JP2000338376A - 自己支持型光ファイバケーブル - Google Patents

自己支持型光ファイバケーブル

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JP2000338376A
JP2000338376A JP11151772A JP15177299A JP2000338376A JP 2000338376 A JP2000338376 A JP 2000338376A JP 11151772 A JP11151772 A JP 11151772A JP 15177299 A JP15177299 A JP 15177299A JP 2000338376 A JP2000338376 A JP 2000338376A
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fiber cable
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Tomoyuki Yokogawa
知行 横川
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体部にスペーサロッドを用いない自己支持
型光ファイバケーブルにおいて、本体部が弛んだ際に折
れ曲がり現象が生じない自己支持型光ファイバケーブル
を提供する。 【解決手段】 本体部1と支持線部4とは、連結部7に
より長手方向に間欠的に連結されている。支持線部の長
さに対し本体部の長さが長く、余長をもっている。本体
部の外被2は、断面において外壁面の形状は円形、内壁
面の形状は楕円形状である。図では、断面2次モーメン
トは上下方向の大きく、左右方向は小さくなっている。
2次モーメントの小さい軸は曲がりやすい方向であるた
めに、本体部は、この方向に曲がり易いため、この2次
モーメントの小さな軸方向に曲げられて、蛇行した形状
をとり、余長を吸収することができ、局所的な応力集中
にともなう鋭角的な折れ曲がりは生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己支持型光ファ
イバケーブル、特に、本体部の管状の外被を内側から支
持するスペーサロッドを備えない自己支持型光ファイバ
ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自己支持型光ケーブルは、支持線
と光ケーブルの本体部が一体化されており、これを架空
に懸架する際には、支持線の両端を電柱に固定すること
で、光ケーブル本体を保持することができる。このケー
ブルの利点は、支持線と本体部が一体化されているため
に支持線を単独で架渉する必要がなく、架渉作業が1回
で済むという作業効率の良さにある。
【0003】本体部には、スペーサロッドを用いて、そ
のスロットに光ファイバ心線を収納して外被を施した構
造のものが用いられている。これに対して、特開平10
−115755号公報に記載されているように、本体部
にスロットロッドを用いずに、支持線部に対して本体部
に弛みを付与した自己支持型光ファイバケーブルも知ら
れている。
【0004】図7は、上記公報に記載された本体部にス
ペーサロッドを用いない自己支持型光ファイバケーブル
の断面図である。図中、1は本体部、2は外被、3は収
納空間、4は支持線部、5は支持線、6は被覆、8は光
ファイバ心線、10は連結部である。本体部1は、管状
の外被2で構成され、収納空間3には、光ファイバ心線
8が収納されている。支持線部4は、複数本の鋼線等の
支持線5を撚り合わせた上に被覆6が施されている。支
持線部4の長さに対し、本体部1の長さが長くされてお
り、本体部1と支持線部4とは、間欠的に連結部10で
連結されている。この例では、連結部10は首部として
構成され、本体部1の外被2と、支持線部4の被覆6
と、連結部10とが、一体的に成形されている。
【0005】このような本体部にスペーサロッドを用い
ない自己支持型光ファイバケーブルにおいては、光ファ
イバ心線がルースに収容される本体部の外被は、図7に
示されているように、真円構造が一般的である。
【0006】本体部にスペーサロッドを用いない自己支
持型光ファイバケーブルにおいて、従来技術では、本体
部の剛性が周方向で均一であるために、支持線に対する
本体部に、支持線に対して余長を付与したときに、本体
部の外被が鋭角的に折れる事故が生じることがあった。
図8は、その様子を模式的に図示するものである。図
中、1は本体部、4は支持線部であり、例えば、図7と
同様の構成である。本体部1と支持線部4とは、適宜の
間隔で首部により連結されているが、首部の図示は省略
した。自己支持型光ケーブルは、懸架された状態では、
支持線にかかる張力により支持線部4が伸ばされるとと
もに、本体部1にも張力が加わって、本体部1と支持線
部4とは、並行した状態となる。しかし、支持線部4に
張力が加えられない状態では、本体部1は余長のために
弛んで、支持線部4に対して蛇行した形状となる。この
弛みによって、図のA部のように、本体部1に鋭角的に
折れ曲がる箇所が発生し、伝送ロスに悪影響を与えるこ
とがあった。これは、本体部1が周方向に均一な物性を
有するため、余長に起因して本体部1を曲げようとする
長手方向の圧縮力が働くと、最初に曲がり始めた点に応
力が集中するためである。特に、本体部1の外被にテン
ションメンバ、例えば鋼線が内蔵された構造では、折れ
曲がり現象の発生が顕著に見られた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、本体部にスペーサロッドを
用いない自己支持型光ファイバケーブルにおいて、本体
部が弛んだ際に折れ曲がり現象が生じない自己支持型光
ファイバケーブルを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、支持線部と、管状の外被に光ファイバ心線を収容し
てなる本体部と、前記支持線部と本体部を連結する連結
部からなる光ケーブルであって、前記連結部は間欠的に
支持線部と本体部を連結し、前記支持線部の長さに対し
前記本体部の長さが長く、かつ、前記本体部には前記管
状の外被を内側から支持するスペーサロッドを備えず、
前記管状の外被が断面2次モーメントに異方性を有する
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自己支持型光ファイバケーブルにおいて、前記管状の
外被の断面形状における内壁または外壁の少なくとも一
方の形状が、長方形、楕円形または長円形であり、前記
管状の外被の厚みの差によって、前記断面2次モーメン
トに異方性を有することを特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の自己支持型光ファイバケーブルにおいて、前記長方
形、楕円形または長円形の長径と短径の値により下式で
与えられる扁平率が20%以上であることを特徴とする
ものである。 扁平率=(1−短径/長径)×100(%)
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の自己支持型光フ
ァイバケーブルの第1の実施の形態を説明するためのも
ので、図1(A)は本体部の外被の斜視図、図1(B)
は外被の断面図である。図中、1は本体部、2は外被、
2aは外壁面、2bは内壁面、3は収納空間である。図
1では、支持線部については、図示を省略し、本体部の
みを図示し、収容される光ファイバ心線の図示も省略し
た。
【0012】この実施の形態では、本体部1は、本体部
1に直交する2次モーメントの大きい軸と小さい軸を備
えている。すなわち、図1(B)から分かるように、断
面形状において、外被2の外壁面2aの形状は円形であ
るが、内壁面2bの形状は楕円形状である。この形状に
よって、図の上下方向の2次モーメントは大きく、図の
左右方向の2次モーメントは小さくなっている。2次モ
ーメントの小さい軸は曲がりやすい方向であるために、
本体部1は、容易にこの方向に曲がり易い。この結果、
本体部1は、この2次モーメントの小さな軸方向に曲げ
られて、蛇行した形状をとり、余長を吸収することがで
き、局所的な応力集中にともなう鋭角的な折れ曲がりは
生じない。
【0013】なお、2次モーメントの大きい軸と小さい
軸の方向は、図示しない支持線部に対して、常に一定方
向を取る必要はなく、長手方向に、例えば、螺旋状など
のように、規則的に変動してもよく、また、不規則に変
動してもよい。もちろん、2次モーメントの大きい軸と
小さい軸の方向が図示しない支持線に対して、常に一定
の方向となるようにしてもよい。また、2次モーメント
の大きい軸と小さい軸とは、必ずしも直交していなけれ
ばならないものではなく、断面2次モーメントに異方性
を有すれば足りるものである。
【0014】また、外被1にテンションメンバを内蔵さ
せてもよい。テンションメンバを内蔵させた場合は、テ
ンションメンバも含めて断面2次モーメントが異方性を
有するようにするのがよい。図1(B)の断面図で見れ
ば、外被2の上下の部分にテンションメンバを内蔵させ
るのがよい。
【0015】図2は、本発明の自己支持型光ファイバケ
ーブルの第2の実施の形態を説明するためのケーブルの
一部分の斜視図である。図中、図1と同様の部分には同
じ符号を付して説明を省略する。7は連結部、8は光フ
ァイバ心線、9は内装材である。
【0016】図では、本体部1と支持線部4とを連結部
7で連結した様子を示している。本体部1の外被2は、
図1で説明したように、断面における外被2の外壁面の
形状は円形、内壁面の形状は楕円形状であり、断面2次
モーメントに異方性が与えられている。外被2は、例え
ば、合成樹脂の押し出し成形により作製される。外被2
の内面には、内装材9として、アルミニウムのテープを
施した。内装材9は、光ファイバ心線8を外被2の内壁
面に密着させないために設けられるものである。光ファ
イバ心線としては、単心線、テープ状光ファイバ心線、
光ファイバユニット等、適宜の光ファイバ心線がルース
に収容される。テンションメンバを備えた光ファイバ心
線でもよい。この実施の形態では、テープ状光ファイバ
心線を用いた。この実施の形態においても、外被2にテ
ンションメンバを内蔵させてもよい。
【0017】支持線部4は、複数本の鋼線等の支持線5
を撚り合わせた上に被覆6が施されている。支持線部4
の長さに対し、本体部1の長さが長くされており、本体
部1と支持線部4とは、間欠的に連結部7で連結されて
いる。連結部7は、この実施の形態では、板状体を用い
て連結する構造を模式的に図示したが、支持線部4と本
体部1とを間欠的に連結できればよく、適宜の構造を採
用できる。バインダー構造のものでもよい。
【0018】本体部1の外壁は、図では、楕円の長径が
垂直方向を向いているように図示されているが、この向
きがケーブルの長手方向に変わることなく連続していて
もよく、あるいは、規則的または不規則的に変化しても
よい。長径の向きをケーブルの長手方向に変化をしない
ようにする場合において、長径の向きは、図のように垂
直方向に限られるものではなく、水平方向でも、他の方
向でもよい。
【0019】具体例について説明する。支持線部4は、
支持線に直径1.4mmの鋼線を用いて7本を撚り合わ
せた。被覆6は、1mm厚のPE(ポリエチレン)被覆
とした。本体部1の外被2は、外壁面を外径8.5mm
の円形とし、内壁面を楕円形とした。内壁面の楕円形に
ついては、偏平率を変えて試作した。
【0020】偏平率R(%)を、 R=(1−短径/長径)×100(%) で定義して、4種類の偏平率、すなわち、0%,10
%,20%,30%となるように設計した。設計値は、
内壁面の楕円形の長径を5.5mmに固定して、短径
を、5.5mm,4.95mm,4.4mm,3.85
mmの4種類とした。試作した自己支持型光ファイバケ
ーブルの長さは1000mであり、支持線に対する本体
部の弛みは、いずれも0.25%とした。
【0021】試作した自己支持型光ファイバケーブルに
ついて、伝送損失(波長1.55μmの光についての4
0芯の平均値)および外観について評価した。評価結果
を図3に示す。偏平率0%と10%の試作品は折れ曲が
りが発生し、OTDRの波形で段差が観測された。その
ため伝送損失が大きい。一方、偏平率20%と30%の
試作品は外観良好で、伝送損失も問題がないことを確認
した。
【0022】図4は、本発明の自己支持型光ファイバケ
ーブルの第3の実施の形態を説明するための外被の断面
図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。
【0023】この実施の形態では、本体部1の外被2の
断面2次モーメントに異方性を与えるために、外被2の
断面形状において、内壁面2bの形状は円形であるが、
外壁面2aの形状は楕円形状である。第1の実施の形態
と同様に、図の上下方向の2次モーメントは大きく、図
の左右方向の2次モーメントは小さくなっており、2次
モーメントの小さい軸は曲がりやすい方向であるため
に、本体部1は、容易にこの方向に曲がり易い。この結
果、この実施の形態においても、本体部1は、この2次
モーメントの小さな軸方向に曲げられて、蛇行した形状
をとり、余長を吸収することができ、局所的な応力集中
にともなう鋭角的な折れ曲がりは生じない。この実施の
形態においても、外壁面の断面形状における偏平率は、
20%以上が好ましい。
【0024】図5は、本発明の自己支持型光ファイバケ
ーブルの第4の実施の形態を説明するための外被の断面
図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。
【0025】この実施の形態では、本体部1の外被2の
断面2次モーメントに異方性を与えるために、外被2の
断面形状において、内壁面2bの形状と外壁面2aの形
状の双方を楕円形状とした点が、第1の実施の形態と異
なるだけである。第1の実施の形態と同様に、図の上下
方向の2次モーメントは大きく、図の左右方向の2次モ
ーメントは小さくなっており、2次モーメントの小さい
軸は曲がりやすい方向であるために、本体部1は、容易
にこの方向に曲がり易い。この結果、この実施の形態に
おいても、本体部1は、この2次モーメントの小さな軸
方向に曲げられて、蛇行した形状をとり、余長を吸収す
ることができ、局所的な応力集中にともなう鋭角的な折
れ曲がりは生じない。この実施の形態においても、外壁
面および内壁面の断面形状における偏平率は、少なくと
も一方が20%以上であることが好ましい。
【0026】図6は、本発明の自己支持型光ファイバケ
ーブルの第5の実施の形態を説明するための斜視図であ
る。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して説明
を省略する。
【0027】この実施の形態では、本体部1の外被2の
断面2次モーメントに異方性を与えるために、外被2の
断面形状において、内壁面2bの形状は円形であるが、
外壁面2aの形状は楕円形状である点が、第1の実施の
形態と異なるだけである。第1の実施の形態と同様に、
図の上下方向の2次モーメントは大きく、図の左右方向
の2次モーメントは小さくなっており、2次モーメント
の小さい軸は曲がりやすい方向であるために、本体部1
は、容易にこの方向に曲がり易い。この結果、この実施
の形態においても、本体部1は、この2次モーメントの
小さな軸方向に曲げられて、蛇行した形状をとり、余長
を吸収することができ、局所的な応力集中にともなう鋭
角的な折れ曲がりは生じない。この実施の形態において
も、外壁面の断面形状における偏平率は、20%以上が
好ましい。
【0028】図6は、本発明の自己支持型光ファイバケ
ーブルの第5の実施の形態を説明するためのケーブルの
一部分の斜視図である。図中、図1,図2と同様の部分
には同じ符号を付して説明を省略する。10は連結部、
11は窓部である。
【0029】この実施の形態においては、連結部10を
首部として構成し、本体部1の外被2と支持線部4の被
覆6とともに一体成形した。連結部10は間欠的に形成
されるから、連結部10とその隣の連結部10との間に
は窓部11が形成されている。本体部1は、支持線部4
に対して余長を持っているから、支持線部4に張力が加
えられていない状態においては、本体部1は蛇行してい
る。本体部1の外被2が断面2次モーメントに異方性を
有していることによって、局所的な応力集中にともなう
鋭角的な折れ曲がりは生じない。この実施の形態におい
ても、他の実施の形態と同様に、外被2にテンションメ
ンバを内蔵させてもよい。
【0030】以上説明したように、本発明は、本体部の
管状の外被の断面2次モーメントに異方性を持たせるこ
とにより、本体部の曲がりやすい方向を与えて、本体部
を容易にこの方向に曲がるようにして、局所的な応力集
中にともなう鋭角的な折れ曲がりが生じさせないように
している。この効果は本体部の余長率が大きい場合に有
効であり、特に余長率が0.2%を越える場合に有用で
ある。
【0031】外被の断面2次モーメントに異方性を持た
せる形状としては、上述した実施の形態では、楕円形状
を採用したが、楕円形状に限られるものではなく、例え
ば、長円形、長方形など、縦方向と横方向の長さが異な
る適宜の形状を採用できる。本明細書では、これらの形
状において、縦方向と横方向の長さのうち、長い方を長
径、短い方を短径と呼んでいる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、自己支持型光ファイバケーブルの本体部に曲
がりやすい方向が存在することによって、本体部が折れ
曲がることを防止でき、伝送損失が安定するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自己支持型光ファイバケーブルの第1
の実施の形態を説明するためのもので、図1(A)は外
被の斜視図、図1(B)は外被の断面図である。
【図2】本発明の自己支持型光ファイバケーブルの第2
の実施の形態を説明するためのケーブルの一部分の斜視
図である。
【図3】実験結果の説明図である。
【図4】本発明の自己支持型光ファイバケーブルの第3
の実施の形態を説明するための外被の断面図である。
【図5】本発明の自己支持型光ファイバケーブルの第4
の実施の形態を説明するための外被の断面図である。
【図6】本発明の自己支持型光ファイバケーブルの第5
の実施の形態を説明するための斜視図である。
【図7】本体部にスペーサロッドを用いない従来の自己
支持型光ファイバケーブルの断面図である。
【図8】本体部にスペーサロッドを用いない従来の自己
支持型光ファイバケーブルにおける問題点の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…本体部、2…外被、2a…外壁面、2b…内壁面、
3…収納空間、4…支持線部、5…抗張力体、6…被
覆、7…連結部、8…光ファイバ心線、10…連結部、
11…窓部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持線部と、管状の外被に光ファイバ心
    線を収容してなる本体部と、前記支持線部と本体部を連
    結する連結部からなる光ケーブルであって、前記連結部
    は間欠的に支持線部と本体部を連結し、前記支持線部の
    長さに対し前記本体部の長さが長く、かつ、前記本体部
    には前記管状の外被を内側から支持するスペーサロッド
    を備えず、前記管状の外被が断面2次モーメントに異方
    性を有することを特徴とする自己支持型光ファイバケー
    ブル。
  2. 【請求項2】 前記管状の外被の断面形状における内壁
    または外壁の少なくとも一方の形状が、長方形、楕円形
    または長円形であり、前記管状の外被の厚みの差によっ
    て、前記断面2次モーメントに異方性を有することを特
    徴とする請求項1に記載の自己支持型光ファイバケーブ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記長方形、楕円形または長円形の長径
    と短径の値により下式で与えられる扁平率が20%以上
    であることを特徴とする請求項2に記載の自己支持型光
    ファイバケーブル。 扁平率=(1−短径/長径)×100(%)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6545222B2 (en) * 2000-01-11 2003-04-08 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Cable, and method for removing sheath at intermediate part of cable
CN113424276A (zh) * 2019-01-30 2021-09-21 株式会社自动网络技术研究所 绝缘电线、线束、绝缘电线的制造方法

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