JP2000339916A - レーベル印刷用画像編集装置、レーベル印刷装置、レーベル印刷システム及び光ディスクドライブ装置 - Google Patents

レーベル印刷用画像編集装置、レーベル印刷装置、レーベル印刷システム及び光ディスクドライブ装置

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JP2000339916A
JP2000339916A JP11145787A JP14578799A JP2000339916A JP 2000339916 A JP2000339916 A JP 2000339916A JP 11145787 A JP11145787 A JP 11145787A JP 14578799 A JP14578799 A JP 14578799A JP 2000339916 A JP2000339916 A JP 2000339916A
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Hiroki Ikeda
宏紀 池田
Toshimichi Hagitani
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーベル画像のインクにより偏重心量が大き
な光ディスクであっても、その偏重心量を小さくし得る
よう修正可能とする。 【解決手段】 重心調整用質量付加手段、例えば、無色
透明印刷部16nによりレーベル画像7を構成するイン
ク重量に対抗する質量を重心調整用パターン21として
レーベルシート6上に付加することで、偏重心量が大き
い光ディスクであっても偏重心量が小さくなるようにレ
ーベル印刷することができ、光ディスクドライブ装置に
よる情報の再生、記録又は消去動作時に発生する振動を
低減させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーベル印刷用画
像編集装置、レーベル印刷装置、レーベル印刷システム
及び光ディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CDやDVDなどの光ディスク
表面には、その光ディスクに記録されている情報のタイ
トル、記録内容の表示、作成者名、製造メーカ名等が、
レーベル画像として印刷されている。その形態として
は、光ディスク表面に貼り付けるレーベルシート上に印
刷したものや、光ディスク表面に直接印刷したものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10にCD−ROM
の例を示す。CD−ROMなる円盤状の光ディスク10
0には、スピンドルモータ(図示せず)のターンテーブ
ルの回転軸が挿入される中心穴101が形成されている
とともに、片面には同一形状のドーナツ状のレーベルシ
ート102が貼り付けられている。このレーベルシート
102が貼り付けられていない面が情報記録面である。
レーベルシート102にはレーベル画像103がインク
により印刷されている。
【0004】このような光ディスク100にあっては、
レーベル画像103を構成するインクの重量が付加され
ており、一般に、レーベル画像103部分のインク全体
の重心位置Piは光ディスク中心位置Pcからずれてい
る。よって、レーベル画像103を含めた光ディスク1
00全体の重心位置はPtとなる。このようにレーベル
画像103を印刷したインク重量により光ディスク10
0全体の重心位置Ptが光ディスク中心位置Pcからず
れてしまう。このようなずれを“偏重心”と呼ぶ。
【0005】このような光ディスク100を光ディスク
ドライブ装置においてスピンドルモータにより回転駆動
させると、上記のような偏重心により発生する遠心力が
振動発生の原因となる。光ディスクに対する情報の再
生、記録又は消去動作時にこのような振動が発生する
と、安定した再生、記録又は消去動作ができなくなって
しまう。
【0006】そこで、本発明は、偏重心量が大きな光デ
ィスクであっても、その偏重心量を小さくし得るよう修
正可能で、光ディスクに対する情報の再生、記録又は消
去動作時に発生する振動を低減でき、安定した再生、記
録又は消去動作を可能にすることを目的とする。
【0007】より詳細には、レーベル印刷前に偏重心量
を把握することで、上記の目的を達成し得るレーベル印
刷用画像編集装置を提供する。
【0008】また、偏重心量が小さくなるようにレーベ
ル印刷を行えるレーベル印刷装置及びレーベル印刷シス
テムを提供する。
【0009】さらには、偏重心が原理的に出ないような
レーベル印刷を行えるレーベル印刷システムを提供す
る。
【0010】また、光ディスクの偏重心を検出してその
偏重心に対処可能な光ディスクドライブ装置を提供す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のレ
ーベル印刷用画像編集装置は、光ディスク表面に貼り付
けるレーベルシート上又は光ディスク表面上に印刷する
ためのレーベル画像を編集作成するレーベル印刷用画像
編集装置において、印刷する前記レーベル画像のビット
マップデータの各ビットの前記光ディスク上における座
標値と1ビット当りのインク質量とに基づき印刷する前
記レーベル画像を構成するインク全体の重心位置を算出
する算出手段を備える。
【0012】従って、レーベル印刷前の編集作成時にレ
ーベル画像を構成するインク全体の重心位置を算出する
ことで偏重心量を把握することができ、偏重心量が大き
い光ディスクであっても偏重心量が小さくなるように対
策することが可能となる。
【0013】請求項2記載の発明のレーベル印刷装置
は、光ディスク表面に貼り付けるレーベルシート上又は
光ディスク表面上にレーベル画像を印刷するレーベル印
刷装置において、前記レーベル画像を構成するインク重
量に対抗する質量を付加する重心調整用質量付加手段を
備える。
【0014】従って、重心調整用質量付加手段によりレ
ーベル画像を構成するインク重量に対抗する質量を付加
することで、偏重心が大きい光ディスクであっても偏重
心量が小さくなるように印刷することができ、光ディス
クドライブ装置による情報の再生、記録又は消去動作時
に発生する振動を低減させ得る。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載のレ
ーベル印刷装置において、前記重心調整用質量付加手段
は、有色、無色或いは無色透明なインク、樹脂或いはテ
ープを印刷、塗布、貼り付け或いは吹き付ける手段であ
る。
【0016】従って、請求項2記載の発明を容易に実現
できる。特に、無色、より好ましくは無色透明なイン
ク、樹脂、或いはテープを用いて重心調整用質量を付加
すれば、光ディスクの体裁を損なうこともない。
【0017】請求項4記載の発明のレーベル印刷システ
ムは、レーベル画像を編集作成するレーベル印刷用画像
編集装置と、光ディスク表面に貼り付けるレーベルシー
ト上又は光ディスク表面上に前記レーベル印刷用画像編
集装置により編集作成された前記レーベル画像を印刷す
るレーベル印刷装置とを備えたレーベル印刷システムに
おいて、前記レーベル印刷装置は、前記レーベル印刷用
画像編集装置により編集作成された前記レーベル画像の
背景部分全域に対して無色又は無色透明なインクを印刷
する。
【0018】従って、編集作成されたレーベル画像の背
景部分全域に対して無色又は無色透明なインクを印刷す
ることで、本来のレーベル画像部分を含めて全面的に渡
って均一にインクにより印刷されることとなり、偏重心
が原理的に生じない印刷状態とすることができ、光ディ
スクドライブ装置による情報の再生、記録又は消去動作
時に発生する振動を極減させ得る。この際、背景部分全
域に対する印刷には、無色、より好ましくは無色透明な
インクを用いているので、本来のレーベル画像や光ディ
スクの体裁を損なうことはない。
【0019】請求項5記載の発明のレーベル印刷システ
ムは、請求項1記載のレーベル印刷用画像編集装置と、
請求項2記載のレーベル印刷装置とを備え、前記レーベ
ル印刷用画像編集装置の前記算出手段により算出された
インク全体の重心位置を前記光ディスク中心位置に略一
致させるよう前記レーベル画像のない対抗する平衡位置
に前記レーベル印刷装置の前記重心調整用質量付加手段
により平衡重量の無色又は無色透明なインクを印刷する
ようにした。
【0020】従って、レーベル印刷用画像編集装置の算
出手段により算出されたインク全体の重心位置に対抗す
る平衡位置にレーベル印刷装置の重心調整用質量付加手
段により平衡重量の無色又は無色透明なインクを印刷す
ることで、このインクを含めてインク全体の重心位置を
光ディスク中心位置に略一致させることができ、レーベ
ル画像による偏重心量の大きな光ディスクの場合であっ
ても、光ディスクドライブ装置による情報の再生、記録
又は消去動作時に発生する振動を低減させ得る。この
際、平衡重量分の印刷には、無色、より好ましくは無色
透明なインクを用いているので、光ディスクの体裁を損
なうことはない。
【0021】請求項6記載の発明の光ディスクドライブ
装置は、光ディスクを回転させるスピンドルモータと、
前記光ディスクに対して情報の再生、記録又は消去動作
を行う光ピックアップと、前記スピンドルモータの回転
中心と前記光ディスクの重心との偏重心を検出する偏重
心検出手段と、前記光ピックアップにより再生、記録又
は消去する情報をドライブ装置外部と送受信するととも
に、前記偏重心検出手段により検出された偏重心情報を
前記ドライブ装置外部に出力するインタフェースと、を
備える。
【0022】従って、偏重心検出手段により検出された
偏重心情報をインタフェースを介してドライブ装置外部
に出力するので、光ディスクの偏重心の検出・認識が可
能となり、その偏重心の影響が小さくなるように駆動さ
せることができる。
【0023】請求項7記載の発明の光ディスクドライブ
装置は、記録可能な光ディスクを回転させるスピンドル
モータと、前記スピンドルモータの回転中心と前記光デ
ィスクの重心との偏重心を検出する偏重心検出手段と、
前記光ディスクに対して情報の再生、記録又は消去動作
を行うとともに、前記偏重心検出手段により検出された
偏重心情報を前記光ディスクの所定位置に記録する光ピ
ックアップと、を備える。
【0024】従って、偏重心検出手段により検出された
偏重心情報を光ピックアップにより光ディスクの所定位
置に記録するので、当該光ディスクを光ディスクドライ
ブ装置に装填させてその情報を読取らせることで、光デ
ィスクの偏重心の認識が可能となり、その偏重心の影響
が小さくなるように駆動させることができる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項6又は7記
載の光ディスクドライブ装置において、前記偏重心検出
手段は、加速度センサにより検出される前記スピンドル
モータの振動加速度に基づき偏重心を検出する。
【0026】従って、レーベル画像のインク重量に起因
して偏重心が大きい場合には、光ディスクの回転時に遠
心力により振動が発生するので、スピンドルモータの振
動加速度を加速度センサにより検出することで偏重心を
検出でき、偏重心検出手段を容易に実現できる。
【0027】請求項9記載の発明は、請求項6又は7記
載の光ディスクドライブ装置において、前記偏重心検出
手段は、前記光ピックアップにおける対物レンズ駆動装
置の対物レンズ駆動信号に基づき偏重心を検出する。
【0028】従って、偏重心は光ピックアップにおける
対物レンズ駆動装置の対物レンズ駆動信号に基づき検出
することもできるので、偏重心検出手段を容易に実現で
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。図1はレーベル印刷シ
ステム1の外観構成図を示し、コンピュータによるレー
ベル印刷用画像編集装置2とプリンタによるレーベル印
刷装置3とをケーブル4により接続してなる。
【0030】レーベル印刷用画像編集装置2は光ディス
ク5表面に貼り付けるレーベルシート6上(本実施の形
態を含め、各実施の形態ではレーベルシート6とし、特
に説明しないが光ディスク5表面自身であってもよい)
に印刷するためのレーベル画像7を編集作成するもの
で、レーベル印刷装置3はレーベル印刷用画像編集装置
2により編集作成されて転送されたレーベル画像7をレ
ーベルシート6上に印刷するものである。レーベルシー
ト6は図2に示すように、光ディスク5表面に貼り付け
られる光ディスク5と略同形のドーナツ状シートであ
る。
【0031】ここに、本実施の形態のコンピュータ構成
のレーベル印刷用画像編集装置2では、算出手段を備え
ており、印刷しようとするレーベル画像7のビットマッ
プデータの各ビットのレーベルシート6(光ディスク
5)上における座標値と1ビット当りのインク質量とに
基づき、そのレーベル画像7を構成するインク全体の重
心位置を算出する。
【0032】この点の処理について、図3を参照して説
明する。まず、図3に示すように、レーベル画像7のレ
ーベルシート6上における印刷領域に対応させて横軸
(列)にA,B,C,D,…、縦軸(行)に1,2,
3,4,…の如く分割した格子を作成し、作成されたレ
ーベル画像7をこの格子上に重ね合わせることによりビ
ットマップデータに展開する。このような格子上の各座
標にレーベル画像7があるか否かを判断し、画像がある
ビットは“m”、画像のないビットは“0”とする。こ
のようにして、座標1,2,3,4,…行、座標A,
B,C,D,…を列とする数1に示すような行列が得ら
れる。
【0033】
【数1】
【0034】mは1つの格子の座標に画像がある場合に
その印刷に際して使用されるインクの質量(1ビット当
りの平均的な質量)である。レーベルシート6(光ディ
スク5)の中心からの各格子の座標までの距離L(座標
値)と、数1に示した行列とから、実際にレーベルシー
ト6にレーベル画像7を印刷した場合にそのレーベル画
像7を構成するインク全体の重心位置Piは、 <インクの総重量>=Σm <インク全体の重心位置Pi>=ΣLm/Σm により算出される。
【0035】このようにして、本実施の形態によれば、
レーベル画像7の画像編集時点で、実際のレーベルシー
ト6上への印刷により生ずるインクの総重量とその重心
位置Piとを把握することができる。従って、レーベル
画像7の付加により偏重心が大きくなる光ディスク5で
あっても、後述する実施の形態による対応策、或いは任
意の対応策により、偏重心量が小さくなるように対策す
ることが可能となり、実際の光ディスクドライブ装置に
よる情報の再生、記録又は消去動作時に発生する振動を
低減させ得る。
【0036】本発明の第二の実施の形態を図4及び図5
に基いて説明する。第一の実施の形態で示した部分と同
一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降
の各実施の形態でも、順次同様とする)。
【0037】本実施の形態では、主にレーベル印刷装置
3に関する。図4はレーベル印刷装置3の構成例を模式
的に示す平面図である。長尺状のレーベル台紙11上に
はCD或いはDVD等の光ディスク5と同じ大きさの形
状に形成された円形切り込み12aと光ディスク5の中
心穴13と同じ大きさの形状に形成された円形切り込み
12bとにより 多数枚分のレーベルシート6が等
間隔に形成されている。このようなレーベルシート6の
片面(裏面)には接着剤が塗布されており、レーベル台
紙11上から剥離自在で光ディスク5上に貼り付け自在
とされている。このようなレーベル台紙11は図示しな
い搬送ローラ等による搬送機構により矢印方向に搬送さ
れるもので、その所定位置にはレーベル台紙11を搬送
方向に直交する方向に横切る2本のガイドレール14が
設けられ、このガイドレール14に沿ってレーベル台紙
11(レーベルシート6)上を矢印で示す方向に往復移
動自在な印刷ヘッド15が設けられている。この印刷ヘ
ッド15はレーベルシート6上に対してインクによりレ
ーベル画像等の印刷を行うもので、本実施の形態では、
マゼンタ印刷部16m、シアン印刷部16c、イエロー
印刷部16y、ブラック印刷部16bk、及び、重心調
整用質量付加手段として用いられる無色透明印刷部16
nの5つの印刷ヘッドを備えており、これらの適宜組合
せにより、単色又はカラー印刷或いは無色透明な印刷が
可能とされている。この印刷ヘッド15のレーベルシー
ト6上への移動はモータ17により行われる。
【0038】このモータ17や印刷ヘッド15の動作を
制御するコントローラ18が設けられており、レーベル
印刷用画像編集装置2により編集作成されてケーブル4
及びインタフェース19を介して転送されるレーベル画
像7の情報等に基づき制御動作を行う。即ち、レーベル
画像7等の情報がインタフェース19を介してコントロ
ーラ18に入力されると、このコントローラ18がレー
ベル台紙11に対する搬送機構、印刷ヘッド15用のモ
ータ17を駆動制御して、印刷部16m,16c,16
y,16bkの一つとレーベルシート6との位置関係を
制御し、所望の位置に印刷ヘッド15が位置するときに
印刷すべきレーベル画像7の情報から使用する印刷部を
選択してその印刷部を駆動させることにより、レーベル
シート6上にレーベル画像7が所望の色インクで所望の
位置に印刷される。
【0039】さらに、レーベルシート6上でレーベル画
像7が印刷された部分とは対抗する平衡位置に対して無
色透明印刷部16nを用いて重心調整用パターン21が
無色透明インクにより印刷される。即ち、この重心調整
用パターン21の印刷位置は、レーベル画像7を構成す
るインク全体の重心位置Piを光ディスク5の中心位置
Pcに略一致させるようにレーベル画像7のない領域中
で対抗する平衡位置とされ、その平衡位置にてレーベル
画像7を構成するインク全体の重量に平衡するインク重
量のパターンに設定されている。
【0040】このような重心調整用パターン21を付加
してレーベルシート6上に印刷を行うことで、レーベル
画像7のみではそのインク重量に基づく偏重心量が大き
い場合であっても、付加された重心調整用パターン21
によりその偏重心量が小さく抑えられることとなり、こ
のようなレーベルシート6が貼り付けられた光ディスク
5に対する実際の光ディスクドライブ装置による情報の
再生、記録又は消去動作時に発生する振動を低減させ得
る。
【0041】ところで、重心調整用パターン21の形状
と印刷位置の決め方について、図5を参照して説明す
る。第一の実施の形態で説明したように、レーベル印刷
用画像編集装置2においてレーベル画像7を構成するイ
ンクの総重量M1とインク全体の重心位置Piとが算出
される。また、光ディスク5自身の質量M2とその重心
位置=中心位置Pcとは予め把握されているものとす
る。これらの情報を用いて、偏重心量を小さくするため
の重心調整用パターン21の形状(質量M3)と印刷位
置(その重心位置Pn)とが求められる。
【0042】即ち、光ディスク5の中心位置Pcとイン
ク全体の重心位置Piとの間の距離をL1、光ディスク
5の中心位置Pcと重心調整用パターン21の重心位置
Pnとの間の距離をL2とすると、 <光ディスク5の中心位置Pcからの距離>=(M1・
L1+M3・L2)/(M1+M2+M3)=0 なる関係式が得られる。これにより、 M1・L1+M3・L2=0 であり、M1,L1は既知の値であるので、M3を偏重
心調整用インクの最小質量とすると、上式から、距離L
2が求まる。
【0043】このようにして決定された距離L2が光デ
ィスク5の外径よりも大きな値となってしまい、重心調
整用パターン21の印刷が不可能となってしまう場合に
は、M3の値を大きくして(重心調整用パターン21の
形状を大きくして)、再度、距離L2を求め直せばよ
い。
【0044】なお、本実施の形態では、重心調整用パタ
ーン21を無色透明インクを用いて印刷しているため、
重心調整用パターン21が付加されても視覚上はレーベ
ル画像7のみが印刷されたレーベルシート6を有する光
ディスク5となり、光ディスク5の体裁を損なうことは
ない。
【0045】もっとも、重心調整用パターン21を印刷
する上では、無色透明なインクに限らず、無色なイン
ク、或いは、有色インクであってもよい。このような場
合には、例えば重心調整用パターン21のパターン形状
を工夫することで、光ディスク5の体裁を損なわないよ
うにすればよい。また、無色透明なインクを用いる場合
であれば、レーベル画像7と同一の画像を中心位置Pc
に対して点対称をなすように印刷することで重心調整用
パターンとし、重量バランスをとるようにしてもよい。
この場合、特に重心位置の算出等の処理を必要としな
い。
【0046】さらには、インクを用いて重心調整用パタ
ーン21の重量を印刷により付加する例に限らず、例え
ば、樹脂やテープ等の材料をレーベルシート6上の平衡
位置に塗布し、貼り付け、或いは吹き付けるようにして
もよい。このような塗布、貼り付け或いは吹き付け手段
を重心調整用質量付加手段として印刷ヘッド15の一部
等に設ければよい。
【0047】本発明の第三の実施の形態を図6に基づい
て説明する。本実施の形態のレーベル印刷装置3では、
レーベルシート6上のレーベル画像7部分を除く背景部
分全域に対して無色透明印刷部16nにより無色透明な
インクにより地肌部パターン22として印刷させるよう
にしたものである(図面上は、ハッチング状態で示
す)。即ち、レーベルシート6のレーベル画像7部分は
印刷部16m,16c,16y,16bkを適宜用いて
インクにより印刷され、その背景部分全域は無色透明印
刷部16nにより無色透明なインクにより地肌部パター
ン22として印刷されることで、レーベルシート6の全
面がほぼ均一にインクにより印刷されることとなるの
で、インク重量の偏りがなく、原理的に偏重心を生じな
いこととなり、このようなレーベルシート6が貼り付け
られた光ディスク5に対する実際の光ディスクドライブ
装置による情報の再生、記録又は消去動作時に発生する
振動を極減させ得る。この際、本来のレーベル画像7の
視認性が地肌部パターン22により損なわれることはな
く、また、レーベル画像7の重心位置等を求める演算処
理も必要としない。
【0048】本発明の第四の実施の形態を図7に基づい
て説明する。本実施の形態は、例えば図10や図2に示
したようなレーベル画像の印刷されたレーベルシートが
貼り付けられた光ディスク31に対して再生、記録又は
消去動作を行うための光ディスクドライブ装置に関す
る。まず、ローディング装置(図示せず)により装填さ
れる光ディスク31を回転駆動させるためのスピンドル
モータ32が設けられている。このように回転駆動され
る光ディスク31に対して情報の再生、記録又は消去動
作を行う光ピックアップ33がガイドレール34に沿っ
て光ディスク31の半径方向にシーク移動自在に設けら
れている。この光ピックアップ33は再生等の動作を行
う際に光ディスク31上に微小スポットを形成するため
の対物レンズ35を搭載しており、スレッジモータ(図
示せず)によりシーク方向に駆動される。スピンドルモ
ータ32、ガイドレール34等はドライブベース36上
に支持されている。
【0049】このような光ディスクドライブ装置として
の基本的な構成の下、光ディスク31に貼り付けられて
いるレーベルシートにおけるレーベル画像の偏重心量が
大きいと、スピンドルモータ32により光ディスク31
を回転させた際、遠心力により振動が発生する。この振
動は、ドライブベース36、ガイドレール34等を介し
て光ピックアップ33に伝わる。即ち、光ディスク31
が振動し、かつ、光ピックアップ33も振動するので、
対物レンズ35の位置決め精度を悪化させてしまう。
【0050】このようなことから、本実施の形態の光デ
ィスクドライブ装置においては、このような振動の振幅
と振動周波数とを検出するための偏重心検出手段として
加速度センサ37がスピンドルモータ32付近にてドラ
イブベース36上に設けられている。より詳細には、加
速度センサ37は、光ディスク31の厚み方向、即ち、
フォーカシング方向と、光ディスク31の半径方向、即
ち、トラッキング方向との加速度を各々検出する機能を
有するものが用いられている。
【0051】このような加速度センサ37の検出情報が
入力されるコントローラ38が設けられている。このコ
ントローラ38にはスピンドルモータ32、光ピックア
ップ33及びスレッジモータ等を駆動させるためのドラ
イバ39が接続されている他、ドライブ装置外部(例え
ば、ホストコンピュータ等)とのインタフェースを司る
インタフェースコントローラ40が接続されている。
【0052】このような構成において、加速度センサ3
7により検出された加速度情報はコントローラ38に入
力される。コントローラ38では、この加速度情報から
光ディスク31の回転周波数成分を抜き出し、その振幅
が予め設定されている一定値を超えているか否かを判断
する。つまり、光ディスク31の回転周波数における振
動加速度振幅が或る値を超えると、光ディスク31の偏
重心により発生する振動が大きいと判断する。そして、
ドライバ39に対してスピンドルモータ32の回転数を
小さくするよう指示する。併せて、コントローラ38は
インタフェースコントローラ40を通じてドライブ装置
外部に対して光ディスク31の偏重心が大きく、光ディ
スク31の回転数を低下させないと光ピックアップ33
が適正に情報の再生、記録又は消去動作を行えないこと
を出力する。
【0053】従って、本実施の形態によれば、加速度セ
ンサ37により検出された偏重心情報をインタフェース
コントローラ40を介してドライブ装置外部に出力する
ので、当該光ディスク31の偏重心状態の検出・認識が
可能となり、その偏重心の影響が小さくなるように光デ
ィスクドライブ装置を駆動させることができる。特に、
偏重心検出手段に加速度センサ37を用いているので、
簡単に構成し得る。
【0054】本発明の第五の実施の形態を図8に基づい
て説明する。前述した第四の実施の形態に類似している
が、本実施の形態では、まず、光ディスク41として光
ピックアップ33により記録可能なCD−R,CD−R
W,DVD−R等が用いられている。
【0055】このような構成において、加速度センサ3
7により検出された加速度情報はコントローラ38に入
力される。コントローラ38では、この加速度情報から
光ディスク31の回転周波数成分を抜き出し、その振幅
が予め設定されている一定値を超えているか否かを判断
する。つまり、光ディスク31の回転周波数における振
動加速度振幅が或る値を超えると、光ディスク31の偏
重心により発生する振動が大きいと判断する。そして、
ドライバ39に対してスピンドルモータ32の回転数を
小さくするよう指示する。併せて、コントローラ38は
ドライバ39を通じて光ピックアップ33に光ディスク
41の所定位置に当該光ディスクの偏重心量が大きいこ
とを記録するように指示する。
【0056】従って、本実施の形態によれば、加速度セ
ンサ37により検出された偏重心情報を光ピックアップ
33により当該光ディスク41の所定位置に記録するの
で、当該光ディスク41に対する情報の再生、記録又は
消去動作に際して、光ディスクドライブ装置に装填され
たときにその偏重心情報を読取らせることで、光ディス
ク41の偏重心状態の認識が可能となり、その偏重心の
影響が小さくなるように光ディスクドライブ装置を駆動
させることができる。
【0057】本発明の第六の実施の形態を図9に基づい
て説明する。本実施の形態では、加速度センサ37に代
えて、光ピックアップ33における対物レンズアクチュ
エータ(対物レンズ駆動装置)42を偏重心検出手段に
用い、その対物レンズ駆動信号に基づき偏重心を検出す
るようにしたものである。
【0058】即ち、光ディスク31(又は、41)の偏
重心は対物レンズアクチュエータ42のトラッキング用
モータの駆動信号から把握することも可能である。つま
り、対物レンズアクチュエータ42は対物レンズ35を
その光軸方向と光軸方向に直交する方向とに駆動するこ
とで、対物レンズ35により光ディスク31(又は、4
1)の情報記録膜上に形成されるスポットの焦点合わせ
とトラッキングとを行う。従って、光スポットと光ディ
スク31(又は、41)との相対的位置ずれ量は、光ピ
ックアップ33により検出し得る。ここに、ドライバ3
9は検出したずれ量が小さくなるように対物レンズアク
チュエータ42のモータを駆動する。この際、モータの
駆動電流は対物レンズ35と光ディスク31(又は、4
1)との相対的ずれ量を表している。そこで、バンドパ
スフィルタにより対物レンズアクチュエータ42の駆動
電流のディスク回転周波数成分のみを取り出すことによ
り、偏重心により発生する光ディスク振動を検出するこ
とができる。そこで、本実施の形態では、対物レンズア
クチュエータ42のトラッキング用モータの駆動電流を
コントローラ38に入力させ、内蔵のバンドパスフィル
タ(図示せず)により光ディスク31(又は、41)の
回転周波数成分を検出し、偏重心を検出するものであ
る。この後の処理は、第四又は五の実施の形態の場合と
同様な処理でよい。
【0059】従って、本実施の形態による場合も、前述
の第四又は五の実施の形態の場合と同様な効果が得られ
るが、偏重心は光ピックアップ33における対物レンズ
アクチュエータ42の対物レンズ駆動信号に基づき検出
するようにしたので、偏重心検出手段を容易に実現でき
る。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明のレーベル印刷用画
像編集装置によれば、レーベル印刷前の編集作成時にレ
ーベル画像を構成するインク全体の重心位置を算出する
ことで偏重心量を把握することができ、偏重心が大きい
光ディスクであっても偏重心量が小さくなるように対策
することが可能となる。
【0061】請求項2記載の発明のレーベル印刷装置に
よれば、重心調整用質量付加手段によりレーベル画像を
構成するインク重量に対抗する質量を付加することで、
偏重心が大きい光ディスクであっても偏重心量が小さく
なるように印刷することができ、光ディスクドライブ装
置による情報の再生、記録又は消去動作時に発生する振
動を低減させ得る。
【0062】請求項3記載の発明のレーベル印刷装置に
よれば、請求項2記載の発明を容易に実現でき、特に、
無色、より好ましくは無色透明なインク、樹脂、或いは
テープを用いて重心調整用質量を付加すれば、光ディス
クの体裁を損なうこともない。
【0063】請求項4記載の発明のレーベル印刷システ
ムによれば、編集作成されたレーベル画像の背景部分全
域に対して無色又は無色透明なインクを印刷すること
で、本来のレーベル画像部分を含めて全面的に渡って均
一にインクにより印刷されることとなり、偏重心が原理
的に生じない印刷状態とすることができ、光ディスクド
ライブ装置による情報の再生、記録又は消去動作時に発
生する振動を極減させ得る上に、背景部分全域に対する
印刷には、無色、より好ましくは無色透明なインクを用
いているので、本来のレーベル画像や光ディスクの体裁
を損なうことはない。
【0064】請求項5記載の発明のレーベル印刷システ
ムによれば、レーベル印刷用画像編集装置の算出手段に
より算出されたインク全体の重心位置に対抗する平衡位
置にレーベル印刷装置の重心調整用質量付加手段により
平衡重量の無色又は無色透明なインクを印刷すること
で、このインクを含めてインク全体の重心位置を光ディ
スク中心位置に略一致させることができ、レーベル画像
による偏重心量の大きな光ディスクの場合であっても、
光ディスクドライブ装置による情報の再生、記録又は消
去動作時に発生する振動を低減させ得る上に、平衡重量
分の印刷には、無色、より好ましくは無色透明なインク
を用いているので、光ディスクの体裁を損なうことはな
い。
【0065】請求項6記載の発明の光ディスクドライブ
装置によれば、偏重心検出手段により検出された偏重心
情報をインタフェースを介してドライブ装置外部に出力
するので、光ディスクの偏重心の検出・認識が可能とな
り、その偏重心の影響が小さくなるように駆動させるこ
とができる。
【0066】請求項7記載の発明の光ディスクドライブ
装置によれば、偏重心検出手段により検出された偏重心
情報を光ピックアップにより光ディスクの所定位置に記
録するので、当該光ディスクを光ディスクドライブ装置
に装填させてその情報を読取らせることで、光ディスク
の偏重心の認識が可能となり、その偏重心の影響が小さ
くなるように駆動させることができる。
【0067】請求項8記載の発明の光ディスクドライブ
装置によれば、レーベル画像のインク重量に起因して偏
重心が大きい場合には、光ディスクの回転時に遠心力に
より振動が発生するので、スピンドルモータの振動加速
度を加速度センサにより検出することで偏重心を検出で
き、偏重心検出手段を容易に実現できる。
【0068】請求項9記載の発明のの光ディスクドライ
ブ装置によれば、、偏重心は光ピックアップにおける対
物レンズ駆動装置の対物レンズ駆動信号に基づき検出す
ることもできるので、偏重心検出手段を容易に実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すレーベル印刷
システムの外観斜視図である。
【図2】その光ディスクの平面図である。
【図3】ピットマップデータへの展開例を示す模式的説
明図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態を示すレーベル印刷
装置の概略平面図である。
【図5】その重心位置等の位置関係を示す平面図であ
る。
【図6】本発明の第三の実施の形態を示すレーベル印刷
装置の概略平面図である。
【図7】本発明の第四の実施の形態を示す光ピックアッ
プ装置の概略側面図である。
【図8】本発明の第五の実施の形態を示す光ピックアッ
プ装置の概略側面図である。
【図9】本発明の第六の実施の形態を示す光ピックアッ
プ装置の概略側面図である。
【図10】従来例を示す光ディスクの平面図である。
【符号の説明】
2 レーベル印刷用画像編集装置 3 レーベル印刷装置 5 光ディスク 6 レーベルシート 7 レーベル画像 16n 重心調整用質量付加手段 31 光ディスク 32 スピンドルモータ 33 光ピックアップ 37 加速度センサ、偏重心検出手段 40 インタフェース 41 光ディスク 42 対物レンズ駆動装置、偏重心検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 宏紀 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 萩谷 利道 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C062 RA01 5D109 DA01 DA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク表面に貼り付けるレーベルシ
    ート上又は光ディスク表面上に印刷するためのレーベル
    画像を編集作成するレーベル印刷用画像編集装置におい
    て、 印刷する前記レーベル画像のビットマップデータの各ビ
    ットの前記光ディスク上における座標値と1ビット当り
    のインク質量とに基づき印刷する前記レーベル画像を構
    成するインク全体の重心位置を算出する算出手段を備え
    ることを特徴とするレーベル印刷用画像編集装置。
  2. 【請求項2】 光ディスク表面に貼り付けるレーベルシ
    ート上又は光ディスク表面上にレーベル画像を印刷する
    レーベル印刷装置において、 前記レーベル画像を構成するインク重量に対抗する質量
    を付加する重心調整用質量付加手段を備えることを特徴
    とするレーベル印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記重心調整用質量付加手段は、有色、
    無色或いは無色透明なインク、樹脂或いはテープを印
    刷、塗布、貼り付け或いは吹き付ける手段であることを
    特徴とする請求項2記載のレーベル印刷装置。
  4. 【請求項4】 レーベル画像を編集作成するレーベル印
    刷用画像編集装置と、光ディスク表面に貼り付けるレー
    ベルシート上又は光ディスク表面上に前記レーベル印刷
    用画像編集装置により編集作成された前記レーベル画像
    を印刷するレーベル印刷装置とを備えたレーベル印刷シ
    ステムにおいて、 前記レーベル印刷装置は、前記レーベル印刷用画像編集
    装置により編集作成された前記レーベル画像の背景部分
    全域に対して無色又は無色透明なインクを印刷すること
    を特徴とするレーベル印刷システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のレーベル印刷用画像編集
    装置と、請求項2記載のレーベル印刷装置とを備え、 前記レーベル印刷用画像編集装置の前記算出手段により
    算出されたインク全体の重心位置を前記光ディスク中心
    位置に略一致させるよう前記レーベル画像のない対抗す
    る平衡位置に前記レーベル印刷装置の前記重心調整用質
    量付加手段により平衡重量の無色又は無色透明なインク
    を印刷するようにしたことを特徴とするレーベル印刷シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 光ディスクを回転させるスピンドルモー
    タと、 前記光ディスクに対して情報の再生、記録又は消去動作
    を行う光ピックアップと、 前記スピンドルモータの回転中心と前記光ディスクの重
    心との偏重心を検出する偏重心検出手段と、 前記光ピックアップにより再生、記録又は消去する情報
    をドライブ装置外部と送受信するとともに、前記偏重心
    検出手段により検出された偏重心情報を前記ドライブ装
    置外部に出力するインタフェースと、を備える光ディス
    クドライブ装置。
  7. 【請求項7】 記録可能な光ディスクを回転させるスピ
    ンドルモータと、 前記スピンドルモータの回転中心と前記光ディスクの重
    心との偏重心を検出する偏重心検出手段と、 前記光ディスクに対して情報の再生、記録又は消去動作
    を行うとともに、前記偏重心検出手段により検出された
    偏重心情報を前記光ディスクの所定位置に記録する光ピ
    ックアップと、を備える光ディスクドライブ装置。
  8. 【請求項8】 前記偏重心検出手段は、加速度センサに
    より検出される前記スピンドルモータの振動加速度に基
    づき偏重心を検出する請求項6又は7記載の光ディスク
    ドライブ装置。
  9. 【請求項9】 前記偏重心検出手段は、前記光ピックア
    ップにおける対物レンズ駆動装置の対物レンズ駆動信号
    に基づき偏重心を検出する請求項6又は7記載の光ディ
    スクドライブ装置。
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