JP2000341396A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000341396A
JP2000341396A JP15206799A JP15206799A JP2000341396A JP 2000341396 A JP2000341396 A JP 2000341396A JP 15206799 A JP15206799 A JP 15206799A JP 15206799 A JP15206799 A JP 15206799A JP 2000341396 A JP2000341396 A JP 2000341396A
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JP15206799A
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Kazunao Yamada
山田  和直
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定者からの着信を着信音によらずに判りや
すく知らせると共に、そのための設定操作を容易とす
る。 【解決手段】 電話帳データの登録の機能を設けると共
に、着信があったときに、発信元の相手先名(あるいは
電話番号)を表示部5に表示する発信者表示機能を設け
る。特定者をユーザが予め指定しておくことにより、そ
の特定者からの着信があったときには、表示部5の表示
を、通常(b)とは異なる絵柄表示を含む特定の表示形
態(c)に切替える表示切替えの機能を設ける。特定者
の登録は、電話帳データを呼出してその相手先名のリス
トを表示部5に表示し、ユーザがキー操作部を操作して
そのなかから特定者を指定することに基づいて行なう。
その際、複数の絵柄を選択可能とする。また、グループ
を一括して特定者として登録することも可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話帳データの登
録が可能ないわゆるメモリダイヤルの機能を備えると共
に、着信時に表示部に相手先名を表示する発信者表示機
能を備える通信端末装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】通信端末装置例えば携
帯電話機は、一般に、ユーザが、よく電話をかける相手
先名やその電話番号等の電話帳データを登録できる、い
わゆるメモリダイヤルの機能を備えている。また、携帯
電話機においては、電話がかかってくると、その発信元
の電話番号を表示部に表示する発信者表示機能を有する
ものもあり、この機能においては、発信元の電話番号が
メモリダイヤルに登録されているものであれば、電話番
号に代えて相手先名を表示部に表示させるようになって
いる。
【0003】ところで、近年、この種の携帯電話機にお
いては、例えば恋人や特定の友人、家族等の特定者から
の着信があったことを、他者からの着信と区別して速や
か且つ判りやすく知らせるため、設定された特定者から
の着信があったときには、着信音(メロディパターン)
を他の場合と異なるものに切替えるようにした、着信音
切替機能を備えたものが供されている。
【0004】これによれば、ユーザは、着信音を聞いた
だけで特定者からの着信であること容易に判り、ユーザ
にとっての利便性やアミューズメント性の向上を図るこ
とができるものである。ところが、このように特定者か
らの着信を着信音の切替えにより知らせるものでは、携
帯電話機がサイレントモードやバイブレータモードに設
定されている場合には、せっかくの機能が役に立たなく
なり、常に有効な機能であるとはいえなかった。
【0005】そこで、更に近年では、発信者表示機能に
よる表示部の表示を、ユーザにより設定された特定者か
らの着信があった場合に、通常のものとは異なる絵柄な
どを含んだ表示形態に切替えるようにする機能を備えた
ものも供されている。この機能は、例えば自宅からの着
信があった場合には、表示部に「家」を示す絵柄と共に
「自宅から電話です」といったメッセージを表示させ、
テニス仲間からの着信があった場合には、「テニスラケ
ット」を示す絵柄と共に「テニス仲間より」といったメ
ッセージを表示させるものであり、これにより、ユーザ
にとって着信時の表示がより楽しく且つ判りやすいもの
となる。
【0006】しかしながら、従来の着信時の表示切替え
の機能は、特定の表示形態としたい特定者を設定するた
めには、相手先の名称(上記の例では自宅やテニス仲
間)とその電話番号とを、ユーザがキー操作によりいち
いち入力しなければならず、設定操作が面倒である不具
合があった。特に、複数人のグループを特定者として設
定したい場合には、例えば相手先名を一字一字入力する
と共に、11桁もの電話番号を1個ずつキー入力するこ
とが、複数人に対して必要となり、入力操作が非常に面
倒となってしまう。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、特定者からの着信を着信音によらずに
判りやすく知らせることができ、そのための設定操作を
容易に行なうことができる通信端末装置を提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の通信
端末装置は、電話帳データに登録されている相手先のう
ちの特定者を指定するための指定手段を設けると共に、
この指定手段により指定されている特定者からの着信が
あったときには、発信者表示機能による表示部の表示
を、通常とは異なる特定の表示形態に切替える表示形態
切替手段を設けたところに特徴を有する。
【0009】これによれば、発信者表示機能により発信
元が表示部に表示される際に、発信元が特定者であった
ときには、表示形態切替手段により、表示部の表示が、
通常とは異なる特定の表示形態に切替えられるので、特
定者からの着信があったことを、着信音によらずとも、
表示部の表示により判りやすく知らせることができる。
そして、その特定者の指定は、指定手段により、電話帳
データに登録されている相手先のうちの特定者を選択指
定することにより行なうことができるので、電話番号等
をいちいち入力する必要はなく、特定者の指定操作を容
易に行なうことができる。
【0010】この場合、特定の表示形態を複数設け、指
定手段による指定時にそれらの選択が可能な構成とする
ことができ(請求項2の発明)、これにより、特定の表
示形態を、バラエティに富んだものとすることができ、
アミューズメント性を高めることができる。また、指定
手段による指定を、電話帳データに登録されたグループ
単位で行なうことができるように構成しても良く(請求
項3の発明)、これにより、複数人のグループを特定者
として一括して指定することも極めて容易に行なうこと
ができる。
【0011】そして、特定の表示形態としては、絵柄表
示あるいは動画表示を含むものとすることができ(請求
項4の発明)、これにより、特定者からの着信があった
ことを、楽しく知らせることができるようになる。さら
には、特定の表示形態を、表示部のバックライトの色の
変更を含むものとしたり(請求項5の発明)、あるい
は、着信時に点灯あるいは点滅する着信ランプの色の変
更を含むものとすることができ(請求項6の発明)、い
ずれも特定者からの着信があったことを、一層判りやす
く知らせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話機に適用
した一実施例(請求項1〜4に対応)について、図面を
参照しながら説明する。図4は、本実施例に係る通信端
末装置たる携帯電話機1の外観構成を示し、図5は、携
帯電話機1の電気的構成を概略的に示している。ここ
で、図4に示すように、携帯電話機1の本体2は、携帯
可能な大きさの縦長形状をなし、その表面部には、ほぼ
下半部に位置してキー操作部3が設けられている。
【0013】このキー操作部3には、終了/電源キー3
a、開始キー3b、リダイヤル/クリアキー3c、文字
キー3d、メニュー/決定キー3e、上下左右のカーソ
ルキー3f、数字や文字に対応した複数個のダイヤルキ
ー3g等からなる多数個のキーが設けられている。この
とき、前記本体2の下端部には、このキー操作部3を開
閉可能に覆うフリップ4が設けられている。尚、着信操
作(通話)等については、このフリップ4を閉じたまま
行なうことが可能とされている。
【0014】また、前記本体2には、前記キー操作部3
の上側に位置して表示部5が設けられている。この表示
部5は、例えば漢字表示が可能なLCDからなり、ま
た、図示はしないがバックライトを備えて構成されてい
る。この表示部5には、電話番号や各種のメッセージ、
図1〜図3に一部示すような、各種機能を実現するため
の機能画面等が表示されるようになっている。
【0015】さらに、前記本体2の表面部には、下端部
に位置して送話音を入力するためのマイクロホン6が設
けられ、前記表示部5の上部に位置して音声を出力する
ためのスピーカ7が設けられている。本体2の上端部に
は、着信時に点滅するLED等からなる着信ランプ8が
設けられていると共に、通信(通話)用のアンテナ9が
引き出し可能に設けられている。
【0016】一方、図5に示すように、前記本体2内に
は、マイコンを主体として構成され全体の制御を行う制
御回路10が設けられていると共に、この制御回路10
に接続された音声処理部11、データ変換部12、送受
信部13が設けられている。前記音声処理部11には、
前記マイクロホン6及びスピーカ7が接続されていると
共に、前記データ変換部12が接続され、このデータ変
換部12に前記送受信部13が接続され、この送受信部
13に前記アンテナ9が接続されている。
【0017】また、前記制御回路10には、前記キー操
作部3の操作信号がキー操作検出部14を介して入力さ
れるようになっていると共に、この制御回路10が表示
制御部15を介して前記表示部5の表示を制御するよう
になっている。そして、この制御回路10には、メモリ
16が接続されている。この場合、このメモリ16は、
例えば不揮発性メモリ(EEPROM)等かならなり、
通信(通話やメールの送受信)等に係る制御プログラム
や後述するような各種機能を実行するプログラムが記憶
されると共に、後述する電話帳データ(メモリダイヤ
ル)や特定者登録データ等の各種データが記憶されるよ
うになっている。
【0018】このような構成により、携帯電話機1の通
話時においては、アンテナ9で受信した信号が送受信部
13により通信データに変換され、その通信データがデ
ータ変換部12により音声データに変換され、その音声
データが音声処理部11により送話信号としてスピーカ
7から出力されるようになっている。これと共に、マイ
クロホン6から入力される受話信号が、音声処理部11
により音声データに変換され、その音声データがデータ
変換部12により通信データに変換され、その通信デー
タが送受信部13により送信信号に変換されてアンテナ
9から出力され、もって通話の機能が実現されるように
なっている。また、詳しい説明は省略するが、この携帯
電話機1は、メール(文字メッセージデータ)の送受信
の機能も備えている。
【0019】尚、このような通信(通話)は、エリア毎
に設けられる基地局及びそれらを統括する中央制御局に
より制御、管理されるようになっており、そのとき、着
信側の携帯電話機1に呼び出し信号を送る際に、併せて
発信元の電話番号データを送信するようになっている。
そして、携帯電話機1には、着信があった(電話がかか
ってきた)ときに、発信元の電話番号を表示部5に表示
する発信者表示機能を備えている。このとき、発信元の
電話番号が、後述する電話帳データ(メモリダイヤル)
に登録されているものであれば、表示部5には、電話番
号に代えて相手先名が表示されるようになっている。
【0020】さらに、この携帯電話機1は、メモリダイ
ヤルと称される電話帳データの登録の機能を備えてい
る。この電話帳データ登録機能は、前記制御回路10の
処理動作を中心としたソフトウエア的構成により実現さ
れ、所有者(ユーザ)がキー操作部3を操作することに
より、良く電話をかけるような相手の、相手先名、振り
仮名、電話番号、友人や仕事仲間等を分類するグループ
番号等からなる電話帳データを、前記メモリ16の電話
帳データ記憶領域に例えば最大500件まで登録(記
憶)させておくものである。この電話帳データの登録が
行われることによって、ユーザのキー操作により、メモ
リ番号、相手先名、グループ番号、電話番号の一部等か
ら登録された電話番号を検索して表示部5に表示させる
ことができ、その状態でワンタッチ(開始キー3bの操
作)で電話をかけることができるものである。
【0021】さて、この携帯電話機1は、上述のよう
に、着信があったとき(着信中)に、発信元の相手先名
(あるいは電話番号)を表示部5に表示する発信者表示
機能を備えているのであるが、前記電話帳データに登録
されている相手先のうち特定者をユーザが予め指定(登
録)しておくことにより、その特定者からの着信があっ
たときには、表示部5の表示を、通常とは異なる特定の
表示形態に切替える表示切替えの機能を有している。
【0022】この表示切替えの機能は、前記制御回路1
0の処理動作を中心としたソフトウエア的構成により実
現される。即ち、メモリ16の特定者登録データ記憶領
域に、特定者の登録データ(相手先名、電話番号、グル
ープ番号、表示の種類等)が記憶(登録)されており、
制御回路10は、その特定者登録データのリスト中に、
基地局から呼び出し信号と共に送信された発信元の電話
番号データと一致するものが存在するかどうかを検索
し、存在しなければ、表示部5に通常の表示(図1
(b)参照)を行ない、存在していれば、特定の表示形
態として、図1(c)に例示するように、表示部5に相
手先名と共に絵柄を表示するのである。従って、制御回
路10が、表示形態切替手段として機能するのである。
【0023】そして、後の作用説明でも述べるように、
前記制御回路10は、ユーザのキー操作部3の操作によ
り表示切替機能のメニューが選択されると、表示部5に
特定者登録の機能画面(図2参照)を表示し、その状態
で、ユーザにより特定者の指定操作がなされることによ
り、特定者の登録を行なうようになっている。このと
き、制御回路10は、ユーザに特定者を指定させるにあ
たっては、電話帳データを呼出してその相手先名のリス
トを表示部5に表示するようになっており、ユーザがキ
ー操作部3を操作してそのなかから特定者を指定するこ
とに基づいて登録を行なうようになっている。従って、
キー操作部3が、指定手段として機能するようになって
いる。
【0024】また、本実施例では、上記特定の表示形態
における絵柄の種類として複数の絵柄(この場合、家族
編の「家」の絵柄、恋人編の「ハート」の絵柄、友人編
の「花」の絵柄の3種類)が選択可能とされており、特
定者の指定操作時に、ユーザがそれらのうちいずれかを
選択することができるようになっている。さらに、本実
施例では、表示切替機能のメニューのサブメニューとし
て、グループ指定が可能とされており、これによれば、
ユーザが電話帳データに登録されたグループ番号を指定
することにより、そのグループに含まれる複数の相手先
を一括して特定者として登録することができるようにな
っている。
【0025】次に、上記構成の作用について、図1ない
し図3も参照して述べる。図2及び図3は、特定者を登
録(指定)する際の処理の流れを、表示部5の画面の表
示がどのように変化するかによって示しており、図2は
個人を特定者として指定する場合、図3はグループを一
括して特定者として指定する場合を示している。まず、
図2を参照して、個人を特定者として指定する場合につ
いて述べる。
【0026】即ち、携帯電話機1の電源オン状態では、
表示部5は日付及び時刻が表示された待受け画面となっ
ている(画面d1)。ユーザが、表示切替機能の特定者
を指定登録したい場合には、キー操作部3のメニュー/
決定キー3eをオン操作した上で、カーソルキー3fを
操作して(あるいはメニュー番号を入力して)メモリ指
定表示切替機能のメニューを選択する。すると、表示部
5の画面には、特定者登録機能の設定画面が表示される
(画面d2)。この設定画面では、表示部5の下部に、
「ON」、「SET」、「OFF」のアイコンが表示さ
れ、ユーザは今から登録を行なう場合には、カーソルキ
ー3fにて「ON」を選択した上で、メニュー/決定キ
ー3eをオン操作する。尚、この選択状態では、アイコ
ンが白黒反転するのであるが、図では、便宜上、四角で
囲むことでアイコンの反転状態を示している。
【0027】すると、表示部5は、登録リスト画面に切
替わる(画面d3)。この登録リスト画面では、既に特
定者として登録されている相手先名(この場合、「山本
浩志」、「秋田太郎」の2名分)が、表示される絵柄を
示すマーク(この場合、共に友人編である「花」のマー
ク)と共に表示される。また、この特定者登録は所定の
有限の件数について可能とされており、残り登録可能な
件数分の「未登録」の文字が併せて表示される。尚、こ
の場合、1画面には3件分の表示がなされるようになっ
ており、例えばカーソルキー3fの操作により、画面を
スクロールさせることが可能とされている。
【0028】次に、ユーザは、新たに特定者を登録した
い場合には、カーソルキー3fにて「未登録」を選択
(白黒反転)した上でメニュー/決定キー3eをオン操
作する。すると、表示部5の画面は「登録」の文字が反
転したものとなり(画面d4)、再度メニュー/決定キ
ー3eをオン操作する。また、登録済みの特定者に対す
る、削除、画面の変更設定、上書き登録のいずれかを行
ないたい場合には、その特定者を選択した上でメニュー
/決定キー3eをオン操作する。すると、画面は「削
除」、「設定」、「登録」を選択する画面となり(画面
d5)、例えば上書き登録を行ないたい場合には、「登
録」を選択してメニュー/決定キー3eをオン操作す
る。
【0029】ここで、画面d4あるいは画面d5のいず
れかで「登録」が選択された場合には、電話帳データが
呼出されてその相手先名及び電話番号のリストが表示部
5に表示されるようになる(画面d6)。このリストの
表示は、例えば一画面に1件ずつ行なわれ、ユーザは、
指定したい相手先を検索して表示させるようにする。画
面d6は、「中村智子」が検索された状態を示してお
り、ここでユーザがメニュー/決定キー3eをオン操作
することにより、表示されている「中村智子」が特定者
として指定されることになる。
【0030】この特定者の指定が行なわれると、次に表
示絵柄の種類を選択する画面が表示される(画面d
7)。また、上記画面d5にて「設定」が選択された場
合にも、この画面d7が表示されるようになる。ユーザ
は、この画面にて、上記したような表示絵柄(「家族
編」、「恋人編」、「友人編」のいずれか)を同様の選
択操作により選択するようにする。
【0031】「家族編」が選択されると、表示部5の画
面の下半部に「家」の絵柄が表示され(画面d8)、
「恋人編」が選択されると、表示部5の画面の下半部に
「ハート」の絵柄が表示され(画面d9)、「友人編」
が選択されると、表示部5の画面の下半部に「花」の絵
柄が表示される(画面d10)。ユーザは、それら画面
にて確認を行ない、メニュー/決定キー3eをオン操作
することにより、その登録が完了し、登録リスト画面が
表示されるようになる(画面d11)。この画面d11
では、先に登録されていた「秋田太郎」に対して、「中
村智子」を上書き登録した状態を例示している。
【0032】この状態から、ユーザが更に特定者の指定
(新たな登録等)を続ける場合には、上記画面d3にお
ける説明と同様に、例えば「未登録」を選択すれば上記
画面d4からの処理を繰返し行なうことができる。機能
を終了したい場合には、終了/電源キー3aをオン操作
すれば、待受け画面(画面d1)に戻るようになる。
尚、上記画面d5にて、削除が選択された場合には、そ
の特定者が登録リストから削除される。
【0033】また、上述のように、図3は、グループを
一括して特定者として登録(指定)する際の処理の流れ
を示しており、図2の処理とは異なる点を中心に述べ
る。即ち、ユーザが、表示切替機能の特定者をグループ
単位で指定登録したい場合には、待受け画面(画面d
1)から、キー操作部3のメニュー/決定キー3eをオ
ン操作した上で、カーソルキー3fを操作して(あるい
はメニュー番号を入力して)グループ指定表示切替機能
のメニューを選択する。尚、このメニューは、上記メモ
リ指定表示切替機能の設定画面(上記画面d2)から、
下向きのカーソルキー3fを操作することにより選択す
ることができる。
【0034】このとき、表示部5の画面には、グループ
指定による特定者登録機能の設定画面が表示され(画面
d21)、ユーザは、登録を行なう場合には、「ON」
を選択し決定する。すると、表示部5は、登録リスト画
面に切替わるようになる(画面d22)。この登録リス
ト画面では、既に指定(登録)されているグループ番号
が、表示される絵柄を示すマークと共に表示される。ま
た、更に登録が可能であれば「未登録」の文字も併せて
表示される。尚、このグループ番号は、上記電話帳デー
タの登録時に、ユーザによって指定分類される番号であ
り、ユーザは、このグループ番号により、例えばグルー
プ1が友人で、グループ2が会社関係等と、分類を行な
っておくようになっている。
【0035】そして、ユーザは、新たにグループを特定
者として登録したい場合には、「未登録」を選択、決定
すると、表示部5の画面には「登録」の文字が反転表示
されたものとなる(画面d23)。また、登録済みのグ
ループに対する、削除、画面の変更設定、上書き登録の
いずれかを行ないたい場合には、そのグループを選択、
決定すると、画面は「削除」、「設定」、「登録」を選
択する画面となる(画面d24)。
【0036】これら画面d23あるいは画面d24にて
「登録」が選択されると、電話帳データが呼出されてそ
の電話帳データ中に存在するグループ番号のリストが表
示されるようになる(画面d25)。ユーザは、この画
面d25にて、特定者として指定したいグループ(例え
ばグループ2)を選択、決定する。尚、このとき、左右
方向のカーソルキー3fを操作することにより、そのグ
ループに属する電話帳データを表示させることができ
(画面d26)、ユーザはそのグループを構成する相手
先名等を確認することができる。
【0037】この後、図2の処理と同様に表示絵柄の種
類を選択する画面が表示され(画面d7)。ユーザは、
この画面にて、上記したような表示絵柄(「家族編」、
「恋人編」、「友人編」のいずれか)を選択、決定する
ようにする(画面d8〜d10)。決定がなされると、
登録が完了し、登録リスト画面が表示されるようになる
(画面d26)。この登録では、メモリ16の特定者登
録データ記憶領域に、指定されたグループに属する全て
の相手先が特定者として記憶(登録)されるようになる
のである。尚、画面d26では、先に登録されていた
「グループ3」に対して、「グループ2」を上書き登録
した状態を例示している。
【0038】さて、上記のように特定者の登録がなされ
ていると、上述のように、その後は、着信時において、
制御回路10は、メモリ16に記憶された特定者の登録
データ中に、基地局から呼び出し信号と共に送信された
発信元の電話番号データと一致するものが存在するかど
うかを検索し、存在していれば、その登録データに基づ
いた表示部5の表示を行なうようになっている。特定者
の登録データ中に存在しない電話番号であれば、表示部
5には、発信者表示機能による通常の表示がなされる。
【0039】図1は、その場合の表示例を示しており、
(a)に示す待受け状態から、特定者の登録データ中に
存在しない電話番号から電話がかかってきた場合には、
(b)に示すように、電話帳データ中に存在する電話番
号であれば、「着信中」のメッセージと共にの相手先名
(この場合「山下達郎」)が表示される。図示はしない
が、発信元が電話帳データ中にも存在しない電話番号で
あれば、相手先名に代えてその電話番号がそのまま表示
される。
【0040】これに対し、特定者登録データ中に存在す
る電話番号であれば、その特定者登録データに基づき、
(c)に示すように、特定者である相手先名と共に、選
択されている特定の絵柄が表示される。図の例では、
「中村智子」の相手先名と共に、恋人偏を示す「ハー
ト」の絵柄が表示されるようになる。また、図示はしな
いが、特定者である友人からの電話であれば、相手先名
と共に「花」の絵柄が表示され、特定者である家からの
電話であれば、相手先名と共に「家」の絵柄が表示され
ることになる。尚、通常モードの場合、この着信中には
所定の着信音が鳴動されることは勿論である。
【0041】このように本実施例によれば、登録された
特定者からの着信があったときには、相手先名のみ(あ
るいは電話番号のみ)が表示部5に表示される通常の場
合と異なり、絵柄を含んだ特定の表示形態で表示部5の
表示を行なうようにした。従って、ユーザは、表示部5
を一目見ただけで、特定者からの着信であることが容易
に判るようになる。この場合、従来のような着信音によ
って特定者からの着信を他者と区別するものと異なり、
携帯電話機1がサイレントモードやバイブレーたモード
となっていても、特定者からの着信であることを有効に
知らせることができる。
【0042】そして、特定者の登録は、電話帳データに
記憶されている相手先のうちユーザが特定者としたい相
手先を指定することにより行なうことができるので、従
来のような相手先の名称とその電話番号とを、ユーザが
キー操作によりいちいち入力しなければならなかったも
のと異なり、相手先名を一字一字入力すると共に11桁
もの電話番号を1個ずつキー入力するといった入力操作
を行なう必要がなくなり、特定者の指定のための操作を
容易に行なうことができるものである。
【0043】この結果、本実施例によれば、特定者から
の着信を着信音によらずに判りやすく知らせることがで
きると共に、そのための設定操作を容易に行なうことが
できるという優れた効果を得ることができる。また、特
に本実施例では、特定者の指定を、電話帳データに登録
されたグループ単位でも行なうことができるようにした
ので、複数人のグループを特定者として一括して指定す
ることを極めて容易に行なうことができ、さらには、特
定の表示形態としての絵柄が複数設けられていてそれら
を選ぶことができるようにしたので、特定の表示がバラ
エティに富んだものとなり、特定者からの着信であるこ
とを、ユーザに対して、より判りやすく且つ楽しく知ら
せることができるといったメリットも得ることができ
る。
【0044】尚、上記実施例では、特定の表示形態とし
て絵柄表示を採用したが、特定の表示形態としては、動
画表示(アニメーション)を含むものとすることもで
き、これにより、よりアミューズメント性を高めること
ができる。また、上記実施例では、説明の簡単化のた
め、3種類の絵柄を例としたが、例えば数十種類の多数
の絵柄からユーザが選択できるように構成すれば、より
効果的となる。
【0045】また、図示及び詳しい説明は省略するが、
特定の表示形態を、表示部5のバックライトの色の変更
を含むものとすることができる(請求項5に対応)。例
えば通常の着信時にはバックライトの色を緑とし、特定
者からの着信時にはバックライトの色を赤とするといっ
たものである。これにより、通常の場合と特定者の場合
とを一目で区別でき、特定者からの着信があったこと
を、ユーザに一層判りやすく知らせることができる。そ
の他にも、黄色や青、オレンジ色等バックライトの色を
多色に変更できる構成とすれば、より効果的となる。
【0046】あるいは、着信時に点灯あるいは点滅する
着信ランプ8の色を、例えば2色発光LEDを用いて、
通常の場合には緑、特定者からの場合には赤といったよ
うに変更する構成としても良い(請求項6に対応)。こ
れによっても、通常の場合と特定者の場合とを一目で区
別でき、特定者からの着信があったことを、ユーザに一
層判りやすく知らせることができる。
【0047】さらには、上記実施例では触れなかった
が、表示形態の変更と併せて、着信音についても、通常
の場合と特定者の場合とで変更する構成とすればより一
層効果的となり、バイブレータの振動パターンを、通常
の場合と特定者の場合とで変更する構成とすることも可
能である。また、特定者登録データを電話帳データと別
に持つのではなく、電話帳データ中にフラグ等を付すこ
とによって特定者の登録を行なうようにしても良い。そ
の他、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、例えば携帯電話機に限らず、一般回線電話や自動車
電話など各種の通信端末装置に適用することができる
等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、表示部の待受
け画面(a)、通常の着信中(b)、特定者からの着信
中(c)の表示例を示す図
【図2】個人を特定者として登録する際の処理の流れを
示す図
【図3】グループを一括して特定者として登録する際の
処理の流れを示す図
【図4】携帯電話機の外観を示す斜視図
【図5】携帯電話機の電気的構成を概略的に示すブロッ
ク図
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話機(通信端末装置)、3はキー操
作部(指定手段)、5は表示部、8は着信ランプ、10
は制御回路(表示形態切替手段)、16はメモリを示
す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信の相手先名及びその電話番号等から
    なる電話帳データの登録が可能な電話帳データ登録機能
    を備えると共に、着信時にその発信元が前記電話帳デー
    タに登録されている場合にその相手先名を表示部に表示
    する発信者表示機能を備えるものであって、 前記電話帳データに登録されている相手先のうちの特定
    者を指定するための指定手段と、 この指定手段により指定されている特定者からの着信が
    あったときには、前記発信者表示機能による表示部の表
    示を、通常とは異なる特定の表示形態に切替える表示形
    態切替手段とを具備することを特徴とする通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記特定の表示形態は複数設けられ、前
    記指定手段による指定時にそれらの選択が可能とされて
    いることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記指定手段による指定は、前記電話帳
    データに登録されたグループ単位で行なうことができる
    ように構成されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記特定の表示形態は、絵柄表示あるい
    は動画表示を含むことを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記特定の表示形態は、前記表示部のバ
    ックライトの色の変更を含むことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 着信時に点灯あるいは点滅する着信ラン
    プを備えるものであって、前記特定の表示形態は、前記
    着信ランプの色の変更を含むことを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載の通信端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095030A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Lg Electronics Inc 携帯端末機及びその動作制御方法

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