装置に前記静
    止画像情報と前記瞳孔間隔情報とを伝送し、 前記サーバー装置は、 前記クライアント装置から伝送された眼球瞳孔間隔情報
    に基づいて、前記上顎歯に対する想定幅寸法及び想定高
    さ寸法を決定する寸法決定手段と、 前記画像情報における前記上顎歯に対応する部分に、前
    記想定幅寸法及び想定高さ寸法を有する想定上顎歯の画
    像情報を合成した想定画像情報を生成する合成手段と
    を、有し、前記想定画像情報を、前記通信回線を介して
    前記クライアント装置に伝送し、 前記各クライアント装置は、 前記伝送された想定画像情報に基づいて、前記上顎歯
    が、前記想定上顎歯に置換された画像を表示する画像表
    示手段とを、有する上顎歯寸法決定装置。
  4. 【請求項4】 サーバー装置と、複数のクライアント装
    置と、前記サーバー装置と前記各クライアント装置との
    間で通信可能な通信回線とを、有し、 前記各クライアント装置は、 患者の少なくとも1つの上顎歯が前記患者の顔の正面か
    ら撮像された静止画像情報を生成する静止画像撮像手段
    を、 有し、前記通信回線を介して前記サーバー装置に前記静
    止画像情報を伝送し、 前記サーバー装置は、 前記クライアント装置から伝送された画像情報から眼球
    瞳孔間隔情報を決定し、これに基づいて、前記上顎歯に
    対する想定幅寸法及び想定高さ寸法を決定する寸法決定
    手段と、 前記画像情報における前記上顎歯に対応する部分に、前
    記想定幅寸法及び想定高さ寸法を有する想定上顎歯の画
    像情報を合成した想定画像情報を生成する合成手段と
    を、有し、前記想定画像情報を、前記通信回線を介して
    前記クライアント装置に伝送し、 前記各クライアント装置は、 前記伝送された想定画像情報に基づいて、前記上顎歯
    が、前記想定上顎歯に置換された画像を表示する画像表
    示手段とを、有する上顎歯寸法決定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の上顎歯寸
    法決定装置において、前記上顎歯が、上顎第1切歯であ
    り、その幅W1が、前記瞳孔間隔をαとするとき、 W1=α*2.5*(1/16) によって決定される上顎歯寸法決定装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3または4記載の上顎歯寸
    法決定装置において、前記上顎歯が、上顎第1切歯であ
    り、その幅W1が、前記瞳孔間隔をαとするとき、 W1=α*2.5*(1/16) によって決定され、前記上顎第1切歯の高さ寸法H1
    が、 H1=W1*4/3 によって決定される上顎歯寸法決定装置。
  7. 【請求項7】 患者の上顎歯列の治療しようとする部分
    が、前記患者の顔の底面側から撮像された底面静止画像
    情報を生成する静止撮像手段と、 前記患者の眼球瞳孔間隔を測定し、この測定値を表す眼
    球瞳孔間隔情報を生成する眼球瞳孔間隔測定手段と、 この眼球瞳孔間隔測定手段から入力された眼球瞳孔間隔
    情報に基づいて前記患者の上顎歯列の治療する部分の想
    定幅を決定する幅寸法決定手段と、 画像表示手段と、 治療しようとする部分に対応する理想的な前記上顎歯列
    を底面側から撮像した画像情報を、前記理想的な上顎歯
    列の幅が前記想定幅に一致するように、拡大又は縮小
    し、この拡大または縮小画像を前記底面静止画像情報に
    おける上顎歯列の部分に合成して、前記画像表示手段に
    表示する表示制御手段とを、有する上顎歯寸法決定装
    置。
  8. 【請求項8】 サーバー装置と、複数のクライアント装
    置と、前記サーバー装置と前記各クライアント装置との
    間で通信する通信回線とを、有し、 前記各クライアント装置は、 患者の治療しようとする部分の上顎歯列が前記患者の顔
    の底面側から撮像された底面静止画像情報を生成する静
    止画像撮像手段と、 前記患者の眼球瞳孔間隔を測定し、その測定値を表す眼
    球瞳孔間隔情報を生成する眼球瞳孔間隔測定手段とを、
    有し、前記底面静止画像情報と前記眼球瞳孔間隔情報と
    を、前記通信回線を介して前記サーバー装置に伝送し、 前記サーバー装置は、 前記クライアント装置から伝送された前記眼球瞳孔間隔
    情報に基づいて前記上顎歯列の想定幅寸法を決定する幅
    寸法決定手段と、 治療しようとする部分に対応する理想的な前記上顎歯列
    の底面側から撮像した画像情報を、前記理想的な前記上
    顎歯列の幅寸法が前記想定幅寸法に一致するように、拡
    大又は縮小し、この拡大又は縮小画像を前記撮像された
    底面静止画像情報と合成した理想画像情報を生成する合
    成手段とを、有し、前記理想画像情報を前記クライアン
    ト装置に伝送し、前記クライアント装置は、 前記伝送された理想画像情報に基づく画像を表示する表
    示手段を有する上顎歯寸法決定装置。
  9. 【請求項9】 サーバー装置と、複数のクライアント装
    置と、前記サーバー装置と前記各クライアント装置との
    間で通信する通信回線とを、有し、 前記各クライアント装置は、 患者の上顎歯列の治療しようとする部分が前記患者の顔
    の底面側から撮像された底面静止画像情報と、患者の少
    なくとも1つの上顎歯が患者の顔の正面から撮像された
    静止正面画像情報を生成する静止画像撮像手段を、有
    し、前記底面静止画像情報と前記静止正面画像情報と
    を、前記通信回線を介して前記サーバー装置に伝送し、 前記サーバー装置は、 前記クライアント装置から伝送された前記静止正面画像
    情報から眼球瞳孔間隔情報を検出し、これに基づいて前
    記上顎歯列の治療しようとする部分の想定幅寸法を決定
    する寸法決定手段と、 治療しようとする部分に対応する前記理想的な上顎歯列
    の幅寸法が前記想定幅寸法に一致するように拡大又は縮
    小した、理想的な前記上顎歯列の底面側から撮像した画
    像情報を前記撮像された底面静止画像情報と合成した理
    想画像情報を生成する合成手段とを、 有し、前記理想画像情報を前記クライアント装置に伝送
    し、 前記クライアント装置は、 前記伝送された理想画像情報に基づく画像を表示する表
    示手段を有する上顎歯寸法決定装置。
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