JP2000342058A - 法面緑化基盤材及び法面緑化工法 - Google Patents
法面緑化基盤材及び法面緑化工法Info
- Publication number
- JP2000342058A JP2000342058A JP11160008A JP16000899A JP2000342058A JP 2000342058 A JP2000342058 A JP 2000342058A JP 11160008 A JP11160008 A JP 11160008A JP 16000899 A JP16000899 A JP 16000899A JP 2000342058 A JP2000342058 A JP 2000342058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp
- slope
- kenaf
- base material
- greening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 法面等の土壌侵食を防止し植物の発芽率の高
い法面緑化基盤材と、法面緑化工法を提供すること。 【解決手段】 ケナフパルプを主成分とする法面緑化基
盤材、及び上記の法面緑化基盤材を水に希釈し、定植種
の種子等の緑化基材と混ぜて圧力吹き付け機により法面
に吹き付ける法面緑化工法。
い法面緑化基盤材と、法面緑化工法を提供すること。 【解決手段】 ケナフパルプを主成分とする法面緑化基
盤材、及び上記の法面緑化基盤材を水に希釈し、定植種
の種子等の緑化基材と混ぜて圧力吹き付け機により法面
に吹き付ける法面緑化工法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケナフを主成分と
した法面緑化基盤材及びこれを使用した法面緑化工法に
関する。
した法面緑化基盤材及びこれを使用した法面緑化工法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】道路建設や土地造成等に伴って形成され
る法面等には、その保護と景観を保持するために芝や花
等の植物を植生して緑化が図られている。このような緑
化工法の一つに、植物の種子や土壌改良材、高分子系粘
結合材、肥料等を混合した植生基材を吹付機で法面上に
吹き付ける吹付工法がある。この吹付工法は広範囲な法
面への作業には有効であるが、従来の吹付工法では法面
等の基盤の安定材としての機能に欠けているために、法
面上に吹き付けた植生基材が降雨や風等に伴う土壌侵食
や飛散から安定化させることが困難である。
る法面等には、その保護と景観を保持するために芝や花
等の植物を植生して緑化が図られている。このような緑
化工法の一つに、植物の種子や土壌改良材、高分子系粘
結合材、肥料等を混合した植生基材を吹付機で法面上に
吹き付ける吹付工法がある。この吹付工法は広範囲な法
面への作業には有効であるが、従来の吹付工法では法面
等の基盤の安定材としての機能に欠けているために、法
面上に吹き付けた植生基材が降雨や風等に伴う土壌侵食
や飛散から安定化させることが困難である。
【０００３】そこで吹付工法に代えて、２枚の水分解性
シート間に植生材料の種子や土壌改良材、保水材、肥料
等を介在させ、格子状にシートをヒートセットしてなる
植生帯も公知である。また、木材パルプに、叩解されて
フイブリル化されたピートモス、バーク等の有機質土壌
改良材をすき込むとともに、種子を混在させて乾燥し水
分解性の薄層シートにした植生帯（特公平３−６８９７
１）や、合成繊維からなる厚手のマット状繊維集合体と
薄手の水解性シートの間に植生種子、肥料、土壌改良材
等よりなる植生材料を介在させて接合一体化した植生基
体（特開平９−３９０４）等も提案されている。
シート間に植生材料の種子や土壌改良材、保水材、肥料
等を介在させ、格子状にシートをヒートセットしてなる
植生帯も公知である。また、木材パルプに、叩解されて
フイブリル化されたピートモス、バーク等の有機質土壌
改良材をすき込むとともに、種子を混在させて乾燥し水
分解性の薄層シートにした植生帯（特公平３−６８９７
１）や、合成繊維からなる厚手のマット状繊維集合体と
薄手の水解性シートの間に植生種子、肥料、土壌改良材
等よりなる植生材料を介在させて接合一体化した植生基
体（特開平９−３９０４）等も提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら植生帯を使用す
る法面等の緑化方法では、植生材料が降雨や風等に伴い
滑落や飛散で損失する危険性は多少は減少するが、植生
帯の製造コストが高くつき、しかも法面が広範囲に及ぶ
場合にはその植生帯を敷設する作業に人手を要する。本
発明は、かかる現状に鑑みて、特に法面等の土壌侵食を
防止し植物の発芽率の高い法面緑化基盤材と、吹き付け
工法による法面緑化工法を提供することを目的とする。
る法面等の緑化方法では、植生材料が降雨や風等に伴い
滑落や飛散で損失する危険性は多少は減少するが、植生
帯の製造コストが高くつき、しかも法面が広範囲に及ぶ
場合にはその植生帯を敷設する作業に人手を要する。本
発明は、かかる現状に鑑みて、特に法面等の土壌侵食を
防止し植物の発芽率の高い法面緑化基盤材と、吹き付け
工法による法面緑化工法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
達成するために検討の結果、ケナフパルプが土壌侵食や
種子の発芽率が高いこと等を見出し本発明を完成した。
達成するために検討の結果、ケナフパルプが土壌侵食や
種子の発芽率が高いこと等を見出し本発明を完成した。
【０００６】すなわち、本発明の請求項１記載の法面緑
化基盤材は、ケナフパルプを主成分とするものである。
化基盤材は、ケナフパルプを主成分とするものである。
【０００７】また本発明の請求項２に記載の法面緑化工
法は、上記の法面緑化基盤材を水に希釈し、定植種の種
子等の緑化材と混ぜて圧力吹き付け機により法面に吹き
付けることを特徴とするものである。
法は、上記の法面緑化基盤材を水に希釈し、定植種の種
子等の緑化材と混ぜて圧力吹き付け機により法面に吹き
付けることを特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。先ず、本発明に使用するケナフとは、ハイ
ビスカス等と同じ仲間でアオイ科の一年生植物で、成長
が早く、半年で高さ４〜５ｍ、幹の直系４〜５ｃｍにも
なり、一番成長の早いときには１日で１０ｃｍぐらい伸
びる。このようにケナフは、光合成速度が早いので二酸
化炭素を多量に吸収できることから、二酸化炭素による
地球温暖化、森林破壊という地球問題を同時に解決する
手段の一つとして注目されている。
に説明する。先ず、本発明に使用するケナフとは、ハイ
ビスカス等と同じ仲間でアオイ科の一年生植物で、成長
が早く、半年で高さ４〜５ｍ、幹の直系４〜５ｃｍにも
なり、一番成長の早いときには１日で１０ｃｍぐらい伸
びる。このようにケナフは、光合成速度が早いので二酸
化炭素を多量に吸収できることから、二酸化炭素による
地球温暖化、森林破壊という地球問題を同時に解決する
手段の一つとして注目されている。
【０００９】ケナフは成長が早く繊維質に富むことか
ら、１９６０年代にアメリカで木材に代わる紙パルプ原
料として選ばれ使用されてきている。本発明では、ケナ
フをパルプ化することで、法面緑化基盤材として有効利
用するものである。即ち、刈り取ったケナフをチップ化
して、機械的に処理したメカニカル（ケナフ）パルプを
乾燥し、適宜、水に希釈しスラリー化することで法面へ
の吹き込み緑化材料として使用するものである。
ら、１９６０年代にアメリカで木材に代わる紙パルプ原
料として選ばれ使用されてきている。本発明では、ケナ
フをパルプ化することで、法面緑化基盤材として有効利
用するものである。即ち、刈り取ったケナフをチップ化
して、機械的に処理したメカニカル（ケナフ）パルプを
乾燥し、適宜、水に希釈しスラリー化することで法面へ
の吹き込み緑化材料として使用するものである。
【００１０】なお、通常木材等から製紙用のパルプを製
造するには原料を機械的に処理して作ったメカニカルパ
ルプ、薬品処理して作ったケミカルパルプ、薬品処理と
機械処理を併用して作ったセミケミカルパルプが知られ
ている。しかしながらケミカルパルプは、繊維が溶解し
たり短く切断されやすい点では法面緑化基盤材には不適
である。また製紙用のメカニカルパルプの製造には叩解
機が使用されているが、水中にて原料の繊維が短く切断
されたり、縦に細く裂かれたり、押し潰されて膨潤コウ
（膠）化する作用を同時に受けることから、法面保護材
料としてはパルプ中の繊維が可能な限り長い状態で存在
する叩解機を使用するのが望ましい。
造するには原料を機械的に処理して作ったメカニカルパ
ルプ、薬品処理して作ったケミカルパルプ、薬品処理と
機械処理を併用して作ったセミケミカルパルプが知られ
ている。しかしながらケミカルパルプは、繊維が溶解し
たり短く切断されやすい点では法面緑化基盤材には不適
である。また製紙用のメカニカルパルプの製造には叩解
機が使用されているが、水中にて原料の繊維が短く切断
されたり、縦に細く裂かれたり、押し潰されて膨潤コウ
（膠）化する作用を同時に受けることから、法面保護材
料としてはパルプ中の繊維が可能な限り長い状態で存在
する叩解機を使用するのが望ましい。
【００１１】先ず、本発明の法面緑化基盤材の具体的な
製造方法について説明する。 （ａ）刈り取ったケナフを適当な長さ、通常は５ｃｍ以
下、好ましくは２〜３ｃｍにカットしチップ状とする。 （ｂ）チップ状ケナフを水中にて機械的にパルプ化す
る。この時パルプ繊維があまりに短く切断されない石臼
形式の叩解機によるパルプ化が望ましい。 （ｃ）得られたケナフパルプの水分を除き、保冷庫等に
て乾燥保存する。 このように処理したケナフパルプは、適宜、ブロック
化、シート化、或いは袋詰等の形態にて法面緑化基盤材
として取り扱うことができる。
製造方法について説明する。 （ａ）刈り取ったケナフを適当な長さ、通常は５ｃｍ以
下、好ましくは２〜３ｃｍにカットしチップ状とする。 （ｂ）チップ状ケナフを水中にて機械的にパルプ化す
る。この時パルプ繊維があまりに短く切断されない石臼
形式の叩解機によるパルプ化が望ましい。 （ｃ）得られたケナフパルプの水分を除き、保冷庫等に
て乾燥保存する。 このように処理したケナフパルプは、適宜、ブロック
化、シート化、或いは袋詰等の形態にて法面緑化基盤材
として取り扱うことができる。
【００１２】次に、本発明の法面緑化工法について説明
する。 （ａ）乾燥したケナフパルプを水に希釈しパルプ液とす
る。この場合、パルプ液の吹き付け機の種類や法面の勾
配によっても水分量は変わるが、ケナフパルプ濃度が５
〜５０％、好ましくは１０〜３０％のパルプ液とするの
が望ましい。 （ｂ）次いでパルプ液には、適宜定植種の種子等の植生
基材を混合する。 （ｃ）このように調整した植生基材配合のパルプ液を通
常の吹付工法で使用される吹付機で法面上に吹き付け
る。法面等に吹き付けるに際して、法面には適宜予め階
段状の横溝を付設して、パルプ液の流出を防ぐようにし
てもよい。
する。 （ａ）乾燥したケナフパルプを水に希釈しパルプ液とす
る。この場合、パルプ液の吹き付け機の種類や法面の勾
配によっても水分量は変わるが、ケナフパルプ濃度が５
〜５０％、好ましくは１０〜３０％のパルプ液とするの
が望ましい。 （ｂ）次いでパルプ液には、適宜定植種の種子等の植生
基材を混合する。 （ｃ）このように調整した植生基材配合のパルプ液を通
常の吹付工法で使用される吹付機で法面上に吹き付け
る。法面等に吹き付けるに際して、法面には適宜予め階
段状の横溝を付設して、パルプ液の流出を防ぐようにし
てもよい。
【００１３】このときの法面等の適用土壌は、普通土、
砂質土、粘性土、レキ混り土等に有効と考えられる。ま
た法面等の傾斜角度は特に限定されず、任意であり、場
合によっては傾斜角度が０°に近い平坦地にも適用でき
る。上記した本発明では、植生基材料を含むケナフパル
プ液を法面に吹き付けることによって、吹き付け後に
は、ケナフパルプの繊維層が土壌を覆い、乾燥によるク
ラックを防止し、この被覆材は通気性・保水性に富み、
しかも植物や土壌菌の育成を促す緑化材として作用す
る。しかも木材パルプよりも軽量で繊維が長いことから
法面土壌との結束強度が強く土壌侵食や種子の流出防止
の作用効果も発揮する。
砂質土、粘性土、レキ混り土等に有効と考えられる。ま
た法面等の傾斜角度は特に限定されず、任意であり、場
合によっては傾斜角度が０°に近い平坦地にも適用でき
る。上記した本発明では、植生基材料を含むケナフパル
プ液を法面に吹き付けることによって、吹き付け後に
は、ケナフパルプの繊維層が土壌を覆い、乾燥によるク
ラックを防止し、この被覆材は通気性・保水性に富み、
しかも植物や土壌菌の育成を促す緑化材として作用す
る。しかも木材パルプよりも軽量で繊維が長いことから
法面土壌との結束強度が強く土壌侵食や種子の流出防止
の作用効果も発揮する。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を説明する。 実施例１ 刈り取ったケナフを長さ２〜３ｃｍにカットしチップ状
とする。該チップ状ケナフを水とともに間隔を自由に調
整できる上下２枚の無気孔グラインダーによって構成さ
れる石臼形式の超微粒摩砕機（スーパーマスコロイダ
ー；増幸産業株式会社製）にて処理して１００〜２００
μｍ（径）にメカニカルパルプ化した後、水分を除き保
冷庫にて乾燥保存する。乾燥したケナフパルプを取り出
して水に希釈しケナフパルプ濃度１０％と１５％の２種
類のパルプ液を形成した。これらにそれぞれケナフ種子
を同量づつ入れて植生材料とする。
とする。該チップ状ケナフを水とともに間隔を自由に調
整できる上下２枚の無気孔グラインダーによって構成さ
れる石臼形式の超微粒摩砕機（スーパーマスコロイダ
ー；増幸産業株式会社製）にて処理して１００〜２００
μｍ（径）にメカニカルパルプ化した後、水分を除き保
冷庫にて乾燥保存する。乾燥したケナフパルプを取り出
して水に希釈しケナフパルプ濃度１０％と１５％の２種
類のパルプ液を形成した。これらにそれぞれケナフ種子
を同量づつ入れて植生材料とする。
【００１５】このように調整したケナフ種子配合のパル
プ液を通常の圧力吹付機で傾斜角度４５°の法面（１０
ｍ2)上に吹き付けて法面を観察した。吹き付け後の法面
には、ケナフパルプの繊維層が土壌を覆い、通気性・保
水性に富む被覆材が形成されていた。７日後におけるケ
ナフの発芽率はパルプ濃度１０％の場合が９５％であ
り、パルプ濃度１５％の場合が９５％といずれも高い発
芽率を示した。従って通気性・保水性に富む被覆材によ
って種子の流出や土壌侵食の防止効果が認められた。
プ液を通常の圧力吹付機で傾斜角度４５°の法面（１０
ｍ2)上に吹き付けて法面を観察した。吹き付け後の法面
には、ケナフパルプの繊維層が土壌を覆い、通気性・保
水性に富む被覆材が形成されていた。７日後におけるケ
ナフの発芽率はパルプ濃度１０％の場合が９５％であ
り、パルプ濃度１５％の場合が９５％といずれも高い発
芽率を示した。従って通気性・保水性に富む被覆材によ
って種子の流出や土壌侵食の防止効果が認められた。
【００１６】実施例２ ケナフの種子をコマツナの種子に代えた他は、実施例１
で使用したと同じケナフパルプ濃度１０％と１５％の２
種類のパルプ液にて通常の家庭菜園の畑地面１０ｍ2上
に吹き付けて観察した。吹き付け後の畑地面には、ケナ
フパルプの繊維のみが覆い、通気性・保水性に富む被覆
材が形成されていた。７日後におけるコマツナの発芽率
はパルプ濃度１０％の場合が９５％であり、パルプ濃度
１５％の場合が９５％といずれも高い発芽率を示した。
従って通気性・保水性に富む被覆材によって種子の流出
や土壌侵食の防止効果が認められた。
で使用したと同じケナフパルプ濃度１０％と１５％の２
種類のパルプ液にて通常の家庭菜園の畑地面１０ｍ2上
に吹き付けて観察した。吹き付け後の畑地面には、ケナ
フパルプの繊維のみが覆い、通気性・保水性に富む被覆
材が形成されていた。７日後におけるコマツナの発芽率
はパルプ濃度１０％の場合が９５％であり、パルプ濃度
１５％の場合が９５％といずれも高い発芽率を示した。
従って通気性・保水性に富む被覆材によって種子の流出
や土壌侵食の防止効果が認められた。
【００１７】比較例１ 実施例１において、ケナフパルプ液を使用せず単にケナ
フの種子を同様な法面に散布した。７日後におけるケナ
フの発芽率は５０％であり、種子の流出や土壌侵食等が
生じていることが認められた。
フの種子を同様な法面に散布した。７日後におけるケナ
フの発芽率は５０％であり、種子の流出や土壌侵食等が
生じていることが認められた。
【００１８】比較例２ 実施例１におけるケナフパルプ液を製紙用木材パルプ液
に代えてケナフの種子を同様な法面に散布した。７日後
におけるケナフの発芽率は１０％であり、種子の流出や
土壌侵食等が生じていることが認められた。
に代えてケナフの種子を同様な法面に散布した。７日後
におけるケナフの発芽率は１０％であり、種子の流出や
土壌侵食等が生じていることが認められた。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上述したように、植生材料を含
むケナフパルプ液を法面に吹き付けることによって、吹
き付け後には、ケナフパルプの繊維層が法面土壌を覆
い、クラック防止と通気性・保水性に富み、植物や土壌
菌の育成を促す被覆材となる。この結果、植生基材の種
子の発芽率は９０％以上であり、また１００％生分解性
植物繊維なので、法面土壌上で完全に分解され残留物を
残さない。しかも木材パルプよりも軽量で繊維が長いこ
とから法面土壌の侵食防止に優れる等の作用効果を発揮
する。
むケナフパルプ液を法面に吹き付けることによって、吹
き付け後には、ケナフパルプの繊維層が法面土壌を覆
い、クラック防止と通気性・保水性に富み、植物や土壌
菌の育成を促す被覆材となる。この結果、植生基材の種
子の発芽率は９０％以上であり、また１００％生分解性
植物繊維なので、法面土壌上で完全に分解され残留物を
残さない。しかも木材パルプよりも軽量で繊維が長いこ
とから法面土壌の侵食防止に優れる等の作用効果を発揮
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 敦 東京都千代田区九段北４−２−５ 株式会 社電発環境緑化センター内 (72)発明者 前田 幸一郎 東京都千代田区九段北４−２−５ 株式会 社電発環境緑化センター内 Ｆターム(参考） 2B022 AB02 BA13 BA14 BB02 BB05 2B051 AB01 AC02 BA16 BB14 CB02 CB26 CB35 2D044 DA33
Claims (2)
- 【請求項１】 ケナフパルプを主成分とする法面緑化基
盤材。 - 【請求項２】 請求項１記載の法面緑化基盤材を水に希
釈し、定植種の種子等の緑化材と混ぜて圧力吹き付け機
により法面に吹き付けることを特徴とする法面緑化工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16000899A JP3492553B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 法面緑化基盤材及び法面緑化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16000899A JP3492553B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 法面緑化基盤材及び法面緑化工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000342058A true JP2000342058A (ja) | 2000-12-12 |
| JP3492553B2 JP3492553B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=15705992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16000899A Expired - Fee Related JP3492553B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 法面緑化基盤材及び法面緑化工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3492553B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003092925A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-02 | Denpatsu Kankyo Ryokka Center:Kk | 植物生育基盤材及びそれを使用する吹付け緑化工法 |
| JP2004016114A (ja) * | 2002-06-17 | 2004-01-22 | Maeda Corp | 法面緑化基盤材用土質材料の製造方法及び装置、法面緑化基盤材の製造方法、吹き付け方法及び装置 |
| CN110089234A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-08-06 | 西安工程大学 | 一种退化草地修复用植被毯的制备方法 |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP16000899A patent/JP3492553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003092925A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-02 | Denpatsu Kankyo Ryokka Center:Kk | 植物生育基盤材及びそれを使用する吹付け緑化工法 |
| JP2004016114A (ja) * | 2002-06-17 | 2004-01-22 | Maeda Corp | 法面緑化基盤材用土質材料の製造方法及び装置、法面緑化基盤材の製造方法、吹き付け方法及び装置 |
| CN110089234A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-08-06 | 西安工程大学 | 一种退化草地修复用植被毯的制备方法 |
| CN110089234B (zh) * | 2019-05-07 | 2021-11-19 | 西安工程大学 | 一种退化草地修复用植被毯的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3492553B2 (ja) | 2004-02-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10701873B2 (en) | Growing medium structures based on Sphagnum moss and method for the manufacture thereof | |
| US5415736A (en) | Natural fiber containing sheet material | |
| US7040054B2 (en) | Multi-purpose paper, manufacturing method thereof and the application thereof | |
| CN1451066A (zh) | 具有多重功能的纸材及其制造方法 | |
| KR101650710B1 (ko) | 자연분해가 용이한 친환경 다기능 멀칭지 및 이의 제조방법 | |
| US6022827A (en) | Sod or other vegetation having a root support matrix with beneficial plant adjuvants thereon | |
| JP3991159B2 (ja) | 非木材繊維被覆マットの製造方法 | |
| JP3116067B2 (ja) | 土壌システム | |
| EP1305991A1 (en) | Multi-purpose paper, manufacturing method thereof and the application thereof | |
| KR101190009B1 (ko) | 펄프솜에 의한 식생기반층을 구비한 식생매트의 제조공법 | |
| JP2000342058A (ja) | 法面緑化基盤材及び法面緑化工法 | |
| JP2018117589A (ja) | 木質培土及びその製造方法 | |
| KR100591253B1 (ko) | 식물 섬유 피복 매트의 제조방법 | |
| CN102415269A (zh) | 欧洲刺柏扦插繁殖方法 | |
| KR101205552B1 (ko) | 셀형 코어에 의한 식생기반층을 구비한 식생매트의 제조공법 | |
| RU2620292C1 (ru) | Состав мульчирующего покрытия | |
| JP2003092925A (ja) | 植物生育基盤材及びそれを使用する吹付け緑化工法 | |
| JP6469143B2 (ja) | 木質培土の製造方法 | |
| RU2617740C1 (ru) | Состав мульчирующего покрытия | |
| RU2735335C1 (ru) | Способ приготовления грунта для выращивания орхидей | |
| JP2003138496A (ja) | 多重機能を有する紙製材料、製造方法及び応用 | |
| JP2018117591A (ja) | 植物育成用マット及びその製造方法 | |
| JPH0755097B2 (ja) | 樹皮を利用した植物植込み材料とその製造方法 | |
| JP5424408B2 (ja) | 植物栽培方法 | |
| JPH03285615A (ja) | つる性植物の採苗方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |