JP2000342546A - 下肢上肢血圧指数測定装置 - Google Patents

下肢上肢血圧指数測定装置

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JP2000342546A
JP2000342546A JP11153565A JP15356599A JP2000342546A JP 2000342546 A JP2000342546 A JP 2000342546A JP 11153565 A JP11153565 A JP 11153565A JP 15356599 A JP15356599 A JP 15356599A JP 2000342546 A JP2000342546 A JP 2000342546A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度の高い下肢上肢血圧指数を測定すること
ができる下肢上肢血圧指数測定装置を提供する。 【解決手段】 第2カフ圧制御手段76(SB1乃至S
B3)により、カフ圧P C1が徐速降圧過程において予め
決定された予測下肢収縮期圧EBPLSYSとなる時期と、
カフ圧PC2が徐速降圧過程において予め決定された予測
上肢収縮期圧EBPUSYSとなる時期とが一致するよう
に、カフ圧PC1およびカフ圧PC2が制御され、そのカフ
圧PC1およびカフ圧PC2の制御過程で、足首血圧測定装
置16により足首収縮期圧BPLSYSが測定され、上腕血
圧測定装置18により上腕収縮期圧BPUSYSが測定され
る。そして、足首上腕血圧指数算出手段82(SB8)
により、その足首収縮期圧BPLSYSと上腕収縮期圧BP
USYSとに基づいてABIが算出されることから、精度の
高いABIを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下肢上肢血圧指数
(下肢における血圧値に対する上肢における血圧値の
比、或いは上肢における血圧値に対する下肢における血
圧値の比)を測定するための下肢上肢血圧指数測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動脈閉塞疾患や動脈狭窄症があると、生
体の下肢血圧値は、その下肢血圧値に対応する上肢血圧
値(たとえば下肢収縮期圧には上肢収縮期圧が対応す
る)よりも低くなる。逆に、下肢血圧値が上肢血圧値よ
りも所定値以上高い場合、大動脈弁閉鎖不全症や大動脈
弓に限局した大動脈炎症候群の可能性がある。このこと
を利用して、下肢血圧値と上肢血圧値の比に基づいて、
動脈の疾患を評価することが行われている。
【0003】下肢上肢血圧指数は、下肢として足首を、
上肢として上腕を用いたもの、すなわち、足首上腕血圧
指数(Ankle Brachial Index = ABIと呼ばれる。または
AnKle/Arm Blood Pressure Index = AAI或いはAPI とも
呼ばれる。) が用いられ、足首における収縮期圧を上腕
における収縮期圧で割ることにより算出されることが一
般的である。そして、そのようにして算出された足首上
腕血圧指数に基づく診断は、その足首上腕血圧指数がた
とえば0.9程度に設定された所定値以下であるか否か
により行なわれる。従って、下肢血圧値および上肢血圧
値の少しの変化が診断結果に大きく影響する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、生体の血圧は短
時間の間にも変化する。たとえば、安静時でも生理変化
で10秒間に20mmHg以上変化する場合もある。そ
のため、下肢血圧値が決定された時点と上肢血圧値が決
定された時点との間に時間差がある場合、その間に生体
の血圧値が変化してしまっている可能性がある。従っ
て、従来の装置では、下肢血圧値と上肢血圧値との間に
差があっても、その差が生体全体の血圧値の変化による
ものであるか、測定部位の違いによるものであるかを判
断することができず、その下肢血圧値と上肢血圧値とに
基づいて算出される下肢上肢血圧指数は精度が不十分で
あった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであって、その目的とするところは、精度の高い下
肢上肢血圧指数を測定することができる下肢上肢血圧指
数測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するための検討を重ねた結果、下肢において血圧値が
決定される時期と上肢において血圧値が決定される時期
とが一致するようにすれば、下肢血圧値と上肢血圧値と
の差は測定部位の違いのみによるものであると判断でき
ることを見いだした。本発明はこのような知見に基づい
て為されたものである。
【0007】すなわち、本発明の要旨とするところは、
生体の下肢に巻回された下肢用カフの圧迫圧力の徐速変
化過程において、逐次得られる脈波に基づいてその下肢
における下肢血圧値を測定する下肢血圧測定装置と、そ
の生体の上肢に巻回された上肢用カフの圧迫圧力の徐速
変化過程において、逐次得られる脈波に基づいてその上
肢における上肢血圧値を決定する上肢血圧測定装置とを
備えた下肢上肢血圧指数測定装置であって、(a) 前記下
肢用カフのカフ圧が、徐速変化過程において、前記下肢
血圧値の予測値として予め決定された予測下肢血圧値と
なる時期と、前記上肢用カフのカフ圧が、徐速変化過程
において、前記上肢血圧値の予測値として予め決定され
た予測上肢血圧値となる時期とが一致するように、前記
下肢用カフのカフ圧および前記上肢用カフのカフ圧を制
御する第2カフ圧制御手段と、(b) その第2カフ圧制御
手段により前記下肢用カフの圧迫圧力および前記上肢用
カフの圧迫圧力が制御されている過程で、前記下肢血圧
測定装置により測定された下肢血圧値と前記上肢血圧測
定装置により測定された上肢血圧値とに基づいて、下肢
上肢血圧指数を算出する下肢上肢血圧指数算出手段と
を、含むことにある。
【0008】
【発明の効果】このようにすれば、第2カフ圧制御手段
により、下肢用カフのカフ圧が徐速降圧過程において予
め決定された予測下肢血圧値となる時期と、上肢用カフ
のカフ圧が徐速降圧過程において予め決定された予測上
肢血圧値となる時期とが一致するように、下肢用カフの
カフ圧および上肢用カフのカフ圧が制御され、その下肢
用カフのカフ圧および上肢用カフのカフ圧の制御過程
で、下肢血圧測定装置により下肢血圧値が測定され、上
肢血圧測定装置により上肢血圧値が測定される。そし
て、下肢上肢血圧指数算出手段により、その下肢血圧値
と上肢血圧値とに基づいて下肢上肢血圧指数が算出され
ることから、精度の高い下肢上肢血圧指数を得ることが
できる。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記下肢上肢血
圧指数測定装置は、(c) 前記下肢上肢血圧指数を算出す
るための下肢血圧測定に先立って、前記下肢血圧測定装
置により前記生体の下肢血圧値を測定し、その下肢血圧
値を前記予測下肢血圧値に決定する予測下肢血圧値決定
手段と、(d) 前記下肢上肢血圧指数を算出するための上
肢血圧測定に先立って、前記上肢血圧測定装置により前
記生体の上肢血圧値を測定し、その上肢血圧値を前記予
測上肢血圧値に決定する予測上肢血圧値決定手段とを、
さらに含むものである。このようにすれば、予測下肢血
圧値決定手段により、下肢上肢血圧指数が算出される前
にその生体について実際に測定された下肢血圧値が予測
下肢血圧値に決定され、予測上肢血圧値決定手段によ
り、下肢上肢血圧指数が算出される前にその生体につい
て実際に測定された上肢血圧値が予測上肢血圧値に決定
されることから、下肢上肢血圧指数を算出するための血
圧測定において、下肢血圧値が決定される時期と上肢血
圧値が決定される時期とを精度よく一致させることがで
きるので、より精度の高い下肢上肢血圧指数が得られ
る。
【0010】また、好適には、前記下肢上肢血圧指数測
定装置は、(e) 前記予測下肢血圧値決定手段による前記
下肢血圧値の測定のための前記下肢用カフのカフ圧と、
前記予測上肢血圧値決定手段による前記上肢血圧値の測
定のための前記上肢用カフのカフ圧とを、共通の値を用
いて制御する第1カフ圧制御手段を、さらに含むもので
ある。このようにすれば、第1カフ圧制御手段により下
肢用カフのカフ圧と上肢用カフのカフ圧とが共通の値と
なるように制御されることから、予測下肢血圧値と予測
上肢血圧値とが比較的近い時期に決定される。従って、
予測下肢血圧値と予測上肢血圧値との差に含まれる時間
差に基づく血圧変動の影響を少なくすることができるの
で、下肢血圧値が決定される時期と上肢血圧値が決定さ
れる時期とを一層精度よく一致させることができる。
【0011】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用さ
れた足首上腕血圧指数測定装置10の構成を説明するブ
ロック線図である。すなわち、本実施例の足首上腕血圧
指数測定装置10は、下肢として足首12が選択され、
上肢として上腕14が選択された下肢上肢血圧指数測定
装置である。なお、この足首上腕血圧指数測定装置10
による測定は、上腕と足首とが略同じ高さとなるよう
に、患者が伏臥位・側臥位・側臥位のいずれかの状態で
測定される。
【0012】図1において、足首上腕血圧指数測定装置
10は、足首12(たとえば右足首)における血圧を測
定し、下肢血圧測定装置として機能する足首血圧測定装
置16、および上腕14における血圧を測定し、上肢血
圧測定装置として機能する上腕血圧測定装置18を備え
ている。
【0013】足首血圧測定装置16は、ゴム製袋を布製
帯状袋内に有して患者の足首12に巻回されるカフ20
と、このカフ20に配管22を介してそれぞれ接続され
た圧力センサ24、切換弁26、および空気ポンプ32
とを備えている。この切換弁26は、カフ20内への圧
力の供給を許容する圧力供給状態、電動バルブの開度が
制御されることによりカフ20内を任意の速度で徐々に
排圧する徐速排圧状態、およびカフ20内を急速に排圧
する急速排圧状態の3つの状態に切り換えられるように
構成されている。
【0014】圧力センサ24は、カフ20内の圧力を検
出してその圧力を表す圧力信号SP 1 を静圧弁別回路3
0および脈波弁別回路32にそれぞれ供給する。静圧弁
別回路30はローパスフィルタを備え、圧力信号SP1
に含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧PC1を表すカフ
圧信号SK1 を弁別してそのカフ圧信号SK1 をA/D
変換器34を介して電子制御装置36へ供給する。
【0015】上記脈波弁別回路32はバンドパスフィル
タを備え、圧力信号SP1 の振動成分である脈波信号S
1 を周波数的に弁別してその脈波信号SM1 をA/D
変換器38を介して電子制御装置36へ供給する。
【0016】上腕血圧測定装置18は、前記足首血圧測
定装置16に備えられたものと同一の構成を有するカフ
40、配管42、圧力センサ44、および切換弁46と
を備え、カフ40は上腕14に巻回され、切換弁46は
前記空気ポンプ32に接続されている。そして、圧力セ
ンサ44は、カフ40内の圧力を表す圧力信号SP
2を、前記足首血圧測定装置16に備えられたものと同
一の構成を有する静圧弁別回路48および脈波弁別回路
50にそれぞれ供給する。静圧弁別回路48は圧力信号
SP2 に含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧PC2を表
すカフ圧信号SK2を弁別してそのカフ圧信号SK2
A/D変換器52を介して電子制御装置36へ供給し、
脈波弁別回路50は、圧力信号SP2 の振動成分である
脈波信号SM 2 を周波数的に弁別してその脈波信号SM
2 をA/D変換器54を介して電子制御装置36へ供給
する。
【0017】上記電子制御装置36は、CPU56,R
OM58,RAM60,および図示しないI/Oポート
等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されてお
り、CPU56、ROM58に予め記憶されたプログラ
ムに従ってRAM60の記憶機能を利用しつつ信号処理
を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出
力して空気ポンプ28および2つの切換弁26・46を
制御するとともに、表示器62の表示内容を制御する。
【0018】図2は、上記電子制御装置36の制御機能
の要部を説明する機能ブロック線図である。第1カフ圧
制御手段70は、後述する第2下肢血圧値決定手段78
による下肢血圧値の決定および第2上肢血圧値決定手段
80による上肢血圧値の決定に先立って、空気ポンプ2
8および2つの切換弁26・46を制御して、2つのカ
フ20・40のカフ圧PC1・PC2を共通の値を用いて同
期的に、すなわちカフ圧PC1とカフ圧PC2とを一致させ
て、それぞれ変化させる。たとえば、2つの切換弁26
・46を同時に圧力供給状態に切り換えて、カフ圧PC1
・PC2を所定の目標圧力値PCM(たとえば、180mmHg
程度の圧力値)まで急速昇圧させ、その後、2つの切換
弁26・46を同時に徐速降圧状態に切り換えて、カフ
圧PC1・PC2を3mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させ
る。
【0019】予測下肢血圧値決定手段72は、第1カフ
圧制御手段70により、足首12に巻回されたカフ20
のカフ圧PC1が徐速変化させられる過程において、順次
採取される脈波信号SM1 が表す前脛骨動脈はおよび後
脛骨動脈波(以後、脛骨動脈波という。)の振幅の変化
に基づき、よく知られたオシロメトリック法を用いて足
首12における足首血圧値BPL (足首収縮期圧BP
LSYS・足首拡張期圧BP LDIA等)を決定し、その決定し
た足首血圧値BPL のうちいずれか一つ、好ましくは、
後述する足首上腕血圧指数算出手段82において足首上
腕血圧指数(以後、ABIと言う。)の算出に用いられ
るものと同種の足首血圧値BPL を予測下肢血圧値EB
L として決定する。
【0020】予測上肢血圧値決定手段74は、第1カフ
圧制御手段70により、上腕14に巻回されたカフ40
のカフ圧PC2が徐速変化させられる過程において、順次
採取される脈波信号SM2 が表す上腕動脈波の振幅の変
化に基づき、よく知られたオシロメトリック法を用いて
上腕14における上腕血圧値BPU (上腕収縮期圧BP
USYS・上腕拡張期圧BPUDIA等)を決定し、その決定し
た上腕血圧値BPU のうち、前記予測血圧値決定手段7
2により予測足首血圧値EBPL に決定された足首血圧
値BPL と対応する上腕血圧値BPU を予測上肢血圧値
EBPU として決定する。たとえば、前記予測下肢血圧
値決定手段72により足首収縮期圧BP LSYSが予測下肢
血圧値EBPL に決定された場合は、上腕収縮期圧BP
USYSを予測上肢血圧値EBPU として決定する。
【0021】第2カフ圧制御手段76は、空気ポンプ2
8および切換弁26を制御することにより、カフ20内
のカフ圧PC1を、最低血圧値よりも低い所定の目標圧力
値まで急速に昇圧させた後、たとえば3mmHg/sec程度に
設定された所定の速度で徐速昇圧させ、または、最高血
圧値よりも高い所定の目標圧力となるまで急速に昇圧さ
せた後、たとえば3mmHg/sec程度に設定された所定の速
度で徐速降圧させる下肢カフ圧制御手段と、空気ポンプ
28および切換弁46を制御することにより、カフ40
内のカフ圧PC2を、最低血圧値よりも低い所定の目標圧
力値まで急速に昇圧させた後、たとえば3mmHg/sec程度
に設定された所定の速度で徐速昇圧させ、または、最高
血圧値よりも高い所定の目標圧力となるまで急速に昇圧
させた後、たとえば3mmHg/sec程度に設定された所定の
速度で徐速降圧させる上肢カフ圧制御手段とを含み、さ
らに上記下肢カフ圧制御手段によるカフ圧PC1の徐速変
化過程において、カフ圧PC1が前記予測下肢血圧値決定
手段72により決定された予測下肢血圧値EBPL とな
る時期と、上記上肢カフ圧制御手段によるカフ圧P C2
徐速変化過程において、そのカフ圧PC2が前記予測上肢
血圧値決定手段74により決定された予測上肢血圧値E
BPU となる時期とが一致するように、切換弁26およ
び46を制御するカフ圧調整手段を含んでいる。このカ
フ圧調整手段による上記切換弁26および46の制御に
よるカフ圧PC1およびPC2の制御は、徐速変化が昇圧変
化である場合には、昇圧開始時期・昇圧速度の少なくと
も一方を調整することを意味し、徐速変化が降圧変化で
ある場合には、降圧開始時期・降圧開始圧力・降圧速度
の少なくとも一つを調整することを意味する。
【0022】図3および図4は、上記第2カフ圧制御手
段76における、切換弁26および46の制御によるカ
フ圧PC1およびPC2の制御の一例であり、いずれも予測
下肢血圧値EBPL として予測下肢収縮期圧EBPLSYS
が用いられ、予測上肢血圧値EBPU として予測上肢収
縮期圧EBPUSYSが用いられた場合である。図3は、2
つのカフ圧PC1・PC2の昇圧速度・降圧開始圧力・降圧
速度は等しくし、昇圧開始時期(すなわち、この場合は
降圧開始時期)を調整している。図4は、2つのカフ圧
C1・PC2の昇圧開始時期・昇圧速度・降圧開始時期・
降圧速度は等しくし、降圧開始圧力を調整し、予測下肢
収縮期圧EBPLSYSまたは予測下肢収縮期圧EBPUSYS
に予め実験に基づいて決定された所定値αを加えた値と
している。
【0023】第2下肢血圧値決定手段78は、第2カフ
圧制御手段76により、カフ圧PC1が徐速変化させられ
る過程において、順次採取される脈波信号SM1 が表す
脛骨動脈波の振幅の変化に基づきよく知られたオシロメ
トリック法を用いて足首12における足首血圧値BPL
すなわち足首収縮期圧BPLSYS・足首拡張期圧BPLD IA
等を決定する。第2上肢血圧値決定手段80は、第2カ
フ圧制御手段76により、カフ圧PC2が徐速変化させら
れる過程において、順次採取される脈波信号SM2 が表
す上腕動脈波の振幅の変化に基づきよく知られたオシロ
メトリック法を用いて上腕14における上腕血圧値BP
U すなわち上腕収縮期圧BPUSYS・上腕拡張期圧BP
UDIA等を決定する。
【0024】足首上腕血圧指数算出手段82は、第2下
肢血圧値決定手段78により決定された足首血圧値BP
L と、第2上肢血圧値決定手段80により決定された上
腕血圧値BPU とに基づいてABIを算出し、その算出
したABIを表示器62に表示する。
【0025】図5および図6は、上記電子制御装置36
の制御作動の要部を説明するフローチャートであって、
図5は初回の血圧測定ルーチンであり、図6は2回目の
血圧測定ルーチンである。図5において、まず、第1カ
フ圧制御手段70に対応するステップSA1乃至ステッ
プSA3(以下、ステップを省略する。)が実行され
る。SA1では、空気ポンプ28が駆動され、且つ、2
つの切換弁26・46が同時に圧力供給状態に切り換え
られることにより、2つのカフ20・40の同じ昇圧速
度での急速昇圧が開始される。図7(a)の時間t0
この状態を示している。
【0026】続くSA2では、2つのカフ20・40の
カフ圧PC1・PC2が180mmHg程度に予め設定された目
標圧迫圧PCM以上となったか否かが判断される。このS
A2の判断が否定された場合は、SA2の判断が繰り返
されることにより、カフ圧P C1およびPC2の急速昇圧の
状態が継続される。
【0027】そして、カフ圧PC1・PC2の上昇により上
記SA2の判断が肯定されると、続くSA3では、空気
ポンプ28が停止され且つ切換弁26・46が徐速排圧
状態に切り換えられて、それぞれのカフ20・40内の
圧力が予め定められた3mmHg/sec程度の緩やかな速度で
下降させられる。図7(a)の時間t1 はこの状態を示
している。
【0028】続くSA4では、脈波弁別回路32から逐
次供給される脈波信号SM1 、脈波弁別回路50から逐
次供給される脈波信号SM2 が読み込まれて脛骨動脈波
および上腕動脈波が一拍分検出されたか否かが判断され
る。この判断が否定された場合にはSA4の判断が繰り
返し実行されるが、肯定された場合には、SA5の血圧
値決定ルーチンが実行される。すなわち、一拍毎の脛骨
動脈波の振幅(ピーク値)および上腕動脈波の振幅(ピ
ーク値)がそれぞれ決定され、その振幅の変化に基づい
て、よく知られたオシロメトリック方式の血圧値決定ア
ルゴリズムに従って足首血圧値BPL および上腕血圧値
BPU が決定される。図7(b)は、SA5で逐次決定
される脛骨動脈波の振幅および上腕動脈波の振幅の時間
に対する変化の一例を示している。また、その血圧の決
定とともに、各切換弁26・46のバルブの開度に対す
る、それぞれの切換弁26・46と接続されたカフ20
・40のカフ圧PC1・PC2の変化速度がRAM60に記
憶される。
【0029】続くSA6では、上記SA5の血圧値決定
ルーチンにおいて、足首収縮期圧BPLSYSが決定された
か否かが判断される。この判断が否定された場合は、S
A9以下が直接実行される。しかし、SA6の判断が肯
定された場合は、続くSA7において、その足首収縮期
圧BPLSYSが予測下肢収縮期圧EBPLSYSに決定され
る。従って、前記SA5およびSA7が予測下肢血圧値
決定手段72に対応する。そして、続くSA8では、足
首収縮期圧BPLSYSが決定された時間がRAM60に記
憶される。図7(a)のt2 は足首収縮期圧BPLSYS
決定された時点を示している。
【0030】前記SA6の判断が否定された場合、また
は上記SA8が実行された場合、続くSA9では、前記
SA5の血圧値決定ルーチンにおいて上腕収縮期圧BP
USYSが決定されたか否かが判断される。この判断が否定
された場合は、SA12以下が直接実行される。しか
し、SA9の判断が肯定された場合は、続くSA10に
おいて、その上腕収縮期圧BPUSYSが予測上肢収縮期圧
EBPUSYSに決定される。従って、前記SA5およびS
A10が予測上肢血圧値決定手段74に対応する。そし
て、続くSA11では、上腕収縮期圧BPLSYSが決定さ
れた時間がRAM60に記憶される。図7(a)のt3
は上腕収縮期圧BPUSYSが決定された時点を示してい
る。なお、図7の例は、足首収縮期圧BPLSYSが上腕収
縮期圧BPUS YSよりも先に決定された場合、すなわち足
首収縮期圧BPLSYSが上腕収縮期圧BPUSYSよりも高い
場合が示してある。
【0031】前記SA9の判断が否定された場合、また
は上記SA11が実行された場合、続くSA12では、
前記SA5の血圧値決定ルーチンにおいて、2つの部位
における最低血圧値BPLDIA・BPUDIAが両方とも決定
されたか否かが判断される。この判断が否定されるうち
は、前記SA4以下が繰り返し実行されて、一拍毎に脛
骨動脈波の振幅および上腕動脈波の振幅が決定され、そ
れらの振幅の変化に基づいて血圧値決定ルーチンが継続
される。
【0032】上記SA12の判断が肯定されると、続い
て、第1カフ圧制御手段70に対応するSA13におい
て、2つの切換弁26・46が急速排圧状態に切り換え
られることにより、2つのカフ20・40内が急速に排
圧させられる。
【0033】続くSA14では、前記SA8で記憶され
た時間t2 と前記SA10において記憶された時間t3
との時間差、すなわち足首収縮期圧BPLSYSが決定され
てから上腕収縮期圧BPUSYSが決定されるまでの時間差
Δtが算出されて、本ルーチンが終了させられる。
【0034】図5の初回の血圧測定ルーチンが終了する
と、続いて図6に示す2回目の血圧測定ルーチンが実行
される。図6におけるカフ圧PC1およびPC2の制御は、
図5において決定された予測下肢収縮期圧EBPLSYS
よび予測上肢収縮期圧EBP USYSとを一致させる制御の
一例として、図3に示されたカフ圧の制御を実行するも
のであり、図5において、予測足首収縮期圧BPLSYS
予測上腕収縮期圧BP USYSよりも高く決定された場合を
例にしている。なお、図6の血圧測定ルーチンは、図5
の血圧測定ルーチン終了後、10秒程度に予め設定され
た所定時間経過後に実行される。
【0035】図6において、まず、第2カフ圧制御手段
76に対応するSB1乃至SB3が実行される。SB1
では、予測収縮期圧EBPSYS が低い側のカフのカフ圧
C(図6においてはカフ圧PC2)の制御が開始され
る。すなわち、空気ポンプ28が駆動させられ、且つ、
切換弁46が圧力供給状態に切り換えられることによ
り、カフ圧PC2の急速昇圧が開始され(前述の図3のt
0 はこの状態を示している。)、そのカフ圧PC2が18
0mmHg程度に設定された所定の目標圧力値PCMまで急速
昇圧させられた後、切換弁46が徐速排圧状態に切り換
えられることにより予め設定された速度(たとえば3mm
Hg/sec程度)で徐速降圧させられる。なお、2回目の血
圧測定における切換弁46のバルブの開度は、初回の血
圧測定においてRAM60に記憶された、切換弁46の
バルブの開度とカフ圧PC2の変化速度との関係に基づい
て決定される。これにより、カフ圧PC2は、精度よく上
記予め設定された速度で徐速降圧させられる。
【0036】続くSB2では、t0 からの時間が図5の
SA14で算出された時間差Δtを経過したか否かが判
断される。この判断が否定された場合はSB2の判断が
繰り返し実行されるが、肯定された場合には、続くSB
3においてカフ圧PC1の制御が開始される。このカフ圧
C1の制御は、カフ圧PC2と同様であり、カフ圧PC1
急速昇圧が開始され(図3のt1 はこの状態を示してい
る。)、そのカフ圧P C1がカフ圧PC2と同じ目標圧力値
CMまでカフ圧PC2と同じ速度で急速昇圧させられた
後、切換弁26がが徐速排圧状態に切り換えられること
によりカフ圧PC2と同じ速度で徐速降圧させられる。な
お、2回目の測定における切換弁26のバルブの開度
は、初回の血圧測定においてRAM68に記憶された、
切換弁26のバルブの開度とカフ圧PC1の変化速度との
関係に基づいて決定される。これにより、カフ圧P
C1は、精度よく上記予め設定された速度で徐速降圧させ
られる。
【0037】続くSB4では、脈波信号SM1 ・SM2
が読み込まれて脛骨動脈波および上腕動脈波の一拍分が
検出されたか否かが判断される。この判断が否定された
場合はSB4の判断が繰り返されるが、肯定された場合
は、続く第2下肢血圧値決定手段78および第2上肢血
圧値決定手段80に対応するSB5の血圧値決定ルーチ
ンにおいて、SB4で検出された脛骨動脈波の振幅の変
化に基づいて、足首収縮期圧BPLSYS等の足首血圧値B
L が決定されるとともに、上腕動脈波の振幅の変化に
基づいて、上腕収縮期圧BPUSYS等の上腕血圧値BPU
が決定される。
【0038】そして、続くSB6では、血圧決定が完了
したか否かが判断され、血圧決定が完了すると、続く第
2カフ圧制御手段76に対応するSB7において、カフ
20および40内が急速に排圧させられる。
【0039】続く足首上腕血圧指数算出手段82に対応
するSB8では、前記SB4で決定された足首収縮期圧
BPLSYSが、同じく前記SB4で決定された上腕収縮期
圧BPUSYSで割られることによりABIが算出され、且
つ、その算出されたABIが表示器62に表示される。
【0040】上述のように、本実施例によれば、第2カ
フ圧制御手段76(SB1乃至SB3)により、カフ圧
C1が徐速降圧過程において予め決定された予測下肢収
縮期圧EBPLSYSとなる時期と、カフ圧PC2が徐速降圧
過程において予め決定された予測上肢収縮期圧EBP
USYSとなる時期とが一致するように、カフ圧PC1および
カフ圧PC2が制御され、そのカフ圧PC1およびカフ圧P
C2の制御過程で、足首血圧測定装置16により足首収縮
期圧BPLSYSが測定され、上腕血圧測定装置18により
上腕収縮期圧BPUSYSが測定される。そして、足首上腕
血圧指数算出手段82(SB8)により、その足首収縮
期圧BPLSYSと上腕収縮期圧BPUSYSとに基づいてAB
Iが算出されることから、精度の高いABIを得ること
ができる。
【0041】また、本実施例によれば、予測下肢血圧値
決定手段72(SA5・SA7)により、ABIが算出
される直前にその生体について実際に測定された足首収
縮期圧BPLSYSが予測下肢収縮期圧EBPLSYSに決定さ
れ、予測上肢血圧値決定手段74(SA5・SA10)
により、ABIが算出される直前にその生体について実
際に測定された上腕収縮期圧BPUSYSが予測上肢収縮期
圧EBPUSYSに決定されることから、ABIを算出する
ための血圧測定において、足首収縮期圧BPLS YSが決定
される時期と上腕収縮期圧BPUSYSが決定される時期と
を精度よく一致させることができるので、より精度の高
いABIが得られる。
【0042】また、本実施例によれば、第1カフ圧制御
手段70(SA1乃至SA3)によりカフ圧PC1とカフ
圧PC2とが共通の値となるように制御されることから、
予測下肢収縮期圧EBPLSYSと予測上肢収縮期圧EBP
USYSとが比較的近い時期に決定される。従って、予測下
肢収縮期圧EBPLSYSと予測上肢収縮期圧EBPUSYS
の差に含まれる時間差に基づく血圧変動の影響を少なく
することができるので、足首収縮期圧BPLSYSが決定さ
れる時期と上腕収縮期圧BPUSYSが決定される時期とを
一層精度よく一致させることができる。
【0043】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0044】たとえば、前述の実施例の足首上腕血圧指
数測定装置10に備えられた足首血圧測定装置16は、
一方の足首における血圧値のみを測定するものであった
が、左右両方の足首における血圧値を測定する装置が備
えられてもよい。この場合、第2カフ圧制御手段によ
り、左足首に巻回されたカフのカフ圧が予め決定された
予測左足首血圧値となる時期と、右足首に巻回されたカ
フのカフ圧が予め決定された予測右足首血圧値となる時
期と、上腕に巻回されたカフのカフ圧が予め決定された
予測上肢血圧値となる時期とが、すべて一致するように
それぞれのカフ圧が制御されてもよいし、予め左右の足
首血圧値のうちいずれが低いかを決定し、その低い側の
足首に巻回されたカフのカフ圧が、予め決定された予測
下肢血圧値となる時期と、上腕に巻回されたカフのカフ
圧が予め決定された予測上肢血圧値となる時期とが一致
するように、それぞれのカフ圧が制御されてもよい。
【0045】また、前述の実施例では、予測下肢血圧値
決定手段72により、ABIが算出される生体について
実際に測定された足首血圧値BPL が予測血圧値EBP
L に決定されていたが、足首上腕血圧指数測定装置10
に入力装置が備えられ、その入力装置から入力される値
が予測下肢血圧値EBPL に決定されていてもよい。ま
た、予測上肢血圧値EBPU の場合も同様に、入力装置
から入力される値が予測上肢血圧値EBPU に決定され
てもよい。
【0046】また、前述の実施例では、足首血圧測定装
置16および上腕血圧測定装置18は、オシロメトリッ
ク法を用いて血圧値を測定するように構成されていた
が、コロトコフ音の発生時および消滅時のカフ圧に基づ
いて血圧値を測定する所謂K音方式により血圧測定する
ものであってもよいし、或いは、動脈の圧迫圧の変化過
程で動脈の直上に置かれた超音波発振器および受信器に
よりその動脈管の開閉を検出する超音波ドップラー方式
により血圧測定するものであっても差し支えない。
【0047】また、前述の実施例では、下肢血圧値を測
定する部位として足首が選択され、上肢血圧値を測定す
る部位として上腕が選択されていたが、足首に代えて大
腿部または足先が選択されてもよいし、上腕に代えて手
首または指先が選択されてもよい。
【0048】その他、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された足首上腕血圧指数測定装置
の構成を説明するブロック線図である。
【図2】図1の実施例の電子制御装置の制御機能の要部
を説明する機能ブロック線図である。
【図3】図2の第2カフ圧制御手段により制御されるカ
フ圧PC1およびPC2の制御の一例であって、昇圧開始速
度を調整した例を示す図である。
【図4】図2の第2カフ圧制御手段により制御されるカ
フ圧PC1およびPC2の制御の一例であって、降圧開始圧
力が調整された例を示す図である。
【図5】図1の実施例の電子制御装置の制御作動の要部
を説明するフローチャートであって、初回の血圧測定ル
ーチンを説明する図である。
【図6】図1の実施例の電子制御装置の制御作動の要部
を説明するフローチャートであって、2回目の血圧測定
ルーチンを説明する図である。
【図7】(a)図5の初回の血圧測定ルーチンのカフ圧
C1およびPC2の制御を説明する図である。(b)図5
の初回の血圧測定ルーチンで逐次決定される脛骨動脈波
の振幅および上腕動脈波の振幅の時間に対する変化の一
例を示す図である。
【符号の説明】
10:足首上腕血圧指数測定装置(下肢上肢血圧指数測
定装置) 20:カフ(下肢用カフ) 16:足首血圧測定装置(下肢血圧測定装置) 18:上腕血圧測定装置(上肢血圧測定装置) 40:カフ(上肢用カフ) 70:第1カフ圧制御手段 72:予測下肢血圧値決定手段 74:予測上肢血圧値決定手段 76:第2カフ圧制御手段 82:足首上腕血圧指数算出手段(下肢上肢血圧指数算
出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の下肢に巻回された下肢用カフの圧
    迫圧力の徐速変化過程において、逐次得られる脈波に基
    づいて該下肢における下肢血圧値を測定する下肢血圧測
    定装置と、該生体の上肢に巻回された上肢用カフの圧迫
    圧力の徐速変化過程において、逐次得られる脈波に基づ
    いて該上肢における上肢血圧値を決定する上肢血圧測定
    装置とを備えた下肢上肢血圧指数測定装置であって、 前記下肢用カフのカフ圧が、徐速変化過程において、前
    記下肢血圧値の予測値として予め決定された予測下肢血
    圧値となる時期と、前記上肢用カフのカフ圧が、徐速変
    化過程において、前記上肢血圧値の予測値として予め決
    定された予測上肢血圧値となる時期とが一致するよう
    に、前記下肢用カフのカフ圧および前記上肢用カフのカ
    フ圧を制御する第2カフ圧制御手段と、 該第2カフ圧制御手段により前記下肢用カフの圧迫圧力
    および前記上肢用カフの圧迫圧力が制御されている過程
    で、前記下肢血圧測定装置により測定された下肢血圧値
    と前記上肢血圧測定装置により測定された上肢血圧値と
    に基づいて、下肢上肢血圧指数を算出する下肢上肢血圧
    指数算出手段とを、含むことを特徴とする下肢上肢血圧
    指数測定装置。
  2. 【請求項2】 前記下肢上肢血圧指数を算出するための
    下肢血圧測定に先立って、前記下肢血圧測定装置により
    前記生体の下肢血圧値を測定し、該下肢血圧値を前記予
    測下肢血圧値に決定する予測下肢血圧値決定手段と、 前記下肢上肢血圧指数を算出するための上肢血圧測定に
    先立って、前記上肢血圧測定装置により前記生体の上肢
    血圧値を測定し、該上肢血圧値を前記予測上肢血圧値に
    決定する予測上肢血圧値決定手段とを、さらに含むこと
    を特徴とする請求項1記載の下肢上肢血圧指数測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記予測下肢血圧値決定手段による前記
    下肢血圧値の測定のための前記下肢用カフのカフ圧と、
    前記予測上肢血圧値決定手段による前記上肢血圧値の測
    定のための前記上肢用カフのカフ圧とを、共通の値を用
    いて制御する第1カフ圧制御手段を、さらに含むことを
    特徴とする請求項2記載の下肢上肢血圧指数測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009052113A1 (en) * 2007-10-15 2009-04-23 Summit Doppler Systems, Inc. System and method for a non-supine extremity blood pressure ratio examination

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