JP2000342162A - 製パン改良剤組成物及びパン類の製造方法 - Google Patents

製パン改良剤組成物及びパン類の製造方法

Info

Publication number
JP2000342162A
JP2000342162A JP11153036A JP15303699A JP2000342162A JP 2000342162 A JP2000342162 A JP 2000342162A JP 11153036 A JP11153036 A JP 11153036A JP 15303699 A JP15303699 A JP 15303699A JP 2000342162 A JP2000342162 A JP 2000342162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
juice
fermented milk
composition according
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11153036A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ogasawara
裕 小笠原
Naruhiro Egawa
成宏 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinka Shokuhin Co Ltd
Original Assignee
Shinka Shokuhin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinka Shokuhin Co Ltd filed Critical Shinka Shokuhin Co Ltd
Priority to JP11153036A priority Critical patent/JP2000342162A/ja
Publication of JP2000342162A publication Critical patent/JP2000342162A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示が必要な食品添加物を添加することな
く、優れた品質のパン類を安定に製造可能とする。 【解決手段】 製パン改良剤として、カムカム果汁を用
いる。カムカム果汁は、果物の中で最も多量にビタミン
C(アスコルビン酸)を含み、天然のビタミンC供給源
となる。ビタミンCの含有量はレモンの50倍以上であ
り、僅かな添加量で十分に生地の酸化効果を発揮し、得
られるパン類の風味を損なうこともない。ただし、パン
品質や工程での生地面等で問題点もあることから、発酵
乳、糖類及びカゼイン加水分解物を配合してこれらの問
題点を是正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製パン改良剤組成
物及びパン類の製造方法に関するものであり、特に、カ
ムカム果汁を利用した新規な製パン改良剤組成物及びパ
ン類の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パン類の製造に際しては、パン
用品質改良剤と言われる食品添加物を乳化剤製剤と組み
合わせて使用しており、パンのボリュームを出すために
L−アスコルビン酸やL−シスチン等の生地強化剤を臭
素酸カリウムの代替品として添加することが広く行われ
ている。
【0003】近年、食品添加物に関して消費者の関心が
高まり、食品添加物の無添加タイプのパンや、表示が必
要な添加物を添加していない無表示タイプのパンが市場
で見られるようになっている。
【0004】また、消費者の無添加タイプ、無表示タイ
プの製品への要求も少しずつ拡大してきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機械化
大量生産を考えた場合、パン用品質改良剤を完全に抜き
去ることは非常に難しい。
【0006】機械化大量生産でのパン類の製造方法にお
いて、特に無添加での製造を考えた場合、最も重要なの
は、食品添加物を使用せずに生地の酸化効果をいかにし
て確保するかである。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、食品添加物として表示する必要
のない成分のみからなる新規な製パン改良剤組成物を提
供することを目的とし、さらに、これまで一般に使用さ
れてきた食品添加物(パン用品質改良剤,乳化剤製剤)
を使用することのないパン類の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の製パン改良剤組成物は、カムカム果汁を
含有し、これに発酵乳、糖類及びカゼイン加水分解物が
配合されていることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明のパン類の製造方法は、カム
カム果汁を含有し、これに発酵乳、糖類及びカゼイン加
水分解物が配合された製パン改良剤組成物を小麦粉に添
加し、中種法によりパン類を製造することを特徴とする
ものである。
【0010】カムカムは、レモンの50倍以上のビタミ
ンCを含有しており、その含有量は2〜3%にもなる。
【0011】天然物であるカムカムは、食品添加物とし
て表示する必要がなく、パン類の製造において、ビタミ
ンCの優れた供給源となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した製パン改
良剤組成物及びパン類の製造方法について詳細に説明す
る。
【0013】先ず、本発明の製パン改良剤組成物は、ビ
タミンC供給源としてのカムカム果汁を含むものであ
り、これに発酵乳、糖類及びカゼイン加水分解物を配合
してなるものである。
【0014】カムカムは、ペルー、アマゾン地方を原産
地とし、これらの地方において生育される潅木であり、
科学名は「Myciaria dubia (H.B.K) MYRTACEAE」であ
る。
【0015】その果実は、直径10〜32mm程度であ
り、赤から紫、そら豆の形をした長さ8〜15mmの種
を持つ。
【0016】カムカムの果実は、他の果物に比べて格段
に多量のビタミンCを含んでおり、ビタミンC含有量は
2〜3%と、例えばレモンの50倍以上にも達する。ビ
タミンCを多量に含むことで知られるアセロラに比べて
も2倍以上である。
【0017】本発明では、このカムカムの果汁を、製パ
ンにおける酸化剤、すなわちビタミンCの供給源として
利用する。
【0018】カムカム果汁は、上記の通り多量のビタミ
ンCを含むので、少量の添加で済み、パン類の風味を損
なうこともない。
【0019】上記カムカム果汁は、そのままのストレー
ト果汁を用いてもよいし、濃縮果汁や粉末化したもの等
を用いてもよい。また、パルプは含んでいてもよいし、
含んでいなくともよい。
【0020】いずれの場合においても、上記カムカム果
汁の含有量は、ストレート果汁換算で0.25重量%以
上とすることが好ましい。含有量が0.25重量%未満
であると、ビタミンC源としての機能が不足し、製パン
改良剤組成物を多量に添加することが必要となる。
【0021】上記カムカム果汁のみでのパン類の製造
は、パン品質や工程での生地面等を含めて様々な問題が
ある。
【0022】そこで、本発明では、上記カムカム果汁に
対して発酵乳、糖類及びカゼイン加水分解物を配合し、
製パン改良剤組成物とする。
【0023】上記発酵乳は、例えば牛乳を乳酸菌発酵さ
せてなる乳酸菌発酵物であり、その配合量は0.5重量
%以上であることが好ましい。
【0024】上記糖類としては、上白糖、水アメ、液
糖、オリゴ糖、還元澱粉糖化物から選ばれる少なくとも
1種が使用可能であり、その配合量は5重量%以上とす
ることが好ましい。
【0025】上記カゼイン加水分解物は、蛋白質の1種
であるカゼインを加水分解してなるものであり、その配
合量は0.05〜50重量%とすることが好ましい。
【0026】本発明の製パン改良剤組成物は、パン類の
製造にあたって、中種生地法、直捏生地法の何れにも適
用することができ、またその添加時期は問わない。例え
ば、中種生地法に適用した場合、上記組成の製パン改良
剤組成物を、中種段階でパン生地に添加混捏してもよい
し、本捏段階でパン生地に添加混捏してもよい。
【0027】このとき、上記製パン改良剤組成物の添加
量は、上記カムカム果汁の割合がストレート果汁換算で
小麦粉に対して0.0025〜2.0重量%、上記発酵
乳の割合が小麦粉に対して0.005〜5.0重量%、
上記糖類の割合が小麦粉に対して0.05〜5.0重量
%、上記カゼイン加水分解物の割合が小麦粉に対して
0.0005〜0.5重量%となるように設定すること
が好ましい。
【0028】また、上記製パン改良剤組成物は、酵素剤
と併用することも可能である。この場合、プロテアーゼ
とアミラーゼの混合タイプのものが好適である。
【0029】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例について、具
体的な実験結果に基づいて詳細に説明する。
【0030】実験例1 70%中種法において、カムカムストレート果汁を用
い、表1に示す配合・工程により製パン試験を行った。
結果を表2に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】この試験結果を見ても明らかなように、カ
ムカムストレート果汁を用いることで、無添加の場合に
比べてパンのボリューム、パンの老化性、パン生地の物
性、パンの風味等の点で改良が見られた。
【0034】また、カムカム果汁の添加量の増加にした
がって、パンのボリュームの増加も見られた。
【0035】実験例2 先の実験例1と同様、70%中種法において、表3に示
す配合・工程により製パン試験を行い、カムカムストレ
ート果汁を用いた場合とビタミンCを用いた場合とを比
較した。結果を表4に示す。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】この結果、カムカムストレート果汁を0.
1〜0.2%(以下、特に断りのない限り重量%であ
る。)添加することにより、ビタミンC25ppm添加
したときと同等のパンボリューム、生地物性が得られる
ことがわかる。
【0039】パンの老化性については、カムカムストレ
ート果汁を0.1〜0.2%添加した実施例5,6にお
いて、ビタミンCを25ppm添加した比較例3よりも
良好な結果であった。
【0040】実験例3 本実験では、70%中種法による食パンの製造におい
て、ビタミンC20ppm,40ppmに対するカムカ
ムストレート果汁の効果の確認を行った。
【0041】製パン試験における配合・工程を表5に、
結果を表6に示す。
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】表6からも明らかなように、カムカムスト
レート果汁を用いた場合、ビタミンC20ppmに対し
ては若干パンボリュームが劣るが、ビタミンC40pp
mに対しては、ほぼ同等のパンボリュームが出ている。
【0045】パンの老化性については、カムカムストレ
ート果汁を添加した実施例において、ビタミンCを添加
した比較例よりも良好な結果であった。
【0046】実験例4 本実験では、70%中種法による食パンの製造におい
て、ビタミンC型パン用品質改良剤との比較、及び酵素
剤との併用効果の確認試験を行った。
【0047】製パン試験における配合・工程を表7に、
結果を表8に示す。
【0048】
【表7】
【0049】
【表8】
【0050】なお、ビタミンC型パン用品質改良剤(シ
ンカTO−250)及び酵素剤(プロテアーゼとアミラ
ーゼの混合タイプ)の組成は下記の通りである。
【0051】<ビタミンC型パン用品質改良剤(シンカ
TO−250)> 硫酸カルシウム 13.75重量% 炭酸カルシウム 3.75重量% リン酸二水素カルシウム 6.88重量% 塩化アンモニウム 25.00重量% 骨焼成カルシウム 0.75重量% グリセリン脂肪酸エステル 3.25重量% L−シスチン 3.25重量% L−アスコルビン酸 0.68重量% α−アミラーゼ 1.00重量% グルコアミラーゼ 0.15重量% 食品素材(澱粉等) 41.54重量% <酵素剤(プロテアーゼとアミラーゼの混合タイプ)> α−アミラーゼ 2.30重量% プロテアーゼ 0.40重量% グルコアミラーゼ 0.80重量% 食品素材(澱粉等) 96.50重量% ビタミンC型パン用品質改良剤との比較では、カムカム
ストレート果汁を小麦粉に対して0.1%添加した比較
例7は、パンボリュームの点でやや差があった。
【0052】また、生地物性やパンの老化性、パンの食
感の点でも劣っていたが、プロテアーゼとアミラーゼの
混合タイプの酵素剤を併用してやると改善効果が見られ
た。
【0053】実験例5 本実験では、ストレート法による食パンの製造におい
て、カムカムストレート果汁と発酵乳、カゼイン加水分
解物、糖類との併用効果の確認試験を行った。
【0054】カムカムストレート果汁を小麦粉に対して
0.2%添加し、それに対して発酵乳0.2%、カゼイ
ン加水分解物100ppm、糖類0.5%を併用した。
【0055】製パン試験における配合・工程を表9に、
結果を表10に示す。
【0056】
【表9】
【0057】
【表10】
【0058】表10より、発酵乳の併用により生地物性
の改善が図れ、糖類の併用により生地物性の改善とパン
の老化性の改善が図れた。
【0059】また、カゼイン加水分解物の併用により、
パンボリュームの大きな改善が図れ、生地物性の改善も
図れた。
【0060】カムカムストレート果汁の無添加に対し、
発酵乳とカゼイン加水分解物の併用は、パンボリューム
の点で劣り、パンの老化性の点でも大きく劣っていた。
【0061】実験例6 本実験では、ストレート法による食パンの製造におい
て、カムカムストレート果汁と発酵乳、カゼイン加水分
解物、糖類との併用効果の確認試験を行った。
【0062】カムカムストレート果汁を小麦粉に対して
0.2%添加し、それに対して発酵乳0.2%、カゼイ
ン加水分解物100ppm、糖類0.5%を併用した。
【0063】製パン試験における配合・工程を表11
に、結果を表12に示す。
【0064】
【表11】
【0065】
【表12】
【0066】表12から明らかなように、発酵乳とカゼ
イン加水分解物の併用は、生地物性の点で改善効果が見
られ、パンボリュームやパンの老化性の点では改善効果
が見られなかった。
【0067】発酵乳と糖類の併用により、生地物性やパ
ンの老化性の点で改善効果が見られた。
【0068】カムカムストレート果汁の無添加に対し、
発酵乳とカゼイン加水分解物の併用は、全ての点で改善
効果は見られなかった。
【0069】実験例7 本実験では、ストレート法による食パンの製造におい
て、カムカムストレート果汁と発酵乳、カゼイン加水分
解物、糖類との併用効果の確認試験を行った。
【0070】カムカムストレート果汁を小麦粉に対して
0.2%添加し、それに対して発酵乳0.2%、カゼイ
ン加水分解物100ppm、糖類0.5%を併用した。
【0071】製パン試験における配合・工程を表13
に、結果を表14に示す。
【0072】
【表13】
【0073】
【表14】
【0074】表14から明らかなように、発酵乳とカゼ
イン加水分解物の併用は、改善効果が見られず、糖類と
カゼイン加水分解物の併用により、生地物性、パンボリ
ューム、そしてパンの老化性の点で改善効果が見られ
た。
【0075】カムカムストレート果汁の無添加に対し、
発酵乳とカゼイン加水分解物の併用は、全ての点で改善
効果は見られなかった。
【0076】実験例8 本実験では、ストレート法による食パンの製造におい
て、カムカムストレート果汁と発酵乳、カゼイン加水分
解物との併用効果の確認試験を行った。
【0077】カムカムストレート果汁を小麦粉に対して
0.2%添加したものを比較例11とし、カムカムスト
レート果汁を小麦粉に対して0.1%添加し、それに発
酵乳0.5%、カゼイン加水分解物200ppmを併用
したものと比較を行った。
【0078】製パン試験における配合・工程を表15
に、結果を表16に示す。
【0079】
【表15】
【0080】
【表16】
【0081】表16から明らかなように、カムカムスト
レート果汁を半分量にしても、発酵乳とカゼイン加水分
解物の併用により、パンボリュームやパンの老化性の点
で比較例11とほとんど劣らない結果となった。パンの
食感等の品質面では、改善効果が見られた。
【0082】カゼイン加水分解物(200ppm)を併
用したものは、パンの食感等の品質面で大きな改善効果
があった。
【0083】実験例9 本実験では、70%中種法による食パンの製造におい
て、ビタミンC型パン用品質改良剤とカムカムストレー
ト果汁に発酵乳、糖類、カゼイン加水分解物等を混合し
た混合液との比較、及び酵素剤との併用効果の確認試験
を行った。
【0084】製パン試験における配合・工程を表17
に、結果を表18に示す。
【0085】
【表17】
【0086】
【表18】
【0087】なお、酵素剤(アミラーゼタイプ)の組成
は下記の通りである。
【0088】<酵素剤(アミラーゼタイプ)> α−アミラーゼ 1.40重量% グルコアミラーゼ 0.10重量% 食品素材(澱粉等) 98.50重量% ビタミンC型パン用品質改良剤との比較では、生地物性
やパンボリューム、パンの老化性の点で混合液A,Bと
もにやや劣っていた。
【0089】これらの混合液に酵素剤(アミラーゼタイ
プ)を併用したものでは、生地物性とパンの老化性の点
で改善効果があったが、パンボリュームの点では、逆に
ボリューム低下となった。
【0090】実験例10 本実験では、70%中種法による食パンの製造におい
て、ビタミンC型パン用品質改良剤と、カムカムストレ
ート果汁に発酵乳、糖類、カゼイン加水分解物等を混合
した混合液の添加量変化による比較を行った。
【0091】製パン試験における配合・工程を表19
に、結果を表20に示す。
【0092】
【表19】
【0093】
【表20】
【0094】ビタミンC型パン用品質改良剤との比較で
は、混合液Cは1%の添加量とすることにより、パンの
老化性の点で良好で、生地物性やパンのボリュームの点
でも比較例13と近い特性を持っていた。
【0095】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、食品添加物として表示する必要のない成分
を用い、これまでと遜色のない製パン改良剤組成物を提
供することが可能である。
【0096】また、かかる製パン改良剤組成物をパン類
の製造に用いることで、これまで一般に使用されてきた
食品添加物(パン用品質改良剤,乳化剤製剤)を使用す
ることなく、品質に優れたパン類を製造することが可能
である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムカム果汁を含有し、これに発酵乳、
    糖類及びカゼイン加水分解物が配合されていることを特
    徴とする製パン改良剤組成物。
  2. 【請求項2】 上記カムカム果汁がストレート果汁、ま
    たは濃縮果汁であることを特徴とする請求項1記載の製
    パン改良剤組成物。
  3. 【請求項3】 上記カムカム果汁の割合がストレート果
    汁換算で0.25重量%以上であることを特徴とする請
    求項2記載の製パン改良剤組成物。
  4. 【請求項4】 上記発酵乳が乳酸菌による乳酸発酵物で
    あることを特徴とする請求項1記載の製パン改良剤組成
    物。
  5. 【請求項5】 上記発酵乳の割合が0.5重量%以上で
    あることを特徴とする請求項4記載の製パン改良剤組成
    物。
  6. 【請求項6】 上記糖類が上白糖、水アメ、液糖、オリ
    ゴ糖、還元澱粉糖化物から選ばれる少なくとも1種であ
    ることを特徴とする請求項1記載の製パン改良剤組成
    物。
  7. 【請求項7】 上記糖類の割合が5重量%以上であるこ
    とを特徴とする請求項6記載の製パン改良剤組成物。
  8. 【請求項8】 上記カゼイン加水分解物の割合が0.0
    5重量%以上であることを特徴とする請求項1記載の製
    パン改良剤組成物。
  9. 【請求項9】 さらに酵素剤が配合されていることを特
    徴とする請求項1記載の製パン改良剤組成物。
  10. 【請求項10】 上記酵素剤がプロテアーゼ及び/又は
    アミラーゼを含有することを特徴とする請求項9記載の
    製パン改良剤組成物。
  11. 【請求項11】 カムカム果汁を含有し、これに発酵
    乳、糖類及びカゼイン加水分解物が配合された製パン改
    良剤組成物を小麦粉に添加し、中種法によりパン類を製
    造することを特徴とするパン類の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記カムカム果汁の割合がストレート
    果汁換算で小麦粉に対して0.0025〜2.0重量%
    となるように上記製パン改良剤組成物を添加することを
    特徴とする請求項11記載のパン類の製造方法。
  13. 【請求項13】 上記発酵乳の割合が小麦粉に対して
    0.005〜5.0重量%となるように上記製パン改良
    剤組成物を添加することを特徴とする請求項11記載の
    パン類の製造方法。
  14. 【請求項14】 上記糖類の割合が小麦粉に対して0.
    05〜5.0重量%となるように上記製パン改良剤組成
    物を添加することを特徴とする請求項11記載のパン類
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記カゼイン加水分解物の割合が小麦
    粉に対して0.0005〜0.5重量%となるように上
    記製パン改良剤組成物を添加することを特徴とする請求
    項11記載のパン類の製造方法。
JP11153036A 1999-05-31 1999-05-31 製パン改良剤組成物及びパン類の製造方法 Withdrawn JP2000342162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153036A JP2000342162A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 製パン改良剤組成物及びパン類の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153036A JP2000342162A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 製パン改良剤組成物及びパン類の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000342162A true JP2000342162A (ja) 2000-12-12

Family

ID=15553582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11153036A Withdrawn JP2000342162A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 製パン改良剤組成物及びパン類の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000342162A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2857223A1 (fr) * 2003-07-08 2005-01-14 Lesaffre & Cie Procede et composition de panification
WO2013029634A2 (es) 2011-09-03 2013-03-07 Pharmabrand S.A. Composición antioxidante, antigripal natural.
KR102238634B1 (ko) * 2020-03-18 2021-05-04 에스피씨 주식회사 풍미 및 영양이 향상된 밀기울-우유 유산균 발효물의 제조방법 및 그로부터 제조된 빵
RU2782349C1 (ru) * 2022-03-11 2022-10-26 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Волгоградский государственный аграрный университет" (ФГБОУ ВО Волгоградский ГАУ) Состав теста для производства хлеба формового штучного

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2857223A1 (fr) * 2003-07-08 2005-01-14 Lesaffre & Cie Procede et composition de panification
WO2013029634A2 (es) 2011-09-03 2013-03-07 Pharmabrand S.A. Composición antioxidante, antigripal natural.
KR102238634B1 (ko) * 2020-03-18 2021-05-04 에스피씨 주식회사 풍미 및 영양이 향상된 밀기울-우유 유산균 발효물의 제조방법 및 그로부터 제조된 빵
RU2782349C1 (ru) * 2022-03-11 2022-10-26 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Волгоградский государственный аграрный университет" (ФГБОУ ВО Волгоградский ГАУ) Состав теста для производства хлеба формового штучного

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104782702A (zh) 天然酵母面包及其制作方法
CN104757043A (zh) 天然酵母中种面团及其制作方法
CN104642478A (zh) 一种香菇饼干
CN104782703A (zh) 天然酵母面包面团及其制作方法
EP2801257A1 (en) Leavening preparation comprising a stabilized enzymatic mixture
JPS605246B2 (ja) ベーカリープロセスおよび製品
JP2000342162A (ja) 製パン改良剤組成物及びパン類の製造方法
CN116326619A (zh) 一种复配酶制剂及高纤全麦吐司及其生产方法
JP4171521B2 (ja) パンの製造方法
JPH03224431A (ja) パン生地
JP2000300158A (ja) 製パン改良剤
JP2571513B2 (ja) 乳化油脂組成物、及び、それを使用したパン
JP2688525B2 (ja) 製パン改良剤およびパン類の製造法
JP3161883B2 (ja) オリゴ糖入りパンの製造方法
JP2000083573A (ja) 冷凍パン生地改良剤
JP2002345392A (ja) ほのかな香りと甘みを有するパン及びその製造法
JPH11266775A (ja) サワーブレッドの製造方法
RU2188551C1 (ru) Способ производства хлебобулочного изделия
KR100249647B1 (ko) 주종발효빵및그제조방법
JPWO2006088043A1 (ja) パンの製造法
RU2208934C2 (ru) Способ приготовления пшеничной закваски
US1272220A (en) Process of making leavened bread from wheat-flour and cornmeal.
US863021A (en) Method of making bread.
JPH1175672A (ja) パンの製造方法
RU2202206C2 (ru) Способ производства ржано-пшеничного хлеба

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801