JP2000341482A - 画像読取装置 - Google Patents
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- JP2000341482A JP2000341482A JP11151411A JP15141199A JP2000341482A JP 2000341482 A JP2000341482 A JP 2000341482A JP 11151411 A JP11151411 A JP 11151411A JP 15141199 A JP15141199 A JP 15141199A JP 2000341482 A JP2000341482 A JP 2000341482A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像読取装置において、検出のための余分な
時間を必要とせずかつ安価に原稿の端縁位置を検出す
る。 【解決手段】 原稿に対して相対移動しながら原稿を読
み取る画像読取手段4を備えた画像読取装置1におい
て、原稿の端縁を検出する原稿検知手段5が、画像読取
手段4よりも相対移動方向(副走査方向)前方に設けら
れ、原稿の読取時に、画像読取手段4と一体的に移動し
て該原稿読取手段による原稿読取位置Aよりも相対移動
方向に所定長Lだけ前方の位置Bで原稿の端縁検出を行
うように構成する。
時間を必要とせずかつ安価に原稿の端縁位置を検出す
る。 【解決手段】 原稿に対して相対移動しながら原稿を読
み取る画像読取手段4を備えた画像読取装置1におい
て、原稿の端縁を検出する原稿検知手段5が、画像読取
手段4よりも相対移動方向(副走査方向)前方に設けら
れ、原稿の読取時に、画像読取手段4と一体的に移動し
て該原稿読取手段による原稿読取位置Aよりも相対移動
方向に所定長Lだけ前方の位置Bで原稿の端縁検出を行
うように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿に対して相対
的に移動しながら原稿を読み取る画像読取手段を備えた
画像読取装置に関するものである。
的に移動しながら原稿を読み取る画像読取手段を備えた
画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置では、次のような方
法によって読み取る原稿のサイズを検知している。
法によって読み取る原稿のサイズを検知している。
【0003】即ち、ガラス板の上に原稿を載置しその上
からプラテンカバーを閉じた状態で、原稿に対して画像
読取手段を移動させながら該原稿の読取りを行うフラッ
トベッド式のものでは、上記原稿の読取り(本スキャ
ン)を行う前にプリスキャンを行って原稿の粗読取りを
行い、このプリスキャンによって得られた画像情報を処
理加工して原稿のサイズを検知する方法(プリスキャン
方式)、あるいは、予め想定した複数の原稿サイズのそ
れぞれに対応する位置にそれぞれセンサを設け、ガラス
板の上に原稿を載置した後、プラテンカバーを閉じ始め
る瞬間に各センサからの情報を読み取り原稿のサイズを
検知する方法(サイズ検知センサ方式)がとられてい
る。また、ADF(自動原稿送り手段)を備え、該AD
Fにより原稿を画像読取手段に対して移動させながら原
稿の読取りを行うADFタイプのものでは、原稿トレイ
の予め想定された複数の原稿サイズのそれぞれに対応す
る位置にそれぞれセンサを設けて原稿のサイズを検知す
る方法(サイズ検知センサ方式)がとられている。
からプラテンカバーを閉じた状態で、原稿に対して画像
読取手段を移動させながら該原稿の読取りを行うフラッ
トベッド式のものでは、上記原稿の読取り(本スキャ
ン)を行う前にプリスキャンを行って原稿の粗読取りを
行い、このプリスキャンによって得られた画像情報を処
理加工して原稿のサイズを検知する方法(プリスキャン
方式)、あるいは、予め想定した複数の原稿サイズのそ
れぞれに対応する位置にそれぞれセンサを設け、ガラス
板の上に原稿を載置した後、プラテンカバーを閉じ始め
る瞬間に各センサからの情報を読み取り原稿のサイズを
検知する方法(サイズ検知センサ方式)がとられてい
る。また、ADF(自動原稿送り手段)を備え、該AD
Fにより原稿を画像読取手段に対して移動させながら原
稿の読取りを行うADFタイプのものでは、原稿トレイ
の予め想定された複数の原稿サイズのそれぞれに対応す
る位置にそれぞれセンサを設けて原稿のサイズを検知す
る方法(サイズ検知センサ方式)がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなプリスキャン方式では、まず画像読取手段を待機
位置から原稿の終わりまであるいは所定位置まで移動さ
せてプリスキャンを行うことにより原稿サイズを検知し
た後、あらためて本スキャンを行って原稿を読み取るた
め、原稿を読み取るにあたってプリスキャン分だけ余分
な時間がかかる。また、サイズ検知センサ方式では、複
数の原稿サイズのそれぞれに対応した位置にそれぞれセ
ンサを配設する必要があるため、センサ自身のコストが
かかり装置が高価なものとなる。
ようなプリスキャン方式では、まず画像読取手段を待機
位置から原稿の終わりまであるいは所定位置まで移動さ
せてプリスキャンを行うことにより原稿サイズを検知し
た後、あらためて本スキャンを行って原稿を読み取るた
め、原稿を読み取るにあたってプリスキャン分だけ余分
な時間がかかる。また、サイズ検知センサ方式では、複
数の原稿サイズのそれぞれに対応した位置にそれぞれセ
ンサを配設する必要があるため、センサ自身のコストが
かかり装置が高価なものとなる。
【0005】本発明は上述の事情に鑑み、検出のための
余分な時間を必要とせずかつ安価に原稿の端縁位置を検
出することのできる画像読取装置を提供することを目的
とするものである。
余分な時間を必要とせずかつ安価に原稿の端縁位置を検
出することのできる画像読取装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿に対して
相対移動しながら原稿を読み取る画像読取手段を備えた
画像読取装置において、原稿の端縁を検出する原稿検知
手段が、画像読取手段よりも相対移動方向前方に設けら
れ、原稿の読取時に、画像読取手段による原稿読取位置
よりも所定長分だけ先行した相対移動方向前方位置で原
稿の端縁検出を行うように構成されていることを特徴と
するものである。
相対移動しながら原稿を読み取る画像読取手段を備えた
画像読取装置において、原稿の端縁を検出する原稿検知
手段が、画像読取手段よりも相対移動方向前方に設けら
れ、原稿の読取時に、画像読取手段による原稿読取位置
よりも所定長分だけ先行した相対移動方向前方位置で原
稿の端縁検出を行うように構成されていることを特徴と
するものである。
【0007】前記原稿検知手段は、原稿に向けて光を出
射する発光手段と該光の原稿からの反射光を受光する受
光手段とを備えてなるものとすることができ、特にこの
場合は、原稿の読取時に原稿を画像読取手段に対して移
動させる自動原稿送り手段が原稿検知手段に対向させて
設けられている場合、自動原稿送り手段の原稿検知手段
に対向する側の壁に、原稿検知手段から出射された光お
よび該光の原稿からの反射光を透過させる光透過口が形
成されているものとすることができる。
射する発光手段と該光の原稿からの反射光を受光する受
光手段とを備えてなるものとすることができ、特にこの
場合は、原稿の読取時に原稿を画像読取手段に対して移
動させる自動原稿送り手段が原稿検知手段に対向させて
設けられている場合、自動原稿送り手段の原稿検知手段
に対向する側の壁に、原稿検知手段から出射された光お
よび該光の原稿からの反射光を透過させる光透過口が形
成されているものとすることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明の画像読取装置は、原稿の端縁を
検出する原稿検知手段が、画像読取手段よりも相対移動
方向前方に設けられ、原稿の読取時に、画像読取手段と
一体的に移動して該画像読取手段による原稿読取位置よ
りも所定長分だけ先行した相対移動方向前方位置で原稿
の端縁検出を行うように構成されているため、原稿を読
み取りながらかつ原稿の読取りに先行して原稿の前記相
対移動方向前方の端縁(以下、終端縁と称する)位置を
リアルタイムで検出することができる。これにより、従
来のプリスキャン方式と異なり原稿のサイズ特に前記終
端縁位置を検出するために原稿の読取りとは別に画像読
取手段を移動させる必要がなく、かつ原稿の読取りに先
行して検出した原稿の終端縁までで原稿の読取りを終了
させ終端縁を越えて読取りを続けてしまうことを防止で
きるため、読取時間を短縮し、高速な画像読取装置を実
現することができる。
検出する原稿検知手段が、画像読取手段よりも相対移動
方向前方に設けられ、原稿の読取時に、画像読取手段と
一体的に移動して該画像読取手段による原稿読取位置よ
りも所定長分だけ先行した相対移動方向前方位置で原稿
の端縁検出を行うように構成されているため、原稿を読
み取りながらかつ原稿の読取りに先行して原稿の前記相
対移動方向前方の端縁(以下、終端縁と称する)位置を
リアルタイムで検出することができる。これにより、従
来のプリスキャン方式と異なり原稿のサイズ特に前記終
端縁位置を検出するために原稿の読取りとは別に画像読
取手段を移動させる必要がなく、かつ原稿の読取りに先
行して検出した原稿の終端縁までで原稿の読取りを終了
させ終端縁を越えて読取りを続けてしまうことを防止で
きるため、読取時間を短縮し、高速な画像読取装置を実
現することができる。
【0009】また、原稿検知手段は移動しながら原稿の
終端縁を検出するものであるため、従来のサイズ検知セ
ンサ方式と異なりセンサを原稿のサイズに対応して複数
用いる必要がなく、ただ1つのセンサで原稿検知手段を
構成することができる。したがって、センサのコストを
押さえて安価な画像読取装置を実現することができる。
終端縁を検出するものであるため、従来のサイズ検知セ
ンサ方式と異なりセンサを原稿のサイズに対応して複数
用いる必要がなく、ただ1つのセンサで原稿検知手段を
構成することができる。したがって、センサのコストを
押さえて安価な画像読取装置を実現することができる。
【0010】また、上記原稿検知手段が、原稿に向けて
光を出射する発光手段と該光の原稿からの反射光を受光
する受光手段とを備えてなるものであって、原稿の読取
時に原稿を画像読取手段に対して移動させる自動原稿送
り手段が、原稿検知手段に対向させて設けられている場
合には、自動原稿送り手段の原稿検知手段に対向する側
の壁に、原稿検知手段から出射された光および該光の原
稿からの反射光を透過させる光透過口が形成されている
ものとすることにより、同様に、原稿トレイに複数のセ
ンサを備える必要がなくなり、安価なものとすることが
できる。
光を出射する発光手段と該光の原稿からの反射光を受光
する受光手段とを備えてなるものであって、原稿の読取
時に原稿を画像読取手段に対して移動させる自動原稿送
り手段が、原稿検知手段に対向させて設けられている場
合には、自動原稿送り手段の原稿検知手段に対向する側
の壁に、原稿検知手段から出射された光および該光の原
稿からの反射光を透過させる光透過口が形成されている
ものとすることにより、同様に、原稿トレイに複数のセ
ンサを備える必要がなくなり、安価なものとすることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による画像読取装
置の第1の実施の形態の側面概要図である。
置の第1の実施の形態の側面概要図である。
【0012】本実施の形態による画像読取装置1は、画
像読取手段4および原稿検知手段5を一体化してなるス
キャナユニット3、スキャナユニット3を副走査方向
(図1中の右方向)へスライド駆動させるためのパルス
モータ6、スキャナユニット3を支持してスライド移動
させるためのガイドレール7、原稿14を載せるガラス
板8、原稿14の位置決めを行う突き当て板9および制
御部10を備え、これらが筐体2に収められている。
像読取手段4および原稿検知手段5を一体化してなるス
キャナユニット3、スキャナユニット3を副走査方向
(図1中の右方向)へスライド駆動させるためのパルス
モータ6、スキャナユニット3を支持してスライド移動
させるためのガイドレール7、原稿14を載せるガラス
板8、原稿14の位置決めを行う突き当て板9および制
御部10を備え、これらが筐体2に収められている。
【0013】前記画像読取手段4は、縮小光学スキャナ
からなり、ランプ11、画像結像素子(CCD)12、
反射光をCCD12へ伝達するミラーやレンズ等の光学
系により構成されている。前記ランプ11、画像結像素
子12および光学系は、いずれも主走査方向(図1にお
いて紙面に垂直な方向)に向けて、ガラス板8上に原稿
が載置された際のその原稿の予想される最大の前記主走
査方向の長さ以上の長さに亘って延びている。この画像
読取手段4は、図示のように、ランプ11から原稿14
に向けて光を照射し、その光の原稿14からの反射光を
光学系を介してCCD12で受光することにより原稿の
主走査方向の読取りを行う。
からなり、ランプ11、画像結像素子(CCD)12、
反射光をCCD12へ伝達するミラーやレンズ等の光学
系により構成されている。前記ランプ11、画像結像素
子12および光学系は、いずれも主走査方向(図1にお
いて紙面に垂直な方向)に向けて、ガラス板8上に原稿
が載置された際のその原稿の予想される最大の前記主走
査方向の長さ以上の長さに亘って延びている。この画像
読取手段4は、図示のように、ランプ11から原稿14
に向けて光を照射し、その光の原稿14からの反射光を
光学系を介してCCD12で受光することにより原稿の
主走査方向の読取りを行う。
【0014】前記原稿検知手段5は、その拡大図である
図3に示すように、距離Mだけ離れた位置にある原稿1
4に向けて光を発する発光素子(例えば赤外光を発する
LED)5aと該発光素子5aから発せられた光の前記
原稿14からの反射光を受光する受光素子(例えばフォ
トトランジスタ)5bとを備えてなり、受光素子5bに
よる受光量に基づいて原稿の有無、ひいては原稿の端縁
位置を検出する。
図3に示すように、距離Mだけ離れた位置にある原稿1
4に向けて光を発する発光素子(例えば赤外光を発する
LED)5aと該発光素子5aから発せられた光の前記
原稿14からの反射光を受光する受光素子(例えばフォ
トトランジスタ)5bとを備えてなり、受光素子5bに
よる受光量に基づいて原稿の有無、ひいては原稿の端縁
位置を検出する。
【0015】前記原稿検知手段5は、スキャナユニット
3の平面図である図2に示すように、前記画像読取手段
4から前記副走査方向前方に所定長だけ離れた位置であ
ってかつ画像読取手段4の主走査方向中央位置において
該画像読取手段4と一体的に設けられている。さらに詳
しくは、前記原稿検知手段5は、図1に示すように、前
記画像読取手段4における読取位置(ランプ11から出
射した光が原稿に当たる位置)Aから前記副走査方向前
方に所定長Lだけ離れた位置が前記原稿検知手段5の原
稿検知位置(発光素子5aから発せられた光が原稿に当
たる位置)Bになるように、画像読取手段4から前記副
走査方向前方に所定長だけ離れて該画像読取手段4と一
体的に設けられている。
3の平面図である図2に示すように、前記画像読取手段
4から前記副走査方向前方に所定長だけ離れた位置であ
ってかつ画像読取手段4の主走査方向中央位置において
該画像読取手段4と一体的に設けられている。さらに詳
しくは、前記原稿検知手段5は、図1に示すように、前
記画像読取手段4における読取位置(ランプ11から出
射した光が原稿に当たる位置)Aから前記副走査方向前
方に所定長Lだけ離れた位置が前記原稿検知手段5の原
稿検知位置(発光素子5aから発せられた光が原稿に当
たる位置)Bになるように、画像読取手段4から前記副
走査方向前方に所定長だけ離れて該画像読取手段4と一
体的に設けられている。
【0016】図4は制御部10を示すブロック図であ
る。パルスモータ6、ランプ11、CCD12および原
稿検知手段5は、制御部10のCPUにより制御され
る。
る。パルスモータ6、ランプ11、CCD12および原
稿検知手段5は、制御部10のCPUにより制御され
る。
【0017】前記スキャナユニット3は、該ユニット3
に設けられたスライド軸13が前記パルスモータ6によ
ってガイドレール7上をスライド移動せしめられること
により、原稿14に対して待機位置(図1において一番
左側にあるときの位置)から副走査方向へ相対移動せし
められる。この移動によって画像読取手段4と原稿検知
手段5とは一体的に移動し、画像読取手段4は主走査方
向の画像読取りを行いながらこの副走査方向に移動する
ことにより原稿の全面読取りを行い、原稿検知手段5
は、副走査方向に移動しながら原稿に向けて出射した光
の該原稿からの反射光を受光し続け、以下に述べるよう
にその受光量が変化した位置を原稿の端縁位置として検
出する。なお、前記画像読取手段4で読み取った原稿の
画像信号は、図4に示すシェーディング補正回路におい
てシェーディング補正が施され、次いで画像処理回路に
おいて所望の画像処理が施される。
に設けられたスライド軸13が前記パルスモータ6によ
ってガイドレール7上をスライド移動せしめられること
により、原稿14に対して待機位置(図1において一番
左側にあるときの位置)から副走査方向へ相対移動せし
められる。この移動によって画像読取手段4と原稿検知
手段5とは一体的に移動し、画像読取手段4は主走査方
向の画像読取りを行いながらこの副走査方向に移動する
ことにより原稿の全面読取りを行い、原稿検知手段5
は、副走査方向に移動しながら原稿に向けて出射した光
の該原稿からの反射光を受光し続け、以下に述べるよう
にその受光量が変化した位置を原稿の端縁位置として検
出する。なお、前記画像読取手段4で読み取った原稿の
画像信号は、図4に示すシェーディング補正回路におい
てシェーディング補正が施され、次いで画像処理回路に
おいて所望の画像処理が施される。
【0018】以下、前記画像読取リおよび原稿端縁検知
について、図5に示すフローチャートを参照しながら詳
細に説明する。なお、原稿14は図1に示すようにその
一端縁を突き当て板9に突き当ててガラス板8上に載置
した状態で読取りが行われる(以下、この突き当て板9
に突き当てられた端縁を始端縁と称す)。
について、図5に示すフローチャートを参照しながら詳
細に説明する。なお、原稿14は図1に示すようにその
一端縁を突き当て板9に突き当ててガラス板8上に載置
した状態で読取りが行われる(以下、この突き当て板9
に突き当てられた端縁を始端縁と称す)。
【0019】装置に電源が投入されると、まず、S1で
初期処理を行う。即ち、スキャナユニット3は、機構系
の初期化処理、白基準板を読み取るシェーディング補正
準備処理などを行い、待機状態になる。なお、このとき
スキャナユニット3は前述の待機位置にある。
初期処理を行う。即ち、スキャナユニット3は、機構系
の初期化処理、白基準板を読み取るシェーディング補正
準備処理などを行い、待機状態になる。なお、このとき
スキャナユニット3は前述の待機位置にある。
【0020】次に、待機状態から読取動作へ移行するた
め、S2、S3でスキャナユニット3を原稿有効読取位
置へ移動させる。即ち、S2でプラテンカバーの開閉状
況を随時監視し、閉から開へ変化したことを検知する
と、S3で前記待機位置(ホームポジション)から原稿
有効読取位置へ、つまりガラス板8上の原稿の始端縁部
を画像読取手段4によって主走査方向1ライン分読み取
り得る位置へスキャナユニット3を移動させる。
め、S2、S3でスキャナユニット3を原稿有効読取位
置へ移動させる。即ち、S2でプラテンカバーの開閉状
況を随時監視し、閉から開へ変化したことを検知する
と、S3で前記待機位置(ホームポジション)から原稿
有効読取位置へ、つまりガラス板8上の原稿の始端縁部
を画像読取手段4によって主走査方向1ライン分読み取
り得る位置へスキャナユニット3を移動させる。
【0021】次に、S4〜S7で原稿の幅(原稿の主走
査方向の長さ)を検出する。即ち、S4でプラテンカバ
ーが開から閉へ変化したことを検知すると、原稿14の
ガラス板8上への載置が行われたものと判断し、S5
で、スキャナユニット3のランプ11を点灯しその反射
光から画像読取手段4により原稿の始端縁部の主走査方
向1ライン分を読み取る。
査方向の長さ)を検出する。即ち、S4でプラテンカバ
ーが開から閉へ変化したことを検知すると、原稿14の
ガラス板8上への載置が行われたものと判断し、S5
で、スキャナユニット3のランプ11を点灯しその反射
光から画像読取手段4により原稿の始端縁部の主走査方
向1ライン分を読み取る。
【0022】次に、S6においてS5で得られた画像デ
ータの二値化処理を行う。S5では、プラテンカバーが
閉じきる以前の状態で反射光を受光して主走査方向1ラ
イン分を読み取っているため、読み取った画像データに
対して二値化処理を行うことにより、原稿のある範囲
(反射光受光範囲)を白データ、原稿のない範囲(反射
光非受光範囲)を黒データと判別できる。なお、プラテ
ンカバーのガラス板8と対向する面を黒色とし、プラテ
ンカバーが閉じきった後に前記主走査方向1ライン分を
読み取り二値化処理をしても同様な結果を得られる。ま
た、ランプ11からの光ビームが透過する主走査方向に
延びた光透過口をプラテンカバーに設けて、プラテンカ
バーが閉じきった後に前記主走査方向1ライン分を読み
取り二値化処理を行ってもよい。
ータの二値化処理を行う。S5では、プラテンカバーが
閉じきる以前の状態で反射光を受光して主走査方向1ラ
イン分を読み取っているため、読み取った画像データに
対して二値化処理を行うことにより、原稿のある範囲
(反射光受光範囲)を白データ、原稿のない範囲(反射
光非受光範囲)を黒データと判別できる。なお、プラテ
ンカバーのガラス板8と対向する面を黒色とし、プラテ
ンカバーが閉じきった後に前記主走査方向1ライン分を
読み取り二値化処理をしても同様な結果を得られる。ま
た、ランプ11からの光ビームが透過する主走査方向に
延びた光透過口をプラテンカバーに設けて、プラテンカ
バーが閉じきった後に前記主走査方向1ライン分を読み
取り二値化処理を行ってもよい。
【0023】続いて、S7においてS6で得られた二値
データに基づいて原稿の幅を検出する。即ち、通常原稿
の端縁部には余白があり、上記原稿の始端縁部1ライン
分はこの余白部分に含まれるため、画像処理回路におい
てCPUの計数処理機能などを用いて、S6で得られた
二値データの計数処理を行い、主走査同期信号から黒か
ら白へ変化するエッジまでの距離を求めることにより、
原稿の幅を検出する。あるいは、二値データの白データ
部分を計数して原稿の幅を検出してもよい。
データに基づいて原稿の幅を検出する。即ち、通常原稿
の端縁部には余白があり、上記原稿の始端縁部1ライン
分はこの余白部分に含まれるため、画像処理回路におい
てCPUの計数処理機能などを用いて、S6で得られた
二値データの計数処理を行い、主走査同期信号から黒か
ら白へ変化するエッジまでの距離を求めることにより、
原稿の幅を検出する。あるいは、二値データの白データ
部分を計数して原稿の幅を検出してもよい。
【0024】このように、原稿の読取りを開始する前に
原稿の幅を検出して記憶しておくことで、原稿の幅を超
えた範囲の画像データの処理は行わないようにすること
ができ、処理速度を上げることができる。
原稿の幅を検出して記憶しておくことで、原稿の幅を超
えた範囲の画像データの処理は行わないようにすること
ができ、処理速度を上げることができる。
【0025】なお、読取位置Aがこの余白部分を進行中
に原稿の幅を検知できるようにパルスモータ6を制御す
れば、スライド移動開始後に上記S5〜S7の処理を開
始してもよい。この場合は、原稿の幅の検知を待たずに
スキャナユニット3の移動が行われるため、さらに処理
速度を上げることができる。
に原稿の幅を検知できるようにパルスモータ6を制御す
れば、スライド移動開始後に上記S5〜S7の処理を開
始してもよい。この場合は、原稿の幅の検知を待たずに
スキャナユニット3の移動が行われるため、さらに処理
速度を上げることができる。
【0026】次に、S8〜S10で原稿の端縁検出(原
稿長さ検出)と読取りとを行う。まず、S8でスキャン
(原稿読取り)が開始されたか否かを判断し、スキャン
が開始されたらパルスモータ6を駆動してスキャナユニ
ット3の副走査方向へのスライド移動を開始すると共
に、S9で原稿長さ検出処理を行う。該処理において
は、原稿検知手段5で読取位置Aより副走査方向前方に
距離Lだけ先行して原稿の有無を検知し(原稿が存在す
る場合は発光素子5aから発した光が原稿によって反射
されるので受光素子5bの受光量が大となり、原稿が存
在しない場合は原稿によって反射されないので受光量が
小となるので、この受光量に基づいて原稿の有無を検知
する)、原稿が存在する場合はS10で画像読取手段4
によるスキャン処理(原稿読取処理)を行い、S9およ
びS10のステップを繰り返す。S9における処理で原
稿無しが検知されると、つまり受光素子の受光量が大か
ら小に変化したことを検出すると、その変化したときの
位置を原稿の終端縁位置として検出すると共に、それま
での移動距離にLを加算した分を原稿の長さとして検出
すると共に、原稿の終端縁位置を把握したCPUは、原
稿読取位置が原稿の終端縁に達するまでは原稿有りとし
てスキャナユニット3を移動させながら読取りを続行
し、原稿の終端縁に達すると原稿無しとして移動および
読取りを完了する。したがって、原稿がないにもかかわ
らず読取処理を行うことがないため、高速な処理が可能
である。その後、S1での待機位置までスキャナユニッ
ト3を移動し再び待機状態となる。
稿長さ検出)と読取りとを行う。まず、S8でスキャン
(原稿読取り)が開始されたか否かを判断し、スキャン
が開始されたらパルスモータ6を駆動してスキャナユニ
ット3の副走査方向へのスライド移動を開始すると共
に、S9で原稿長さ検出処理を行う。該処理において
は、原稿検知手段5で読取位置Aより副走査方向前方に
距離Lだけ先行して原稿の有無を検知し(原稿が存在す
る場合は発光素子5aから発した光が原稿によって反射
されるので受光素子5bの受光量が大となり、原稿が存
在しない場合は原稿によって反射されないので受光量が
小となるので、この受光量に基づいて原稿の有無を検知
する)、原稿が存在する場合はS10で画像読取手段4
によるスキャン処理(原稿読取処理)を行い、S9およ
びS10のステップを繰り返す。S9における処理で原
稿無しが検知されると、つまり受光素子の受光量が大か
ら小に変化したことを検出すると、その変化したときの
位置を原稿の終端縁位置として検出すると共に、それま
での移動距離にLを加算した分を原稿の長さとして検出
すると共に、原稿の終端縁位置を把握したCPUは、原
稿読取位置が原稿の終端縁に達するまでは原稿有りとし
てスキャナユニット3を移動させながら読取りを続行
し、原稿の終端縁に達すると原稿無しとして移動および
読取りを完了する。したがって、原稿がないにもかかわ
らず読取処理を行うことがないため、高速な処理が可能
である。その後、S1での待機位置までスキャナユニッ
ト3を移動し再び待機状態となる。
【0027】なお、S7,S9で得られた原稿の幅と長
さの情報は、通信回路などを通じて、読み取った原稿の
画像を印刷等する画像形成装置で利用することができ
る。
さの情報は、通信回路などを通じて、読み取った原稿の
画像を印刷等する画像形成装置で利用することができ
る。
【0028】図6は、本発明による画像読取装置の第2
の実施の形態の側面概要図である。
の実施の形態の側面概要図である。
【0029】本実施の形態による画像読取装置1は、図
1に示す画像読取装置においてそのガラス板8の副走査
方向前方側の端部に自動原稿送り手段22が設けられ、
該自動原稿送り手段22に対向する位置にスキャナユニ
ット3即ち画像読取手段4および原稿検知手段5を位置
させ、自動原稿送り手段22でトレイ24上に載置され
た原稿を前記画像読取手段4に対して矢印C方向に移動
させながら該画像読取手段4で原稿の読取りを行うもの
であり、自動原稿送り手段22の原稿検知手段5に対向
する側の壁25の該原稿検知手段5からの光及び該光の
原稿からの反射光が透過する位置に光透過口23が設け
られている。スキャナユニット3は前記パルスモータに
よって図示の位置に移動せしめられて固定されており、
その構造は第1の実施の形態と同様である。なお、26
はガラス板である。
1に示す画像読取装置においてそのガラス板8の副走査
方向前方側の端部に自動原稿送り手段22が設けられ、
該自動原稿送り手段22に対向する位置にスキャナユニ
ット3即ち画像読取手段4および原稿検知手段5を位置
させ、自動原稿送り手段22でトレイ24上に載置され
た原稿を前記画像読取手段4に対して矢印C方向に移動
させながら該画像読取手段4で原稿の読取りを行うもの
であり、自動原稿送り手段22の原稿検知手段5に対向
する側の壁25の該原稿検知手段5からの光及び該光の
原稿からの反射光が透過する位置に光透過口23が設け
られている。スキャナユニット3は前記パルスモータに
よって図示の位置に移動せしめられて固定されており、
その構造は第1の実施の形態と同様である。なお、26
はガラス板である。
【0030】本実施の形態では、トレイ24上に載置さ
れた原稿が自動原稿送り手段22で矢印C方向に移動さ
せられてその始端縁部(原稿の矢印C方向の先端部)が
読取位置Aに到達すると、第1の実施の形態と同様に、
スキャナユニット3のランプ11を点灯しその反射光か
ら画像読取手段4により原稿の始端縁部の主走査方向1
ライン分を読み取り、得られた画像データの二値化処理
を行って原稿の幅を検出する。例えば、原稿の幅を超え
る長さをもつローラ27の表面を黒色とすることで、原
稿のある範囲(反射光受光範囲)を白データ、原稿のな
い範囲(反射光非受光範囲)を黒データと判別できる。
その後、原稿長さ検出処理を行う。本実施の形態では、
自動原稿送り手段22には光透過口23が設けられてい
るため、第1の実施の形態と同様の方法で原稿の読取り
に所定長L分だけ先行して原稿終端縁を検出することが
できる。
れた原稿が自動原稿送り手段22で矢印C方向に移動さ
せられてその始端縁部(原稿の矢印C方向の先端部)が
読取位置Aに到達すると、第1の実施の形態と同様に、
スキャナユニット3のランプ11を点灯しその反射光か
ら画像読取手段4により原稿の始端縁部の主走査方向1
ライン分を読み取り、得られた画像データの二値化処理
を行って原稿の幅を検出する。例えば、原稿の幅を超え
る長さをもつローラ27の表面を黒色とすることで、原
稿のある範囲(反射光受光範囲)を白データ、原稿のな
い範囲(反射光非受光範囲)を黒データと判別できる。
その後、原稿長さ検出処理を行う。本実施の形態では、
自動原稿送り手段22には光透過口23が設けられてい
るため、第1の実施の形態と同様の方法で原稿の読取り
に所定長L分だけ先行して原稿終端縁を検出することが
できる。
【0031】前記第1および第2の実施の形態において
は、いずれも最初に原稿の幅を検出し次いで原稿の読取
りが終了するより前に原稿の長さを検出しており、これ
によって原稿のサイズを検出することができる。例え
ば、A4原稿を縦置きにした場合(A4R)、原稿の幅
を検出した時点ではA4RとA3があり得るが、原稿検
知手段5によって原稿の長さが検出されるので、これに
よってA4Rであることを判別することができる。定型
サイズの原稿に限らず、不定形サイズの原稿でも同様に
行われる。なお、検出した原稿サイズ情報は後に行われ
る各種処理等において利用することができる。
は、いずれも最初に原稿の幅を検出し次いで原稿の読取
りが終了するより前に原稿の長さを検出しており、これ
によって原稿のサイズを検出することができる。例え
ば、A4原稿を縦置きにした場合(A4R)、原稿の幅
を検出した時点ではA4RとA3があり得るが、原稿検
知手段5によって原稿の長さが検出されるので、これに
よってA4Rであることを判別することができる。定型
サイズの原稿に限らず、不定形サイズの原稿でも同様に
行われる。なお、検出した原稿サイズ情報は後に行われ
る各種処理等において利用することができる。
【図1】本発明による画像読取装置の第1の実施の形態
の側面概要図
の側面概要図
【図2】スキャナユニットの上面図
【図3】原稿検知処理の該要図
【図4】制御部のブロック図
【図5】処理の流れを示すフローチャート
【図6】本発明による画像読取装置の第2の実施の形態
の側面概要図
の側面概要図
1 画像読取装置 3 スキャナユニット 4 画像読取手段 5 原稿検知手段 14 原稿 22 自動原稿送り手段 23 光透過口
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿に対して相対移動しながら該原稿を
読み取る画像読取手段を備えた画像読取装置において、 前記原稿の端縁を検出する原稿検知手段が、前記画像読
取手段よりも前記相対移動方向前方に設けられ、前記原
稿の読取時に、前記画像読取手段による原稿読取位置よ
りも所定長分だけ先行した前記相対移動方向前方位置で
原稿の端縁検出を行うように構成されていることを特徴
とする画像読取装置。 - 【請求項2】 前記原稿検知手段が、原稿に向けて光を
出射する発光手段と該光の前記原稿からの反射光を受光
する受光手段とを備えてなるものであることを特徴とす
る請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項3】 前記原稿の読取時に該原稿を前記画像読
取手段に対して移動させる自動原稿送り手段が、前記原
稿検知手段に対向させて設けられ、該自動原稿送り手段
の前記原稿検知手段に対向する側の壁に、前記原稿検知
手段から出射された光および該光の前記原稿からの反射
光を透過させる光透過口が形成されていることを特徴と
する請求項2記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11151411A JP2000341482A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11151411A JP2000341482A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000341482A true JP2000341482A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15518026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11151411A Withdrawn JP2000341482A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000341482A (ja) |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11151411A patent/JP2000341482A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |